デコレーション・マイ・ウェイ

イチョウ並木の見える店に 春夏秋冬 集まるボクら
ドリンクバー注ぎ足し騒いで 一日を持て余した
何かデカいことしてやろう 明日を手さぐり探す
何も知らないボクらに 何も怖いものはなかった

町がすっぽり見渡せる 校舎の裏のタンクの上
立ち入り禁止踏みこんで 世界はずっと広がった
ちっぽけな希望をかかえて うまくいけそうな気がしてた
何もしてないボクらに 何も失うものはなかった

ずっと輝くマイ・ウェイ キュンとはじけるドリーマー
飛び立つ今に 誰もが希望をたくしていた
きっと忘れないだろう いろんな顔したボクらを
まちがいひとつもない
世界でひとつさ デコレーション・マイ・ウェイ

あれからボクらは それぞれ自分の道を歩いている
転がる石ころになって みんな どこでなにしている?
狭い部屋押し合いながら 語り明かしていた あの頃
いつか失うボクらも 夢中でがむしゃら積み重ねた

もっと足し引きマイ・ウェイ 上昇なだらかなクライマー
求める今に 誰もが余裕をなくしていた
きっともどれないだろう いろんな顔で闘ってる
まちがいひとつもない
世界でひとつさ デコレーション・マイ・ウェイ

ずいぶんと息切れして 格好つかなくても
今でもボクらは夢をあきらめてない
形をかえて 走ってる 走り続けてる
あの日観た景色 ボクらの顔 どこかで いまも

ずっと旅するマイ・ウェイ 感情かけめぐるマイ・ウェイ
ただ生きることさ だからうつくしい

そっと輝くマイ・ウェイ ちゃんと見つめるドリーマー
削れた夢は 鍵穴にはまるプロポーション
きっと変わらないだろう いろんな顔したボクらさ
まちがいひとつもない
世界でひとつさ デコレーション・マイ・ウェイ
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