野狐禅の歌詞一覧リスト  42曲中 1-42曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
あじさい隣の学生 ギター 本当に上手になった プロにでもなるつもりかな ギター 本当に上手になった ここはひとつ僕は出かけようか もっとダイナミックに弾くがいいぞ 都合よく外は雨降り このアホタレのせめて上半身コウモリで隠して歩こう  あじさいに頭突きかまされて 涙の理由さえ忘れた あじさいに頭突きかまされて 涙の意味さえ忘れた  酔っ払ってるように見えるかな? でもこれはそうじゃなくて 雨粒の隙間をすり抜けていくような そんなイメージのステップなんだよ 踏切のあたりまで行ったら 折り返そうかな どうしようかな 「このままどっかに消えちまえ!」 気にしないでね 独り言、独り言…  あじさいに頭突きかまされて 涙の理由さえ忘れた あじさいに頭突きかまされて 涙の意味さえ忘れた野狐禅竹原ピストル竹原ピストル隣の学生 ギター 本当に上手になった プロにでもなるつもりかな ギター 本当に上手になった ここはひとつ僕は出かけようか もっとダイナミックに弾くがいいぞ 都合よく外は雨降り このアホタレのせめて上半身コウモリで隠して歩こう  あじさいに頭突きかまされて 涙の理由さえ忘れた あじさいに頭突きかまされて 涙の意味さえ忘れた  酔っ払ってるように見えるかな? でもこれはそうじゃなくて 雨粒の隙間をすり抜けていくような そんなイメージのステップなんだよ 踏切のあたりまで行ったら 折り返そうかな どうしようかな 「このままどっかに消えちまえ!」 気にしないでね 独り言、独り言…  あじさいに頭突きかまされて 涙の理由さえ忘れた あじさいに頭突きかまされて 涙の意味さえ忘れた
あほみたい夕立は私のつむじを三連符で小突いて 全てを忘れさせるような 思い出させるような  あほみたい ほーみーたい あほみたい ほーみーたい  雑踏に消えて行く 君の後ろ姿を 内緒話のように ひそひそ話のように じっと見つめていた  あほみたい ほーみーたい あほみたい ほーみーたい野狐禅竹原ピストル竹原ピストル夕立は私のつむじを三連符で小突いて 全てを忘れさせるような 思い出させるような  あほみたい ほーみーたい あほみたい ほーみーたい  雑踏に消えて行く 君の後ろ姿を 内緒話のように ひそひそ話のように じっと見つめていた  あほみたい ほーみーたい あほみたい ほーみーたい
えいえいおーと泣くのです喉を詰まらせた掃除機みたい うー うー うー 唸ってばかり  首のひん曲がったギターみたい どうにもこうにも 調子っ外れてばかり  えいえいおー えいえいおー えいえいおーと泣くのです えいえいおー えいえいおー えいえいおーと泣くのです  君にもう一度 ぼくの本当の 走り方を みせてやりたくってよ  君にもう一度 ぼくの本当の 声を聴かせてやりたくってよ  えいえいおー えいえいおー えいえいおーと泣くのです えいえいおー えいえいおー えいえいおーと泣くのです野狐禅竹原ピストル竹原ピストル喉を詰まらせた掃除機みたい うー うー うー 唸ってばかり  首のひん曲がったギターみたい どうにもこうにも 調子っ外れてばかり  えいえいおー えいえいおー えいえいおーと泣くのです えいえいおー えいえいおー えいえいおーと泣くのです  君にもう一度 ぼくの本当の 走り方を みせてやりたくってよ  君にもう一度 ぼくの本当の 声を聴かせてやりたくってよ  えいえいおー えいえいおー えいえいおーと泣くのです えいえいおー えいえいおー えいえいおーと泣くのです
僕が抱くおびただしい数の 疑問の答えは風の中だと云う  かえらぬこと 死にゆくこと すべて つまりは同じと したり顔で云う  僕の大好きな 僕の大好きな あの娘は胸の中  無駄に生きた時間(とき)を返せなどと 野暮たいことでも言いたくなると云う  僕の大好きな 僕の大好きな あの娘は胸の中 すべては風の中野狐禅濱埜宏哉濱埜宏哉GENTA・野狐禅僕が抱くおびただしい数の 疑問の答えは風の中だと云う  かえらぬこと 死にゆくこと すべて つまりは同じと したり顔で云う  僕の大好きな 僕の大好きな あの娘は胸の中  無駄に生きた時間(とき)を返せなどと 野暮たいことでも言いたくなると云う  僕の大好きな 僕の大好きな あの娘は胸の中 すべては風の中
カモメ僕はもう疲れきってしまってね 部屋のカーテンを 全部閉めきったんだよ 僕はもう疲れきってしまってね ダンボール箱の中に 閉じこもったんだよ  青を塗って 白を塗って 一息ついてから 最後に僕の気持ちを塗った 空の絵を描いていたつもりが 海みたいになってしまって ひらきなおって カモメを描いた  僕はもう疲れきってしまってね 部屋のカーテンを 全部閉めきったんだよ 僕はもう疲れきってしまってね ダンボール箱の中に 閉じこもったんだよ  君との思い出を書いて 君への感謝の気持ちを書いて 一息ついてから 最後に僕の本当の気持ちを書いた 遺書を書いていたつもりが ラブレターみたいになってしまって 丁寧に折りたたんで 君に渡した野狐禅竹原ピストル竹原ピストル僕はもう疲れきってしまってね 部屋のカーテンを 全部閉めきったんだよ 僕はもう疲れきってしまってね ダンボール箱の中に 閉じこもったんだよ  青を塗って 白を塗って 一息ついてから 最後に僕の気持ちを塗った 空の絵を描いていたつもりが 海みたいになってしまって ひらきなおって カモメを描いた  僕はもう疲れきってしまってね 部屋のカーテンを 全部閉めきったんだよ 僕はもう疲れきってしまってね ダンボール箱の中に 閉じこもったんだよ  君との思い出を書いて 君への感謝の気持ちを書いて 一息ついてから 最後に僕の本当の気持ちを書いた 遺書を書いていたつもりが ラブレターみたいになってしまって 丁寧に折りたたんで 君に渡した
キッズリターン今日の君のTシャツの色からして 夕陽に涙を擦りつけているような不思議な気持ちになったよ ゆるゆると流れる景色の中で君はすべてを察したのか 無言のまま  10年ぶりの2人乗り 人様の自転車がキイキイと泣いています 僕は無性に確かなものに触れたくなって 例えば君の背中に思い切り頭突きしながら  人生を考える まだ始まってもいない これから始めるんだと 人生を考える 這いつくばった回数で勝負だと 立ち上がった回数で勝負だと  君がロクにブレーキを使わないもんだから 自転車ごと思い出に吸い込まれていくような不思議な気持ちになったよ ここはかつて馬鹿2人が古今東西ゲームのように 軽快にテンポよくお互いの夢を語り合った場所だ  10年ぶりのこの公園で 蹴飛ばしたブランコがキイキイと泣いています 僕は無性に確かなものに触れたくなって 例えば君の肩に思い切りアイアンクローしながら  人生を考える まだ始まってもいない これから始めるんだと 人生を考える 這いつくばった回数で勝負だと 立ち上がった回数で勝負だと野狐禅竹原ピストル竹原ピストルGENTA・野狐禅今日の君のTシャツの色からして 夕陽に涙を擦りつけているような不思議な気持ちになったよ ゆるゆると流れる景色の中で君はすべてを察したのか 無言のまま  10年ぶりの2人乗り 人様の自転車がキイキイと泣いています 僕は無性に確かなものに触れたくなって 例えば君の背中に思い切り頭突きしながら  人生を考える まだ始まってもいない これから始めるんだと 人生を考える 這いつくばった回数で勝負だと 立ち上がった回数で勝負だと  君がロクにブレーキを使わないもんだから 自転車ごと思い出に吸い込まれていくような不思議な気持ちになったよ ここはかつて馬鹿2人が古今東西ゲームのように 軽快にテンポよくお互いの夢を語り合った場所だ  10年ぶりのこの公園で 蹴飛ばしたブランコがキイキイと泣いています 僕は無性に確かなものに触れたくなって 例えば君の肩に思い切りアイアンクローしながら  人生を考える まだ始まってもいない これから始めるんだと 人生を考える 這いつくばった回数で勝負だと 立ち上がった回数で勝負だと
気付けなかったよ、ごめんね私の場合 ため息をつく度に 幸せが舞い込んで来たような気がするよ だって私がため息をつく度に あなたが優しく励ましてくれたから  だから私はしばしば わざとため息をついた ちっとも切なくないのに わざとため息をついた だから私はしばしば わざとため息をついた あなたの優しさに触れたいがために わざとため息をついた  あぁ‥‥ あなたのため息には気付けなかったよ、ごめんね  あぁ‥‥ 気付けなかったよ、ごめんね野狐禅竹原ピストル竹原ピストル私の場合 ため息をつく度に 幸せが舞い込んで来たような気がするよ だって私がため息をつく度に あなたが優しく励ましてくれたから  だから私はしばしば わざとため息をついた ちっとも切なくないのに わざとため息をついた だから私はしばしば わざとため息をついた あなたの優しさに触れたいがために わざとため息をついた  あぁ‥‥ あなたのため息には気付けなかったよ、ごめんね  あぁ‥‥ 気付けなかったよ、ごめんね
君の瞳は何を見てるの君の瞳は何を見てるの? 輝く未来を見据えてるの? 胸いっぱいの空気を吐いたらどんな魂が出してくるの? 君の瞳は何を見てるの? 僕の姿は映っているの? きらびやかな都会の片隅でどんな野望を抱いてきたの?  世捨て人きどりの風来坊や ずる賢い革命家のように したたかに生きてゆけない僕ら こうして耐えてきたじゃない  歩いてゆこう 街を越えるまで 歩いてゆこう 翼が無いから 歩いてゆこう 疲れ果てるまで 歩いてゆこう ここに未来は無いから  君の瞳は何を見てるの? 心細さを隠しきれないの? 遠くなる面影を抱き眠れと言うの? あこがれは邪魔なだけのしがらみだと言うの?  独りになるのは誰だって怖いから 道のりはためらいがちになるけど 自分を騙してゆけない僕ら こうして生きてきたじゃない  歩いてゆこう 街を越えても 歩いてゆこう 翼が無いから 歩いてゆこう 疲れ果てたとしても 歩いてゆこう 未来はまだ遠いから  走ってゆこう 息が切れても 走ってゆこう 時間がないから 走ってゆこう じっとしてられないから 走ってゆこう ずっと未来を目指しているんだ野狐禅濱埜宏哉濱埜宏哉GENTA・野狐禅君の瞳は何を見てるの? 輝く未来を見据えてるの? 胸いっぱいの空気を吐いたらどんな魂が出してくるの? 君の瞳は何を見てるの? 僕の姿は映っているの? きらびやかな都会の片隅でどんな野望を抱いてきたの?  世捨て人きどりの風来坊や ずる賢い革命家のように したたかに生きてゆけない僕ら こうして耐えてきたじゃない  歩いてゆこう 街を越えるまで 歩いてゆこう 翼が無いから 歩いてゆこう 疲れ果てるまで 歩いてゆこう ここに未来は無いから  君の瞳は何を見てるの? 心細さを隠しきれないの? 遠くなる面影を抱き眠れと言うの? あこがれは邪魔なだけのしがらみだと言うの?  独りになるのは誰だって怖いから 道のりはためらいがちになるけど 自分を騙してゆけない僕ら こうして生きてきたじゃない  歩いてゆこう 街を越えても 歩いてゆこう 翼が無いから 歩いてゆこう 疲れ果てたとしても 歩いてゆこう 未来はまだ遠いから  走ってゆこう 息が切れても 走ってゆこう 時間がないから 走ってゆこう じっとしてられないから 走ってゆこう ずっと未来を目指しているんだ
金属バット幸せと不幸せを紙コップに入れて 割り箸でかき混ぜて 吐き気をこらえて一気に飲み干した ねえ神様 喜びと悲しみをせめてかわりばんこにしてくれよ 僕はうすうす気づいてるぜ あんたはいないんだ  「楽になれよ」とささやく声 「耳を貸すな」と怒鳴り声 勝手にしやがれと見上げた空は青、殺したいくらいに‥‥  野に咲く花にカメラをかまえれば 「そんな事をしたら、散る事ができないじゃないか」だとよ きれいごとはうんざりだ 「くそったれ!」ふすまを殴りつけ 貫いた拳の先に暮らしがへばりつく  優しさを漁る両手と 立ち上がる事を拒む両足 ぶざまな泣き顔で見上げた空は青、殺したいくらいに‥‥  金属バットを振り上げる 青年の影がゆれる野狐禅竹原ピストル竹原ピストルGENTA・野狐禅幸せと不幸せを紙コップに入れて 割り箸でかき混ぜて 吐き気をこらえて一気に飲み干した ねえ神様 喜びと悲しみをせめてかわりばんこにしてくれよ 僕はうすうす気づいてるぜ あんたはいないんだ  「楽になれよ」とささやく声 「耳を貸すな」と怒鳴り声 勝手にしやがれと見上げた空は青、殺したいくらいに‥‥  野に咲く花にカメラをかまえれば 「そんな事をしたら、散る事ができないじゃないか」だとよ きれいごとはうんざりだ 「くそったれ!」ふすまを殴りつけ 貫いた拳の先に暮らしがへばりつく  優しさを漁る両手と 立ち上がる事を拒む両足 ぶざまな泣き顔で見上げた空は青、殺したいくらいに‥‥  金属バットを振り上げる 青年の影がゆれる
首をかしげて....いよいよ物語もクライマックスにさしかかった頃 すっかり忘れてしまっていた作りかけの押し花だ 本を閉じて溜め息ふたつ  木漏れ日はまず くの字に曲がった猫を 木漏れ日は次に僕の想いを順番にマダラにしていって 不意にこみあげて来たカテゴライズできないこの感情に僕は 首をかしげて....  ようやく押し花も完成したころに すっかり忘れてしまった そこまでの物語だ 本を閉じて溜め息ふたつ  木漏れ日はまず くの字に曲がった猫を 木漏れ日は次にぼくの想いを順番に置き去りにしていって 不意にこみあげて来たカテゴライズできないこの感情に僕は 首をかしげて....野狐禅竹原ピストル竹原ピストルGENTA・野狐禅いよいよ物語もクライマックスにさしかかった頃 すっかり忘れてしまっていた作りかけの押し花だ 本を閉じて溜め息ふたつ  木漏れ日はまず くの字に曲がった猫を 木漏れ日は次に僕の想いを順番にマダラにしていって 不意にこみあげて来たカテゴライズできないこの感情に僕は 首をかしげて....  ようやく押し花も完成したころに すっかり忘れてしまった そこまでの物語だ 本を閉じて溜め息ふたつ  木漏れ日はまず くの字に曲がった猫を 木漏れ日は次にぼくの想いを順番に置き去りにしていって 不意にこみあげて来たカテゴライズできないこの感情に僕は 首をかしげて....
ぐるぐるその四角い囲みからは 今にも希望が溢れんばかり 卒業アルバムの中の自分の個人写真から 思わず目を逸らしてしまいます あまりの切なさに「遺影!遺影!」などと奇声を発しつつ スキップを踏めば 焼酎の空き瓶ふんづけて 仰向けにドサリとぶっ倒れました  くるぶしを蚊に刺されたときのようなやるせなさを ニコチンタールでコーティングされた胸一杯に吸い込めば 僕とこの街との絆みたいな 生暖かい夜風がカーテンをトントン叩きます  涙があふれて 涙がこぼれ落ちそうになって ガムテープで顔面をぐるぐるにする 涙は感情の墓場だぜ ガムテープで顔面をぐるぐるにする  桜のアーチをくぐり抜けてから  一体どのくらいの年月が流れたんだろう うまいこと思い出せねぇや いや 思い出したところで何のメリットもありません パンパンに膨らんだ東京23区推奨ごみ収集袋を窓際に積み上げれば ほら見たことか 未来まで半透明にぼやけてしまいました  夜明けが嫌い 夕暮れが嫌いと ダダをこね アホ丸出しのハムスターみたいに 空っぽの24時間をカラカラと回転させれば その遠心力に耐えきれず 真夜中の体育座りが千切れ飛び 夜空はそれを無表情に吸い込んでゆくのです  言葉(うた)があふれて 言葉(うた)がこぼれ落ちそうになって ガムテープで顔面をぐるぐるにする 言葉(うた)は感情の墓場だぜ ガムテープで顔面をぐるぐるにする野狐禅竹原ピストル竹原ピストルその四角い囲みからは 今にも希望が溢れんばかり 卒業アルバムの中の自分の個人写真から 思わず目を逸らしてしまいます あまりの切なさに「遺影!遺影!」などと奇声を発しつつ スキップを踏めば 焼酎の空き瓶ふんづけて 仰向けにドサリとぶっ倒れました  くるぶしを蚊に刺されたときのようなやるせなさを ニコチンタールでコーティングされた胸一杯に吸い込めば 僕とこの街との絆みたいな 生暖かい夜風がカーテンをトントン叩きます  涙があふれて 涙がこぼれ落ちそうになって ガムテープで顔面をぐるぐるにする 涙は感情の墓場だぜ ガムテープで顔面をぐるぐるにする  桜のアーチをくぐり抜けてから  一体どのくらいの年月が流れたんだろう うまいこと思い出せねぇや いや 思い出したところで何のメリットもありません パンパンに膨らんだ東京23区推奨ごみ収集袋を窓際に積み上げれば ほら見たことか 未来まで半透明にぼやけてしまいました  夜明けが嫌い 夕暮れが嫌いと ダダをこね アホ丸出しのハムスターみたいに 空っぽの24時間をカラカラと回転させれば その遠心力に耐えきれず 真夜中の体育座りが千切れ飛び 夜空はそれを無表情に吸い込んでゆくのです  言葉(うた)があふれて 言葉(うた)がこぼれ落ちそうになって ガムテープで顔面をぐるぐるにする 言葉(うた)は感情の墓場だぜ ガムテープで顔面をぐるぐるにする
駅前の 痩せた木の下で 大好きなタバコに 僕は火をつける 大きな息を 白く吐き出して 僕は嫌なこと ひとつ 忘れる  借りっぱなしの 古い約束を あわただしい日々で 擦り減らして この都会に 何があるのか そんなことさえも わからなくなる  遠く 遠く 遠く 離れていても この胸の痛み 消えないから きっと独りでも 平気だよね  君に似た声を いつか聞いたよ 喧騒の駆け抜けた ほんの静寂に  駅前の 痩せた木の下で 桃色の粒を 僕は見つけたよ 狂い咲いた 夢か 涙か 僕は君のこと ひとつ 忘れる野狐禅濱埜宏哉濱埜宏哉野狐禅駅前の 痩せた木の下で 大好きなタバコに 僕は火をつける 大きな息を 白く吐き出して 僕は嫌なこと ひとつ 忘れる  借りっぱなしの 古い約束を あわただしい日々で 擦り減らして この都会に 何があるのか そんなことさえも わからなくなる  遠く 遠く 遠く 離れていても この胸の痛み 消えないから きっと独りでも 平気だよね  君に似た声を いつか聞いたよ 喧騒の駆け抜けた ほんの静寂に  駅前の 痩せた木の下で 桃色の粒を 僕は見つけたよ 狂い咲いた 夢か 涙か 僕は君のこと ひとつ 忘れる
札幌処刑台叩きつけるだけ叩きつけて 後は机の上に放り投げたままの ノードブック3冊分のかつての情熱共に 今日はやけに後ろめたさを覚えます 滲んでゆく視界に右腕をかじってみたのですが なかなかどうして うまいこと奮い立ちません 夜明けとため息はとにかく相性が悪く 強烈な葛藤が大雑把な輪郭の薄い影を 一気に塗り潰してゆきます そして僕は 肋骨の凹凸を指でなぞりながら アルバイトを休む口実をあれこれ思案しているのです  心臓を鼓動させて 血液を循環させて そんでそれが一体どうした? 絶望を鼓動させて 激情を循環させてナンボの 人生ではなかったか?  てめえでてめえの首根っこひっ掴んで 13階段を引きずり上げていくような 馬鹿げた春夏秋冬のちょっど突き当たり 家賃3万8千円の札幌処刑台にぶら下がっている夢で首を括って いっそ 生きてやろうと思った  歌声は飲み屋の姉ちゃんをひっかけてきた酔っ払いの胸を虚しくすり抜けて 見るも無残 週末のフォーク小屋の壁にぶち当たって木端微塵に砕け散るのです 滲んでゆく視界に頬を一発引っ叩いてみたのですが なかなかどうして うまいこと奮い立ちません ヤケ酒とため息はとにかく相性が悪く 強烈な葛藤が胡散臭いビルのエレベーターを一気に塗り潰してゆきます そして僕は 夜明けの繁華街に何故かすっぴんの母ちゃんを連想しながら このしょぼっくれた連日連夜を正当化するための 口実をあれこれ思案しているのです  一丁前に飯を食らって 一丁前にクソを垂れて そんでそれが一体どうした? 絶望を喰らって 激情を吐き出してナンボの 人生ではなかったか?  てめえでてめえの首根っこひっ掴んで 13階段を引きずり上げていくような 馬鹿げた春夏秋冬のちょっど突き当たり チケットノルマ無しの札幌処刑台にぶら下がっている夢で首を括って いっそ 生きてやろうと思った野狐禅竹原ピストル竹原ピストル叩きつけるだけ叩きつけて 後は机の上に放り投げたままの ノードブック3冊分のかつての情熱共に 今日はやけに後ろめたさを覚えます 滲んでゆく視界に右腕をかじってみたのですが なかなかどうして うまいこと奮い立ちません 夜明けとため息はとにかく相性が悪く 強烈な葛藤が大雑把な輪郭の薄い影を 一気に塗り潰してゆきます そして僕は 肋骨の凹凸を指でなぞりながら アルバイトを休む口実をあれこれ思案しているのです  心臓を鼓動させて 血液を循環させて そんでそれが一体どうした? 絶望を鼓動させて 激情を循環させてナンボの 人生ではなかったか?  てめえでてめえの首根っこひっ掴んで 13階段を引きずり上げていくような 馬鹿げた春夏秋冬のちょっど突き当たり 家賃3万8千円の札幌処刑台にぶら下がっている夢で首を括って いっそ 生きてやろうと思った  歌声は飲み屋の姉ちゃんをひっかけてきた酔っ払いの胸を虚しくすり抜けて 見るも無残 週末のフォーク小屋の壁にぶち当たって木端微塵に砕け散るのです 滲んでゆく視界に頬を一発引っ叩いてみたのですが なかなかどうして うまいこと奮い立ちません ヤケ酒とため息はとにかく相性が悪く 強烈な葛藤が胡散臭いビルのエレベーターを一気に塗り潰してゆきます そして僕は 夜明けの繁華街に何故かすっぴんの母ちゃんを連想しながら このしょぼっくれた連日連夜を正当化するための 口実をあれこれ思案しているのです  一丁前に飯を食らって 一丁前にクソを垂れて そんでそれが一体どうした? 絶望を喰らって 激情を吐き出してナンボの 人生ではなかったか?  てめえでてめえの首根っこひっ掴んで 13階段を引きずり上げていくような 馬鹿げた春夏秋冬のちょっど突き当たり チケットノルマ無しの札幌処刑台にぶら下がっている夢で首を括って いっそ 生きてやろうと思った
さよならの唄今までぼくらが交わしてきた 色とりどりのさよならを 大学ノートに並べたら 貼り絵みたいで哀しいね  私はもう出会いたくない 私はもう一人ぼっちがいい そんな本音さえも打ち明けられる そんなあなたに出会えたらな  あの人は青だった あのこは赤だった あいつは茶色を装った銀色で あのヤローが意外にもオレンジ色だと知ったときは いい意味でほんとにビックリしたもんだよな  私はもう出会いたくない 私はもう一人ぼっちがいい そんな本音さえも打ち明けられる そんなあなたに出会えたらな野狐禅竹原ピストル竹原ピストル今までぼくらが交わしてきた 色とりどりのさよならを 大学ノートに並べたら 貼り絵みたいで哀しいね  私はもう出会いたくない 私はもう一人ぼっちがいい そんな本音さえも打ち明けられる そんなあなたに出会えたらな  あの人は青だった あのこは赤だった あいつは茶色を装った銀色で あのヤローが意外にもオレンジ色だと知ったときは いい意味でほんとにビックリしたもんだよな  私はもう出会いたくない 私はもう一人ぼっちがいい そんな本音さえも打ち明けられる そんなあなたに出会えたらな
さらば、生かねばならぬ歌で稼いだ金すべて酒に変えて 焦点の合わない目で君に別れを告げる 君は悲しむどころか「パンツぐらい履きなさい」と 意味も無く全裸の僕を笑っていたよ  愛しい人よ もしも僕が死んだら 僕の死体を指差して いつものように笑ってくれないか 「見て見て、バカがいるよ!」  さらば、生かねばならぬ さらば‥‥  君に貰ったハンカチで僕はケツを拭く 君に貰った優しさを「食えねえもんはいらねえ」と拒む 「結局、人間ってのは独りなんだよ」 そんな愚痴をこぼせたのはそばに君がいたからだ  愛しい人よ もしも僕が死んだら 僕の墓石の裏側に 落書きしておいてくれないか 君の似顔絵を  さらば、生かねばならぬ さらば‥‥野狐禅竹原ピストル竹原ピストルGENTA・野狐禅歌で稼いだ金すべて酒に変えて 焦点の合わない目で君に別れを告げる 君は悲しむどころか「パンツぐらい履きなさい」と 意味も無く全裸の僕を笑っていたよ  愛しい人よ もしも僕が死んだら 僕の死体を指差して いつものように笑ってくれないか 「見て見て、バカがいるよ!」  さらば、生かねばならぬ さらば‥‥  君に貰ったハンカチで僕はケツを拭く 君に貰った優しさを「食えねえもんはいらねえ」と拒む 「結局、人間ってのは独りなんだよ」 そんな愚痴をこぼせたのはそばに君がいたからだ  愛しい人よ もしも僕が死んだら 僕の墓石の裏側に 落書きしておいてくれないか 君の似顔絵を  さらば、生かねばならぬ さらば‥‥
東雲もしも今 この夜明けをどこかで共に迎えているのなら 東の空を見てごらん 朝焼けがきれいだよ 笑い声も淋しさも過ぎ去った物憂げな時間の中 あなたは今日も元気ですか?  僕はと言えば 移ろう景色の中 移ろう想いの中 旅路をはぐれ 僕の心は置き去りで 不意にこみ上げてきたあなたの笑顔が 忘れ物を届けてくれた気がしてたところ  あなたが刻んできた歴史に 僕は幾らかも触れられないけど だからこそ出会えたことが とても尊く思えるのだ  約束をしよう 小さな約束ひとつ そこには大それた夢なんて無くたっていい ただひとつ ただひとつ それを果たすために歩くんだ それを結んでゆくために歩くんだ  僕らの幸せっていったい どんなものなんだろう? あてどない そんな想いが 巡りあいゆくのでしょう  約束をしよう 小さな約束ひとつ いつか僕は胸を張って またあなたに会いにゆく それまではただ あるがままに 僕は僕を 研ぎ澄ませてゆくだけだ  そしていつか声も涙も枯れ果てて 糸くずみたいになったときは あなたの心のずっとずうっと奥深くに そっと結んでくれないか  約束をしよう 小さな約束ひとつ そこには大それた夢なんて無くたっていい ただひとつ ただひとつ それを果たすために歩くんだ それを結んでゆくために歩くんだ野狐禅濱埜宏哉濱埜宏哉もしも今 この夜明けをどこかで共に迎えているのなら 東の空を見てごらん 朝焼けがきれいだよ 笑い声も淋しさも過ぎ去った物憂げな時間の中 あなたは今日も元気ですか?  僕はと言えば 移ろう景色の中 移ろう想いの中 旅路をはぐれ 僕の心は置き去りで 不意にこみ上げてきたあなたの笑顔が 忘れ物を届けてくれた気がしてたところ  あなたが刻んできた歴史に 僕は幾らかも触れられないけど だからこそ出会えたことが とても尊く思えるのだ  約束をしよう 小さな約束ひとつ そこには大それた夢なんて無くたっていい ただひとつ ただひとつ それを果たすために歩くんだ それを結んでゆくために歩くんだ  僕らの幸せっていったい どんなものなんだろう? あてどない そんな想いが 巡りあいゆくのでしょう  約束をしよう 小さな約束ひとつ いつか僕は胸を張って またあなたに会いにゆく それまではただ あるがままに 僕は僕を 研ぎ澄ませてゆくだけだ  そしていつか声も涙も枯れ果てて 糸くずみたいになったときは あなたの心のずっとずうっと奥深くに そっと結んでくれないか  約束をしよう 小さな約束ひとつ そこには大それた夢なんて無くたっていい ただひとつ ただひとつ それを果たすために歩くんだ それを結んでゆくために歩くんだ
秋月物憂げな 秋の夜長は 目障りで 僕は 僕の人生を ふらり ふらり  妄想だけ 巡るばかりの 狭い部屋で 僕は 僕の人生を ふらり ふらり  「遠くに行きたいね」って ああ 君の 意味深なつぶやきは この胸の温度を 少し寝苦しく変えながら 虚しさと葛藤と消耗で 彩られた夜を そっと秋色に 馴染ませてゆきます  「遠くに行きたいね」って ああ 君の 意味深なつぶやきは この夢の輪郭を 少し色濃く変えながら 悔しさと淋しさと焦燥で 弾けそうな僕は そっと静寂に 溶け込んでゆきます  遠くに行きたいね いつか この光が 届くところへ  おぼろげな 夢をめぐりて 夜もすがら 僕は 僕の人生を ふらり ふらり野狐禅濱埜宏哉濱埜宏哉野狐禅物憂げな 秋の夜長は 目障りで 僕は 僕の人生を ふらり ふらり  妄想だけ 巡るばかりの 狭い部屋で 僕は 僕の人生を ふらり ふらり  「遠くに行きたいね」って ああ 君の 意味深なつぶやきは この胸の温度を 少し寝苦しく変えながら 虚しさと葛藤と消耗で 彩られた夜を そっと秋色に 馴染ませてゆきます  「遠くに行きたいね」って ああ 君の 意味深なつぶやきは この夢の輪郭を 少し色濃く変えながら 悔しさと淋しさと焦燥で 弾けそうな僕は そっと静寂に 溶け込んでゆきます  遠くに行きたいね いつか この光が 届くところへ  おぼろげな 夢をめぐりて 夜もすがら 僕は 僕の人生を ふらり ふらり
春夏秋冬君を引きちぎるのは もう何度目だろう? 公園へ続く下り坂を ゆるやかに駆け下りながら 空っぽの毎日をデタラメに当てつければ 枝垂れ桜の花びら 鮮やかに吹き飛んでゆきます  あの花には もう手が届くのに あの頃 描いてたものは 宙ぶらりんのまま  季節がそっと巡るだけ 焦りだけが日々埋めてゆく 叶える術など何一つ持たず それでもまだ僕はあがいてく  青春はとうに終わるのに 世迷言にまみれた僕の東京が暮れてゆきます  知らず挫折・苦悩にも馴染んでゆくようで 口癖のように「ダメだ、ダメだ」と繰り返しながら やつれきった夢に火をくべてみるけど 暮らしの中で白濁と共に儚く散ってゆきます  この街にも もう何年もいるのに この頃 つないでた日々は 誰かが踏みつけた夢の轍  季節がそっと巡るだけ 焦りだけが日々を埋めてゆく 叶える術など何一つ持たず それでもまだ僕はあがいてく 東京がどっと横たわる 有象無象 全て呑み込んでく 東京よ もっと輝いて 僕に夢を見せてくれよ  青春はとうに終わるのに 世迷言にまみれた僕の東京が暮れてゆきます野狐禅濱埜宏哉濱埜宏哉君を引きちぎるのは もう何度目だろう? 公園へ続く下り坂を ゆるやかに駆け下りながら 空っぽの毎日をデタラメに当てつければ 枝垂れ桜の花びら 鮮やかに吹き飛んでゆきます  あの花には もう手が届くのに あの頃 描いてたものは 宙ぶらりんのまま  季節がそっと巡るだけ 焦りだけが日々埋めてゆく 叶える術など何一つ持たず それでもまだ僕はあがいてく  青春はとうに終わるのに 世迷言にまみれた僕の東京が暮れてゆきます  知らず挫折・苦悩にも馴染んでゆくようで 口癖のように「ダメだ、ダメだ」と繰り返しながら やつれきった夢に火をくべてみるけど 暮らしの中で白濁と共に儚く散ってゆきます  この街にも もう何年もいるのに この頃 つないでた日々は 誰かが踏みつけた夢の轍  季節がそっと巡るだけ 焦りだけが日々を埋めてゆく 叶える術など何一つ持たず それでもまだ僕はあがいてく 東京がどっと横たわる 有象無象 全て呑み込んでく 東京よ もっと輝いて 僕に夢を見せてくれよ  青春はとうに終わるのに 世迷言にまみれた僕の東京が暮れてゆきます
少年花火買ったばかりのTシャツに穴があく 奴がロケット花火を打ち込んできたから おかえしに 一束まるごと線香花火に火をつけて ビー玉くらいの火の玉を 頭に落としてやる  少年花火 夏の夜に咲く 少年花火 夏の夜に散る  腹が立ったからと言って人を傷つけてはいけないよ でも 何を言われても ヘラヘラ笑っている僕よりは よっぽどマシだ 例えば 騒音を撒き散らし 走り抜けていく バイクの少年は 恥ずかしながら いつまでたっても 僕のヒーローなんだ  少年花火 夏の夜に咲く 少年花火 夏の夜に散る  公園のベンチで ウトウトしていたら 母ちゃんに首を締められる夢を見た 母ちゃんはいつも「いいかげん大人になりなさい」と僕に言うけど 安心してください 僕はもう彼らの輝きを直視できないダサい大人になれましたよ  何よりも 激しい光で 何よりも 激しい爆発音で 何よりも 激しいスピードで 何よりも 激しく刻み込まれるその一瞬に  少年花火 夏の夜に咲く 少年花火 夏の夜に散る野狐禅竹原ピストル竹原ピストルGENTA・野狐禅買ったばかりのTシャツに穴があく 奴がロケット花火を打ち込んできたから おかえしに 一束まるごと線香花火に火をつけて ビー玉くらいの火の玉を 頭に落としてやる  少年花火 夏の夜に咲く 少年花火 夏の夜に散る  腹が立ったからと言って人を傷つけてはいけないよ でも 何を言われても ヘラヘラ笑っている僕よりは よっぽどマシだ 例えば 騒音を撒き散らし 走り抜けていく バイクの少年は 恥ずかしながら いつまでたっても 僕のヒーローなんだ  少年花火 夏の夜に咲く 少年花火 夏の夜に散る  公園のベンチで ウトウトしていたら 母ちゃんに首を締められる夢を見た 母ちゃんはいつも「いいかげん大人になりなさい」と僕に言うけど 安心してください 僕はもう彼らの輝きを直視できないダサい大人になれましたよ  何よりも 激しい光で 何よりも 激しい爆発音で 何よりも 激しいスピードで 何よりも 激しく刻み込まれるその一瞬に  少年花火 夏の夜に咲く 少年花火 夏の夜に散る
シーグラス私が全てを歩みきって スッカラカンの空き瓶になったそのときは どうか私をヒョイとつまみあげ 大好きなあの島の海にポチャンとやっちまってください  漂って 漂って その身を細らせて 漂って 漂って その身を縮ませて 消えてなくなってしまうその前に 君のペンダントになれたらな  例えば君が歩くときは 一緒に跳びはねてあげられるような 例えば君が眠るときは 君の心をそっと撫でてあげられるような  漂って 漂って その身を細らせて 漂って 漂って その身を縮ませて 消えてなくなってしまうその前に そんなペンダントになれたらな  漂って 漂って その身を細らせて 漂って 漂って その身を縮ませて 消えてなくなってしまうその前に 君のペンダントになれたらな野狐禅竹原ピストル竹原ピストル私が全てを歩みきって スッカラカンの空き瓶になったそのときは どうか私をヒョイとつまみあげ 大好きなあの島の海にポチャンとやっちまってください  漂って 漂って その身を細らせて 漂って 漂って その身を縮ませて 消えてなくなってしまうその前に 君のペンダントになれたらな  例えば君が歩くときは 一緒に跳びはねてあげられるような 例えば君が眠るときは 君の心をそっと撫でてあげられるような  漂って 漂って その身を細らせて 漂って 漂って その身を縮ませて 消えてなくなってしまうその前に そんなペンダントになれたらな  漂って 漂って その身を細らせて 漂って 漂って その身を縮ませて 消えてなくなってしまうその前に 君のペンダントになれたらな
地獄銭でも降ってこないかと アホ顔で空を見上げれば 慰めみたいな粉雪が 灯油臭いジャンパーに落ちる  閉じ忘れた瞼の奥に 朝日が差し込んでくる バイト雑誌を放り投げ 冷めたメシに箸を突き立てる  過去を消せる消しゴムをくれよ ついでに今を消せる消しゴムをくれよ 天国なんてものからは程遠く 暮らしというよりはむしろ地獄  笑っちまうのはそれでも明日を信じていることさ  引き出しの奥の小さなアルバムを パラパラとめくってみれば あの頃のぼく 今のぼくに問い掛ける 「よう、調子はどうだい?」「上々だぜ」  今を描く鉛筆をくれよ ついでに未来を描く鉛筆をくれよ 天国なんてものからは程遠く 暮らしというよりはむしろ地獄  笑っちまうのはそれでも夢を信じていることさ 笑っちまうのはそれでも明日を信じていることさ野狐禅竹原ピストル竹原ピストル銭でも降ってこないかと アホ顔で空を見上げれば 慰めみたいな粉雪が 灯油臭いジャンパーに落ちる  閉じ忘れた瞼の奥に 朝日が差し込んでくる バイト雑誌を放り投げ 冷めたメシに箸を突き立てる  過去を消せる消しゴムをくれよ ついでに今を消せる消しゴムをくれよ 天国なんてものからは程遠く 暮らしというよりはむしろ地獄  笑っちまうのはそれでも明日を信じていることさ  引き出しの奥の小さなアルバムを パラパラとめくってみれば あの頃のぼく 今のぼくに問い掛ける 「よう、調子はどうだい?」「上々だぜ」  今を描く鉛筆をくれよ ついでに未来を描く鉛筆をくれよ 天国なんてものからは程遠く 暮らしというよりはむしろ地獄  笑っちまうのはそれでも夢を信じていることさ 笑っちまうのはそれでも明日を信じていることさ
自殺志願者が線路に飛び込むスピード「せっかく空を 自由に飛べるように こんな立派な白い羽根が ついているのに こんなところに 迷い込んできたら 意味がないじゃない バカだねぇ」 君はそう言うと 便所の小窓を開け ふわふわ白い羽根の ついたタンポポの種子を そっと逃がしてあげるのだった ケツをかきながら 隣に突っ立っている僕を見つめて 「あんたも同じだよ」と 僕の睫毛についた目ヤニを指で弾いた  ナメクジみたいに君の体を這う毎日  自殺志願者が線路に飛び込むスピードで 僕は部屋を飛び出しました 目に映るものすべてをぶっ壊してやりたかったけど そんな時でも 一番お気に入りのTシャツを着てきた自分がバカバカしくて…  旭川FOLKジャンボリー(そのライブハウス)ではいつも 70年代フォークが流れており 僕は彼らのメッセージに応えるべく 全身を硬直させたんだ 「マスター、家も電話もない人間にアルバイトをさせてくれる バカな会社がありましたよ」 マスターは人差し指でメガネを押し上げながら 「バカはおめぇだろ」と笑うのでした こうして僕は 汗水流して働いてなんたらかんたらというヤツを経験したわけだけれど 何故だろう 昇る朝日から眼をそらしてしまうのはいったい 何故だろう  ゴキブリみたいに夜を這う毎日  自殺志願者が線路に飛び込むスピードで 僕は自転車こいで濱埜の家に行きました 「このまま終わってたまるか」なんて言いながら ファミリーコンピュータの赤いコントローラを パチパチやってる自分がバカバカしくて…  自殺志願者が線路に飛び込むスピードで 生きていこうと思うんです野狐禅竹原ピストル竹原ピストルGENTA・野狐禅「せっかく空を 自由に飛べるように こんな立派な白い羽根が ついているのに こんなところに 迷い込んできたら 意味がないじゃない バカだねぇ」 君はそう言うと 便所の小窓を開け ふわふわ白い羽根の ついたタンポポの種子を そっと逃がしてあげるのだった ケツをかきながら 隣に突っ立っている僕を見つめて 「あんたも同じだよ」と 僕の睫毛についた目ヤニを指で弾いた  ナメクジみたいに君の体を這う毎日  自殺志願者が線路に飛び込むスピードで 僕は部屋を飛び出しました 目に映るものすべてをぶっ壊してやりたかったけど そんな時でも 一番お気に入りのTシャツを着てきた自分がバカバカしくて…  旭川FOLKジャンボリー(そのライブハウス)ではいつも 70年代フォークが流れており 僕は彼らのメッセージに応えるべく 全身を硬直させたんだ 「マスター、家も電話もない人間にアルバイトをさせてくれる バカな会社がありましたよ」 マスターは人差し指でメガネを押し上げながら 「バカはおめぇだろ」と笑うのでした こうして僕は 汗水流して働いてなんたらかんたらというヤツを経験したわけだけれど 何故だろう 昇る朝日から眼をそらしてしまうのはいったい 何故だろう  ゴキブリみたいに夜を這う毎日  自殺志願者が線路に飛び込むスピードで 僕は自転車こいで濱埜の家に行きました 「このまま終わってたまるか」なんて言いながら ファミリーコンピュータの赤いコントローラを パチパチやってる自分がバカバカしくて…  自殺志願者が線路に飛び込むスピードで 生きていこうと思うんです
じゅうじか残ったものは くたびれた約束と ゆがんだ足跡と いつかのあの歌 忘れるためなのか 覚えておくためなのか 夕べは夕べで これまた必要以上に飲んだ  “朝日に照らされれば 照らされるほど 暗くなってゆくものって な~んだ? 答えはこの暮らしです”とかなんとか ブツクサ言いながら カーテンを開けた  窓の外 ボンヤリと ボンヤリと 街の教会の 十字架 十字架 ジュウジカ じゅうじか ジュウジか 十時か もう十時か もう十時か、ヤベェ、バイト また遅刻だ!!  残ったものは くたびれた約束と ゆがんだ足跡と いつかのあの歌 爽快感ゼロ 粘ついた労働の汗に 給料袋 ペタンと貼りつけて  ため息ひとつ 夜道を歩く ため息ふたつ トボトボ歩く ああ こんな時 一心不乱 神様にすがりつけるような強い人間だったらな  見上げれば ボンヤリと ボンヤリと 街の教会の 十字架 十字架 ジュウジカ じゅうじか ジュウジか 十時か まだ十時か まだ十時か、どっかで一杯やっていこうか  じゅうじか野狐禅竹原ピストル竹原ピストル野狐禅残ったものは くたびれた約束と ゆがんだ足跡と いつかのあの歌 忘れるためなのか 覚えておくためなのか 夕べは夕べで これまた必要以上に飲んだ  “朝日に照らされれば 照らされるほど 暗くなってゆくものって な~んだ? 答えはこの暮らしです”とかなんとか ブツクサ言いながら カーテンを開けた  窓の外 ボンヤリと ボンヤリと 街の教会の 十字架 十字架 ジュウジカ じゅうじか ジュウジか 十時か もう十時か もう十時か、ヤベェ、バイト また遅刻だ!!  残ったものは くたびれた約束と ゆがんだ足跡と いつかのあの歌 爽快感ゼロ 粘ついた労働の汗に 給料袋 ペタンと貼りつけて  ため息ひとつ 夜道を歩く ため息ふたつ トボトボ歩く ああ こんな時 一心不乱 神様にすがりつけるような強い人間だったらな  見上げれば ボンヤリと ボンヤリと 街の教会の 十字架 十字架 ジュウジカ じゅうじか ジュウジか 十時か まだ十時か まだ十時か、どっかで一杯やっていこうか  じゅうじか
スタンド・バイ・ミー例えば 雨の雫で波打ったこのエロ雑誌を 僕らの友情の証にしようじゃないか 僕らが欲しがるものはいつだって目に見えないものばっかりで 時には心細くもなるじゃないか  真っ青な春の風に揺られて 君と交わした約束は 真っ青な春の風に揺られて そっくりそのまま スタンド・バイ・ミーのベースラインになって飛んでいった  例えば いつも立ち小便の標的にしてたこのお地蔵様を 僕らの青春のスタート地点にしようじゃないか 情熱を持って生きていれば 挫折はつきものなわけで 時には道を逸れたくもなるじゃないか  真っ青な春の風に揺られて 君と交わした約束は 真っ青な春の風に揺られて そっくりそのまま スタンド・バイ・ミーのベースラインになって飛んでいった  こぼれ落ちるセンチメンタルの最後の一粒が 無表情な現実に激突する瞬間を号砲にして 輝きに満ちた二つの情熱はそれぞれの通学路を全力逆走するのだった  真っ青な春の風に揺られて…野狐禅竹原ピストル竹原ピストル例えば 雨の雫で波打ったこのエロ雑誌を 僕らの友情の証にしようじゃないか 僕らが欲しがるものはいつだって目に見えないものばっかりで 時には心細くもなるじゃないか  真っ青な春の風に揺られて 君と交わした約束は 真っ青な春の風に揺られて そっくりそのまま スタンド・バイ・ミーのベースラインになって飛んでいった  例えば いつも立ち小便の標的にしてたこのお地蔵様を 僕らの青春のスタート地点にしようじゃないか 情熱を持って生きていれば 挫折はつきものなわけで 時には道を逸れたくもなるじゃないか  真っ青な春の風に揺られて 君と交わした約束は 真っ青な春の風に揺られて そっくりそのまま スタンド・バイ・ミーのベースラインになって飛んでいった  こぼれ落ちるセンチメンタルの最後の一粒が 無表情な現実に激突する瞬間を号砲にして 輝きに満ちた二つの情熱はそれぞれの通学路を全力逆走するのだった  真っ青な春の風に揺られて…
青春ゴーズ・オン君となぞる思い出の日々は 鮮やかな花のよう 揺れ続ける僕のつぶやきが壊れきれず待ち惚け 畳みかけた夢に似た温度の 生ぬるい時間の中 こぼれ落ちる もうじき30のため息は何を語る?  デタラメとグズグズで塗り潰してきた人生に 「ボチボチか?」と尋ねても 何も答えちゃくれない  歳月は 夢を終わりへと導いてゆくのに 心は まだ何か欲しがってるみたいだ 僕たちが向かうこの道は 青く輝いているか? 心は 未だ見ぬ春を 待ち焦がれてるのか?  君となぞる思い出の日々は 鮮やかな花のよう こぼれ落ちる もうじき山積みのため息は何を語る?  デタラメとグズグズで塗り潰してきた人生に 「まだまだこれからか?」と尋ねても 何も答えちゃくれない  夕闇は ときに残酷な現実を連れてくる くやしいよ まだ何か 僕は足りないみたいだ そして僕は また悩み出し 夜は更けてゆく 苦しみは 未だ見ぬ明日を 連れてきてくれるのか?  歳月は 夢を終わりへと導いてゆくのに 心は まだ何か欲しがってるみたいだ 僕たちが向かうこの道は 青く輝いているか? 心は 未だ見ぬ春を 待ち焦がれてるのか?野狐禅濱埜宏哉濱埜宏哉GENTA・野狐禅君となぞる思い出の日々は 鮮やかな花のよう 揺れ続ける僕のつぶやきが壊れきれず待ち惚け 畳みかけた夢に似た温度の 生ぬるい時間の中 こぼれ落ちる もうじき30のため息は何を語る?  デタラメとグズグズで塗り潰してきた人生に 「ボチボチか?」と尋ねても 何も答えちゃくれない  歳月は 夢を終わりへと導いてゆくのに 心は まだ何か欲しがってるみたいだ 僕たちが向かうこの道は 青く輝いているか? 心は 未だ見ぬ春を 待ち焦がれてるのか?  君となぞる思い出の日々は 鮮やかな花のよう こぼれ落ちる もうじき山積みのため息は何を語る?  デタラメとグズグズで塗り潰してきた人生に 「まだまだこれからか?」と尋ねても 何も答えちゃくれない  夕闇は ときに残酷な現実を連れてくる くやしいよ まだ何か 僕は足りないみたいだ そして僕は また悩み出し 夜は更けてゆく 苦しみは 未だ見ぬ明日を 連れてきてくれるのか?  歳月は 夢を終わりへと導いてゆくのに 心は まだ何か欲しがってるみたいだ 僕たちが向かうこの道は 青く輝いているか? 心は 未だ見ぬ春を 待ち焦がれてるのか?
東京マシンガンあきらめるには 早過ぎるような気がして 始めてみたんじゃないか あきらめるには 遅過ぎるような気がして 終わる必要が無くなったんじゃないか  プックリとふくらんだ 私のボンヤリを 針でつついて パチンと弾けさせたのは ボチボチ 終点 東京ですよ そんな内容の 車内アナウンス  あれからどんくらい経ったっけ? あれからずいぶん経ったよな? 例えば週末の都内某副都心 スクランブル交差点のド真ん中に立ち尽くしては ごったがえす東京共をマシンガンで皆殺しにする  ‥‥そんなクソみたいな空想にふけっていた あの頃の私は もういないんだ  忘れてしまうには 早過ぎるような気がして 思い出してみたんじゃないか 忘れてしまうには 遅過ぎるような気がして 忘れる必要が無くなったんじゃないか  ヘタクソがやった テトリスみたい やたらめたらと 高層ビル 一体 いつからだろうか この街をこんなにスルスル歩けるようになっちゃった  あれからどんくらい経ったっけ? あれからずいぶん経ったよな?  例えば週末の都内某路線最終電車 粘ついた吊り革にぶら下がっては 酒臭い息を垂れ流しやがる東京共をダイナマイトでブっ飛ばす  ‥‥そんなクソみたいな空想にふけっていた あの頃の私は もういないんだ野狐禅竹原ピストル竹原ピストル野狐禅あきらめるには 早過ぎるような気がして 始めてみたんじゃないか あきらめるには 遅過ぎるような気がして 終わる必要が無くなったんじゃないか  プックリとふくらんだ 私のボンヤリを 針でつついて パチンと弾けさせたのは ボチボチ 終点 東京ですよ そんな内容の 車内アナウンス  あれからどんくらい経ったっけ? あれからずいぶん経ったよな? 例えば週末の都内某副都心 スクランブル交差点のド真ん中に立ち尽くしては ごったがえす東京共をマシンガンで皆殺しにする  ‥‥そんなクソみたいな空想にふけっていた あの頃の私は もういないんだ  忘れてしまうには 早過ぎるような気がして 思い出してみたんじゃないか 忘れてしまうには 遅過ぎるような気がして 忘れる必要が無くなったんじゃないか  ヘタクソがやった テトリスみたい やたらめたらと 高層ビル 一体 いつからだろうか この街をこんなにスルスル歩けるようになっちゃった  あれからどんくらい経ったっけ? あれからずいぶん経ったよな?  例えば週末の都内某路線最終電車 粘ついた吊り革にぶら下がっては 酒臭い息を垂れ流しやがる東京共をダイナマイトでブっ飛ばす  ‥‥そんなクソみたいな空想にふけっていた あの頃の私は もういないんだ
東京紅葉近頃 君の夢ばっか見て 寝起きどうも切ないから 近頃 俺 いっそ寝んのやめた 目ん玉血走って 若干よろめきながら 狭っ苦しいラーメン屋につづく だだっ広い大通り 傘の先っぽでつついております  どうにかこうにか ちょっといいとこ見せたい訳だが いかんせんヘタレ ようやく見据えた未来さえ ご丁寧にてめえで勝手に セピア色にしちまう体たらく ポツポツ降り出して いよいよ惨めです…  灰色の空に向かって ややガン飛ばし気味の角度で鋭く硬直する一輪の花の姿に 何故か強烈な嫉妬を覚え 大人気なくそいつを思い切り踏んづけてやれば 感情のかけらもないBB弾みたいな冷たい雨は この軟弱な36.5度の情熱を蜂の巣にせんばかりだ 気でも違ったか 己に往復ビンタ 秋でもないのに頬に赤い紅葉  近頃 君の夢ばっか見て 寝起きどうも切ないから 近頃 俺 いっそ寝んのやめた  したたかに酔って 大いによろめきながら しつこい悪友ようやく振り切り 無駄に明るい繁華街 千鳥足で踏んづけております  「分かってんならさっさと直しなさいよ」と ぼちぼち限界か 何処からともなく君の声 三日月の如き前傾姿勢で “お好み焼き”二つ いよいよ惨めです…  重ねれば重ねるほど 薄っぺらになっていく その不可解さに首を傾けながらも 愚乱愚乱の週末の夜に 今更 後には退けんと 半ばやけっぱちに夢をぶっ放せば 改札口を中心にとぐろを巻く 激烈な時の流れは この軟弱な365日の叫びを粉々にかき消さんばかりだ 気でも違ったか 己に往復ビンタ 秋でもないのに頬に赤い紅葉野狐禅竹原ピストル竹原ピストル近頃 君の夢ばっか見て 寝起きどうも切ないから 近頃 俺 いっそ寝んのやめた 目ん玉血走って 若干よろめきながら 狭っ苦しいラーメン屋につづく だだっ広い大通り 傘の先っぽでつついております  どうにかこうにか ちょっといいとこ見せたい訳だが いかんせんヘタレ ようやく見据えた未来さえ ご丁寧にてめえで勝手に セピア色にしちまう体たらく ポツポツ降り出して いよいよ惨めです…  灰色の空に向かって ややガン飛ばし気味の角度で鋭く硬直する一輪の花の姿に 何故か強烈な嫉妬を覚え 大人気なくそいつを思い切り踏んづけてやれば 感情のかけらもないBB弾みたいな冷たい雨は この軟弱な36.5度の情熱を蜂の巣にせんばかりだ 気でも違ったか 己に往復ビンタ 秋でもないのに頬に赤い紅葉  近頃 君の夢ばっか見て 寝起きどうも切ないから 近頃 俺 いっそ寝んのやめた  したたかに酔って 大いによろめきながら しつこい悪友ようやく振り切り 無駄に明るい繁華街 千鳥足で踏んづけております  「分かってんならさっさと直しなさいよ」と ぼちぼち限界か 何処からともなく君の声 三日月の如き前傾姿勢で “お好み焼き”二つ いよいよ惨めです…  重ねれば重ねるほど 薄っぺらになっていく その不可解さに首を傾けながらも 愚乱愚乱の週末の夜に 今更 後には退けんと 半ばやけっぱちに夢をぶっ放せば 改札口を中心にとぐろを巻く 激烈な時の流れは この軟弱な365日の叫びを粉々にかき消さんばかりだ 気でも違ったか 己に往復ビンタ 秋でもないのに頬に赤い紅葉
トレインとレイン季節を選ばなければ 日付を選ばなければ 旅に出れなくなってしまったのは いつからだっけな 立派な意味を見出さなければ 立派な理由を見出さなければ 旅に出れなくなってしまったのは いつからだっけな  君が素敵な運動グツを プレゼントしてくれた 例えばそんくらいのことでよかったよな そんくらいのことで どこまでも走り続けていけたよな  ああ 列車に揺られ 心の雨雲の下を ぼくのスタート地点はどこだ? トレインとレイン 列車に揺られ 心の雨雲の下を ぼくのスタート地点はぼくだ‥‥ トレインとレイン  曜日を選ばなければ 天気を選ばなければ 旅に出れなくなってしまったのは いつからだっけな うやむやにするためにしか 逃げるためにしか 旅に出れなくなってしまったのは いつからだっけな  君が素敵なリュックサックをプレゼントしてくれた 例えばそんくらいのことでよかったよな そんくらいのことで どこまでも 背負い続けていけたよな  ああ 列車に揺られ 心の雨雲の下を ぼくのゴール地点はどこだ? トレインとレイン 列車に揺られ 心の雨雲の下を ぼくのゴール地点はぼくだ‥‥ トレインとレイン野狐禅竹原ピストル竹原ピストル季節を選ばなければ 日付を選ばなければ 旅に出れなくなってしまったのは いつからだっけな 立派な意味を見出さなければ 立派な理由を見出さなければ 旅に出れなくなってしまったのは いつからだっけな  君が素敵な運動グツを プレゼントしてくれた 例えばそんくらいのことでよかったよな そんくらいのことで どこまでも走り続けていけたよな  ああ 列車に揺られ 心の雨雲の下を ぼくのスタート地点はどこだ? トレインとレイン 列車に揺られ 心の雨雲の下を ぼくのスタート地点はぼくだ‥‥ トレインとレイン  曜日を選ばなければ 天気を選ばなければ 旅に出れなくなってしまったのは いつからだっけな うやむやにするためにしか 逃げるためにしか 旅に出れなくなってしまったのは いつからだっけな  君が素敵なリュックサックをプレゼントしてくれた 例えばそんくらいのことでよかったよな そんくらいのことで どこまでも 背負い続けていけたよな  ああ 列車に揺られ 心の雨雲の下を ぼくのゴール地点はどこだ? トレインとレイン 列車に揺られ 心の雨雲の下を ぼくのゴール地点はぼくだ‥‥ トレインとレイン
夏みかんクツ下片っぽ見つからないから出かける気がしない それなのにヤツらの電話がしつこいよ「いつもの公園で待ってるぜ」  木の枝で青空に書いた「何にもねぇけど楽しいな」 投げた小石が水溜りに書いた「何にもねぇけど楽しいな」  夕焼け空と想い出は重なり合うと涙になってしまうから 記憶喪失にでもなってしまおうと 額にそっと夏みかんをぶつけてみた  呑み明かすにはお金が必要で 語り明かすには友達が必要で どちらも不自由してないはずなのに ときどき淋しくなるのは 僕が大人になったからだろう  受話器の向こう側の友の声「何にもねぇけど幸せだよ」 あの頃の僕も 今の僕も「何にもねぇけど幸せだよ」  夕焼け空と想い出は重なり合うと涙になってしまうから 記憶喪失にでもなってしまおうと 額にそっと夏みかんをぶつけてみた  何にもねぇけど楽しいな 何にもねぇけど幸せだよ野狐禅竹原ピストル竹原ピストルクツ下片っぽ見つからないから出かける気がしない それなのにヤツらの電話がしつこいよ「いつもの公園で待ってるぜ」  木の枝で青空に書いた「何にもねぇけど楽しいな」 投げた小石が水溜りに書いた「何にもねぇけど楽しいな」  夕焼け空と想い出は重なり合うと涙になってしまうから 記憶喪失にでもなってしまおうと 額にそっと夏みかんをぶつけてみた  呑み明かすにはお金が必要で 語り明かすには友達が必要で どちらも不自由してないはずなのに ときどき淋しくなるのは 僕が大人になったからだろう  受話器の向こう側の友の声「何にもねぇけど幸せだよ」 あの頃の僕も 今の僕も「何にもねぇけど幸せだよ」  夕焼け空と想い出は重なり合うと涙になってしまうから 記憶喪失にでもなってしまおうと 額にそっと夏みかんをぶつけてみた  何にもねぇけど楽しいな 何にもねぇけど幸せだよ
泪橋とっても暇だったから 部屋の壁に頭を打ちつけていたら 結婚を約束したような しなかったような 君の顔が浮かんできて じんわり涙が出てきたよ 君に僕の全てを見て欲しいんだ 僕は全てをさらけ出すと決めたんだ 午前2時の窓ガラス 世にも情けないビール腹のファイティングポーズ  泪橋 逆さに渡ろう… いつの日か  これまでの人生の打ち上げと称して 新しい人生の始まりを祝して 君に見つかったら怒られるだろうな たくさんたくさんお酒を飲んだよ いつしか僕の感情は いい意味で 週末の渋谷みたいになってきて 冗談のような本当の話さ 遥か遠い街で暮らしているはずの 君のぬくもりに確かに触れたんだ  泪橋 逆さに渡ろう… いつの日か  神様に駄々をこねるような バカにならないように 諦めることを知らない バカになろう 失うものは何もないと 誇らしげに語るような バカにならないように 守るべきもののために 全てを捨てられるバカになろう野狐禅竹原ピストル竹原ピストルとっても暇だったから 部屋の壁に頭を打ちつけていたら 結婚を約束したような しなかったような 君の顔が浮かんできて じんわり涙が出てきたよ 君に僕の全てを見て欲しいんだ 僕は全てをさらけ出すと決めたんだ 午前2時の窓ガラス 世にも情けないビール腹のファイティングポーズ  泪橋 逆さに渡ろう… いつの日か  これまでの人生の打ち上げと称して 新しい人生の始まりを祝して 君に見つかったら怒られるだろうな たくさんたくさんお酒を飲んだよ いつしか僕の感情は いい意味で 週末の渋谷みたいになってきて 冗談のような本当の話さ 遥か遠い街で暮らしているはずの 君のぬくもりに確かに触れたんだ  泪橋 逆さに渡ろう… いつの日か  神様に駄々をこねるような バカにならないように 諦めることを知らない バカになろう 失うものは何もないと 誇らしげに語るような バカにならないように 守るべきもののために 全てを捨てられるバカになろう
ならば、友よ(アルバムバージョン)“その先には一体、何があるのか”とかなんとか そういった類のどうしようもなくアホタレたこと やっぱ考えたくなる 大いに、考えたくなる  結局、上手いこと寝つけないまま迎えた朝っぱらの朝っぱら 半ばイヤがらせチックに、オマエにメールなんぞ送ってみれば バッチリ返事が返ってきやがったもんだから 思わず吹き出しつつも、ちょっくらオマエに本音を語ってみようと思った  なぁ、友よ、“夢”っていう言葉は きっとあきらめた人が 発明したんだろう ならば、友よ、死ぬ間際でいいや 君と夢を語り合うのは 死ぬ間際でいいや。  窓の外、美しき思い出の点滅めがけて 時計の針をフルスイングしてみるけど あえなく、空振り三振 しまいにゃメソメソやりだす始末  冷蔵庫にスッ飛んでいった右ウデを ここはあえてグイっと引きもどして ポエムをつづってみようと思った オマエにあてたポエムをつづってみようと思った  なぁ、友よ、“青春”っていう言葉は きっと立ち止まった人が 発明したんだろう ならば、友よ、死ぬ間際でいいや 君と青春を語り合うのは 死ぬ間際でいいや。  座席につけるか否かに全力で一喜一憂する通勤電車の中 レールの傾斜に合わせてコロコロ転がりつづける血走った眼球は 女子高生が熱心にうち込んでいるメールをのぞき見る ギュウギュウ詰めの火薬はツマ先がチョコンとぶつかっただけで 簡単に大爆発を起こし、飛び散る火花は、凝固しかかった血液のような、 限りなくがんじがらめに近い色彩だ‥‥。  なぁ、友よ、“夢”っていう言葉は きっとあきらめた人が 発明したんだろう ならば、友よ、死ぬ間際でいいや 君と夢を語り合うのは 死ぬ間際でいいや。野狐禅竹原ピストル竹原ピストル“その先には一体、何があるのか”とかなんとか そういった類のどうしようもなくアホタレたこと やっぱ考えたくなる 大いに、考えたくなる  結局、上手いこと寝つけないまま迎えた朝っぱらの朝っぱら 半ばイヤがらせチックに、オマエにメールなんぞ送ってみれば バッチリ返事が返ってきやがったもんだから 思わず吹き出しつつも、ちょっくらオマエに本音を語ってみようと思った  なぁ、友よ、“夢”っていう言葉は きっとあきらめた人が 発明したんだろう ならば、友よ、死ぬ間際でいいや 君と夢を語り合うのは 死ぬ間際でいいや。  窓の外、美しき思い出の点滅めがけて 時計の針をフルスイングしてみるけど あえなく、空振り三振 しまいにゃメソメソやりだす始末  冷蔵庫にスッ飛んでいった右ウデを ここはあえてグイっと引きもどして ポエムをつづってみようと思った オマエにあてたポエムをつづってみようと思った  なぁ、友よ、“青春”っていう言葉は きっと立ち止まった人が 発明したんだろう ならば、友よ、死ぬ間際でいいや 君と青春を語り合うのは 死ぬ間際でいいや。  座席につけるか否かに全力で一喜一憂する通勤電車の中 レールの傾斜に合わせてコロコロ転がりつづける血走った眼球は 女子高生が熱心にうち込んでいるメールをのぞき見る ギュウギュウ詰めの火薬はツマ先がチョコンとぶつかっただけで 簡単に大爆発を起こし、飛び散る火花は、凝固しかかった血液のような、 限りなくがんじがらめに近い色彩だ‥‥。  なぁ、友よ、“夢”っていう言葉は きっとあきらめた人が 発明したんだろう ならば、友よ、死ぬ間際でいいや 君と夢を語り合うのは 死ぬ間際でいいや。
鈍色の青春コルクボードに貼りつけた恋人の写真がずりおちて こちらはかえって好都合あわせる顔などないのです キャラメルコーンの袋の中きっとこんな感じでしょう 背中が小さく丸まって最終電車に想うのです  カーテンからはみ出した夕陽の真っ赤 この侘しい直方体をぶった切っていく様を しばらくは黙って見つめていたのですが とうとうこみあげてくる感情を抑えきれなくなり 私にとってもはや禁句とさえ思えるその一言を 思わず口にしてしまったのです  「生きてもないのに、死んでたまるか!」  血迷ったおばちゃんのヘアカラーに似た夜明け前の混沌に口笛を浮かべれば ミスマッチかと思いきや なかなかどうして すんなり溶けるのです 友よ、叶えた輝きに満ちている頃だろう 友よ、締めた悲しみがそっと癒えた頃だろう 私のこの今さらながらのバカバカしい武者震いを 笑ってやってくれないか‥‥  気まぐれに開いたノートブックの真っ白 くやし涙と同じテンポでこぼれ落ちる言葉たちを みるみる吸いとっていく様を しばらくは黙って見つめていたのですが とうとうこみあげてくる感情を抑えきれなくなり 私にとってもはや禁句とさえ思えるその一言を 思わず口にしてしまったのです  「生きてもないのに、死んでたまるか!」野狐禅竹原ピストル竹原ピストル・濱埜宏哉GENTA・野狐禅コルクボードに貼りつけた恋人の写真がずりおちて こちらはかえって好都合あわせる顔などないのです キャラメルコーンの袋の中きっとこんな感じでしょう 背中が小さく丸まって最終電車に想うのです  カーテンからはみ出した夕陽の真っ赤 この侘しい直方体をぶった切っていく様を しばらくは黙って見つめていたのですが とうとうこみあげてくる感情を抑えきれなくなり 私にとってもはや禁句とさえ思えるその一言を 思わず口にしてしまったのです  「生きてもないのに、死んでたまるか!」  血迷ったおばちゃんのヘアカラーに似た夜明け前の混沌に口笛を浮かべれば ミスマッチかと思いきや なかなかどうして すんなり溶けるのです 友よ、叶えた輝きに満ちている頃だろう 友よ、締めた悲しみがそっと癒えた頃だろう 私のこの今さらながらのバカバカしい武者震いを 笑ってやってくれないか‥‥  気まぐれに開いたノートブックの真っ白 くやし涙と同じテンポでこぼれ落ちる言葉たちを みるみる吸いとっていく様を しばらくは黙って見つめていたのですが とうとうこみあげてくる感情を抑えきれなくなり 私にとってもはや禁句とさえ思えるその一言を 思わず口にしてしまったのです  「生きてもないのに、死んでたまるか!」
拝啓、絶望殿カッターナイフを左手首にグリグリと押しつけている僕を見てお前は 「どうせ死んでるようなもんだろう 今さら死ぬ必要もないだろう」 なんて屁理屈垂れやがったよなぁ 思わずカチンときてしまって でたらめに殴りかかっていったけど お前は身動きひとつせず ただ黙って殴られてくれたよなぁ 結局は しつけの悪い近所の飼い犬みたいに ワーワー泣き出してしまったどうしようもない僕にお前は 「ここから始めよう ここから始めよう」って 何度も力強く言ってくれたよなぁ あの時のことを今でもよく覚えているよ とても不思議な気持ちになったんだ バースデイケーキのろうそくを吹き消した後みたいな とても不思議な気持ちになったんだ  僕は今 お前にお別れの手紙を書いているところ わかってくれるだろ いつまでもお前と一緒に暮らしているわけにはいかないんだ 僕は今 お前にお別れの手紙を書いているところ お前と再会しなくて済むようにマジックペンでぶっとく 拝啓、絶望殿! 僕、誓う 僕、もう二度と負けない  “拭わないほうがカッコいい” そんな涙が便箋の真ん中をふにゃふにゃにして 僕はそこに小指で小さな穴をあけて 生まれて初めて明日というものを覗き込みました 窓の外には 前歯で噛みちぎった爪の先っぽみたいな三日月 そいつが建設中のマンションの影に隠れてしまうまで じっと見つめていました 何かに命をかけてみようと思います 今はまだ何に命をかけるべきかが分からない僕ですが それでも堂々と胸を張って 何に命をかけるべきかを 命をかけて探してゆこうと思います それがアイツとの別れ際に打ち明けた僕の固い決意です 僕を包み込むように六畳一間に充満していた 絶望との別れ際に打ち明けた僕の固い決意です  僕は今 お前のことを歌っているところ これはお前への強烈な復讐心と強烈な感謝の気持ちが 込められた行為なんだよ 僕は今 お前のことを歌っているところ お前と再会しなくて済むようにマイクを通してでっかく  聞こえるか 絶望よ! 僕、誓う 僕、もう二度と負けない野狐禅竹原ピストル竹原ピストルGENTA・野狐禅カッターナイフを左手首にグリグリと押しつけている僕を見てお前は 「どうせ死んでるようなもんだろう 今さら死ぬ必要もないだろう」 なんて屁理屈垂れやがったよなぁ 思わずカチンときてしまって でたらめに殴りかかっていったけど お前は身動きひとつせず ただ黙って殴られてくれたよなぁ 結局は しつけの悪い近所の飼い犬みたいに ワーワー泣き出してしまったどうしようもない僕にお前は 「ここから始めよう ここから始めよう」って 何度も力強く言ってくれたよなぁ あの時のことを今でもよく覚えているよ とても不思議な気持ちになったんだ バースデイケーキのろうそくを吹き消した後みたいな とても不思議な気持ちになったんだ  僕は今 お前にお別れの手紙を書いているところ わかってくれるだろ いつまでもお前と一緒に暮らしているわけにはいかないんだ 僕は今 お前にお別れの手紙を書いているところ お前と再会しなくて済むようにマジックペンでぶっとく 拝啓、絶望殿! 僕、誓う 僕、もう二度と負けない  “拭わないほうがカッコいい” そんな涙が便箋の真ん中をふにゃふにゃにして 僕はそこに小指で小さな穴をあけて 生まれて初めて明日というものを覗き込みました 窓の外には 前歯で噛みちぎった爪の先っぽみたいな三日月 そいつが建設中のマンションの影に隠れてしまうまで じっと見つめていました 何かに命をかけてみようと思います 今はまだ何に命をかけるべきかが分からない僕ですが それでも堂々と胸を張って 何に命をかけるべきかを 命をかけて探してゆこうと思います それがアイツとの別れ際に打ち明けた僕の固い決意です 僕を包み込むように六畳一間に充満していた 絶望との別れ際に打ち明けた僕の固い決意です  僕は今 お前のことを歌っているところ これはお前への強烈な復讐心と強烈な感謝の気持ちが 込められた行為なんだよ 僕は今 お前のことを歌っているところ お前と再会しなくて済むようにマイクを通してでっかく  聞こえるか 絶望よ! 僕、誓う 僕、もう二度と負けない
初恋僕のこの両手は 神に祈るためでなく 人生を這いずり回るためにあるんだ たとえそれがどんなに惨めな姿であろうとも 目がチカチカするよ ずっと夜を睨みつけていたんだ その答えと出会うために ずっと夜を睨みつけていたんだ  今まで流してきた涙と指切りをしよう 少し照れくさいから こっそりと「僕はもう逃げません」  「強くならなくては」と拳を握りしめるたびに 興奮するよ せつなくなるよ 明日が待ちきれないよ 初恋みたいだ!!  僕のこの目ん玉は人の心の裏側を覗きこむためでなく 自分自身と正面から向き合うためにあるんだ たとえそれがどんなに情けない自分であろうとも 胸が痛むよ ずいぶん人を傷つけてきたんだ その答えと出会うまでに ずいぶん人を傷つけてきたんだ  今までもらってきたやさしさと指切りをしよう 少し照れくさいから こっそりと「僕はもう疑いません」  「僕はここに在る」と叫び続けて生きていくんだ あとくされなく 派手に咲き乱れ 派手に舞い散る 初恋みたいに‥‥  「強くならなくては」と拳を握りしめるたびに 興奮するよ せつなくなるよ 明日が待ちきれないよ 初恋みたいだ!!野狐禅竹原ピストル竹原ピストルGENTA・野狐禅僕のこの両手は 神に祈るためでなく 人生を這いずり回るためにあるんだ たとえそれがどんなに惨めな姿であろうとも 目がチカチカするよ ずっと夜を睨みつけていたんだ その答えと出会うために ずっと夜を睨みつけていたんだ  今まで流してきた涙と指切りをしよう 少し照れくさいから こっそりと「僕はもう逃げません」  「強くならなくては」と拳を握りしめるたびに 興奮するよ せつなくなるよ 明日が待ちきれないよ 初恋みたいだ!!  僕のこの目ん玉は人の心の裏側を覗きこむためでなく 自分自身と正面から向き合うためにあるんだ たとえそれがどんなに情けない自分であろうとも 胸が痛むよ ずいぶん人を傷つけてきたんだ その答えと出会うまでに ずいぶん人を傷つけてきたんだ  今までもらってきたやさしさと指切りをしよう 少し照れくさいから こっそりと「僕はもう疑いません」  「僕はここに在る」と叫び続けて生きていくんだ あとくされなく 派手に咲き乱れ 派手に舞い散る 初恋みたいに‥‥  「強くならなくては」と拳を握りしめるたびに 興奮するよ せつなくなるよ 明日が待ちきれないよ 初恋みたいだ!!
日々、割れた日々友達から貰ったドラムスティック 貰ったはいいけど 俺 ドラムなんて叩けないもんだから とりあえずそれで肋骨擦って遊んでた コロコロと可愛らしい音が鳴った  飛び散る油に悪戦苦闘しながら 彼女が餃子を焼いている 僕にはその資格があるだろうか その背中をそっと抱きしめる資格があるだろうか  日々、割れた日々 日々、割れた日々 君よ リップクリームでギトついたその唇でキッスしてくれないか 日々、割れた日々…  例えば混み合う銭湯の浴槽の中 こっそり放尿したくなる衝動 俺 そういうのを大事にしたい ずっとずっと大事にしたい  例えばエグいタイトルのエロビデオを アカデミー賞受賞作でサンドイッチしてコソコソレンタルする侘しさ 俺 そういうのを大事にしたい ずっとずっと大事にしたい  日々、割れた日々 日々、割れた日々 君よ リップクリームでギトついたその唇でキッスしてくれないか 日々、割れた日々…野狐禅竹原ピストル竹原ピストル野狐禅友達から貰ったドラムスティック 貰ったはいいけど 俺 ドラムなんて叩けないもんだから とりあえずそれで肋骨擦って遊んでた コロコロと可愛らしい音が鳴った  飛び散る油に悪戦苦闘しながら 彼女が餃子を焼いている 僕にはその資格があるだろうか その背中をそっと抱きしめる資格があるだろうか  日々、割れた日々 日々、割れた日々 君よ リップクリームでギトついたその唇でキッスしてくれないか 日々、割れた日々…  例えば混み合う銭湯の浴槽の中 こっそり放尿したくなる衝動 俺 そういうのを大事にしたい ずっとずっと大事にしたい  例えばエグいタイトルのエロビデオを アカデミー賞受賞作でサンドイッチしてコソコソレンタルする侘しさ 俺 そういうのを大事にしたい ずっとずっと大事にしたい  日々、割れた日々 日々、割れた日々 君よ リップクリームでギトついたその唇でキッスしてくれないか 日々、割れた日々…
風来坊もしも 何らかの罰ゲームかなんかで 背中に何らかのタトゥーを入れなきゃいけなくなったとしたら 迷わず君の顔を彫るよ いつも泣かしてばかりだったから せめてそんなときくらい 笑ってる君の顔を彫るよ  “どこほっつき歩いてたの?” ふくれっ面で訊いてくる君が居なくなって どこにでもほっつき歩けるようになったはずなのに 何故かどこにもほっつき歩きたくなくなった…  風来坊 そっか そっか そりゃあそうだよなぁ 風来坊 だってぼくはいつだって君に向かってほっつき歩こうとしてたんだもんなぁ  元気でやっているかい? ムシのいい話だけど たまにはぼくのこと思い出してくれよ ぼくは今 ふらり立ち寄った焼き鳥屋のカウンターで 鼻の穴にマリッジリングを突っ込んで他の客達から ドッカリ笑いをとっているところ  “もうちょっとまともな歌は歌えないの?” ふくれっ面で訊いてくる君が居なくなって どんな歌でも歌えるようになったはずなのに 何故かどんな歌も歌いたくなくなった…  風来坊 そっか そっか そりゃあそうだよなぁ 風来坊 だってぼくはいつだって君に向かって歌おうとしてたんだもんなぁ野狐禅竹原ピストル竹原ピストルGENTA・野狐禅もしも 何らかの罰ゲームかなんかで 背中に何らかのタトゥーを入れなきゃいけなくなったとしたら 迷わず君の顔を彫るよ いつも泣かしてばかりだったから せめてそんなときくらい 笑ってる君の顔を彫るよ  “どこほっつき歩いてたの?” ふくれっ面で訊いてくる君が居なくなって どこにでもほっつき歩けるようになったはずなのに 何故かどこにもほっつき歩きたくなくなった…  風来坊 そっか そっか そりゃあそうだよなぁ 風来坊 だってぼくはいつだって君に向かってほっつき歩こうとしてたんだもんなぁ  元気でやっているかい? ムシのいい話だけど たまにはぼくのこと思い出してくれよ ぼくは今 ふらり立ち寄った焼き鳥屋のカウンターで 鼻の穴にマリッジリングを突っ込んで他の客達から ドッカリ笑いをとっているところ  “もうちょっとまともな歌は歌えないの?” ふくれっ面で訊いてくる君が居なくなって どんな歌でも歌えるようになったはずなのに 何故かどんな歌も歌いたくなくなった…  風来坊 そっか そっか そりゃあそうだよなぁ 風来坊 だってぼくはいつだって君に向かって歌おうとしてたんだもんなぁ
不完全熱唱噴火して1000m 噴火して2000m 噴火してとうとう3776m ドンピシャリ富士山とまったく同じ標高 高く高く積み重なった私の未練 布団を這い出た サンダルを突っ掛けた 外に飛び出した はてさて到着したのはちょっとした小高い丘の上にある古びた神社 賽銭箱に25円 そんでもって バッチンバチンに拍手を打つ いえいえ“これできっと私は二重の御縁に恵まれるであろう”とかなんとか そんなことははっきし言って別にどうでも良いのでございます  問題はあと2、3時間もすれば昇ってくるであろうお日様が あの頃と同じように今の私にも強烈な嫉妬を 抱かせてくれるのかどうかなのでございます  何にも欲しくなくなって 何かが足りなくなった 何にも叫びたくなくなって 何かが雄叫びをあげた  不完全熱唱  卵焼き3切れ ウィンナー2本 ミートボールは景気良く5個 表面温度約250℃ フライパンの上でのたうち回る私の葛藤 箸でつついた 引っ掻き回した 手首を上手く使ってひっくり返した はてさて完成したのはボチボチ出勤するであろう妻のためにこさえたお弁当 刻み海苔を用いて“ガンバレ”などと文字を作ってみたりもした いえいえ“これできっと私の愛情が 妻にバッチリ伝わるであろう”とかなんとか そんなことははっきし言って別にどうでも良いのでございます  問題はこれまで散々苦労をかけてきた妻に もう一度あの場所に戻りたいという 言うなれば“再起の衝動”を 素直に打ち明けるべきかどうかなのでございます  何にも欲しくなくなって 何かが足りなくなった 何にも叫びたくなくなって 何かが雄叫びをあげた  不完全熱唱  合法は合法 だがしかしある意味 違法よりももっともっと違法 この世で最も中毒性の高い疾走感という名のドラック 完全に蝕まれた私の魂 洋式便器に腰掛けた 貯水タンクを背もたれにした 視線をフワフワと宙に泳がせた はてさて そんな体勢のまま かれこれ1時間強 そろそろケツの感覚も定かでない状態 いえいえ これで“今日こそは何が何でも 便秘の苦しみから抜け出してやろう”とかなんとか そんなことははっきし言って別にどうでも良いのでございます  問題ははたして私のこの姿が 『あしたのジョー』のラストシーンと 同義であると言えるかどうかなのでございます  何にも欲しくなくなって 何かが足りなくなった 何にも叫びたくなくなって 何かが雄叫びをあげた  不完全熱唱野狐禅竹原ピストル竹原ピストルGENTA・野狐禅噴火して1000m 噴火して2000m 噴火してとうとう3776m ドンピシャリ富士山とまったく同じ標高 高く高く積み重なった私の未練 布団を這い出た サンダルを突っ掛けた 外に飛び出した はてさて到着したのはちょっとした小高い丘の上にある古びた神社 賽銭箱に25円 そんでもって バッチンバチンに拍手を打つ いえいえ“これできっと私は二重の御縁に恵まれるであろう”とかなんとか そんなことははっきし言って別にどうでも良いのでございます  問題はあと2、3時間もすれば昇ってくるであろうお日様が あの頃と同じように今の私にも強烈な嫉妬を 抱かせてくれるのかどうかなのでございます  何にも欲しくなくなって 何かが足りなくなった 何にも叫びたくなくなって 何かが雄叫びをあげた  不完全熱唱  卵焼き3切れ ウィンナー2本 ミートボールは景気良く5個 表面温度約250℃ フライパンの上でのたうち回る私の葛藤 箸でつついた 引っ掻き回した 手首を上手く使ってひっくり返した はてさて完成したのはボチボチ出勤するであろう妻のためにこさえたお弁当 刻み海苔を用いて“ガンバレ”などと文字を作ってみたりもした いえいえ“これできっと私の愛情が 妻にバッチリ伝わるであろう”とかなんとか そんなことははっきし言って別にどうでも良いのでございます  問題はこれまで散々苦労をかけてきた妻に もう一度あの場所に戻りたいという 言うなれば“再起の衝動”を 素直に打ち明けるべきかどうかなのでございます  何にも欲しくなくなって 何かが足りなくなった 何にも叫びたくなくなって 何かが雄叫びをあげた  不完全熱唱  合法は合法 だがしかしある意味 違法よりももっともっと違法 この世で最も中毒性の高い疾走感という名のドラック 完全に蝕まれた私の魂 洋式便器に腰掛けた 貯水タンクを背もたれにした 視線をフワフワと宙に泳がせた はてさて そんな体勢のまま かれこれ1時間強 そろそろケツの感覚も定かでない状態 いえいえ これで“今日こそは何が何でも 便秘の苦しみから抜け出してやろう”とかなんとか そんなことははっきし言って別にどうでも良いのでございます  問題ははたして私のこの姿が 『あしたのジョー』のラストシーンと 同義であると言えるかどうかなのでございます  何にも欲しくなくなって 何かが足りなくなった 何にも叫びたくなくなって 何かが雄叫びをあげた  不完全熱唱
フライング蝉6月上旬の晴天に響き渡る 堂々たるフライングをかました蝉の声 「然るべき季節に鳴きなさいよ」と舌打ちしたくもなったが いや それはそれで妙に胸に染み渡るものがあったのだ  すっぽ抜けた人生の先っぽで 高らかに歌うがいいさ 全くお呼びでないそのタイミングで 高らかに歌うがいいさ  そして 夏まで届け… 君の声よ 夏まで届け  「確かに蝉の声によく似てるけど、 これはほら、あそこん家の洗濯機の音だよ」 野暮ったらしい真実を指差して 友の声 俺ときたら とことんこれかよと ため息も出たが いや それはそれで有意義な発見もあったのだ  すっぽ抜けた人生の先っぽだからこそ 歌える歌があったじゃないか 全くお呼びでないそのタイミングだからこそ 歌える歌があったじゃないか  そして 夢まで届け… 君の声よ 夢まで届け野狐禅竹原ピストル竹原ピストル6月上旬の晴天に響き渡る 堂々たるフライングをかました蝉の声 「然るべき季節に鳴きなさいよ」と舌打ちしたくもなったが いや それはそれで妙に胸に染み渡るものがあったのだ  すっぽ抜けた人生の先っぽで 高らかに歌うがいいさ 全くお呼びでないそのタイミングで 高らかに歌うがいいさ  そして 夏まで届け… 君の声よ 夏まで届け  「確かに蝉の声によく似てるけど、 これはほら、あそこん家の洗濯機の音だよ」 野暮ったらしい真実を指差して 友の声 俺ときたら とことんこれかよと ため息も出たが いや それはそれで有意義な発見もあったのだ  すっぽ抜けた人生の先っぽだからこそ 歌える歌があったじゃないか 全くお呼びでないそのタイミングだからこそ 歌える歌があったじゃないか  そして 夢まで届け… 君の声よ 夢まで届け
約束くたびれた特急列車が 夕暮れ 線路沿いの静寂を吹き飛ばすと 光と闇のストライプが 僕をそっと包んでゆきます チカチカと瞬く光は かつて夢見ていたもののように眩しくて 思わず目をそらせば 無造作に足跡が放り投げられています  「辛い想い出は 何のためだったの?」 セピア色の中の君の声が 乾ききった胸に響く  くやしくて くやしくて こぼれ落ちた涙は 懐かしい 懐かしい 情熱の温度に似てる 何一つ踏み出せず ただ怯えてるだけの 臆病な情熱は もう捨ててしまおう  いつまでも振り返ってはいられまいと踵を返してみたものの 向かう道にのしかかる混沌は やっぱり僕を苛みそうで それでも ここまでこうして ずっと踏みしめてきた道だ ここにもきっと 黒い足跡を撒き散らしてゆくのだろう  「遠い憧れは 今 どこに行ったの?」 セピア色の中の僕の声が 乾ききった胸に響く  苦しくて 苦しくて 諦めをなぞる指は 力無く横たわる敗者の背中に似てる 何一つ踏み出せず ただ怯えてるだけの 臆病な情熱は もう捨ててしまおう  くやしくて くやしくて こぼれ落ちた涙は 懐かしい 懐かしい 情熱の温度に似てる 何一つ踏み出せず ただ怯えてるだけの 臆病な情熱は もう捨ててしまおう野狐禅濱埜宏哉濱埜宏哉くたびれた特急列車が 夕暮れ 線路沿いの静寂を吹き飛ばすと 光と闇のストライプが 僕をそっと包んでゆきます チカチカと瞬く光は かつて夢見ていたもののように眩しくて 思わず目をそらせば 無造作に足跡が放り投げられています  「辛い想い出は 何のためだったの?」 セピア色の中の君の声が 乾ききった胸に響く  くやしくて くやしくて こぼれ落ちた涙は 懐かしい 懐かしい 情熱の温度に似てる 何一つ踏み出せず ただ怯えてるだけの 臆病な情熱は もう捨ててしまおう  いつまでも振り返ってはいられまいと踵を返してみたものの 向かう道にのしかかる混沌は やっぱり僕を苛みそうで それでも ここまでこうして ずっと踏みしめてきた道だ ここにもきっと 黒い足跡を撒き散らしてゆくのだろう  「遠い憧れは 今 どこに行ったの?」 セピア色の中の僕の声が 乾ききった胸に響く  苦しくて 苦しくて 諦めをなぞる指は 力無く横たわる敗者の背中に似てる 何一つ踏み出せず ただ怯えてるだけの 臆病な情熱は もう捨ててしまおう  くやしくて くやしくて こぼれ落ちた涙は 懐かしい 懐かしい 情熱の温度に似てる 何一つ踏み出せず ただ怯えてるだけの 臆病な情熱は もう捨ててしまおう
山手線最近 自分で自分が訳わからんのです だからいっそ 訳わからんもんになってしまおうっていう そんな試みで 思いきし頭をぶん回す 数十回 さすがに揺らめきはするが そこには静かに線路沿いの道  やめてしまおうって言おうと思った それを遮るようなタイミングで山手線が真横を走り抜けて 僕はそこに勝手に何らかのメッセージを感じて 黙って歩き続けたんだ  結局中途半端なもんだから 叶えることも諦めることもできんのです ああでもねぇ、こうでもねぇ、試行錯誤が悪い癖 季節にも自分自身にも縛られなくていいぞ 自由に自由に一句ひねるもよし そこには静かに線路沿いの道  やめてしまおうって言おうと思った それを遮るようなタイミングで山手線が真横を走り抜けて 僕はそこに勝手に何らかのメッセージを感じて 黙って歩き続けたんだ野狐禅竹原ピストル竹原ピストルGENTA・野狐禅最近 自分で自分が訳わからんのです だからいっそ 訳わからんもんになってしまおうっていう そんな試みで 思いきし頭をぶん回す 数十回 さすがに揺らめきはするが そこには静かに線路沿いの道  やめてしまおうって言おうと思った それを遮るようなタイミングで山手線が真横を走り抜けて 僕はそこに勝手に何らかのメッセージを感じて 黙って歩き続けたんだ  結局中途半端なもんだから 叶えることも諦めることもできんのです ああでもねぇ、こうでもねぇ、試行錯誤が悪い癖 季節にも自分自身にも縛られなくていいぞ 自由に自由に一句ひねるもよし そこには静かに線路沿いの道  やめてしまおうって言おうと思った それを遮るようなタイミングで山手線が真横を走り抜けて 僕はそこに勝手に何らかのメッセージを感じて 黙って歩き続けたんだ
よう挑んだ影にも置き去りにされそうなくらい ゆっくりゆっくり歩いて おまえ最近どうしてた? おれは最近どうしてたっけな  今にもポトリと落ちてしまいそうなくらい 深く深くうつむいて おまえ最近どうしてた? おれは最近どうしてたっけな  忘れたことよりも覚えていることのほうが多くなった その瞬間が号砲だ よーいどんだ よーいどんだ よーいどんだ よう挑んだ  皮膚がちぎれてしまいそうなくらい 疾走感に満ちた日々を お前は覚えているか? おれは正直ぼんやりだ  今に見とけと意味も無く睨みつけた朝日のまばゆさを おまえは覚えているか? おれは正直ぼんやりだ  未来を語ることよりも思い出を語ることのほうが多くなった その瞬間が号砲だ よーいどんだ よーいどんだ よーいどんだ よう挑んだ野狐禅竹原ピストル濱埜宏哉影にも置き去りにされそうなくらい ゆっくりゆっくり歩いて おまえ最近どうしてた? おれは最近どうしてたっけな  今にもポトリと落ちてしまいそうなくらい 深く深くうつむいて おまえ最近どうしてた? おれは最近どうしてたっけな  忘れたことよりも覚えていることのほうが多くなった その瞬間が号砲だ よーいどんだ よーいどんだ よーいどんだ よう挑んだ  皮膚がちぎれてしまいそうなくらい 疾走感に満ちた日々を お前は覚えているか? おれは正直ぼんやりだ  今に見とけと意味も無く睨みつけた朝日のまばゆさを おまえは覚えているか? おれは正直ぼんやりだ  未来を語ることよりも思い出を語ることのほうが多くなった その瞬間が号砲だ よーいどんだ よーいどんだ よーいどんだ よう挑んだ
ローアンドロー夢はいつだってムシのいいもの あんまり眩しく描きすぎたものだから 闇雲に目を伏せあったら 僕の姿もうつろい消えゆくだろう  誰もが踏みしめてきた諦めの轍や きらびやかな果てに見えなかった現実や あるいは一つ咲かせた幸せのはなむけに 季節はうつろい消えゆくだろう  それでもくすぶり続けている あてどない時間をもがき苦しんでゆく きっと それは惨めだろうけど そこに何か見えるならば 進む道は そこしかない 進む道は そこにしかない  いつしか僕らは羽ばたかなくなって 足跡はその色合いを変えてきて 情熱はひとつの旅の終わりを告げるけど それでも今夜も舟を出す  それでもくすぶり続けている この想いを僕らは何と呼べばいいんだろう? その先に一体何があるのか 僕にはそれはわからないが 進む道は そこしかない 進む道は そこにしかない野狐禅濱埜宏哉濱埜宏哉夢はいつだってムシのいいもの あんまり眩しく描きすぎたものだから 闇雲に目を伏せあったら 僕の姿もうつろい消えゆくだろう  誰もが踏みしめてきた諦めの轍や きらびやかな果てに見えなかった現実や あるいは一つ咲かせた幸せのはなむけに 季節はうつろい消えゆくだろう  それでもくすぶり続けている あてどない時間をもがき苦しんでゆく きっと それは惨めだろうけど そこに何か見えるならば 進む道は そこしかない 進む道は そこにしかない  いつしか僕らは羽ばたかなくなって 足跡はその色合いを変えてきて 情熱はひとつの旅の終わりを告げるけど それでも今夜も舟を出す  それでもくすぶり続けている この想いを僕らは何と呼べばいいんだろう? その先に一体何があるのか 僕にはそれはわからないが 進む道は そこしかない 進む道は そこにしかない
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