ひらり

I can believe
はらはら舞い落ちる花びら
今まで
触れた景色で一番
キレイに
この瞳に映って見えた
なぜだろう 笑っているのに涙がこぼれるの

さっきまでキミが立っていた
その場所だけぽっかりと残る
キミの足跡を消すように
心の穴を埋めるように
めまいするほど降る花

キミはうつむいたままで
立ち去る瞬間
― ひらりと ―
シャツについた花びらを
風が舞いあげた

I can believe
はらはら舞い落ちる花びら
今まで
触れた景色で一番
悲しく
この瞳に映って見えた
明日は 笑えるためにも今だけは泣かせて

どんな顔して キミのこと
私は見送っているんだろう

降りしきる花びらたち
涙を隠す
― ひらりと ―
春が来るたびにキミを
思いだすのかな?

I can believe
はらはら舞い落ちる花びら
今まで
触れた景色で一番
キレイに
この瞳に映って見えた
なぜだろう
笑っているのに涙がこぼれるの

花が咲けば 風にひらり
花が咲けば 風にひらり
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