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頼りなく色付いた 薄紅の空を見上げた
やけに遠くに響く いつもの電車の音

上書きされる日々も 読みかけの愛も 幾つも
捨てられない切なさも 「丁度いい」と呟いた

この手に触れたのは こんなにもやわらかな風

誰もが願う明日へ 叶えたい想いを強く強く
重ね続けてる今をこの胸に いつまでも歩いて行く

変われない迷いの中 綴った手紙のあの言葉
何処かの街角で見かけた 見知らぬ誰かの歌

もう今は違ってても そう今も心の中に

行き交う人の波に 立ち尽くす時が来るとしても
譲れない願いを いつの日かこの腕に掴み取るまで

夢の後先の傷跡に残す誓い 大切なもの
消えぬ想い またひとつ見えた 言葉では足りないから 求めて
全て見てみたい

誰もが願う明日へ 叶えたい想いを強く強く
重ね続けてる今をこの胸に いつまでも歩いて行く
いつか掴みたい
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