君がうまれた日

最後の恋とわかっていた 一目見たその瞬間(とき)から
記憶のかけらは 花ひらいて揺れ静かに
君の笑顔は太陽のように あらゆる愛しさ目覚めさせて
僕の想いは月のように 寄り添い心を温める
いつかすべてが消えてなくなっても この恋は残るから

物語の続きは いつも儚く漂うだけ
時の河に願いを浮かべるから どうかその手を離さないで

君がうまれた日 僕が口づけた日
僕がうまれ変わった日 君と手を繋いだ日
あらかじめ決められた運命(みち)を歩いているのなら
もう一度うまれかわっても 君と巡り会いたい

初めて逢った日からずっと 目と目で語り合えたね
言葉の意味など 探すことなく永遠に
君の涙はそよ風のように あらゆる痛みを癒していて
僕の不安さえ雨音に 掻き消して過去を抱きしめる

時しらずな情熱 ふいに果てなく戸惑うだけ
星の海に絆を浮かべるから どうかその手を離さないで
僕がうまれた日 君が微笑んだ日

君がうまれかわった日 僕と手を繋いだ日
あらかじめ決められた朝を迎えられるのなら
何度でもうまれかわって 君と巡り会いたい

君がうまれた日 僕が口づけた日
僕がうまれ変わった日 君と手を繋いだ日
あらかじめ決められた運命(みち)を歩いているのなら
もう一度うまれかわっても 君と巡り会いたい
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