岩沢厚治作詞の歌詞一覧リスト  116曲中 1-116曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
からっぽPLATINA LYLICゆずPLATINA LYLICゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆず何気ない様な顔して いつもと同じ様に笑ってた 今日の空みたいに 青く澄んだ君の目が何か語りかけた  言葉はいつも奥の方から 後に虚しさ連れて教えてくれた けれど こんなにもからっぽになったのに僕は歩きだした  どうにもならない歯痒さが 一つづつゆっくりと僕の前で立ち止まる  だからその目で僕を見ないで悲しくなるから 多分君は僕の中にもう映らない  人を好きになる事 当り前の事なんだけど 僕がもう少しその事を知っていれば こんな事にはならなかったのかもね  答えは今も見つからないまま 繰り返しの渦の中また一歩踏み出すよ  だからその目で僕を見ないで 悲しくなるから 多分君は僕の中にもう映らない  忘れる事なんて出来ない僕が今日もここに居るから 君の影をいつもどこか探してる 
飛べない鳥PLATINA LYLICゆずPLATINA LYLICゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆずここにあるのは風 そして君と町の音 それだけで良かったのに しなやかな秋の声が悲鳴に変わる 本当はもう少し君と居たかったんだ  飛び方を忘れた鳥達の歌声を 聞いておくれ  きっと見上げた空は青く ほらごらんよ僕らなんてちっぽけなもんさ 君からもらった 優しさの言葉を持ってまた歩き出す  近ごろじゃ創られた世界 憂鬱の答え なんとなく透けて見えて嫌になるけど 君と歩きそして笑うために 全てを知ってゆく事 恐くなんてないさ  食い違いの向こうから確かな足音 探しながら行こう  朝日昇る線路の向こう 鮮やかに染まるオレンジ色を見ていた 確かな答えなんてさ 見つからないまま 飛べない鳥の様に  変わりゆく時代 不釣り合いでも構わない  きっと見上げた空は青く ほらごらんよ僕らなんてちっぽけなもんさ 君からもらった 優しさの言葉を持ってまた歩き出す  飛べない鳥の様に
超特急GOLD LYLICゆずGOLD LYLICゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆず超特急 夢を見たあの日僕らは…  見えない事ばかり ずいぶん追いかけた なんだかなぁ… 歩き疲れた旅路 ふいに思うのは何? 聞かしてよ さぁ 「帰る道なんてない」  超特急 夢を見たあの日僕らは 終わる事ないルール それだけで夜が明けてさ 強がって 憧れて そして忘れた 終わりかけの夜を超えて…  誰もかれもが皆 叫ぶ事をやめた つまんねぇぞ なぁ? 都合ばかり合わす それはうまく生きてくチケットです あぁ 「消えてなくなっちまえ!」  衝動に身をまかせ どこまでも行こう 浮かんでは消えてく日々を 走り抜けてた  追い越して行く 次吹く風が行き過ぎる そんなら乗り込んで知った まともに飲み込んじまった 現実を…  超特急 駆け抜けたあの日にサラバ  光と影 包み込んで それはなんとなくね 強がって 憧れて そして忘れた 終わりかけの夜を超えて もう帰れない あの日にさよなら…
春風 meets 葉加瀬太郎GOLD LYLICゆずGOLD LYLICゆず岩沢厚治岩沢厚治窓の外は冷たい雨が降り続いてる 僕は少しうつむいて君の事思い出してた こんな事なぜ今頃になって 昔の事としか思っていないのに  春を告げる風が今吹いて 鮮やかに君を僕の中映し出す 言葉にすれば壊れそうです どうすれば君に伝えられたのでしょうか  やけに低く見える空の向こうで君は 僕のこんな気持ちなど知るはずもないんだろう  また君と出会う事があるのなら 偶然を装ってすれ違えるだろう  君と出会えてよかった 今ならまっすぐに伝えられそうだから 大事な言葉は今は闇の中 手探りの答えだけ一つ握りしめて  春を告げる風が今吹いて 鮮やかに君を僕の中映し出す 言葉にすれば壊れそうです どうすれば君に伝えられたのでしょうか  どうすれば君に伝えられたのでしょうか
3カウントGOLD LYLICゆずGOLD LYLICゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆず期待通りの雨に打たれ 成す術もなく立ちすくんでる そう いつものことさ そんな風にして少しずつまた救いようのない町の中に 今日も紛れ込んでゆく  軽はずみの言葉並べて 何が変わると言うのだろう? 路地裏のいつもの辺り 星のない空の下で  目をつぶったって 三つ数えたって 欲しい物はそこにないけど ここに居るんだって 君が好きなんだって 意味のない事ばかりをいつもやってんだ  地下鉄に乗って人は動く それにつられて地球は回る ちんぷんかんぷんどうかしてる バカバカしくてやってられないから違う通りに逃げ込んでる 見つからない様にあっち向いてホイ!  生きてるって事履き違えて 数字にすり替えてゆくのなら 覚えた事を知ってゆく事を忘れたくもなるんだよ  目をつぶったって 三つ数えたって 欲しい物はそこにないけど ここに居るんだって 君が好きなんだって 意味のない事ばかりをいつもやってんだ  だけど 調子はずれの日々 どしゃぶりの空 まだすてたもんじゃないだろう 他の誰かじゃきっとわからない それをいつも探してるのさ
よろこびのうたGOLD LYLICゆずGOLD LYLICゆず岩沢厚治岩沢厚治蔦谷好位置・ゆず振り向かないでよ 振り返らないで そこに行けばいい 辿り着けばいい  降り出した雨も 繰り返す日々も 今はそれでいい ありのままでいい  ありがちの交差点 僕ら夢を見てた 時はいつだって突然過ぎて  残された時間の中 僕ら生きてくんだこの日を 歌おう よろこびのうたを それぞれの光を集めて  振り向かないでよ そこに行けばいい 歩き出せばいい  誰もが誰かを 誰かのふりをして 傷つけてゆく 傷ついてゆく  希望の欠片すらなく 干渉する意味だって知らない 時はいつだって突然過ぎて  「戻れないと言うのなら 一体何を信じればいい?」 歌おう よろこびのうたを 僕らは信じているから  確かめないで 確かめないでよ今は そこに行けば逢える 本当の言葉  動き出した幾重の夢 僕らきっと笑いながら 歌うよ よろこびのうたを 消え行く涙を糧に  振り向かないでよ 振り返らないで そこに行けばいい 辿り着けばいい
歩行者優先GOLD LYLICゆずGOLD LYLICゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆずつなぎとめた心の行く先を見つめて 突き抜ける様な空を見る  つないだ手の温もり 忘れない様に ポケットにしまって 今ここに居るから  遠ざかる町の灯を見送って 今日が行き過ぎた 確かなものだけをその両手につかみたいから  あとどのくらい行けば あの日にたどり着く? 振り返れば 遥か遠く  果てしなく続く道 走り出す勇気を 忘れはしない すぐに間に合うはずさ  素晴らしい明日の風吹く場所 探しに行こう 不安なんていらないさ 目を開けて 絶えず進め  希望って奴をいつだって信じたいから  追いかけてた昨日の置き忘れた足跡 超えてゆく様に 一歩ずつ歩いてゆく  素晴らしい明日の風吹く場所 探しに行こう 不安なんていらないさ 目を開けて 全ては始まりと終わりを 繰り返しながら 茜色に染まる空の向こうへ 絶えず進め 前に進め
また明日GOLD LYLICゆずGOLD LYLICゆず岩沢厚治岩沢厚治夕暮れの帰り道 君はうつむいたまま まるで何かを隠す様に 僕に手をふった 大事な事 今は全部 言い足りない時間と オレンジに染まる雲の向こう 君と見つめていた  どんな言葉だって(君には) 今は似合わないだろう 過ぎゆく時だけが(その時を) そっと語りかける  明日になればまた君に 逢える喜び噛み締めてた 「それじゃまたね」 夕日と君に 大きく手を振った ララララ…  電車から見える景色 変わり続ける景色 変わらないさと握りしめた その手には何がある?  今君の事を(確かに) 思い出したのはなぜ? あの時と同じ(君と見た) 夕焼けのせいにして  大人になる意味 幸せの意味 わかった様なふりしていたけど  僕らが旅に出たあの日 君も君を探していたんだろう? あれからの日々 今までの事 話してくれないか?  明日になればまた君と 「逢おうね」って約束したいから 今この時を さよならするよ 「それじゃまた明日」 ララララ…  また明日
ひだまりGOLD LYLICゆずGOLD LYLICゆず岩沢厚治岩沢厚治CHRYSANTHEMUM BRIDGE・ゆずほらいつもよりも素晴らしい朝だよ  ひだまりの中を歩いている 君はゆらり時を刻む様に 木漏れ日まぶしくて目を閉じれば 浮かぶ光の中そっとほほえんだ  僕らいつの間にか そう同じ夢 同じ青春(とき)の中で  ありふれた日々が訪れる事 それをきっと幸せって言うんじゃないかな 隣で君が笑ってる ほらいつもよりも素晴らしい朝だよ  夢追いかけながら旅立つ君に 僕はどんな声をかけただろう? 少しの羨ましさを隠しながら 巡る季節をまた数えたろうか  僕らだけの答えを探しに行こう そう ひだまりの中へ  がむしゃらに生きているって事が それをきっと青春って言うんじゃないかな 一緒に行かないか 君と描こう素晴らしい朝だよ  遠い町へと飛び出して 僕らは見えもしないゴールを探してた そして知ってしまった 今キラキラ光ってる 命の呼吸を  あれからいくつもの足跡 踏みしめて歩いて来ただろう  ありふれた日々が訪れる事 それをきっと幸せって言うんじゃないかな 隣で君が笑ってる ほらいつもよりも素晴らしい朝だよ ほらいつもよりも素晴らしい朝だよ
3番線GOLD LYLICゆずGOLD LYLICゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆずどうにかなるさってカッコつけて楽してても いつか決まってやって来るのは総決算  先週この間なんて話にらちあかず 最終的にはごった返しの3番線  あぁ素晴らしいこの世の果てに 場違いならそれはそれってことで  中途半端に生きて行くって言った奴が コネをこねくりまわしてこれでも電柱マン  上から見下ろす景色はさぞかし綺麗だろう 人を人と思うだけで人は変わるのに  あぁ素晴らしいこの世の果てに 場違いならそれはそれってことで あぁ素晴らしいこの世の果てに 場違いならそれはそれってことで 最終的にはごった返しの3番線
始まりの場所GOLD LYLICゆずGOLD LYLICゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆずこの町に潜んでる 場違いな勘違い 「どっちでもいいよ」と誰もが口走る 今夜もどこかで退屈が産声あげて 「こっちへおいで」となぐさめあい果てしなく続く  「一体何だ?」ニセモノが叫ぶ 期待外れの言葉は聞きたくない  それなら今すぐに出かけよう きっかけはいつも訳もなく訪れて 跡形もなく去ってゆく 明日吹く風を探そう 始まりの場所から真っ白い夜を超えて  息を吸い込んで思いっきり吐き出した 「嘘も方便」がやけに鼻につく もう本当の声は聞き取れないけど 「始まりの音」いつの間に鳴り響いている  紛れもない 嘘も本当も 期待外れの言葉は聞きたくない  それなら今すぐに出かけよう きっかけはいつも訳もなく訪れて 跡形もなく去ってゆく 明日吹く風を探そう 始まりの場所から真っ白い夜を超えて
月曜日の週末GOLD LYLICゆずGOLD LYLICゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆず乗り遅れた人達は 必ず聞こえないふりを決め込んで へんちくりんなこだわりだけが太い根っこをはっている  今さら遅いとか早いとか言わない方がいいんだけど あえてあからさまに曖昧にどっちでもいいと言ってくれ  雨が強くてよく晴れてたっぽい月曜日の週末は あからさますぎて大事な事がわからない  そんな事はよくある話だと君は笑うかも知れないけど いつも僕は考えこむのさ ずっと  ひび割れている常識と感情の裏返しって奴が 僕の知らないとこでコソコソ なにやら影口をたたいてる  今さら遅いとか早いとか言わない方がいいんだけど あえてあからさまに曖昧にどっちでもいいと言ってくれ  雨が強くてよく晴れてたっぽい月曜日の週末は あからさますぎて大事な事がわからない  そんな事はよくある話だと君は笑うかも知れないけど いつも僕は考えこむのさ ずっと  今さら遅いとか早いとか言わない方がいいんだけど あえてあからさまに曖昧にどっちでもいいと言ってくれ  雨が強くてよく晴れてたっぽい月曜日の週末は あからさますぎて大事な事がわからない  そんな事はよくある話だと君は笑うかも知れないけど いつも僕は考えこむのさ ずっと いつも僕は考えこむのさ ずっと
マイライフGOLD LYLICゆずGOLD LYLICゆず岩沢厚治岩沢厚治君が笑ったから笑顔になれたんだ 喜びの歌を響かせて  吹き抜ける風笑った それはかすかな調べ 幾重にも溶けてゆくように それは過ぎゆく時間と 何気ないイメージを 君に贈る言葉に変えて  街はいつもの景色と 灯を待ちながら 君に届けよう 確かな気持ち  君が笑ったから笑顔になれたんだ 喜びの歌を響かせて 僕らはずっと同じ夢を見て笑おうよ 素晴らしい明日へと向かって  白い月 空で笑った 浮かび溶けてゆく様に 星が夢を見始める頃  ここに確かにあるのは 僕と君のメロディー 大切に育てた 確かな想い  君が笑ったから地球が周ってんだ そんなデタラメだって ウソじゃない ちりばめられた想いは 今重なったんだ 難しい言葉はいらないさ  明日の為のメッセージ 深い意味じゃなくて感情で 君と進む世界だって 二つとない夢 繋いでく また季節が始まる 行く先を照らすまばゆい光  君が笑ったから笑顔になれたんだ 喜びの歌を響かせて 僕らはずっと同じ夢を見て笑おうよ 素晴らしい明日へと向かって Wow wow my life 喜びの歌をずっと響かせよう 素晴らしい僕らのマイライフ
なにもないGOLD LYLICゆずGOLD LYLICゆず岩沢厚治岩沢厚治失したものを探し歩いている 誰かにそっと言いたくても 「そんなに急いで何処に行くの?」と そうだねアイツの言うとおりかもね  耳をふさいで目を閉ざして それでも何かを探して 行きずまりと始まりを感じてる  あぁ聞こえない 何も分からない 届かない 悲しくても涙しかでない それでいい それだけでいいよ  駅の裏側の細い路地を抜けて 歩き慣れたこの道を 何も起こらず何も起きずに 時計の針が2時をまわる  もうどうにでもなれと 一度開き直ってみたら やけに小さい自分に気がついた  あぁ聞こえない 何も分からない 届かない 悲しくても涙しかでない それでいい それだけでいいよ  街の光り 眩しくて目をそらすよ ああ出会いなどないけれど今は 楽しいよ それだけなんだよね
地下街GOLD LYLICゆずGOLD LYLICゆず岩沢厚治岩沢厚治木漏れ陽が眩しい10月晴れた午後 今はなんにもしたくない ただ風にすべての答えをゆだねてる 知りたくないことも 沢山あるけれど 今はここにいるだけで それでいいんだ  幸せな気分なら 背伸びして 誰の心の中にも 花は咲くから  今夜あなたに逢いたくて 逢えなくて 悩んでる まわりの目気にしてもしょうがないし 気持ちのままいこう だってそれは あなたが好きだから  いつものように帰る そんなひと時でも 夢中で走ってる 疲れることも忘れてる だた一つだけの想いを カバンに詰め込んで 果てしなく続く旅に 終りなんてないんだよ 遠いところにいるあなたに この想い届け  心なしか 今夜中に答えが出そうな そんな気がして ひとりで笑ってる  今夜あなたに逢いたくて 逢えなくて 悩んでる まわりの目気にしてもしょうがないし 気持ちのままいこう だってそれは あなたが好きだから  明日 あした朝 起きたらあなたに逢いにいこう 台本なんて要らないよ そうだよ 気持ちのままいこう だってそれは あなたが好きだから  だってそれは あなたが好き だから
fromGOLD LYLICゆずGOLD LYLICゆず岩沢厚治岩沢厚治釣俊輔・ゆず始まりはいつも こんな調子で 降り出した雨のせいにして だからってそんな 泣かないでおくれよ 買ったはずの傘が見当たらないんだ  一体どこまで僕ら 歩いてゆけるかな 急に吹く風がいつもより強く頬を刺す  きっと ずっと 裏切りも全部 表側にあって だって ずっと 君といるんだよ この先も その先も 大丈夫だよ  季節はずれの虫の鳴き声 そんな些細な事で 今日の終わりと明日の始まり 過ぎてゆく 時の音を聞きながら  忘れてしまうような遠ざかる記憶に 君の涙の意味を知る  今になって ちぎった 昨日の痛み 思ったよりは痛くもないけれど なんだろう 苦しすぎるよ うまく言えないけれど  一つだけでは飛べない 二つはためかせた空 君からもらった言葉で今でも 僕は僕の存在を知る 確かめようと繋いだ手は あの日と同じ 君からの温もり  あれから いくつの夜を越えたろう 相変わらずの 君と僕だけど 偽りだと 目を疑う様な 悲しみにだって 出会ってしまうだろう だけど ずっと 君といるんだよ この先も その先も きっと ずっと 歩いてこう 大丈夫だよ
呼吸ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治君はまた傷を負う 絶え間なく続く道の途中で 深い霧閉ざされた 作られたその優しさも ちらかったままのテーブルの上 創造なんていつも曖昧だ  いつだって どこだって 君と居たい ただそれだけ たったそれだけの事なのに  幸せをくれないか 僕を満たすそのぬくもりを 僕は行く君とともに 振り向かずただ前を見て 走り出したあいつのせいかい? 夢の終わりなんてそんなもんだ  どこまで 行けばいい 嘘の無い その一瞬が欲しかっただけなのに いつだって どこだって 君と居たい ただそれだけ たったそれだけの事なのに
ポケットゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治・蔦谷好位置蔦谷好位置・ゆずもう遮るものなど無いから ここにおいで  遠く霞んで見える 夜空の星のずっとずっと奥に 僕らと同じ未来を 夢見てる人がいて  それぞれが今繋がり 意味の無い事だとしても 何度でも繰り返しながら 一緒に歩いて行こうと  冬の風が冷たくて かじかんだ手をそっと 温めたポケットの中 ゆっくりと君を知ってゆこう  さぁ目の前に大きく輝いてる 幾千の願いを重ねながら もう遮るものなど無いから ここにおいで  回り続ける時代遥か向こうに 見つけた希望の光 僕らを照らして  走り出すよここから 忘れていた想いを 確かめにゆくんだ 一緒に行こうよ 新たな場所へ  さぁ広がるこの大空見上げて 君という星が動き出すよ そう確かに この瞬間を僕らは 生きているんだ  真白な息  寒がりな仕草 君のその手をそっと 握りしめたポケットの中 やっと君を見つけたから  さぁ目の前に大きく輝いてる 幾千の願いを重ねてゆく もう遮るものなど無いから ここにおいで もう何一つ遮るものなど無いから ここにおいで
境界線ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆず海が見えます ここから奇麗な海が見えます 昨日の揉(も)め事いつかのいざこざの遠眼鏡で  ずっと沖の貨物船まで 向こうの工場の煙まで 全てを霞ませて 全てを見透かして 僕のため息は大きな雲になった  境界線を超える時僕は鳥にでもなるんだろう そこは誰にも邪魔されない『自由』と『優しさ』の世界 境界線を追い越す時それは多分きっと 新しい朝の訪れ  何が見えますか? そこから一体何が見えますか? 時計のカラクリ創られた幸せの裏側から  そう思いたくはない気持ち 澱(よど)んだ川のその流れなら 全てを飲み込んで 全てをかき消して やがて少年は大きな夢を見た  境界線は今はまだ遠くぼんやりと霞んでる そこは誰にも気付かれないこの道の分岐点の向こう 境界線を追い越す時それは多分きっと 新しい僕との出逢い  境界線を超える時僕は鳥にでもなるんだろう そこは誰にも邪魔されない『自由』と『優しさ』の世界 境界線を追い越す時それは多分きっと 新しい朝の訪れ
くず星ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆず何も僕にはできないと 決めつけては下を向き歩いていた せめて全て包み込める 大きな大きな力が欲しいと  ここに次に戻る時は その時は僕が負ける時なんだよと それは優しく語りかけて 僕の居場所を示してくれた  誰もいない この場所 僕の声を聞いてほしい そう願い込めて 僕は始めて孤独の恐さをかみしめた  あぁ それでも人は出逢いを求め別れに涙して 続く どこまでも探し歩いてくこれからもずっと たとえ弱くはかない小さなくず星でも  一言も語れずに 過ぎてく時は確かにあったけれど ほんの少し優しくなれた 秋の風の中じっと明日を待ってた  触れたらすぐに壊れるこの想いをそっと握りしめ ふと目を開ければ 暮れてく町は今日も本当の事を隠して  あぁ それでも人は出逢いを求め別れに涙して 続く どこまでも探し歩いてくこれからもずっと たとえ弱くはかない小さなくず星でも  あぁ それでも人は出逢いを求め別れに涙して 続く どこまでも探し歩いてくこれからもずっと たとえ弱くはかない小さなくず星でも たとえ弱くはかない小さなくず星でも
シュミのハバゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆず友達はいつでもいいもんだ あんな事やこんな事 一緒にだったらコワくない だってオレ達ずっと友達だろ?  シュミのハバとかを広げよう だってみんなもやってるし  あぶない橋だって事は わかってはいるんです でもあたりさわりなければ誰にもメーワクかけないし  無意味のイキを越えて ついに静かに覚醒(めざめ)る  おーいどうしたんだい!? 流行の事はわからないが ただカッコ悪い事だってくらいわかってるさ  がんばれなんて言われたら がんばりたくもなくなるし アレしろコレしろ言われるから アレもコレもしたくないんだよ  たいそうなへりくつを並べて それが今のやり方  あぁつまんねぇなぁ 何かいい事もないまんま そうだ そうしよう 今は風に吹かれたいから  むしろやる気はある方で やるべき事がわからない  そりゃそうだろう 誰も教えちゃくれないさ そこから先の道の上を歩き出せばいい そうだ そうだろう? 君が君でいてくれるから そうだ そうなのだ 僕が僕らしくいられるんだ
ところでゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治時々僕はここへ来て 雨雲が抜けるのを待ってる 雨降る晩は悲しくても 明日が晴れればそれでいい  こんなこともうやめようよ 何度も叫んでるのに 誰かが幸せになるように 世界が平和でありますようにと  ところで… 君は一体今どこで何を考えているのか? 最近よく夜眠れないそのワケは 多分きっとそのせいなんだろう  ところで… 君は一体今どこで何を考えているのか? 最近よく夜眠れないそのワケは 多分きっとそのせいなんだろう
心の音ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆずもう日は暮れた 薄暗い辺りをぼんやり街灯が照らした 今にもひと雨来そうな真っ黒な雲が西から流れはじめた  必死で追いかけたけど すぐには見つからなくて 今日ほどあなたに逢いたいと思える日は… ないかも知れないけど  決まりきった言葉 今降り出した雨と 叩きつけられたタバコと また一つづつ刻まれていく それはずっと消えることのない僕の「心の音」になる 意味なく流れ続けた時間あなたに… あなたに逢いたい  いつもはこんな天気の日だって一度も悲しいなんて思ったことないのに あつらえた激しい雨の中 泣いてしまいそうな僕がいた  どうして答えを探すのにこんなとこにいるんだろう? 僕の気持ちの奥の方「心の音」が切なく響いた  やっと見つけたけれど すぐにまた見失なう 涙と悲しさの本当の意味を教えてくれないか…  決まりきった言葉 今降り出した雨と 叩きつけられたタバコと また一つづつ刻まれていく それはずっと消えることのない僕の「心の音」になる 意味なく流れ続けた時間… 心に鳴り響く… あなたに逢いたい
始発列車ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治ゆず二人で始発列車を 待っていた明け方の歩道橋の上 流れ出した町を もうすぐ終わる夜を 君と こうして 一緒に見ていた  あの時 大人になる事が少し恐いと言った君は 僕の前で 大人ぶって笑って見せてくれた 季節の変わり目は いつも決まって 君の事を思い出す  気がつくと 発車のベルが僕を焦らせて 扉の向こう 君の思い出にさよなら  あれからまた少しだけ 時間だけが僕の前通り過ぎてゆく 言えなかった言葉 急に胸を締めつける 今さら どうにもならないのに  強く握り返した君の手は あの時何を言ってたの? 僕の手の中に残ってるのは 痛すぎるぬくもりだけ  こんな事また思い出すなんて おかしな話だけど 今夜で最後にしようと 誓った夜もあったのに なんだろう? 頭の中が君でいっぱいになるんだよ  動き出した人の群れ 駅前の交差点の中 忘れかけてた君の思い出に さよなら
てっぺんゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治六大学出のインテリの坊ちゃんには 四回死んでも分かんねえだろうけど お前らがトップにいるのなら この世のトップにいるのなら 進む道はただひとつ “最強のバカ”になってやる 食べる物がなくても ずっと笑っていられるような  神様がいるならば もし神様がいるのなら それが知りたくて立ち止まる 今日の昼下がり  完全勝利 甘い味 しか知らない人に こんな事言っても分かんねえだろうけど お前らが勝者と名乗るなら 絶対勝者と名乗るなら 選べる道はただひとつ “本当の勝者”になってやる たとえ声が出なくても ずっと歌っていられるような  神様がいるならば もし神様がいるのなら それが知りたくて立ち止まる 今日の昼下がり  どっかの山のてっぺんで どっかの誰かが笑ってる 僕はそれを見ながら 違う山のてっぺんを目指してる  人を愛する事 意味がわからなくて それが知りたくて立ち止まる 今日の昼下がり  神様がいるならば もし神様がいるのなら それが知りたくて立ち止まる 今日の昼下がり
旅立ちのナンバーゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治向こうに遥か ぼんやりと見える どこまでも続き すぐに見えなくなって 微笑み交わす言葉も無いまま 空も飛べると本気で信じた  突風の先を追いかけて 何度だって諦めた 君も僕も同じなんだよ  転がり続けて掴んだものに 不思議なくらい涙してる そして旅はまた始まってゆく 小さな孤独を握り締めて 次吹く風 広がってく 全てはそこから走り出す為に  いつかあの事と笑えるだろう きっと今までが思い出だった様に 浮かんでは消えるあの日の影 追い越せないままここに居るんだ  一体どこまで歩けるかな 今は全てを委ねて 僕は行くだろう君の元へ  旅立ちの唄 日々の夕暮れ 重なっては 繋がってく 今立ちふさがる闇を抜けて 辛さや痛みや弱さの中で 見つけたその優しさを 生きてゆく為の力に変えて  風吹く草原に君は立ち 見上げた空に唄おう  転がり続けて掴んだものに 不思議なくらい涙してる そして旅はまた始まってゆく 小さな孤独を握り締めて 次吹く風 広がってく 全てはそこから走り出す為に
スーパーマンゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治スーパーマンにはなれないな 今だって君の事 考えては何も出来ず 無力な自分なんて いない方がマシだなんて思っていた  言葉足りなくて 伝わらず たけど言いたくて もがいたり 悩んだり…  君の為に僕は居よう 大げさな言葉じゃなくて ほんの少し君が微笑む そんな人でありたいな 君だけのスーパーマン  チックタック焦らされてる そんな時見失う 僕はどこにいるんだろうって なりふり構わずに 泣いたり 笑ったり出来りゃいいのになぁ  何が言いたくて 叫んだのか つまりこういう事さと言えずに 今日も  座り込んだ君の横に そっと寄り添って居よう 今だけは言わせてくれ 少し頼りないかな 君だけのスーパーマン  言葉足りなくて 伝わらず だけど言いたくて もがいたり 悩んだり  君の為に僕は居よう 大げさな言葉じゃなくて ほんの少し君が微笑む そんな人でありたいな 君だけのスーパーマン
カナブンゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆず坂の途中振り返る 海は見えるのかな 季節は穴を開けて僕を待っていた  遠い日の約束の言葉 今ここに置くよ  聞こえますか 見えますか 僕はあなたとここで逸(はぐ)れ 今こうして 空を見上げるのは 泣いてるわけじゃなくて  何もかも忘れてた 全てを知りたくて 薄汚れた瞳に何が見えますか  残された小さな丘に 今風が吹いて  聞こえますか 見えますか 僕はあなたとここで逸(はぐ)れ 今こうして 空を見上げるのは 泣いてるわけじゃなくて  繰り返す命の鼓動 その声を頼りに  あの日冷たい駅のホームで 君は君へと歩き始め 今こうして 空を見上げるのは 泣いてるわけじゃなくて...
二つの言葉ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治誰のせいでもない わかってたのに 何故こんなに悲しいんだろう 明日になればまた会えるのに  やがて消えてゆく 真夜中の向こう側こうして 君を見てる 全てが空回りなのかなあ それとも何?  こぼれ落ちないように両手で持った言葉二つ それだけなのにたったそれだけなのに 照れて笑った君を見たら その瞬間目の前の嘘が一つずつ消える  さりげなくでも大げさでもいいさ 始めよう不吉な迷信にだって 最初は戸惑って そのうち壊して君と笑う  二つ並んだ影に そっと時が重なる いいさ わかってるから 君が手のひらで問いかけた その孤独も  目も当てられないような悲しい過去も 最初から決まっていた始まりもまるで 例えばこんな素敵な夜も 生きている今をかみしめて一緒に行こう  さりげなくでも大げさでもいい さぁ 始めよう不吉な迷信にだって 最初は戸惑って そのうち壊して君と笑う  そして僕らがやがて杖をついても 変わるはずのない二つの言葉を いつでも言えたらいいね その時もこうして君と 君と笑う
始めの一歩ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆずやって来た時間がいつも通り過ぎてく 僕はいつでも置いてけぼりで 最後を告げる鐘が不意に耳をつんざく 目を閉じたまま ねぇ笑ってみせて  消えかかったロウソク 一体誰が消す? また逢う為の約束をしよう うっとおしい風 ちぎれ雲の下 こうして何を待っているの  すっからかんの鞄背負って また目を閉じてさ いつでもいいよ 始めの一歩踏み出して さぁ行こう向こう側へ  吸い込まれた日々と君の涙の数 比べようもないが並べてる  ねぇもうやめないか 笑ってるあなたの 隠してる右手を見せておくれよ 今さらになって叫んでみたって 誰も聞く耳なんて持てないんだろう  確かめながら顔しかめて 近づくんだ なんてことないさ その一歩踏むだけさ すっからかんの鞄背負って また目を閉じてさ いつでもいいよ始めの一歩踏み出して さぁ行こう向こう側へ  やって来た時間がいつも通り過ぎてく 僕はいつでも置いてけぼりで
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
幸せの定義ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治電球・ゆず音の出てないテレビを見てるのが好きで 音の出てないテレビを見ていながら 明日の行方だけ 何となくだけど考えてるのさ  どっちをとってもきりがない そんな人たちしゃべってる 見分けがつかない 一体本物はどれだ  音の出てないテレビを見てるのが好きで 僕は歌う ラララ~ ラララ~  この歩道橋から見える景色が好きで この歩道橋から見える景色を見てる 行き交うクラクションの中 君のこと考えてるのさ  線路の向こうじゃ 誰かの戯言 独り言 散らばったニュースの上を踏みつけてゆく  この歩道橋から見える景色が好きで 僕は歌う ラララ~ ラララ~  君がいつも言ってる幸せの定義も これならなんとなく うなずけるかもね
直径5mmゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆず移りゆく季節の中であなたは何を待っているの? 繰り返す波濤を背にしてどこへ行こうと言うのか 消えてゆくよ あの日の影近づけず…  無くした物探して それは風の吹くままに 時には諦めもしたけど  一体何を見たんだろう 無意味な事とわかってたのにね どこにも行けないまま あれからずっと待ってる 終わりかけた夜空の向こうで いつかの架け橋を  切り取られた時間の隅へ手を伸ばす冷たい風 時は流れ耳をすませば何もくれず立ち止まる 聞こえているかい? こんなにもホラ叫んでる  かけ違えた場所から 指をさした向こう側へとりあえず歩いてみるさ  いつからここに居たんだろう 人はそれなりに変わってくんだって 誰かが言ってた 直径5mmの傷をどっかで無くしてしまって 痛みがワカリマセン…  一体何を見たんだろう 無意味な事とわかってたのにね どこにも行けないまま あれからずっと待ってる 終わりかけた夜空の向こうで いつかの架け橋を
ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆず僕等はあてもなく 気分次第で 気ままな毎日の中で いつも歩いている  明日の事なんて知りたくもない ましてや昨日なんて 遠い昔のさらに昔  ため息のタバコを投げ捨てたら くだらねぇ自分をたまらなく好きになれた  とりあえず歩き出そう 答えなんて初めから フラリフラリと 答えは風に吹かれてる  晴れた日はプラプラとホカ弁を買って あそこの丘の上に座り込んでかみしめてる  雨が降りしきる日は部屋でジメジメと 退屈に過ごしてもそれはそれで悪くないね  誰の為でもない やらなけりゃ そこから何も始まらない くそったれ  とりあえず歩き出そう 答えなんて初めから フラリフラリと 答えは風に吹かれてる  とりあえず歩き出そう 答えなんて初めから フラリフラリと 答えは風に吹かれてる  答えは風に吹かれてる
岡村ムラムラブギウギゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治物音ひとつ たたない街 秘境の地と人はいうけれど どんぐり山と呼ばれた山 今じゃ立派なマンションが建っている  様々なドラマを産み出した 仲久保公園は 狭いけど 「千代作」という名の銭湯は 入れ墨のおっさんがやたら多い  岡村町に帰ります ムラムラ岡村 岡村町に帰ります 岡村ムラムラブギウギ yeah  ただ一つあるコンビニは 五丁目ローソン五ローソン バスがやたら走るのは 近くに駅がないからさ  小笠原文具店は なぜか 文具は奥にしまってあるよ 小林商店すなわちおでん屋は 夏はおでんが花火にかわる  岡村町に帰ります ムラムラ岡村 岡村町に帰ります 岡村ムラムラブギウギ yeah
朝もやけゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治・寺岡呼人薄明りの下 今日も一秒ごと押し出されて わがままな体と今にも落ちてきそうな現実 朝の光から伸びてきた手の平の上で寝転んでいる… 一体何をやってんだ!?  容赦なく訪れる 昨日とは明らかに違う こんなこと本当は言いたくない しゃべりたくない だけどこのままで少し様子を見ているだけ 別に君の事だって忘れた訳じゃないんだ  …悪いけど少しだけ 眠らせておくれ…  そしてしらじらと窓の外は動き始める 僕は何も出来ずに目を閉じて 聞こえないふりをしているだけ  君の言ってる意味が少しわかりずらいんだ もう少しゆっくりと僕にもわかる様に 教えてくれないか? 期待外れでもいいから 何も難しい事を言ってる訳じゃないんだ  …ごめんもう疲れたから 先に帰るよ…  そしてしらじらと窓の外は動き始める 僕は何も出来ずに目を閉じて 聞こえないふりをしているだけ  そしてしらじらと窓の外は動き始める 僕は何も出来ずに目を閉じて 聞こえないふりをしているだけ
灯影ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治Soundbreakers・ゆずまた一つ消えゆく 私の光を奪いゆく いたずらに  もう追う影もなく あるのは私の傷跡と痛みだけ  今何が出来る? 残された時の中  幾つもの夜空にあなたを探した 白く星が瞬く夜  また灯された影 去り行くあなたの 送り火と遠い日々  ゆらりゆらぐ一枚 私の願いを受け止めて散り行くの  過ぎ行く時の中 町の風に立ち尽くす  幾つもの夜空にあなたを探した 白く星が瞬く夜
ウソっぱちゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治もうあれからどの位 歩き続けて来ただろう 時はいつでも一瞬に 目の前を通り過ぎてゆく いつもの様に君は唄い 確かめる様に泣いている 止めどなく回り続けて 僕等は走ってゆくだろう  その先を見に行こう 一緒に行かないか?  何もない場所を選んだ つき進んでたどり着く いくつの夜の向こうに 必ず朝日が昇る様に 越えてゆけるさ  涙の数と反比例に ウソをつく事が増えてゆく 言葉は意味を無くしながら ウソっぱちを創り出した つかみかけた手の平から いつの間にやら消えちまった けれどかけがえのないものは決して手放したりはしない  届かない 戻れない 旅は続いてく  始まる時に始めの合図なんて必要ないさ 君が前に歩き出した それが全ての始まり  何もない場所を選んだ つき進んでたどり着く いくつの夜の向こうに 必ず朝日が昇る様に 越えてゆけるさ
方程式2ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆず君との長い電話の後で一人町へ繰り出した 遠まわしのさよならに今頃気付いた僕がそこにいて やることなすこと意味が無い様に思えてきて 目に写る物が何か少し嫌になったのさ  悔しいくらい見慣れてる 珍しくもない いつもの路地で タバコつけては消して  一体何やってんだろう?と急に虚しくなって 断ち切るはずだった想いは 膨れ上がるばかりさ こんなに綺麗な夜なのに  ここに居る事が全て嘘っぱちに見えてきて 誰もいないこの町を静かに好きになる事にしたんだ 風が溢れてる落ち葉が流れる道を行く 昔のホメ言葉はもう後回しにして  いいかい?君が例えば この先誰か好きになっても 何も変わりゃしないさ  こうして君を待っている ちっぽけな僕に理由なんて無いのさ くだらない事が今は素晴らしすぎるから  一体何やってんだろう?と急に虚しくなって 断ち切るはずだった想いは 膨れ上がるばかりさ こんなに綺麗な夜なのに 今は素晴らしすぎるから
ダスキングゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆず祝福の花もやがて散りゆく定めなら そうゆうもんだって知ってる 極論最後まで笑ってよ そしてリスク デメリット背負い込む  こうまでしてつながった愛嬌 とんでもない遠くで 町外れの午後に何度も走り出すポンコツ達 まるでロッキー「エイドリアーン」なんつって  「混乱です」「大変です」の交差点で痛烈に写し出す 冷めたぬくもり交差して また一つ弾けて消えた  がんばって はいつくばって探し得たもの だって誇れる為の許可はいらないから  全てが終わってた そして僕は気付かずに 最初に笑いだしたアイツがいつの間にか犯人さ まるでミステリー小説みたいに  いつか奴らと交わした凄くろくでもないトークで 「ちょっと待って」で見過ごしてそれで勝手に一人で嫌んなって コンビニでチンした 海老ドリア食べて  最大にして最初の願いは 徒然なるままに むき出しのスポーツカーで君を迎えに行くよ  だから今夜心ゆくまで駆けめぐろうか 待ってすぐに行くから置いてかないで がんばって はいつくばって探し得たもの だって誇れる為の許可はいらないから
1か8ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治あれって コレ それって どれって 考える余地もなくって コレって あの その このっつって 最新型はわからない いきなり問いかけられてゆく 生き方を変えるつもりなどない それって また コレとどう?つって 古びた地図にまた頼って 選んでまた道に迷って 迂回しながら目指す目的地 135と飛ばす術も知らず いつもの246でアイドリング  二つ並んでた 希望とか欲望とか それすら持たないで また僕達は また今日を削る  「相変わらずの毎日さ」と そうやって君はまた 渦に溶けてゆく  それって また コレとどう?つって 受け売りの言葉をかじって そろって 拍手と喝采の Yes マンばかりに囲まれて いつまで続けてゆくのだろう 一抹の不安抱えながら フラット気持ちを落ち着けるったって 方法はいくつも知らない だまって束の間の隙間を 同じマニュアル本で間に合わす それってまた ちょっと待って ちょっと待って ちょっと待って あの この その あの この その あの この その あの どの? 右も左も同じならば 何も僕でなくても良くない?  うわついた事で 悩んで嫉妬して それでも今日を また僕達は 目一杯生きてゆく  明日の行方を探す度に また立ち止まっては 君は何を見る? 無くしたものは どこにあるのか それは君だって 知っているだろう  あぁ いちかばちか やってしまえよ そこのけって 朝眠くたって しょぼむ目こすって がんばってんだよ 4の5の言う前に いちかばちか そうさ 1か8  あれって コレ それって どれって あれ コレ それ どれ あの この その あの この その あの この その あの どの?
灰皿の上からゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆず灰皿の上にため息を吹きかけて 想像の風にくるまって背中を丸める  のうのうとここまで今日もまたやって来た 明け方の空を眺めていつもの様にここに居る  要らない様な言葉だけ 心の中で何度も繰り返しては 聞こえてる様な 聞こえていない様な そんな感じで  あぁどこからどこまでが本当に大事で本当に愚かなんだろう? 臆病な分だけ先に進めない 押し込んで消した灰皿の上から 今日も聞こえるわけもない君への想いを呟いてる  静寂の朝もやを排気音がかき消した  いつの間に走る走ってる トラックの音に気付いたんだ   やがて火種が音も立てずに消えて 窓から漏れる明りだけ付けたこの部屋は 誰か居る様な 誰も居ない様な そんな感じで   あぁどこからどこまでが本当に大事で本当に愚かなんだろう? 臆病な分だけ先に進めない 押し込んで消した灰皿の上から 今日も聞こえるわけもない君への想いを呟いてる  僕はと言えば散らかったこの部屋の隅で膝かかえて やけに気になる時計と今日のニュースを待っている
遊園地ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治ここの所降り続く雨は 何故か悲しい風の匂い 何をするにも手につかず ひきつった笑顔の君を見かけた  あぁ何故「今」なのか? 誰かどうか教えて欲しい!  そこに着くまでそんなに時間はかからないから 僕を待っててくれないか? ほんの少しだけでもいいから 一緒にいてくれないか? 話したいこと たくさんあるんだ  傘の中振り向く君に 僕は一体何をつぶやく? きっとそこには最初から何もなかったと言いたいのかい?  あぁみんな「人」なのに 誰も何も教えてくれない  そこに着くまでそんなに時間はかからないから 僕を待っててくれないか? ほんの少しだけでもいいから 一緒にいてくれないか? 話したいこと たくさんあるんだ  そこに着くまでそんなに時間はかからないから 僕を待っててくれないか? ほんの少しだけでもいいから 一緒にいてくれないか? 話したいこと たくさんあるんだ
ガソリンスタンドゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆず夕暮れの空の匂いがした 近づくと無くなりそうで恐かったから  そっと立ち止まり信号が青に変わると 押し流される様に僕は進む事しか出来なかった  逢えなくなってもう二回目の冬が来て 逢えなくなってからは何しろやりきれなくて だけども僕はいつも君がここに居るから なんとかこうしてやってゆける気がしてんだ  町外れのガソリンスタンドの前で 遠ざかる風の行方を気にしてた夜  不意に騒がしくて 目の前の排気ガスの中 手探りだけど前に歩いてるよ これで良かったんだよね  冬の風は冷たく足をすくうけれど 光なんてましてや見えない道だけれど 二人分それでも少しも重くないさ いつでも逢える遠い所へいっちゃった君へ  逢えなくなってもう二回目の冬が来て 逢えなくなってから何しろやりきれなくて だけども僕はいつも君がここに居るから なんとかこうしてやってゆける気がしてんだ 
季節はずれゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治・寺岡呼人寺岡呼人・ゆず胸の中にしまいこんだ八月の風の音がした 知りすぎる事が恐くてうつむいては吐き出す溜息 どこへいけば逢えるんだろう そんな場所さえ作れずに 町は静かな灯をともして また一つ悲しみを知る  地下へ続く階段で何を待ってる 近すぎた春の調べ 振り向けず わからずに  少しだけ震えてる違う明日声にならず 誰の為でもなくて それぞれがまた歩いてく  巡り逢いとか出会いとかそんな大層な物じゃない 難しい事なんて何一つありはしないさ ちょっと秋の日の風が冬の窓叩いただけ 全ての始まりと共に今一つ終わりを告げる  すがりつく様に咲いた二つ並んだ花 つまりは単純な事 少しだけ恐いけど  遠く離れない様に僕等どっかで繋がってて 西の空今日が暮れてく またここで逢えるかな…  少しだけ震えてる違う明日声にならず 誰の為でもなくて それぞれがまた歩いてく
所沢ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治電球・ゆずどうしても言わなきゃ いけない事があって すぐに忘れてしまうけれど メモをとって書き留めておいても すぐに出てこない事がある  一番大事な事なのに 一番最後に後回し こうして一緒にいる時も チャンスはずいぶんあったのに  「そうそう思い出した!」 しらじらしくても 忘れてるフリしてるだけで ホントは言えないだけなんだ  空気を読んで 口を開いて さあ今がチャンスだよ 言わなきゃもったいないよ  どうにもこうにも切り出せない そんな空気の中で 案の定それが言えなくて ずるずる引きずってる どうでもいい話ばかりが 違う方向へてくてく歩いてる  すごく簡単な事なのに すごく難しかったりする こんな事になるのなら いっそ忘れてた方がマシなのかい?  「そうそう思い出した!」 しらじらしくても 忘れてるフリしてるだけで ホントは言えないだけなんだ 風がヒューヒュー吹いてる 寒い風の中 だけどやんなきゃいけない事だから そろそろ腹をくくろうよ  空気を読んで 口を開いて さあ今がチャンスだよ 言わなきゃもったいないよ 言わなきゃもったいないよ
水平線ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆず水平線をぼんやり あの日の言葉捜してた ほおばったチューインガムを 矢印のほうへ投げ捨てる まだ君はそこに居るかい? もう遅いなんて僕は諦めていたけど  ふいの朝の限りないしらべ そこから溢れる涙の言葉 繰り返す歩幅 そこへ行くよ  吹き溜まりの中で 今さら何を言えたろう 諦める事は 全て終わりと思ってた 何が変わってしまったんだろう 何も恐くなんてなかった けれど今は  ふいの朝の限りないしらべ そこから溢れる涙の言葉 繰り返す歩幅 そこへ行くよ
君宛のメロディーゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治町の風くるまって 切り出すのを待っているのかい もう何回目だっけ またここに立ち止まったまんま  言いかけたつもりが逆戻り ちぐはぐな時計の音確かめて 順番は順当に来て  大好きな君に届くといいな 走り出す風に乗って 大切な言葉 歌声に乗って 大空に飛んでゆくよ 君宛のメロディー  イメージが重なって 今か今かと待っていたって 急に静かになって 一緒にまた黙り込んでも  本当の言葉は謀らずも 照れ隠す いざその時になって 肝心な言葉が出ない  最初からずっと言えないままで 季節ばかり通り過ぎてゆくけれど 大切な君に 気付いてほしいな 歌声にそっと隠しといた 恋のメロディー  今つづる言葉を 歌声に乗せて  大好きな君に届くといいな 走り出す風に乗って 大切な言葉 歌声に乗って 大空に飛んでゆくよ 君宛のメロディー  いつも奏でよう 君に届け 僕のメロディー
巨女ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治ゆず朝起きて無性にコーヒーが飲みたくなって 僕はあの店にポンコツの車を走らせた  ところで気になるウエイトレスのあの子は 知らぬ間に辞めていったと誰かが言ってた  そんな事はおかまいなし僕はただあの店の コーヒーを飲みに行くのであって  やましい事など一つもないとは思うけれど タバコをプカプカと一人でのんびりしたいんだ  このまま風にゆらゆら流されて行きたいよ 今だけは全てを許してみようよ  こうしてコーヒー飲んでいる時だけでいいから 時間が止まればいいのになぁ  いつもと同じだけの砂糖を溶かしながら 渦の中に見えない現実が回ってる  すぐにも引き込まれそうになる様なならない様な どっちでもいい事って結構あるよね  そんな事はおかまいなし僕はただこの店の コーヒーを飲んでいるのであって  やましい事など一つもないとは思うけれど タバコをプカプカと一人でのんびりしたいんだ  このまま風にゆらゆら流されて行きたいよ 今だけは全てを許してみようよ  こうしてコーヒー飲んでいる時だけでいいから 時間が止まればいいのになぁ
夕立ちゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆず夕立ちの他に何を理由にしろと言うのか 何か言いたげな顔をして ごまかしては忘れてく 語り合う程確かな そんな時代でもなかった ただ目を塞いでばかりでも 深い闇夜にさよならは言えない  想像しても飽き足らず 前進しても追いつけもせず 何かが君を追い越してゆく 誰かが君を笑い飛ばした 人ゴミの中すり抜けてゆく 通行人のふりをしながら 誰かが誰かを傷付けてゆく 通行人のふりをしながら  きりがない途切れた話 季節はずれの雨の中 無意識に繰り返してゆく 時はずっと暗がりを泳いでいる  たったちっぽけな自分の為 大きい方のカバンを選ぶ 僕は何を捨てられるのだろう?何から僕は捨てられるだろう? 中学生の頃に覚えた 人を本気で憎むという事 それなりに歳は重ねて来たが 今だに心の中に根付く  人ゴミの中すり抜けてゆく 通行人のふりをしながら 誰かが誰かを傷付けてゆく 通行人のふりをしながら  夕立ちの他に何を理由にしろと言うのか 何か言いたげな顔をして ごまかしては忘れてく
うすっぺらゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治どうしてここまできたんだろう 見たことも聞いたこともましてや 町の名前だって知らない所になぜ? 何か見えない力が あったわけでもないのに そして誰かを好きになった わけでもないのに  不幸者のあなたに告げよう 楽しくよろしく全くめずらしく それだけでいい 世の中なら こんなに悩んでる こんな僕はいらないんだ  地下鉄の乗り場に続く 長い長い階段降りてる 下へ下へと落ちるように一人 別にどうでも良かったと 開き直ってみたけれど こんなところにいる自分がむなしく 悲しくも見えたんだ  愛しきあなたに捧げよう セカイデキミヲイチバンアイシテル そんなうすっぺらが 欲しいのなら 何枚も重ねて いくらでも吐いてやる
時刻表ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治磯貝サイモン・ゆず町を染めてく あざやかな夕焼け雲が一つ ただそれだけで心にあの日を映し出すスクリーン 浮かんでは消えて行く 陽炎が揺れている 聴こえるのは歓喜の歌声か  いつまで待ってもいい 連れ去ってくれないか 立ち止まっている今だって構わない 届かなかった手紙 置いてけぼりの写真を ここに置いていくよ そしてまた歩いてく  たぶんそんな事いままでなら考えもしなかっただろう いつの間にすきま風だけ通り抜けて行く始末で 今となっては遅すぎて ヤボな勘違いをよそに 幸せですか? 不幸せですか?  まるで絵に書いたような曲がりくねった道の上 薄明かりだけを灯しながら 想像してればいい 予想通りなんてつまらない 高い空を眺めている その目を信じていたいから  いつまで待ってもいい 連れ去ってくれないか 立ち止まっている今だって構わない 届かなかった手紙 置いてけぼりの写真を ここに置いていくよ そしてまた歩いてく
日曜日の午後ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治山本拓夫僕は相変わらず 時計を気にしてる あとどれだけ一緒にいれるかな なんて こうしている事がずっと続くように あくせくと動く時計を睨みつける  心まで冷めきってしまわぬ様に ギュッと君の手を握りしめたんだ でも一緒にいる時も少し離れてる時も 気持ちはいつでもあの時と同じさ  歩く国語辞典みたいにうまく言葉なんて見つからない せめて気のきいたセリフの一つや二つそれすら出てこない  何すりゃいいかなんてそんな事解らなくていい いたずらに日が沈む 無意味に晴れた日曜日の午後  すべてが偶然に またすべてが突然に 始まる時ってこんな感じなのかな こうしている事が当たり前のように 二人包みこんで連れ去って行く  肝心な事に単純な事に今まで気付く事も出来ずに 言うなれば「形」だけにこだわった愚かな結果さ  何すりゃいいかなんてそんな事解らなくていい いたずらに日が沈む 無意味に晴れた日曜日の午後
日常ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治釣俊輔・ゆず背中押されるように 君はまた街に溶ける いつものように人々の中へ あいつみたいに笑えれば あいつみたいにうまくやれば 少しはましだったのかな  そして僕らは何を求めた? 胸躍らすような未来? ちょっと待ってよ えっと 今がその時なんじゃないか!?  なりたいよ なれないよ 憧れ遠く けれど君らしくありますように 今この時を進もう 明日へ そう明日へ  誰もが一人同士さ はじめから分かっているけど どうにもこうにも開き直れない いつもと同じ道を いつもと同じような時間 ただひたすらに過ぎてゆく  そして僕らは愛を求めた 何度も 何度も 何度でも おっと危ねえなぁ ったく どれも偽物じゃないか  慰め合い今でも愛なんてよく分かんない 分かんないなりに感じてみる その笑顔と温もりを いつまでも そういつまでも  なりたいよ なれないよ 憧れ遠く けれど君らしくありますように 今この時を進もう 明日へ そう明日へ
チョコレートゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆずあの時君は何故そんなにも優しかったの? 僕の側にいてくれたね 打ちのめされた雨の日の夜 君は僕の側にいた  今にも泣き出しそうな顔で 僕の過ちを一瞬で気付かせてくれた  気付けば雨の降る中に 互いのため息と 後戻り出来ないという恐さを知った  だからって僕は強くなったわけじゃない 君だって弱いから泣くんじゃなくて  今君がここにいないという どうしようもない事実 それは決して容易くはなかった  忘れる事に脅えるから 知らない方がましだなんて思わないで 嘘の数が増えるくらいなら一生が一瞬で終わった方がいい  だから君の事考える時 優しい気持ちになれるんだよ
街灯ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆず遠回りの今日の午後はいつもと変わらずに 時計の音に押されて僕は今日も動き出すんだ  一瞬の雲の切れ間から光が覗けば 続くあの坂道が案外近くに見えた  時々寒く感じる風が吹きつける 振り返るうしろがやたら遠く見えた  雨が急に降り出した 通り雨だと誰かが言った 遠く遠く見えない明日を待ち続けて  ひび割れた街灯のあかりがこの雨のしずく 照らし出すその前にこの感情洗い流しておくれ  足元にごった水たまり映った僕の顔 役立たずの歪んだ顔そこに映ってた  雨の中歩き出した 傘もささず雨粒に打たれた 今は今は僕は前にだけ進もうと思った  雨が急に降り出した 通り雨だと誰かが言った 遠く遠く見えない明日を待ち 深く深く沈みいく昨日を背にして
飛行機雲ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治CHRYSANTHEMUM BRIDGE・ゆずつまずき止まりそうな ちっぽけな影法子 こうしてる間にきっとすぐに忘れてく 確かめに来た空はすっかり笑って 明日の行方なんか占ってみたり  迷ってんだ 気付かれないようにして  小高い丘にスーッと 飛行機雲ふたつ ひっかいてった いつか見た空をずっと追いかけて来た  誰かのせいにして それで塞ぎ込んで きっと全て分かっても 何も言えないな  深呼吸のリズムと ちぐはぐな時計 もう一度聞くだなんて 出来るわけもなく  許してよ もうすぐ泣き止むから  小高い丘にスーッと 飛行機雲また 散らばって いつか見た空をずっと追いかけて来た 僕らがいる
「バイバイ」ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆず「バイバイ」また逢えるのかな? そっと「バイバイ」話しをしようよ ねぇ消えてゆくのかい? それにしても外は静かだね  大体 君とこうしてると いつもたいてい決まって夜が明けるのさ 話してごらんよ それで君の傷が癒えるのなら  スーッと風が吹き 立ち並んだ町の音に気付く  終わらない想い 空見上げて微笑んだ君は 子供みたいに言うんだ 「バイバイ」  冴えない毎日の中 最近聞かない本当の声だってさ ここに居れば 優しい風が君を想い出させるのさ  さりげない夜の交差点で君に逢いたい 偶然でも必然でもいい そうあの時の様に 取り止めもなく取り乱したりなんかして  ずっとここに居よう 構わないかい? 僕だって強くないさ  わからない時代 そこに生まれて こうして君の前に立って だらしないくらい泣いてもいいかなぁ
夕焼け雲ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆず待ちこがれた季節 想いを彩る町並み いつまでこうしている? 決して夕焼け雲だけのせいじゃない 次のタイミングで もう3度目のため息 つったったまま タバコのフィルターコゲついてらぁ  まるで子供の頃みたいにさ 石コロ蹴っ飛ばして帰る なるべく小さな唄声で 君を口ずさむ  壊れかけた時計の様に 並んでは離れては また並んで離れてゆくよ 思い出のままの君は2、3度思い出しては またすぐに消える 夕焼けの空へ  意味もなくもたれた 想いは色あせる風に かき消されてゆく いつもの日常って奴なのかなぁ 吸い込まれてった 今日が終わる端っこで いかにもそうな顔 鵜呑みにした夕焼け雲  願い事は一体何ですか? もしも叶うとしたら なるべくチープなリズムに乗って 僕を確かめる  君の毎日は幸せかい? 僕はそうだな それなりにそれは幸せかもね 思い出した君の顔は あの時みたいに笑って僕に微笑んで また消えてゆく  壊れかけた時計の様に 並んでは離れては また並んで離れてゆくよ 思い出のままの君は2、3度思い出しては またすぐに消える 夕焼けの空へ
月影ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・溝口肇・ゆず月影見つけたよ 君も見てるかな… 涙かくしながら歩く ちっぽけな夜に 君に言われたサヨウナラを何度となく思い出す ふり返りずっと空を見てた 気が付けばいつも遠回り 月影見つけたよ 君も見てるかな… 過ぎゆく時は早すぎて もう昨日を追いこした 吹き抜ける風つまずくけど 何となく笑ってた 手をつないでる あの雲の様に 近づけばそっとやさしかった 君を見かけたよ すぐにわかったさ ふり返りずっと空を見てた 気が付けばいつも遠回り 月影見つけたよ君も見てるかな あと少ししたら 君に逢えるかな… 君に逢えるかな…
新しい朝ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆず遠くへ行きたいからしばらくここには戻らない 何も泣く事なかったんだけど 誰も知ることのない新しい空が見える 溢れ出す涙の道しるべに  隠せない気持ちと伝わらない想いと 振り向けない僕を知らないうちに いつの間にか創ってたんだね  さぁ窓を開けるよ まだ誰もいない 本当は勝ち負けじゃないって事を 探しに行こう 新しい朝が始まるから  君に話したらどんな顔するのかな あの時と同じ様に僕の後ろついて来てくれるのかな 「不自由」なんていつからそこにあったんだろう 変わらない物と変わってゆく物の狭間に  どこかで見た様な記憶を 辿りながら明日に近づく なんてそんな器用に生きられないけれど  さぁ窓を開けるよ まだ誰もいない 本当は勝ち負けじゃないって事を 探しに行こう 新しい朝が始まるから  ねぇ見てごらんよ 本当はみんなどうしようもなく寂しがりって事を 信じてみようよ 本当の声を 本当の言葉を ここに居る自分の事を 目の前にある新しい朝を
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
一っ端ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆず「最近どう?」ってお前が電話くれるのはいっつも どうしてこんなにタイミングの悪い時ばっかで 「ギリギリどうにか生きてはいる」とグチるたび わかるよ どうにもならない日がお前にもあんだろう  税金だってちゃんと払って生活をしてる はたから見ればそれなりに「一っ端」を気取ってる でも一っ端つうのは一体どっからどこを言うんだろう? まぁいい 今はビールでも飲んでりゃそれで幸せだ  退屈なわけじゃない まかり間違ったって誰かのマネはしない だいぶ慣れただろう?作り笑いで生きる事の素晴らしさを  最近前よりは頭使って考える事も多いけど どうしたってこうしたって だんだんだんだん不安は増えてく それならそうと全部投げ出しちゃえって言うけど それはそれで色々大人の事情っつーのがあんのさ  時々何がどうなって僕がここに居るのかと 考えれば考える程 動きは鈍ってく みっともないが こうして立ち止まってるのは 僕が僕なりに歩き出す前触れなのだから  くだらない閃(ひらめ)きをいつまでも大事にしていきたいもんだ やがて気付くだろう 昔のように笑えている自分に 一っ端に思い出し笑いなんかしてさ 昔のように笑いたいもんだ
気になる木ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆず葉っぱの無い木を見たんだ 国道を一本それた通りで 何かをうっとうしく感じているのか それとも待ちくたびれたのか  雨はいつも悲しい音 ちょうど今日が何かの日だと言う そんな事も知らずにどっちに行っても その音は途切れる事もなく  「今日はどこまで?」 いつもの様に しがみついたその手はかろうじて 離してはないんだ  葉っぱの無い木はずっと そんな僕が来るのを 待っていたにちがいない だったらこんなに大げさに 唄なんかになるわけないんだから  半分くらい枯れた木が そこにはあったけど それより今日は何の日だっけ ごめんね君には今 構ってられないんだ  「今日はどこまで?」 いつもの様に しがみついたその手はかろうじて 離してはないんだ 
ゼンマイゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治退屈な朝 飛び込んだニュース 流れはとどまらずに過ぎてゆく  くたびれた自由 つかまされた過去 誰かのシナリオ通りに演じるだけ?  見くびってくれるな 僕らは叫ぶ新人類  右へ左へ半べそかきながら 誰より やさしく やさしく愛を唄う  よくも晴れた朝 夜の忘れ物 ゼンマイのおもちゃみたいに動き出した  見せかけだけの青空に今日でサヨナラ!  痛いのガマンして今だって生きてる 明日へと漕ぎ出す舟に乗る為に  創られてゆくもの 無くなってゆくもの 片付ける手間省けんのはどっちなんだろう  道連れはもう決めた 未来の方角はどっちだ!?  右へ左へ半べそかきながら 誰より やさしく やさしく愛を唄う 誰も知らない 僕らのやり方で  愛を唄う 僕らのやり方で  すすけてく時間 おいてけぼりの午後 ゼンマイ仕掛けの今日がまた暮れてゆく
大バカ者ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆず6月に入る梅雨の季節がやってくる 今夜半にも嵐が来るという  おとなしく今日のところは眠っとこうか? 午前3時じゃ寝るにはまだ早すぎるのかい?  やがて聞こえる雨の音激しく 耳元をつんざく様に  『大バカ者!』とののしられて それでも『人』として生きてきたけれど やっぱり今日は眠っとこう  はみだした方がやっぱりかっこいいと考える僕は どっから見ても大バカ者だった  言いたい事はいつだって多かれ少なかれあるものなのさ けれど疲れた顔して歩くのは  いつしか全てを忘れてしまうんだ 今日一日本気になれた時間でさえも  きっと本当の声も 素直な心も 優しさも 人は皆持っているんだ 今はただ気付かないだけ  「大バカ者!」とののしられて それでも「人」として生きてゆこうよ これからはだから一人で苦しまないで そして今日は静かに眠ろう…
おやすみゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆず花瓶に咲く花を眺めて見ては一人呟いてる ここに二人いたことも聞こえないふりの夜なんです 認めない事とそれとも戻れない場所を選んで 一つ先の路地を曲がりあなたに会えた事も  まるで嘘みたいだね  ずっと探してた 言葉には出さないで 足りない物はもう何も無いから 答えなんて求めないで  一人ぼっちの夜も数え切れない位あったけれど 僕だけの大切な物それも今日で無くなるよ 夜が行きすぎる頃に君は少しうつむいて 言葉だけじゃ足りないから一緒に明日を待ったね  本当に不思議だね  突然泣き出した昨日と今日の狭間で僕ら それぞれの痛みと思いを抱いたまま 夜に弾かれて行く  だからおやすみ 目を閉じても僕は消えないよ 怖がる事はもう何も無いから このままでおやすみ 
出口ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治何もなかったら本当に こんなに苦しまずに済んだのに だけど僕は君と出会った はじめから 決まっていたのか?  2月の風は 今日も頬に冷たく いつもこの僕を からかってくるよ こんなはずじゃ なかったのにと 目の前が真白に なりそうで  川をじっと見てた 泣きたい時に 涙も出ないなんて  いつも笑ってたその時も 君は心で泣いてたね だけど僕は君と出会えて 本当に良かったと思えるんだ  一緒に歩いてる時も きりのない電話も たくさん話したけど よく覚えてないんだ 後から少しずつ少しずつ 思い出すのが辛いから  気持ちはウソをつけなくて やっぱり涙が零れたんだ
する~ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治カッコつけた事は 言えないけど oh! 君が好きだよ する~ する~ する~ oh! する~ する~ する~ する~ する~ oh! する~ する~ する~ する~ する~  世界で一番好きなモノは oh! それは君だよ する~ する~ する~ oh! する~ する~ する~ する~ する~ oh! する~ する~ する~ する~ する~  oh! する~ する~ する~ する~ する~ oh! する~ する~ する~ する~ する~
月の涙ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治磯貝サイモン・ゆず目をそらした深い悲しみの空に 二つ数え唄 月夜の交響曲(シンフォニー) 奏でる頃  そうやって強がって 逆らって生きてるんだろう 気付けば傷ついてく 目をつむる先に何が見える 僕はここにいるよ  君よ遙か遠い夢から醒めないで 月の夜に落とした涙一つだけ握りしめて  束の間の進歩に疲れてヒザを折る様に 目を細めて浮かんだ未来指折り数え  もうちょっと やさしくって せつなくって 不確かでいい キレイに写んなくていい 精一杯ここにいる事 叫んでるから 君と出逢えたんだ  人はなぜに人を求めるんだろうか 温もりを探してはやがて別れゆくのに  君よ遙か遠い夢から醒めないで 月の夜に落とした涙一つだけ握りしめて
ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆず今あなたは自分の夢を誰かに語れますか 「生きてる」という大事な言葉をどこかに置き忘れてる  このまま冷たい風が僕らを包み込んでも 吠えているいつも僕らの中で「前へ進むだけの力が欲しい」  だけど何故だろう? 流れてくる涙止められないよ 失う事の怖さなんて知りたくないから 行こう前へいつまでもずっと遠くまで  今あなたは「信じる」という事が素直に出来ますか? 当り前の言葉さえも全てかき消されてる  例えばどこか遠くまで探し求めて彷徨(さまよ)う そこには何も出来ない僕が一人でポツリと立っているだろう  もし今あなたが道に迷っているのならば あなたを迎えに行くよすぐに分かるから 生きている力を限りなく信じて...  だけど何故だろう? 流れてくる涙止められないよ 失う事の怖さなんて知りたくないから 行こう前へいつまでもずっと遠くまで
日だまりにてゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆず久しぶりだよこの町を歩いてる 風はまだ春の訪れを 僕に教えてくれないのに  ついさっきまで一緒に居た憂鬱な心は 青い空のずっとずっと向こうへ  そしてまたここへ 帰ってきたわけさ 風の音を聞きながら いつの間にウトウトしてた 日だまりのあの公園へ  ちょうど町は昼下がり人々が日に照らされて しばらく見ないうちに変わった様子など どうでもいい事さ  葉の付いた観葉植物は 相変わらず僕に 何も教えてはくれないけど  針葉樹の揺れる永い冬の中で 風に吹かれながら そっと語り合えた あの頃のように  ここへ帰ってきたわけさ 風の音を聞きながら いつの間にウトウトしてた 日だまりのあの公園へ
Re:スタートゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆずさっきまでのそこに 費やすだけの情熱など気にしながら 不意のコール また戸惑っては ちぐはぐな一日が始まる  いつからか それでも まだ見つかりそうにない 多分考え込んだ 不確かで確かなルール  吸い込まれてく 毎日ばかり いたずらに過ぎてゆくだけ 結局は次飛び出す為の月日を数えて眺めて  ズバリ反応くるくる研ぎ澄まされたイメージを しばらく使い込んでクタクタになって眠る…  ヘイ! Re:スタート 始まりはいつもそこにいて 見飽きた町並みをいくつも数えんだ 座り込んだ午後のRe:スタート  中途半端に救い出した守るべきモノ達の行く末は 忠告も聞かず飛び出した光クズの明日の始まり  浮かれきった奴らと想いは儚い哀歌(ブルース) つまりはこんなはずじゃなかったと嘆きの楽句(フレーズ)を…  ヘイ! Mr.? 始まりの音を聞かせてよ 昨日だって消えてしまうくらいのバラッドを 何度も 何度でも…  吹き抜けてくカゼノナカ 今確かめようとする感情 ♭な息を重ねて  ヘイ! Re:スタート だめな僕はいつもここに来て ちっぽけな歌を相も変わらず唄って 少しだけ笑った  ヘイ! Re:スタート 始まりはいつもそこにいて 見飽きた町並みをいくつも数えんだ 座り込んだ午後のRe:スタート
春三ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治時には風に吹かれて 考える事もなく 廻る世間を見ていても 損した気にならない 丘の上見た景色は鈍より雲ってて それでも無理矢理キレイに見せてくれた  そんなに焦らなくても うまく世の中廻ってる 今日だけ何もしなくても 大して変わらない  春が来た そこまで春が来たよ みんな始まるよ すべて始めよう ここから始まるから さぁ歩き出そう  鳥が自由に飛んでる 大空をまわってる 翼めいっぱい広げて 遥か頭の上で 丘の上 今日も何にも見えないけど 考えてみりゃ一体何を探してるのか?  あんなに歩いたのに ただ疲れただけなんて 思ってもないのに 笑ってごまかした  春が来た そこまで春が来たよ みんな始まるよ すべて始めよう ここから始まるから さぁ歩きだそう  よりかかる何かを探すより 誰かによりかかられて倒れたい  春が来た そこまで春が来たよ みんな始まるよ すべて始めよう ここから始まるから さぁ歩きだそう
朝もやゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治丘の上から 風が吹き抜ける 何度も来たこの場所から かすんでゆく町の色 違う明日を唄にのせてみれば 高く高く飛んでって 雲のように流れてく  今君は夢の中 やがて来る朝を待っている 繋がって 繋がって かすかに光る空がある  立ち上る煙 手さぐりながら あの日の声が聞こえる あの日の声が聞こえる 振り返るたび 自分を探すけど ほんの少し立ち止まる時 涙はやって来るだろう  今君は夢の中 やがて来る朝を待っている 繋がって 繋がって かすかに光る空がある  確かめに 確かめに 進んでゆく時もいつか 君が描くスピードでそのまま歩いてゆけばいい
ふくろゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治言ってる事とやってる事が こんなにも違うんだね だからと言って心配なんてしない 間違っても口になんて出せない  袋の中に入れたはずのコインの行方 一回こっきりぽっかり穴を開けたまま飛んだ  明日よ自由になれ 塞ぎ込んだ 君は見えない あれは満月の夜に 思いついたんだ 僕らしく君らしく なんてね  間違ったりもしていたし ひねくれっぱなしで遠回り こんなにも誰もいないから 君に逢いに行こう 「ちゃっかり生きていきましょうよ」ってアイツが笑う ぐるぐる回る回転の中でおさらばバイバイ  君よ永遠なれ 塞ぎ込んだ 僕はいらない あれは満月の夜に 思いついたんだ 僕らしく君らしく なんてね
運転技術の向上ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治どこでも行けるさ 振り出しが始まり それでもなけなしのコート羽織って進むのさ 何も欲しがらない 期待とか不安とか 誰かの温もりをさらいに行く旅さ  渋滞だってばさぁタバコでも吸おう 週末キャンセルだって仕事じゃ仕方ないんじゃない?  そりゃやりたく無い事たくさんあるけどさぁ どうでもいいじゃんって事無いにせよどうにかなるもんさ そんなもんだろう  どこまで行けども旅は続くだろう 2Fの窓ガラスに飛び込み注意さ  環七から爆音エグゾーストノート ナイジェルマンセル慢性アクセル…なんのこっちゃねぇ  そりゃ やりたく無い事たくさんあるけどさぁ どうでもいいじゃんって事無いにせよどうにかなるもんさ そんなもんだろう
行こっかゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治巡る巡る季節は僕らを追い越して 大切な言葉を選んでる暇もなく 確かめた地図のあてなど 今日も探している 行く先は進むべき道の上を常に指す  いつか教えてくれた未来への近道も とうに通り過ぎてた そんな気がした  行こう どこまでも道は続いてく ずっと探してた物 見つかるといいな 行こっか  時に迷いながら時に感じながら僕らは行く 次の場所に継ぎ接ぎのスボンじゃ格好つかないだろう 遠くの方から僕らを呼んでいる声 それは確かでかすかに霞む時の声  絡み付いてくる退屈を蹴飛ばす ほら聞こえるだろう 旅人の歌声さ  行こう どこまでも道は続いてく ずっと探してた物 見つかるといいな  行こう どこまでも道は続いてく 向こう追い越してく風を追いかけて 行こっか
蜃気楼ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治まるで そう 蜃気楼のような幻 ほら 近づけば重なる 光の中で 消えゆく陽炎
手暗がりの下ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆず手暗がりを味方につけて いつもこんなんだ それ以上でもそれ以下でもないさ 一体どうなんだ 夜は平気で寝てる小鳥 僕は絵葉書の中に一人 暗中模索のばかげた光  散り散りにバラバラになってた 欠片探してるだけ 呆れるくらい君を思うほど まるで空が落ちてきそうなんだ 憂鬱な時間が過ぎてく 言葉は時に残酷で 目の前を通り過ぎてゆく  町の明かりが消えてゆく頃 いつもこうなんだ あるはずの無い空気を吸い込んで 呼吸困難だ いつのまにやらできた歩道橋 僕は今だに暗闇と同居 今日も明日も明後日も続く  千切れるくらい君を探して あても無く彷徨いながら 壊れた欠片を拾ってたら ここがどこだか解んなくなってた 散らかった部屋の隅で 永い永い旅は続く  散り散りにバラバラになってた 欠片探してるだけ 呆れるくらい君を思うほど まるで空が落ちてきそうなんだ  最近夢見る事も無くなった いなくなちゃったような気がする それでも君の事を欲しがってる 欲しがってる手暗がりの下 憂鬱な時間が過ぎてく 言葉は時に残酷で 目の前を通り過ぎてゆく
冷めたコーヒーゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆず土曜の夜だってのに この僕ときたら 喫茶店の二階の窓から見える街を眺めては ため息を一つ吐いては また一つ吐いて 冷めたコーヒーをすすりながら おかしな時間の中で動いてる  戻っておいでよって心の中で叫んでいるのに 君がここにいない事も知ってるのに  いつだって僕は意地を張っては 何回だって同じ事をするよ  そうして夜が更けて月明かりが僕を照らす 心を見透かすように そうやって気がつけば一人ぼっちになってんのさ 逃げ道さえ見つからないまんま  食い違ったお互いの 互い違いの話を 無理矢理こんがらがらがらがらがして また壊したりしてんのさ  ごめんよって例えば同時に言えたら 一体誰が悪いのか 信号待ちの交差点でいつの間にか止まってる  そして君から何回目かの着信音でやっと我にかえる あぁ  そうして夜が更けて月明かりが僕を照らす 心を見透かすように そうやって気がつけば一人ぼっちになってんのさ 逃げ道さえ見つからないまんま
風とともにゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆずビルの間に吹く風 懐かしく暖かい風 こんな都会にも夏が訪れる前の優しい風が吹いた そうか もうこんなとこまで来たのか 見上げた夜空は雲が一つ二つ闇の中で微かに動いてる  雨上がりの空だってのに 綺麗な夜をこんなにも創ってる  風とともに僕らは 歩き疲れてまた歩き出す 風の行方を指でなぞっては ここに居る意味を知る  君がもしここに居たなら僕はどんな言葉を囁いたろう それとも風の行方をずっと見てたろうか  まるで嵐が来る前みたいな 綺麗な夜をこんなにも創ってる  風とともに僕らは 歩き疲れてまた歩き出す 風の行方を指でなぞっては ここに居る意味を知る  風とともに僕らは 歩き疲れてまた歩き出す 風の行方を指でなぞっては ここに居る意味を知る 今 優しい風とともに
つぶやきゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治柏木広樹一体どれくらいの争いがあったんだろう 何かを探し求めていた 心もないのにいつだって笑顔を作ってみたりしてさ 何だか悲しいね  苛立つ心の奥で 何かのせいにしてんのさ どうだい 僕はうまく笑えてるかい?  響かなくったっていいさ 本当の声を聞かせておくれよ いつだって僕はそうさ 悲しい色の中で 悲しい色の中で  一番大切な事って言うと重苦しいけど 今精一杯出せるだけの答えを 端から端まで並べてみるよ そんな所に転がってないかも知れないけど  自分に嫌気がさしたら 命の音を聞くのさ ほら こんなにも生きてるって  響かなくったっていいさ 本当の声を聞かせておくれよ いつだって僕はそうさ 悲しい色の中で 悲しい色の中で  つぶやきそっと心に 本当の声を聞かせておくれよ いつだって僕はそうさ 悲しい色の中で 悲しい色の中で
人間狂詩曲ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治月が満ち欠けるように時は進んだ 言うのためらう僕は平行線上 誰も知らない場所だなんて君が 急に真顔で言い出したからさ  急ぎ足の踏切 行き止まり 「なんだ、ついてねぇな」なんて くたびれた顔してさ  生きてるっていう事は 歯がゆくて 儚くて それでも今日の生きる意味を探してる 何だかんだ言ったって君だって 僕だって 一生懸命叫んでるんじゃないのか あぁ 人間狂詩曲(ラプソディー)  知る人ぞ知るなんて奴が言うなら そうだね 頭ではわかってはいるけど 見た事もない様なスゴイもんなら どうかね?勿体ぶらずに見せてくれたまえ  夜の端っこに置き忘れたような そんな日々ばかりめくって 気が付きゃいつもの家路を  生きてるっていう事は 歯がゆくて 儚くて それでも今日の生きる意味を探してる 何だかんだ言ったって君だって 僕だって 一生懸命叫んでるんじゃないのか あぁ 人間狂詩曲(ラプソディー)  臆病になる度 見失いそうだ 同じようで違う 明日を探してる  生きてるっていう事は歯がゆくて 儚くて それでも今日の生きる意味を探してる 何だかんだ言ったって君だって 僕だって 一生懸命叫んでみようか あぁ 人間狂詩曲(ラプソディー) あぁ 人間狂詩曲(ラプソディー)
いつもの病気ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治ゆず原因不明のいつもの病気 今日も心地よい耳なりと不快指数  おはよう宜しくと挨拶をすれば 姿を消すいつものように  もう随分前からここに住みついて はじめは気が狂うほどの痛み  でもそれは初めだけ 慣れてしまえば この上ない喜びに変わるのさ  そんなやつと一緒にいるのさ いつもステキナナカマに囲まれて  突き抜けるように青く光る空 そこに落ちていくような感覚  誰かと同じように生きたって 誰かと同じようになるだけさ  僕は僕でここにいるから 君は君でここにいるのさ  そんなこと考えてたら 今日も西へと太陽が沈む 今日も西へと太陽が沈む
ムラサキ色ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治ゆず一国沿いをひた走る まるでいつかの旅人だな 近づくたびに遠ざかる 蜃気楼 誰にも知らせずに 鳴き疲れたカラス 飛べるはずの真新しい空も見あたらず  少しだけ笑った 君を見たような そんな気がしたんだ  さぁ行こう 君の町へ 吹き抜けた風 味方につけて ちぎれた夢の続き またどこかでめぐり逢う為の約束をしよう  低い雲のスキマにもぐり込んだ景色 ムラサキ色した空を見た さっき出来たばかりの唄を口ずさみながら やがて消えてゆく ムラサキ色 …嘘みたいだ  今自由に逆らって 突き動く悲しみよ 少しだけ黙って  さぁ行こう 君のもとへ 空高く 高く 舞い上がれ まだ誰も知らない言葉 一つだけ持ってゆくよ そして君に届けよう
終わらない映画ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆず似かよった同じ様な毎日を 終わらないこの映画と一緒に進んで行くのさ  人に言わせれば何かが足りない 僕に言わせれば何かが「足りない」が足りてない  どしてもこの道を進んで行くと決めたから この映画がいつかの間にか始まったのさ  だけどどうにもこうにも今の僕はどうやら この映画が好きみたいだ   終わらない映画の1シーン ついには僕の中に入り込んでは困らせるのさ   誰もが通ってきた道だと言うのなら 主人公なんて始めからいらない  だけどどうにもこうにも今の僕はどうやら この映画が好きみたいだ   いつの間にかずいぶん歩いて来た たまにあくせく走ったりもしたけど   僕はどうやらこの映画が なんだか好きになったみたいだ  なんだか好きになったみたいだ
蛍光灯の先ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治夜明け前の駅をふらつく 当たり前だけど 誰も居なくて 落とした目線をふいに凝(こ)らす  もう始発が動いてらぁ 眩しいくらいの蛍光灯 町が確かに動き始めてる  いつの間にか普通になって そして誰も居なくなった あんなに何度も叫んでいたのに  もう思い出せるはずもなく 思い出す事もないんだろう… 馴れ合いにすらなれずにいたんだ  けど何だろう? 今 目の前を横切る 色も景色も全てを繰り返す 君は何処へ 何処へ行くのか?  明け方いつもの交差点 でっかいトラックがもう走ってらぁ 何処へ行く? 希望の声 僕はどこかへ行こうとして 僕はどこへも行けなかった いつもより高い空に風が走る…
イエスゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治今にして思えば ただの意地っ張り 悪いのは考えすぎた 時間のせい  何気ないふりをして 時計は数をきざみ 何事もなかった様に 忘れてゆくの?  教えてよ いくつもの夜をこえて 向こう側に 何がありますか?  空にうかべてた明日に ほんの少しだけの希望を 今 確かに聞こえた君の答えは それは Yes Yes Yes  立ち止まりうつむく時 僕は気づきもせず 君は少しだまったまま ほほえみをくれた  他に何もいらないと 捨てたはずの過去も 忘れてた引き出しの中 しまい込んでた  遠ざかる記憶など 消えていて良かったのになぜ? 今さらになって  いつもその丘には 風が吹き 僕らを確かめる様に 過ぎゆく時に こう言うんだろうな 僕は Yes Yes Yes  うかんでは消えてゆく いつか見た夢みたいな光 出会えたらいいな  空にうかべてた明日に ほんの少しだけの希望を 今 確かに聞こえた君の答えは それは Yes Yes Yes 君の Yes Yes Yes
物語ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治つまりはこんな事 駅までの帰り道 すっかりこう 萎れてた 泣ける程の思い出と サビたメロディーが重なって弾けた  夕暮れて 日が暮れて 町はかすかな光を  一つ前の物語(ストーリー) 終わりを告げた  すんなりと受け入れた 不可解な現実も ついさっきまでここに いたような幻さ 見慣れ過ぎた町の よくある出来事さ  振り返り目をそらす 眩しすぎた痛みを  二つ目の物語(ストーリー) 主人公を決めた  待ちくたびれた恋人も 待てなかった旅人も  すてきな物語(ストーリー) またどっかで逢おうな
風に吹かれたゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治足早に通りゆく人波を かきわけながら歩いてた 思い出す懐かしいあの唄を 小さい声で口ずさんでは  いつも この夜空を見上げる 言いかけた言葉飲みこんで  最終列車に飛び乗って まだ君に間に合うかなぁ 君の記憶の中に そこに僕はいますか? 今 風に吹かれた  過ぎてゆく時の中動いてる あの日の声が聴こえる 違う場所選べずに立ち止まる 同じ朝がどうか来ます様に  誰かのせいにして来た 明日は一体どっちだっけ?  最終列車に飛び乗って まだ君に間に合うかなぁ 君の記憶の中に そこに僕はいますか? 今 風に吹かれた  あまりにも遅過ぎて あまりにも近過ぎて 曖昧で 中途半端だね  見てる景色はどんなだい? 僕は ここにいる あぁ 今 風に吹かれた…
帰り道ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治ゆず向こうに見えた人影せわしなく 一日の終わりを告げる 歩道橋の上で流れゆく車見ながら 家に帰るだけさといつも僕はひとり言  暇をもてあましてる訳でもないけど 気の向くまま黄昏たいそんな日なんだ  だけど今日はしょうがない いつもの帰り道  ぼんやりと浮かぶ今夜の月は ビルの谷間一人消えては現れて なんとなく君の事考えながら 思い出にふける僕が今日もここに居る  さっきより時間は進んだみたいだ それにしてもやけに長いこんな日だから  ゆっくり歩いていこう いつもの帰り道 だけど今日はしょうがない いつもの帰り道
風のイタズラゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治大野裕一・ゆず見え透いた両手のウソと 意味のないガラクタ 移り変わる町の色に さびしさを覚える 矛盾のお守りにくれた 友達の言葉を あの頃の事さとすぐに 「今」でごまかしては  教えてよ そこには 幸せがありますか? 素直に生きたいと 誰もが願うのに  伝えたいのは言葉なんかじゃない 頬を伝い落ちる その涙を知ったから  これで全てうまく行くと信じてた朝に もう何度目かのため息 カラッポな温もり 終わりのない日々の行方 風のイタズラさえ そんな事など少しだって 気にならなかったのに  でもね 痛いよ 生きてるだけなのに 確かな答えは きっとそこにあるはずさ  浮かぶ月夜の真ん中に立ち止まる またここに来よう それは冬のせいかな  伝えたいのは言葉なんかじゃない 頬を伝い落ちる その涙を知ったから
存在の証明ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治磯貝サイモン・ゆず時が流れてく 五つ数えて目を閉じた 町は暮れてゆく 準備はどうだい? もう少し掛かるかな  急ぎ足のざわめきを横切る 次のシグナルが変わる前に  人は迷い 立ち止まって 振り返る時に気付くんだ 存在の証明 そんな事ばっかりを繰り返してく さよなら もうさよなら 違う時の中泳いでく 涙する理由なら 俺にだってあるから  ここ連日のニュース どおりで町内が騒がしい 何かを変えると アンタは言う 素晴らしくウソっくさい  動き始めた季節の真ん中で ふいに訪れたこの想いよ  それは戯言 キレイゴト クサイ台詞でも構わない 本当の言葉 (笑)でごまかさないで 青臭くて 無責任で ひどく幼稚だと言われても 少年の様な 夢をまだ見たいから  始まる時はいつも怖いだろう 優しい君の温もりさえ  人は迷い 立ち止まって 振り返る時に気付くんだ 存在の証明 そんな事ばっかりを繰り返してく さよなら もうさよなら 違う時の中泳いでく 涙する理由なら 俺にだってあるから 俺にだってあるから
カーテンのせいゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治遠回りの日曜日 今日は何をする? テレビも最近つまんなくなったし 天気が良いかカーテンのせいで分からない いつも昼なのか夜なのか 十中八九僕のせいかもしれない いやきっとそうだろう  東急ハンズをいつもブラブラしてる そういう人って珍しくないけど やる事なす事宙ぶらりんのまんまさ 行き場を失った僕はいくらだ?  いつまで待っても現れそうにありません 帰り道を教えてくれませんか 帰り道を教えてくれませんか 
ヒーロー見参ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆず偽りとワリ合わず 進む世界の裏側へと 留まらずただ過ぎゆく二つの光 スキマ振り向くスキに逃げ出したのさ  ただこんな自由が欲しかったんだろ?  深くたれこむ闇に怪しく灯る 今夜も 断ち切る手間も間に合わず そのまんまつっ立って 気が付いた時は部屋で寝過ごしたのさ  借り物のシャツのボタン掛け違えてる  あぁ いつまで待っても現れてくれない 「ヒーローここに見参!」って…。  突き刺す様な君の言葉の裏側へと 対するはただ次の「サヨナラ」を待つ 分かっていたが明らかに見過ごしたのさ  ちりばめた宝石の上で寝転んでる  あぁ いつまで待っても現れてくれない 「ヒーローここに見参!」って…。  草の上を転がる様に 立ち止まりはしない  あぁ いつまで待っても現れてくれない 「ヒーローここに見参!」って その確かな声 聞き覚えてんだ ヒーローはすでにいない
かまぼこゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆずイカサマみたいな時計に騙されて カマボコみたいな電話の音で 「おはよう!」目が覚めてからが 駆け引きの始まり始まり もう幕はとうに上がってた  嘘みたいに終わってた夜の 枯れ葉みたいな自分の顔を 「それ隠せ!」まるで着せ替え人形さ 自分の足 意志 思想なんてあったもんじゃないさ  一体誰がそうさせてる? 「関係ない」が死語ならば アンタはどうやってきり抜ける?  となりの客のよく柿食う姿も カエルがピョコピョコ飛んでる様も 今の僕なら見えるかもね アンタの後ろにとっさに隠れて 黄色いアンヨ出してやる  期待して今夜待ってろよ ハリボテだけど歩いてる よろけて転んで笑っておくれ こんなんじゃ洒落にも何にもなりゃしない  一体誰がそうさせてる? 「関係ない」が死語ならば アンタはどうやって切り抜ける?  イカサマみたいな時計に騙されて カマボコみたいな電話の音で
風吹く町ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治小高い丘の上から いつもの町を見下ろす 小さくうなずいた あの頃の僕がいて 見栄っ張りのヘビーゲージをかき鳴らしてみれば 何とも調子はずれの音が鳴り響いた  ラクガキの様な夢を見ていた  風は僕に問いかけた「君はどこにいるの?」 何回でも答えてた「僕はここにいるよ」  電車が通り過ぎてく 僕は仕事の途中 12フレットをつま弾けば キレイナオトはするけど  季節の中に また消えてゆく  本当の声を聞かせて? 君のあるがままに あの日の僕らが笑った そんな風吹く町で  信じていた光は 休みなく輝き 風は少し強くって そしてやさしい  いつも心に刻もう 大切な夢の続き 明日へと繋ぐメロディー そんな風吹く町で
ろくでなしゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治そう 今まで聞いた事も 初めから見たこともない あぁ くだらない そう決めつけて なんにも手をつけてない  さぁ 行こう 出掛けよう なりふりなんか構わずに 通り過ぎてく 街の光に目を細めながら  そう あの時言われて初めて 目が覚めた真夜中の“ろくでなし” もう こんな事終わりにしよう 考えても少しも分からない  さぁ 行こう 出掛けよう なりふりなんか構わずに 通り過ぎてく 街の光に目を細めながら  何かにおびえてる 笑いながら行けばいいさ  そう 今まで聞いた事も 初めから見たこともない なんにも手をつけてない 目が覚めた真夜中の“ろくでなし”
ビジネスゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆず敏腕なんだか 絶妙なバランスだ 受験スクールをお出になって 追加いらずの三つ目のマイレージで進む 航海に異常なし  ビジネスライクの精神にのっとって 身を捧げた若き日も 通用口から投げ捨てられて つじつま合わせの時間帯  いつの間に時はすり抜ける 君を忘れたのはいつだ?  僕らは次に何を見つけるんだろう 行き止まった今日の向こうに 地図を広げた地平線から 確かな足音 また踏みしめる  詰め込まれたありがちなトランジット 行く先はずれの毎日さ 費やしただけの過酷なトライアスロン 欲しいのはゴール地点  シンガーなんだろ?唄っとくれよって 心外だったっけな そうゆうの 特別今じゃ気になんない歌詞も 夜な夜なBOXで叫ぶ詩人  君はどこに居る? 空に叫べ 僕はここにずっといるよ  目の前の自由を何色に染めるんだろう まだ真っ白な今日の空に 振り返る足跡 君の視線から それぞれの明日また探してる  いくら近づけば手に入る? 君を無くしたのはいつだ?  僕らは次に何を見つけるんだろう 立ち止まった今日の向こうに 地図を広げた地平線から 確かな足音 また踏みしめる
黄昏散歩ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治いつもの通りを歩き出す 何らいつもと変わってやしない 難しくって単純な捜索願いさ 何かいい事ないかって 迷い込んだ夜の虫が 街灯の隅に落ちぶれる 飽きもせずに  あぁ 「いつかきっと」 あぁ そんな日々ばかり  膨れっ面をぶら下げて あぁ 行くのさ  君は都会の信号待ち 昼下がりに何を思う? やり切れない夢の続きまだ見えますか? 夕暮れ 線路 貨物列車 シチュエーションなんだかおかし過ぎて 涙出ない方が難しい どうしたもんかな  あぁ タバコふかし あぁ 帰り道をゆく  膨れっ面に黄昏れる あぁ 明日も あぁ 行くのさ
心伝う話ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆずそんなにカッコつけなくても いいんじゃない? うたかたの夢は よくある話で  呼ばれてないのに飛び出したって いいんじゃない? 今から始めれば たどり着けるはずさ 心伝う 話しようよ  一人で立ち止まった時に 他の誰かと違う 君に出会えるだろう  そんなにつっぱらかってなくたって いいんじゃない? ガタガタのリアルにファイティングポーズさ 心伝う 話しようよ
待ちぼうけゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治ゆず予報通り晴れわたり雨は降らないという このままいけば今年一番の晴れの日になるらしい 強い日差しをうけて  染み込む様に入ってくる太陽を今感じてる 午前中だというのに人は駅へ向かい 虫達は一斉に空を舞う 恋人達は手を繋ぎ僕は夏を思い出す  昨日の不安忘れない様にいつかの怒り消えぬ様に 春の日差しの中 風を今見つけた  いい天気で能天気だけど僕は待ちぼうけ 昨日までの雨がまるで嘘だったみたいに 抜ける様な空を見上げた  染み込む様に入ってくる太陽を今感じてる この建物の中だって人が一人もいない はしゃぎたい気持ち抑えて待ちぼうけ でもいいんだこのままで もう少しここにいたいから  昨日の不安忘れない様にいつかの怒り消えぬ様に 春の日差しの中 風を今見つけた  でもいいんだこのままで もう少しここにいたいから  昨日の不安忘れない様にいつかの怒り消えぬ様に 春の日差しの中 風を今見つけた
値札ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治浜崎快声・ゆずこんな暇持て余してることってなかったよ 何を見ても何をやっても面白くない こんな三日月がきれいな夜だからこそ 外に出てみたい逃げ出してみたい  唇を噛み締めて睨んではみたけれど 何も変わらない 鏡の中(鏡の中) 干からびそうな(干からびそうな) 男が一人 そこにいるだけ  カッコいいとか良くないとか そうゆうことじゃない がむしゃらにひたすらにやってるから それが今 流行ってるとかもう時代遅れとか すぐにも値段が付きそうな そんなやつには絶対になりたくないよ  どうしようもなく悲しくて誰かに聞いてもらいたくて 吹き抜けてく風の音「ごうごう」とずっと鳴いてた みっともないから止めろとかどうせ無理なんだからとか 手抜きばかりしてるアンタに言われたくなかったよ  この前も確かこんな目に遭っている またひとりぼっち 歩いてく(歩いてく) 夜のとばり(夜のとばり) 空を見上げ大笑い  カッコいいとか良くないとか そうゆうことじゃない がむしゃらにひたすらにやっているから それが今 流行ってるとかもう時代遅れとか すぐにも値札が付きそうな そんなやつには絶対になりたくないよ そんなやつには絶対になりたくないよ そして明日がまたやってくる そして明日がまたやってくる
奇々怪界-KIKIKAIKAI-ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治・Giga・TeddyLoid奇々怪 怪界 怪界 奇々 奇々怪 怪界 怪界 時 奇々怪 怪界 怪界 奇々 奇怪 奇奇怪  ハラキリもんの停滞ムード 待ってくれよ 今暇ねえよ 取ってつけたボランティア精神 語る言葉はチーパッパ 笑かすなってシラけるByeBye 不可不可不可!  一個弾けてもパッパパラパー 三個砕いて結局バラバラさ 何個頬張ってみてもパッパパラパー どうしょうもなく 不安定気質極まりない  奇々怪 怪界 怪界 奇々…  いや~だからさー (いやいやいやいや) だめですかー? (違う違う違う違う) 何だこれ凄いぞ~? (Fu―) マジでウケる超  ヤバイじゃない 歩けない 夜明けの晩にメチャすべった (いーけないんだーいけないんだー)  ヤバイじゃない あり得ない 後ろの正面はだあれ? (せーんせいにーいってやろー)  だってやってらんないなぁ だってかったるいもんなぁ 誰かが敷いた カラックリから壊せぃ!  勝手ばっか言うもんな 待ってくれないもんな さてはお主もしや? ただもんじゃない?heyhey  やってみっか一丁Laugh かっ飛ばっせ文豪なう しれっと 帰る あら?これ誰かのせい!  やっちまったな坊や 取っ払った純情は 二度と戻りはしない 幻を見てた様に。。  誘えよ 親愛なる友よ いざ行こう 奇怪なる世界 禁断なる世界 ah ah  だったらget up get up 真っ逆さまDesire 今宵も踊る パヤパヤパヤパヤ yeah  バックれて猛追だ バッとやってトンズラ さてはお主もしや? ただもんじゃない?heyhey  やってみっか一丁Love かっ飛ばっせ文豪なう しれっと 帰る あら?これ誰かのせい!  やっちまったな坊や 取っ払った純情は 二度と戻りはしない 幻を見てた様に。。  奇々怪 怪界 怪界 奇々 奇々怪 怪界 怪界 時 奇々怪 怪界
使い捨て世代ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治ゆず時々つまんなくなっちゃった時 ドキドキしたくて 心配ばっかしてるけど 君の追伸から始まる手紙みたく 的はずれな言葉にいつも救われて  くたびれた靴 遠い遥かな記憶 使い捨て世代 笑いたきゃ笑わせとけ でもこんなんだって 一生懸命がんばってんです  繋いだその手を離さないように 僕等は僕等を行くよ 明日はどっちだ どっちだって道だ 混んでらぁとか言って笑ってりゃいい  毎回同じような事で ものすごく感動したり 落ち込んだりするけど これでもずいぶんマシになってきたのさ 探り探り答えを見つける毎日  疲れた顔 ため息 駅の吹きだまり 誰かが仕組んだ正しい社会の縮図 その魂胆だって ずっと昔から知っていたんだろう?  あの時描いた 大きな落書き 今でもそれで夢見て 一瞬の瞬間 感情の行方 そんな事ばっかりを追いかけて  気が付けばいつもそこにいるのは誰だ? こんにちは またどこかで会えるといいね こんな調子で 今日も調子に乗っかっているんです  繋いだその手を離さないように 僕等は僕等を行くよ 明日はどっちだ どっちだって未知だ 混んでらぁとか言って笑ってりゃいい どんな大展開になったってさ 混んでらぁとか言って笑ってりゃいい
積み木ゲームゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治純情可憐なそんな言葉も 朝が来ればすぐに消えちまう 月日が経つのは早いものさと すぐに確かなもの見失う  ラッタッタ雨を待つ 積み木重ねながら 悲しいゲームだね くたびれて眠くなって  ふさぎ込んでいた左手の中 タベのしわくちゃがしおれてる 不確かだがそこにあった様な まるで未確認歩行物体  考えてみてもいいが そんなにヒマじゃないけど さっきすれ違った 場所探している  そうさ次を選ぶ深呼吸 交差 ほづれた糸直す途中  自分の為だけに生きてみれば いつの間にずいぶんしょい込んで 間違って君になれるとしたら 逃げ出す準備は怠らない  それは意味の無い カタチを急に変えて つまらない話 真に受けるカラクリ  そうさ次を選ぶ深呼吸 交差 ほづれた糸直す途中  ラッタッタ雨を待つ 積み木重ねながら 悲しいゲームだね くたびれて眠くなって  そうさ次を選ぶ深呼吸 交差 ほづれた糸直す途中
踏切ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆず昨日の夢 流行の唄 君の言葉 響く靴音 町のざわめき踏切の前立ち止まり  頭の中真っ白になるまで考えてたいんだ それは君の事でも僕の事でもなんでも構わない  目の前をいつの間にか通りすぎていた 八月の風を感じながら  気がつけばそこは人ゴミ溢れ かき消されたため息さえもう何も届かない  何が何だか もうさっぱりだ声を聞かせておくれ 一体何だって言うんだ!?何か言っておくれ  交差する電車猛スピードで目の前を加速する 一瞬僕から音が遠ざかる…  気がつくと踏切の前 同じ場所にいる僕がいた 何も変わらない何者でもない 僕がここにいただけ
人生芸無ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆずそんなに簡単に創り出したルールを 一体誰が壊せるというのか  僕はたまらず一瞬をほうばり 知らないうちに罪と罰に並ぶ  勘違いの行く末 人の過ちを 知って得していけば良いのですか?  信じてる物と信じ合える時が 信じられなくなって  一体どれくらいの 笑顔を作ったんだろう 一体どれだけの 笑顔を作ったんだろう  温かいスープとよくも冷めた言葉で 一体どれだけここに居ればいいの?  簡単な人とそうでない人の いわば長時間耐久レースとでも言おうか  一体どれくらいの 笑顔を作ったんだろう 一体どれだけの 笑顔を作ったんだろう
フラフラゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治須藤優・ゆず・湯本淳希時間がないぜ time isなんちゃらとはよく言ったもんだ うたた寝してるだけの毎日に中指立てても ふり出しは的はずれ 何もならず フラフラ 飛んで 消えた  フキダシの様なお決まりのセリフだ テレビで誰かも同じ事言ってたな 今しゃべってる君は何者なんだ さっきから返事が Yesしか聞こえない  とりあえずで日が暮れて テキトーに酔っぱらって なんだかなぁ 泣けてきた  一夜にして君は信頼を失う手筈 もう好きにして あきらめ色の拍手をおくろう ふり出しは的はずれ 何もならず フラフラ 飛んで 消えた  世間知らずの若人がはしゃいでる 何が楽しいんだか 何がうれしいんだか うらやましくも くやしくもないけど 世間知らずなのは 俺の方なのかもね  線路沿いを歩きながら ハラが減ってきた なんだかなぁ しらけてら  時間がないぜ time isなんちゃらとはよく言ったもんだ 浮き世の風 どちら様もよーござんす ふり出しは的はずれ 何もならず フラフラ 飛んで 消えた フラフラ 飛んで 消えた
過食な健康食ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆず深夜レストランに深緑のコートの男 老眼鏡をはずし向こうの若者を見てる ため息と同時に「飲み物はいらん!」と答える テーブルに置かれた味噌汁をすする  広げたスポーツ記事に少し笑みをこぼし 味がうすいと言っては食卓塩をかける コートも脱がずもくもくとほおばる  体を考えた定食 過食な健康食  深夜レストランに深緑のコートの男 胃薬と一緒に水を飲む たたきつけたコップの音があたりに響く 支払いはカードでサインも忘れずに  家に帰ればみんなスヤスヤ夢の中 帰る家も無くして一体どこへ行く? コートの男が襟を立てて出て行った  少々遅めの夕食 過食な健康食 体を考えた定食 過食な健康食
まだまだゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治トオミヨウ・ゆずまだまだ 行こうぜ 全ては君のその想いのままに  泣き出した空に 叫ぶ雨音と にじむ涙色 過ぎてゆく時を 一つ数えてる 少し怖いけど  旅立つ君に たくした約束 今ふいによみがえる  まだまだ あきらめないで 立ち向かえ まだまだ 行こうぜ 全ては君のその想いのままに  懐かしいと思えた 知らず知らぬ間に 時は過ぎていた 何も怖くないと 強がった日々は とっくに終わってた  無い物ねだり くり返しの意味 今わかりあえたんだ  まだまだ 逃げ出さないで 前に進め まだまだ 駆けよう 全ては君のその足跡に続く  誰かが言った 夜明けは近いと 誰かが言った 暗闇の向こう 誰もが描いた 明日を見つめて 誰もが照らした 未来を見ている  まだまだ あきらめないで 立ち向かえ まだまだ 行こうぜ 全ては君のその想いのままに  晴れ渡る空に 浮かぶ月の夜 君は君らしく
保土ヶ谷バイパスゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治流れ出る涙の意味を知りたくて いろんな人に出逢いました 時に傷つくことも そしてかけがえのない物も あなたに貰いました  雨降る夜は一人立ち止まり これが全てと知らされました 向こうにあったはずの 星屑のことなど忘れて これが全てと知らされました  どうにも割り切れないことがあるんです どうにもやりきれないんです だから今日はそっと回り道を 少し肌寒い夏の訪れ  少しの言葉の方がいい それが嘘でないのなら 退屈なことばかりだと 繰り返しているうちに 随分時間が過ぎていました  過ぎ行くままに時の流れの中で いろんな自分を探しました 僕は失敗したんだと その時思っていたら 僕はここにいました  どうにも割り切れないことがあるんです どうにもやりきれないんです だから今日はそっと回り道を 少し肌寒い夏の訪れ
かえるのご帰宅ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆず向きあって見つめあう 恋人達が溢れ それに比べ僕は まるでかえるのご帰宅さ 言葉より大切な物ってなあに?  遠まわしぎみの君からの電話 何も用もなくていつもの事だけど 多分そんなんだって言いたい事はあって 何度も掛け直した 眠れない夜数え切れず 「明日帰る」  夕日を見て涙こぼす 何を思っているの? 尻込みする僕をよそに 感動の一人占めさ いつか見た景色の中で見え隠れ  どっか遠くへ行ったつもりだけのもんで 結局ここにのこのこ戻ってきて 返す言葉も見つからないまま 僕は帰るのさ 並べながら飛び跳ねながら 「御託 帰宅」
ぼんやり光の城ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治寺岡呼人・ゆず工場の煙は今日も白く空へ昇り あれが雲を作ってんだって本気で思ってた  飛行場のそばのいつもの帰り道 何とかって言う名前の有料高速道路さ  あのぼんやり光の城は いつも夜になると現れて あっと言う間に通り過ぎてゆく あぁ いつもそうさ  工場の煙は今日も白く空へ昇り ぼんやり光の事なんかとっくの昔に忘れてんのさ  もうちょい先かな? もっと後ろかな? なんて思った頃に現れては消えるのさ  あのぼんやり光の城は いつも夜になると現れて あっと言う間に通り過ぎてゆく あぁ いつもそうさ  何度も何度もお目にかかっては 朝になると無くなってて 気になって気になってしかたがない城は あぁ 今日もぼんやりと
六角形ゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治いいですね そーゆーの  浮かれきった町は今日も平和な日常を 装いながら皆で同じ事で一喜一憂して  生まれついての性格に深くため息 別に嫌いじゃない 好きでもないけど  都合よく書き換えた記憶も曖昧だから 誰かを傷付けた事も美談に変換して  僕らはまた行ったり来たり繰り返し 気付けばこの有様 いつからこーなった  均整のとれた六角形 踏み固められた平均値 それを優秀な人材って言うんだって すでにワードセンスは一般論 コンプライアンスを身にまとって 嘘偽りなくそつなく生きていこう いいですね そーゆーの  古くさい話は古いモン同士でやりな 今となれば化石同然て消えて行くんだろう  行く先もまだ決めきれないまま燻って 失敗したらこう言うの 不徳の致すところ  いびつな形の六角形 振り分けられたパラメーター 突出した部分はそりゃカッケー君の個性 すり替わってしまった問題点 多分そうゆう事じゃないんだって 君は君で君を探していけばいい  君の声を聞かせて 本当の事を教えて 僕らのあるべき場所を日々残せ すり替わってしまった問題点 多分そうゆう事じゃないんだって 君は君で君を探していけばいい いいですね そーゆーの  いいですね そーゆーの
ゆめまぼろしゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治須藤優・ゆず誰もが皆 聞く耳閉じた ワタシハシリマセンと 見え透いたデタラメが今日もまかり通ってく 真実が知りたくて旅に出たアンタは 一体どこで彷徨っているのだろう  おざなりの賞賛で 腹を満たす君にゲンナリ うわべだけの素敵な関係性 もういいや  大体は夢さ いくつも叶えられっこない だからこそ夢さ 抱えきれないほどの夢を見ていたい  はるか遠く決めつけられた偽りのゴールは せっせと同じレールの先にあるとゆう 君のその隠している内に秘めたナイフは 結局チラつかせないまま眠ってゆく  戻れない時を一秒ごとに過ごしている 残された時をただ垂れ流すだけだなんて ごめんだ  簡単な事さ 上手くやりたい様にやるだけ 下天相比(げてんをくらぶって) 如夢又似幻(ゆめまぼろしのごとくなり)  世間でトラブって泣いているのはお前だけじゃない だからこそ夢さ 抱えきれないほどの夢を見続けよう ゆめまぼろしの如くなり
イセザキゆずゆず岩沢厚治岩沢厚治ゆず真っ暗な有隣堂 夜はちょいと不気味ね 疲れた 顔ばっか 関内駅へと急ぐ  終電も過ぎれば そこはホストだらけさ 行き場をなくした似たもの同士の町  モール内には露天商がいくつも軒を連ねて 花売りのハス向かいに座った 誰もが自分の居場所を求め彷徨い続けてた 笑っちゃうな  イセザキ町にいろいろ忘れてきた そんな気がして 足を止めた 行く先々で思い出してしまうんだよ 夜中の景色の イセザキの町を  靴磨きのおばあちゃん お好み焼きの屋台 花売りの兄さんと姉さん ステーキ屋のマスター  同じ時の中 僕たちは居た みんなもうここには居ないや って そりゃそうか  野毛のなじみで仲間と一杯引っ掛けてる時に 僕に気づいた紳士がこう言った 『君のことは桜木町で歌ってた頃から知ってるよ』 ……そりゃ人違いだ  憧れだけで夢を見れたあの頃 もう戻れない そう思った あじろの裏の路地でタバコを吸った さぁウチへ帰ろう 夜が明ける前に  イセザキ町にいろいろ忘れてきた それは紛れもなく あの日の僕だった 行く先々で思い出してしまうんだろう 夜中の景色の イセザキの町を
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