ひとすじの夢

夜の深さに 眠れない雨
さみしかったと さわった指輪

涙を拭いた 胸のまんなか
痛いくらいに 気持ちが残る

どんな過去も 時が拭うよ
いまだってすでに 次のはじまり

ひとすじの夢を たどりながら
君だけに 君だけに 僕は生きている

ありふれてゆく 日々を怖れる
君が見ている 明日が見たい

ことばでばかり 愛を問うから
答えるたびに 心が迷う

どんな傷も 時が許すよ
いつだって変わる 道の交わり

ひとすじの夢を たどりながら
僕だけは 僕だけは 君と生きている

ひとすじの夢を たどりながら
君だけに 君だけに 僕は生きている
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