夜泣き鳥

雨の降る夜(よる)は さみしくて
涙をおちょこに そそいで飲むわ
二度と逢えない 人なのと
そっとこころに 言い聞かす
それでも…あいたい…
涙がほろり わたし 夜泣き鳥

すきま風が吹く 居酒屋に
あなたの名前の ボトルが残る
一人ぼっちは 慣れっこと
少し笑って みるけれど
うなじが…寒くて…
涙がほろり わたし 夜泣き鳥

夢に流された 女には
あなたの背中が 止まり木でした
たとえ嘘でも 良かったの
ずっとふたりで 居たかった
もいちど…あいたい…
涙がほろり わたし 夜泣き鳥
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