COLD LETTER

ここは氷の中の世界
全てを映す
君の優美な嘘も映し
夜露の中に浮かべて泳ぎましょう
誰も知らない孤独な調べ

人は何故涙がでるの
汚れなきものを探して欲しい
疑うことなどなく

熱い風が吹き
砂も散らばる
シルクみたいな
水を飲みほしたら
乾いた口動きだした

何もない言葉も声も
誰か今僕のこの名前を
もう一度呼んでおくれよ

甘く苦い記憶の破片だけ集める

人は何故言葉を話すの
愛に嘘は無いって証拠を
偽りより真実が欲しい
黄昏よりも僕と二人
同じ時の中で
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