ユレルカレル

良作の映画のストーリー
あんまり覚えてなかったけど
暮れる夕陽の隙間で
あなたに話してたっけ?
見栄を張るつもりもないのに
何でか妙な嘘をついたな
少し目を瞑るだけで
思い浮かぶあなたのこと

くだらない感じを出しても
何故か真面目になるこの感じ
やっぱ駄目かもなんてさ
弱気になって笑ってる
だけど本当はどうだっていい
だって少しも痛くないから
いつかもこんな強気を
言って自分で笑ってたっけ

揺れる揺れる2人の目
枯れる枯れる夢の花
どうかどうか眠る間は
消えないでくれよ

ほら迎えに行くから待ってて
言えなかったな
考えたって同じなの
どうしようもないや
幸せだって悪戯に笑うあなたの
顔ばっかり揺らいでいた
目を伏せた

ユレルカレルユレルカレル
ユレルカレルユレルカレル
ユレルカレルユレルカレル
繰り返すあの夜の夢

誰のせい?
「パッパラー」
2人のせい?
「パッパラー」
あなたのせい?
「パッパラー」
僕のせいさ
「パッパラー」

そう、何百回も反芻した僕の最後の最後の後悔を
手紙に書いて渡せたらちょっとは楽になるとかならないとか
考え出したらいつの間にか寝て目が覚めたらまた後悔を
最後の最後に聞いてくれよ
まだ消えない内の戯言をさ

揺れる揺れる2人の目
枯れる枯れる夢の花
どうかどうか眠る間は
消えないでくれよ

ほら迎えに行くから待ってて
言えなかったな
考えたって同じなの
どうしようもないや
幸せだって悪戯に笑うあなたの
顔ばっかり揺らいでいた
目を伏せた

「今日は僕の方が悪かったな」
「私が悪いわ」
「早く分かり合いたかった」
「私のセリフだわ」
「明日は優しくなるから」
「そうね、もう遅かったわ」

明日はもう来なかったよ

ほら迎えに行くから待ってて
言えなかったな
考えたって同じなの
どうしようもないや
幸せだって悪戯に笑うあなたの
顔ばっかり揺らいでいた
目を伏せた
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