アルデバラン

じっと 僕は待つの 汚れたアルデバラン
しっぽ振って今日も現れるだろう

人 人 人 また人 通りすぎる街で
きっと 何千回も鳴いたはずだろう

じっと 僕は待つの 汚れたアルデバラン
しっぽ振って夜に現れるだろう

人 人 人 また人 通りすぎる街で
きっと 何千回も泣いたはずだろう

明ける 明ける 猫の物語 僕は見ていた
明ける 明ける この物語 忘れた頃には

じっと 僕は待つの 悲しみアルデバラン
しっぽ立てて今日も鳴いているのか

人 人 人 また人 通りすぎる街で
きっと 何千回も歌われただろう

明ける 明ける 猫の物語 僕は見ていた
明ける 明ける この物語 忘れた頃には
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