叫声

止まったまま脆く儚く壊れてしまうことを拒めずにいた
僕は僕を守るために僕を捨てようとしていた

立ち止まり…そして振り返り…
迷いに絡め取られ…また、立ち止まる…

数多の輪廻の果てに見た僕の進むべき道

僕の叫びは君に届いてますか?
言葉が声にならずとも…
喉を嗄らして、命枯らしても尚…伝えたいモノ…

僕の叫びは君に響いてますか?
僕が僕であるべき意味
「痛い…痛い…」と嘆く心の奥に伝えたいモノ…

偽善が救ってくれるのは弱さを隠そうとする汚さだけ
汚 さと向き合えぬ弱さから偽善に逃げようとしていた

「正しさ」なんて何処にもない…
故に「間違い」なんて何処にもありはしない

数多の輪廻の果てに見た僕の進むべき道

昨に縛られ…明けを見失い…現に迷うとしても…
伸ばすこの手を掴むその手の為に叫び続ける…
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