故宮恋唄

海を渡れば いにしえの町
おもいで連れて ひとり旅
アカシア並木 大通り
あなたと過ごした 頃が舞い戻る
逢いたい 逢えない
故宮恋唄 石畳

まるで墨絵が にじんだように
遥かに霞む 昆明湖
あきらめ切れず 断ち切れず
恋しい思いが 胸をしめつける
心が淋しい
故宮恋唄 絹の雨

誰が弾くやら 胡弓の音が
泣けよとばかり 身に沁みる
離れて千里 夢はるか
焦がれる私が あなたみえますか
逢いたい 逢えない
故宮恋唄 風が舞う
×