風待ち

さっきまで一緒に笑ってたのに
そばにいると言ったのに
季節は移り変わり
そっと風の便りが足元に落ちた

変わらないものなどなくて
自分が取り残された
何度でも躓くのが悪いのか?
自問自答してまた元通り

いつだって
不安だらけの未来へ飛び出す
僕は羽根を広げ強い風を待つ
何か一つだけ叶うなら
大空つかむよ君のためにいつか
声枯らして叫んで学んで
そして
夢揺らしてついに破れかぶれ
降り注ぐ希望は胸を締め付け
それでも明日を信じてる

ノートの切れはしは
打ち捨てられた時計のように止まってる
あの時の悔しさ 涙
全てが今も手のひらを濡らす

何が間違ってたのか
間違いなどあったのか
分からずにそれでも人は時間を
巻き戻すことなど出来やしない

これからも
不安だらけの未来へ飛び出す僕は
吹き上げるつむじ風を待つ
何か一つだけ叶うなら
見慣れた笑顔にまた会いたい いつか
声枯らして叫んで学んで
そして
夢揺らしてついに破れかぶれ
降り注ぐ希望は胸を締め付け
それでも明日を信じてる

始まりから終わりまでは
なかなかたどり着けないけれど
また始めるのは自分
走れば風は起こる
今だっていつだって
自分次第だから

いつだって
不安だらけの未来へ飛び出す僕は
羽根を広げ強い風を待つ
何か一つだけ叶うなら
願いを叶える 君のためにいつか
声枯らして叫んで学んで
そして
夢揺らしてついに破れかぶれ
降り注ぐ希望は胸を締め付け
それでも明日を信じてる

風が爪を立てるとしても
僕は明日を信じてるから
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