光となって

上空9000メートルの
旅客機が
事も無げに
地上の悩みも 憂鬱も
飛び越えていく

自分は駄目なんて
あなたは言うけど
人知れずに
汗水流してる
あなたは今も

格好良く光っている様に
見える
その輝きが
この絆が
消えぬ様に
俺は歌を歌う
あなたの足元を
照らす様な
光となって

今夜も駅前で
手を振り合ってさ
いつも通りの
生き飽きた生活に
再び戻っていく

あなたを見送って
また独りきり
歌ってみる
夜空の星々に
思い出をいくつも重ね

明日もまた生きる
戦いの日々に
その心
負けぬ様に
俺は歌を歌う
当たり前の日常を
あなたらしく生きてと
あなたの足元を
照らす様な
光となって
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