反射光

人間だから 心があるから
負けたり 投げ出すこともあるよ。
僕だってきっとね 誰かを裏切るかもしれないから
誰かを信じられない時もあるよ。
時もあるよ。

「私だってそうだよ?醜い心を持ってるよ?」
君が零したあの言葉で
なんだか救われた僕は
君だけは裏切らないように
君だけは信じようと誓ったよ。

光は闇を照らし続けているのに
その光は今誰が照らす?

「ごめんね」「ごめんね」君が言う言葉に
「ありがとう」「ありがとう」そうやって返したいよ。
君がくれた光で生まれた僕の光で
照らせる人が居るのなら
誰よりも君を照らしたい。

支えられた人が 違う誰かを支えて
見知らぬ人の処まで続く...
その流れは美しく
誇らしいはずなのに何故か
それだけじゃ この心は 哀しいまま。

僕を照らしたあの光が僕自身の光となり
今、君を照らしたい。

「ごめんね」「ごめんね」君が言う言葉に
「ありがとう」「ありがとう」そうやって返したいよ。
君がくれた光で生まれた僕の光で
照らせる人が居るのなら
誰よりも君に伝えたい。

「誰よりも君を照らしたい。」
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