カナタ

空の中で ぽっかりあいた
影のよう 穴のような
そこから覘いた いつかの君の季節から サイン

外が雨なのか 中で降ってる?
それもわからないまま
膨らむ雲がつれてくる

カナタ 君を待ってるんだ
高気圧 似ていた
悲しみの骨にそうように
僕は指でなぞっていた 君を描いていた
そこで響いていた いつかのメロディー

いまは聴けない 歌があって
いつかそれを 歌える
そんな世界に通じている
カギと穴の夢

穴の中でゆれる 誘導灯
それがしめす向こう側
こちら側と境は無い?

カナタ それはどこにあるんだ
遠くのようでもあった
だけどいまここで 響きあえる
カナタ 僕のかなたから 君のかなたまでも
忘れないでいた 約束に似た夢

僕らいつか歌えるよ ここからはじめるよ
悲しみの骨にそうように
カナタ 君を待ってるんだ
君を描いていた
そこで響いていた メロディー
カナタ 僕はあいにゆく
もし君にあえたら
何もかも変わってしまえる?
できるかな できるだろう
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