みなみらんぼう作詞の歌詞一覧リスト  55曲中 1-55曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
酔いどれ女の流れ歌八代亜紀八代亜紀みなみらんぼうみなみらんぼう山本寛之酔いどれ女が 今夜もひとり 酒場でグラスを 抱いている まつげを濡らして ほれた男に 命をかけて 流れ流れた 夜の川 男は もういない  酔いどれ女が ルージュをかめば さすらい暮しの 流れ舟 まぶたを 下るよ 消えた男にゃ 未練はないが 冷たいグラスに ふるさとが せつなく ゆれるのさ  酔いどれ女の 行きつく先は 知っちゃいないさ 夜泣き鳥 寝ぐらも ないのに 雨に濡れながら くちずさむ唄は 酔いどれ女の流れ歌 巷の風の歌 酔いどれ女の流れ歌 巷の風の歌
三女・おさがり節加藤梓(NHK東京児童合唱団)加藤梓(NHK東京児童合唱団)みなみらんぼうみなみらんぼう石原眞治上のねえさん キラキラ長女 二番ねえさん いぶし銀 そしてあたしは ボロボロ三女 泣いて笑って 泣いて笑って おさがり節 シンデレラみたいに 新品のドレスを 毎日着られる 夢を見る 靴はブカブカ ズボンはきつい シャツのポッケは破れてる これが三女の宿命だよと ぐっとこらえてぐっとこらえて おさがり節  家計第一 おしゃれは第二 それが我家の おきてなの ほんのときどき ピカピカルック 他はたいてい 他はたいてい おさがり節 一人っ子みたいに 新品の洋服 毎日着られる 夢を見る 三女の気持 わかっちゃいない だれに言っても笑うだけ だけどあたしは くよくよしない 破れかぶれの破れかぶれの おさがり節 おさがり節
酔いどれ女の流れ歌吉幾三吉幾三みなみらんぼうみなみらんぼう成田訓雄酔いどれ女が 今夜も一人 酒場でグラスを 抱いている 睫を濡らして 惚れた男に 生命を預けて 流れ流れた夜の川 男はもういない  酔いどれ女が ルージュを噛めば さすらい暮しの 流れ舟 まぶたをくだるよ 消えた男にゃ 未練はないが 冷たいグラスに故里(ふるさと)が 切なく揺れるのさ  酔いどれ女の 行き着く先は 知っちゃいないさ 夜鳴鳥 ねぐらもないのに 雨に濡れながら 口ずさむ歌は 酔いどれ女の流れ歌 巷の風の歌 酔いどれ女の流れ歌 巷の風の歌
青春二人づれ西田敏行西田敏行みなみらんぼう山本寛之ゆがんだガラスで のぞいたみたいな ひしゃげた僕の 青春だから 地図も持たずに 歩いてきたのさ あしたの風は東か西か ポケットにわずかな想い出と希望 あたたかい涙は君のために流そう 二人で行こうか 肩よせあって 君に出逢って やさしくなれたよ  誰も一人じゃ 歩いてゆけない ふれあう肩の ぬくもりしみた 君もずいぶん 苦労をかさねて 曲りくねって歩いてきたね 髪の毛に かすかな湯上りの香り だきしめたその夜は星空のパノラマ 二人で行こうか 肩よせあって 君に出逢って やさしくなれたよ
クマのぬいぐるみ井上侑井上侑みなみらんぼうみなみらんぼうぼくはクマのぬいぐるみ ひとつ腕がちぎれそう 耳がやぶけてそこから 白いわたが のぞいている  そうさ古いぬいぐるみ 5年前のクリスマス パパのサンタクロースが 君のために買ってきた  それからずっと仲良しで いつもいっしょに眠ってた だけど今日からぼくなしで ひとりで眠れる 少し淋しくて ちょっと悲しくて とてもうれしいよ  ぼくはクマのぬいぐるみ 笑えないししゃべれない だけどずっと友だちさ 淋しい時は ママがわり  君はぼくをよくかんだ そしてほおり投げもした なのに泣き虫の君は いつも死ぬほど抱きしめた  ある日田舎へ行く時は 一緒でなくっちゃいやだって ただをこねていたあの日が きのうのようだね 少し淋しくて ちょっと悲しくて とてもうれしいよ
山口さんちのツトム君川橋啓史川橋啓史みなみらんぼうみなみらんぼう山口さんちのツトム君 このごろ少し変よ どうしたのかナ 広場で遊ぼうって言っても 絵本を見せるって言っても いつも答は同じ 「あとで」 つまんないナァ  山口さんちのツトム君 このごろ少し変よ どうしたのかナ 大事にしていた三輪車 お庭で雨にぬれていた けさは元気になったかナ 「おはよう」 返事がない  山口さんちのツトム君 田舎へ行ってたママが 帰ってきたら たちまち元気になっちゃって 田舎のおみやげ持ってきた つんだばかりのイチゴ チョッピリ すっぱいね
ユミちゃんの引越し~さよならツトム君~川橋啓史、大塚佳子川橋啓史、大塚佳子みなみらんぼうみなみらんぼう今日はユミちゃんがね 遠い町へ引越しだよ ぼくはママと二人で お別れに来たんだよ オテンバのくせにね ユミちゃんの目は涙色 ぼくは男の子だからね ママ 泣かないんだよね  (ツトム君 さよなら さよなら ツトム君) むこうへついたらね きっと手紙を書いてよね 全部ひらがなで書けば ぼくも読めるからね お正月になったら ユミちゃんの家にいくんだ ぼくはこづかいをためてね ママ 会いにいくんだよ  お正月になったら ユミちゃんの家にいくんだ ぼくはこづかいをためてね ママ 会いにいくんだよ
川はだれのもの?滝沢侑子・タンポポ児童合唱団滝沢侑子・タンポポ児童合唱団みなみらんぼうみなみらんぼう悠木昭宏山に 降った 雨の しずく 岩を すべり 落ちて やがて 細い 川となった 川は 森で 生まれた 川は だれのもの? 住んでる 魚のものかしら? それとも 雨のものかな? 森の ものだろうか?  村を くだり 町を流れ 川は 海を 目ざす 鳥が あそぶ 虹が かかる 人の 希望 燃えたつ 川は 誰のもの? 岸辺の 緑のものかしら? それとも 鳥のものかな? 人の ものだろうか?  いいえ どの川も 誰の ものでもありません 生きてる すべてのものです 川は みんなのもの 川は みんなのもの
クマのぬいぐるみ福村亮治福村亮治みなみらんぼうみなみらんぼう柳田ヒロぼくはクマのぬいぐるみ ひとつ腕がちぎれそう 耳がやぶけてそこから 白いわたが のぞいている  そうさ古いぬいぐるみ 5年前のクリスマス パパのサンタクロースが 君のために買ってきた  それからずっと仲良しで いつもいっしょに眠ってた だけど今日からぼくなしで ひとりで眠れる 少し淋しくて ちょっと悲しくて とてもうれしいよ  ぼくはクマのぬいぐるみ 笑えないししゃべれない だけどずっと友だちさ 淋しい時は ママがわり  君はぼくをよくかんだ そしてほおり投げもした なのに泣き虫の君は いつも死ぬほど抱きしめた  ある日田舎へ行く時は 一緒でなくっちゃいやだって ただをこねていたあの日が きのうのようだね 少し淋しくて ちょっと悲しくて とてもうれしいよ
虫歯のこどもの誕生日吉田紀人吉田紀人みなみらんぼうみなみらんぼう千代正行あしたの朝は ボクの誕生日 ママがつくった かわいいケーキに ローソクをたてて ともだちをよんで 甘いお茶をのもう ブドウ バナナやアイスクリームも たくさん食べれるな だけどボクは虫歯がいたい あしたになったら なおるかな カガミのまえで口を開けたら 虫歯の虫が大戦争 ボクは アー もう駄目だ  虫歯がいたいよ ボクの誕生日 悪いことなどしていないのに 神様助けて これから毎日 歯をみがきます ママがいいます 物を食べたら すぐ歯をみがきなさい だけどボクにゃ前歯がないよ 虫歯の虫に食べられた いつになったら はえてくるのか 残りの虫歯も大戦争 ボクは アー もう駄目だ  だけどボクにゃ前歯がないよ 虫歯の虫に食べられた いつになったら はえてくるのか 残りの虫歯も大戦争 ボクは アー もう駄目だ
ウイスキー・ドリームみなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼうオー ウイスキー ドリーム 回れよ回れ 俺の風車 芝居が終わった ピエロみたいだよ 俺の悲しみが 消えてしまうまで 回れよ回れ 酔いどれて回れ せめて この世の女たちよ 男を優しく つつんでおくれ 女なしでは 男は駄目さ 最後はあんたの 切り札が怖い オー ウイスキー ドリーム  オー ウイスキー ドリーム 回れよ回れ 俺の星空よ 幻想のようだ 部屋の灯り消せば お前の涙さ 泣くのはお止しよ 回れよ回れ 酔いどれて回れ いつも この世の女たちは 泣けば明日が 晴れると思う 男が悪い 女も悪い だけど最後の切り札はあんたさ オー ウイスキー ドリーム オー ウイスキー ドリーム
コートにスミレをみなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼうまだ肌を刺す北風が 君の髪の毛を 胸の想いを 語るように 乱しては過ぎる なんて辛い恋の終わりか 言葉も少なく 愛のかけらを 重ね合っても 空しく崩れる コートにスミレの花ひとつ さり気なく差して 君は小さな肩をすぼめ 坂を降りて行く  まだ春浅い丘の道 枯れた草を踏んで 風の隙間を 歩いて行こう さよならを言わず なんて淋しい恋の終わりか 信じていながら 愛を大事にすればするほど ふたりは離れる コートにスミレの花ひとつ さり気なく差せば 燃えて咲くには早すぎた 紫が淡く  なんて淋しい恋の終わりか 信じていながら 愛を大事にすればするほど ふたりは離れる コートにスミレの花ひとつ さり気なく差せば 燃えて咲くには早すぎた 紫が淡く
嗚呼あけぼの荘みなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼう二日酔いには酒がいいと 悪い友達がいう 痛む頭にたえかねて 一杯やったら これが意外 心浮きうきスッキリ 明るい未来に さあさ張切りもう一杯 器量三分体が七分 そんな女だけれど 電話をしたら土曜なのに敵も一人ぼっち そうさ君と さしつさされつ飲みたいね 出かけに一本 ウイスキーを買って来てくれ  野菜いためをドテンとおき 食べなきゃ駄目という メシは山盛り酒は駄目ともう女房気取り こんなはずじゃなかったのに後の祭り ねえ今夜あたし 泊ってってもいいかしら そしてこうして二年二ヶ月 あけぼの荘で過ぎた 相も変らぬ女出入りに 彼女もあきれて とうとう五月 酔ったついでの痴話喧嘩 お前みたいな 夢のない女は出てゆけ  あけぼの荘の年も明けて 年賀状が八枚 雪の国から見慣れた字の 女の便り 『私去年いい人を見つけて 結婚したわ あんたみたいな図ボラじゃないわ』 やたら淋しいくせになぜか ほのぼの涙あふれて こいつあ春から縁ぎがいい あの娘にカンパイ そこでやはり飲むにゃ 女がいて欲しい 向いの部屋のチョイト年増の女を誘う
酔いどれ女の流れ唄みなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼう酔いどれ女が今夜も一人 酒場でグラスを抱いている 睫を濡らして ほれた男に 命を預けて 流れ流れた夜の川 男はもういない  酔いどれ女が ルージュを噛めば さすらい暮らしの流れ舟 目蓋をくだるよ 消えた男にゃ 未練はないが 冷たいグラスに故里が 切なく揺れるのさ  酔いどれ女の 行きつく先は 知っちゃいないさ夜泣き鳥 寝倉もないのに 雨に濡れながら 口ずさむ歌は 酔いどれ女の流れ歌 巷の風の歌 酔いどれ女の流れ歌 巷の風の歌
もしもある日俺がみなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼうもしもある日俺が 山で死んだら ザイル仲間のお前に 遺言をたのむ 親父を訪ねてくれ そして伝えてくれ 人間らしく最後まで あきらめなかったと 母に話してくれ 笑って逝ったと いつも心は母さんの そばにいたから 苦しくなんかなかった 星くず抱きしめて 夢見るように眠ったと だから泣かないでと  俺がいなくても 妻よ嘆くな お前なしでこの俺が 山で生きたから 愛に包まれた 日々は今もここに 銀の指輪に口づけを 俺は満ち足りた  ザイル仲間には形見のハンマーを 岩で叩いて響かせろ 俺にとどくまで 俺にとどくまで
途上にてみなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼう風が激しく吹いている 愚かな昔みだらにすぎて 道は途上で夢も破れた そんな昔はまぼろしか 風よ運べ燃える思いを 火を放て俺の心に  過ぎ去るものは過ぎ去ればいい 流れるものは流れてゆけ 命あるものは生きていればいい 酒があるなら飲み明かせばいい 風よ運べ燃える思いを 火を放て俺の心に  風よ運べ燃える思いを 火を放て俺の心に
哀しみのバザールみなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼう路地裏で買った安物の 青いトルコ石の指輪には 無理に削られたイニシャル 誰かの愛の古い傷跡  降りそそぐ 陽ざしの街角には 日曜日のバザールが立ち並び 思い出も明日の夢も 埃にまみれていきそう  追いかけりゃ逃げる影のような 夢を追いかけてこの街に なぜか懐かしいさびしさを 抱きしめながら歩いてみたよ  芝居をやろう調子の外れかけた 音楽やバザールのざわめきが 愛のない男の胸に 虚ろなさざなみのよう
都会みなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼう夕暮れの街角で 人込みに紛れたら わたしのちっぽけな 悲しみのありかなど 笑い声や音楽や 車の音にかき消され まるで嘘みたいだとショーウインドウが歪む それでも涙はちゃんと流れてきて やり場のない孤独が どっと押し寄せてくる  愛のない優しさは 酔わないアルコール にぎりしめていたはずの 夢は 傷つきやすい 胸に降りつもり いくつものちいさな 砂漠をつくる ブルースが聞こえた 少年の頃のように 見えない扉を なんども押すしぐさ
空飛ぶ鯨の話みなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼうある朝ある町で鯨が空を飛んでた 海よりも広い大空 夢を求めて飛び立った 昔の森の中には鯨が暮らしていた しあわせの花の咲いてた森で楽しく遊んでた  いつか時代(とき)の流れに押し流されて 海に沈んだ可愛そうな鯨  今では海でさえ鯨は暮らせなくて せっせと羽根を作って狭い波間を飛び出した  話は五十年経った後の出来事 宇宙には夢が広がる だけど地上は荒れ果てる みんなはある町の窓から鯨を見た 大空が暗くなるほど鯨で空は埋(うず)まった  いつか人の流れに押し流されて 空に飛び立つ可愛そうな鯨  その日の昼過ぎに哀れな鯨の群れは つぎつぎに撃ち落されて 魂だけが飛んで行った
向こう岸に行きたいみなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼう川の流れを見つめ 女が言った 向こう岸まで 私を連れていって 向こう岸には きっといいことあるわ あんたと二人で 幸せになりたい 流れは深く速く もちろん橋はないし 男は眉をひそめ 別れようかと思う 川原の風は寒く 女は洟をかんで もう帰ろうよと 涙声で言った  男が煙草くわえ 女がマッチをする 風にあおられて 火はすぐ消えて 最後のマッチ一本 女は蓋を閉じた 全部消えたらいやよと 口をとがらせ言った 別れ話をいつか 切り出すことも忘れ 男は始めから やり直そうと思う 川原の風は寒く 男はマフラーを 女の細い肩に そっと回してやった  別れ話をいつか 切り出すことも忘れ 男は始めから やり直そうと思う 川原の風は寒く 男はマフラーを 女の細い肩に そっと回してやった
山遊歌みなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼうまたいつか 会おうね あの山に 花が咲く頃 サンカヨウやキヌガサソウが 風に揺れて 呼んでる 水の流れ 雲の流れ あの日はみんな 輝いていた 野の花のように 自由で  またいつか 行こうね あの峰に 雲がわく頃 燃えるモミジ 旅立つ鳥に 声もなく 立ち尽くし 夢は流れ 時は流れ あの日は二度と 戻らないけど 春はすぐ巡り 来るから  水の流れ 雲の流れ あの日はみんな 輝いていた 野の花のように 自由で
花紀行みなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼう春に愛が芽ばえ 夏の青空に咲いた 秋に花びらは散って 冬は涙も凍った 花は巡り 人は巡り そしていつかまた春が来る 花は巡り 人は巡り 愛する人にまた巡り会うだろう  花の便りが来た 一人ぼっちの部屋にも 元気いっぱいの緑 心洗われていく 花は巡り 人は巡り そしていつかまた春が来る 花は巡り 人は巡り 愛する人にまた巡り会うだろう  山に花が咲いた 空に手を伸ばすように 昨日洋服を買った 明日旅に出て行く 花は巡り 人は巡り そしていつかまた春が来る 花は巡り 人は巡り 愛する人にまた巡り会うだろう
みなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼう誰もこの道を通さないという 雨も風も岩も怒ったように 立ちはだかっている だけどこの俺は 行かなくちゃならない なんのためなのか 分からないけれど 行かなくちゃならない  やりたいことは残さずやったか 友だちはいるか 安らぎはあるか 人を愛したか 夢のカケラはポケットの中で 迷子になったか髪は白くなり道は果てしなく  たのむから俺がどこにいるのやら 神様よちょっと教えておくれ人生はどこだ もう少しだけ歩いて行けたなら 光るいただきに着きそうじゃないか霧よ晴れてくれ  誰もこの道を 通さないという 雨も風も岩も 怒ったように 立ちはだかっている だけどこの俺は 行かなくちゃならない なんのためなのか 分からないけれど 行かなくちゃならない 行かなくちゃならない 行かなくちゃならない
道程みなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼうこの道を行くだけ 地図とパンとピッケル 狭霧深き岩の道を 歩き続けてここに来た 幾たびも迷った ある時は立ち尽くし 途方にくれ絶望 でも友だちがそばにいた  泣き笑い悲しみ また喜び歩く それでもなおたどり着かぬ それを人生と人は呼ぶ 千切れ雲のドラマよ 蒼き空をさすらって 満天の星月夜 生きているのが分かるだろう  道程ははるかに 神の峰に続いてる 旅立ちのときは今 青春はまだ終わらない
やまぐちさんちのツトムくんGOLD LYLIC童謡・唱歌GOLD LYLIC童謡・唱歌みなみらんぼうみなみらんぼう山口さんちのツトム君 このごろ少し変よ どうしたのかナ 広場で遊ぼうって言っても 絵本を見せるって言っても いつも答は同じ 「あとで」 つまんないナァ  山口さんちのツトム君 このごろ少し変よ どうしたのかナ 大事にしていた三輪車 お庭で雨にぬれていた けさは元気になったかナ 「おはよう」 返事がない  山口さんちのツトム君 田舎へ行ってたママが 帰ってきたら たちまち元気になっちゃって 田舎のおみやげ持ってきた つんだばかりのイチゴ チョッピリ すっぱいね
山口さんちのツトム君GOLD LYLIC斎藤こず恵GOLD LYLIC斎藤こず恵みなみらんぼうみなみらんぼう山口さんちのツトム君 このごろ少し変よ どうしたのかナ 広場で遊ぼうって言っても 絵本を見せるって言っても いつも答は同じ 「あとで」 つまんないナァ  山口さんちのツトム君 このごろ少し変よ どうしたのかナ 大事にしていた三輪車 お庭で雨にぬれていた けさは元気になったかナ 「おはよう」返事がない  山口さんちのツトム君 田舎へ行ってたママが 帰ってきたら たちまち元気になっちゃって 田舎のおみやげ持ってきた つんだばかりのイチゴ チョッピリ すっぱいね
僕は3丁目の電柱ですこおろぎ'73こおろぎ'73みなみらんぼうみなみらんぼう千代正行僕は3丁目の電柱です 雨の日風の日 町角に立ち 通りを見てます ながめています 夕焼お空はいわし雲 僕の背中に一番星が出た ちっちゃな女の子が信号渡ります そろそろ灯りをつけましょうね  僕は3丁目の電柱です 5年と6ヶ月 立っています 花屋のチエちゃんと 同じ年です バラの香りがする朝に 僕は始めて この町に来ました それから町の人と仲良くなって 今ではすっかり顔なじみ  隣りの町からやってきて 道に迷った人がそばにきて 僕のおなかで番地を調べます そうですここは3丁目 僕は3丁目の電柱です
虹の切符山野さと子山野さと子みなみらんぼうみなみらんぼう石原眞治昔遊んだ あの広場 今はもう なくなった あの思い出は 星になった 夕焼空の 彼方 大人になったら 虹を渡れると 思っていた 雨あがりはいつも ずっと  夢はいつから迷子なの 風にとばされてった 君と出逢って 優しくなった 夢のつばさが 生えた 涙がフンワリ 水色の風せん 明日はもっと ふくらんでゆけと 祈る  一人ぼっちの 淋しい日 ほほえみを ありがとう 愛する人は まだいないけど 巡り逢えそうな 明日  大人はみんな 子供のつづき 虹の切符が 心にあるなら いつか  大人はみんな 子供のつづき 虹の切符が 心にあるなら いつか
中日ドラゴンズ・ファンファーレ~応援歌(わが中日ドラゴンズ)ワーナーパイオニア少年少女合唱団ワーナーパイオニア少年少女合唱団みなみらんぼう藤家虹二燃えさかる男の 炎をかざして 戦うわれらの 若き戦士たち 嵐を呼べ今の 君たちは龍だ 勝利はすぐそこに わが中日ドラゴンズ  光る汗のしずく たち向かう魂 力の限りの 男は美しい 稲妻の速さで 駆け抜ける打球 轟く歓声は わが中日ドラゴンズ
蜃気楼のように桃井かおり桃井かおりみなみらんぼう吉川忠英吉川忠英忘れかけていた 古い映画の ラストシーンのような 甘い気だるさ あなたを愛した 短い日々は 雨の日に咲いた バラの悲しみ 振り返って見れば 優しい愛の日 少女の夢をまだ 抱きしめていた 今はもうずいぶん 遠くまできた 昨日の恋など しんきろうみたいだ くよくよしないで やってくわ 明日になったら 忘れてしまう  忘れてゆくでしょう あなたと私 指のぬくもりや 涙の熱さ 愛を二人で 引き止めたけど 過ぎ去るものには もう無駄な呼びかけ 過ぎ去るものには もう無駄な呼びかけ
フワフワ・WOW・WOW石川セリ石川セリみなみらんぼう樋口康雄樋口康雄今朝はとても気分がいい 空は青く光がまぶしい 手の届きそうな白い綿雲 私はなぜかフワフワ・WOW・WOW  久しぶりに歩きましょう 川のほとり緑の小径を なんにもないけど心うきうき 私はなぜかフワフワ・WOW・WOW  バスケットに春がいっぱい 摘んだ花を笹舟と流し 今日一日はちょうちょになって 私はなぜかフワフワ・WOW・WOW  この気持ちをあげましょうか せめて半分寂しいあなたに 坂道登ってもうひとまわり 私はなぜかフワフワ・WOW・WOW 私はなぜかフワフワ・WOW・WOW
クマのぬいぐるみ吉岡雄介(東京放送児童劇団)吉岡雄介(東京放送児童劇団)みなみらんぼうみなみらんぼうぼくはクマのぬいぐるみ ひとつ腕がちぎれそう 耳がやぶけてそこから 白いわたがのぞいている  そうさ 古いぬいぐるみ 五年前のクリスマス パパのサンタクロースが 君のために買ってきた  それからずっと仲良しで いつもいっしょに眠ってた だけど今日からぼくなしで ひとりで眠れる 少し淋しくて ちょっと悲しくて とてもうれしいよ  ぼくはクマのぬいぐるみ 笑えないし しゃべれない だけどずっと友だちさ 淋しい時はママがわり  君はぼくをよくかんだ そして放り投げもした なのに泣き虫の君は いつも死ぬほど抱きしめた  ある日 田舎へ行く時は 一緒でなくっちゃいやだって だだをこねていたあの日が きのうのようだね 少し淋しくて ちょっと悲しくて とてもうれしいよ
通り雨みなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼう千代正行雨に降られてしかたないから お茶を飲んだの 駅前の店で 思いがけないこともあるのね ここであなたと遇うなんて もう何年になるかしら別れてから ねえ 眩しそうにみるのはやめてよ あの日の出逢いも はげしい雨ね 夢のつづきに いるみたい  雨がやんだらすぐに帰るわ 別にいそいだ用事もないけれど だめよお酒を飲みにゆくなんて 世間話はここでしましょう  あのアパートはとっくに引っ越したわ そうね 一人歩きの似合うのが悲しい きっとはげしい雨のいたずら 通り過ぎれば虹がでる  もっと友達になれたらよかったわ ほら わるい癖よ溜め息をつくなんて あの日の出逢いも はげしい雨ね 夢のつづきに いるみたい
夢の切符みなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼう石原眞治いのちが産まれた海の 優しい家族のドラマ 君の涙 君の勇気 君の瞳が見つめてる 夢のカケラを 手放さないで しあわせ行きの 切符だから 未来行きの 列車が来たら 涙をふいて 飛び乗ろう  地球に生きてる限り みんなで一つの家族 見つめ合って 認め合って 励まし合って 歩こうよ 夢のカケラを 手放さないで しあわせ行きの 切符だから 未来行きの 列車が来たら 涙をふいて 飛び乗ろう  雨あがりは 虹だから君の涙もいつか 虹のような星になるさ 今が我慢のしどころさ 夢のカケラを 手放さないで しあわせ行きの 切符だから 未来行きの 列車が来たら 涙をふいて 飛び乗ろう  夢のカケラを 手放さないで しあわせ行きの 切符だから 未来行きの 列車が来たら 涙をふいて 飛び乗ろう
瞳の海みなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼう石原眞治遥か彼方の海を 君は見つめていた 空と海がひとつにとけて 憧れにつづく場所を 時代は風のたわむれに漂い 夢は幾度も 波間にくずれた されど君の瞳の海よ 青く青く輝け  むかし戦があった さとうきびの丘で 夢があるなら 少年よ急げ 年老いてしまわぬうちに 時代は風のたわむれにただよい 夢は幾度も 波間にくずれた されど君の瞳の海よ 青く青く輝け  時代は風のたわむれにただよい 夢は幾度も 波間にくずれた されど君の瞳の海よ 青く青く輝け
ポケットに夏の日みなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼうチト河内ポケットに夏の砂が 遠い海の匂いを運ぶよ 一つまみの光る太陽 けむるように こぼれて落ちたよ 時を忘れた あの頃の二人 君と僕 そして夏の海 今はもう涙の中 透き通る風の色  ポケットの夏の日々は 風の中にこぼれて消えたよ 一つまみの悲しみさえ 君もいつか 僕も忘れるだろ そっとさよなら 僕の夏の日々よ 戸惑いと愛と苦さと 優しさの中でいつか 暮れてゆく青春  そっとさよなら 僕の夏の日々よ 戸惑いと愛と苦さと 優しさの中でいつか 暮れてゆく青春
夏のページみなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼう石原眞治夏はひとりぼっちに見えた 子供たちの夏休みが終わって さわさわと風わたるお花畑 君の胸の痛みはとれたろうか  すり減ったスニーカー 片方だけころがってる バンガローの入り口 もうきっと君の足には 小さすぎてはいらない 夏のページ  夏が列車に乗って帰る うつむいてるヒマワリに内緒で 摘みとったホウセンカの 甘い夏は 君の手から未来に はじけたろうか  澄みきった湖 光り浴びて空をすべる 赤トンボのまぶしさ もう君は振り返らない 胸のなかに匂いたつ 夏のページ  澄みきった湖 光り浴びて空をすべる 赤トンボのまぶしさ もう君は振り返らない 胸のなかに匂いたつ 夏のページ
乾きゆく夏みなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼう萩田光雄とうもろこし畑を 乾いた風が 吹き抜けて夏はゆく 愛を置き去りに 燃えた後の灰のような 寂しすぎる心の中に 目を閉じれば白い波が 音をたてて押し寄せる 強すぎる光で 君の笑顔が 泣いてるように見える 渚の写真  カレンダーをめくれば そこはもう秋 歩き出そう顔を上げ 明日を見つめ 燃えた夏のあつい砂が 胸の中で冷たくなれば 君もやはり 小麦色に焼けた素肌も色あせて ピンで止めた君の 写真がいつか 丸くめくれていたのに 気づかなかった  燃えた夏のあつい砂が 胸の中で冷たくなれば 君もやはり 小麦色に焼けた素肌も色あせて とうもろこし畑に 秋が来る頃 君も僕の涙も 乾いてゆくだろう
誕生みなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼう若草恵病院の廊下を歩く 靴音が乾いて響く 僕が生まれて 大人になって 恋をして結ばれた そしてもうすぐ僕達の 新しい生命が生まれる  これから生まれる子供は 21世紀に向う その日子供は20才になって 何を想うことだろう 愛と自由と勇気ある 人生を送れますように  母親になる妻は 短い月日の中で 少女から妻へ そして母へ 少しずつ旅を続けて 前よりずっとたくましく ちょっぴりきれいになった  父親になるということは やはり神のおぼしめし 心の準備といってもただ 酒を飲んで祈るだけ どうぞ元気でつつがなく うぶ声をあげますように  どうぞ元気でつつがなく うぶ声をあげますように
みなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼう若草恵寄せては返す 波の音も 恋が終われば 泣いているよう 楽しい日々も 過ぎてゆけば ため息ばかりの波の音さ 明日はきっと 歩き始めるさ だから今日だけは 波に身をゆだねて あなたの名前を つぶやいたら ほんの少しだけ 哀しみが増えた  手さぐりしても 千切れた愛は 風が散らした 足跡のようさ 過ぎゆくとき季節は 淋しいものさ だから今日だけは 波に身をゆだねて あなたの名前を もう一度だけ つぶやいてそっと さよならをしよう
夜が明けてしまうからみなみらんぼう・山本陽子みなみらんぼう・山本陽子みなみらんぼうみなみらんぼう若草恵やめておきなよ 泣き出すふりは 涙じゃなんにも 戻ってこないさ お互いそんなに 子供じゃないから 別れの分別も わかっていいさ 夜が明けてしまうから もっと強く抱きしめて 哀しみは あとできっと 風が運んでゆくだろう  間違いじゃないさ 二人の出逢いは 愛してこんなに めぐり逢えたよ 淋しい気持ちも 半分ずつなら 重くはないだろう 旅立つ身でも 夜が明けてしまうから もっと強く抱きしめて 哀しみは あとできっと 風が運んでゆくだろう  夜が明けてしまうから もっと強く抱きしめて 哀しみは あとできっと 風が運んでゆくだろう
風見鶏こっち向いた西田敏行西田敏行みなみらんぼう山本寛之山本寛之ほほえみが 似合いの 君なのに 今日はなぜ うつむいて 丘の上見える 風見鶏 あっち向いた 午後の風 青春はしんきろう あこがれはまぶしい 悲しみは裏返し ジグザグのパズル 風見鶏 こっちを向く頃 君はすこし 大人になるだろう  教室の窓から ボンヤリと 今日も君 眺めてた 丘の上見える 風見鶏 空は晴れ 西の風 青春は迷い道 やさしさのはぐれ雲 しあわせはつかの間の 虹のようなドラマ 風見鶏 こっちを向く頃 君はすこし 大人になるだろう
居酒屋「すずらん」渚ゆう子渚ゆう子みなみらんぼうみなみらんぼう千代正行細い路地を抜ければそこは 急に人通りも少なくなるけど すぐにわかるわ「すずらん」という店よ 暖簾に白く花のぬいとり 店は古くてお客もまばらよ だけどきっと来てね話したくなったら  嬉しい話もたまにはあるわ だけどいつもなぜか湿った話ばかり 縁切り話やだまされて死ぬだとか そんな女や男が来るわ そうねたとえば世間の吹き溜り だけどそこがいいの楽しいこともあるわ  苦い酒ならたくさんあるわよ 私も飲んだわお客といっしょに ずっとこの町を出たことないのに ずいぶん世間を歩いたみたいよ  そんな私と会いたくなったら いつでもおいでなさい 居酒屋「すずらん」に
酔いどれ女の流れ歌森本和子森本和子みなみらんぼうみなみらんぼう酔いどれ女が 今夜も一人 酒場でグラスを 抱いている 睫を濡らして 惚れた男に 生命を預けて 流れ流れた夜の川 男はもういない  酔いどれ女が ルージュを噛めば さすらい暮らしの 流れ舟 まぶたをくだるよ 消えた男にゃ 未練はないが 冷たいグラスに故里(ふるさと)が 切なく揺れるのさ  酔いどれ女の 行き着く先は 知っちゃいないさ 夜鳴鳥 ねぐらもないのに 雨に濡れながら 口ずさむ歌は 酔いどれ女の流れ歌 巷の風の歌 酔いどれ女の流れ歌 巷の風の歌
時計を見ないで松方弘樹・安倍里葎子松方弘樹・安倍里葎子みなみらんぼうみなみらんぼう(女)時計を見ないで 私の目を見てよ (女)夢なんか見ないで 今だけ考えて (男)今しあわせなら 明日なんかくれてやる (男)くるおしいほど 燃えてみようよ (男)短い人生  (男)踊ろう (男女)朝まで (女)踊りましょう (男女)二人で (男女)あなたの他に 何も見えない (男女)愛しか見えない  (男)時計を見ないで 口唇合せたら (男)過去なんか見ないで 今だけ考えて (女)今のしあわせが あふれてこぼれるから (女)逃がさないでよ もっと私を (女)だきしめて強く  (男)踊ろう (男女)朝まで (女)踊りましょう (男女)二人で (男女)あなたの他に 何も見えない (男女)愛しか見えない  (男)踊ろう (男女)朝まで (女)踊りましょう (男女)二人で (男女)あなたの他に 何も見えない (男女)愛しか見えない 
絵描きの部屋古谷一行古谷一行みなみらんぼう寺尾聡表通りの角の酒屋に ブチの大きな犬がいる 俺の酒を買いにゆくお前は いつもそれにおびえてた 夕日がななめに差し込む部屋で ボンヤリ俺は昔を思う 窓を開けても半分だけしか 世間のみえないこんな暮しに おさらばしようか  書いても売れぬキャンバスばかり 絵具の臭いがたち込めて 古い毛糸をほぐしてるお前の 名前をポツリ呼んでみる 夕日がななめに差し込む部屋の 陽やけたたみがそこだけ赤い こうして二年かあと三年か もうすぐ暮れゆく町の片すみ 二人は影ぼうし
さすらい人のように古谷一行古谷一行みなみらんぼう東郷和声雨の降る真夜中は 想い出の揺りかごで 遠い旅に出かける さすらい人のように まるで昨日のように 古い想い出が 鮮かな絵となってよみ返ってくる あなたの白いうなじに 揺れてる長い黒髪 かすかな匂いさえもがかぎとれるよう 雨の降る真夜中は 想い出の揺りかごで 遠い旅に出かける さすらい人のように  悪いことはなんにも なかったけれど 巡りあわせがいつもちぐはぐでした 知らずに風が描いた 砂の上の絵のようです 移ろいやすい二人の季節はめぐる 雨の降る真夜中は 想い出の揺りかごで 遠い旅に出かける さすらい人のように
バラの花束松原のぶえ松原のぶえみなみらんぼうみなみらんぼう愛に挫けて 街を離れた 別れもいわずに 部屋をとび出した 古里に戻って バラを育てた 家族に隠れて 泣いてばかりいた  母は静かに 私に呟いた バラにも相手の 気持ちが分かる  優しくならなきゃ 花はいじける まして愛など 実りはしない 涙だけでは バラは咲かない あなたなしでは 私も生きられない  日傘を回して 母が手を振る 涙の中で 父がうるんでゆく 古里の駅は 一人ぼっちで 笑う人泣く人 ただ見つめている  バラの花束 指先にまだ 愛のトゲが 刺ったままで  なのにこんなに 優しくなれた こんどはきっと 愛を離さない 涙で育てた バラの花束 胸にかかえて あなたの待つ街へ  あなたの待つ街へ
帰郷みなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼうバスを降りた僕の故里 夏の草に覆われ 老いた父母迎えてくれた 庭に赤いほうずき 積もる話のひだに わずかの酒がしみたのか ひじを枕に老いた父は 軽いいびきをたててる  幼馴染みが訪ねて来て 昔の僕の部屋で パズルみたいに 思い出の糸 たぐり寄せてはつなぐ 時の流れに任せて ずいぶん遠くに来たものだ あの日抱いた熱い望みは 茂る夏草にまぎれて  明日の朝はバスに揺られて 故里を出て行く 父や母や愛する友を 捨てて行くのはなぜだろう こんな別離を幾度もくり返すこの僕は やはり淋しい時代の中でも親不幸なのだろう やはり淋しい時代の中でも親不孝なのだろう
星うらないキラキラ少年少女合唱団みずうみ少年少女合唱団みずうみみなみらんぼうみなみらんぼうおとこだったら おひつじざ いつもげんきでちからもち ちょうどクラスのてつやくん かれはみんなのまとめやく  しがつうまれのおうしざは すきなあいてにごようじん かにざあたりのこがいたら うまくいくかも しれないね  ゆかいなひとはふたござで ちょっとうつりぎゆかりちゃん ししざうまれのいいんちょう にねんれんぞくいいんちょう  どりょくしだいでおとめざは あたまよくなるこがおおい センスいいのはてんびんざ じしんかじょうにきをつけて  もえるめをしたさそりざは ひろしくんだよよくもてる ぼうけんずきないてざ やぎざうまれはガマンぼし  ちゅうとはんぱがだいきらい ぼくのパパですみずがめざ いつもあまいよぼくのママ うおざうまれのおひとよし
友をたずねてみなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼう千代正行遠き友を訊ね バスを降りた町は 波の音も間近な 小さなさびれた港 日焼けた笑顔の君は 土地の言葉で話す 君は僕の荷物を みんな両手にかかえてさ 窓を全部開けた 座敷にあぐらをかいて 釣ったばかりの魚を 囲んで昔を語れば めっきり弱くなったなんて 淋しいことは言うなよ 明日の朝は舟で 島をめぐってみようぜ  もっと長く居ろと 君の家族は言うけど さよなら友よ 今度は笑顔を土産に来るさ 遠く離れて行くんだね 流れる日々のすき間に 両手を伸ばしてみても 君にはもう届かないよ 君にはもう届かないよ
回転木馬みなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼう十九だったあの頃は 君はまだ化粧もなく 売れもしない歌を僕は書いては 君に聞かせたっけ 長い髪を肩までたらし 君と僕は見つめ合うだけ それだけでしあわせだった 若き日の僕たち二人  人生は回転木馬 歓びも悲しみもみんな 時の壁の中に  埋もれてゆく  小さな部屋で心だけは大空のように ふくらんでいた 夜を明かし語り合った ボードレールやアルチュールランボー 季節は巡り いつの日か 震えながら花は散って 冷たくなった想い出を抱えては旅に出た  人生は回転木馬 歓びも悲しみもみんな 時の壁の中に 埋もれてゆく  人生は回転木馬 歓びも悲しみもみんな 時の壁の中に 埋もれてゆく
別れのバスみなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼう千代正行もう泣かないで さよならしましょう 最終のバスが すぐ駅を出ます もう少し僕が 大人だったなら 君を幸せに できたかもしれない  やさしさが 風に遠ざかる 何もかも 言葉にならずに バスに駆け込んだ時には 心さえ 千切れてゆきそう  別れの言葉に 涙ぐむ君に バスは遠ざかる 悲しみにふるえて 虚ろな窓には 激しく雨が降る 心の痛みを 洗い流すように  さよならを そっとつぶやいたよ 過ぎていった 愛の暮らしに 二人は互いに歩いてゆく 今日の日に 立ち止まれないから  ララララ…
ウィスキーの小瓶みなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼうみなみらんぼうウィスキーの小瓶を口に運びながら 涙と思い出を肴にして 酔いつぶれてしまいたいなどと 思っているこの僕を 貴女が見たら子供のようだと きっと僕を笑うでしょうね わかっていながら飲む男の気持ちなど 貴女は知りもせず  列車の窓に僕の顔が写る なんてみじめな姿なんだろう 戯れだと思っていた恋に 打ちのめされてしまうなんて こうして誰もが大人になってゆく そんな話をどこかで聞いたっけ 人間同士の辛い別れという劇を 僕が演じている  こうして誰もが大人になってゆく そんな話をどこかで聞いたっけ 人間同士の辛い別れという劇を 今 僕が演じている
酔いどれ女の流れ唄加藤登紀子加藤登紀子みなみらんぼうみなみらんぼう酔いどれ女が 今夜もひとり 酒場でグラスを 抱いている まつげを濡らして 惚れた男に 生命を預けて 流れ流れた夜の川 男はもういない 酔いどれ女が ルージュをかめば さすらい暮しの 流れ舟  まぶたを下るよ 消えた男にゃ 未練はないが 冷たいグラスにふるさとが 切なく揺れるのさ 酔いどれ女の 行き着く先は 知っちゃいないさ 夜鳴鳥[よなきどり] ねぐらもないのに 雨に濡れながら 口ずさむ唄は 酔いどれ女の流れ唄 巷の風の唄 酔いどれ女の流れ唄 巷の風の唄
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