アンドロメダ

何億光年向こうの星も 肩に付いた小さなホコリも
すぐに見つけてあげるよ この目は少し自慢なんだ
時には心の奥さえも 見えてしまうもんだから
頬は熱くなって たまに悲しくもなった

そんなあたしの2つの光 最近うっすらボヤけてきたな

交差点で君が立っていても
もう今は見つけられないかもしれない
君の優しい流れる茶色い髪にも
気付かない程涙にかすんでさらに
見えなくなる全て

あたしは何を落としてきたの? 思い出せない記憶のクリップ
挟んだ瞬間痛かったのは 言う間でもないこのハート

吐き出す声は溜め息混じり やっぱりぼやけてきたな

君の横顔越しにあるもの
もう今は見つけられないかもしれない
あたしの髪がゆれる距離の息づかいや
きつく握り返してくれた手はさらに
消えなくなるのにね

空は暗くなってゆく 今日も終わってしまう
この世の果て来た様に呟く「さよなら」

交差点で君が立っていても
もう今は見つけられないかもしれない
君の優しい流れる茶色い髪にも
気付かない程涙にかすんでさらに
見えなくなる全て

この歌よ誰が聴いてくれる?
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