遠い夜景に

戯れて 語り合おうか 出来れば嘘で 飾らぬままに
互いの心 暖炉の炎 揺らめくままに

静かに 煌くと見せて
街は 夜も 瞬きの間に
動き 流れ 移り 変わる
闇が 矛盾を 押し付ける
軽やかな フットワークと
大地 踏みしめる脚と

指と指 結び合おうか 確かなものを 弄るように
別れの兆し 嵐の予感 打ち消すように

肌ならず 重ね合おうか 見えない愛の 奇跡信じて
夜のキャンバス 二人の絵筆 絆描いて

静かに 煌くと見せて
街は 夜も 瞬きの間に
動き 流れ 移り 変わる
闇が 矛盾を 押し付ける
軽やかな フットワークと
大地 踏みしめる脚と

気後れ 躊躇いを見せて
愛は 夜の ビルの谷間に
その身に 潜め 時に 祈る
闇に 胎児を 抱え込む
老木 芽吹きの夢か
小鳥 巣立ちの孤独か
×