エンジン

あれから僕らはどれほど
走り続けたんだろう
幕が上がってく
光の差すあの場所へ行こう

どこまでも

小さな石を飲み込んで
パンクした事もある
ガソリン切らして
佇んでた夜も

軋ませながら
時には修理しながら
駆け抜けてきた
まだ終わらない 夢を追って

落ちるように 引き合うように出会ったね
奇跡と呼ぶには 足りない何かで
この胸で ずっと 輝き続ける
僕らに注いだ 雨も光も

焼けたホイール
擦り切れたハンドル切って
アクセルを踏む
まだ見ていない 明日を求め

移りゆく季節 過ぎ去る街並
果たせた約束 君の足跡
この胸で ずっと 輝き続ける
僕らに注いだ 雨も光も

あれから僕らはどれほど
走り続けたんだろう
トランクの隅に
僕の小さな日常を乗せて
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