LIVE REPORT

04 Limited Sazabys ライヴレポート

04 Limited Sazabys ライヴレポート

【04 Limited Sazabys ライヴレポート】 『04 Limited Sazabys 10th Anniversary Live』 2018年4月29日 at 横浜アリーナ

2018年04月29日@横浜アリーナ

撮影:ヤオタケシ、Viola Kam (V'z Twinkle)/取材:荒金良介

2018.05.12

今年結成10周年を迎えた04 Limited Sazabysが初の東名阪アリーナツアーを開催! そのツアー初日となった横浜アリーナ公演はバンドの到達点にして、新たな出発点と言える最上級のライヴパフォーマンスを見せつけた。

“いままでは先輩たちが作った道を歩いていたけど、ここからは自分たちで道を作る”とGEN(Vo&Ba)は言い切った。その発言からも彼らは生涯・挑戦者たる意志を忘れていないことを痛感した。俺たちはまだまだこのキャパで収まるバンドじゃない、もっと見たい景色があるんだ、と。今年結成10周年を迎え開催された初の東名阪アリーナツアー初日から、威風堂々たるステージでアリーナとスタンドにぎっしり埋まった観客をひとり残らず歓喜の渦に巻き込んだ。

冒頭曲「fiction」で始まると、レーザー光線、スモーク、火柱など特効も使いながらも、あくまで楽曲の魅力でぐいぐいと聴く者を引っ張っていく。血が滾る2ビートで攻める「My HERO」、ポップチューン「happiness」、アリーナを銀河のごとき幻想的な空気に変えた「midnight cruising」など、多彩な曲調もこの大舞台で一段と輝きを増していた。中盤に入ると、BLUE ENCOUNTの田邊駿一(Vo&Gu)を迎えて「climb」、続けてgo!go!vanillasの牧 達弥(Vo&Gu)を招いて「Warp」を披露し、10周年という祝祭感に満ちたコラボに会場も大沸騰。それから「Buster call」、「monolith」と加速度を上げ、ライヴ初解禁となった「夕凪」にも心の芯をギュッと掴まれてしまった。

ライヴを観終え、第二章の幕開けと言わんばかりの猛烈な勢いと10年という蓄積を経た奥深い表現力を同時に感じさせた今回のショーを観て、ここから描くフォーリミの新たなストーリーがますます楽しみになってきた。

撮影:ヤオタケシ、Viola Kam (V'z Twinkle)/取材:荒金良介

04 Limited Sazabys

フォーリミテッドサザビーズ:2008年に名古屋にて結成。15年4月に1stフルアルバム『CAVU』で日本コロムビアよりメジャーデビュー。17年2月11日には初の日本武道館ワンマンライヴを即日完売と大成功を収めた。バンド結成10周年を迎える18年、4月7日&8日には地元・名古屋にて3回目となる自身主催の野外イベント『YON FES 2018』、4月から5月にかけてはバンド初の東名阪アリーナツアーの開催が決定している。

SET LIST 曲名をクリックすると歌詞が表示されます。試聴はライブ音源ではありません。

  1. 1

    1.fiction

  2. 3

    3.knife

  3. 10

    10.Any

  4. 12

    12.me?

  5. 16

    16.Buster call

  6. 21

    21.milk

  7. 23

    23.swim

  8. 25

    <ENCORE>

  9. 26

    Squall

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