LIVE REPORT

LOUDNESS ライヴレポート

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【LOUDNESS ライヴレポート】 『Special Live 2017 ~ATLANTIC YEARS~ "MILESTONE"』 2017年12月28日 at EX THEATER ROPPONGI

2017年12月28日@ EX THEATER ROPPONGI

撮影:牛澤滋由貴/取材:荒金良介

2017.12.31

ヘヴィメタルの覇者・LOUDNESSが80年代のアトランティック時代にリリースした名盤『THUNDER IN THE EAST』『LIGHTNING STRIKES』『HURRICANE EYES』の3枚を主軸にした一夜限りのプレミアムなライヴを行なった。

約30年前の楽曲群を今のバンドサウンドでさらに強靭に響かせ、それに多くの観客が狂喜乱舞! 世界にいち早く飛び出した先駆者の名曲群を存分に楽しめるともあって、その頃に青春時代を過ごした熱心なファンから若い世代まで詰めかけ、会場は異様な活気に満ちていた。

長髪ウィッグに白の革ジャン&ブーツに身を包んだ二井原実(Vo)、高崎 晃(Gu)、山下昌良(Ba)、鈴木政行(Dr)が出揃うと、「CRAZY NIGHTS」でスタート。それから「LIKE HELL」「LET IT GO」などを披露し、“どの曲も飛び道具ばかりで”と二井原が苦笑いしながら述べると、“速い曲いきますよ!”と告げて「BLACK STAR OBLIVION」をプレイ。心臓直撃のヘヴィネスな音色に興奮したあと、さらにスペインのフェスで急遽やったところすごくウケが良かったという「ROCK THIS WAY」へとつなぐ。ミドルテンポの重厚な曲調も腹にズシリと響いた。

そして、キャッチーなリフが印象的な「ROCK'N ROLL GYPSY」、味わい深いバラード曲「SO LONELY」で本編を締め括ると、観客の期待に応えるように再びステージに戻って来た4人。するとアンコール1発目は2018年1月に出る新作『RISE TO GLORY』から「SOUL ON FIRE」が飛び出し、二井原の生気漲る野太いヴォーカル、加えて高崎のエッジ際立つリフと鬼神のごとき高速ソロパートに悶絶するばかり。ラストは「IN THE MIRROR」「CRAZY DOCTOR」「S.D.I」のキラーチューン3連打で襲い掛かってくる。燃え盛る火玉のようなエネルギーを放出し、観客の度肝を抜く鉄壁のショーを完遂した。リリース後の3月からは新作のレコ発ツアーも始まるので、こちらにも期待したい!

撮影:牛澤滋由貴/取材:荒金良介

SET LIST 曲名をクリックすると歌詞が表示されます。試聴はライブ音源ではありません。

  1. 1

    1.Crazy Nights

  2. 2

    2.Like Hell

  3. 3

    3.Heavy Chains

  4. 4

    4.We Could Be Together

  5. 5

    5.Clockwork Toy

  6. 6

    6.Shadows Of War

  7. 7

    7.Let It Go

  8. 8

    8.Black Star Oblivion

  9. 9

    9.Who Knows

  10. 10

    10.Face To Face

  11. 11

    11.This Lonely Heart

  12. 12

    12.In My Dreams

  13. 13

    13.Rock This Way

  14. 14

    14.Rock'n Roll Gypsy

  15. 15

    15.So Lonely

  16. 16

    <ENCORE>

  17. 17

    1.SOUL ON FIRE

  18. 18

    2.In The Mirror

  19. 19

    3.Crazy Doctor

  20. 20

    4.S.D.I.

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