星路煌々

砕けた星々拾い集め
そっと揺らしてみる
ここは未だ沈む夢の中
洋燈(ランプ) 片手に彷徨えば

繰り返し波間を揺蕩うその陰影(かげ)に
愛の言葉の真実を見付けたの

失くしてしまいそうな時も
まだ消さない
まだ終わらない
果てない場所へ今漕ぎ出すの
振り返ることなく

扉の開いた金の籠に
青い小鳥が啼く
淡き記憶に咲いた君よ
声を聴かせて下さい と

巡り来る憂いと憧憬(あこがれ)その先に
人は生きる意味を知ると気付いたの

喩えこの身に何があっても
まだ消えない
まだ知らない
続く世界へ扉を開く
歩みを止めないで

失くしてしまいそうな夜も
まだ消さない
まだ終わらない
瞬く星に導かれている
小さな灯りでも
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