シャンソン

あの頃 ひとりの歌い手がいた
さびしい声で 明るい歌を歌っていた
人生の歌 恋の歌
生きている よろこびの歌
都会(まち)の人は ほほえみ乍ら耳を傾ける
シャンソン シャンソン これがシャンソン
シャンソン シャンソン
これがシャンソン シャンソン

舞台に 花咲く歌い手がいた
ライトの下で せつなく歌を歌っていた
捨てられた歌 愛の歌
すぎてゆく 年月(としつき)の歌
お客たちは 酔いしれ乍らそっと涙ぐむ
シャンソン シャンソン
これがシャンソン シャンソン

いまでも たくさん歌い手がいる
心をこめて いろんな歌を歌っている
旅に出る歌 冬の歌
しあわせを 待つ人の歌
いなくなった歌い手ひとり 声が残るだけ
シャンソン シャンソン
これがシャンソン

シャンソン これがシャンソン
これがシャンソン
シャンソン これがシャンソン
これがシャンソン
シャンソン これがシャンソン
これがシャンソン
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