女のうなじ

お酒に酔った 嘘でもいいわ
最後の女と 言われたい
泣きたくなるほど 好きだから
お願いも一度 抱きしめて
夢がふるえる 女のうなじ

逢えない夜は じぶんを抱いて
なみだを浮かべる いくじなし
背中が寒くて 眠れずに
夜風にほどいた 洗い髪
あなた恋しい 女のうなじ

哀しみさえも 幸せだから
あなたの女で いたいのよ
なじんだ匂いが 欲しいから
身体の芯まで 熱くなる
吐息せつない 女のうなじ
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