再上映米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | ここは劇場街 いくつもの映画を 只ひたすら映しだす 退屈な街 光ばかり目立つ 壁一面の広告の中で 僕はそのひとつを 選びきれず 突っ立ったままいる 繰り返し思い耽けて やっと何か見つけて 辿り着いたところで それは子供のころに観たものの 只の再上映 「そんな歌でも僕は歌うさ 何度でも繰り返し その答えを たとえ世界が変わらなくとも いつまでも叫ぶよ その答えを」 ここは劇場街 観客もまばら それでも狂いなく 演者は歌う 光の向こうで 懐かしいような つまらないような 只ひたすらそれを 薄ぼんやりと観て 時は過ぎていく ここで生きてる僕は 彼とどう違うのだろう? 何もできないままで やる気も無くただ口を開いて 日々を潰す僕と 「こんな僕でも風に押されて 何度となく未来へ運ばれてきた きっといつしか僕に続いて 歌う人へ言葉を引き継ぐため」 やっと映画は終わって 席を立ってなお僕は 彼の台詞がずっと 頭で響く 明日は多分こんな 今日に似ている毎日 悲しくなるくらいに 忘れていく日々で そうだ僕は生きているんだ 手垢にまみれていようと 「そんな歌でも僕は歌うさ 何度でも繰り返し その答えを たとえ世界が変わらなくとも いつまでも叫ぶよ その答えを」 |
フローライト米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 君が街を発つ前の日に 僕にくれたお守り それが今も輝いたまま 君は旅に出ていった 今は何処で何をしているかな 心配なんかしていない 君のことだからな 君が思うよりも君は 僕の日々を変えたんだ 二人でいる夜の闇が あんなに心地いいなんて この世界のすべてを狭めたのは 自分自身ってことを 君に教わったから 壊そうと思えば瞬く間に 壊せてしまうものを 僕はまだ壊れそうなほど 大事に握りしめている フローライト こんなものが 世界で一番輝いて見えるのは フローライト きっと君が 大切でいる何よりの証だろう 確かめていたんだよ僕らは ずっと目には見えないものを ふいにそれは何かを通して 再び出会う 夜が明ければ陽が昇る 道は永遠に続く 素敵な魔法で溢れてる 僕らは今を生きている それと同じくらいに君のことを信じてるってことを 君は笑うだろうか 確証なんてのは一つもない でもね僕は迷わない 君が信じたことなんだから 僕にはそれで十分さ フローライト こんなものが 泣いているように見えるような気になるのは フローライト いつか君が 泣いていた顔をふっと思い出すからだろう 説明がつかない僕らの こんな心も全て通して いつだって君が笑えるような 幸せを願う フローライト こんなものが 世界で一番輝いて見えるのは フローライト きっと君が 大切でいる何よりの証だろう 確かめていたんだよ僕らは ずっと目には見えないものを ふいにそれは何かを通して 再び出会う |
amen米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 馬が走る 黒いアスファルトの上 荒んだ並木 風もなし 香りだす雨の気配 東京はフラスコの中の風景 迷い込んでは泣いていたのは遠い遠い昔 光の澱に 道草を誘う亡霊 九つの門を通り抜けてあの山の麓へと 空っぽの花瓶に活ける花を探している 恥ずかしいくらい生き急いでいた遠い遠い昔 お願い ママ パパ この世に生まれたその意味を 教えて欲しいの わたしに 悲しい思い出はいらないから ただただ美しい思い出を 祈りの言葉を 怒りが満ちる 黒い炎を纏って どうかわたしの この心を 赦してくれやしないか さもなければ その清い雷を以って わたしの身を 灰になるまで 焼いてくれないか 音を立てて燃える部屋の中ひとり 歯軋りみたいに火の粉は舞う 酸素を食べて育つ ありがとう 今 身をやつす苦渋の全てに 再会を願い 今日はおやすみ また明日 お願い ママ パパ この世に生まれたその意味を 教えて欲しいの わたしに 悲しい思い出はいらないから ただただ美しい思い出を 祈りの言葉を |
ナンバーナイン米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | mabanua・米津玄師 | 歩いていたのは 砂漠の中 遠くに見えた 東京タワー 君の抱いていた ボロいテディベア 笑ってみえた どこへ行こうか 海みたいに 砂は燃えた かつてはここで 人が生きた 先を急いだ 英智の群れが 壊したものに 僕らは続いた 惑いも憂いも化石になるほど 嘘みたいな未来を想う 切なくなるのも馬鹿らしいほど 優しい未来 恥ずかしいくらい生きていた僕らの声が 遠く遠くまで届いたらいいな 誰もいない未来で起きた呼吸が 僕らを覚えていますように 眩しくてさ 目を閉じたんだ 枯れた川を 辿りながら ほんの向こうで 君の声が 呼んでいたんだ 確かに僕を 未来と過去が 引っ張り合うんだ か弱い僕らの 両手を掴んで 痛むことが 命ならば 愛してみたいんだ 痛みも全て いまだに心は不揃いなままで 息苦しくなる夜もある 言い訳みたいな美意識すら 消えちゃう未来 砂に落ちた思い出が息をしていた 遠く遠くから届いていたんだ 誰もいない未来の僕らの声が 美しくあれるように 何千と言葉選んだ末に 何万と立った墓標の上に 僕らは歩んでいくんだきっと 笑わないでね 恥ずかしいくらい生きていた僕らの声が 遠く遠くまで届いたらいいな 誰もいない未来で起きた呼吸が 僕らを覚えていますように 砂に落ちた思い出が息をしていた 遠く遠くから届いていたんだ 誰もいない未来の僕らの声が 美しくあれるように 何千と言葉選んだ末に 何万と立った墓標の上に 僕らは歩んでいくんだきっと 笑わないでね |
LOSER米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 蔦谷好位置・mabanua・米津玄師 | いつもどおりの通り独り こんな日々もはや懲り懲り もうどこにも行けやしないのに 夢見ておやすみ いつでも僕らはこんな風に ぼんくらな夜に飽き飽き また踊り踊り出す明日に 出会うためにさよなら 歩き回ってやっとついた ここはどうだ楽園か? 今となっちゃもうわからない 四半世紀の結果出来た 青い顔のスーパースターがお腹すかしては待ってる アイムアルーザー どうせだったら遠吠えだっていいだろう もう一回もう一回行こうぜ 僕らの声 アイムアルーザー ずっと前から聞こえてた いつかポケットに隠した声が ああだのこうだの知ったもんか 幸先の空は悪天候 ほら窓から覗いた摩天楼 からすりゃ塵のよう イアンもカートも昔の人よ 中指立ててもしょうがないの 今勝ち上がるためのお勉強 朗らかな表情 踊る阿呆に見る阿呆 我らそれを端から笑う阿呆 デカイ自意識抱え込んではもう 磨耗 すり減って残る酸っぱい葡萄 膝抱えてもなんもねえ ほら長い前髪で前が見えねえ 笑っちまうねパッと沸き立って フワッと消えちゃえるこんな輪廻 愛されたいならそう言おうぜ 思ってるだけじゃ伝わらないね 永遠の淑女もそっぽ向いて 天国は遠く向こうのほうへ ああわかってるって 深く転がる 俺は負け犬 ただどこでもいいから遠くへ行きたいんだ それだけなんだ 耳をすませ遠くで今 響きだした音を逃すな 呼吸を整えて いつかは出会えるはずの 黄金の色したアイオライトを きっと掴んで離すな アイムアルーザー なんもないならどうなったっていいだろう うだうだしてフラフラしていちゃ今に 灰 左様なら アイムアルーザー きっといつかって願うまま 進め ロスタイムのそのまた奥へ行け 愛されたいならそう言おうぜ 思ってるだけじゃ伝わらないね 永遠の淑女もそっぽ向いて 天国は遠く向こうのほうへ ここいらでひとつ踊ってみようぜ 夜が明けるまで転がっていこうぜ 聞こえてんなら声出していこうぜ アイムアルーザー どうせだったら遠吠えだっていいだろう もう一回もう一回行こうぜ 僕らの声 アイムアルーザー ずっと前から聞こえてた いつかポケットに隠した声が ここいらでひとつ踊ってみようぜ 夜が明けるまで転がっていこうぜ 聞こえてんなら声出していこうぜ |
翡翠の狼米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 孤独の寂しさ噛み砕いて 沸き立つ思いに耳を傾けて 泥濘踏みつけ歩いていけ 嵐の中涙流しながら 翡翠の狼はまた嘆く その身に宿す美しさも知らず 高めの崖を前にほら嘆く 誰かの力借りりゃ楽なのに もうじき誰か友だちがくるさ 口笛吹きながら夢を見ていた どこまで行くのか決めてなんかないが ひたすらあなたに会いたいだけ 知らない間に遠くまで来たが 暖かい場所はまだ向こうか りんごの花咲く春の日まで 心の目印曇らせないように 吹雪に曝され歩いていけ 虚しさ抱え混沌の最中まで 翡翠の狼は絶え間なく 我が身に怒りを向けては歌を歌う 戦え誰にも知られぬまま それで自分を愛せるのならば かけがえのないものはなんだろな 踵鳴らしながら待ちぼうけだ 消せない記憶と苦しみの中で 終わりが来るのをただ待つだけ この世で誰より綺麗なあなたに 愛しているよと伝えるまで どこまで行くのか決めてなんかないが ひたすらあなたに会いたいだけ 知らない間に遠くまで来たが 暖かい場所はまだ向こうか 消せない記憶と苦しみの中で 終わりが来るのをただ待つだけ この世で誰より綺麗なあなたに 愛しているよと伝えるまで |
ララバイさよなら米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 痛みも孤独も全て お前になんかやるもんか もったいなくて笑けた帰り道 学芸会でもあるまいに 後ろ暗いものを本音と呼んで ありがたがる驢馬の耳に ささくれだらけのありのまま どうぞ美味しく召し上がれ がみがみうるせえ面倒くせえや たかが生きるか死ぬかだろ どうせ誰もが皮の下に 髑髏を飼って生きてんだ さらば遠き日の22世紀 バスケ 天使 素面の猿 誰が忘れてくれるのか ララバイ 千年後に起こして 痛みも孤独も全て お前になんかやるもんか もったいなくて笑けた帰り道 学芸会でもあるまいに 命は大事お金も大事 右脳で飯食う社会人 黄昏混じりの眼差しと くたびれたシャツの襟 うつろな心を見せびらかして 阿呆づら下げてどこへ行く 影しか見てねえあんたらを 愛してるぜ 心から メチル盲目の曽祖父に 船の絵を描いたホームレスに さらば遠き日の22世紀 ララバイ 今生のお別れ 痛みも孤独も全て お前になんかやるもんか もったいなくて笑けた帰り道 学芸会でもあるまいに |
orion米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 蔦谷好位置・米津玄師 | あなたの指がその胸がその瞳が 眩しくて少し眩暈がする夜もある それは不意に落ちてきて あまりにも暖かくて 飲み込んだ七色の星 弾ける火花みたいに ぎゅっと僕を困らせた それでまだ歩いてゆけること 教わったんだ 神様 どうか 声を聞かせて ほんのちょっとでいいから もう二度と 離れないように あなたと二人 あの星座のように 結んで欲しくて 夢の中でさえどうも上手じゃない心具合 気にしないでって嘆いたこと 泣いていたこと 解れた袖の糸を引っぱって ふっと星座を作ってみたんだ お互いの指を星として それは酷くでたらめで 僕ら笑いあえたんだ そこにあなたがいてくれたなら それでいいんだ 今なら どんな 困難でさえも 愛して見せられるのに あんまりに 柔くも澄んだ 夜明けの間 ただ眼を見ていた 淡い色の瞳だ 真白でいる 陶器みたいな 声をしていた 冬の匂いだ 心の中 静かに荒む 嵐を飼う 闇の途中で 落ちてきたんだ 僕の頭上に 煌めく星 泣きそうなくらいに 触れていたんだ 神様 どうか 声を聞かせて ほんのちょっとでいいから もう二度と離れないように あなたと二人 この星座のように 結んで欲しくて |
ゆめくいしょうじょ米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | ブーゲンビリアの花が咲いた 給水塔の上で 迷い星を探している 皺枯れの空まで 居場所が無い 絵本も無い コウノトリは 赤ん坊を連れ去り消えた 君の悪い夢も 私が全部食べてあげる 痛いの痛いの飛んでいけ 安らかな歌声を ブーゲンビリアの花が咲いた 給水塔の上で 夜明けは紫陽花の様 眠る水脈は透明に 震えては 聞こえないふりを まどろみが 君を傷付けて止まないんだ 思い出の話を 語っておくれよ曖昧な格好で 洒がれた闇さえ飲干して 息を吐く 淡い声 ああ 輪郭を失ってしまった 君だけに子守歌を! 君の悪い夢も 私が全部食べてあげる その涙で胸が痛いの 余りに残酷で 溺れた夜も 側にいておくれ この朝に二人 夢を見た 飲み込むのが 怖い程 光を呑んだ 淡い夢 |
Neighbourhood米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | この頃ひどい夢を見る 子供の頃の風景 煙草の煙で満ちた 白い食卓だ 腐りかけの幸せ 一日一切れずつ 続く絶え間ないヒステリー あとは怠惰だけ 平和も平和で反吐が出た 遠く聞こえるバーバラアレン どうしたんだいなあ兄弟 俺がわかるかい? お前が許せるくらいの 大人になれたかな もういいかいなあ兄弟 ここらでおしまいで なんて甘えてちゃお前にも 嫌われちゃうのかな 肩を寄せ合って生きていく 小さな日陰の虫 新聞の文字は小さく テレビは煩い 右曲がりのトラックに 巻き込まれたらしいよ あの子がくれたガンダム まだ残ってるかな 有り余ってる時間を 悪戯に溶かしていく どうすればいいのかわからない それもわからない この頃ひどい夢を見る 子供の頃の風景 煙草の煙で満ちた 白い食卓だ 平和も平和で泣けてきた 耳に残るバーバラアレン どうしたんだいなあ兄弟 どこで泣いてんだい? それはお前には似合わない すぐに脱ぎ捨てとけ もういいかいなあ兄弟 それでもやめらんない にやけ笑いかまして午前四時 それはそれで楽しい 生きられないなって トイレの鏡の前で泣いてた 逃げ出せその街を 飛ばせ飛ばせ飛ばせ 笑え笑え笑え 定期を買うくらいの まとまった金すらなくて 毎日切符で済まして むしろ金かかる きっと夢は叶うなんて嘘を 初めから信じちゃいなかった それでもなおここまでこれた お前はどうしたい? どうしたんだいなあ兄弟 俺がわかるかい? お前が許せるくらいの 大人になれたかな もういいかいなあ兄弟 ここらでおしまいで なんて甘えてちゃお前にも 嫌われちゃうのかな |
ピースサイン米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | いつか僕らの上をスレスレに 通り過ぎていったあの飛行機を 不思議なくらいに憶えてる 意味もないのに なぜか 不甲斐なくて泣いた日の夜に ただ強くなりたいと願ってた そのために必要な勇気を 探し求めていた 残酷な運命が定まってるとして それがいつの日か僕の前に現れるとして ただ一瞬 この一瞬 息ができるなら どうでもいいと思えた その心を もう一度 遠くへ行け遠くへ行けと 僕の中で誰かが歌う どうしようもないほど熱烈に いつだって目を腫らした君が二度と 悲しまないように笑える そんなヒーローになるための歌 さらば掲げろピースサイン 転がっていくストーリーを 守りたいだなんて言えるほど 君が弱くはないのわかってた それ以上に僕は弱くてさ 君が大事だったんだ 「独りで生きていくんだ」なんてさ 口をついて叫んだあの日から 変わっていく僕を笑えばいい 独りが怖い僕を 蹴飛ばして噛み付いて息もできなくて 騒ぐ頭と腹の奥がぐしゃぐしゃになったって 衒いも外連も消えてしまうくらいに 今は触っていたいんだ 君の心に 僕たちは きっといつか遠く離れた 太陽にすら手が届いて 夜明け前を手に入れて笑おう そうやって青く燃える色に染まり おぼろげな街の向こうへ 手をつないで走っていけるはずだ 君と未来を盗み描く 捻りのないストーリーを カサブタだらけ荒くれた日々が 削り削られ擦り切れた今が 君の言葉で蘇る 鮮やかにも 現れていく 蛹のままで眠る魂を 食べかけのまま捨てたあの夢を もう一度取り戻せ もう一度 遠くへ行け遠くへ行けと 僕の中で誰かが歌う どうしようもないほど熱烈に いつだって目を腫らした君が二度と 悲しまないように笑える そんなヒーローになるための歌 さらば掲げろピースサイン 転がっていくストーリーを 君と未来を盗み描く 捻りのないストーリーを |
打上花火DAOKO×米津玄師 | DAOKO×米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 田中隼人・米津玄師 | あの日見渡した渚を 今も思い出すんだ 砂の上に刻んだ言葉 君の後ろ姿 寄り返す波が 足元をよぎり何かを攫う 夕凪の中 日暮れだけが通り過ぎて行く パッと光って咲いた 花火を見ていた きっとまだ 終わらない夏が 曖昧な心を 解かして繋いだ この夜が 続いて欲しかった 「あと何度君と同じ花火を見られるかな」って 笑う顔に何ができるだろうか 傷つくこと 喜ぶこと 繰り返す波と情動 焦燥 最終列車の音 何度でも 言葉にして君を呼ぶよ 波間を選び もう一度 もう二度と悲しまずに済むように はっと息を飲めば 消えちゃいそうな光が きっとまだ 胸に住んでいた 手を伸ばせば触れた あったかい未来は ひそかに二人を見ていた パッと花火が 夜に咲いた 夜に咲いて 静かに消えた 離さないで もう少しだけ もう少しだけ このままで あの日見渡した渚を 今も思い出すんだ 砂の上に刻んだ言葉 君の後ろ姿 パッと光って咲いた 花火を見ていた きっとまだ 終わらない夏が 曖昧な心を 解かして繋いだ この夜が 続いて欲しかった |
灰色と青 ( + 菅田将暉)米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | | 袖丈が覚束ない夏の終わり 明け方の電車に揺られて思い出した 懐かしいあの風景 たくさんの遠回りを繰り返して 同じような街並みがただ通り過ぎた 窓に僕が映ってる 君は今もあの頃みたいにいるのだろうか ひしゃげて曲がったあの自転車で走り回った 馬鹿ばかしい綱渡り 膝に滲んだ血 今はなんだかひどく虚しい どれだけ背丈が変わろうとも 変わらない何かがありますように くだらない面影に励まされ 今も歌う今も歌う今も歌う 忙しなく街を走るタクシーに ぼんやりと背負われたままくしゃみをした 窓の外を眺める 心から震えたあの瞬間に もう一度出会えたらいいと強く思う 忘れることはないんだ 君は今もあの頃みたいにいるのだろうか 靴を片方茂みに落として探し回った 「何があろうと僕らはきっと上手くいく」と 無邪気に笑えた 日々を憶えている どれだけ無様に傷つこうとも 終わらない毎日に花束を くだらない面影を追いかけて 今も歌う今も歌う今も歌う 朝日が昇る前の欠けた月を 君もどこかで見ているかな 何故か訳もないのに胸が痛くて 滲む顔 霞む色 今更悲しいと叫ぶには あまりに全てが遅すぎたかな もう一度初めから歩けるなら すれ違うように君に会いたい どれだけ背丈が変わろうとも 変わらない何かがありますように くだらない面影に励まされ 今も歌う今も歌う今も歌う 朝日が昇る前の欠けた月を 君もどこかで見ているかな 何もないと笑える朝日がきて 始まりは青い色 |
打上花火米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | あの日見渡した渚を 今も思い出すんだ 砂の上に刻んだ言葉 君の後ろ姿 寄り返す波が 足元をよぎり何かを攫う 夕凪の中 日暮れだけが通り過ぎて行く パッと光って咲いた 花火を見ていた きっとまだ 終わらない夏が 曖昧な心を 解かして繋いだ この夜が 続いて欲しかった 「あと何度君と同じ花火を見られるかな」って 笑う顔に何ができるだろうか 傷つくこと 喜ぶこと 繰り返す波と情動 焦燥 最終列車の音 何度でも 言葉にして君を呼ぶよ 波間を選び もう一度 もう二度と悲しまずに済むように はっと息を飲めば 消えちゃいそうな光が きっとまだ 胸に住んでいた 手を伸ばせば触れた あったかい未来は ひそかに二人を見ていた パッと花火が 夜に咲いた 夜に咲いて 静かに消えた 離れないで もう少しだけ もう少しだけ パッと光って咲いた 花火を見ていた きっとまだ 終わらない夏が 曖昧な心を 解かして繋いだ この夜が 続いて欲しかった パッと花火が 夜に咲いた 夜に咲いて 静かに消えた 離れないで もう少しだけ もう少しだけ |
Nighthawks米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | あの日 眠れずに眺めてた螺旋のフィラメント 退屈な映画のワンカット 半開きのドア もしも このまんま明日が来ないならどうしようか? 朝が来て全部終わってたら 僕はどこへ行こう 完璧だと思える夜を探していたんだ 今はとにかく星が見たい 君の隣で 何もないこの手で掴めるのが残りあと一つだけなら それが伸ばされた君の手であってほしいと思う あまりに綺麗だと恐ろしいから汚れているくらいがいい ああ それくらいでいい 僕らの願う未来 あの日 夢の中暮らしてた架空のストリート 本当にあるんだと信じ込み 探した地図の上 上手く伝わらない想いだけが胸に残った 寂しさが喉にこみ上げて 言葉を探している 遠く離れたものは美しくみえてしまうから 思い出になってしまう前に 全て伝えたい 当てのない未来ならいらないんだと目を閉じて叫んだ奥に 転げ回ってまで望む君との未来があった くだらない世界でも「愛おしいよ」と君が言うこの世界がいい ああ それくらいでいい だから届いて欲しい 懐かしい音楽が頭のなかを駆け巡る お前は大丈夫だってそう聴こえたんだ 終わらないよ僕たちは 歪なまま生きていける あのカーブの向こうへ 手の鳴る方へ 何もないこの手で掴めるのが残りあと一つだけなら それが伸ばされた君の手であってほしいと思う あまりに綺麗だと恐ろしいから汚れているくらいがいい ああ それくらいでいい 僕らの願う未来 あの日 眠れずに眺めてた螺旋のフィラメント 退屈な映画のワンカット 半開きのドア もしも このまんま明日が来ないならどうしようか? それなら笑って過ごしたい 君に会いに行こう |
Alice米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 常田大希・米津玄師 | 真っ逆さまに落っこちた ふとした刹那につまづいて マンホールの中に落っこちた そこからはパラノイア 心臓のあたりで少年が ひたすらバタバタ駆け巡るまま 今日は何して遊ぼうか がらくたの街の中 姦しまやかしお伽の国で 兎の背中を追いかけていた どこかの誰かが蓋を開いて ばら撒いた空騒ぎを見ていた 曖昧な意識で彷徨った 摩訶不思議なアドベンチャー 虚しさを抱えたまんま 愛を使い果たした 何の話をしていたっけ フラついて零したブランデー 全てを明日に任せて踊ろうぜもっと 真っ逆さまに落っこちた さよなら数多のつまらぬ日々よ 計画もなく息巻いて 飛び込んだメトロの中 こんな日々すら万が一 夢幻ならどうしようか まあそんならそれで大歓迎 こんにちは元の鞘 「この街はもう駄目だすぐに逃げろ」と メゴラに跨る魔女が言う 実を言うならばそんなこと知ってんだ とかくわたしは疲れ果てたんだ 曖昧な意識で彷徨った 摩訶不思議なアドベンチャー 虚しさを抱えたまんま 愛を使い果たした 何の話をしていたっけ フラついて零したブランデー まだまだまだ今日よ続けと歌おうぜもっと 曖昧な意識で彷徨った 摩訶不思議なアドベンチャー 虚しさを抱えたまんま 愛を使い果たした 何の話をしていたっけ フラついて零したブランデー 全てを明日に任せて踊ろうぜもっと 遠くで何かが燃えていた 真っ黒焦げ星とタイヤ 側には群がる人と 目を見張るドローン 何の話をしていたっけ 染み付いて残ったブランデー 全てを明日に任せて踊ろうぜもっと ※曲名の正式表記は、Aliceの中国語簡体字表記となります。 |
fogbound ( + 池田エライザ)米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | | 「このキャンディが溶けてなくなるまではそばにいて」と言った 切れかけで点った蛍光灯の下で 現れては消える テーブルを焦がして残った跡が 嫌に目に付いて笑える どこで道を間違えたのか 見失ったポラリス 航海の途中 悪魔じゃない 天使なんかじゃない 現れては消える ようそろう 向かうのはホロウ お守り賜う セントエルモ ようそろう 目の前は最深部 ブラックアウトの向こう もう一度 悲しみで船を漕ぐ救えないビリーバー メロドラマはもうおしまいにしようね 北へ向かうハイウェイでパンクして呆然 割れたタイヤが笑える コーヒーを零して染みた跡が 嫌に目に付く 夜を誘う怠めの音楽 トレモロの響き 座礁の途中 アップアンドダウン ナイトクルージングなんていいもんじゃない もうよそう 思い出はメロウ 前頭葉切ろう なんて妄想 もうよそう 傷つけ合うのを お帰り願う もう二度と 痣だらけ頼りないサンデードライバー メロドラマはもうおしまいにしようね 明るい部屋にあなたとふたり 暗い部屋にはあなたはいない 明るい部屋にあなたとふたり 暗い部屋にはあなたはいない あてどなく彷徨う笑えないドリーマー メロドラマはもうおしまいね ようそろう 向かうのはホロウ お守り賜う セントエルモ ようそろう 目の前は最深部 ブラックアウトの向こう もう一度 もうよそう 思い出はメロウ 前頭葉切ろう なんて妄想 もうよそう 傷つけ合うのを お帰り願う もう二度と |
春雷米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 現れたそれは春の真っ最中 えも言えぬまま輝いていた どんな言葉もどんな手振りも足りやしないみたいだ その日から僕の胸には嵐が 住み着いたまま離れないんだ 人の声を借りた 蒼い眼の落雷だ 揺れながら踊るその髪の黒が 他のどれより嫋やかでした すっと消えそうな 真っ白い肌によく似合ってました あなたにはこの世界の彩りが どう見えるのか知りたくて今 頬に手を伸ばした 壊れそうでただ怖かった 全てはあなたの思い通り 悲しくって散らばった思いも全て あなたがくれたプレゼント ゆらゆら吹かれて深い惑い 痛み 憂い 恋しい 言葉にするのも 形にするのも そのどれもが覚束なくって ただ目を見つめた するとあなたはふっと優しく笑ったんだ 嗄れた心も さざめく秘密も 気がつけば粉々になって 刹那の間に 痛みに似た恋が体を走ったんだ 深い惑い痛み憂い繰り返し いつの間にか春になった 甘い香り残し陰り恋焦がし 深く深く迷い込んだ 花びらが散ればあなたとおさらば それなら僕と踊りませんか 宙を舞う花がどうもあなたみたいで参りました やがてまた巡りくる春の最中 そこは豊かなひだまりでした 身をやつしてやまない あんな嵐はどこへやら まだまだ心は帰れない その細い声でどうか騙しておくれ カラカラに枯れ果てるまで ふらふら揺られて甘い香り 残し 陰り 幻 聞きたい言葉も 言いたい想いも 笑うくらい山ほどあって それでもあなたを前にすると 何にも出てはこないなんて 焦げ付く痛みも 刺し込む痺れも 口をつぐんだ恋とわかって あなたの心に 橋をかける大事な雷雨だと知ったんだ どうか騙しておくれ 「愛」と笑っておくれ いつか消える日まで そのままでいて 言葉にするのも 形にするのも そのどれもが覚束なくって ただ目を見つめた するとあなたはふっと優しく笑ったんだ 嗄れた心も さざめく秘密も 気がつけば粉々になって 刹那の間に 痛みに似た恋が体を走ったんだ |
Moonlight米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | あなたこそが地獄の始まりだと 思わなければ説明がつかない 心根だけじゃ上手く鍵が刺さらない 愛し合いたい 意味になりたい どこへ行ってもアウトサイダー 夜通し読んだハンターハンター 本物なんて一つもない でも心地いい 文化祭の支度みたいに ダイナマイトを作ってみようぜ 本物なんて一つもない ムーンライト 爪が伸び放題 使う予定もない 差し出されたレーズンパイ オールライト 「自分の思うように あるがままでいなさい」 ありがとう でもお腹いっぱい イメージしよう 心から幸せなあの未来 イメージしよう イメージ 教えてよ そこまで来たら迎えに行くから 教えてよ わたしこそが地獄を望んだんだと 認めなければそろそろいけない 自分の頭今すぐ引っこ抜いて それであなたとバスケがしたい どこへ行ってもアウトサイダー 継接ぎだらけのハングライダー 本物なんて一つもない でも心地いい ビニールハウスで育ったアベリア 偽物なんだってだからどうした? 本物なんて一つもない ムーンライト 幽かに明るい部屋 なだらかなノイズ 効き目薄いボルタレン オールライト テーブルの向こうに 裏返しのアイフォン 今回は誰のスパイ? イメージしよう プールの底で眺める水面 イメージしよう イメージ 教えてよ 何もかも終わらせる言葉を 教えてよ 鳴り止まないカーテンコール そこにあなたはいない 鳴り止まないカーテンコール そこにわたしはいない |
かいじゅうのマーチ米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 少しでもあなたに伝えたくて 言葉を覚えたんだ 喜んでくれるのかな そうだと嬉しいな 遠くからあなたに出会うため 生まれてきたんだぜ 道草もせず 一本の道を踏みしめて 怖がらないで 僕と歌って そのまま超えて 海の向こうへ おかしな声で 愛と歌って 心は晴れやか さあ出かけよう 砂漠を抜けて 悲しいこともあるだろうけど 虹の根元を探しにいこう あなたと迎えたい明日のために 涙を隠しては 燃えるようなあの夕陽を待っていた 言葉が出ないんだ 今日の日はさようならと あの鳥を見送った いつまでも絶えることなく 友達でいよう 信じ合う喜びから もう一度始めよう 泥だらけの ありのままじゃ 生きられないと 知っていたから だから歌うよ 愛と歌うよ あなたと一緒がいい 人を疑えない馬鹿じゃない 信じられる心があるだけ あなたのとなりで眠りたい また目覚めた朝に あなたと同じ 夢を見てますように 今あなたと出会えて ああほんとによかったな 胸に残る一番星 寂しいのに眩しいのに さあ出かけよう 砂漠を抜けて 悲しいこともあるだろうけど 虹の根元を探しにいこう 人を疑えない馬鹿じゃない 信じられる心があるだけ あなたのとなりで眠りたい また目覚めた朝に あなたと同じ 夢を見てますように |
飛燕米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 翼さえあればと 灰を前に嘆いていた 鳥のように飛んでいく あの雲に憧れて 慰めも追いつかない 一人きり空の果て 傷に傷を重ねて まだ誰かが泣いている 夜の底に 朝の淵に こそ響く歌があると 呼ぶ声が聞こえたら それが羽になる ずっと 風が吹いていた あの頃から 変わらぬまま 君のためならば何処へでも行こう 空を駆けて 美しさを追い求め 友さえも罵れば 這い回る修羅の道 代わりに何を得ただろう 猛り立つ声には 切なさが隠れている 誰がその背中を 撫でてやろうとしただろう 流離うまま 嵐の中 まだ胸に夢を灯し 渦を巻いて飛ぶ鳥の 姿を倣えばいい ずっと 羽ばたいていた 未来へ向かう 旅路の中 道の正しさは風に託して ただ進んでいけ 夢を見ていたんだ風に煽られて 導いておくれあの空の果てへ 夢を見ていたんだ風に煽られて 導いておくれあの空の果てへ ずっと 風が吹いていた あの頃から 変わらぬまま 君のためならば何処へでも行こう 空を駆けて ずっと 羽ばたいていた 未来へ向かう 旅路の中 道の正しさは風に託して ただ進んでいけ |
Lemon米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師・室屋光一郎 | 夢ならばどれほどよかったでしょう 未だにあなたのことを夢にみる 忘れた物を取りに帰るように 古びた思い出の埃を払う 戻らない幸せがあることを 最後にあなたが教えてくれた 言えずに隠してた昏い過去も あなたがいなきゃ永遠に昏いまま きっともうこれ以上 傷つくことなど ありはしないとわかっている あの日の悲しみさえ あの日の苦しみさえ そのすべてを愛してた あなたとともに 胸に残り離れない 苦いレモンの匂い 雨が降り止むまでは帰れない 今でもあなたはわたしの光 暗闇であなたの背をなぞった その輪郭を鮮明に覚えている 受け止めきれないものと出会うたび 溢れてやまないのは涙だけ 何をしていたの 何を見ていたの わたしの知らない横顔で どこかであなたが今 わたしと同じ様な 涙にくれ 淋しさの中にいるなら わたしのことなどどうか 忘れてください そんなことを心から願うほどに 今でもあなたはわたしの光 自分が思うより 恋をしていたあなたに あれから思うように 息ができない あんなに側にいたのに まるで嘘みたい とても忘れられない それだけが確か あの日の悲しみさえ あの日の苦しみさえ そのすべてを愛してた あなたとともに 胸に残り離れない 苦いレモンの匂い 雨が降り止むまでは帰れない 切り分けた果実の片方の様に 今でもあなたはわたしの光 |
Paper Flower米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 言葉が出ない 何をしていても 最後に残るのは グズついた 愛 祈るように眠る あなたを見ていた 車は向かう トンネルを通り ストローみたいに あなたの胃の 中へ 祈るように眠る あなたを見ていた 広告に悪意のグラフィティ ボコボコの自動販売機 知った風にはにかんでみたり 知らないふりでニヤついてみたり 陸橋の手すりに登り お月様眺めてふらり ほころんだ空洞の中で ここだけが世界の終わり 言いたいことなんてそんなない 想像より二人はくだらない 白けた日々よ泡になれ ハレルヤ 目の前の思い出が消えていく あの時あなたはなぜ泣いていたの? 花が落ちるスピードで歩いていく 止まることのないメリーゴーラウンド 寝室から出るとそこはまた寝室 部屋を出る自分の背中が見えた 祈るように眠る あなたを見ていた 清潔な空気で汚れてしまった 窓の外ブランコが揺れるお庭 祈るように眠る あなたを見ていた 遠くで湧き上がるコメディ その裏に隠したトラジティ フィキサチーフで仕上げたヒューマニティ 巧妙に謳った神様のパロディ 7号線レイトショー帰り 全てがスロウになるあまり 喧騒さえ眠る最中で ここだけが世界の終わり 言いたいことなんてそんなない 想像より二人はくだらない 白けた日々よ泡になれ ハレルヤ 積み上げた塔が崩れていく 所詮その程度の知育玩具 私は未だにあなたへと 渡すブーケを作る陰気なデザイナー 目の前の思い出が消えていく あの時あなたはなぜ泣いていたの? 花が落ちるスピードで歩いていく 止まることのないメリーゴーラウンド 積み上げた塔が崩れていく 所詮その程度の知育玩具 私は未だにあなたへと 渡すブーケを作る陰気なデザイナー |
クランベリーとパンケーキ米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 不意に見かけたブロンズの女神の お臍に煙草擦り付けて笑う 思い返せば馬鹿げている 大体そんな毎日 その日限りの甘い夜を抜け 今じゃ彷徨う惨めなストーリーライター 誰かわたしと踊りましょう なんてその気もないのに ヒッピヒッピシェイク ダンディダンディドンで クランベリーのジャムでも作ろうね パンケーキと一緒に食べようね ほら丁寧に切り分けて ヒッピヒッピシェイク ダンディダンディドンで 全部頬張って隠してしまえ やがて熱さにも耐えかねて 嗚呼きみは吐き出した 戯れ哀れハメ外すあまり 足滑らせて砂を噛むばかり 憶えちゃいない痣だらけ 大体そんな毎日 廃墟だらけのメルヘン市街じゃ マセガキ達が隠れてキスする 涙交じりの恋になりませんように ヒッピヒッピシェイク ダンディダンディドンで ランドリーまで歩いてこうね 汚れたシーツを洗おうね ほら丁寧に取り分けて ヒッピヒッピシェイク ダンディダンディドンで もう一度浮かれた祈りの方へ こんな馬鹿な歌ですいません 嗚呼毎度ありがたし 微睡んでいたい きみみたいに この宇宙が 終わるまで 微睡んでいたい きみと一緒に この世界が 終わるまで ヒッピヒッピシェイク ダンディダンディドンで クランベリーのジャムでも作ろうね パンケーキと一緒に食べようね ほら丁寧に切り分けて ヒッピヒッピシェイク ダンディダンディドンで 全部頬張って隠してしまえ やがて熱さにも耐えかねて 嗚呼きみは吐き出した こんな馬鹿な歌ですいません 嗚呼毎度ありがたし |
パプリカFoorin | Foorin | 米津玄師 | 米津玄師 | | 曲りくねり はしゃいだ道 青葉の森で駆け回る 遊びまわり 日差しの街 誰かが呼んでいる 夏が来る 影が立つ あなたに会いたい 見つけたのはいちばん星 明日も晴れるかな パプリカ 花が咲いたら 晴れた空に種を蒔こう ハレルヤ 夢を描いたなら 心遊ばせあなたにとどけ 雨に燻り 月は陰り 木陰で泣いてたのは誰 一人一人 慰めるように 誰かが呼んでいる 喜びを数えたら あなたでいっぱい 帰り道を照らしたのは 思い出のかげぼうし パプリカ 花が咲いたら 晴れた空に種を蒔こう ハレルヤ 夢を描いたなら 心遊ばせあなたにとどけ 会いに行くよ 並木を抜けて 歌を歌って 手にはいっぱいの 花を抱えて らるらりら パプリカ 花が咲いたら 晴れた空に種を蒔こう ハレルヤ 夢を描いたなら 心遊ばせあなたにとどけ かかと弾ませこの指とまれ |
アイネクライネ吉岡聖恵 | 吉岡聖恵 | 米津玄師 | 米津玄師 | 島田昌典 | あたしあなたに会えて本当に嬉しいのに 当たり前のようにそれらすべてが悲しいんだ 今 痛いくらい幸せな思い出が いつか来るお別れを育てて歩く 誰かの居場所を奪い生きるくらいならばもう あたしは石ころにでもなれたならいいな だとしたら勘違いも戸惑いもない そうやってあなたまでも知らないままで あなたにあたしの思いが全部伝わってほしいのに 誰にも言えない秘密があって嘘をついてしまうのだ あなたが思えば思うよりいくつもあたしは意気地ないのに どうして 消えない悲しみも綻びもあなたといれば それでよかったねと笑えるのがどんなに嬉しいか 目の前の全てがぼやけては溶けてゆくような 奇跡であふれて足りないや あたしの名前を呼んでくれた あなたが居場所を失くし彷徨うくらいならばもう 誰かが身代わりになればなんて思うんだ 今 細やかで確かな見ないふり きっと繰り返しながら笑い合うんだ 何度誓っても何度祈っても惨憺たる夢を見る 小さな歪みがいつかあなたを呑んでなくしてしまうような あなたが思えば思うより大げさにあたしは不甲斐ないのに どうして お願い いつまでもいつまでも超えられない夜を 超えようと手をつなぐこの日々が続きますように 閉じた瞼さえ鮮やかに彩るために そのために何ができるかな あなたの名前を呼んでいいかな 生まれてきたその瞬間にあたし 「消えてしまいたい」って泣き喚いたんだ それからずっと探していたんだ いつか出会える あなたのことを 消えない悲しみも綻びもあなたといれば それでよかったねと笑えるのがどんなに嬉しいか 目の前の全てがぼやけては溶けてゆくような 奇跡であふれて足りないや あたしの名前を呼んでくれた あなたの名前を呼んでいいかな |
ごめんね米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | バカみたいな夢を 笑わないで聞いてほしい 日が暮れる前に 話しておきたい 君みたいに優しく なりたいだけ 祈る声は激しく あと少しだけ 心の底から触れ合うまで 君と繋がっていたいだけ 泣きじゃくるだけじゃ 何もないとわかったから 傷つけたことを 謝りに行こう いつまでも近くに いてほしいだけ さよならが言えなくて 恐ろしいだけ 溢れる光に手が震えたって 君となら強くなれるだけ 君みたいに優しく なりたいだけ 祈る声は激しく あと少しだけ 心の底から触れ合うまで 君と繋がっていたいだけ 怯えてばかりで 恥ずかしくなるよ そこから見ていてね 大丈夫 ありがとう |
TEENAGE RIOT米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 潮溜まりで野垂れ死ぬんだ 勇ましい背伸びの果てのメンソール ワゴンで二足半額のコンバース トワイライト匂い出すメロディー 今サイコロ振るように日々を生きて ニタニタ笑う意味はあるか 誰も興味がないそのGコードを 君はひどく愛していたんだ 煩わしい心すら いつかは全て灰になるのなら その花びらを瓶に詰め込んで火を放て 今ここで 誰より強く願えば そのまま遠く雷鳴に飛び込んで 歌えるさ カスみたいな だけど確かな バースデイソング しみったれたツラが似合うダークホース 不貞腐れて開けた壁の穴 あの時言えなかった三文字 ブラスバンド鳴らし出すメロディー 真面目でもないのに賢しい顔で ニヒリスト気取ってグルーミー 誰も聴いちゃいないそのDコードを それでもただ信じていたんだ よーいどんで鳴る銃の音を いつの間にか聞き逃していた 地獄の奥底にタッチして走り出せ 今すぐに 誰より独りでいるなら 誰より誰かに届く歌を 歌えるさ 間の抜けた だけど確かな バースデイソング 持て余して放り出した叫び声は 取るに足らない言葉ばかりが並ぶ蚤の市にまた並んで行く 茶化されて汚されて恥辱の果て辿り着いた場所はどこだ 何度だって歌ってしまうよ どこにも行けないんだと だからこそあなたに会いたいんだと 今 煩わしい心すら いつかは全て灰になるのなら その花びらを瓶に詰め込んで火を放て 今ここで 誰より強く願えば そのまま遠く雷鳴に飛び込んで 歌えるさ カスみたいな だけど確かな バースデイソング |
Flamingo米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 宵闇に 爪弾き 悲しみに雨曝し 花曇り 枯れた街 にべもなし 佗びしげに鼻垂らし へらへらり 笑えないこのチンケな泥仕合 唐紅の髪飾り あらましき恋敵 触りたいベルベットのまなじりに 薄ら寒い笑みに あなたフラミンゴ 鮮やかなフラミンゴ 踊るまま ふらふら笑ってもう帰らない 寂しさと嫉妬ばっか残して 毎度あり 次はもっと大事にして 御目通り 有難し 闇雲に舞い上がり 上滑り 虚仮威し 口遊み 狼狽に軽はずみ 阿呆晒し 愛おしいその声だけ聴いていたい 半端に稼いだ泡銭 タカリ出す昼鳶 下らないこのステージで光るのは あなただけでもいい それはフラミンゴ 恐ろしやフラミンゴ はにかんだ ふわふわ浮かんでもうさいなら そりゃないね もっとちゃんと話そうぜ 畜生め 吐いた唾も飲まないで 氷雨に打たれて鼻垂らし あたしは右手にねこじゃらし 今日日この程度じゃ騙せない 間で彷徨う常しえに 地獄の閻魔に申し入り あの子を見受けておくんなまし 酔いどれ張り子の物語 やったれ死ぬまで猿芝居 あなたフラミンゴ 鮮やかなフラミンゴ 踊るまま ふらふら笑ってもう帰らない 寂しさと嫉妬ばっか残して 毎度あり 次はもっと大事にして |
打上花火 (DAOKO SOLO ver.)Daoko | Daoko | 米津玄師 | 米津玄師 | | あの日見渡した渚を 今も思い出すんだ 砂の上に刻んだ言葉 君の後ろ姿 寄り返す波が 足元をよぎり何かを攫う 夕凪の中 日暮れだけが通り過ぎて行く パッと光って咲いた 花火を見ていた きっとまだ 終わらない夏が 曖昧な心を 解かして繋いだ この夜が 続いて欲しかった 「あと何度君と同じ花火を見られるかな」って 笑う顔に何ができるだろうか 傷つくこと 喜ぶこと 繰り返す波と情動 焦燥 最終列車の音 何度でも 言葉にして君を呼ぶよ 波間を選び もう一度 もう二度と悲しまずに済むように はっと息を飲めば 消えちゃいそうな光が きっとまだ 胸に住んでいた 手を伸ばせば触れた あったかい未来は ひそかに二人を見ていた パッと花火が 夜に咲いた 夜に咲いて 静かに消えた 離さないで もう少しだけ もう少しだけ このままで あの日見渡した渚を 今も思い出すんだ 砂の上に刻んだ言葉 君の後ろ姿 パッと光って咲いた 花火を見ていた きっとまだ 終わらない夏が 曖昧な心を 解かして繋いだ この夜が 続いて欲しかった |
まちがいさがし菅田将暉 | 菅田将暉 | 米津玄師 | 米津玄師 | | まちがいさがしの間違いの方に 生まれてきたような気でいたけど まちがいさがしの正解の方じゃ きっと出会えなかったと思う ふさわしく 笑いあえること 何故だろうか 涙がでること 君の目が貫いた 僕の胸を真っ直ぐ その日から何もかも 変わり果てた気がした 風に飛ばされそうな 深い春の隅で 退屈なくらいに何気なく傍にいて 間違いだらけの 些細な隙間で くだらない話を くたばるまで 正しくありたい あれない 寂しさが 何を育んだでしょう 一つずつ 探し当てていこう 起きがけの 子供みたいに 君の手が触れていた 指を重ね合わせ 間違いか正解かだなんてどうでもよかった 瞬く間に落っこちた 淡い靄の中で 君じゃなきゃいけないと ただ強く思うだけ 君の目が貫いた 僕の胸を真っ直ぐ その日から何もかも 変わり果てた気がした 風に飛ばされそうな 深い春の隅で 誰にも見せない顔を見せて 君の手が触れていた 指を重ね合わせ 間違いか正解かだなんてどうでもよかった 瞬く間に落っこちた 淡い靄の中で 君じゃなきゃいけないと ただ強く思うだけ |
海の幽霊米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | | 開け放たれた この部屋には誰もいない 潮風の匂い 滲みついた椅子がひとつ あなたが迷わないように 空けておくよ 軋む戸を叩いて なにから話せばいいのか わからなくなるかな 星が降る夜にあなたにあえた あの夜を忘れはしない 大切なことは言葉にならない 夏の日に起きた全て 思いがけず光るのは 海の幽霊 茹だる夏の夕に梢が 船を見送る いくつかの歌を囁く 花を散らして あなたがどこかで笑う 声が聞こえる 熱い頬の手触り ねじれた道を進んだら その瞼が開く 離れ離れてもときめくもの 叫ぼう今は幸せと 大切なことは言葉にならない 跳ねる光に溶かして 星が降る夜にあなたにあえた あのときを忘れはしない 大切なことは言葉にならない 夏の日に起きた全て 思いがけず光るのは 海の幽霊 風薫る砂浜で また会いましょう |
でしょましょ米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 如何でしょ あたしのダンスダンスダンス ねえどうでしょ? それなりでしょ? 一人きり 見よう見まねで憶えたよ 凄いでしょ? 異常な世界で凡に生きるのがとても難しい 令月にして風和らぎ まあまあ踊りましょ るるらったったったった 獣道 ボロ車でゴーゴーゴー ねえどうしよ? ここどこでしょ? ハンドルを手放してもういっちょ アクセルを踏み込もう 非常にやるせないことばかりで全部嫌になっちゃうな 今日はいい日だ死んじゃう前に なあなあで行きましょ るるらったった 異常な世界で凡に生きるのがとても難しい 令月にして風和らぎ まあまあ踊りましょ 非常にやるせないことばかりで全部嫌になっちゃうな 今日はいい日だ死んじゃう前に なあなあで行きましょ るるらったったったった |
馬と鹿米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 歪んで傷だらけの春 麻酔も打たずに歩いた 体の奥底で響く 生き足りないと強く まだ味わうさ 噛み終えたガムの味 冷めきれないままの心で ひとつひとつなくした果てに ようやく残ったもの これが愛じゃなければなんと呼ぶのか 僕は知らなかった 呼べよ 花の名前をただ一つだけ 張り裂けるくらいに 鼻先が触れる 呼吸が止まる 痛みは消えないままでいい 疲れたその目で何を言う 傷跡隠して歩いた そのくせ影をばら撒いた 気づいて欲しかった まだ歩けるか 噛み締めた砂の味 夜露で濡れた芝生の上 はやる胸に 尋ねる言葉 終わるにはまだ早いだろう 誰も悲しまぬように微笑むことが 上手くできなかった 一つ ただ一つでいい 守れるだけで それでよかったのに あまりにくだらない 願いが消えない 誰にも奪えない魂 何に例えよう 君と僕を 踵に残る似た傷を 晴れ間を結えばまだ続く 行こう花も咲かないうちに これが愛じゃなければなんと呼ぶのか 僕は知らなかった 呼べよ 恐れるままに花の名前を 君じゃなきゃ駄目だと 鼻先が触れる 呼吸が止まる 痛みは消えないままでいい あまりにくだらない 願いが消えない 止まない |
PaprikaFoorin team E | Foorin team E | 米津玄師 | 米津玄師 | | Twisting and turning, down this road we go Running to the forest where we can play all day The sun shines so brightly on our country town Someone's always calling out your name And when summer comes, see our shadows grow Always know I will miss you so Come on, look up, find the first star in the sky I hope tomorrow will be sunny, too Paprika, when our flowers start to bloom Put the seeds into your hands and throw them in the sky Paprika, we can make our dreams come alive Rain or shine, we'll find a way to play again another day It's raining and pouring, the moon's hiding away I think I can hear someone crying in the shade Don't worry I promise, there's no need to be afraid Someone's always calling out your name Come and count with me all the happy things So much joy you always bring Now it's time to go, I'll see you tomorrow Memories will light the way back home Paprika, when our flowers start to bloom Put the seeds into your hands and throw them in the sky Paprika, we can make our dreams come alive Rain or shine, we'll find a way to play again another day I will run to you Through the forest where we played Singing songs we made And I will fill both hands with flowers along the way La-di la-di-da Paprika, when our flowers start to bloom Put the seeds into your hands and throw them in the sky Paprika, we can make our dreams come alive Rain or shine, we'll find a way to play again another day Let's all come together now, point our fingers to the sky |
パプリカ米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | | 曲りくねり はしゃいだ道 青葉の森で駆け回る 遊びまわり 日差しの街 誰かが呼んでいる 夏が来る 影が立つ あなたに会いたい 見つけたのはいちばん星 明日も晴れるかな パプリカ 花が咲いたら 晴れた空に種を蒔こう ハレルヤ 夢を描いたなら 心遊ばせあなたにとどけ 雨に燻り 月は陰り 木陰で泣いてたのは誰 一人一人 慰めるように 誰かが呼んでいる 喜びを数えたら あなたでいっぱい 帰り道を照らしたのは 思い出のかげぼうし パプリカ 花が咲いたら 晴れた空に種を蒔こう ハレルヤ 夢を描いたなら 心遊ばせあなたにとどけ 会いに行くよ 並木を抜けて 歌を歌って 手にはいっぱいの 花を抱えて らるらりら パプリカ 花が咲いたら 晴れた空に種を蒔こう ハレルヤ 夢を描いたなら 心遊ばせあなたにとどけ かかと弾ませこの指とまれ |
カイト嵐 | 嵐 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師・坂東祐大 | 小さな頃に見た 高く飛んでいくカイト 離さないよう ぎゅっと強く 握りしめていた糸 憧れた未来は 一番星の側に そこから何が見えるのか ずっと知りたかった 母は言った「泣かないで」と 父は言った「逃げていい」と その度にやまない夢と 空の青さを知っていく 風が吹けば 歌が流れる 口ずさもう 彼方へ向けて 君の夢よ 叶えと願う 溢れ出す ラル ラリ ラ 小さな頃に見た 大きな羽のカイト 思い出よりとても古く 小さい姿でいた 憧れた未来は いつもの右ポケットに 誰も知らない物語を 密かに忍ばせて 友は言った「忘れない」と あなたは言った「愛してる」と 些細な傷に宿るもの 聞こえて来る どこからか 風が吹けば 歌が流れる 口ずさもう 彼方へ向けて 君の夢よ 叶えと願う 溢れ出す ラル ラリ ラ 嵐の中をかき分けていく小さなカイトよ 悲しみを越えてどこまでも行こう そして帰ろう その糸の繋がった先まで 風が吹けば 歌が流れる 口ずさもう 彼方へ向けて 君の夢よ 叶えと願う 溢れ出す ラル ラリ ラ |
感電米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師・坂東祐大 | 逃げ出したい夜の往来 行方は未だ不明 回り回って虚しくって 困っちゃったワンワンワン 失ったつもりもないが 何か足りない気分 ちょっと変にハイになって 吹かし込んだ四輪車 兄弟よ如何かしよう もう何も考えない様 銀河系の外れへと さようなら 真実も 道徳も 動作しないイカれた夜でも 僕ら手を叩いて笑い合う 誰にも知られないまま たった一瞬の このきらめきを 食べ尽くそう二人で くたばるまで そして幸運を 僕らに祈りを まだ行こう 誰も追いつけない くらいのスピードで 稲妻の様に生きていたいだけ お前はどうしたい? 返事はいらない 転がした車窓と情景 動機は未だ不明 邪魔臭くて苛ついて 迷い込んだニャンニャンニャン ここいらで落とした財布 誰か見ませんでした? 馬鹿みたいについてないね 茶化してくれハイウェイ・スター よう相棒 もう一丁 漫画みたいな喧嘩しようよ 洒落になんないくらいのやつを お試しで 正論と 暴論の 分類さえ出来やしない街を 抜け出して互いに笑い合う 目指すのは メロウなエンディング それは心臓を 刹那に揺らすもの 追いかけた途端に 見失っちゃうの きっと永遠が どっかにあるんだと 明後日を 探し回るのも 悪くはないでしょう お前がどっかに消えた朝より こんな夜の方が まだましさ 肺に睡蓮 遠くのサイレン 響き合う境界線 愛し合う様に 喧嘩しようぜ 遺る瀬無さ引っさげて たった一瞬の このきらめきを 食べ尽くそう二人で くたばるまで そして幸運を 僕らに祈りを まだ行こう 誰も追いつけない くらいのスピードで それは心臓を 刹那に揺らすもの 追いかけた途端に 見失っちゃうの きっと永遠が どっかにあるんだと 明後日を 探し回るのも 悪くはないでしょう 稲妻の様に生きていたいだけ お前はどうしたい? 返事はいらない |
カナリヤ米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 坂東祐大・米津玄師 | ありふれた毎日が 懐かしくなるほど くすぶり沈む夜に揺れる 花を見つめていた 人いきれの中を あなたと歩いたこと 振り向きざまに笑う顔を 何故か思い出した カナリヤが鳴きだす四月の末の 誰もが忘れていく白いプロムナード あなたの指先が震えていることを 覚えていたいと思う いいよ あなたとなら いいよ 二度とこの場所には帰れないとしても あなたとなら いいよ 歩いていこう 最後まで 転げ落ちて割れた グラスを拾うあなた その瞳には涙が浮かぶ 何も言わないまま カナリヤが消えていく五月の末の 木の葉が響き合う湖畔の隅っこ あなたを何より支えていたいと 強く 強く 思う いいよ あなただから いいよ 誰も二人のことを見つけないとしても あなただから いいよ はためく風の呼ぶ方へ あなたも わたしも 変わってしまうでしょう 時には諍い 傷つけ合うでしょう 見失うそのたびに恋をして 確かめ合いたい いいよ あなたとなら いいよ もしも最後に何もなくても いいよ いいよ あなただから いいよ 誰も二人のことを見つけないとしても あなただから いいよ 歩いていこう 最後まで はためく風の呼ぶ方へ |
Decollete米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 坂東祐大・米津玄師 | あなたは間違えた 選んだのは見事ヘタレたハズレくじ 祭りはおしまいさ 今更水を差さないで 荒れ果てていくユーモア あなたのパパとママは何をしていたの 兎角疲れました 数えるから直ぐに消えて 今は らんらんらん 深く眠りにつきたい 月が らんらんらん デコルテを撫でていく 名のついた昨日は くれてやるから静かな明日をよこせ 卑劣な隣人を お許しくださいエイメン 泣き出すのはノーモア あなたのパパとママはどこへ消えたの 易々と述べんな 他をあたっておくれダーリン 今は らんらんらん 混じりっけのないやつが欲しい 風が らんらんらん デコルテに溶けていく はたと冷めたアールグレイ マイファニーバレンタイン 健やかなる人生の ひび割れをしゃなりと歩く ばら撒かれた愛情を 噛む裸のトルソー 芳しいほどに煙る春を探している 今は らんらんらん 深く眠りにつきたい 月が らんらんらん デコルテを撫でていく 今は らんらんらん 混じりっけのないやつが欲しい 風が らんらんらん デコルテに溶けていく |
迷える羊米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 坂東祐大・米津玄師 | ねえ 生まれてきた日を 思い出せるかい シナリオの 最初の台詞を 舞台は巡り 演劇は続く 楽屋には サンタマリアがいない 最初で最後の歌を 上手く歌えないのに 監督たちは 沈黙を守る 脚本の終わりは 書きあがっていない 祈る様に 僕は口を開いた 「千年後の未来には 僕らは生きていない 友達よいつの日も 愛してるよ きっと」 誰かが待っている 僕らの物語を 背骨をなくした 大きな機械が 美しく 都市を跨いでいく 屋台は崩れ 照明が落ちる 観客は 白い眼 列なす様に 演劇は続く 今も新たに 羊は迷う 堪うる限りに 歌を歌おう フィルムは回り続けている 「千年後の未来には 僕らは生きていない 友達よいつの日も 愛してるよ きっと」 「君の持つ寂しさが 遥かな時を超え 誰かを救うその日を 待っているよ ずっと」 |
ひまわり米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 坂東祐大・米津玄師 | 悲しくって 蹴飛ばした 地面を強く 跳ねっ返る 光に指を立てて 愛したくて 噛み付いた 喉笛深く その様が あんまりに美しくてさあ 舌を打って 曠野の中 風に抗い 夜もすがら 嗄れた産声で歌う 遠く遠く見据えていた 凍て星の先まで 痣だらけの心 輝かせて その姿をいつだって 僕は追いかけていたんだ 転がるように線を貫いて 突き刺していく切っ先を 日陰に咲いたひまわりが 今も夏を待っている 人いきれを裂いて笑ってくれ 僕の奥でもう一度 消し飛べ 散弾銃をぶち抜け 明日へ 吐き出せ 北極星へ舵取れ その手で 傷ついて 静脈を不意に巡るエレキ 掻き毟って 吹き荒び 鳴る哀歌 聴こえているあの時から 少しも絶えぬまま 震えるほど全て 消えないぜ その姿がいつだって 僕を映し出していた もしも同じ街で生まれたら 君のようになれたかな 日陰に咲いたひまわりが 今も海を見つめてる 聴こえるなら強く叫んでくれ 僕の名をもう一度 鳴き声 かんかん照りの街路で 侘び戯れ 解き放て 乱反射して遠くへ 鳴り響け その姿をいつだって 僕は追いかけていたんだ 転がるように線を貫いて 突き刺していく切っ先を 日陰に咲いたひまわりが 今も夏を待っている 人いきれを裂いて笑ってくれ 僕の奥でもう一度 消し飛べ 散弾銃をぶち抜け 明日へ 吐き出せ 北極星へ舵取れ その手で |
まちがいさがし米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 坂東祐大・米津玄師 | まちがいさがしの間違いの方に 生まれてきたような気でいたけど まちがいさがしの正解の方じゃ きっと出会えなかったと思う ふさわしく 笑いあえること 何故だろうか 涙がでること 君の目が貫いた 僕の胸を真っ直ぐ その日から何もかも 変わり果てた気がした 風に飛ばされそうな 深い春の隅で 退屈なくらいに何気なく傍にいて 間違いだらけの 些細な隙間で くだらない話を くたばるまで 正しくありたい あれない 寂しさが 何を育んだでしょう 一つずつ 探し当てていこう 起きがけの 子供みたいに 君の手が触れていた 指を重ね合わせ 間違いか正解かだなんてどうでもよかった 瞬く間に落っこちた 淡い靄の中で 君じゃなきゃいけないと ただ強く思うだけ 君の目が貫いた 僕の胸を真っ直ぐ その日から何もかも 変わり果てた気がした 風に飛ばされそうな 深い春の隅で 誰にも見せない顔を見せて 君の手が触れていた 指を重ね合わせ 間違いか正解かだなんてどうでもよかった 瞬く間に落っこちた 淡い靄の中で 君じゃなきゃいけないと ただ強く思うだけ |
優しい人米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 坂東祐大・米津玄師 | 気の毒に生まれて 汚されるあの子を あなたは「綺麗だ」と言った 傍らで眺める私の瞳には とても醜く映った 噎せ返る温室の 無邪気な気晴らしに 付け入られる か弱い子 持て余す幸せ 使い分ける道徳 憐れみをそっと隠した 頭を撫でて ただ「いい子だ」って言って あの子へ向けるその目で見つめて あなたみたいに優しく 生きられたならよかったな 周りには愛されず 笑われる姿を 窓越しに安心していた ババ抜きであぶれて 取り残されるのが 私じゃなくてよかった 強く叩いて 「悪い子だ」って叱って あの子と違う私を治して あなたみたいに優しく 生きられたならよかったな 優しくなりたい 正しくなりたい 綺麗になりたい あなたみたいに |
PLACEBO + 野田洋次郎米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 坂東祐大・米津玄師 | 熱っぽい夢を見てしまって 君のその笑顔で 絆された夕暮れ この想い気の迷いだって 笑えないよ全然 袖が触れてしまった 走り出したハートを攫って 繋いでいけビートの端くれ 薫る胸に火を灯せ 踊り明かそう朝まで しなり揺れるランウェイの先へ 僕の心連れてってくれ 触れていたい 揺れていたい 君じゃないといけない この惑い 今だんだん恋になっていく ときめいていく 思いがけぬ とんだランデブー どんどんハイになっていく 洒落込んでいく 甘い罠に やられていく 落ちていく いつかの偶然 確かめたいね (いつかの偶然 確かめたいね) 解き明かしたい 未踏のミステリー (気づかないグラビティー) 元のように 戻れないね (元のように 戻れないね) どっか行こうぜ 冗談みたいに (背反のアイロニー) それは一つのコメディ または二つのトラジティ どちらでも構わない君と二人ならば それは一時のクレイジー 揺り返していくサニティ 何もかもが いつの間にか 変わり果てる魔法 気持ち前に突っ込むステップで 飛ばしていけスイートな宇宙へ 待ちに待った宵の果て 踊り明かそう朝まで きらり照らすリップで酔わせて とこしなえに誘ってくれ 触れていたい 揺れていたい 君じゃないといけない この惑い 今だんだん愛になっていく 騒めいていく 鉢合わせの とんだピーカブー 燦々照り出していく 謎めいていく 甘い罠に やられていく 落ちていく 気の迷いじゃない 嘘じゃない想い 思い込みじゃない 嘘じゃない想い 気の迷いじゃない 嘘じゃない想い 思い込みじゃない 嘘じゃない想い 今だんだん恋になっていく ときめいていく 思いがけぬ とんだランデブー 今どんどんハイになっていく 洒落込んでいく 甘い罠に やられていく 落ちていく |
カムパネルラ米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 坂東祐大・米津玄師 | カムパネルラ 夢を見ていた 君のあとに 咲いたリンドウの花 この街は 変わり続ける 計らずも 君を残して 真昼の海で眠る月光蟲 戻らないあの日に想いを巡らす オルガンの音色で踊るスタチュー 時間だけ通り過ぎていく あの人の言う通り わたしの手は汚れてゆくのでしょう 追い風に翻り わたしはまだ生きてゆくでしょう 終わる日まで寄り添うように 君を憶えていたい カムパネルラ そこは豊かか 君の目が 眩むくらいに タールの上で 陽炎が揺れる 爆ぜるような 夏の灯火 真白な鳥と歌う針葉樹 見つめる全てが面影になる 波打ち際にボタンが一つ 君がくれた寂しさよ あの人の言う通り いつになれど癒えない傷があるでしょう 黄昏を振り返り その度 過ちを知るでしょう 君がいない日々は続く しじまの中 独り 光を受け止めて 跳ね返り輝くクリスタル 君がつけた傷も 輝きのその一つ あの人の言う通り わたしの手は汚れてゆくのでしょう 追い風に翻り わたしはまだ生きてゆける あの人の言う通り いつになれど癒えない傷があるでしょう 黄昏を振り返り その度 過ちを知るでしょう 終わる日まで寄り添うように 君を憶えていたい カムパネルラ |
Pale Blue米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 坂東祐大・米津玄師 | ずっと 恋をしていた これでさよなら あなたのことが 何よりも大切でした 望み通りの終わりじゃなかった あなたはどうですか 友達にすら 戻れないから わたし空を見ていました 最後くらいまた春めくような 綺麗なさよならしましょう それは 水もやらず枯れたエーデルワイス 黒ずみだす耳飾り こんな つまらない映画などもうおしまい なのに エンドロールの途中で悲しくなった ねえ この思いは何 あなたが見据えた未来にわたしもいたい 鼻先が触れるくらいに あなたを見つめたい 張り裂けるほどの痛みを叫びたいのに わたしあなたに恋をした 花束と一緒に ずっと 恋をしていた 晴れた日の朝 あなたのことが どこまでも大切でした 言えないでいた言葉交わし合った 笑えるくらい穏やかに それは 酷く丈のずれたオートクチュール 解れていくボタンの穴 こんな ちぐはぐな舞台はもう締めたい なのに エピローグの台詞が言えなくなった ねえ あなたを見つめていた どれだけ生まれ変わろうとも 意味がないくらい どこか導かれるように あなたと出会いたい 今更言いたいことなんて 一つもないのに わたしあなたに恋をした 苦しさと一緒に ずっと あなたの腕 その胸の中 強く引き合う引力で 有り触れていたい 淡く青いメロディ 行かないで ここにいて 側で 何も言わないままで 忘れられないくらいに抱きしめて ずっと ずっと 恋をしている |
ゆめうつつ米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 坂東祐大・米津玄師 | 夢の続きを いつまでも探してた あまねく町の側で 揺蕩う路地裏 広告を携えて 飛び立つ紙飛行機 何処まで飛んで行くんだろう 虚しさばっかり 見つめ続けるのは 誰かの痛みに気づきたかった ひたすら 何かを得れば何かが 目の前を通り過ぎる さよならまた会えるかな 背中合わせの旅は まだ続いてく 誰も知り得ない傷が 癒えずに増える どうせいつかは 風に溶け消える ならば今夜くらいは 羽が生えるような身軽さが 君に宿り続けますように むくれ顔の蛇も気づきはしない 日々の隙間でおやすみ 君が安らかな夢の中 眠り続けられますように あんな姿じゃいられない 子供みたいなまま遊び疲れてそれじゃ また明日 間抜けな惑星に 住み着いた羊の群れ 風と花と鳥に開かれた 瀟洒な宇宙船 何かを探し何かを 見捨てるアドバルーン わたしは何処にいるんだろう 眩い光に絶えず 誘われている 零れ落ちた羊は まだ夢をみる どうせわたしも 風になり消える ならば今夜くらいは 声が出せるような喜びが 君に宿り続けますように 革命家の野次も届きはしない 夜の淵で踊りましょう 君が望むならその歌は 誰かの夢に繋がるだろう あんな人には解らない 物語の裏 隠れたままそれじゃ また明日 ゆめうつつで生きていく 一つずつ愛し合う 躊躇わず渡っていく 君の元へ やるせなくて嫌んなる 面影は遠くなる 疲れたら言ってよ 話をしよう |
POP SONG米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | | ちゃらけた愛を歌ってるベイビー 煌めいてシックなメロディ 誰も見当たらない 夜がまたひとつ 頭空っぽチープなハーモニー 誰だって愛されたいのに いらないことばかり 口をつく始末 どうしちゃったの皆 そんな面で見んな まともじゃないよあなた方 あー喧々諤々さんざっぱら 雨に唄えば なんて晴れやかだ さぞかし大層楽しかろ あーりんりんらんらんあっぱっぱらぱー 1 2 3 で愛を込めて もう一生遊ぼうぜ 準備してきたもの全てばら撒いて そうさどうせ何もかも 全部くだらねえ 君だけの歌歌ってくれ それもまた全部くだらねえ だらけた恋がしたいのさレイディ モラリスト呆れるセオリー 嫌なことばかり 春が過ぎていく 猫足のバスタブでフライバイ 飛んじゃってお茶の子さいさい 唱える呪文は ビビデバビビデブー 我がストーリー 愛の成す通り 生きてたい夢中に 全てが遊びの様に 異常にくだらねえよ何もかも 君だけの歌歌ってくれ どうかしてる どうかしてる あいつもそいつもみんな変だ ちょっとついていけない 楽しめない イカれてるエクスタシー どうかしてる どうかしてる 全てが全部くだらねえんだ 君だけの歌歌ってくれ 素晴らしいほど馬鹿馬鹿しい これぞ求めていた人生 君は誰だ 教えてくれよ どうせ何もないだろう? 喧しいこと甚だしい これぞ価値のある人生 誰でもいいけど君がいいんだよ 愛を歌っておくれ それもまた全部くだらねえ |
ETA米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 人のいない空港 鳥は歌うように呟いた いつまでもいつまでも道は続いていくと ささやかな想いが 光を反射して輝いた あの日々にいつの日か戻れますようにと 木漏れ日が射していく 鮮やかに運ぶレスキュー 誰にも似てないモンタージュ この先で待っている あなたへと会いにいく 会いにいく さあ起きて 子供たち 今日は この庭を綺麗な花で飾りましょう もうおやすみ 古い友達 どうか安らかな夢で眠れますように るるる 行きも帰りもいない それでも飛び交うETA いつまでもいつまでも道は続いていくよ 夢の中みたいだ 夢の中みたいだ 夢の中 泥濘に落ちていく 味のしないビーフシチュー 手紙の返事は延滞中 この先で待っている あなたへと会いにいく 会いにいく さあ起きて 子供たち 今日は この庭を綺麗な花で飾りましょう もうおやすみ 古い友達 どうか安らかな夢で眠れますように るるる |
M八七米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 遥か空の星が ひどく輝いて見えたから 僕は震えながら その光を追いかけた 割れた鏡の中 いつかの自分を見つめていた 強くなりたかった 何もかもに憧れていた 君は風に吹かれて 翻る帽子見上げ 長く短い旅をゆく 遠い日の面影 君が望むなら それは強く応えてくれるのだ 今は全てに恐れるな 痛みを知る ただ一人であれ いまに枯れる花が 最後に僕へと語りかけた 「姿見えなくとも 遥か先で見守っている」と そうだ 君は打ちひしがれて 削れていく心根 物語の始まりは 微かな寂しさ 君の手が触れた それは引き合う孤独の力なら 誰がどうして奪えるものか 求めあえる 命果てるまで 輝く星は言う 木の葉の向こうから 君はただ見つめる 未来を想いながら 僕らは進む 何も知らずに彼方のほうへ 君が望むなら それは強く応えてくれるのだ 今は全てに恐れるな 痛みを知る ただ一人であれ 微かに笑え あの星のように 痛みを知る ただ一人であれ |
打上花火ジェイ(川平慈英)、ブルブル(えなりかずき)、キーウィ(吉木りさ)、間田ナイ(阿澄佳奈) | ジェイ(川平慈英)、ブルブル(えなりかずき)、キーウィ(吉木りさ)、間田ナイ(阿澄佳奈) | 米津玄師 | 米津玄師 | 塩谷哲 | パッとひかってさいた はなびをみていた きっとまだ おわらないなつが あいまいなこころを とかしてつないだ このよるが つづいてほしかった パッとはなびが パッとはなびが よるにさいた (よるにさいた) よるにさいて (よるにさいて) しずかにきえた (しずかにきえた) はなさないで (はなれないで) もうすこしだけ (もうすこしだけ) もうすこしだけ このままで あのひ みわたしたなぎさを いまもおもいだすんだ すなのうえにきざんだことば きみのうしろすがた パッとひかってさいた はなびをみていた きっとまだ おわらないなつが あいまいなこころを ほどかしてつないだ このよるが つづいてほしかった パッとひかってさいた はなびをみていた きっとまだ おわらないなつが あいまいなこころを とかしてつないだ このよるが つづいてほしかった |
KICK BACK米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師・常田大希(King Gnu / millennium parade) | ランドリー今日はガラ空きでラッキーデイ かったりい油汚れもこれでバイバイ 誰だ誰だ頭の中 呼びかける声は あれが欲しいこれが欲しいと歌っている 幸せになりたい 楽して生きていたい この手に掴みたい あなたのその胸の中 ハッピーで埋め尽くして レストインピースまで行こうぜ いつかみた地獄もいいところ 愛をばら撒いて アイラブユー貶してくれ 全部奪って笑ってくれマイハニー 努力 未来 A BEAUTIFUL STAR なんか忘れちゃってんだ 4443で外れる炭酸水 ハングリー拗らせて吐きそうな人生 「止まない雨はない」より先に その傘をくれよ あれが欲しい これが欲しい 全て欲しい ただ虚しい 幸せになりたい 楽して生きていたい 全部滅茶苦茶にしたい 何もかも消し去りたい あなたのその胸の中 ラッキーで埋め尽くして レストインピースまで行こうぜ 良い子だけ迎える天国じゃ どうも生きらんない アイラブユー貶して奪って笑ってくれマイハニー 努力 未来 A BEAUTIFUL STAR なんか忘れちゃってんだ ハッピー ラッキー こんにちはベイビー (ハッピー ラッキー こんにちはベイビー) 良い子でいたい そりゃつまらない (あなたの未来 そりゃつまらない) ハッピー ラッキー こんにちはベイビーソースイート (ハッピー ラッキー こんにちはベイビーソースイート) 努力 未来 A BEAUTIFUL STAR なんかすごい良い感じ Contains a sample of “そうだ!We're ALIVE” 作詞・作曲 つんく (C)2002 by UP FRONT MUSIC INC. / TV TOKYO Music, Inc. |
恥ずかしくってしょうがねえ米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | | あんたらみたいにゃなりたかねえな 熱意と嘯き誰を蹴る ことが済んだら 全て忘れて 恥ずかしくってしょうがねえ 己にだけ都合の良い 言葉を放ったって何になる 欲しかったのは何だ そんなものか 恥ずかしくってしょうがねえ サングリアワイン 口に合わねえな 今夜は誰が酒の肴 呼んでくれ救急車 サングリアワイン 洒落にならねえな もっかいちゃんと話そうぜ 引き受ける現実もなしに 語れる理想などあるものか ボロボロの毛布 見せびらかすな 恥ずかしくってしょうがねえ サングリアワイン 口に合わねえな 無謬の民による宴 帰らせてくんねえか サングリアワイン 誰もがユダなら もっかいちゃんと話そうぜ いつかそのナイフが あなたの胸にも突き刺さるだろう 血が流れていく 誰のものかわからぬまま サングリアワイン 口に合わねえな 今夜は誰が酒の肴 呼んでくれ救急車 サングリアワイン 洒落にならねえな もっかいちゃんと話そうぜ サングリアワイン 口に合わねえな 無謬の民による宴 帰らせてくんねえか サングリアワイン 誰もがユダなら もっかいちゃんと話そうぜ |
Lemon島津亜矢 | 島津亜矢 | 米津玄師 | 米津玄師 | 田代修二 | 夢ならばどれほどよかったでしょう 未だにあなたのことを夢にみる 忘れた物を取りに帰るように 古びた思い出の埃を払う 戻らない幸せがあることを 最後にあなたが教えてくれた 言えずに隠してた昏い過去も あなたがいなきゃ永遠に昏いまま きっともうこれ以上 傷つくことなど ありはしないとわかっている あの日の悲しみさえ あの日の苦しみさえ そのすべてを愛してた あなたとともに 胸に残り離れない 苦いレモンの匂い 雨が降り止むまでは帰れない 今でもあなたはわたしの光 暗闇であなたの背をなぞった その輪郭を鮮明に覚えている 受け止めきれないものと出会うたび 溢れてやまないのは涙だけ 何をしていたの 何を見ていたの わたしの知らない横顔で どこかであなたが今 わたしと同じ様な 涙にくれ 淋しさの中にいるなら わたしのことなどどうか 忘れてください そんなことを心から願うほどに 今でもあなたはわたしの光 自分が思うより 恋をしていたあなたに あれから思うように 息ができない あんなに側にいたのに まるで嘘みたい とても忘れられない それだけが確か あの日の悲しみさえ あの日の苦しみさえ そのすべてを愛してた あなたとともに 胸に残り離れない 苦いレモンの匂い 雨が降り止むまでは帰れない 切り分けた果実の片方の様に 今でもあなたはわたしの光 |
LADY米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師・mabanua | 例えば僕ら二人 煌めく映画のように 出会いなおせたらどうしたい 何も謎めいてない 今日は昨日の続き 日々は続くただぼんやり 微かな足音 シーツの置く場所 それだけで全てわかってしまうよ 見え透いた嘘も隠した本当も その全て愛おしかった レディー 笑わないで聞いて ハニー 見つめ合っていたくて 君と二人 行ったり来たりしたいだけ ベイビー 子供みたいに恋がしたい 書き散らしていく僕らのストーリーライン 例えばどっちか一人 ひどい不幸が襲い 二度と会えなくなったら 考えた矢先に 泣けてしまうくらい 日々は続く一層確かに いつもの暗い顔 チープな戯言 見過ごすようにまた優しいんだろう 見え透いた嘘も隠した本当も その目から伝わってきた 引っ張ったり噛み付いたり 傷ついたふりしてみたり 明日の朝に持ち越したり 浮ついたりして 思いきり傷つきたい いつまでもそばにいたい 今すぐ行方をくらまそう レディー 何も言わないで ハニー 僕の手を取ってくれ 君以外に 考えられないだけ ベイビー あの頃みたいに恋がしたい 書き散らしていく 踊り続ける レディー 笑わないで聞いて ハニー 見つめ合っていたくて 君と二人 行ったり来たりしたいだけ ベイビー 子供みたいに恋がしたい 書き散らしていく僕らのストーリーライン |
月を見ていた米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師・坂東祐大 | 月明かり柳が揺れる わたしは路傍の礫 思い馳せるあなたの姿 羊を数えるように 別れゆく意味があるなら せめて悲しまないで 沈黙から離れた空へ 一筋の愛を込めて どんな夜だって 失い続けたって 共に生きてきたろう 瞬くように 何かを求めて月を見ていた 嵐に怯えるわたしの前に 現れたのがあなたでよかった まるで何もかもがなかったかのように この火は消えたりしない きっと その窓を風が叩けば 僅かに開け放して ただひとつ そうただひとつ 語り得ぬ声で叫ぶ 生まれ変わったとして 思い出せなくたって 見つけてみせるだろう あなたの姿 全てを燃やして月を見ていた 誰かがそれを憐れむとしても あなたがいれば幸せだったんだ およそ正しくなどなかったとしても 消えたりしない 名前を呼んで もう一度だけ 優しく包むその柔い声で 月を頼りに掴んだ枝が あなただった 何かを求めて月を見ていた 嵐に怯えるわたしの前に 現れたのがあなたでよかった まるで何もかもがなかったかのように この火は消えたりしない きっと |
地球儀米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師・坂東祐大 | 僕が生まれた日の空は 高く遠く晴れ渡っていた 行っておいでと背中を撫でる 声を聞いたあの日 季節の中ですれ違い 時に人を傷つけながら 光に触れて影を伸ばして 更に空は遠く 風を受け走り出す 瓦礫を越えていく この道の行く先に 誰かが待っている 光さす夢を見る いつの日も 扉を今開け放つ 秘密を暴くように 飽き足らず思い馳せる 地球儀を回すように 僕が愛したあの人は 誰も知らないところへ行った あの日のままの優しい顔で 今もどこか遠く 雨を受け歌い出す 人目も構わず この道が続くのは 続けと願ったから また出会う夢を見る いつまでも 一欠片握り込んだ 秘密を忘れぬように 最後まで思い馳せる 地球儀を回すように 小さな自分の 正しい願いから始まるもの ひとつ寂しさを抱え 僕は道を曲がる 風を受け走り出す 瓦礫を越えていく この道の行く先に 誰かが待っている 光さす夢を見る いつの日も 扉を今開け放つ 秘密を暴くように 手が触れ合う喜びも 手放した悲しみも 飽き足らず描いていく 地球儀を回すように |
さよーならまたいつか! 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師・トオミヨウ | どこから春が巡り来るのか 知らず知らず大人になった 見上げた先には燕が飛んでいた 気のない顔で もしもわたしに翼があれば 願う度に悲しみに暮れた さよなら100年先でまた会いましょう 心配しないで いつの間にか 花が落ちた 誰かがわたしに嘘をついた 土砂降りでも構わず飛んでいく その力が欲しかった 誰かと恋に落ちて また砕けて やがて離れ離れ 口の中はたと血が滲んで 空に唾を吐く 瞬け羽を広げ 気儘に飛べ どこまでもゆけ 100年先も憶えてるかな 知らねえけれど さよーならまたいつか! しぐるるやしぐるる町へ歩み入る そこかしこで袖触れる 見上げた先には何も居なかった ああ居なかった したり顔で 触らないで 背中を殴りつける的外れ 人が宣う地獄の先にこそ わたしは春を見る 誰かを愛したくて でも痛くて いつしか雨霰 繋がれていた縄を握りしめて しかと噛みちぎる 貫け狙い定め 蓋し虎へ どこまでもゆけ 100年先のあなたに会いたい 消え失せるなよ さよーならまたいつか! 今恋に落ちて また砕けて 離れ離れ 口の中はたと血が滲んで 空に唾を吐く 今羽を広げ 気儘に飛べ どこまでもゆけ 生まれた日からわたしでいたんだ 知らなかっただろ さよーならまたいつか! |