阿久悠作詞の歌詞一覧リスト  1695曲中 801-1000曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
シャム猫を抱いて渚ようこ渚ようこ阿久悠三木たかしラー ラララ ラーララー ラ ラララー ラララー  ラー ラララ ラーララー ラ ラララー ラララー  薔薇色の夜は シャム猫を 抱きしめて 一人待つのね  ラー ラララ ラーララー ラ ラララー ラララーラ ラー  ラー ラララ ラーララー ラ ラララー ララー ラー ラララ ラーララー ラ ラララー ラララーラ ラー  まだ来ないあなた シャム猫に 涙ぐむわけを 話すの  ラー ラララ ラーララー ラ ラララー ラララーラー  ラ ラララー ラララーラー ラ ラララー ラララーラー
二日酔い渚ようこ渚ようこ阿久悠森田公一また昨夜もどこかで破目をはずし また何やらよけいなことをしたと 窓からさす白い朝日に もう酒などやめたと誓ってる いつでもこうさ 酔いからさめて くよくよ思う それがとても情けないよ  夕日が落ち いっぱいのんだ後は もう何でもこの手で出来るようで 人柄まで変るようだよ また今夜ものまずにいられない  ふくらまない夢でも叶うような 愛されないひとでも抱けるような 信じていた友が戻って 来るような気持ちになって来る いつでもこうさ 酔ってるうちは 元気にあふれ こわいものは何もないよ  夕日が落ち いっぱいのんだ後は もう何でもこの手で出来るようで 人柄まで変るようだよ また今夜ものまずにいられない  また今夜ものまずにいられない
世迷い言渚ようこ渚ようこ阿久悠中島みゆき窓打つ木枯し みぞれがまじる デジタル時計がカタリと変る もしや あんたが帰って来たのかと ベッドをおりたら出るくしゃみ  変なくせだよ 男にふられたその後は なぜだかきまって風邪をひく 真夜中 世の中 世迷(よま)い言(ごと) 上から読んでも下から読んでも ヨノナカバカナノヨ  蜜柑(みかん)をむく指 黄色く染まる 忘れたマニキュアはがれて落ちる とても あんたにゃついて行けないわと 無理して笑えば出るくしゃみ  いやなくせだよ せいせいしている筈なのに 背中を寒気が駆けぬける 真夜中 世の中 世迷(よま)い言(ごと) 上から読んでも下から読んでも ヨノナカバカナノヨ  変なくせだよ 男にふられたその後は なぜだかきまって風邪をひく 真夜中 世の中 世迷(よま)い言(ごと) 上から読んでも下から読んでも ヨノナカバカナノヨ
哀愁のロカビリアン渚ようこ渚ようこ阿久悠宇崎竜童受けた花束に 顔を埋めて 去ったあのひとを 思い出してる 喝采の中 さびしさが募(つの)り 晴れやかな舞台も 墓場に思えて来る アアア 哀愁のロカビリアン  地味に暮らしたいひとと別れて 心狂わせる道を選んだ 七色の虹 走って渡り 絶叫の嵐も 耳鳴り感じるだけ アアア 哀愁のロカビリアン  これもまた時代の中の 男と女の物語 時代の風が吹いたばかりに 運命が揺れ動く  今を逃(のが)したら ただの男さ 今に溺れたら 愛を失う かき鳴らすギター 投げ上げるマイク 乱れ飛ぶテープも 幸福(しあわせ) 邪魔するだけ アアア 哀愁のロカビリアン  これもまた時代の中の 男と女の物語 時代の風が吹いたばかりに 運命が揺れ動く  アアア 哀愁のロカビリアン アアア 哀愁のロカビリアン
OTOME渚ようこ渚ようこ阿久悠宇崎竜童名も知らぬ 可憐な乙女 人気(ひとけ)なきを見定め さらさらのドレスを脱ぐ 季節は夏 時刻(とき)は昼さがり 眩しい光に 白砂(しらすな)が煌(きら)めき 桃色の乙女の肌が 海へと走る  波と戯れて 水に浮かび 小さき乳房 陽(ひ)にさらして うつらうつら 乙女は眠る  ああ ああ なんていい景色 ああ ああ なんてこの世はしあわせ ああ ああ なんていい景色 ああ ああ なんてこの世はしあわせ  察するに 男を知らず 胸の中 焦(こ)がして あこがれを覚えるのみ 季節は夏 時刻(とき)は夕まぐれ 緑のそよ風 波の上(え)を揺らして 突然恥じらう乙女 丘へと急ぐ  砂に膝をつき 髪を梳(と)かし 色づく乳首 掌(て)にて隠し うららうらら 乙女は歌う  ああ ああ なんていい景色 ああ ああ なんてこの世はしあわせ ああ ああ なんていい景色 ああ ああ なんてこの世はしあわせ
ブルージンの子守唄萩原健一萩原健一阿久悠加藤和彦もやもやしたなら くちづけしようよ 部屋には何もない ふたりだけだよ  ごわごわブルージン さわってごらんよ 心をなぜるよな 音がするだろ  泣かずに眠れたら 何よりしあわせさ ふたりで歌おうよ ブルージンのララバイ  ちらちら街の灯 窓から見えるよ こわれたベッドでも 飾ってみよう  ぶるぶるふるえる 子犬になろうよ 枕はギターでも 夢はみれるよ  泣かずに眠れたら 何よりしあわせさ ふたりで歌おうよ ブルージンのララバイ
夢光年喜多修平喜多修平阿久悠鈴木キサブロー星屑の 海の中 ただよう夢求め 時を超えて はるか  人の世で 見失い 今ではもう遠い 夢を探す人よ  もしもどこかで 見つけたなら かけらだけでも 持って帰れよ ああ夢みるよろこび ふたたび ああ夢みるしあわせ ふたたび……夢光年  手を出せば 逃げて行く 姿を変え 消える 人が捨てた夢よ 失って 気がついて たずねる夢 いずこ やがて人の胸に  もしもどこかで 出逢ったなら 二度と手放すことはないだろう ああ夢みるよろこび ふたたび ああ夢みるしあわせ ふたたび……夢光年
めざめ木之内みどり木之内みどり阿久悠三木たかしささやかれ ささやかれ どうしていいのか わからない あのひとの あのひとの 言葉は私を困らせる  高校二年なら 大人のはずだから わかってくれるね とあなたはいうけれど 愛しているなんて 余りに恐すぎて 真赤なスカートを 思わずひるがえす  いじめちゃいやいや 急いじゃいやいや 怒っちゃいやいや いやいや  さそわれて さそわれて ことわる言葉もさがせない あのひとの あのひとの まなざし 私をなやませる  返事をすることが 大人の礼儀だと あなたは少しだけ 怒った顔をする 何かを言いたいと 答えをさがすけど 髪の毛かみながら 私はふるえてる  いじめちゃいやいや 急いじゃいやいや 怒っちゃいやいや いやいや
ほほ染めて木之内みどり木之内みどり阿久悠都倉俊一あなたのことばに ほほ染めて 私は はじらう花になる もうその指でつまれてもいい でもことばに出来ないの  ふるえるまつ毛を つたわって 涙が光って 一しずく あなたのためにきれいに咲いた そのよろこび こみあげる  私にも 一度だけ 好きだといわせてね 抱きしめる その前に 好きだといわせてね  十七が近い春の日に 私はふるえて泣いた  あなたの帰りに 雨になり 私は真赤な 傘をさす 肩ふれあって 歩いて行けば またひとりで ほほ染める  私にも 一度だけ 好きだといわせてね 抱きしめる その前に 好きだといわせてね  十七が近い雨の日を 私は忘れはしない
あした悪魔になあれ木之内みどり木之内みどり阿久悠三木たかし今日は可愛い 君でいいから あしたはあしたは 悪魔に悪魔に悪魔に悪魔になあれ  おとなし過ぎる 私がつまらない 時にははめをはずせるといいのだけれど とってもそれは出来そうにもないの あなたがじれていることは知ってるけれど  くちづけしそうな 顔を私に寄せて あなたは強く抱きしめてささやくの  今日は可愛い 君でいいから あしたはあしたは 悪魔に悪魔に悪魔に悪魔になあれ  内気なだけじゃ 駄目だと知ってても いい子になってしまうのはどうしてかしら 頭の中で考えてることは 驚くほどに大胆な 女の子なの  からだのふるえを知られたくない私 あなたはそれを感じていじめるの  今日は可愛い 君でいいから あしたはあしたは 悪魔に悪魔に悪魔に悪魔になあれ
おやすみなさい木之内みどり木之内みどり阿久悠三木たかしおやすみなさい あなた 好きなひと くちづけだけを そっとおくります あなたの好きな香り しみこませ 私は花になっているのです ふれてみて下さい 私にいつか その日が来るのを待っています  もう真夜中をくるりとまわり おやすみなさい あなた 好きなひと  おやすみなさい あなた 好きなひと 名前を三度呼んでみて下さい 私もきっと あなた呼びながら やさしい夢の中へ入るでしょう ふれてみて下さい 私にいつか こころの中ではきめています  もう髪の毛も ゆらゆらゆれて おやすみなさい あなた 好きなひと
ペッパー警部MizrockMizrock阿久悠都倉俊一CHOKKAKUペッパー警部 邪魔をしないで ペッパー警部 私たちこれからいいところ あなたの言葉が 注射のように 私の心にしみている ああ きいている むらさきいろした たそがれ時が グラビアみたいに見えている ああ 感じてる その時なの もしもし君たち帰りなさいと 二人をひきさく声がしたのよ アアア…… ペッパー警部 邪魔をしないで ペッパー警部 私たちこれからいいところ  ペッパー警部 邪魔をしないで ペッパー警部 私たちこれからいいところ 愛しているよと 連発銃が 私を殺してしまいそう ああ 負けそうよ 都会の空では 奇跡のような 星空ひろがる夏の夜 ああ 夢みたい その時なの もしもし君たち帰りなさいと 夢からうつつに戻されたのよ アアア…… ペッパー警部 邪魔をしないで ペッパー警部 私たちこれからいいところ
本牧メルヘンジェロジェロ阿久悠井上忠夫鈴木豪本牧で死んだ娘は 鴎になったよ ペットのブルースに送られて 踊るのが大好きと言ってたあの娘が さびしさに耐えかねて死んだのさ ジョニーもスミスも 泣くのを忘れて 海鳴りに向かって歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う  本牧の夜ふけ頃にがめのコーヒー 飲みながら思い出すあのことを 恋をしたこともなく悩みもないのに あの店の片隅で死んだあの娘を ジョニーもスミスも さえない顔で 真夜中に泣き泣き歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う  ジョニーもスミスも 泣くのを忘れて 海鳴りに向かって歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う
花蕾美空ひばり美空ひばり阿久悠吉田正紅をささない くちびるは 愛の言葉に ふるえがち 抱いて語れば いいけれど それではからだが こわれそう 野暮な男が 目を伏せて 息をするのも 苦しげに 切ない思いを 通わせる 咲かぬなら 咲くまで待とう 花蕾(はなつぼみ) 咲かぬなら 咲かせてみせよう 花蕾 咲かぬなら 忘れてしまえ 花蕾  小首かしげて もの想う 好きな歌など 口ずさむ いずれ女に なるけれど 今まだ稚い その姿 いつか誰かの 言葉にも パッと色づく こともある その日をおそれて 見るばかり 咲かぬなら 咲くまで待とう 花蕾 咲かぬなら 咲かせてみせよう 花蕾 咲かぬなら 忘れてしまえ 花蕾  咲かぬなら 咲くまで待とう 花蕾 咲かぬなら 咲かせてみせよう 花蕾 咲かぬなら 忘れてしまえ 花蕾
渚のシンドバッドGO!GO!7188GO!GO!7188阿久悠都倉俊一GO!GO!7188アアア アアア・・・・・ アアア アアア・・・・・ 渚のシンドバッド  ここかと思えばまたまたあちら 浮気なひとね サーフィンボード小わきにかかえ 美女から美女へ ビキニがとってもお似合ですと 肩など抱いて ちょいとおにいさん なれなれしいわ くちびる盗む早わざは うわさ通りだわ あなたシンドバッド セクシー あなたはセクシー 私はいちころでダウンよ もう あなたにあなたにおぼれる  波乗りあざやか拍手をあびて キッスの嵐 あちらのパラソルこちらのパラソル ウインク投げて 夜ふけになったらあなたの部屋へ しのんで行くよ ちょいとおにいさん いい気なものね うっとりさせるテクニック 腹が立つほどよ あなたシンドバッド セクシー あなたはセクシー 私はいちころでダウンよ もう あなたにあなたにおぼれる
angel −天使を見つけた−杉良太郎・伍代夏子杉良太郎・伍代夏子阿久悠弦哲也都会に天使は 棲(す)めないけれど わたしは天使の 心で生きる ときには汚れて 傷つくけれど やさしい笑顔で また立ち直る そういうおまえが ほんとの天使 目立たぬ姿で 生きてはいるが 誰にも清らな 心を見せて 元気でいてねと ささやきかける 信じましょう 愛しましょう 笑いましょう 生きましょう すれちがう 人と人 男と女 天使と思いましょう  ふとした出会いで 世界は変わる 愛なきこの世と 嘆いちゃ駄目よ 無邪気に微笑む 心があれば あしたを夢みる 二人になれる 隙間をうずめに こちらへおいで 天使の歌など 歌っておくれ 翼がなくても おまえはやはり しあわせ運んで 来たひとらしい 信じましょう 愛しましょう 笑いましょう 生きましょう すれちがう 人と人 男と女 天使と思いましょう  信じましょう 愛しましょう 笑いましょう 生きましょう すれちがう 人と人 男と女 天使と思いましょう
花のように鳥のように堀内孝雄堀内孝雄阿久悠杉本眞人Park Young-Min・Hong JungーSuそこにあるから 追いかけて 行けば はかない 逃げ水の それが しあわせ あるよでなくて だけど夢見る 願(がん)かける  花のように 鳥のように 世の中に 生れたら いちずに あるがままの生き方が しあわせに近い  指の間を さらさらと いつの間にやら こぼれ落ち 拾い集めた 欠片(かけら)を見つめ 恋の終わりを 知らされる  花のように 鳥のように 晴れの日も 風の日も 人生 そんなふうに思えたら しあわせに近い  誰が わたしを 捨てるでしょう いつも こんなに 一筋に こころ捧げて なさけをかけて 愛をいっぱい あげたのに  花のように 鳥のように 限りある一生を 信じて 生きることが 何よりも しあわせに近い  花のように 鳥のように 世の中に 生れたら いちずに あるがままの生き方が しあわせに近い
時代おくれ堀内孝雄堀内孝雄阿久悠森田公一Lee Hong-Rae一日二杯の 酒を飲み さかなは特に こだわらず マイクが来たなら 微笑んで 十八番を一つ 歌うだけ  妻には涙を 見せないで 子供に愚痴を きかせずに 男の嘆きは ほろ酔いで 酒場の隅に 置いて行く  目立たぬように はしゃがぬように 似合わぬことは 無理をせず 人の心を 見つめつづける 時代おくれの 男になりたい  不器用だけれど しらけずに 純粋だけど 野暮じゃなく 上手なお酒を 飲みながら 一年一度 酔っぱらう  昔の友には やさしくて 変わらぬ友と 信じ込み あれこれ仕事も あるくせに 自分のことは 後にする  ねたまぬように あせらぬように 飾った世界に 流されず 好きな誰かを 思いつづける 時代おくれの 男になりたい  目立たぬように はしゃがぬように 似合わぬことは 無理をせず 人の心を 見つめつづける 時代おくれの 男になりたい
北の宿からPLATINA LYLIC都はるみPLATINA LYLIC都はるみ阿久悠小林亜星あなた変わりはないですか 日ごと寒さがつのります 着てはもらえぬセーターを 寒さこらえて編んでます 女ごころの 未練でしょう あなた恋しい 北の宿  吹雪まじりに汽車の音 すすり泣くよに聞こえます お酒ならべてただひとり 涙唄など歌います 女ごころの 未練でしょう あなた恋しい 北の宿  あなた死んでもいいですか 胸がしんしん泣いてます 窓にうつして寝化粧を しても心は晴れません 女ごころの 未練でしょう あなた恋しい 北の宿
教会へ行く高橋真梨子高橋真梨子阿久悠都倉俊一宮原恵太坂道を教会へ行く 真黒なドレス着て 好きなひとが死んだ朝に たったひとりで あのひとはいいひとだった 私だけ知っている かわいそうな人生だと ひとはいうけど 誰も来なくて 私だけでいい ひそかな祈りを捧げてあげる どんよりとあの雲がたれ 坂道は急だけど 涙こらえ私は行く 丘の教会  しあわせな人たちが行く やすらかな日曜日 公園のあのベンチで 話す人々 そんな絵がもうかすんでる 遠い日のことのように 涙が出てとまらないの とても悲しい 誰も来なくて 私だけでいい ひそかな祈りを捧げてあげる 坂道を教会へ行く 真黒なドレス着て 好きなひとが死んだ朝に たったひとりで
らんぷの宿で川中美幸川中美幸阿久悠三木たかし馬飼野俊一らんぷの宿は 海のそば 波を枕に 眠ります 心きずつけ やせ細り 恋にやつれた 女にも 眠れと歌う 子守唄 能登は冬です  手酌で酒を 飲みほして 海の幸にも 箸をつけ あとはランプを ひき寄せて 長い手紙を書きましょう 泣くなと歌う 子守唄 能登は冬です  抱かれた夜の 想い出を 波に語って 夢見ます 細いランプの 灯の下で 流す涙は何のため 恋せと歌う 子守唄 能登は冬です
恋のダイヤル6700平田裕香平田裕香阿久悠井上忠夫(ハローダーリン) リンリンリリン リンリンリリンリン リンリンリリン リンリリリリン リンリンリリン リンリンリリンリン リンリンリリン リンリリリリン リンリンリリン リンリンリリンリン リンリンリリン リンリリリリン ワオ  明日は卒業式だから これが最後のチャンスだよ 指のふるえを おさえつつ 僕はダイヤル まわしたよ 君のテレフォン・ナンバー 6700 ワオ (ハロー) あなたが好き 死ぬほど好き この愛うけとめて 欲しいよ 男らしく 言いたいけど ドキドキ ときめいて 言えない リンリンリリン リンリンリリンリン リンリンリリン リンリリリリン リンリンリリン リンリンリリンリン リンリンリリン リンリリリリン リンリンリリン リンリンリリンリン リンリンリリン リンリリリリン イエー ヘイ イエー カモン カモン カモン イエー カモン  暗記するのはへただけど これは一生忘れない 君と僕とを つないでる たった一つの ものだから 君のテレフォン・ナンバー 6700 ワオ (ハロー)  あなたが好き 死ぬほど好き この愛うけとめて 欲しいよ 男らしく 言いたいけど ドキドキ ときめいて 言えない  明日は卒業式だから これが最後のチャンスだよ 指のふるえを おさえつつ 僕はダイヤル まわしたよ 君のテレフォン・ナンバー 6700 ワオ (ハロー) 君のテレフォン・ナンバー 6700 ワオ (ハロー)
熱き心にクミコクミコ阿久悠大瀧詠一瀬尾一三北国の旅の空 流れる雲はるか 時に人恋しく くちびるに ふれもせず 別れた女(ひと)いずこ 胸は焦がれるまま  熱き心に 時よもどれ なつかしい想い つれてもどれよ  ああ春には 花咲く日が ああ夏には 星降る日が 夢を誘う 愛を語る  熱き心に きみを重ね 夜の更けるままに 想いつのらせ  ああ秋には 色づく日が ああ冬には 真白な日が 胸を叩く 歌を歌う 歌を  オーロラの空の下 夢追い人 ひとり 風の姿に似て  熱き心 きみに
ピンポンパン体操杉並児童合唱団・お兄さん(金森勢)杉並児童合唱団・お兄さん(金森勢)阿久悠小林亜星ズンズンズンズンズンズンズンズン ピンポンパンポン ズンズンズンズンズンズンズンズン ピンポンパンポン とらのプロレスラーは シマシマパンツ はいてもはいても すぐとれる がんばらなくちゃ がんばらなくちゃ がんばらなくちゃー からてをビシビシ パンツをスルスル からてをビシビシ パンツをスルスル かてかてトラの プロレスラー  ズンズンズンズンズンズンズンズン ピンポンパンポン ズンズンズンズンズンズンズンズン ピンポンパンポン カバの忍者(にんじゃ)は まぬけで困る ばけてもばけても すぐばれる がんばらなくちゃ がんばらなくちゃ がんばらなくちゃー しゅりけんシュシュ けむりをモクモク しゅりけんシュシュ けむりをモクモク いけいけカバの 忍者くん  でんぐりかえって モグラちゃん でんぐりかえって 怪獣ちゃん でんぐりかえって 王選手 でんぐりかえって およめさん  ズンズンズンズンズンズンズンズン ピンポンパンポン ズンズンズンズンズンズンズンズン ピンポンパンポン はしれはしれ キンタロー おちゃわん しんぶん とびこえて はしれはしれ キンタロー トイレはちかいぞ がんばろう  はな子さん はな子さん ママの名前は はな子さん いらっしゃいませ はな子さん ごいっしょにどうぞ  ズンズンズンズンズンズンズンズン ピンポンパンポン ズンズンズンズンズンズンズンズン ピンポンパンポン わにのおよめさんは 水虫(みずむし)で困る かいてもかいても すぐかゆい がんばらなくちゃ がんばらなくちゃ がんばらなくちゃー ドレスをサッサッサッ 水虫かいかいかい ドレスをサッサッサッ 水虫かいかいかい かけかけわにの およめさん  かえるになりましょ ピンポンパンポンピン だいじゃになりましょ ピンポンパンポンピン けむしになりましょ ピンポンパンポンピン カラスになりましょ ピンポンパンポンピン  ありがとうありがとう 体操ありがとう ありがとうありがとう 体操ありがとう みんなでいいましょ アリガトウ ゴザイマース!
今ありてGOLD LYLIC谷村新司GOLD LYLIC谷村新司阿久悠谷村新司石坂慶彦新しい季節のはじめに 新しい人が集いて 頬そめる胸のたかぶり 声高な夢の語らい  ああ 甲子園 草の芽 萌え立ち 駆け巡る風は 青春の息吹きか  今ありて 未来も扉を開く 今ありて 時代も連なり始める  踏みしめる土の饒舌 幾万の人の想い出 情熱は過ぎてロマンに 花ふぶく春に負けじと  ああ 甲子園 緑の山脈 たなびける雲は 追いかける希望か  今ありて 未来も扉を開く 今ありて 時代も連なり始める  ああ 甲子園 緑の山脈 たなびける雲は 追いかける希望か  今ありて 未来も扉を開く 今ありて 時代も連なり始める 今ありて 時代も連なり始める とき じょうぜつ やまなみ やまなみ
夏ざかり ほの字組Toshi & NaokoToshi & Naoko阿久悠筒美京平ほの字だねこれで通じるだろう 何故なんてワケは野暮と言うものだよ ほの字だね夏に魅せられて パパイヤの月が熟れておちそうで  ほの字は赤いワインのシャワーで ほの字はソロのドラムの響きで 昨日までの他人 今日は熱烈にさせる  ほの字だね胸はおっぴろげさ ボタンなどとうにはずしっぱなしだよ ほの字だね夏にのせられて エメラルド色の水に溺れそう  ほの字は仮面パーティーもどきで ほの字はタップダンスの気分で まるで出会いがしら急に性格も変える  シャバダドゥワーシャバダドゥワー シャバダドゥワーシャバダドゥワー 朝も昼も夜も 夏はシャカリキに燃える 夏ざかりほの字組 夏ざかりほの字組 シャバダ ドゥワー
百万人に一人の女桑名正博桑名正博阿久悠桑名正博百万人に一人の女に 逢った夜のことを 話してみようか そのころは何故か 愛に疲れはてて 死んでるみたいだった  ふり向けば そこに女神 白い素顔 まごころの忘れものを 届けに来た  初めてなのに くちづけをして 魔法の水に溺れたような 俺のいい女  百万人に一人の女と 信じられたことを 嬉しく思うよ 目立たない顔の やせた娘なのに 音楽みたいだった  気がつけば そこに女神 熱い瞳 指先で愛のありか たずねていた  酔いどれながら 泣かなくなって 天にも昇る心地にさせる 俺のいい女  初めてなのに くちづけをして 魔法の水に溺れたような  ふり向けば そこに女神 白い素顔 まごころの忘れものを 届けに来た
股旅ブルース香田晋香田晋阿久悠三木たかし若草恵待って 待ってと 追いすがる 初心(うぶ)な娘を ふりきって 風と一緒に 走ったら 野暮なとんびに 笑われた 何がおかしい なぜ笑う 意地を張るのがなぜ悪い シマの合羽を 羽にして 飛んで行ければいいけれど 股旅ブルース  二年ぶりなら 湯の宿で 無精髭など 剃り落とし 少しカタギの なりをして 村のはずれに 行ってみる 顔は見たいし 見ちゃならぬ あたりまえだよ 人の妻 三歩 歩いて 立ちどまり 空を仰げば 月も泣く 股旅ブルース (MATATABI MATATABI MATATABI)  花の季節も 笑わずに 月の見頃も 知らんふり 雪が舞い散る 時になり 人の情けを 思い出す 夜の冷たさ 身の寒さ 心凍らす 日の暮に 誰が歌うか 子守唄 せめて今夜は 夢を見る 股旅ブルース  何がおかしい なぜ笑う 意地を張るのがなぜ悪い シマの合羽を 羽にして 飛んで行ければいいけれど 股旅ブルース (MATATABI MATATABI)
東京ではめずらしい四月の雪香田晋香田晋阿久悠三木たかし若草恵東京ではめずらしい四月の雪 桜の花が身を縮め 嘘つく春を怨んでる ようやく二人に陽がさして 希望が少し見えたのに この大雪はなんだろう どういう占いか 春よ春よ春よここにいて 春よ春よ若い二人をあたためて 雪にまぎれて心の花を 春よ春よどうか散らさないで  東京ではめずらしい四月の雪 小犬のようにはしゃぐには からだが少しやせ過ぎた 小さな窓から見渡せば 眩しく光る銀世界 この明るさをどうしよう 夢見ていいだろか 春よ春よ春よ行かないで 春よ春よ花と緑を持って来て 雪の景色で心の色を 春よ春よ消してしまわないで  春よ春よ春よここにいて 春よ春よ若い二人をあたためて
花のように鳥のようにすぎもとまさとすぎもとまさと阿久悠杉本眞人宮崎慎二そこにあるから 追いかけて 行けば はかない 逃げ水の それが しあわせ あるよでなくて だけど 夢見る 願かける  花のように 鳥のように 世の中に 生まれたら いちずに あるがままの生き方が しあわせに近い  指の間を さらさらと いつの間にやら こぼれ落ち 拾い集めた 欠片を見つめ 恋の終わりを 知らされる  花のように 鳥のように 晴れの日も 風の日も 人生 そんなふうに思えたら しあわせに近い  誰がわたしを 捨てるでしょう いつも こんなに 一筋に こころ捧げて なさけをかけて 愛をいっぱい あげたのに  花のように 鳥のように 限りある一生を 信じて 生きることが何よりも しあわせに近い  ラララ… ラララ… ラララララ… あるがままの生き方が しあわせに近い
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
お手やわらかに内田あかり内田あかり阿久悠川口真私の負けよ お手やわらかに 今夜は逃げないわ 悪魔のような あなたの腕に 抱かれるつもりなの 少々くやしい気もするけど あなたには とうとう落された 一年も二年もふったのに こうしてつかまった お手やわらかに お手やわらかに 泥棒よあなたは  ふるえているわ お手やわらかに 気持を察してよ 遊んだふりを していただけで ほんとは 初心(うぶ)なの 見せかけだけの可愛いあばずれが 今夜こそ 正体見られるの こけにして二年も来たけど こうしてつかまった お手やわらかに お手やわらかに 泥棒よあなたは  少々くやしい気もするけど あなたには とうとう落された 一年も二年もふったのに こうしてつかまった お手やわらかに お手やわらかに 泥棒よあなたは
昔のように港町川中美幸川中美幸阿久悠三木たかし昔なら 船が出て 見送る人もいた 別れは悲しいものだった 待つと云うのも生命がけ さだめまでもを敵にして 唇を噛みしめた 女が生きていた あゝ 昔のように 港町  行く人も 来る人も 何かを背負ってた 身軽な人などいなかった せまいながらも海峡は 心ひき裂く壁になり ときおりの噂だけ 信じて待つばかり あゝ 昔のように 港町  桟橋は 水びたし 涙も混らせて はぐれた鴎も泣いていた 心変りを責めるのも 逢えて全てを許すのも それぞれに人生と 思えるものばかり あゝ 昔のように 港町
波止場町森進一森進一阿久悠猪俣公章肩で泣くような 別れなど したくないわと 言ったのに 海峡一つに 心を裂かれ 鴎死ぬように 恋も死ぬ 函館 函館 波止場町  夜の伊勢佐木 ブルースに にがい酒のむ 人もいる あなたひとりが 男じゃないと 酔った女が 泣く町は 横浜 横浜 波止場町  瀬戸は凪(な)いでも この胸は つらい未練の 風が吹く あなたがつけた あの夜の傷が 消える頃には 忘れましょう 高松 高松 波止場町  今度逢えたら 意地も捨て 燃えて何度も すがりたい 恋にめくらの 女がひとり 泣いてたずねて 来た町は 鹿児島 鹿児島 波止場町  函館 横浜 高松 鹿児島 恋と涙の 波止場町
妹よ森進一森進一阿久悠猪俣公章しらじらと明ける頃 びしょぬれで帰って来た 蒼(あお)ざめた顔をして 一言も話もせず 妹よ今は何もきくまい 君の好きにするがいい だけど傷つく君を 見たくはないんだよ 無邪気な笑顔が消えるのが つらいんだよ  もう少し見ないふり していてといった君の 悲しげなあの顔が 気になって仕方がない 妹よ今は何もきくまい 君の好きにするがいい だけどこんなにまでも せつなくさせるのは どういう男か知りたいと 思うんだよ  この部屋を捨てるのか 荷物までまとめている なぐりつけひきとめて やりたいと思うけれど 妹よ今は何もきくまい 君の好きにするがいい だけど夢からさめて さびしくなったなら 何(なん)にもなかった顔をして 帰るんだよ
故郷森進一森進一阿久悠大野克夫毛布にくるんだ からだを寄せて 何(なん)だか今夜は 安心と そっともらす 吐息だけで あなたをいじらしく 思う 何にもいらない あたたかさだけ 私は前から ほしかった 胸に強く 顔をうずめ あなたは泣きじゃくる ばかり 雪どけ時に帰ろう 同じ故郷だもの それまで土産(みやげ)だけでも そろえておきたいね  北国生まれの お酒の強さ あなたははしゃいで 歌ってる 紅(あか)い頬に なればいいと 心でしみじみと 思う いつしかからだを 丸めて眠る あなたの寝顔が あどけない 窓の外は 街の夜明け はぐれた小雀が 遊ぶ 雪どけ時に帰ろう 同じ故郷だもの 雪割る花が咲く道 歩いて行きたいね  雪割る花が咲く道 歩いて行きたいね
引越し森進一森進一阿久悠馬飼野俊一またひとりになりました 何度目でしょうか 引越し荷物もそのままで 窓辺で紅茶を飲んでます 恋が終ったその後は 同じ部屋には住めないくせが 今ものこっているのです 私は駄目な女です  またひとりになりました 何度目でしょうか 想い出のこった品物が 段々少なくなってます 恋はここらでやめにして そっといようと考えるけど それもいつしか忘れます 私は駄目な女です  それもいつしか忘れます 私は駄目な女です
甘ったれ森進一森進一阿久悠Salvatore Adamo心が寒い からだが寒い 恋の行方(ゆくえ) 思えば寒い 悲しくなれば 二人で飲んで それですべて 忘れるだけの こんな愛なんか いつかこわれると 知りながら抱いてしまう 酒に踊らさせ バラに酔わされて 流れ行く ふたり 甘ったれ  涙がにがい 煙草がにがい 夢のつづき 思えばにがい 別れましょうと いうだけいって 昨日今日と おんなじ明日 せめて酒場では ピアノ弾きながら 楽しげに笑いころげ 愛や恋なんか どうせピエロだと ふざけ合う ふたり 甘ったれ  こんな愛なんか いつかこわれると 知りながら抱いてしまう 酒に踊らされ バラに酔わされて 流れ行く ふたり 甘ったれ
どうにもとまらないIKKOIKKO阿久悠都倉俊一中野定博うわさを信じちゃいけないよ 私の心はうぶなのさ いつでも楽しい夢を見て 生きているのが好きなのさ  今夜は真赤なバラを抱き 器量のいい子と踊ろうか それともやさしいあのひとに 熱い心をあげようか  あゝ蝶になる あゝ花になる 恋した夜はあなたしだいなの あゝ今夜だけ あゝ今夜だけ もう どうにも とまらない  港で誰かに声かけて 広場で誰かと一踊り 木かげで誰かとキスをして それも今夜はいいじゃない  はじけた花火にあおられて 恋する気分がもえて来る 真夏の一日カーニバル しゃれて過していいじゃない  あゝ蝶になる あゝ花になる 恋した夜はあなたしだいなの あゝ今夜だけ あゝ今夜だけ もう どうにも とまらない
時の過ぎゆくままに河村隆一河村隆一阿久悠大野克夫あなたは すっかり つかれてしまい 生きてることさえ いやだと泣いた こわれたピアノで 想い出の歌 片手でひいては ためいきついた  時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女がただよいながら 堕ちてゆくのも しあわせだよと 二人つめたい からだ合わせる  からだの傷なら なおせるけれど 心のいたでは いやせはしない 小指に食い込む 指輪を見つめ あなたは昔を 思って泣いた  時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女がただよいながら もしも二人が 愛せるならば 窓の景色も かわってゆくだろう  時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女がただよいながら もしも二人が 愛せるならば 窓の景色も かわってゆくだろう
二日酔い梓みちよ梓みちよ阿久悠森田公一また昨日(ゆうべ)もどこかで破目をはずし また何ならよけいなことをしたと 窓からさす白い朝日に もう酒などやめたと誓ってる いつでもこうさ 酔いからさめて くよくよ思う それがとても情ないよ 夕日が落ち いっぱいのんだ後は もう何でもこの手で出来るようで 人柄まで変わるようだよ また今夜ものまずにいられない  ふくらまない夢でも叶うような 愛されないひとでも抱けるような 信じていた友が戻って 来るよな気持になって来る いつでもこうさ 酔っているうちは 元気にあふれ こわいものは何もないよ 夕日が落ち いっぱいのんだ後は もう何でもこの手で出来るようで 人柄まで変わるようだよ また今夜ものまずにいられない  また今夜ものまずにいられない
グッドバイ今陽子今陽子阿久悠吉野藤丸春から夏へは 髪を切り 秋風吹けば 長くして ときどき気分を 変えながら 季節に似合う 化粧する  激しい恋にも 逃げないで 傷つくことも おそれない 大人の男と女なら 五分五分だわと 云いきかす  グッドバイさよならだけと馴染みになって 悲しむことも多いけど それも私が 生きてる証拠 さよなら上手の自分をほめたい  どうやら今夜は 荒れもよう 忘れた頃に 無茶をする 気遣う誰かを 振りきって 真夜中過ぎの 街を行く  都会の通りは 明る過ぎ 涙をかくす 場所もない 不思議な顔して すれ違う 見知らぬ人に 笑いかけ  グッドバイさよならだけと馴染みになって 強がることもおぼえたが 逢って別れて 想い出残し さよなら上手の自分をほめたい  グッドバイさよならだけと馴染みになって 悲しむことも多いけど それも私が 生きてる証拠 さよなら上手の自分をほめたい春から夏へは 髪を切り 秋風吹けば 長くして ときどき気分を 変えながら 季節に似合う 化粧する  激しい恋にも 逃げないで 傷つくことも おそれない 大人の男と女なら 五分五分だわと 云いきかす  グッドバイさよならだけと馴染みになって 悲しむことも多いけど それも私が 生きてる証拠 さよなら上手の自分をほめたい  どうやら今夜は 荒れもよう 忘れた頃に 無茶をする 気遣う誰かを 振りきって 真夜中過ぎの 街を行く  都会の通りは 明る過ぎ 涙をかくす 場所もない 不思議な顔して すれ違う 見知らぬ人に 笑いかけ  グッドバイさよならだけと馴染みになって 強がることもおぼえたが 逢って別れて 想い出残し さよなら上手の自分をほめたい  グッドバイさよならだけと馴染みになって 悲しむことも多いけど それも私が 生きてる証拠 さよなら上手の自分をほめたい
青空もよう今陽子今陽子阿久悠吉野藤丸あの頃はともに信じていた この愛が未来につづくと 身を寄せるだけでいっぱいの せまい部屋で生きた  変わり行く時代(とき)に流されてか おたがいが大人になってか 永遠(えいえん)の愛も色褪(あ)せて 部屋を去ったあの日  青空の眩しさに よろめいた時のことを思う さよならのくちずけも しないままに二人 右と左  十年が過ぎて 偶然にも あのひととパッタリ出会った はにかんだ顔を見つめつつ 遠い夢を探す  いまさらに何を語れるのか こうなって結局よかった 情熱がかげる空しさに 急につらくなった  青空に吸い込まれ あのときに全て消えたんだわ 再会の乾杯も 軽くふれただけで 右と左  さよならの くちずけも しないままに二人 右と左
恋する女に悔はない千葉紘子千葉紘子阿久悠すぎやまこういちあの恋は こころもからだも投げ出して ひまわりのこぼれる窓辺で いだかれた あの恋は 夏から秋へのその中で 死にそうな 浜辺の鴎のように たとえつかのまの恋で 終わるとしても それでいい それでいいのよ それで 誰にも誰も わかりはしない あの恋は 小さな避暑地にうずもれて さみしげな男に魅かれて 泣いた  せめないで お願いよ しばらくは そっとして 悔いのない つもりなの だから だから だから せめないで  恋は愚かだと 笑うこともできるわ それでいい それでいいのよ それで誰にも 誰もわかりはしない あの恋は ブルーのシーツにくるまって 泣きながら 男にもたれて眠る  せめないで お願いよ しばらくは そっとして 悔いのない つもりなの だから だから だから せめないで
媚薬夏木マリ夏木マリ阿久悠川口真愛して 今夜はふたり すべてを あなたにあげる もう駄目 世界がとまる 真赤な火花がとんでいるわ どこかでドラムが鳴っているわ 愛してしまえばいのちがけ 心もからだも粉にする ああ ああ この世は 男と女 こうして いるのがほんと うわさに 目かくしをして 私はあなたを 愛している 奴隷になるほど 好きよ  愛して お酒に酔って はげしく こころをぶつけ ひとりは 死ぬほどいやよ 星屑流れて消えて行くわ 窓辺に花びら散っているわ 愛してしまえばいのちがけ 心もからだも粉にする ああ ああ 恋とは 魔法の薬 ふたりを めくらに変える それでも 恋していたい 私はあなたを愛している 奴隷になるほど 好きよ
裸足の女王夏木マリ夏木マリ阿久悠川口真ああ ああ ぬぎすてて 裸足で踊るわ めんどうくさいことは 私には似合わない 私は野性の女豹 裸足の女王 燃えてもっともっと 燃えて火のように 抱いてもっともっと 抱いてたくましく 飾って生きても しょうがないわ 素直に生きたい 女なの  ああ ああ ぜいたくな ドレスは邪魔だわ 肌をつつむものは 少しでいいものよ 私は野性の女豹 裸足の女王 燃えてもっともっと やけどするほどに 抱いてもっともっと 息がつまるほど あなたも裸足で 来てほしいわ 素直に生きたい 女なの  燃えてもっともっと やけどするほどに 抱いてもっともっと 息がつまるほど あなたも裸足で 来てほしいわ 素直に生きたい 女なの
それからどうするの夏木マリ夏木マリ阿久悠川口真思惑通りに 事が運んで あなたはとっても 気分がよさそう 押したりひいたり 教科書通りに 宵から私を 口説いているわ きらいなタイプじゃ ないけれど 抱かれるほどでもなさそうね それからどうするの それからどうするの 肩にかけた手を どうするの  手軽な相手と 思わないでね これでも結構 ぜいたくなのよ 気持をおもちゃに したくはないから もう少し本気で 口説いてほしい コロリとイカれる まごころを あなたは忘れているようね それからどうするの それからどうするの 時計狂わせて どうするの  それからどうするの それからどうするの 時計狂わせて どうするの
誤解はといて夏木マリ夏木マリ阿久悠川口真それほどでもないわ 噂はみんなうそよ 殿方ごろしなんて きいてよ もしもそんなこと 好きなあのひとの 耳に入ったら 叱られるわ 恋の経験は うそじゃないけれど 達者な方じゃないわ 心はまるで生まれたままの あどけない女よ 女よ 誤解はといてよ  今からでは遅い 噂の方が強い 殿方ごろしなんて きいてよ そんな悪いこと してたわけじゃない それをどうすれば伝えられる 誰か証人を 連れて来たいけど それさえ何か変ね いい気になって くらしてたけど それだけの遊びよ 遊びよ 誤解はといてよ  心はまるで生まれたままの あどけない女よ 女よ 誤解はといてよ といてよ といてよ
野生の女夏木マリ夏木マリ阿久悠川口真あまったれ男ふりすて 思いきり強いこいつと 綱渡りしてる気持で 荒っぽい恋してる うわさのなかで はちきれる胸にたまのあせをして おどる私は燃える野生の女よ しばってもむだにげだすわ そこをどいてよ どいてよ そうら 女豹がとおる  くるおしい胸にだかれて つかの間の恋におぼれる そのあとはもとの他人で 荒っぽいわかれをしたいつものように ふきつける風に髪をさかだてて 歩く私は強い野生の女よ ささやきはいや きまらない その手はなして きまらない そうら 女豹がとおる しばってもむだにげだすわ そこをどいてよ どいてよ そうら 女豹がとおる
男と女・昭和編みなみらんぼう・井出せつ子みなみらんぼう・井出せつ子阿久悠みなみらんぼう暗い酒場の片隅で 一人しみじみ酒を飲む 何をそんなに悲しげに 影をすすっているのやら 酒は心を軽くして 口を重たくさせるもの それじゃ見かけの辛さほど 苦いお酒じゃなかったの 男三十越えたなら 深く刻んだしわもある  邪魔をしないと誓うから 横へ行ってもいいかしら 縁というやつ変なやつ 興味持ったが身の不幸 そうねそうかも知れないわ なぜかあなたが気にかかる  一人飲むのもお酒なら 二人飲むのもまたお酒 これがかためというじゃなし 寒い夜ふけがいやなだけ  お前女でおれ男 中に運命が横たわる 歌をうたっていいかしら 私勝手にうたうから 浮いた歌ならしらけるし 暗い歌なら辛くなる それじゃこうして夜ふけまで 口もきかずに飲んでるの 飲めば心が話すもの しゃべりゃ心が黙るもの 暗い酒場の片隅で 二人しみじみ酒を飲む 暗い酒場の片隅で 二人しみじみ酒を飲む
愛の流星群ESCOLTAESCOLTA阿久悠五木田岳彦宇宙か百万枚もの手紙が舞い来る その夜ふけ 星降る奇跡を二人で見たなら  死ぬまでただ一人のみ想い 愛といのち胸に受けて生きる  死ぬほどのしあわせ求めてさすらい歩いて 人間は男は女はいつでも哀しい  愛とは なぜいつの日も試す ともに滅ぶ気持ちありやなきや  凍え死んでも悔いない想いで 時を待てば心たたく音楽 ひゅるひゅると流星が歌う  百万の星との誓いに心震わせ あなたは命永遠に輝くいのちよ あなたは運命いくたびと別れて出会って  いつか二人は眠りに落ちて 時の彼方までも旅した 愛の夜の天体のショーから 美しい未来が始まる まぼろしに思えた愛の流星群 あれは真実、、、
昼さがりのエレジー桜田淳子桜田淳子阿久悠萩田光雄たわむれにかわしたくちづけが 許される昼さがり ああ あなたのことも知らないで 過去のある女のふりをして ただよわすメランコリー ああ 明日のことも知らないで いたずらに火をつけたこの胸は この胸は お芝居が終っても消えなくて 恋の重さを背負わされ 言葉少なになるのです 昼さがりのエレジー  恋なれた女に見せたくて もて遊ぶものがたり ああ めばえた恋も知らないで 傾いた心に驚いて はすっぱなはしゃぎ方 ああ みじめな夢を知らないで いたずらに火をつけたこの胸は この胸は お芝居が終っても消えなくて 恋のピエロの化粧して 悪いお酒に酔うのです 昼さがりのエレジー  いたずらに火をつけたこの胸は この胸は お芝居が終っても消えなくて 恋の重さを背負わされ 言葉少なになるのです 昼さがりのエレジー
女は自由桜田淳子桜田淳子阿久悠佐藤準暗い顔もたまにはいいけど 暗い夢におぼれちゃいけない ひとときのメランコリー アダルトの影 それはそれ あとはもう 微笑みがいい  女だから悩みもあるけど そっと流す涙もあるけど 美しく生きるには避けられぬこと くちびるに情熱の歌さえあれば  さあ 女は自由 (女は自由) さあ 女は自由 (女は自由)ラララ……  誰もみんな不幸を気どって 何もかにもブルーでまとめる 失恋の哀しみをただよわせたり 窮屈はいけないよ 翔べなくなるわ  さあ 女は自由 (女は自由) さあ 女は自由 (女は自由)  青い波にゆらめく素肌は 愛を知ったばかりのまぶしさ そこはもうコバルトの地中海なの きらめいて とびはねて 魚になるわ
ちょうちんの花島津悦子島津悦子阿久悠円広志ちょうちん一つ 椅子五つ 他人の肩も 気にならぬ どちらの誰と 知らぬのに 人生ばなし して帰る  うなずき上手 のせ上手 お酒の酌の あいの手に だけどどこかで 貰い泣き ポロリと涙 こぼす夜(よ)も  咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた あたたかく  咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた ほのぼのと  なまえを描(か)いた ちょうちんが そろそろ少し くたびれて 浮き名を流す あてもなく 夢見る場所にも なりにくい  はやりの歌や 故郷(くに)の歌 何でもヒョイと こなしつつ だけどわたしが 誰よりも 酔いたい時も あるという  咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた あたたかく  咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた ほのぼのと  咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた あたたかく  咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた ほのぼのと
青春三文オペラ井上大輔井上大輔阿久悠井上忠夫井上忠夫その気になれないけど 別れもいやで 何となく二人 いつでも一緒 ダブルでウイスキーを飲んでるあの娘 このぼくはトマトジュース飲む でも可愛いかな あゝそうなんだな 二人の青春の三文オペラ ラララ…… ラララ……  私は泣かないよ強がるあの娘 そうだろうさ君は 泣くはずがない たとえば結婚でもしてしまったら このぼくがずっと泣くだろう でも嘘なんだな その逆なんだな 二人の青春の三文オペラ ラララ…… ラララ……
風が吹けば狩人狩人阿久悠小林亜星松任谷正隆風が吹けば花が散り 花は枯れて流れに 水ははるか海にそそぎ あなたの船をたずねる 暗い海をただよえば 船はとうにはなれて 遠い過去の花の色も 今では思い出せない 思えばあの頃には 人は誰も笑い転げ 私も愛する夢 うすい胸に描いた  枯れた花はもう二度と 元の枝で咲かない だけど風は今日も吹いて どこかの花を散らせる 人はいつも花のように 風のままに流され 時に夢や愛も枯れて 心の唄も忘れる 季節がいくつか過ぎ 人は移り町は変り 私も愛する夢 ほんの少しこわした  小さな花の行方 追った頃を想い出して 私も愛する夢 一度だけと信じた
えとらんぜ近藤真彦近藤真彦阿久悠趙博船山基紀町で人が生きる ひたむきに生きる 誰もみなエトランゼ 時にけものの 悲しいまなざしで すれ違って  眠れない人が 星空を見上げ 遠吠えくり返す ことば交して 笑えばいいものを 涙にじませ  心の寒さも からだの凍(こご)えも 愛に飢え 孤独に つつまれてる 胸から胸へと 何かが流れる 熱い想いが 鼓動に変って 愛を知る  真夜中を過ぎて もうやがて夜明け さびしさが窓に消え 二度と来るなよ 心に住みつくな 行ってしまえよ  化石と思えば 景色もつめたい 花びらさえ ガラスに思えるけど こっちへおいでよ 愛しているから 肌のぬくもり 心に通わせ  心の寒さも からだの凍(こご)えも 愛に飢え 孤独に つつまれてる 胸から胸へと 何かが流れる 熱い想いが 鼓動に変って 愛を知る
燃える恋人本郷直樹本郷直樹阿久悠中村泰士馬飼野俊一この日を待ちくたびれて 二度も三度も逢った この世の時計をとめて 愛し合うふたり 気分をだして目をとじて 誰も気がねしないで ララ ラララ ラララ ララ ラララ ラララ 抱いてもいい もえてもいい ふたりの夜だから  さよならする日が来ても とてもはなれられない たがいに心をつなぎ 感じ合うふたり 気分を出して目をとじて 誰も気がねしないで ララ ラララ ラララ ララ ラララ ラララ すべてが好き 何より好き 愛した夜だから ララ ラララ……
気ままなジーナ松尾ジーナ松尾ジーナ阿久悠森田公一森田公一気ままなすがたで ゴメンナサイ 空から突然 ゴメンナサイ きのうの私 きのうで終り ぼうけんずきな 小鳥みたいよ 何かが起きる 何かが起きる 何かがきっと 私に起きる  気ままなすがたで ゴメンナサイ 窓から飛び出し ゴメンナサイ 昨日の雨は 昨日で上り 自由が好きな 小鹿みたいよ 何かが起きる 何かが起きる 何かがきっと 私に起きる  気ままなすがたで ゴメンナサイ そよ風みたいで ゴメンナサイ 昨日のおそれ 昨日で消えて 誘惑ずきな 小犬みたいよ 何かが起きる 何かが起きる 何かがきっと 私に起きる
ダーリンすべてを忘れようじゃないか松田優作松田優作阿久悠大野忠夫大野克夫ミサイルが飛んで来たら このあたりが グラウンドゼロだと印をつける だけどその前に煙草の火で 枕が燃えそうだよ ダーリン ベッドで未来を考えないでくれ 裸で眼鏡とシャープペンシルは 僕の常識の中にない ダーリンすべてを忘れようじゃないか ……ダーリン  阿婆擦(あばず)れが見染められて いつの間にか 大巨夫人と新聞を読む だけどその前にフライパンで 卵が焦げそうだよ ダーリン ベッドで政治を考えないでくれ 馬乗り姿でシュプレヒコールは 僕の幸福の中にない ダーリンすべてを忘れようじゃないか ……ダーリン
湯の町放浪記森光子森光子阿久悠市川昭介石田勝範貴方久しい なつかしい 会えてうれしい はずかしい 伊豆の湯の宿 しみじみ飲めば 胸に夜更けの 山の音 ゆれます ゆれます この身体 女 湯の町 放浪記  かたちばかりの 盃に 夢を見た日を 想い出す 月は天城に おぼろにかかり 酔ったふりして 目をとじる 燃えます 燃えます この心 女 湯の町 放浪記  貴方帰れば もう来ない 来ても他人の 顔になる 雨の初島 かすんで見えて たった一人が つらくなる 死にます 死にます このままじゃ 女 湯の町 放浪記
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
夏の花よ内山田洋とクール・ファイブ内山田洋とクール・ファイブ阿久悠三木たかしお前を抱いたら 軽い 軽い こんなにも 泣いてくらす時が長過ぎて やせてしまったか 花園に 戻したら 咲くかもしれない 別れるなら この季節 もいちど咲ける 夏に  いつでも お前が 損な役を引き受けて 笑うことが苦手だったのと いってくれたけど 微笑めば しあわせが 来るかもしれない 別れるなら この季節 もいちど咲ける 夏に  背中を見たなら 細い 細い あんなにも 雨とまじる影がはかなくて 消えて行きそうだ この部屋に 忘れもの あるかもしれない 別れるなら この季節 もいちど咲ける 夏に
ヤマトより愛をこめて緒方恵美緒方恵美阿久悠大野克夫その人のやさしさが 花にまさるなら その人の美しさが 星にまさるなら 君は手をひろげて守るがいい からだを投げ出す値打ちがある ひとりひとりが思うことは 愛するひとのためだけでいい 君に話すことがあるとしたら 今はそれだけかもしれない  今はさらばといわせないでくれ 今はさらばといわせないでくれ  いつの日か唇に 歌がよみがえり いつの日か人の胸に 愛がよみがえり 君は手を広げて抱くがいい たしかに愛した証がある 遠い明日を思うことは 愛するひとのためだけでいい 君に話すことがあるとしたら 今はそれだけかもしれない  今はさらばといわせないでくれ 今はさらばといわせないでくれ  今はさらばといわせないでくれ 今はさらばといわせないでくれ
今日もどこかでデビルマン緒方恵美緒方恵美阿久悠都倉俊一誰も知らない 知られちゃいけない デビルマンが誰なのか 何も言えない 話しちゃいけない デビルマンが誰なのか  人の世に愛がある 人の世に夢がある この美しいものを 守りたいだけ 今日もどこかでデビルマン 今日もどこかでデビルマン  誰も知らない 知られちゃいけない デビルマンのふるさとを 何も言えない 話しちゃいけない デビルマンのふるさとを  もうこれで帰れない さすらいの旅路だけ この安らぎの心 知った今では  あすもどこかでデビルマン あすもどこかでデビルマン  人の世に愛がある 人の世に夢がある この美しいものを 守りたいだけ 今日もどこかでデビルマン 今日もどこかでデビルマン
あなたの接吻にはトゲがある桜田淳子桜田淳子阿久悠森田公一いけないわ 今の私はあなたが嫌い 気持は少しも 許していないわ 偽(いつわ)りばかりで 仲直りだなんて あなたのキスにはトゲがある あの日の私の泣いてたわけを 少しも知ろうとしないのね 愛することはいたわりだよと 口先ばかりでいうあなた  寄らないで 今も二人は喧嘩(けんか)をしてる あれほど嫌いと いってるじゃないの 何かをかくして 愛してるだなんて あなたのキスにはトゲがある 子供のつもりで扱わないで 去年の私と違うのよ 私を見つめきれいだなんて 口先ばかりでいうあなた  あの日の私の泣いてたわけを 少しも知ろうとしないのね 愛することはいたわりだよと 口先ばかりでいうあなた
白い少女のバラード桜田淳子桜田淳子阿久悠森田公一あなたが死んだ朝の まぶしく白い光 私は忘れないわ いのちのきらめきを あなたと生きた日々は みじかい時の流れ 私に愛の重さ 教えて過ぎ去った 愛はやさしいだけじゃない 愛は苦しいだけじゃない 生きる歓び求め合う 心のふれあいね あなたは胸の中で 元気に生きているわ 私は泣きはしない 二人の愛のため  小鳩が山をかすめ 夜明けの空に消えて 私はたったひとり 涙をぬぐってる あなたに逢えたことが 私のしあわせなら 私に逢えたことも あなたのしあわせね 愛はやさしいだけじゃない 愛は苦しいだけじゃない 生きる歓び求め合う 心のふれあいね 私はしあわせなの すべてを賭けた愛を 心に刻みつけて 歩いて行けるから
かかとの折れた靴をさげ桜田淳子桜田淳子阿久悠大野克夫かかとの折れたハイヒールなら 左手に下げて帰ります 右手はあなたの握手のぬくみが 今でも残っているのです おかしいかしら 私 かわいそうかしら 私 すこしおどけて歩いています 恋の終りに見えないように  映画にあったシーンのように 噴水の広場走ります くるくるまわって踊ってみたいと 心は思っているのです おかしいかしら 私 かわいそうかしら 私 ひとりはしゃいで唄っています 恋の終りに見えないように  恋の終りに見えないように
招待席桜田淳子桜田淳子阿久悠水谷公生この席に来る人はどんな人でしょう 思うまに開幕のベルが鳴り響く  そっと送られた招待券 誰かわからないこの不安 名前も書かないなんて やっぱりいたずらなんだわ だから来ないつもりだった だけどなぜか来てしまった  もしかしてあの人と思う人がいる あの人の心なら受けてみたくなる そっと送られた招待券 そんなときめきに誘われた やっぱり隣の席は どちらもあいてるままなの  そっと送られた招待券 とても評判のロードショー 映画ははじまるけれど 私のドラマはまだだわ だから来ないつもりだった だけどなぜか来てしまった  この席に来る人はどんな人でしょう 思うまに開幕のベルが鳴り響く
女らしく桜田淳子桜田淳子阿久悠和泉常寛もしもあなたと二人になれば 女らしくなるでしょう きっとあなたの心のひだに ひそむ夢もわかるでしょう 私だけが見える世界の広さ あなたの背中で探したい うっとりもたれてあなた 私はあなたのことを 女らしく寄りそって しあわせにしてあげたいのです  花が季節に誘われるよう 赤く咲いているのです 風が吹いても散らないように 厚い胸がいるのです 私だけがいえる言葉を一つ こうしている間に見つけたい くちづけかわしてあなた 私はあなたのことを 女らしく寄りそって しあわせにしてあげたいのです
若い人のテーマ桜田淳子桜田淳子阿久悠森田公一もう私は かごをでた小鳥なのよ すこし傷ついたつばさが かわいそうだけど 愛を知り 人の世のしくみまでを のぞきみたときに 心がはりさけてしまったの 季節がわりの嵐が 吹く空を 涙をためながら 飛び立つ小鳥 若い日の私 いましかない私 そうよ私は 私だけの若い人よ  もう私は はしゃげない年頃なの ほんのきのうまで むじゃきに笑いころげてた くちびるが寒がって 歌を忘れ 愛のおもさだけ 心でうけとめてしまったの 雨でよごれた レンガの坂道に 誰がすてたのか 小さな花が 若い日の私 いましかない私 そうよ私は 私だけの若い人よ
ロンリー・ガール桜田淳子桜田淳子阿久悠筒美京平ひび割れた心が痛いわ なぐさめるすべもない 男なら酒を流して しびれさせるのでしょう  黄昏(たそがれ)がブルーに変って 憂鬱(ゆううつ)な舞台のようだわ この私 セリフを忘れた ヒロインのようね  あゝ想い出したらいけない 顔の化粧がくずれる 涙がまた流れる  あゝ派手なドレスに着がえて 遊び仲間を誘って 踊り明かしたらどうなのよ 駄目 駄目 沈んでたら  さよならの言葉はナイフね 何もかも引き裂いた あの時は私も笑って さよならといったのに  街の灯が背中にまたたき はなやかな舞台が出来たわ この私 踊りを忘れた ダンサーのようね  あゝ後向いてはいけない 夢が遠くに消えるわ いいことまでこわれる  あゝ高いヒールを鳴らして 街の通りを歩いて 少しはしゃいだらどうなのよ 駄目 駄目 沈んでたら
セクシー・ギャング桜田淳子桜田淳子阿久悠大野克夫あなたの心を 鷲づかみにして さらって逃げる セクシー・ギャング ここまでおいでと 片目をつぶって 踊ってみせる セクシー・ギャング あなたはもう 私のものよ いばってみせても 無駄なことよ ホールドアップ 恋に降参 そうよ そうよ あなたの負けなのよ  あなたがどんなに 心に鍵など かけても平気 セクシー・ギャング 私の腕なら 今夜の間に こわしてみせる セクシー・ギャング あなたはもう 私のものよ 誰にも誰にも 渡さないわ ホールドアップ 恋に降参 いいわ いいわ あなたが大好きよ
おとなの童話 ~今だからいうけれど~XQSXQS阿久悠井上大輔たしかに あの日 このぼくは 夜明けの駅で 待っていた にがい煙草が一箱も 空(から)になるまで あきらめず  かけ落ちなどと 思いつめ 未来を夢と 信じこみ 切符二枚を握りしめ 人の流れに耐えていた  とうとう きみは来なかった おとなの童話はそれっきり 今だからいうけど ひどいひとだね きみは…  ミルクの匂いするような 唇そっと近づけて あなたひとりが頼りなの 連れて逃げてと泣いていた  かすれた声がいじらしく ふるえる肩が いとおしく 熱い想いにせかされて ぼくは夢中になっていた  とうとう きみは来なかった おとなの童話はそれっきり 今だからいうけど ひどいひとだね きみは…
死の果てまでも坂本九坂本九阿久悠Vera Matson愛することの よろこびを はじめて教えて くれたひと つめたい夜に あたたかい 愛のしとねを くれたひと  孤独にふさぎ 傷ついた 心とからだを 抱いたひと 生きてることの しあわせを 愛のかたちで くれたひと  あなたのために どこまでも 死の果てまでも いとわない 愛することの 美しさ そして強さも くれたひと 愛する愛することの美しさ そして強さもくれたひと
特急列車かけおち号坂本九坂本九阿久悠Jerry Leiber三日三晩並び やっとの思いで買った 切符をつかんで乗り込めば 列車の中は真暗闇 そうさ 恋人同士 何をしてもわからない 特急かけおち号  若過ぎると云われ かいしょうなしと云われ くさくさしていたけれど ここまでくればこっちのもの そうさ 恋人同士 何をしてもわからない 特急かけおち号  この景色を見せて びっくりさせてやれよ くちびる合せて抱いて 夢みるようなこの二人 そうさ 恋人同士 何をしてもわからない 特急かけおち号  もう泣くのはよせよ 夜明けに列車が着けば 二人の天国なんだ うるさい奴も消えちまう そうさ 恋人同士 何をしてもわからない 特急かけおち号  今列車は走る かけおち列車は走る バイバイし乍ら走る 二人の国へつっ走る そうさ 恋人同士 何をしてもわからない 特急かけおち号………………… ………………………………
何かが終った坂本九坂本九阿久悠Mike Stollerこれで何かが終った さよならと もえた恋さえ終った さよならと それもいいじゃないか この世のならいさ  胸で何かがこわれた 音たてて 抱いた夢さえこわれた 音たてて それもいいじゃないか この世のならいさ  一人何かを叫んだ 泣きながら 俺はつらいと叫んだ 泣きながら それもいいじゃないか この世ののろいさ  泣いた瞳を見つめた まぶしげに 嘘はないかと叫んだ まぶしげに それもいいじゃないか この世ののろいさ  どこへ行くのとたずねた あのひとに 愛はあるかとたずねた あのひとに それもいいじゃないか この世のならいさ  これで何かが終った さよならと もえた恋さえ終った さよならと  それもいいじゃないか この世のならいさ  これで何かが終った さよならと もえた恋さえ終った さよならと
自由の女神坂本九坂本九阿久悠Roy G.Bennet自由の女神が機関銃かついでらあ ドンパチやりなと唇ゆがめてらあ だけど俺たちゃイヤだぜ チンタラしてたいよ 尻を1234ふりふり踊ろうぜ 女神はヒステリー 更年期障害よ 機関銃ふりまわして 荒れてらあ  のんびりくらせば 五十は軽いのに みすみす二十才で死ぬこたあねえだろう だから俺たちゃ今日もヘラヘラしてるのさ  おまえの親父は英雄だったけど おまえは気軽にピースと言ってなよ そうよ俺たちゃあんな女神に用はない 尻を1234ふりふり踊ろうぜ 女神はヒステリー 更年期障害よ 機関銃ふりまわして 荒れてらあ  自由の女神が機関銃かついでらあ ドンパチやりなと唇ゆがめてらあ だけど俺たちゃイヤだぜ チンタラしてたいよ  のんびりくらせば 五十は軽いのに みすみす二十才で死ぬこたあねえだろう だから俺たちゃ今日もヘラヘラしてるのさ
はげしく燃えて坂本九坂本九阿久悠Ira Kosloffはげしく燃えた 夜の終り 罪は何もないさ I want you I need you I love you もう一度  あなたのために いのち賭けて すべて捨てたぼくさ I want you I need you I love you いつまでも たとえ嵐吹きあれて 時がとまろうと はなしはしない それがぼくのさだめさ 嘘でもいいさ 好きと言って そして強く抱いて I want you I need you I love you それだけさ  たとえ嵐吹きあれて 時がとまろうと はなしはしない それがぼくのさだめさ 嘘でもいいさ 好きと言って そして強く抱いて I want you I need you I love you それだけさ
セブンティーン坂本九坂本九阿久悠O.Blackwell恋をすることも 抱くことも 人なみに 出来るのさ セブンティーン そうだよ  たばこの味は にがいよと 知ることも 経験さ セブンティーン そうだよ 大人にはわからない としごろ  可愛い子供なら 見ないふり してくれよ お願いさ セブンティーン そうだよ 大人にはわからない としごろ  遊びあきたなら 帰るだろ それまでは さよならさ セブンティーン そうだよ 大人にはわからない としごろ  セブンティーン そうだよ セブンティーン そうだよ 大人にはわからない としごろ
すべてを忘れて坂本九坂本九阿久悠O.Blackwell空に朝日がのぼって行くまで あなたをはなしはしない すべてを忘れて抱きしめて…… 愛して ……ア・オール・シェイク・アップ ンン イエイエイ 愛が好きならそれでもいいのさ 今日からくらしてみても すべてを忘れてくちづけて…… 愛して ……ア・オール・シェイク・アップ ンン イエイエイ ほっそりやせてるあなたは 寒いとさかんに言うけど ほんとは ほんとは 心の中まで熱いはずさ  ドアを誰かが叩いても 返事をするのはよそう すべてを忘れて燃えつきて…… 愛して ……ア・オール・シェイク・アップ ンン イエイエイ ほっそりやせてるあなたは 寒いとさかんに言うけど ほんとは ほんとは 心の中まで熱いはずさ  他人がうわさをしたって おびえることはないさ すべてを忘れて目をとじて 愛して ……ア・オール・シェイク・アップ ンン イエイエイ ア・オール・シェイク・アップ
想い出のブルー・ジーン坂本九坂本九阿久悠C.L.Parkins駆け落ちを しくじって 泣き泣き別れた涙の朝に あの娘がくれた それからいつでもはいてる ブルージン  うぶな娘を 誘ったと さんざん説教されて 帰る俺に あの娘のかたみの ブルーブルーブルーブルー ブルージン はなしちゃいられない それからいつでもはいてる ブルー ブルージン  あの日から はきづめで 今では色あせたけど それもいいものだよ あの娘のかたみの ブルーブルーブルーブルー ブルージン 笑い話だけど それからいつでもはいてる ブルー ブルージン  青春が終る時 泣き泣きぬいでもいいさ あの娘がくれた せつない想い出してみる ブルー ブルージン
可愛いあなた坂本九坂本九阿久悠Bix Reihhnerぼくのこの膝で 眠るしあわせを 今日はわかるだろ 可愛いあなた 何故かはらはらと 涙頬つたい とてもいじらしく 帰せはしない  ばくの部屋 それはあなたのものだよ このままで朝に帰ってお行きよ 長いくちづけは 時をとめるのさ 強くいつまでも 可愛いあなた  ぼくのあのシャツを パジャマがわりに 膝を丸めてる 可愛いあなた そっと目をとじて 何か祈るように 胸においた手が ふるえているよ  ぼくの部屋 それはあなたのものだよ このままで朝に帰ってお行きよ 長い人生の 今が花なのさ 甘く香るような 可愛いあなた  ぼくのこの膝で 眠るしあわせを 今日はわかるだろ 可愛いあなた 何故かはらはらと 涙頬つたい とてもいじらしく 帰せはしない  ぼくのあのシャツを パジャマがわりに 膝を丸めてる 可愛いあなた そっと目をとじて 何か祈るように 胸においた手が ふるえているよ
プロポーズ坂本九坂本九阿久悠R.Moodyペチャンコのその胸を 気にしちゃ駄目だよ そこが好きなのさ とっても魅力なんだよ  ソバカスのその顔を かくしちゃいけない そこが好きなのさ とっても魅力なんだよ  さあ八月過ぎたら教会で 二人で式をあげちまおう それまで長い黒髪を 切っちゃ切っちゃいけないよ  ヒョロヒョロのそのからだ 太っちゃ困るよ そこが好きなのさ とっても魅力なんだよ  さあ八月過ぎたら教会で 二人で式をあげちまおう それまで胸のペンダント なくしちゃなくしちゃいけないよ  上向いたその鼻を なおしちゃ怒るよ そこが好きなのさ とっても魅力なんだよ とっても魅力なんだよ とっても魅力なんだよ
手紙テレサ・テンテレサ・テン阿久悠川口真あかのたちおこの手紙をあなたが読む頃には 私は夜汽車にゆられています もうここへは戻ってこないでしょう そうするつもりで出て行くのです 小雨が降って 心がにぶります 晴れてくれたら どんなにいいでしょう おかえりなさい おつかれでしょう またお酒を飲んでいますか  短いけど しあわせありがとう 私は今でもそう思います これ以上は悲しくなるだけと 毎日毎日考えました いつものような夜更けになりました やがてあなたが戻ってくるでしょう おかえりなさい おつかれでしょう もうむかえはできないのです  いつものような夜更けになりました やがてあなたが戻ってくるでしょう おかえりなさい おつかれでしょう もうむかえはできないのです
夢みる頃伊藤咲子伊藤咲子阿久悠シュキ・レヴィ私にも夢を下さい すばらしい恋を下さい 誕生日が過ぎて私は 大人になることを知ったの  さわやかな風が吹く朝 いそいそと花を手にして 好きな人のもとへ急ぐの 愛の言葉少しおぼえて  十六は夢みる頃 何もかもバラいろ あのひとと同じ夢を見たいだけ それだけ  あのひともきっと私を 好きになりそうな気がする 肩を抱いてある日突然 いわれそうで胸がときめく  十六は夢みる頃 蝶のように自由に あのひとと同じ夢を 見たいだけそれだけ  私にも夢を下さい すばらしい恋を下さい
青い麦伊藤咲子伊藤咲子阿久悠三木たかし二人は青い麦 愛にめざめた 着なれた制服が 少し苦しい ふるえながらかわす 最初のくちづけ なぜかとても自然 そうなる二人 ねぇ 好きと叫ばせて 誰よりも 愛しているのと とめないで それが私のこころ 誰かにきかせたいほどよ 二人は青い麦 愛にめざめた  二人は青い麦 愛にめざめた とめてもとまらない 愛がはじまる 二人だけの世界 つくってみたくて いつも肩を抱いて 話しているの ねぇ これが愛なのね 別れたらすぐに 想い出す 指先が少し はなれただけ さびしくなってしまうのよ 二人は青い麦 愛にめざめた
冬の星伊藤咲子伊藤咲子阿久悠三木たかしつめたく凍(こご)える 冬の星座を 汽車の窓から見つめ 私は旅に出る からだがふるえる 胸の不安を 強く抱きしめながら あなたの住む町へ もしも迎えてくれたなら 私はきっと泣くでしょう 心のはりが なくなって そのまま たおれてしまうでしょう  だから今度だけは わがまま許して 私の恋はもう戻れない 戻れない  うしろにとび去る町の灯りを じっと見つめて想う ほんとはこわいのと 一生一度の恋にしたいの 涙流れてばかり 夜汽車は眠れない もしも愛してくれたなら 私はもっと愛します 心の中の すみずみも あなたを感じて 生きるでしょう  だから今度だけは わがまま許して 私の恋はもう戻れない 戻れない
いい娘に逢ったらドキッ伊藤咲子伊藤咲子阿久悠三木たかしいい娘に逢ったらドキッ それは普通の感情なんだ だから私は怒らない 怒らない  まぶしい季節だもの きれいに見えるでしょう すれ違いのオーデコロン ツンときくでしょう  時々だったらいい だけどいつもじゃ話は別よ 少しいやみもいいたいわ いいたいわ  あなたの心は今 私を忘れている 手をつないでいても それがわかる お願いよ お願いよ お願いよ お願いよ このままじゃ私も誰かにドキッとするわ  ゆらめく季節だもの すべてがカラフルだわ さくらんぼのくちびるには ふれてみたいでしょう  いい娘に逢ったらドキッ それは普通の感情なんだ だけど私は許せない 許せない  あなたのその目は今 私とくらべている なやましげな色で それがわかる お願いよ お願いよ お願いよ お願いよ このままじゃ私も誰かにドキッとするわ  お願いよ お願いよ お願いよ お願いよ このままじゃ私も誰かにドキッとするわ
青い鳥逃げても伊藤咲子伊藤咲子阿久悠三木たかし昨日までこの部屋にいたはずの 青い鳥窓から逃げて行った むらさきのたそがれがたちこめて 悲しみにそまって泣いた私 こがらしの時が過ぎ春が近いのに ほがらかになれなくて ごめんなさい 青い鳥逃げても もう泣かないわ 青い鳥逃げても もう泣かないわ  少しだけ夢にみたしあわせが こなごなにこわれて散って行った てのひらにかき集め見つめても 昨日の形に戻らないわ こもれ日がキラキラと光る窓ガラス 美しく見えなくて ごめんなさい 青い鳥逃げても もう泣かないわ 青い鳥逃げても もう泣かないわ
愛のシルフィー伊藤咲子伊藤咲子阿久悠三木たかしここまで来たら 私の負けよ 何にもいわず 抱いて 抱いて 抱いて 早く (シルフィー)  くちびるが 火傷して 何もいえなくなるほどの くちづけが ほしいのよ 迷う気持をなくすため つかまえて つかまえて 風がさらって行きそうよ 心がゆれる からだがゆれる  お前も今日からは 自由がなくなるよ このぼくが 心に鍵をかけたから あなたはそういった  いいのよそれで いいのよそれで いいのよそれで 抱いて 抱いて 抱いて 強く (シルフィー)  あなたから はなれたら 夏の夜でも こごえそう もう二度とこの私 ゆれる娘にしないでね つかまえて つかまえて 息が出来なくなるほどに 心が熱い からだが熱い  気ままな風だって つつんでしまったら あたたかくなるもの 愛のてのひらで あなたはそういった  いいのよそれで いいのよそれで いいのよそれで 抱いて 抱いて 抱いて 強く (シルフィー)
きみ可愛いね伊藤咲子伊藤咲子阿久悠三木たかしあなたの指が 肩にふれたら 私はきゅうに おとなしくなる あなたが好きで 好きで たまらないのよ ひとこと云って きみ可愛いね  やさしい春が おとずれたなら 花束抱いた そよ風が吹く 緑の中で 中で 口づけをして ひとこと云って きみ可愛いね  あああ 愛するなんて あとでもいいの そうよ 指輪も今は 欲しくはないの  乙女の心 感じるのなら 髪の毛なぜて ささやいてみて 天までのぼる のぼる 気持ちになるわ ひとこと云って きみ可愛いね  あなたの瞳 感じるたびに 何かを待って ときめいている 体のふるえ ふるえ とめられない ひとこと云って きみ可愛いね  あああ 愛するなんて あとでもいいの そうよ 指輪も今は 欲しくはないの
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
木枯しの二人GOLD LYLIC伊藤咲子GOLD LYLIC伊藤咲子阿久悠三木たかしもっと強く抱きしめてよ 奪われないように 固く固く折れる程に その手で抱きしめて  家を出た二人を木枯しが追いかけ 若過ぎる恋だと悲しみを与える 誰もみな そ知らぬ顔をして行き過ぎ あたたかいくちづけ それだけが頼りよ 灰色の空の下 粉雪をあびながら 愛と愛で結び合った あなたと私 もっと強く抱きしめてよ 奪われないように 固く固く折れる程に その手で抱きしめて  噴水もこごえる公園の片隅 あのひとのマントにくるまってふるえる もうすべてあなたに 捧げてもいいのと 胸の音ききながら 涙ぐむ私よ 雪どけを待つように 許されぬ初恋を 愛と愛で誓い合って その日を待つの もっと強く抱きしめてよ 奪われないように 固く固く折れる程に その手で抱きしめて
乙女のワルツGOLD LYLIC伊藤咲子GOLD LYLIC伊藤咲子阿久悠三木たかし好きといえばいいのに いつもいえぬままに 月が上る小道を 泣いて帰った 白く咲いてる野の花を つんで願いをかける どうぞ 愛があなたにとどくようにと  好きなひとはいつしか 他のひとをつれて 遠い町へ旅立つ 何も知らずに 駅のホームのはずれから そっと別れをいって それで 愛が悲しく消えてしまった  小雨降る日はせつなくて ひとり涙を流し つらいだけの初恋 乙女のワルツ
ひまわり娘GOLD LYLIC伊藤咲子GOLD LYLIC伊藤咲子阿久悠シュキ・レヴィ誰のために咲いたの それはあなたのためよ 白い夏のひざしをあびて こんなに開いたの 恋の夢を求めて まわるひまわりの花 そしていつも見つめてくれる あなた太陽みたい 涙なんか知らない いつでもほほえみを そんな君が好きだと あなたはささやく  もしもいつかあなたが 顔を見せなくなれば きっと枯れてしまうのでしょう そんなひまわりの花  涙なんか知らない いつでもほほえみを そんな君が好きだと あなたはささやく  誰のために咲いたの それはあなたのためよ あなただけの花になりたい それが私の願い あなただけの花になりたい それが私の願い
この愛に生きて内山田洋とクール・ファイブ内山田洋とクール・ファイブ阿久悠彩木雅夫あのひとを愛しては いけないと云われ 旅に出て忘れようと 悩んでもみたが 思いきれぬ 恋よ 雨の街で 人目しのんで 愛を告げた あとのしあわせ 許されぬ愛だから なおさらつのり 許されぬ愛だから ひとときに賭ける こみあげる涙  つかのまのしあわせが はかなくも過ぎて しのび寄る夜明けにも 悲しみがあふれ はなれられぬ 恋よ 肩を抱いて 心かよわせ つらい胸の中を 忘れる 別れても別れても この愛に生きて 別れても別れても あきらめはしない かさね合う心  帰るひとを送る 苦しさ だれに云えばいいと 云うのか うしろ指さされても しのび逢う恋を うしろ指さされても あのひとのために この身まで捨てる
恋唄内山田洋とクール・ファイブ内山田洋とクール・ファイブ阿久悠鈴木邦彦ほんのみじかい夢でも とてもしあわせだった 逢えてほんとによかった だけど帰るあなた  泣かないと誓ったけれど それは無理なことだと知った 折れるほど抱きしめたいと 心からそう思う はかないだけの恋唄  少しやつれた姿に 胸が痛んでならない ついて行きたいけれど ひとり帰るあなた  何ゆえに結ばれないか 出逢う時が遅すぎたのか 人前でくちづけたいと 心からそう思う せつないだけの恋唄  何ゆえに結ばれないか 出逢う時が遅すぎたのか 人前でくちづけたいと 心からそう思う せつないだけの恋唄
あなたのひとりごと桜田淳子桜田淳子阿久悠中村泰士あなたのひとりごと きいてしまいました 私にとっては つらい言葉でした その日の日記には 涙のあとばかり きらいきらいきらいと 何度も書きました 真夜中十二時 雨だれポツン ひとりで 見つめて泣いた 悲しいわ あなたのひとりごと  あなたのひとりごと きいてしまいました 私の夢まで 消してしまいました 私の友達を 恋しているなんて きらいきらいきらいと 何度もいいました 真夜中十二時 しとしと雨 日記を 破って捨てた 悲しいわ あなたのひとりごと  真夜中十二時 しとしと雨 日記を 破って捨てた 悲しいわ あなたのひとりごと 悲しいわ あなたのひとりごと
気になるあいつ桜田淳子桜田淳子阿久悠森田公一あなたのばか もう知らない お話しなんか してあげない 私のこと 気付かないで 女の人と 遊んでいる おそろいの 白いベストも すてようかな 口づけの 夢の気分も すてようかな キライになりたい あなたのことを キライになりたい 気になるあいつ  あなたのばか こっちむいて 少しは何か 話しをして 私のもの その微笑み 誰にもあげちゃ いけないもの 約束の 銀の指輪も すてようかな 好きですと 言った言葉も すてようかな キライになりたい あなたのことを キライになりたい 気になるあいつ
特別な気持桜田淳子桜田淳子阿久悠森田公一何かしら特別な ことがありそうな気が なぜか朝からしてたから 胸がときめく日曜日 何かしら特別な この不思議な気持ち それはあなたの きっとせだわ 話がしたいから 出ておいでなんていう どうなってしまうの 少し不安になるわ 足の運びがだんだんに おくれて行く私  何かしら特別な ことがありそうな気が やはりあなたに出逢っても 消えて行かない日曜日 何かしら特別な 息苦しい思い そんな私を 知っているのか あなたは肩を抱き 一言もしゃべらない どうなってしまうの 少し不安になるわ 何か話があるのなら じらさないで早く
高原物語桜田淳子桜田淳子阿久悠森田公一深くてつめたい湖に からだを沈めて死ねたなら 信じたあなたの裏切りも 忘れてしまえることでしょう 誰にも逢えない高原で さびしい季節を過ごします 手紙を破って捨てるしか 私に勇気がないのです  山鳩ほろほろ泣く森も うつしてさびしい湖に ボートをうかべて泣くことが 心をやすめるてだてです 楽しいつもりの高原で 死ぬほど孤独を感じます 波紋がゆらゆらひろがって 避暑地の季節が変ります
叱られてから桜田淳子桜田淳子阿久悠森田公一叱られてから 叱られてから あなたのことが わかって来ました 少し私が悪いこに なりそうな時 あなたは本気でぶってくれたわ 頬のいたさに涙を流し あなたの胸で泣いてしまいました 足もとに落ちていた真赤な鞄を 拾って私に持たせたあなた  叱られてから 叱られてから 私はとても変って来ました もしもあの時知らないふり あなたがしたら ほんとのやさしさ 知らなかったわ 指をかむほどくやしい思い なぜだか忘れ泣いてしまいました ほっぺたにへばりつく私の髪の毛 やさしくとかして笑ったあなた
あなたが恋しい桜田淳子桜田淳子阿久悠森田公一あなたが恋しいたそがれ時は 小指がちくちく痛みます いたずら半分あなたがかんだ 楽しいあの日がうかびます だめよだめよ 忘れてしまっては もう一度 私を愛してね ほほから胸へと涙があふれ むらさき色した日ぐれです  あなたが恋しいたそがれ時は 大人のふりして歩きます 淋しい右手をあなたにあずけ お話したいと思います だめよだめよ 遠くへいかないで もう一度 やさしく抱きしめて 口ぶえふけたらふいてもみたい むらさき色した日ぐれです  だめよだめよ 忘れてしまっては もう一度 私を愛してね ほほから胸へと涙があふれ むらさき色した日ぐれです
よろしく桜田淳子桜田淳子阿久悠三木たかしよろしく はじめまして こんな私です あなたに逢えて とてもうれしい 前からあなたのこと 知っていました 誘われたのが 信じられない そんなに見つめないで 何か話して 私のどこが好きなのか ちょっと教えて 近くでみると 可愛いねなんて あなたは大人びて ポツンといつた  よろしく 今日はとても 楽しかったわ あなたはやはり とてもいいひと 帰りはいつのまにか 肩を抱いたり 握手も少し 痛いけれども  だまって帰らないで 何か話して 今度はどこで逢えるのか きめておきましょう 毎日顔を 見たくなるなんて あなたは泣けそうな 言葉をいった  だまって帰らないで 何か話して 今度はどこで逢えるのか きめておきましょう 毎日顔を 見たくなるなんて あなたは泣けそうな 言葉をいった
秘密桜田淳子桜田淳子阿久悠中村泰士胸の中の悩み誰がきいてくれるでしょう なぜか昨日までの私じゃない気がする 無邪気に甘えることなど出来ない くちづけされたその時 めざめたおそれ感じている 私は変る変る それは秘密秘密私だけの秘密なのよ  急に言葉数もへってしまい不思議なの 私だけが一人のこされてるみたいよ  目と目が合っても笑いは出来ない くちづけされたその時 私をつつむ何もかもが はげしく変る変る それは大人になる私だけの 秘密なのよ  目と目が合っても笑いは出来ない くちづけされたその時 私をつつむ何もかもが はげしく変る変る それは大人になる私だけの 秘密なのよ
白い日記桜田淳子桜田淳子阿久悠中村泰士去年の日記の終りごろ 十日も続けて白いまま 時々涙のしみのあとや インクのにじみ残るだけ 私にとって悲し過ぎる 日記も書けない事でした  死にたいなんかと書き並べ その字を上からかき消して それから十日が真ッ白の ページを残しここにある 私にとって悲し過ぎる 日記も書けない事でした  木枯らし吹くころとり出して 涙で見つめる日記帳 あなたが突然死ぬなんて だまって一人で死ぬなんて 私にとって悲し過ぎる 日記も書けない事でした
若い人桜田淳子桜田淳子阿久悠三木たかし君はまだ青い 青い木の実 だから枝を はなれてはいけない あのひとはいつも そんな言葉を 残して行く くちづけもしないで 制服の胸に吹く風よりも その方が私にはつらいのに 初恋はとどかない 若過ぎてとどかない こんなにも好きなのに 好きなのに  もうすぐに赤い 赤い木の実 その時から 何もかもはじまる 恋だってきっと 変るはずだと 見つめながら 肩に手を置くひと あたたかいてのひらが何よりも 泣きそうな私にはつらいのに  初恋はとどかない 若過ぎてとどかない こんなにも好きなのに 好きなのに  初恋はとどかない 若過ぎてとどかない こんなにも好きなのに 好きなのに
くちづけ桜田淳子桜田淳子阿久悠中村泰士何かの話を夢中でしてたら 突然あなたはだまってしまったの どうかしたのかとふり向く私に あなたはそっとくちづけくれた 真赤な夕日が涙でにじみ 何もかも見えなくなったわ 私は悔やまない 悔やまない 昨日私に訪れたこと  泣いたら駄目だとあなたはいうけど 知らない間に涙があふれたの つらいことなど少しもないのに 不思議なことねくちいづけのあと 小指をからませ歩いて行けば 別れ道すぐに来てしまう 私は悔やまない 悔やまない 昨日私に訪れたこと  真赤な夕日が涙でにじみ 何もかも見えなくなったわ 私は悔やまない 悔やまない 昨日私に訪れたこと
小さな姫鏡台桜田淳子桜田淳子阿久悠中村泰士姫鏡台を見つめていたら 私の嘘がわかってしまう ほほえんで見せたって 鏡の顔は笑わない そんな時には素直になって 話し相手になってもらうのよ 初恋に破れた日 日記にも書けない日 私の心いつでものぞき わかってくれる姫鏡台よ いやな娘になった時 いけないことをした時に すぐに悲しい顔してくれる そして私を叱りつけるのよ かくしごとつくった日 日記にも書けない日
明日では遅すぎる桜田淳子桜田淳子阿久悠中村泰士恋することを知りたいの 明日では明日では遅すぎる 知らない間に過ぎて行く 季節のすき間で見失う そんな思いがこわいのよ すぐに探してほしいのよ 一番大事なそのひとは どこでどうしているの 一番大事なそのひとは どこでどうしているの  愛することを知りたいの 明日では明日では遅すぎる 誰かに何かを捧げたい そういう気持ちがわかりたい つらい思いもかまわない 傷がつくのもかまわない たった一人のそのひとは それを承知でいるの たった一人のそのひとは それを承知でいるの
16才の感情桜田淳子桜田淳子阿久悠中村泰士花占い 逢える 逢えない 逢える 逢えない 逢える 逢えない 逢える 逢えない  愛してる 愛してない 愛してる 愛してない 愛してる 愛してない 愛してる  十六のある日 ポツンと一人 しあわせと悲しみが 追いかけっこする午後 花びらをむしりながら 恋うらない 私はまだまだ 少女なのかな  いえる いえない いえる いえない いえる いえない いえる  失恋 春になった日 十六になった日 一人の人を 好きになった 目立たないけれど やさしそうな人でした  夏になった日 恋文を書いて 大好きですと 打ち明けました ありがとうといって 背中向けて行きました  秋になった日 しあわせが遠い日 悲しいうわさ きかされました あのひとに好きな ひとがいるという話  冬になった日 十六になれた日 私は恋を あきらめました カリカリのつらら こごえながらかみました  一週間 月曜日 前髪を少し切り 火曜日は 泣けて来る映画見て 水曜日 友だちが失恋し 木曜日 なぐさめにおしゃべりし 金曜日 先生がよく見えて 土曜日 は十六の娘になるの 日曜日? 日曜日は何通も手紙を書いて… 少し大人過ぎる小説を読んで… 詩を書いて… 一週間は終り だけど…いつも違う一週間…
白い貝がら桜田淳子桜田淳子阿久悠中村泰士白い大きな貝がらに この胸の中を話します 昨日あなたに逢ったこと はじめて感じた恋など かくさずに何でも話します 誰よりも好きなのと泣きながら あのひとに逢わせてと白い貝がらに 波の音ききながらうずくまる砂の上  白い大きな貝がらは きくだけで何も答えない 今は私の部屋の中 想い出つつんでいるだけ いつの日か楽しく話すでしょう 初恋のあの声がきけるでしょう 夏の日が来るたびに白い貝がらを 忘れずにとり出してききたいと思います
あなたが頬をぶったの桜田淳子桜田淳子阿久悠森田公一あなたに頬をぶたれた夜は 涙があふれて止まりません 右手でふれる右の頬 あなたが私をぶったのです 悲しくて 悲しくてなりません あんなにどうして怒ったの あなたがきらい あなたがきらい あなたがきらい いいえ好き  あなたに頬をぶたれた夜は 手紙をたくさん書きました インクのいろが青すぎる あなたが私をぶったのです くやしくて くやしくてなりません 私が悪いと知ってても あなたがきらい あなたがきらい あなたがきらい いいえ好き
月影のくちづけ桜田淳子桜田淳子阿久悠森田公一背のびして待つくちづけよ 青い月の色さえて 初恋の夢むすぶ時 風さえ甘い あなたの胸は頼りになるわ とても好きよ 好きよ くちびるふれたその瞬間は 見ないふりをしてね  目をとじてうつむく私 胸ははりさける想い さやさやと風吹きわたる 公園の隅で あなたの胸は頼りになるわ とても好きよ 好きよ 耳までそめたこのはじらいは 見ないふりをしてね
まだ子供でしょうか桜田淳子桜田淳子阿久悠森田公一ほっぺたがふくらんでるのは まだ子供でしょうか 突然はしゃいで笑うのも 子供の証拠でしょうか あなたと逢うたびに そんな風に思います 別れたその後で 涙が出るほどくやみます  友だちの話をするのは まだ子供でしょうか 気軽くからだにふれるのは 子供の証拠でしょうか あなたと逢う前は 心きめて行くのです それでも結局は おんなじ後悔するのです  あなたと逢うたびに そんな風に思います 別れたその後で 涙が出るほどくやみます
ちいさな花の恋桜田淳子桜田淳子阿久悠中村泰士水辺に咲いた だれも知らぬ 花のように 私はひとり たのしい夢 みてます いつか私に 恋がおとずれ この心も晴れる ことでしょう 静かな森で 小鳥たちが めざめる頃 私の前に誰かが 手を出すでしょう  白馬に乗った 人がここを 通る時に 私はきっと きれいに 咲く花です それが私の 恋のおとずれ この心が ゆれることでしょう 緑の森に 赤い木の実 みのる頃に 私はふたり 遠くへ 行くことでしょう
乙女の祈り桜田淳子桜田淳子阿久悠中村泰士乙女の祈りが きこえてる わたしはひとりで 歩いてる あのひと住む家 このあたり 静かな坂道 昼さがり 何度も何度も 立ちどまり あの窓あたりと 背のびする 逢いたいこころ ときめくこころ わたしの真上に 虹が出る  乙女の祈りが ふとやんで 窓からあのひと 顔を出す 若葉の匂いが たちこめた 何故だかうれしい 雨あがり 何度も何度も ふりむいて ちいさなしあわせ 感じてる いえない想い ひそかな想い わたしの真上に 虹が出る
姉さんのお嫁入り桜田淳子桜田淳子阿久悠中村泰士お姉さんのお嫁入り 私は泣いた 浜千鳥あそぶ海 歩きながら なぜかさびしくて ここまで来たの 今ごろあの汽車は はるかな先へ行き 私のさよならは もうきこえはしない  お姉さんのお嫁入り 私は泣いた しあわせな顔を見て つらくなった 白いあのドレス 花束さえも あれほど仲のよい 姉妹だったのに これきり遠くへと 行ってしまうなんて  今ごろあの汽車は はるかな先へ行き 私のさよならは もうきこえはしない
よせがき桜田淳子桜田淳子阿久悠中村泰士ともだちの 寄せ書きを見ていると あのころがはっきりと 浮かびます 澄みきった北の空 駈けていた丘の道 ケンちゃんは さよならと書いただけ ひとみちゃんは がんばってと書いてある とても小さな 寄せ書きが 今の私の宝です  ともだちの 寄せ書きを見ていると 涙など知らぬまに かわきます 真白な雪の道 赤くしたほっぺたを みゃちゃんは むずかしいことを書き エッコちゃんは 友情と書いてある とっても小さな 寄せ書きが 今の私の宝です とっても小さな 寄せ書きが 今の私の宝です
虹のほほえみ桜田淳子桜田淳子阿久悠中村泰士ほら大きな 虹が出た 私にそっと ほほえみ 明日は すてきなことが きっと あるからと 涙をふいて 雨あがり 空のかなた 見つめたら 虹の向かい 白い鳩がとぶ 私の小さな 夢をはこんで  ほらきれいに 虹が出た 私をそっと 呼んでる 今ごろ 逢いたいひとが 駈けているでしょう 涙ふいて 雨あがり 空のかなた 見つめたら 虹の橋を 渡る私たち ふたりのしあわせの 夢を描いて 涙をふいて 雨あがり 空のかなた 見つめたら 虹の向かい 白い鳩がとぶ 私の小さな 夢をはこんで
若草の夢桜田淳子桜田淳子阿久悠中村泰士もしもこのまま 大人になって それでも好きなら どうするでしょう 幼なじみの 二人だけれど 何故だか近頃 不思議な気持 丘は若草 緑の世界 息をはずませ 二人で駈ける 指をからめて 青空見上げ 恋の芽ばえを 感じていたの  摘んだ野の花 わたしの髪に 飾ってあなたは どういうでしょう 夢にみていた ちいさな恋が きれいに咲くのは もうすぐかしら 丘は若葉 緑の世界 息をはずませ 二人で駈ける 春の日ざしが かたむく頃に ほほえみかわして さよならしたの
天使の冒険桜田淳子桜田淳子阿久悠中村泰士ある夏の日に ふと目をさまし この森かげを とび出して行く 夢をみる天使 今はばたく翼 冒険と旅へ ただひとりでたった この空の下 この街の中 恋するひとと いつ出会えるの ラララ……… ラララ………  もうとしごろと 胸ときめかせ この花園を とび出したけど さびしげな天使 まだ見つからないの 恋の矢は誰の胸に うてばいいの この空の下 この街の中 恋するひとと いつで会えるの ラララ……… ラララ………
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
わたしの千羽鶴桜田淳子桜田淳子阿久悠中村泰士千羽鶴 あといくつ 願いがかなうまで 赤い紙 白い紙 とりどり 夢を折る くるりくるくる 風に舞う わたしの千羽鶴 いつの日かあのひとの 心にとどけるの  十六に なったなら 恋していいという 竹の葉の 雨だれを 見つめて そう想う くるりくるくる 風に舞う わたしの千羽鶴 いつの日かあのひとは わたしに逢いに来る  毎日の手紙にも 一羽の鶴を入れ まごころを 千日も とどけてあげられる くるりくるくる 風に舞う わたしの千羽鶴 いつの日か夢をみて ひとりで折っている
涙はたいせつに桜田淳子桜田淳子阿久悠中村泰士季節の色が 悲しくて 手紙のわけが せつなくて 言葉でいえず 苦しくて ひとりにされた 気になって だけど 泣かないで 泣いては駄目よ 涙は涙は たいせつにしてね いつか本気で 流す時まで  悲しいことも あるでしょう さびしいことも あるでしょう 別れることも 知るでしょう 傷つくことも 知るでしょう だけど 泣かないで 泣いては駄目よ 涙は涙は たいせつにしてね いつか本気で 流す時まで
足長おじさん桜田淳子桜田淳子阿久悠中村泰士わたしの好きな おじさんは 足長おじさんよ 夢見る心をのぞき 叶えてくれるひと だけども顔を 見せてくれないの わたしは逢いたい 逢いたい あれからつらいことでも 決して泣かないわ どこかでわたしを じっと見つめてくれるから  わたしの好きな おじさんは 足長おじさんよ 誰にも知られず そっと幸福くれるひと だけども顔を 見せてくれないの わたしは逢いたい 逢いたい いつかは名のりをあげてね ありがとういわせてね それまでわたしは じっと夢みて待っている  だけども顔を 見せてくれないの わたしは逢いたい 逢いたい わたしの好きな おじさんは 足長おじさんよ 夢みる心をのぞき 叶えてくれるひと
16才の夏桜田淳子桜田淳子阿久悠中村泰士はじめてのビキニ着た夏 きらきら 青い海にとけてしまいそう あのひとが熱い目で見る見ている 何だか少しまぶしいような気持ちで 私は駆け出す あゝあゝ 16の夏は何かが 去年と違う何かが 私に起りそうなの 今すく起りそう  はじめてのくちづけの夏 きらきら ぬれた頬が灼けてしまいそう あのひとが好きだよという ささやく 人魚のようなすてきなひとといわれて 私はうつむく あゝあゝ 16の夏は何かが 去年と違う何かが 私に起りそうなの 今すく起りそう
恋のフィーリング桜田淳子桜田淳子阿久悠中村泰士あなたが叫ぶ声がこだまになる yei yei 好きだよ 好きだよ 何度も響く そうよ はだしのまま草原駈けて行って yei yei 山脈見つめて そういったの うれしい どうしよう 今すぐに私もと 返事をしたいけれど… 林を子鹿がぬけるように 恋する二人のたわむれは 季節の終りの高原で いつまでもつづくの  あなたの白いシャツにサインをして yei yei 好きなの 好きなの 三つも書いた そうよ 二人はもう別れて行くのだけれど yei yei お道化てみたいの 別れ道 さびしい どうしよう 信号が変わったら 手を振って行くけれど… 恋するメロディ流れてる 私は一緒に口ずさみ うれしい想い出抱きしめて 街角を曲がるの  さびしい どうしよう 信号が変わったら 手を振って行くけれど… 恋するメロディ流れてる 私は一緒に口ずさみ うれしい想い出抱きしめて 街角を曲がるの
秘密のいろ桜田淳子桜田淳子阿久悠中村泰士あなたに書いた はじめての手紙 愛してますと 大人びた言葉 ひとりの部屋は 秘密のいろで あなたの写真が 笑ってる 封筒を抱きしめて 話しかける うれしい うれしくない うれしいでしょう こんなに好きな いじらしい気持ち つたえてほしい はじめての手紙  くちづけされた ときめきのままで 愛してますと 大人びた言葉 ひとりの部屋は 秘密のいろで 鏡に向って 笑ってる くちびるにふれながら 話しかける うれしい うれしくない うれしいでしょう こんなに熱い あなたへの想い 育ってほしい ときめきのままで
日ぐれの少女桜田淳子桜田淳子阿久悠森田公一誰かに逢いたい 日ぐれが来ると 誰でもいいから 話しがしたい 坂道のぼって 街の灯見つめ なぜだか涙を 浮かべているの 公園のブランコが ゆれている 少年がハーモニカ 吹いている みんなそうかな さびしいのかな こんな日ぐれは さびしいのかな  花屋の店先 一輪だけが ぽつんと残った 日ぐれも過ぎて その花もらって 手にして歩く この次逢うひと あげてもいいわ 街灯が一つだけ 消えている 泣き虫が道ばたに すわってる みんなそうかな さびしいのかな こんな日ぐれは さびしいのかな
ふたりはふたり桜田淳子桜田淳子阿久悠中村泰士もしもし私 私です 昨日は本当に ごめんなさいね あなたの言うこと わかっていても 意地をはってた 私が悪い ゆるして夜中に 電話をかけて ティンガリンガリン ティンガリンガリン ティンガリンガリン ワォ……… ふたりはふたりよ ふたりしかないわ あなたしかないの この広い世界で  もしもし私 私です 電話をきらずに 話していてね ゆるしてくれたら いつものように ときどきやさしい 言葉をかけて 名前を呼んでね おやすみ言って ティンガリンガリン ティンガリンガリン ティンガリンガリン ワォ……… ふたりはふたりよ ふたりしかないわ あなたしかないの この広い世界で
のっぽの恋人桜田淳子桜田淳子阿久悠中村泰士くちづけをせがんだら 抱きあげられて 真赤な靴がぽっんと 落ちた しあわせも倍くらい 大きな胸を 拳でたたき 甘える私 のっぽの恋人 私の恋人は さよならも小さくは 見えないの だから大好き あなたのあなたのことが  人ごみで別れても あなたが見える ほほえむ顔がぽつん みえる 誰よりもやさしくて たくましいひと いつも見上げて おしゃべりするの のっぽの恋人 私の恋人は さよならも小さくは 見えないの だから大好き あなたのあなたのことが
友達よ泣くんじゃない桜田淳子桜田淳子阿久悠鈴木邦彦友達よ 泣くんじゃない 今は つらいけど 友達よ 泣くんじゃない 明日は 晴れるから 君の胸の奥は いつも熱いあらし 何をしても苦しい せつないこの毎日 友達よ 泣くんじゃない 誰も 今はそうさ  友達よ 泣くんじゃない 話して あげるから  友達よ 行くんじゃない 逃げて どうなるか 友達よ 行くんじゃない ここにも 夢がある 恋に悩む時も 愛をさがす時も 何をしても苦しい せつないこの毎日 友達よ 行くんじゃない みんな 君の味方 友達よ 行くんじゃない 見つめて あげるから
個人授業桜田淳子桜田淳子阿久悠都倉俊一いけない人ねっといって いつもこの頭をなでる 叱られていてもぼくは 何故かうっとりしてしまう あなたは せんせい 授業をしている時も ぼくはただ見つめてるだけ 魔法にかかったように 昼も夢みている気分 あなたは せんせい あこがれのあのひとは 罪なことだよせんせい 出来るなら 個人授業を 受けてみたいよハハハ……… 学校帰りの道で じっと待つこの身はつらい 毎日毎日同じ場所で ただこうしているよ あなたはせんせい せんせい  はやりのドレスをいつも しゃれてきこなしてるひとよ けっこうグラマーなことも ぼくは気がついてるんだよ あなたは せんせい 今度の休みになれば 部屋へたずねることにしよう ちょっぴり大人のふりで 愛のことばなど持って あなたは せんせい あこがれのあのひとは 罪なことだよせんせい 出来るなら個人授業を 受けてみたいよハハ……… ちらちらまぶたにうかび とても勉強など駄目さ このまま続いて行けば きっと死んでしまうだろうよ あなたはせんせい せんせい
人形の部屋桜田淳子桜田淳子阿久悠中村泰士人形を片づけて 大人の部屋に 壁の絵もカーテンも 変えましょう しとしと雨が降る 日曜だけれど あのひとがお昼から やって来る どんな顔で どんな風に そして どんな話するのがいいの  素敵なアルバムは 目につく場所へ 涙っぽい日記など かくそう 鳩時計鳴いたから あの人くるころ なぜかしら ときめいてならないの どんな顔で どんな風に そして どんな話するのがいいの  人形のこの部屋も すっかり変わり 恋をする 女の子らしくなる どんな顔で どんな風に そして どんな話するのがいいの
淳子の花物語桜田淳子桜田淳子阿久悠中村泰士この花は私です やっと綺麗に咲いたのです 誰よりも先に あなたに 見せたかったのです 窓辺に置きます 知らない間に そつと置いて帰って来ます 気がついて くれるでしょうか 手にとって あゝ綺麗だと いってくれるでしょうか それとも 風に吹かれても 雨にうたれても 知らん顔で そのままでしょうか 窓の外に置かれたままでしょうか  この花は私です この花は私です やっと綺麗に咲いたのです 初恋なのです どうしてもあなたの 胸にとどけたいのです 明日の朝 窓の外に 立ってみます もしも 私の花が枯れていたら あきらめます そのかわり 私のことが好きなら でも それを約束する 方法も知らないのです この花は私です どうぞ 可愛がって下さい
鳩のいる広場桜田淳子桜田淳子阿久悠中村泰士鳩のいる広場には 恋人同士の夢がある 私はただひとりきり 風船を手に 歌うのよ さわやかな昼下り 絵を描く人の前を 初恋の夢を 見て走って帰る いつか誰かと この広場に来て いつか誰かと 逢いに来る誰かと  鳩のいる広場には 知らない同志がめぐりあう 私はただひとりきり 花束を手に 歌うのよ 風のある昼下り にぎあう人をさけて 初恋に涙ぐみ 走って帰る 明日はあなたと この広場に来て 明日はあなたに 逢いに来るあなたに
妖精のつばさ桜田淳子桜田淳子阿久悠中村泰士白いつばさ 背につけて あなたのもとへ 行きたい たったひとり いることは とってもできない 好きよ こんなに愛してる 神さまお願い アアつれていって 教会のあの鐘を 鳴らしたいの  虹がかかる あの空の はるかなかなた 見つめる 青く澄んだ この涙 とどけたいのよ 好きよ こんなに愛してる 神さまお願い アアつれていって 教会でしあわせを 誓いたいの  好きよ こんなに愛してる 神さまお願い アアつれていって 教会のあの鐘を 鳴らしたいの
恋人になって!!桜田淳子桜田淳子阿久悠中村泰士いつのまにかあなたを 夢にみるようになって 私は恋してしまったの 知らないうちに おねがい ネ 恋人に やさしく ネ ささやいて 花を育てたのよ こんなにも あなたにあげるために  口笛吹きあなたが 窓の下通りすぎる 手紙のかわりに花束を 窓から投げた おねがい ネ 恋人に やさしく ネ ささやいて そっとひろいあげて ほほえんで 花束抱いてくれた  おねがい ネ 恋人に やさしく ネ ささやいて 花を育てたのよ こんなにも あなたにあげるために
悦楽の園長山洋子長山洋子阿久悠さだまさし若草恵お許し下さい 悦楽の園におります いつ帰れるやら 心はあなたを想い からだはこの場を動きません 人間だからでしょうか 女であるからでしょうか  またたびを嗅いだ猫です バイオリンで金縛りです 悪い男が とても親切で 私を惑わせつづけます  今は秋 やがて冬 きっと冬は長く ここを出られません 春には戻ります  お忘れください 悦楽の園におります もう見知らぬひと この世はいつわりばかり 愛には嘘など混りません 溺れているのでしょうか はかない夢なのでしょうか  哀しみを捨てた鳥です ただ楽しく歌っています 悪い女が ここは天国と ささやきつづけているのです  今は秋 やがて冬 きっと冬は暗く 道に迷いそうで 春まで過します  今は秋 やがて冬 きっと冬は長く ここを出られません 春には戻ります
愛さずにいられない野口五郎野口五郎阿久悠馬飼野俊一馬飼野俊一だからもう つらい過去など いわないで うつむいたままで 暮して何になる  好きならば すべて投げ出し 来るがいい 傷ついた胸も いつかは いえるだろう  たとえ誰が 指をさして 悪いうわさ たてていても 強く抱きしめて 抱きしめて 君を愛さずに いられない  許してと君は いつでも いうけれど もう二度とそんな 言葉はやめてくれ  火のように燃えた くちづけ受けながら なぜそんな 暗い瞳をしてるんだ  たとえどんな つらいことも 耐えて行くと 誓いあって 強く抱きしめて 抱きしめて 君を愛さずに いられない  君を愛さずに いられない  君を愛さずに いられない  君を 君を愛さずに…いられない
赤い靴はいてた淫らな娘松坂慶子松坂慶子阿久悠小林亜星赤い靴 はいていた 淫らな娘と ひとは云うけれど 色つきの人生を 少しばかり夢に見ただけさ  いじわる女みたいなふりをして やさしい女なんだとすぐばれる おや指が シャクの種 しくじるのは いつも こればかり  厄年の空(から)さわぎ このあたりで 赤い靴をぬぐ 人並のしあわせは 手遅れだと 知っているけれど  あばずれ女みたいな顔をして 可愛い女なんだとすぐばれる 純情は 金しばり 柄にもないことを云いそうで  いじわる女みたいなふりをして やさしい女なんだとすぐばれる おや指が シャクの種 しくじるのは いつも こればかり しくじるのは いつも こればかり しくじるのは いつも こればかり
あんたとあたいのブルース松坂慶子松坂慶子阿久悠小林亜星日のくれのルージュは 毒があるあざみ 嘘とお酒で酔わす 情もないのに あたいの乳房 故郷(ふるさと)にしてた あんたに悪いと思っちゃいるけど  弱虫の啖呵(たんか)は 雨だれの響き いのちまでも脅す 柄じゃないのに あたいの髪を 想い出に切って あんたが出て行く 背中をふるわせ  あたいの過去は 恋ばかり多く あんたの未来を 見えなくしたけど
たそがれマイ・ラブ徳永英明徳永英明阿久悠筒美京平坂本昌之今は夏 そばにあなたの匂い しあわせな夢におぼれていたけれど 夕立ちが 白い稲妻つれて 悲しみ色の日ぐれにして行った  しびれた指 すべり落ちた 珈琲カップ 砕け散って 私はただ あなたの目を 言葉もなく 見つめるだけ さだめといういたずらに ひきさかれそうな この愛  今は冬 そばにあなたはいない 石畳 白く粉雪が舞い踊る ひきさかれ 愛はかけらになって それでも胸で熱さをなくさない  凍える手で ひろげて読む 手紙の文字が赤く燃えて 私はもう あなたの背に もたれかかる夢を見てる さだめといういたずらに ひきさかれそうな この愛
ピンポンパン体操ブルービーブルービー阿久悠小林亜星竜崎孝路ズンズンズンズン…… ピンポンパポン ズンズンズンズン…… ピンポンパポン  トラのプロレスラーは シマシマパンツ はいても はいても すぐとれる がんばらなくちゃ がんばらなくちゃ がんばらなくちゃー 空手をぴしぴし パンツをするする 空手をぴしぴし パンツをするする 勝て勝て トラのプロレスラー  ズンズンズンズン…… ピンポンパポン ズンズンズンズン…… ピンポンパポン  カバの忍者は まぬけで困る 化けても 化けても すぐばれる がんばらなくちゃ がんばらなくちゃ がんばらなくちゃー 手裏剣シュシュ けむりをモクモク 手裏剣シュシュ けむりをモクモク 行け行け カバの忍者くん  でんぐりがえって モグラちゃん でんぐりがえって 怪獣ちゃん でんぐりがえって 王選手 でんぐりがえって およめさん  ズンズンズンズン…… ピンポンパポン ズンズンズンズン…… ピンポンパポン  走れ 走れ キンタロー お茶碗 新聞 とびこえて 走れ 走れ キンタロー トイレは近いぞ がんばろう  はな子さん はな子さん ママの名前は はな子さん いらっしゃいませ はな子さん ごいっしょにどうぞ  ズンズンズンズン…… ピンポンパポン ズンズンズンズン…… ピンポンパポン  ワニのおよめさんは 水虫で困る かいても かいても すぐかゆい がんばらなくちゃ がんばらなくちゃ がんばらなくちゃー ドレスをサッサッサッ 水虫かいかいかい ドレスをサッサッサッ 水虫かいかいかい かけ かけ ワニのおよめさん  カエルになりましょ ピンポンパンポンピン 大蛇になりましょ ピンポンパンポンピン 毛虫になりましょ ピンポンパンポンピン カラスになりましょ ピンポンパンポンピン  ありがとう ありがとう 体操ありがとう ありがとう ありがとう 体操ありがとう みんなで いいましょ アリガトウ ゴザイマース!
みずいろの手紙GOLD LYLICあべ静江GOLD LYLICあべ静江阿久悠三木たかし“お元気ですか そして 今でも 愛しているといって下さいますか”  みずいろは涙いろ そんな便箋に 泣きそうな心をたくします あれこれと楽しげなことを書きならべ さびしさをまぎらす私です  逢えなくなって二月過ぎて なおさらつのる恋心 手紙読んだら少しでいいから 私のもとへ来て下さい  みずいろは涙いろ それを知りながら あなたへの手紙を書いてます 誰からも恋をしているとからかわれ それだけがうれしい私です  愛しているといわれた時が だんだん遠くなるみたい 手紙読んだら少しでいいから 私のもとへ来て下さい 私のもとへ来て下さい
コーヒーショップでGOLD LYLICあべ静江GOLD LYLICあべ静江阿久悠三木たかし古くから学生の街だった 数々の青春を知っていた 城跡の石段に腰おろし 本を読み涙する人もいた  そんな話をしてくれる コーヒーショップのマスターも 今はフォークのギターをひいて 時の流れを見つめてる  服装や髪型が変っても 若いこはいつの日もいいものだ 人生の悲しみや愛のこと うち明けて誰もみな旅立った  そんな話をしてくれる コーヒーショップのマスターの かれた似顔絵 私は描いて なぜか心を安めてる
月夜の出来事木之内みどり木之内みどり阿久悠三木たかしそっと窓からぬけ出し私は駈けて行く 月の光がほのかに私をてらしてる 家のひとにおやすみをいった後 なぜか夢に誘われて目をさます  あのひとがひくギターきこえて来るようで あのひとが歌ううたきこえて来るようで  私は裸足で駈けて行く 月夜にスカート花みたい  舟にもたれてあなたは一人で立っている まるで約束していたみたいに待っている きっと来ると思ってたとそういって 白いシャツをぬぎ捨てて駈けて来る  あのひとがひくギターやっぱり本当ね あのひとが歌ううたやっぱり本当ね  私を抱きあげまわり出す 月夜にスタート花みたい
その目がこわい木之内みどり木之内みどり阿久悠三木たかしその目がこわい その目がこわい その目が私の心を見すかすの  小さなうそを話したために あなたの顔を見つめられない なにげなく誘われて お茶など飲んで それだけの友達を 秘密にしたの  けっしてうそは もうつかないわ けっしてうそは もうつかないわ  その目がこわい その目がこわい その目が私の体をふるわせる  あなたのことを忘れたわけじゃないのに なぜか悪い気がする そよ風のいたずらに ついだまされて あんなことした私 許して欲しい  けっしてうそは もうつかないわ けっしてうそは もうつかないわ
もっといいことないの山本リンダ山本リンダ阿久悠都倉俊一あゝこの世の中に もっといいことないの 楽しく生きたいの 恋してたいの なぜあなたは そんな悲しい顔するの 私と胸合わせ 笑ってほしい 毎日が天国ならば 夢みているだけで しあわせなのに なぜこの世の中に もっといいことないの この私と少し 話してみない  あゝこの世の中に もっといいことないの せっかく生まれても 涙じゃつらい 気ままな鳥のように 自由にとべたなら どんなに楽しいか考えてるの 毎日が天国ならば 夢みているだけで しあわせなのに なぜこの世の中に もっといいことないの ただそれだけなのに 恋から恋へ
また逢う日までクレイジーケンバンドクレイジーケンバンド阿久悠筒美京平小野瀬雅生また逢う日まで 逢える時まで 別れのそのわけは 話したくない なぜかさみしいだけ なぜかむなしいだけ たがいに傷つき すべてをなくすから  ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう  また逢う日まで 逢える時まで あなたは何処にいて 何をしてるの それは知りたくない それはききたくない たがいに気づかい 昨日にもどるから  ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう  ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう
初秋森昌子森昌子阿久悠遠藤実あなたの娘であるうちに もっと甘えていたかった 父の胡坐(あぐら)の膝の上 組んだ両手に陽が揺れる あれは十五 そして十九 ポツリポツリと 想い出を 嫁ぐ朝(あした)に語らいながら 涙ぐませる秋を見る  秋桜(こすもす)かすめる赤とんぼ あれと指さし見ていたら 思いがけない淋しさが ふいに心にこみ上げる ここにお茶を そこに煙草 慣れぬ手つきで世話をやき 嫁ぐ朝(あした)を見送りながら 父と娘で秋を見る  あれは十五 そして十九 ポツリポツリと 想い出を 嫁ぐ朝(あした)に語らいながら 涙ぐませる秋を見る
舟唄中森明菜中森明菜阿久悠浜圭介お酒はぬるめの 燗(かん)がいい 肴(さかな)はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯(あか)りはぼんやり 灯(とも)りゃいい  しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌い出すのさ 舟唄を  沖の鴎(カモメ)に深酒させてヨ いとしあの娘とヨ 朝寝する ダンチョネ  店には飾りが ないがいい 窓から港が 見えりゃいい はやりの歌など なくていい 時々霧笛(むてき)が 鳴ればいい  ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている あの頃あの娘を 思ったら 歌い出すのさ 舟唄を  ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練が胸に 舞い戻る 夜ふけてさびしく なったなら 歌い出すのさ 舟唄を  ルルル‥‥
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ワインカラーのときめき新井満新井満阿久悠森田公一自由という名の お酒は美味しい もっと沢山 のんでみたいと  あなたはくるりと 踵を返して にぎわう街を駈けて行く  美しい女は しばっちゃいけないよ 心に刺激を感じるだけさ  青春はワインカラーのスクリーン ah あなたがゆれる ah あなたが変る  自由という名の お酒をかくして 僕のあなたに したいけれども  あなたを見てると 心がはじける 生きてる意味が歌い出す  ありふれた女に しばっちゃいけないよ ためいきばかりをもらせばいいさ  青春はワインカラーのスクリーン ah あなたがゆれる ah あなたが変る  青春はワインカラーのスクリーン ah あなたがゆれる ah あなたが変る
宵待ち歌石川さゆり石川さゆり阿久悠岡千秋若草恵待ちくだびれて 宵おぼろ あの娘の顔も わからない 俺がこれほど 純だとは 涙こぼして 気がついた  はじめて親に さからって この愛ひとつ つらぬくと 若い娘が きつい目で 俺をにらんだ ことがある  息せききって 駆けて来て このまま連れて 逃げてよと 重い鞄を さし出して わたしあなたのものと言う  くちべにつけて 爪を塗り 女の匂い 少しつけ 急に大人のふりをして なのに涙を流してる  いつしか宵は 夜になり 月見る花も 影になり 俺はこの娘の一生を 抱いて歩くと手をつなぐ
惚れ神石川さゆり石川さゆり阿久悠杉本眞人矢野立美惚れ神にあったの そりゃもう突然だったわ 倒れたわたしを抱き起こし 凍えた耳に息を吹き込む  惚れなさい 自分を捨てて 惚れなさい 誰かのために 生きなさい 惚れなさい ただ切なさに 惚れなさい 一生一度 泣きなさい  ああ 惚れ神をわたしは信じたの ああ 惚れ神にあえて目が覚めた  惚れ神がいたのよ この世が明るくなったわ 孤独なわたしに寄り添って 夜が明けるまで 歌をうたった  惚れなさい 心をこめて 惚れなさい 捨てられたって いいじゃない 惚れなさい 目立たぬように 惚れなさい 身をふるわせて 耐えなさい  ああ 惚れ神がわたしを見てくれる ああ 惚れ神と生きる気になった  惚れなさい 涙とともに 惚れなさい いとしさだけを 守りつつ 惚れなさい 去り行く人も 惚れなさい しあわせ祈り 酔いなさい  ああ 惚れ神にわたしを預けたわ ああ 惚れ神が夢でささやいた
微笑みだけで充分です石川さゆり石川さゆり阿久悠鈴木キサブロー矢野立美登り坂だけ見たら 心は重い だけどその先必ず 明日が見える 恋につまずきながら 道にも迷い 少し弱気になった 日々もあったけど  けなげな少女が 涙につつまれ やがて涙を ちぎって捨てて ようやく女の値打ちを覚えて わたし わたし 生きます 形のあるもの 重さのあるもの 何にもいらない 微笑みだけで充分です  うまくいかないことも 時にはあるわ いいえこの世はすべてがそういうものよ だけどがっかりしない 希望も少し きっとわたしの分が 残されているわ  誰かを恨んで 生きても切ない 人は愛して はじめてわかる 女に生まれて ほんとによかった わたし わたし 生きます 飾りのあるもの 値段のあるもの 何にもいらない 微笑みだけで充分です  形のあるもの 重さのあるもの 何にもいらない 微笑みだけで充分です
風の歌 波の歌石川さゆり石川さゆり阿久悠鈴木キサブロー若草恵風は何を歌うのでしょう 生まれた山の悲しみか 流れる雲のはかなさか 風は心があるように いつも歌っているのです  少女の時は 耳たぶで 女になって 胸で聴き わたしは今日まで 生きてきました 喜びも悲しみも 風とともに これから先も 風とともに これから先も 風とともに  波は何を歌うのでしょう 砕けて散った せつなさか 見知らぬ岸の 寂しさか 波は旅する人のよに 寄せて 返して 消えて行く  遠くのことが知りたくて 波乱も夢に思われて わたしはザンザと泣いてきました 歌うのも 恋するも 波のように 一生かけて 波のように 一生けけて 波のように アアア…
憂愁平野 ~おもかげ~石川さゆり石川さゆり阿久悠三木たかし若草恵二百十日の 嵐が過ぎて 鰯雲いろづく 空になる 遠く聞こえる 祭りの囃子 哀しみの風になる 憂愁平野  こんな時代に 愛ひとすじは 笑いばなしになりますか おもかげ迫って 旅するなんて 滑稽ですか おかしいですか  日暮れ過ぎたら 突然寒く 満天を飾って星月夜 純な恋して 一生捨てて ただひとり生きている 憂愁平野  縁があっても ことわりつづけ 変わり者だといいますか おもかげだけと 連れそうなんて 悲しげですか 嫌われますか  やがて風花 舞い散る頃に 忘れずにおもかげ抱きに来る たった一度の きれいな旅を この胸に焼きつける 憂愁平野 憂愁平野
二時に泣かせて岩崎宏美岩崎宏美阿久悠筒美京平二時に泣かせて 三時はもうティー・タイム 二時に泣かせて 三時はまた笑いたい Let me cry Let me cry Again  縄とびをする人の 横で子供が遊ぶ マラソンの人の列 行き過ぎ 窓から公園が はっきり見えます 煙草が目にしみる 昼さがり  ああ この世に悲しみは まるでないと 思えるほど ああ のどかな陽だまりで なぜになぜに 泣くのでしょう  二時に泣かせて 三時はもうティー・タイム 二時に泣かせて 三時はまた笑いたい Let me cry Let me cry Again  広過ぎるベッドには 仕立ておろしのドレス 着るあてもないくせに ひろげて レースのカーテンに 陽ざしが揺れます 心が陽炎にまぎれます  ああ 不幸な結末は 縁がないと 信じていた ああ まつりが過ぎたあと なぜになぜに 泣くのでしょう  二時に泣かせて 三時はもうティー・タイム 二時に泣かせて 三時はまた笑いたい Let me cry Let me cry Again
未完の肖像岩崎宏美岩崎宏美阿久悠筒美京平誰でも一つだけは 物語が書けますね 自分を見つめてれば 愛も恋も描ける my story  人に会い また別れ 微笑みと 泣き顔を くり返し つづけたら 知らぬ間に 時は過ぎ  見慣れた筈の 景色も変り 最初の出会いの 誰もがいなくなった 嫌いになった わけでもなくて 時代と云う名の いたずらでしょう  今であるなら もっと心に 残す努力を している筈のものを あっさり 捨てたこともあった  だけどそれも 今思うだけで 生きることは ただ激しいだけ 時は流れ 日は移り変り 今日から また始まる  未完のままで 書きつづけたら どんな素敵な 人生でしょう 揺れて揺られて さまよいながら 人を愛する心を なくさずに 私は 夢を抱いていたい  急ぎ足で 行く人もいるが 歩くことは まだ自然がいい 思いこめて 目をそらさないで 今日から また始まる  いつの日か あなた いい女だねと 云ってね 私は 夢を抱いていたい  急ぎ足で 行く人もいるが 歩くことは まだ自然がいい 思いこめて 目をそらさないで 今日から また始まる
夏のたまり場岩崎宏美岩崎宏美阿久悠川口真川口真夏の終りの雨 ひとり窓辺で見てます もう秋の色ひそやかに 街をつつんでいます  祭りさわぎの夏 これで終りになるでしょう この肌の色あせる頃 恋も消えて行くでしょう  もう誰も来ない ちりぢりになって ひとりひとり元の巣へ とんで行ってしまったわ  お茶のおかわりして 雨のささやき ききます まだ私だけ帰れずに 夏のたまり場にひとり  いつも裸のまま 語り合ってたテラスを 今少しだけ寒そうな 雨がたたいています もう誰も来ない ちりぢりになって ひとりひとり元の巣へ とんで行ってしまったわ  秋の足音きき 涙ぐみたくなります ただぼんやりとうずくまり 夏のたまり場にひとり
ザ・マン岩崎宏美岩崎宏美阿久悠穂口雄右急に私の心に 穴がぽっかりあいたわ 彼は私の何なの 愛を感じたこともなかった  それじゃここらであばよといおうか 一度くらいはキスでもしようか 冗談(じょうだん)さ べそをかくな そんなことはしないさ 手を出せよ 握手(あくしゅ)ぐらい いいじゃないか ほら よこせよ はにかみながら そういった 白い歯波(はな)みがこぼれる 黒い瞳がほほえむ 男くささをのこして 彼は遠くへ行ってしまった  俺はお前をずっと愛していたけど 脈は少しはあったのだろうか 笑うなよ 本気だぜ ずっと惚れていたのさ きらいなら いってくれ 遠慮(えんりょ)なんかいらないから 真面目(まじめ)な顔でそういった 春の日ざしがあふれる 強い風が流れてる 私ぼんやりたたずみ 彼の姿をじっと見送る 好きよ あなた……
南南西の風の中で岩崎宏美岩崎宏美阿久悠筒美京平筒美京平秋の気配(けはい)もなく 渚はきらめいて この胸に満ちあふれた しあわせ示すよう あなたはまだベットで 怠(なま)けてるでしょう つめたいジュース とどけさせる 早く起きて来てね それまでは私は肌を灼(や)き 渚の砂に埋(うず)もれている うとうとと  これは夢かしらと 思ってみたりして 南の空の色に 吸いこまれそう オイルをぬった肌をなぜて 海の風が渡る あなたはやっぱり怠けてて まぶしい朝も知らずにいるの 夢の中  秋の気配もなく 渚はきらめいて 南南西の風に私吹かれて しあわせ……
二十才前岩崎宏美岩崎宏美阿久悠穂口雄右穂口雄右ごきげん如何(いかが)とあのひとに書いたわ 迷惑(めいわく)でなければ 一度だけ逢って下さいと  胸の奥に残る 重い忘れもの それが恋かどうか 見つめたいのです  目の前の人を愛せない なぜだか悔いが残りそう あなたがいる あなたがいる いつもいつも心に  このまま二十才(はたち)の階段をのぼれば もう二度とうしろへ 戻れない そんな気がします  あれは子供じみた 軽い出来事と もしもいわれるなら それもいいのです  少しだけ泣いて忘れたら それから先は歩けます あなたがいる あなたがいる いつもいつも心に  十六 十七 十八と愛した あのひとの心を 確めてみたい二十才前(はたちまえ)
パピヨン岩崎宏美岩崎宏美阿久悠筒美京平筒美京平Love you Love you あなたを 愛しています Love you Love you いつでも あなたの背中に とまってる 蝶々が私の 心なの ただ愛されたくて 寄りそって だけど何も いえないの 蝶々の涙は小さいから あなたは一度も気づいてくれない 見つめてよ 見つめてよ 風に吹かれ ふるえてる Love you Love you あなたを 愛しています Love you Love you いつでも  あなたの背中の 大きさが 世界の広さに 思えるの それほどまで好きな ひとなのに いつも胸が 痛むだけ 蝶々の吐息ははかないから あなたは一度も気づいてくれない 感じてよ 感じてよ 空を仰ぎ 祈ってる  もしこのまま何も 起こらずに 過ぎて行けば どうしよう 蝶々のそぶりはひそかだから あなたは一度も気づいてくれない 愛してよ 愛してよ 花のかげで 待っている  Love you Love you あなたを 愛しています Love you Love you いつでも 愛しています Love you Love you あなたを 愛しています Love you Love you いつでも 愛しています
キャンパス・ガール岩崎宏美岩崎宏美阿久悠筒美京平筒美京平芝生で寝そべるあなたに 私はメロディ そっと口ずさむ そよ風みたいな口づけ おでこにしたけど 誰も気がつかないの 青空につばめがおどって うす紅の花びら こぼれた 雰囲気だわ あなたと私が 心を通わすには  あなたが好きよと告げたら 二人の間に 何が起こるでしょう あなたが好きよと告げたら 二人の間は 急に近くなるでしょう  読みかけの詩集のページに かげろうがゆれてる みたいに しあわせだわ あなたと私が うっとりしているには  あなたが好きよと告げたら 二人の間に 何が起こるでしょう あなたが好きよと告げたら 二人の間は 急に近くなるでしょう
感傷的岩崎宏美岩崎宏美阿久悠筒美京平筒美京平たそがれのピアノの音 なぜかさみしくて 手をとめてためいき ついてる私 この気持 恋かしら このいたみ 恋かしら 思い悩むだけで わからない 好きよ いってみようかな 好きね きいてみようかな むらさきの日ぐれは ひとりきり めかくしを されたような私 涙ぐむ  真夜中に書く手紙は なぜか人恋し 青ざめたインクが にじんで見える この気持 恋かしら このいたみ 恋かしら 今のわたしまるで つかめない 好きよ 書いてみようかな 好きね たしかめようかな 雨だれがきこえる 夜ふけには めかくしを されたような私 眠れない
ひとりぼっちの部屋岩崎宏美岩崎宏美阿久悠穂口雄右穂口雄右誰も いない部屋は 光もとどかぬ 海の底のようね 鍵を かけてひとり 膝を抱いて 悲しんでいる アモーレだけを ささやいていた 好きなあなたの 心変りうらんでいる 窓の 色が変る 赤から青へと たそがれが来たのね 涙が流れて つめたいくちびる 私はかんでいる  アモーレだけが 生きがいだった こんな私を のこしたまま行ってしまい 誰も いない部屋で 人形みたいに 動けない私 鍵を かけてひとり 膝を抱いて 悲しんでいる アモーレだけを ささやいていた 好きなあなたの 心変りうらんでいる アモーレだけが 生きがいだった こんな私を のこしたまま行ってしまい アモーレだけを ささやいていた 好きなあなたの 心変りうらんでいる……
グッド・ナイト岩崎宏美岩崎宏美阿久悠穂口雄右穂口雄右グッド・ナイト 好きなあなた グッド・ナイト キスをどうぞ 私の愛をこめて やさしく送りました 一度は夢を見てね 私の夢を いつも忘れずに 片時もつめたくしないでね  私の愛は あなたのそばで ようやく生きているの おやすみ好きなあなた 窓から見える 灯だけが かすかな胸の灯り おやすみ好きなあなた 一度は夢を見てね 私の夢を いつも忘れずに 片時もつめたくしないでね  グッド・ナイト 好きなあなた グッド・ナイト 今日はこれで 明日の朝はきっと 迎えに来て下さい グッド・ナイト 好きなあなた グッド・ナイト キスをどうぞ 私の愛をこめて やさしく送りました  「おやすみなさい 私の夢を見てね」 明日の朝はきっと 迎えに来て下さい
月のしずくで岩崎宏美岩崎宏美阿久悠筒美京平筒美京平私があの時泣いたのは 悲しみじゃ ありません 多分あれはあの夜の 白い月のしずくよ 大好きなあなたから くちづけをされたのに 何故に悲しみなど あるでしょう  私があなたを好きなのは 少しでは ありません からだ中が涙で 出来たような毎日  逢いたくて逢えなくて ただひとりうずくまり 何故にしあわせなど あるでしょう  逢いたくて逢えなくて ただひとりうずくまり 何故にしあわせなど あるでしょう  私があの時泣いたのは 悲しみなんかじゃありません  私があの時泣いたのは 悲しみなんかじゃありません
はだしの散歩岩崎宏美岩崎宏美阿久悠穂口雄右穂口雄右さわやかな朝は あのひとのもとへ急ぐ 緑の中を 裸足で あのひとが めざめたら 窓辺でお茶を飲みましょう ゆり起して あげたい もう朝よと いって 手に下げた サンダルが ゆらゆらと ゆれている 私の髪も なびいている 私たち恋人よ 眠りからさめたなら すぐに逢いたいの すぐに  眠ってる頬に くちびるをそっとふれる 私のそれが 挨拶 あのひとを 待たせたら くちづけなんか出来ない どんな夢を 見たのと たずねるだけ なのよ 水玉の スカートが 風の中 駆けて行く あなたに私 もう夢中よ 私たち恋人よ 眠りからさめたなら すぐに逢いたいの すぐに
ささやき岩崎宏美岩崎宏美阿久悠穂口雄右穂口雄右泣いています しくしくと なぜかしら せつなくて こみあげて来るのです 今の私 ひとりでは さみしくて いられない 今すぐに来て下さい 写真見ています 名前書いてます あなたを想いながら 窓辺には 夜の雨 白い鉢植え ふるえてぬれてます 泣いています しくしくと ただひとり  (台詞) 今日いえなかったことを 今いってもいいですか 毎日毎日 思いながら あなたと顔を合わせると どうしても いい出せなかったことなんです いいます きいて下さい 愛してます 好きなんです とっても  可哀想と 思うなら 何もかも ふり捨てて この部屋へ来て下さい 時計見ています 日記書いてます 心をいためながら 色あせた 風鈴が 風に吹かれてかすかに鳴ってます 泣いています しくしくとただひとり 泣いています しくしくとただひとり
空を駈ける恋岩崎宏美岩崎宏美阿久悠馬飼野康二馬飼野康二あかねいろした大空 白い翼を光らせ とんでみたいわ あなたと二人 今の私の心は 空を駈けてるみたいね 恋に夢中に なってるからね はなれないでよ 近くをとんで ねえ あなた 山のかなたに 何があるのか そっと教えてよ いつかどこかであなたと 翼ひろげて眠るわ そして二人 愛を誓うのね  きっとあなたは私を いつも守ってくれるわ それを信じて とんでる私 恋をおぼえたしあわせ 愛を捧げるうれしさ 知らせたいのよ 知らないひとに はなれないでよ 近くをとんで ねえ あなた 山のかなたに 何があるのか そっと教えてよ 雲のきれまに輝く 空はいつでもバラ色 それをめざして 二人とんで行く
涙のペア・ルック岩崎宏美岩崎宏美阿久悠筒美京平筒美京平街角には似合いの ペア・ルックの恋人 午後のひざしを背に受け 歩いているわ 私は今はひとり あなたは来てくれない おそろいでつくった このシャツ 悲しいだけよ  腕を組んで歩いた あの坂道下れば 赤い風船ふわりと 浮かんでいるわ 私は今はひとり あなたは来てくれない おそろいでつくった このシャツ 悲しいだけよ 季節の変る色を はじめて気がついた 私の胸がさみしさに ゆれてるからなの 私は泣いているの あなたに忘れられて 約束のこの場所 ふらふら歩いているの  ソフトクリーム 手にして歩いているの 私は今はひとり あなたは来てくれない おそろいでつくった このシャツ 悲しいだけよ  街にはたそがれが 静かにしのびより 小さな恋がはじけて 消えてくみたいよ 私は今はひとり あなたは来てくれない 私は今はひとり あなたは来てくれない……
折れた口紅岩崎宏美岩崎宏美阿久悠三木たかし三木たかし学生のコーラスが 流れる道を 秋風に誘われて 枯葉が踊る 真白なコート着て 秋はひとり 想い出を踏みしめて 歩いているの 娘の顔から女の顔に 変って来たよと いわれるけれど しあわせに出逢うより 悲しみの方に 先に出逢ってしまったのです  去年まで学生で 通った道を 少しだけうつむいて さまよっている 話したい人もない この町なのに 何故かしら知らぬ間に たずねて来たの 誰かに会ったら はずかしいから ベンチに腰かけ 化粧をなおす 口紅が折れたのは どんな意味でしょう つらい想いがつづくのでしょうか
時の過ぎゆくままにクミコクミコ阿久悠大野克夫関淳二郎あなたは すっかり つかれてしまい 生きてることさえ いやだと泣いた こわれたピアノで 想い出の歌 片手でひいては ためいきついた  時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら 堕ちてゆくのも しあわせだよと 二人つめたい からだ合わせる  からだの傷なら なおせるけれど 心のいたでは いやせはしない 小指に食い込む 指輪を見つめ あなたは 昔を 思って 泣いた  時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら もしも 二人が 愛せるならば 窓の景色も 変わっていくだろう  時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら もしも 二人が 愛せるならば 窓の景色も 変わっていくだろう
北の宿からクミコクミコ阿久悠小林亜星萩田光雄あなた変わりはないですか 日毎寒さがつのります 着てはもらえぬセーターを 寒さこらえて編んでます 女心の未練でしょう あなた恋しい北の宿  吹雪まじりに汽車の音 すすり泣くよにきこえます お酒ならべてただひとり 涙唄など歌います 女心の未練でしょう あなた恋しい北の宿  あなた死んでもいいですか 胸がしんしん泣いてます 窓にうつして寝化粧を しても心は晴れません 女心の未練でしょう あなた恋しい北の宿
ざんげの値打ちもないクミコクミコ阿久悠村井邦彦萩田光雄あれは二月の寒い夜 やっと十四になった頃 窓にちらちら雪が降り 部屋はひえびえ暗かった 愛と云うのじゃないけれど 私は抱かれてみたかった  あれは五月の雨の夜 今日で十五という時に 安い指輪を贈られて 花を一輪かざられて 愛と云うのじゃないけれど 私は捧げてみたかった  あれは八月暑い夜 すねて十九を越えた頃 細いナイフを光らせて にくい男を待っていた 愛というのじゃないけれど 私は捨てられつらかった  そうしてこうして暗い夜 年も忘れた今日の事 街にゆらゆら灯りつき みんな祈りをする時に ざんげの値打ちもないけれど 私は話してみたかった
come back to me~フラワーホテルの女客高橋真梨子高橋真梨子阿久悠都倉俊一きらめきの昼下りに葡萄酒を一杯だけ 日ざしあびて飲みほす 書きかけの手紙を捨て ガーデン・テラスの 花に見とれている私に逢いに来て  come back to me 過ぎ去りし想い出の日よ ふたたび私の胸にかえれよ come back to me なつかしいホテルの窓で 私はいつまでも待つ  まばたきをしている間にしあわせが かき消された 小さな時のいたずら ひさびさの女客を誰もが見つめる 花にうずもれてる私を連れに来て  come back to me オレンジの太陽が照る あなたと私の愛の季節よ come back to me なつかしいホテルの窓で 私はいつまでも待つ  come back to me 過ぎ去りし想い出の日よ ふたたび私の胸にかえれよ come back to me なつかしいホテルの窓で 私はいつまでも待つ
あしたあさみちゆきあさみちゆき阿久悠大野克夫一日は長いと 思える時も 一瞬のことだと 感じることも その時の心の ときめきしだい それでも明日は 必ず来るわ  夢を見て明るく 暮らしたことも 生きるのが辛くて 迷ったことも 若い日は明日が すべてに思え 悩みを忘れて 眠りについた  明日来る人 明日逢う人 明日待つ人 明日泣く人 明日は明日 今日より光る 明日は明日 今日より歌う 明日は明日 今日より光る 明日は明日 今日より歌う  この道で生きると 心に決めて 大股で歩いて 転んだことも 世の中が恐いと 突然感じ 踏み出すことを ためらうことも  そんなこと誰でも 一度や二度は 悩ましく思うと 気づいた時に 信じたい未来を 一人でたぐり ようやく元気な 気持ちになった  明日来る人 明日逢う人 明日待つ人 明日泣く人 明日は明日 今日より光る 明日は明日 今日より歌う 明日は明日 今日より光る 明日は明日 今日より歌う  明日は明日 今日より光る 明日は明日 今日より歌う
おやすみ東京タワーあさみちゆきあさみちゆき阿久悠網倉一也おやすみ 東京タワー あなたも 寒そうだね 木枯らしにふるえながら 三日月を頭に置いている  今日も一日過ぎました 広い都会で ただひとり 夢はまだまだ夢のまま あとは 本当の夢を 眠って見るだけです おやすみ おやすみ わたしの東京タワー  おやすみ 東京タワー 今夜は あざやかだね カラフルなドレスみたい 星空を背にして立っている  少しいいことありました それをあなたに 伝えます 人を信じてよかったと 胸を熱くすることに とうとう出会えました おやすみ おやすみ わたしの東京タワー  おやすみ おやすみ わたしの東京タワー
前夜祭あさみちゆきあさみちゆき阿久悠杉本眞人街灯の下で読む ラブレター あたたかい ひとしずく 涙こぼれる  あのひとは 遠くから まごころを 便箋に 叩きつけ 熱く届ける  青春は駆け足で過ぎ去って やがてもう人生になっていく 今はつかのまの 前夜祭 愛するも 生きるのも 悩み悩んで  祝福の乾杯を くり返し 友だちを 祝いつつ 思い乱れる  わたしにもある筈の しあわせが なぜかしら 遠まわり いつも遅れる  夢見つつ過ごしてた 日々があり 夢を捨て歩き出す 日々もある 今はつかのまの 前夜祭 進もうか 戻ろうか 迷い迷って  青春は駆け足で過ぎ去って やがてもう人生になっていく 今はつかのまの 前夜祭 愛するも 生きるのも 悩み悩んで
娘から愛をこめてあさみちゆきあさみちゆき阿久悠網倉一也お誕生日おめでとうございます いいえ 忘れる筈がありません どんなに月日が過ぎても どんなに遠く離れても わたしは娘ですから あなたたちの娘ですから 心の糸は繋がっています お元気ですか お元気でしょうね お元気でいて下さい 娘から愛をこめて おめでとう おめでとう 花を贈ります  親不孝ばかりして ごめんなさい そうね 詫びても遅すぎるでしょうね 気持ちはわかっていたのに 素直になればよかったのに わたし子どもでしたね 若いだけのヒヨコでしたね 一度は夢を見たかったのです お元気ですか お元気でしょうね お元気でいて下さい 娘から愛をこめて おめでとう おめでとう 歌をとどけます  おめでとう おめでとう 歌をとどけます
恋人もいないからあさみちゆきあさみちゆき阿久悠鈴木キサブローひとり寝の 部屋の中 乾いた空気に 咳が出る 昨日忘れたセーターが 壁にだらりと ぶら下がる  あのひとの存在は 思っていたより大きかった まぼろしを抱きしめる そんなしぐさも せつないね 恋人もいないから 恋人もいないから  おもいでは 重すぎる 真夜中過ぎても 眠れない たった一缶 のこされた ビールさびしい 冷蔵庫  あのひとの将来は わたしに無縁と思ったけれど さよならの その日から 泣いて過ごすも 哀しいね 恋人もいないから 恋人もいないから  あの人の伝言は 元気でいろよと そっけないが なぜかしら いいひとに 見えてくるのも たまらないね 恋人もいないのに 恋人もいないのに  恋人もいないのに 恋人もいないのに
居酒屋の箸袋あさみちゆきあさみちゆき阿久悠杉本眞人箸袋ひらいて さらさらさらと 恋文を書きます 読んだなら あなたもまた 心を書いてください  音たてて 盃すする くちびるに ふれてみたいと いたずら心  にぎやかな居酒屋の片隅で 若い女と 大人の男 短歌もどきを やりとりし ああ 都会の夜はふける  短冊の代わりは いくつもあると 箸袋 集める  口にする言葉よりも 真実こめて書けます  小悪魔のふりして愛を もてあそび 困る顔見て うれしがりおり  ただふたり居酒屋にのこされて 若い女と 大人の男 童話みたいな 恋をして ああ 都会の夜はふける  短歌もどきを やりとりし ああ 都会の夜はふける
林檎をかじりながらあさみちゆきあさみちゆき阿久悠鈴木キサブロー涙がポロリとこぼれて落ちた時に わたしの愛は終わってしまった 去年より二キロほど からだも細っておりました  だまっているのが苦しく思えるから 林檎をひとつカリカリかじって おもいでをこなごなに 砕いてゴクンと呑みました  さよなら 愛の日よ さよなら 二年半 後悔はしないけど まだ少し笑えない  トランプ遊びで時間を潰しながら はずれた愛の占い怨んで 天井を見上げつつ ためいきばかりをつきました  さよなら 愛の日よ さよなら 二年半 落胆はしないけど 元気まであと二日  さよなら 愛の日よ さよなら 二年半 後悔はしないけど まだ少し笑えない
聖橋でGOLD LYLICあさみちゆきGOLD LYLICあさみちゆき阿久悠杉本眞人あなたは売れない小説を ためいきついて 書いている 見果てぬ夢と知りながら わたしは横についている  大きな愛だと信じても ついうなだれてしまいそう 貧しいことは 平気でも このままここに いられない  だから わたしは鬼になる あなたを捨てて よそへ行く 二年二ヶ月二日目に ここで逢いましょう 聖橋で  あなたと暮らした 四畳半 きれいに掃除したあとに 涙のしみた手紙書き 机の上に置いておく  小説書くのもいいけれど あんたは少し 甘ったれ 自分で生きる気になって こういうわたし 見返して  そうよ わたしは鬼になる 泣き泣き恐い顔をする 二年二ヶ月二日目に ここで逢いましょう 聖橋で  そうよ わたしは鬼になる あなたを捨てて よそへ行く 二年二ヶ月二日目に ここで逢いましょう 聖橋で
五番街のマリーへちあきなおみちあきなおみ阿久悠都倉俊一高田弘五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街は古い町で 昔からの人が きっと住んでいると思う たずねてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが気がかり 五番街でうわさをきいて もしも嫁に行って 今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい  五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街で住んだ頃は 長い髪をしてた 可愛いマリー 今はどうかしらせてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが気がかり 五番街は近いけれど とても遠いところ 悪いけれどそんな思い 察してほしい
献身五木ひろし五木ひろし阿久悠五木ひろし川村栄二人は 誰のために生き 人は 何のために死ぬ こころ 迷うこともなく 今は 愛を選ぶ  たった 二年添っただけ それが 夢の間(ま)であろうと 愛を 知った人ならば 長く重い月日  めぐり逢い 生きて生きて 抱き合い 燃えて燃えて 語り合い 泣いて泣いて こころは 満たされた  もしも 運命(さだめ)すれ違い 別の 時代生きたなら 今のように ひたむきな 愛もないと思う  そっと指をからませて じっと 胸で眠らせて そして 耳にささやいて 永遠(とわ)の愛を誓う  めぐり逢い 生きて生きて 抱き合い 燃えて燃えて 語り合い 泣いて泣いて こころは 満たされた こころは 満たされた
ざんげの値打ちもない北原ミレイ北原ミレイ阿久悠村井邦彦馬飼野俊一あれは二月の 寒い夜 やっと十四に なった頃 窓にちらちら 雪が降り 部屋はひえびえ 暗かった 愛というのじゃ ないけれど 私は抱かれて みたかった  あれは五月の 雨の夜 今日で十五と 云う時に 安い指輪を 贈られて 花を一輪 かざられて 愛と云うのじゃ ないけれど 私は捧げて みたかった  あれは八月 暑い夜 すねて十九を 越えた頃 細いナイフを 光らせて にくい男を 待っていた 愛と云うのじゃ ないけれど 私は捨てられ つらかった  そしてこうして 暗い夜 年も忘れた 今日のこと 街にゆらゆら 灯りつき みんな祈りを するときに ざんげの値打ちも ないけれど 私は話して みたかった
アドベンチャーガロガロ阿久悠日高富明あいつの行方は誰も知らない どうしているのか誰も知らない 情熱という言葉が何より大好きな あいつは今頃何をしてるだろう 大人げないと笑うやつもいるけど 心の隅ではうらやんでるのさ 只今、青春とよべるのは あいつだけかも知れない  あいつの行方は誰も知らない どうしているのか誰も知らない なぜかしら華々しく なぜだか痛ましい うわさが時々耳に入るけれど 不幸なやつと鼻で笑うやつもいる やすらぎ知らない男だといっても 只今、青春とよべるのは あいつだけかも知れない  只今、青春とよべるのは あいつだけかも知れない
京都から博多まで坂本冬美坂本冬美阿久悠猪俣公章桜庭伸幸肩につめたい 小雨が重い 思いきれない 未練(みれん)が重い 鐘(かね)が鳴る鳴る 憐(あわ)れむように 馬鹿な女と 云うように 京都から博多(はかた)まで あなたを追って 西へ流れて 行(ゆ)く女  二度も三度も 恋したあげく やはりあなたと 心にきめた 汽車が行(ゆ)く行く 瀬戸内ぞいに 沈む気持を ふり捨てて 京都から博多まで あなたを追って 恋をたずねて 行く女  京都育ちが 博多になれて 可愛(かわ)いなまりも いつしか消えた ひとりしみじみ 不幸を感じ ついてないわと 云いながら 京都から博多まで あなたを追って 今日も逢(あ)えずに 泣く女
豊後水道坂本冬美坂本冬美阿久悠三木たかし薗広昭背のびした恋破れ なぐさめる人もなく 信じていたのに あなたはもう来ない やせた女の旅路には やさし過ぎるわ 春の海 こぼれ散る紅椿 流れにひきこんで 何を急ぐか 豊後水道  この海が 銀河なら 逢(お)う瀬(せ)もあるけれど 近くて 遥(はる)かね あなたと私には 岬巡れば また入江 人の情に出会えそう 辛口の地(ぢ)の酒を 海辺の宿で飲み 何を歌うか 豊後水道  爪の色 変えたのも 心が晴れたから 一人の旅でも 泣かないひとになる 春は何日早かった 風もうららで甘かった 海猫の棲(す)む島を ぐるりと一まわり 何を想うか 豊後水道
好きです日本―四季の絵本―坂本冬美坂本冬美阿久悠宇崎竜童日本には四季があり 四季にはそれぞれ色があり 色に似合いの生活があって それを誰もが 楽しんだり 愛したりしてたんだと おばあちゃんかな おじいちゃんかな 聞かされたことがあるのです わたしは 心が乾くと そんな話の一つ一つを 絵本をめくるように 思い出すことにしているのです  桜前線 北へと上り 三日したなら 花開く 春はうれしい 日本の春は 人の心をあたたかくする  好きです 好きです 好きです 日本 わたしが生まれて愛したところ  線香花火に 額を寄せて 語る小さな夢の数 夏はうれしい 日本の夏は 照る日曇る日 想い出づくり  好きです 好きです 好きです 日本 わたしが生まれて愛したとこ  山の紅葉が下までおりて 帰る子供の背中を染める 秋はうれしい 日本の秋は 窓のあかりが 恋しく見える  好きです 好きです 好きです 日本 わたしが生まれて愛したとこ  瓦屋根には朝日に映(は)える 十日遅れの初雪が 冬はうれしい 日本の冬は 頬の真赤な娘(こ)が走る  好きです 好きです 好きです 日本 わたしが生まれて愛したとこ  好きです 好きです 好きです 日本 わたしが生まれて愛したとこ
恋唄GOLD LYLIC前川清GOLD LYLIC前川清阿久悠鈴木邦彦ほんのみじかい夢でも とてもしあわせだった 逢えてほんとによかった だけど帰るあなた 泣かないと誓ったけれど それは無理なことだと知った 折れるほど抱きしめたいと 心からそう思う はかないだけの恋唄  少しやつれた姿に 胸が痛んでならない ついていきたいけれど ひとり帰るあなた 何ゆえに結ばれないか 出逢う時が遅すぎたのか 人前でくちづけたいと 心からそう思う せつないだけの恋唄  何ゆえに結ばれないか 出逢う時が遅すぎたのか 人前でくちづけたいと 心からそう思う せつないだけの恋唄
ふるえて眠る子守唄渚ようこ渚ようこ阿久悠中村泰士ゲイリー・スタウト女が風邪ひきゃヨー 男の夢を見る 一から三まで順ぐりに 気のいい笑顔を見せに来る  留守番電話にヨー あばよのメッセージ 言葉も知らない奴のため 風邪までひいてと 腹が立つ  都会はね 全くね 闇が無い カーテンね 閉めてもね 暗がりは なかなかなかなか作れない ふるえて眠る子守唄  窓打つ嵐にヨー 靴音かき消され 誰が来たのか来ないのか 気にして起きてもわからない  三十八度のヨー 熱まで出してても みじめな顔などするものか 朝にはその気で 厚化粧  都会はね 全くね 闇がない カーテンね 閉めてもね 暗がりは なかなかなかなか作れない ふるえて眠る子守唄  都会はね 全くね 闇がない カーテンね 閉めてもね 暗がりは なかなかなかなか作れない ふるえて眠る子守唄
今日もどこかでデビルマン樋口了一樋口了一阿久悠都倉俊一樋口了一・森竹忠太郎誰も知らない 知られちゃいけない デビルマンが誰なのか 何も言えない 話しちゃいけない デビルマンが誰なのか  人の世に愛がある 人の世に夢がある この美しいものを 守りたいだけ 今日もどこかでデビルマン 今日もどこかでデビルマン  誰も知らない 知られちゃいけない デビルマンのふるさとを 何も言えない 話しちゃいけない デビルマンのふるさとを  もうこれで帰れない さすらいの旅路だけ この安らぎの心 知った今では あすもどこかでデビルマン あすもどこかでデビルマン  今日もどこかでデビルマン 今日もどこかでデビルマン
いつかやがて三浦和人三浦和人阿久悠三浦和人奥慶一やわらかな心は 石よりも固く やさしい目差しが 剣よりも鋭い時代が ほんのそのあたり 雲の彼方に 来ている  いつか やがて いつか いつか やがて  詩を読む言葉が 銃よりも強く 絵を描く情熱が 火薬よりも激しい時代が ほんのひとうねり 波の向うに 来ている  いつか やがて いつか いつか やがて  美しいということは 飾ることではなく やさしいということは つくろうことではなく 強いということは 無理をすることではなく 豊かということは ただ持つことではなく  人々は今より飾りなく愛し 今よりよく笑い 歌よりも楽しい時代が ほんのひとまたぎ 川のあちらに 来ている  いつか やがて いつか いつか やがて  いつか やがて いつか いつか やがて
棄てるものがあるうちはいい大西ユカリと新世界大西ユカリと新世界阿久悠村井邦彦森扇背泣きぐせの酔いどれが ふらふら行く先は 波しぶく棧橋か 男のいる町か ぼろぼろの手紙は 別れのものだろが 死ぬことはない 泣くことはない 棄てるものが あるうちはいい  まだ若いやせた娘が 泣き泣き行く先は 街角のうらないか はずれの教会か 星のないさだめと うらんでいるだろうが 死ぬことはない 泣くことはない 棄てるものが あるうちはいい  家を出た二人づれ だまって行く先は 別々の駅なのか 手紙を書く場所か 愛さえも疑い くやんでいるだろうが 死ぬことはない 泣くことはない 棄てるものが あるうちはいい
舟唄永井裕子永井裕子阿久悠浜圭介桜庭伸幸お酒はぬるめの 燗(かん)がいい 肴(さかな)はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯りはぼんやり ともりゃいい しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌いだすのさ 舟唄を  沖の鴎(かもめ)に 深酒させてヨ いとしあの娘とヨ 朝寝する ダンチョネ  店には飾りが ないがいい 窓から港が 見えりゃいい はやりの歌など なくていい ときどき霧笛(むてき)が 鳴ればいい ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている あの頃あの娘(こ)を 思ったら 歌いだすのさ 舟唄を  ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練が胸に 舞い戻る 夜更(よふ)けてさびしく なったなら 歌いだすのさ 舟唄を  ルルル ルルル ………
恋華草~おれとあたし~あさみちゆきあさみちゆき阿久悠杉本眞人川村栄二酔いどれて靴をぬぎ あなたの 背にもたれ どこへでも さらってと 泣き泣き いったのに クシャクシャにたたんだ コートを枕にさせ 馬鹿いうなよ 無茶いうなよ おれのこと見そこなうなよだって  若い日の 年月(としつき)は あまりに 早過ぎて 未来など 考える 時間も なかったわ ボロボロになるのは みじめと泣いていたら 馬鹿いうなよ 無茶いうなよ おれのこと見そこなうなよだって  恋の花 一つだけ ようやく 咲いたから いいことも あるでしょう 小さな ことならば ふらふらで歩いた 二人を嘲(わら)ってたら 馬鹿いうなよ 無茶いうなよ おれのこと見そこなうなよだって 馬鹿いうなよ 無茶いうなよ おれのこと見そこなうなよだって
青春のたまり場あさみちゆきあさみちゆき阿久悠杉本眞人川村栄二純愛がぶつかれば 時に傷つけ そのあとで悔いながら 泣いて詫びたり かけがえのない時代(じだい)ともに過ごした あの店も今月で 閉めるそうです  もう誰も希望など 語らなくなり カサカサに乾いた 街は汚れて 青春のたまり場も 閑古鳥鳴き マスターも苦笑い 見せるだけです  もう一度 あの場所で逢いませんか 泣きながら さよならを言いませんか La… La…  結ばれた人もおり 別れた人も 夢破れ 酒を飲み 荒(すさ)んだ人も 夜明けまでただひとり 踊った人も どれもみな青春の ひとコマですね  今はもうそれぞれが 人生おくり ふり返ることさえも めずらしくなり 色褪せた想い出と わかっていても この手紙どうしても おとどけします  もう一度 あの時代(とき)と逢いませんか マスターに ありがとう言いませんか La… La…  もう一度 あの場所で逢いませんか 泣きながら さよならを言いませんか La… La…
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