長谷川きよしの歌詞一覧リスト  67曲中 1-67曲を表示

並び順: []
全1ページ中 1ページを表示
67曲中 1-67曲を表示
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
愛の讃歌たとえ空が落ちて 地が裂け崩れても ただおまえだけを愛する私 抱き空いて眠る このひと時こそは 口付けの内に この世は消え果てる  Le ciel bleu sur nous peut s'effondrer Et la terre peut bien s'ecrouler Peu m'importe si tu m'aimes Je me fous du monde entier  Tant que I'amour inondera mes matins Tant que mon corps fremira sous tes mains Peu m'importent les problemes Mon amour, puisque tu m'aimes  おまえのためなら 空の果てまで地の果てまでも おまえのためなら 陽でも月でも盗みもしよう おまえのためなら 友も裏切り国も捨てるさ 人よ笑え私を憎め それでいいのさ  おまえが死ぬ時は 私も死ぬ時さ 二人の命は 変わらぬ愛を 歌い続けるのさ 空の青い果てから もう誰の手にも 届かぬあの世界で長谷川きよしEDITH PIAF・訳詞:栗原野里子MARGUERITTE MONNOTたとえ空が落ちて 地が裂け崩れても ただおまえだけを愛する私 抱き空いて眠る このひと時こそは 口付けの内に この世は消え果てる  Le ciel bleu sur nous peut s'effondrer Et la terre peut bien s'ecrouler Peu m'importe si tu m'aimes Je me fous du monde entier  Tant que I'amour inondera mes matins Tant que mon corps fremira sous tes mains Peu m'importent les problemes Mon amour, puisque tu m'aimes  おまえのためなら 空の果てまで地の果てまでも おまえのためなら 陽でも月でも盗みもしよう おまえのためなら 友も裏切り国も捨てるさ 人よ笑え私を憎め それでいいのさ  おまえが死ぬ時は 私も死ぬ時さ 二人の命は 変わらぬ愛を 歌い続けるのさ 空の青い果てから もう誰の手にも 届かぬあの世界で
愛は夜空ヘ今夜二人で歌った愛は 明りとりの窓から 夜空へ帰ってゆく 今夜二人で歌った愛は 夏の風に吹かれて 今どこを飛んでいるの?  美しい調べはいつも つゆくさのつゆのようです せめて明日の朝まで 二人を包んでおくれ  それぞれちがう涙をもって 生まれて来たけれども 今わかった あなたの悲しみ 今わかった あなたの淋しさ長谷川きよし荒井由実長谷川きよし乾裕樹今夜二人で歌った愛は 明りとりの窓から 夜空へ帰ってゆく 今夜二人で歌った愛は 夏の風に吹かれて 今どこを飛んでいるの?  美しい調べはいつも つゆくさのつゆのようです せめて明日の朝まで 二人を包んでおくれ  それぞれちがう涙をもって 生まれて来たけれども 今わかった あなたの悲しみ 今わかった あなたの淋しさ
雨あがり雨の ひるさがりに ぼんやり 外を見てたら しずくがバラの 紅い花びらに しだいに大きく ふくらんで来て キラッと光って 落ちていった  雨のあがったあと 何となく 街へ出てみた 家路をいそぐ 人の群れから いつかはなれて 夕闇のなか あなたによく似た うしろ姿  こんなに早く 忘れさせていいのですか こんなに早く 遠ざからせていいのですか こんなに早く あなたの世界が 消えていってもいいのですか長谷川きよし葵梨佐長谷川きよし雨の ひるさがりに ぼんやり 外を見てたら しずくがバラの 紅い花びらに しだいに大きく ふくらんで来て キラッと光って 落ちていった  雨のあがったあと 何となく 街へ出てみた 家路をいそぐ 人の群れから いつかはなれて 夕闇のなか あなたによく似た うしろ姿  こんなに早く 忘れさせていいのですか こんなに早く 遠ざからせていいのですか こんなに早く あなたの世界が 消えていってもいいのですか
歩きつづけて話しつづけて そのまま どんなことでも その声を聞いていたい 今はそれだけ こんな気持で一人になったら とても淋しくて  歩きつづけて このまま 何も何も 言わずに 言葉など 今の二人に 何になるだろう 別れられずに よりそう心に 愛が通うだけ  水銀灯の光に 二つの影が あわくうかぶ 二人は ふと立ち止り 熱いくちづけをかわす 別れの時が来たって にぎりしめてるこの手は 離したくない  思いつづけて いつでも 変わることなく たまらなく淋しい時も 抱きしめあって この世の外に 二人で生きる その日 求めて その日 求めて長谷川きよし長谷川きよし長谷川きよし川口真話しつづけて そのまま どんなことでも その声を聞いていたい 今はそれだけ こんな気持で一人になったら とても淋しくて  歩きつづけて このまま 何も何も 言わずに 言葉など 今の二人に 何になるだろう 別れられずに よりそう心に 愛が通うだけ  水銀灯の光に 二つの影が あわくうかぶ 二人は ふと立ち止り 熱いくちづけをかわす 別れの時が来たって にぎりしめてるこの手は 離したくない  思いつづけて いつでも 変わることなく たまらなく淋しい時も 抱きしめあって この世の外に 二人で生きる その日 求めて その日 求めて
ANT あり(「組曲ふるいみらい」より)あんまりしっかりめをあけて あんまりみすぎてつかれたときには かあてんをおろしましょう めにかあてんをおろしましょう  しばらくは くらい なれるまで こわい でもやがて きみは  ちいさなありのめをあける しょっかくをそっとふってみる そうしてきっとおどろくでしょう あんまりせかいがよくみえるから  「そうだったのか!」 ありになったきみがいう 「これだったのか!」長谷川きよし中山千夏長谷川きよし長谷川きよしあんまりしっかりめをあけて あんまりみすぎてつかれたときには かあてんをおろしましょう めにかあてんをおろしましょう  しばらくは くらい なれるまで こわい でもやがて きみは  ちいさなありのめをあける しょっかくをそっとふってみる そうしてきっとおどろくでしょう あんまりせかいがよくみえるから  「そうだったのか!」 ありになったきみがいう 「これだったのか!」
椅子とりもどした温かさに 貧しい木造りの椅子を置こう 光を浴びながら 椅子はまぶしそうだ その椅子には ゆきずりの女が座るんじゃない ショールより温かく きみが座るんだ  きみが座るにふさわしいのは 陽溜りの椅子に似ている 忘れられながら 椅子は待ちつづけて その椅子では たそがれの風景が通りすぎると おだやかなことばが きみに与えられる  でもやがて ぼくに気づくと きみは くるりと椅子を廻すかも知れないけれど長谷川きよし岡本おさみ長谷川きよしとりもどした温かさに 貧しい木造りの椅子を置こう 光を浴びながら 椅子はまぶしそうだ その椅子には ゆきずりの女が座るんじゃない ショールより温かく きみが座るんだ  きみが座るにふさわしいのは 陽溜りの椅子に似ている 忘れられながら 椅子は待ちつづけて その椅子では たそがれの風景が通りすぎると おだやかなことばが きみに与えられる  でもやがて ぼくに気づくと きみは くるりと椅子を廻すかも知れないけれど
今 あなたは酔うといつも おしゃべりになって 同じ事を何度も 繰り返したものよ 皆愛想をつかして 笑っていたけど 私はそんな あなたが好きだった  ずい分知ってるわ 別れた人達や 見果てぬあなたの 夢の話も やさしく見まもる 人のいることを 私は心から祈っている  夜明け近く 飲んでた仲間も 一人二人と減って 最後には私だけ 時には意地悪く 見つめていたけど 私の心は 判っていた筈よ  ずい分知ってるわ 別れた人達や 見果てぬあなたの 夢の話も やさしく見まもる 人のいることを 私は心から祈っている長谷川きよし津島玲長谷川きよし乾裕樹酔うといつも おしゃべりになって 同じ事を何度も 繰り返したものよ 皆愛想をつかして 笑っていたけど 私はそんな あなたが好きだった  ずい分知ってるわ 別れた人達や 見果てぬあなたの 夢の話も やさしく見まもる 人のいることを 私は心から祈っている  夜明け近く 飲んでた仲間も 一人二人と減って 最後には私だけ 時には意地悪く 見つめていたけど 私の心は 判っていた筈よ  ずい分知ってるわ 別れた人達や 見果てぬあなたの 夢の話も やさしく見まもる 人のいることを 私は心から祈っている
INSECT こんちゅう(「組曲ふるいみらい」より)じっとしている こんちゅうの じゃまはしないがいいようです こそともしない れんちゅうの おごそかなさまをごらんなさい  だいじないのりのさいちゅうと きまっているじゃあないですか じゃまするとせかいがきえてしまうって わかっているじゃあないですか長谷川きよし中山千夏長谷川きよし長谷川きよしじっとしている こんちゅうの じゃまはしないがいいようです こそともしない れんちゅうの おごそかなさまをごらんなさい  だいじないのりのさいちゅうと きまっているじゃあないですか じゃまするとせかいがきえてしまうって わかっているじゃあないですか
EAGLE わし(「組曲ふるいみらい」より)わたしがわしだったとき くうきはちょうど みずのようだった つばさをひろげておよいでゆくと くうきはあわだち しぶきをあげた  わたしがわしだったとき ちっぽけなどうぶつを つめでころした わたしはわしだということしか かんがえようともしなかったから長谷川きよし中山千夏長谷川きよし長谷川きよしわたしがわしだったとき くうきはちょうど みずのようだった つばさをひろげておよいでゆくと くうきはあわだち しぶきをあげた  わたしがわしだったとき ちっぽけなどうぶつを つめでころした わたしはわしだということしか かんがえようともしなかったから
後姿(プラ・ボセ・ナンエンボウラ)今だから二人とも傷つかずに 別れていけると あなたは言うけれど 苦しんで何もかも失っても 燃えている炎消すことなど 僕にはできない  別れていくあなたの 後姿はみたくない 目を閉じてうたおう 僕の最後のこの歌を  この煙草すい終わるその時まで ほんの少しだけここに座っていて 優しさに満ちていたその瞳も 今は冷たくあきらめの色を 映すばかり  別れていくあなたの 後姿はみたくない 目を閉じてうたおう 僕の最後のこの歌を  別れていくあなたの 後姿はみたくない 目を閉じてうたおう 僕の最後のこの歌を長谷川きよしベニート・ジ・パウラ、訳詞:長谷川きよしベニート・ジ・パウラ船山基紀今だから二人とも傷つかずに 別れていけると あなたは言うけれど 苦しんで何もかも失っても 燃えている炎消すことなど 僕にはできない  別れていくあなたの 後姿はみたくない 目を閉じてうたおう 僕の最後のこの歌を  この煙草すい終わるその時まで ほんの少しだけここに座っていて 優しさに満ちていたその瞳も 今は冷たくあきらめの色を 映すばかり  別れていくあなたの 後姿はみたくない 目を閉じてうたおう 僕の最後のこの歌を  別れていくあなたの 後姿はみたくない 目を閉じてうたおう 僕の最後のこの歌を
美しい日々古いアパートで マルクは絵を画く 故郷の森を 風の吹く丘を  今日は誕生日 祝うひともなく 床にうずくまり彼は夢を見る  ベラが花束を抱え 空を翔んで来るよ 碧い山々を越えて 彼の窓に降りる  ドアを叩く音に ふと目を醒ますと 懐しい声が彼の名を呼んだ  ベラが花束を抱え そこに立っていたよ ひとり夜汽車に揺られて 遠いこのパリまで  広いアトリエで いまは想い出す 若いあの頃を 美しい日々を  ベラが花束を抱え 空を翔んでいるよ 彼のキャンバスの上に スカートを拡げて長谷川きよし荒井由実長谷川きよし本多俊之古いアパートで マルクは絵を画く 故郷の森を 風の吹く丘を  今日は誕生日 祝うひともなく 床にうずくまり彼は夢を見る  ベラが花束を抱え 空を翔んで来るよ 碧い山々を越えて 彼の窓に降りる  ドアを叩く音に ふと目を醒ますと 懐しい声が彼の名を呼んだ  ベラが花束を抱え そこに立っていたよ ひとり夜汽車に揺られて 遠いこのパリまで  広いアトリエで いまは想い出す 若いあの頃を 美しい日々を  ベラが花束を抱え 空を翔んでいるよ 彼のキャンバスの上に スカートを拡げて
OWL ふくろう(「組曲ふるいみらい」より)なみだなしにはかたれない 「けんかしちゃったの あのこと すきですきで こんなにすきなのに けんかしちゃったの」  「ほう ほう ほう」 ふくろうだけが きにかけて きいてくれました 「ほう ほう ほう」長谷川きよし中山千夏長谷川きよし長谷川きよしなみだなしにはかたれない 「けんかしちゃったの あのこと すきですきで こんなにすきなのに けんかしちゃったの」  「ほう ほう ほう」 ふくろうだけが きにかけて きいてくれました 「ほう ほう ほう」
Over the rainbowSomewhere over the rainbow, way up high There's a land that I heard of once in a lullaby Somewhere over the rainbow, skies are blue And the dreams that you dare to dream really do come true  Someday I'll wish upon a star, And wake up where the clouds are far behind me Where troubles melt like lemon drops, Away above the chimney tops, that's where you'll find me  Somewhere over the rainbow, bluebirds fly Birds fly over the rainbow Why, then oh why, can't I?  Someday I'll wish upon a star, And wake up where the clouds are far behind me Where troubles melt like lemon drops, Away above the chimney tops, that's where you'll find me  Somewhere over the rainbow, bluebirds fly Birds fly over the rainbow Why, then oh why can't I? If happy little bluebirds fly beyond the rainbow Why, oh why, can't I?長谷川きよしE.Y.HARBURGHarold Arlen林正樹Somewhere over the rainbow, way up high There's a land that I heard of once in a lullaby Somewhere over the rainbow, skies are blue And the dreams that you dare to dream really do come true  Someday I'll wish upon a star, And wake up where the clouds are far behind me Where troubles melt like lemon drops, Away above the chimney tops, that's where you'll find me  Somewhere over the rainbow, bluebirds fly Birds fly over the rainbow Why, then oh why, can't I?  Someday I'll wish upon a star, And wake up where the clouds are far behind me Where troubles melt like lemon drops, Away above the chimney tops, that's where you'll find me  Somewhere over the rainbow, bluebirds fly Birds fly over the rainbow Why, then oh why can't I? If happy little bluebirds fly beyond the rainbow Why, oh why, can't I?
帰っておいで帰っておいで 迎えに来たんだ もうやめにしよう むずかしい顔は  帰っておいで わかっていたんだ いつかこの戸口に こうして立つ日が 来ることを  君は僕を憎み 僕は君をののしった あの日の言葉が ふたりの心に凍りついてる でもそんなこと 忘れてしまえるさ  帰っておいで ふるえながら 君の言葉を 待っているんだ  帰っておいで 何か云ってくれ 助けてほしいんだ タクシーが待ってる さあ行こう 帰っておいで長谷川きよしジルベール・ベコー、訳詞:長谷川きよしジルベール・ベコー川口真帰っておいで 迎えに来たんだ もうやめにしよう むずかしい顔は  帰っておいで わかっていたんだ いつかこの戸口に こうして立つ日が 来ることを  君は僕を憎み 僕は君をののしった あの日の言葉が ふたりの心に凍りついてる でもそんなこと 忘れてしまえるさ  帰っておいで ふるえながら 君の言葉を 待っているんだ  帰っておいで 何か云ってくれ 助けてほしいんだ タクシーが待ってる さあ行こう 帰っておいで
風のささやきどうして心が今もざわめくのか 水に投げた石の波紋のよう 宇宙のメリーゴーラウンド そしてカーニヴァルバルーン 陽射しを求めるひまわりのよう 無情の時を針が刻んでも おまえは風になり回し続ける 心の中のこの風車  この手の中絡んだ糸のよう 風のハープ揺らす切ない歌 北の海に踊るカモメのよう 陽射しを求めるひまわりのよう 無情の時を針が刻んでも おまえは風になり回し続ける 心の中のこの風車  泉のほとりでおまえがあの日 ささやいた言葉 あれは幻 二人の足跡 砂に消え果て 夏は去り 夢覚めてただ一人 残されて聞く雨 虚しい音  口ずさむ人もなく消える歌 枯葉の色も空も黄昏も ものみなおまえのあの髪の色  無情の時を針が刻んでも おまえは季節の風の姿で 回し続ける 心の中のこの風車長谷川きよしMARILYN & ALAN BERGMAN・訳詞:長谷川きよしMICHEL LEGRAND林正樹どうして心が今もざわめくのか 水に投げた石の波紋のよう 宇宙のメリーゴーラウンド そしてカーニヴァルバルーン 陽射しを求めるひまわりのよう 無情の時を針が刻んでも おまえは風になり回し続ける 心の中のこの風車  この手の中絡んだ糸のよう 風のハープ揺らす切ない歌 北の海に踊るカモメのよう 陽射しを求めるひまわりのよう 無情の時を針が刻んでも おまえは風になり回し続ける 心の中のこの風車  泉のほとりでおまえがあの日 ささやいた言葉 あれは幻 二人の足跡 砂に消え果て 夏は去り 夢覚めてただ一人 残されて聞く雨 虚しい音  口ずさむ人もなく消える歌 枯葉の色も空も黄昏も ものみなおまえのあの髪の色  無情の時を針が刻んでも おまえは季節の風の姿で 回し続ける 心の中のこの風車
QUILL がぺん(「組曲ふるいみらい」より)あおいいけのほとり にれのした がちょうたちの だいかいぎ おわったあとに はねいっぽん ひろってさっそくがぺんにしたて  はいけい はねいっぽん おあずかり もちぬし どなた おしらせを あおいいけのほとり にれのした がちょうさま長谷川きよし中山千夏長谷川きよし長谷川きよしあおいいけのほとり にれのした がちょうたちの だいかいぎ おわったあとに はねいっぽん ひろってさっそくがぺんにしたて  はいけい はねいっぽん おあずかり もちぬし どなた おしらせを あおいいけのほとり にれのした がちょうさま
黒の舟唄男と女の あいだには 深くて暗い 河がある 誰も渡れぬ 河なれど エンヤコラ今夜も 舟を出す ROW & ROW ROW & ROW 振り返るな ROW  おまえ十七 俺十九 忘れもしない この河に ふたりの星の ひとかけら ながして泣いた 夜もある ROW & ROW ROW & ROW 振り返るな ROW  あれから幾年 漕ぎつづけ 大波小波 ゆれゆられ 極楽見えた こともある 地獄が見えたこともある ROW & ROW ROW & ROW 振り返るな ROW  たとえば男は 阿呆鳥 たとえば女は 忘れ貝 まっかな潮が 満ちる時 失くしたものを 想いだす ROW & ROW ROW & ROW 振り返るな ROW  おまえと俺との あいだには 深くて暗い 河がある それでもやっぱり 逢いたくて エンヤコラ今夜も 舟を出す ROW & ROW ROW & ROW 振り返るな ROW 振り返るな ROW長谷川きよし能吉利人桜井順玉木宏樹男と女の あいだには 深くて暗い 河がある 誰も渡れぬ 河なれど エンヤコラ今夜も 舟を出す ROW & ROW ROW & ROW 振り返るな ROW  おまえ十七 俺十九 忘れもしない この河に ふたりの星の ひとかけら ながして泣いた 夜もある ROW & ROW ROW & ROW 振り返るな ROW  あれから幾年 漕ぎつづけ 大波小波 ゆれゆられ 極楽見えた こともある 地獄が見えたこともある ROW & ROW ROW & ROW 振り返るな ROW  たとえば男は 阿呆鳥 たとえば女は 忘れ貝 まっかな潮が 満ちる時 失くしたものを 想いだす ROW & ROW ROW & ROW 振り返るな ROW  おまえと俺との あいだには 深くて暗い 河がある それでもやっぱり 逢いたくて エンヤコラ今夜も 舟を出す ROW & ROW ROW & ROW 振り返るな ROW 振り返るな ROW
恋はせつなくアンポルテ モナムール 消えた恋よ 別れても 未練は無いの この指輪も このドレスも 思い出に 纏るものは 何ものこさず ぬぐい去るの  命かけ 愛し合って それでも尚 別れるなら 追いかけても 無駄な事ね 涙をふいてお別れしましょう 私は今も 好きよ 好きよ アンポルテ モナムール  消えた恋よ 美しい思い出ばかり あの口づけ あの吐息が この胸に よみがえる夜  一人私は 涙にくれる アンポルテ モナムール アンポルテ モナムール アンポルテ モナムール長谷川きよしH.Contet・訳詞:なかにし礼E.Sternアンポルテ モナムール 消えた恋よ 別れても 未練は無いの この指輪も このドレスも 思い出に 纏るものは 何ものこさず ぬぐい去るの  命かけ 愛し合って それでも尚 別れるなら 追いかけても 無駄な事ね 涙をふいてお別れしましょう 私は今も 好きよ 好きよ アンポルテ モナムール  消えた恋よ 美しい思い出ばかり あの口づけ あの吐息が この胸に よみがえる夜  一人私は 涙にくれる アンポルテ モナムール アンポルテ モナムール アンポルテ モナムール
心ノ中ノ日本一人の女をだめにした 一人の男の日暮れ時 煙草つけても すぐ消える 後姿のやぶれうた 日本せまいぞ ラリパッパ タンナタラリヤ ラリパッパ  一人の男をだめにした 一人の女の昼下がり どうせ今夜も又雨さ お酒まかせの みだれ雨 日本せまいぞ ラリパッパ タンナタラリヤ ラリパッパ  二人で暮らせばだめになる 別れりゃなおさらだめになる 星があわないせいなのか 広い夜空にながれ唄 日本せまいぞ ラリパッパ タンナタラリヤ ラリパッパ長谷川きよし能吉利人長谷川きよし山木幸三郎一人の女をだめにした 一人の男の日暮れ時 煙草つけても すぐ消える 後姿のやぶれうた 日本せまいぞ ラリパッパ タンナタラリヤ ラリパッパ  一人の男をだめにした 一人の女の昼下がり どうせ今夜も又雨さ お酒まかせの みだれ雨 日本せまいぞ ラリパッパ タンナタラリヤ ラリパッパ  二人で暮らせばだめになる 別れりゃなおさらだめになる 星があわないせいなのか 広い夜空にながれ唄 日本せまいぞ ラリパッパ タンナタラリヤ ラリパッパ
心震える時心震える時 言葉なくした時 ひとり戸惑う時 どうぞ思い出して  雨上がりの朝の 湿った土の匂い 萌える草の匂い 命の匂い  誰の言葉も心に届かない 過去と未来の狭間で眠れない時は  ひとつ息をする もうひとつ息をする 胸の奥の奥で 何かが生まれる  心震える時 夢もなくした時 闇にさまよう時 どうぞ思い出して  木漏れ日を浴びながら 子猫が遊んでる 疲れを知らない 命の匂い  吹きわたる風の中で立ち止まる 悲しいくらい世界が美しくみえる  ひとつ息をする もうひとつ息をする 胸の奥の奥で 何かが生まれる  吹きわたる風の中で歩き出す 今この時を私は生きていく 君と  ひとつ息をする もうひとつ息をする 胸の奥の奥で 何かが生まれる さぁ微笑んで長谷川きよし長谷川孝水長谷川きよし林正樹心震える時 言葉なくした時 ひとり戸惑う時 どうぞ思い出して  雨上がりの朝の 湿った土の匂い 萌える草の匂い 命の匂い  誰の言葉も心に届かない 過去と未来の狭間で眠れない時は  ひとつ息をする もうひとつ息をする 胸の奥の奥で 何かが生まれる  心震える時 夢もなくした時 闇にさまよう時 どうぞ思い出して  木漏れ日を浴びながら 子猫が遊んでる 疲れを知らない 命の匂い  吹きわたる風の中で立ち止まる 悲しいくらい世界が美しくみえる  ひとつ息をする もうひとつ息をする 胸の奥の奥で 何かが生まれる  吹きわたる風の中で歩き出す 今この時を私は生きていく 君と  ひとつ息をする もうひとつ息をする 胸の奥の奥で 何かが生まれる さぁ微笑んで
湖上ポッカリ月が出ましたら、 船を浮べて出掛けませう。 波はヒタヒタ打つでせう、 風も少しはあるでせう。  沖に出たらば暗いでせう、 櫂(かい)から滴垂(したた)る水の音は 昵懇(ちか)しいものに聞こえませう、 ――あなたの言葉の杜切(とぎ)れ間を。  月は聴き耳立てるでせう、 すこしは降りても来るでせう、 われら接唇(くちづけ)する時に 月は頭上にあるでせう。  あなたはなほも、語るでせう、 よしないことや拗言(すねごと)や、 洩らさず私は聴くでせう、 ――けれど漕ぐ手はやめないで。  ポッカリ月が出ましたら、 舟を浮べて出掛けませう、 波はヒタヒタ打つでせう、 風も少しはあるでせう。長谷川きよし中原中也長谷川きよし長谷川きよしポッカリ月が出ましたら、 船を浮べて出掛けませう。 波はヒタヒタ打つでせう、 風も少しはあるでせう。  沖に出たらば暗いでせう、 櫂(かい)から滴垂(したた)る水の音は 昵懇(ちか)しいものに聞こえませう、 ――あなたの言葉の杜切(とぎ)れ間を。  月は聴き耳立てるでせう、 すこしは降りても来るでせう、 われら接唇(くちづけ)する時に 月は頭上にあるでせう。  あなたはなほも、語るでせう、 よしないことや拗言(すねごと)や、 洩らさず私は聴くでせう、 ――けれど漕ぐ手はやめないで。  ポッカリ月が出ましたら、 舟を浮べて出掛けませう、 波はヒタヒタ打つでせう、 風も少しはあるでせう。
さよならさよなら。さよなら。 ……さようなら。さよなら。 又 逢おうね 又 逢えるね 笑って逢える日が きっと来るさ あなたが悪いんじゃない 僕が悪いのでもない 逢って 別れて 又逢って 笑っていられる人生を生きよう  どうして。どうして。 ……どうして。どうして? もう 逢わない なぜ 逢えない 二度と逢わないと いいきれるの あなたは疲れきっている 僕も疲れてしまった 逢って 別れて 又逢って 少しづつ大人になってゆけるさ長谷川きよし永六輔長谷川きよし乾裕樹さよなら。さよなら。 ……さようなら。さよなら。 又 逢おうね 又 逢えるね 笑って逢える日が きっと来るさ あなたが悪いんじゃない 僕が悪いのでもない 逢って 別れて 又逢って 笑っていられる人生を生きよう  どうして。どうして。 ……どうして。どうして? もう 逢わない なぜ 逢えない 二度と逢わないと いいきれるの あなたは疲れきっている 僕も疲れてしまった 逢って 別れて 又逢って 少しづつ大人になってゆけるさ
白い小部屋白い小部屋で 私はとても幸せ 窓辺の木々が きらりと光る あなたはじっと ベットの上の 動かぬ足を 見つめている  もしもあなたが 愛してくれるなら この日々を とても愛おしく 思えるはずなのに やわらかな春の陽に あなたはまどろみの中 となりの小さな 溜息など 気づきもせずに  白い小部屋で 私は話し続ける 小さな頃の 街の家並や 遠く旅した 夏の日の事 時はゆっくり 流れて行く  もしもあなたが 愛してくれるなら 見つめ合う ただそれだけで 幸せなはずなのに もうすぐに よくなると あなたは微笑んでいる 優しい光が 揺れている 白い部屋の中長谷川きよし津島玲長谷川きよし乾裕樹白い小部屋で 私はとても幸せ 窓辺の木々が きらりと光る あなたはじっと ベットの上の 動かぬ足を 見つめている  もしもあなたが 愛してくれるなら この日々を とても愛おしく 思えるはずなのに やわらかな春の陽に あなたはまどろみの中 となりの小さな 溜息など 気づきもせずに  白い小部屋で 私は話し続ける 小さな頃の 街の家並や 遠く旅した 夏の日の事 時はゆっくり 流れて行く  もしもあなたが 愛してくれるなら 見つめ合う ただそれだけで 幸せなはずなのに もうすぐに よくなると あなたは微笑んでいる 優しい光が 揺れている 白い部屋の中
巡礼者飢えた小羊が一匹行く 砂漠を灼けた砂漠を もうずっと歩いて来たので 何も持ってはいない 飢えた小羊が一匹行く あなたのもとへと  あなたはもう そこには居ない 何故それが分るのか もうずっと歩いて来たので 誰にも巡り会わない  いくつ丘を越えたのか いつ国を捨てたのか もうずっと歩いて来たので 何も覚えていない  飢えた小羊が一匹行く 砂漠を 星明りの中を もうずっと歩いて来たので 何も持ってはいない 飢えた小羊が一匹行く あなたのもとへと長谷川きよし津島玲長谷川きよし飢えた小羊が一匹行く 砂漠を灼けた砂漠を もうずっと歩いて来たので 何も持ってはいない 飢えた小羊が一匹行く あなたのもとへと  あなたはもう そこには居ない 何故それが分るのか もうずっと歩いて来たので 誰にも巡り会わない  いくつ丘を越えたのか いつ国を捨てたのか もうずっと歩いて来たので 何も覚えていない  飢えた小羊が一匹行く 砂漠を 星明りの中を もうずっと歩いて来たので 何も持ってはいない 飢えた小羊が一匹行く あなたのもとへと
JOY よろこび(「組曲ふるいみらい」より)だれともあらそわない あなたに だれをもきずつけない あなたに ふるさとのかんきのくにから おおいなるとうめいなよろこびがくる  だれかとあらそう あなたに だれかをきずつける あなたに そして それを かなしむあなたに やはりよろこびはくる はじらいながら長谷川きよし中山千夏長谷川きよし長谷川きよしだれともあらそわない あなたに だれをもきずつけない あなたに ふるさとのかんきのくにから おおいなるとうめいなよろこびがくる  だれかとあらそう あなたに だれかをきずつける あなたに そして それを かなしむあなたに やはりよろこびはくる はじらいながら
人生という名の旅海 浜辺 空や風景 あちこちの港 みんな 僕は見て来た 黄金の砂浜の散歩 谷間の日向ぼっこ みんな いつでも出来た  僕は見た 微笑みもジェラシーも 苦しみも幸せも もう終わりは近いけど 生きるべき夢がまだあると 心が囁く  J'ai vu Des matins De joies de chagrins De rires et d'envies De peines et de bonheur dans ma vie  J'ai cru Etre au bout de l'aventure Mais mon coeur lui me murmure Qu'il y a tant de reves a vivre encore長谷川きよしMICHEL MODO・訳詞:長谷川きよしHENRI SALVADOR林正樹海 浜辺 空や風景 あちこちの港 みんな 僕は見て来た 黄金の砂浜の散歩 谷間の日向ぼっこ みんな いつでも出来た  僕は見た 微笑みもジェラシーも 苦しみも幸せも もう終わりは近いけど 生きるべき夢がまだあると 心が囁く  J'ai vu Des matins De joies de chagrins De rires et d'envies De peines et de bonheur dans ma vie  J'ai cru Etre au bout de l'aventure Mais mon coeur lui me murmure Qu'il y a tant de reves a vivre encore
そして今はEt maintenant que vais-je faire De tout ce temps que sera ma vie De tous ces gens qui m'indifferent Maintenant que tu es parti Toutes ces nuits pourquoi, pour qui? Et ce matin qui revient pour rien Ce coeur qui bat pour qui, pour quoi? Qui bat trop fort, trop fort  今ぼくは どうすりゃいい 君はもう いないのに まるっきり 一人ぼっち この世は 何てこった わかっておくれよ ぼくはもう もうだめ 夢なんか いらない 愛だって あゝ 僕は あゝ どうしたんだ 涙も出やしない 夜など焼き払え 朝は君を憎む 夜明けの光に この世の果てを見る 花も 花も枯れ 涙も枯れ この世にもう おさらば 今はもう 朽ち果てた なきがらだけ長谷川きよしPIERRE DELANOE・GILBERT BECAUD・訳詞:栗原星紀GILBERT BECAUD山木幸三郎Et maintenant que vais-je faire De tout ce temps que sera ma vie De tous ces gens qui m'indifferent Maintenant que tu es parti Toutes ces nuits pourquoi, pour qui? Et ce matin qui revient pour rien Ce coeur qui bat pour qui, pour quoi? Qui bat trop fort, trop fort  今ぼくは どうすりゃいい 君はもう いないのに まるっきり 一人ぼっち この世は 何てこった わかっておくれよ ぼくはもう もうだめ 夢なんか いらない 愛だって あゝ 僕は あゝ どうしたんだ 涙も出やしない 夜など焼き払え 朝は君を憎む 夜明けの光に この世の果てを見る 花も 花も枯れ 涙も枯れ この世にもう おさらば 今はもう 朽ち果てた なきがらだけ
卒業さようなら女の子 キスのうまい女の子 もうすこしこうしていたいけど ふたりでねむっているうちに 春はどこかにいっちゃった  さよなら女の子 きれいな胸の女の子 お礼にバラをあげたくて 花屋をさがしているうちに 春はどこかにいっちゃった  いやだなアー いやだなアー 鉄砲一本にぎりしめ 誰かを殺しに風の中 バカな話しさ大人になるなんて  さようなら女の子 涙の好きな女の子 ひとまずこれでお別れさ アルバムめくっているうちに 春はどこかにいっちゃった  いやだなアー いやだなアー タバコを一本つけたけど 煙はたちまち風の中 バカな話さ大人になるなんて長谷川きよし能吉利人長谷川きよし山木幸三郎さようなら女の子 キスのうまい女の子 もうすこしこうしていたいけど ふたりでねむっているうちに 春はどこかにいっちゃった  さよなら女の子 きれいな胸の女の子 お礼にバラをあげたくて 花屋をさがしているうちに 春はどこかにいっちゃった  いやだなアー いやだなアー 鉄砲一本にぎりしめ 誰かを殺しに風の中 バカな話しさ大人になるなんて  さようなら女の子 涙の好きな女の子 ひとまずこれでお別れさ アルバムめくっているうちに 春はどこかにいっちゃった  いやだなアー いやだなアー タバコを一本つけたけど 煙はたちまち風の中 バカな話さ大人になるなんて
旅立つ秋愛はいつも束の間 このまま眠ったら 二人 これから ずっと はぐれてしまいそう  明日あなたのうでの中で 笑う私がいるでしょうか 秋は木立ちをぬけて 今夜遠く旅立つ  夜明け前に見る夢 本当になるという どんな悲しい夢でも 信じはしないけれど  明日霜がおりていたなら それは凍った月の涙 秋は木立をぬけて 今夜 遠く旅立つ 今夜 遠く旅立つ長谷川きよし荒井由実荒井由実乾裕樹愛はいつも束の間 このまま眠ったら 二人 これから ずっと はぐれてしまいそう  明日あなたのうでの中で 笑う私がいるでしょうか 秋は木立ちをぬけて 今夜遠く旅立つ  夜明け前に見る夢 本当になるという どんな悲しい夢でも 信じはしないけれど  明日霜がおりていたなら それは凍った月の涙 秋は木立をぬけて 今夜 遠く旅立つ 今夜 遠く旅立つ
Danny boyOh, Danny Boy, the pipes, the pipes are calling, From glen to glen and down the mountain side. The summer's gone and all the roses fallin'. It's you, it's you must go and I must bide.  But come ye back when summer's in the meadow. Or when the valley's hushed and white with snow. It's I'll be here in sunshine or in shadow. Oh, Danny Boy, O, Danny Boy, I love you so.  But come ye back when summer's in the meadow. Or when the valley's hushed and white with snow. It's I'll be here in sunshine or in shadow. Oh, Danny Boy, O, Danny Boy, I love you so.長谷川きよしFREDERICK WEATHERLYTRADITIONAL長谷川きよしOh, Danny Boy, the pipes, the pipes are calling, From glen to glen and down the mountain side. The summer's gone and all the roses fallin'. It's you, it's you must go and I must bide.  But come ye back when summer's in the meadow. Or when the valley's hushed and white with snow. It's I'll be here in sunshine or in shadow. Oh, Danny Boy, O, Danny Boy, I love you so.  But come ye back when summer's in the meadow. Or when the valley's hushed and white with snow. It's I'll be here in sunshine or in shadow. Oh, Danny Boy, O, Danny Boy, I love you so.
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ダンサーいつでも彼のうしろには 小さな女が立っている 造花のようなダンサーは あたかも彼の影のよう  いつでも彼の肩の上 かなわぬ夢がのっている 暗い目をしたダンサーは あたかも彼の過去のよう  箱をあけると彼女は回わる 金の刺繍のスカートで ねじがもどれば彼女も止まる 彼の愛した夜想曲(ノクターン)  私が赤い靴をはき 死ぬまで踊り続けたら いつかはきっとあの人も 微ってくれるときがくる 微ってくれるときがくる 微ってくれるときがくる長谷川きよし荒井由実長谷川きよしいつでも彼のうしろには 小さな女が立っている 造花のようなダンサーは あたかも彼の影のよう  いつでも彼の肩の上 かなわぬ夢がのっている 暗い目をしたダンサーは あたかも彼の過去のよう  箱をあけると彼女は回わる 金の刺繍のスカートで ねじがもどれば彼女も止まる 彼の愛した夜想曲(ノクターン)  私が赤い靴をはき 死ぬまで踊り続けたら いつかはきっとあの人も 微ってくれるときがくる 微ってくれるときがくる 微ってくれるときがくる
月夜の浜辺月夜の晩に、ボタンが一つ 波打際に、落ちてゐた。  それを拾つて、役立てようと 僕は思つたわけでもないが なぜだかそれを捨てるに忍びず 僕はそれを、袂に入れた。  月夜の晩に、ボタンが一つ 波打際に、落ちてゐた。  それを拾って、役立てようと 僕は思つたわけでもないが 月に向つてそれは抛れず 浪に向つてそれは抛れず 僕はそれを、袂に入れた。  月夜の晩に、拾つたボタンは 指先に沁み、心に沁みた。  月夜の晩に、拾つたボタンは どうしてそれが、捨てられようか?長谷川きよし中原中也長谷川きよし林正樹月夜の晩に、ボタンが一つ 波打際に、落ちてゐた。  それを拾つて、役立てようと 僕は思つたわけでもないが なぜだかそれを捨てるに忍びず 僕はそれを、袂に入れた。  月夜の晩に、ボタンが一つ 波打際に、落ちてゐた。  それを拾って、役立てようと 僕は思つたわけでもないが 月に向つてそれは抛れず 浪に向つてそれは抛れず 僕はそれを、袂に入れた。  月夜の晩に、拾つたボタンは 指先に沁み、心に沁みた。  月夜の晩に、拾つたボタンは どうしてそれが、捨てられようか?
TOKYOワルツ脱いだヒールを 両手にさげて 裸足で街を 歩きます 赤や青 むらさきの ネオン地獄に のみこまれ 迷子になって しまいたい 愛しても 愛しても 不幸ばっかり続くなら 女なんか やめたい 男が悪い 東京が悪い 負ける女が なお悪い 三拍子そろった 東京ワルツ 三拍子そろった 東京ワルツ  仲間はずれに された気分で 知らない店で のんでます 左手に ゆれている 金の鎖を ひきちぎり 未練ばかりか 縁も切る 愛しても 愛しても 二度とあなたに逢えぬなら 女なんか やめたい 男が悪い 東京が悪い 負ける女が なお悪い 三拍子そろった 東京ワルツ 三拍子そろった 東京ワルツ  愛しても 愛しても 不幸ばっかり続くなら 女なんか やめたい 男が悪い 東京が悪い 負ける女が なお悪い 三拍子そろった 東京ワルツ 三拍子そろった 東京ワルツ長谷川きよしなかにし礼宇崎竜童丸山恵市脱いだヒールを 両手にさげて 裸足で街を 歩きます 赤や青 むらさきの ネオン地獄に のみこまれ 迷子になって しまいたい 愛しても 愛しても 不幸ばっかり続くなら 女なんか やめたい 男が悪い 東京が悪い 負ける女が なお悪い 三拍子そろった 東京ワルツ 三拍子そろった 東京ワルツ  仲間はずれに された気分で 知らない店で のんでます 左手に ゆれている 金の鎖を ひきちぎり 未練ばかりか 縁も切る 愛しても 愛しても 二度とあなたに逢えぬなら 女なんか やめたい 男が悪い 東京が悪い 負ける女が なお悪い 三拍子そろった 東京ワルツ 三拍子そろった 東京ワルツ  愛しても 愛しても 不幸ばっかり続くなら 女なんか やめたい 男が悪い 東京が悪い 負ける女が なお悪い 三拍子そろった 東京ワルツ 三拍子そろった 東京ワルツ
透明なひとときを夜の静けさがある 薄紫の光がある 酔っていよう あなたの心の奥の芯に 僕の言葉がぶつかって こつんと小さな音をたてる そのかすかな響きが 部屋の中を遊んでいる  夜のほほえみがある グラスを満す酒がある 酔っていよう このやさしい ひとときを ただ狂おしく酔いしれて 逃れられぬ時の重荷なら つかの間でも忘れて 共に今は 酔っていよう 共に今は 酔っていよう長谷川きよし長谷川きよし長谷川きよし村井邦彦夜の静けさがある 薄紫の光がある 酔っていよう あなたの心の奥の芯に 僕の言葉がぶつかって こつんと小さな音をたてる そのかすかな響きが 部屋の中を遊んでいる  夜のほほえみがある グラスを満す酒がある 酔っていよう このやさしい ひとときを ただ狂おしく酔いしれて 逃れられぬ時の重荷なら つかの間でも忘れて 共に今は 酔っていよう 共に今は 酔っていよう
遠い風紋若者たちに 風に吹き かすかにかすかに 髪を吹き  歩いても 歩いても たどりつかない 海 海 サララ サルル サラサララ サルル 浜にがなの 黄色い花びら ものうい瞳に 写すばかり  若者たちの 夏はゆき 知らないあいだに 夏はゆき  ゆるやかに ゆるやかに 流れ流れる 砂 砂 サララ サルル サラサララ サルル 弘法むぎの穂 折れたままで 記憶のページに 遠い風紋長谷川きよし中村千栄子長谷川きよし乾裕樹若者たちに 風に吹き かすかにかすかに 髪を吹き  歩いても 歩いても たどりつかない 海 海 サララ サルル サラサララ サルル 浜にがなの 黄色い花びら ものうい瞳に 写すばかり  若者たちの 夏はゆき 知らないあいだに 夏はゆき  ゆるやかに ゆるやかに 流れ流れる 砂 砂 サララ サルル サラサララ サルル 弘法むぎの穂 折れたままで 記憶のページに 遠い風紋
どうしてあの日どうして あの日 ふたりは出会ったの 人恋しい 人恋しいと 風の鳴る中で どうして あの日 ふたりは 見つめあったの 人生の切なさを 見たことのある瞳で  出会いは突然 出会いは偶然 だけど少しだけ 運命のにおい どうして あの時 ふたりは 思い出していたの あっさり捨ててきた故郷の町を  どうして あの日 ふたりは 歩いたの 淋しいよう 淋しいようと 胸をふるわせて どうして あの日 ふたりは ふりかえったの 夕べから 明日まで 歩き続けた舗道を  出会いは突然 出会いは偶然 だけど少しだけ 運命のにおい どうして あの時 ふたりは 思い出していたの あっさり捨ててきた故郷の町を長谷川きよし中山千夏長谷川きよしどうして あの日 ふたりは出会ったの 人恋しい 人恋しいと 風の鳴る中で どうして あの日 ふたりは 見つめあったの 人生の切なさを 見たことのある瞳で  出会いは突然 出会いは偶然 だけど少しだけ 運命のにおい どうして あの時 ふたりは 思い出していたの あっさり捨ててきた故郷の町を  どうして あの日 ふたりは 歩いたの 淋しいよう 淋しいようと 胸をふるわせて どうして あの日 ふたりは ふりかえったの 夕べから 明日まで 歩き続けた舗道を  出会いは突然 出会いは偶然 だけど少しだけ 運命のにおい どうして あの時 ふたりは 思い出していたの あっさり捨ててきた故郷の町を
DAWN あけぼの(「組曲ふるいみらい」より)ほのぼのとあけぼの よるがあおざめおわれゆく うつくしいのやこわいのや あらゆるゆめをひきつれて  ゆうべ なんともかなしくて このよもおわり とないたものだが いつしかそれもすぎさって  ほのぼのとあけぼの ひかりがよるをおいはらう すばらしいのやひどいのや あらゆるじけんをひきつれて  なにがある なににあう あんじていてもいなくても いつしかそれもすぎさって長谷川きよし中山千夏長谷川きよしほのぼのとあけぼの よるがあおざめおわれゆく うつくしいのやこわいのや あらゆるゆめをひきつれて  ゆうべ なんともかなしくて このよもおわり とないたものだが いつしかそれもすぎさって  ほのぼのとあけぼの ひかりがよるをおいはらう すばらしいのやひどいのや あらゆるじけんをひきつれて  なにがある なににあう あんじていてもいなくても いつしかそれもすぎさって
NEST す(「組曲ふるいみらい」より)よろしかったら どうぞ じまんできるものは なにもない かべに え さえかかっていない でも まどは そらもよう  あめのふうが このはのしゃんそん ねどこはじぶんでととのえて …それで よろしかったらどうぞ わたくしのすへ どうぞ おじゃまはしませんから長谷川きよし中山千夏長谷川きよし長谷川きよしよろしかったら どうぞ じまんできるものは なにもない かべに え さえかかっていない でも まどは そらもよう  あめのふうが このはのしゃんそん ねどこはじぶんでととのえて …それで よろしかったらどうぞ わたくしのすへ どうぞ おじゃまはしませんから
裸馬裸馬にまたがったお前の身區は 乾いた小麦の匂い 黒髪は草の匂い こんなにもやさしいお前が他人なんて こんなにもやさしいお前が他人なんて ああまた帰ってゆく旅なのか  かがり火の暖かさでお前を抱けば いちめんの黒い闇 いちめんの星座 生きてる証しは燃えるしかない 生きてる証しは燃えるしかない ああまた帰ってゆく旅なのか  季節に飢えながら冬枯れの時代を 爽やかに駆けめぐる旅人であれ つかのまに燃えておまえと寝よう つかのまに燃えておまえと寝よう ああまた帰ってゆく旅なのか  燃えてるうちに去るのがいいさ 燃えてるうちに去るのがいいさ 醒めてしまえばゆきどまりだけ 醒めてしまえばくりかえしだけ ああまた帰ってゆく旅なのか長谷川きよし岡本おさみ長谷川きよし裸馬にまたがったお前の身區は 乾いた小麦の匂い 黒髪は草の匂い こんなにもやさしいお前が他人なんて こんなにもやさしいお前が他人なんて ああまた帰ってゆく旅なのか  かがり火の暖かさでお前を抱けば いちめんの黒い闇 いちめんの星座 生きてる証しは燃えるしかない 生きてる証しは燃えるしかない ああまた帰ってゆく旅なのか  季節に飢えながら冬枯れの時代を 爽やかに駆けめぐる旅人であれ つかのまに燃えておまえと寝よう つかのまに燃えておまえと寝よう ああまた帰ってゆく旅なのか  燃えてるうちに去るのがいいさ 燃えてるうちに去るのがいいさ 醒めてしまえばゆきどまりだけ 醒めてしまえばくりかえしだけ ああまた帰ってゆく旅なのか
波止場ひとり 波止場に佇ずんで 遠く見てる あの女 なにか気になる 今日の俺は やっぱり このまま引き返そう 馬鹿な奴と笑っとくれ かまわないさ 佇ずむ女の影は長い 水夫が馳けて行く  同じ処を女は見ていた 海の向こうに何が見える  思いがけない 時間を過ごし この景色を 俺は見ていた 明るさと また 果てしのない暗さが なぜか 奇妙な程 入り混ざって 戦っている そんな気がして 久し振りに いまの俺は 苦しい程のときめき  いつだって 波止場は深い いつかまた 逢えるさ 誰れかに 後影 それだけでいいの長谷川きよし浅川マキ吉野金次本多俊之ひとり 波止場に佇ずんで 遠く見てる あの女 なにか気になる 今日の俺は やっぱり このまま引き返そう 馬鹿な奴と笑っとくれ かまわないさ 佇ずむ女の影は長い 水夫が馳けて行く  同じ処を女は見ていた 海の向こうに何が見える  思いがけない 時間を過ごし この景色を 俺は見ていた 明るさと また 果てしのない暗さが なぜか 奇妙な程 入り混ざって 戦っている そんな気がして 久し振りに いまの俺は 苦しい程のときめき  いつだって 波止場は深い いつかまた 逢えるさ 誰れかに 後影 それだけでいいの
鳩笛鳩笛は 日の昏の音色 しのび寄る 冬のあしおと  鳩笛に なき友をおもう 岩木山 雨にけむる日  鳩笛をくちびるにあてる 思い出は 雲とながれて  鳩笛に 涙する人よ 君もまた 津軽生まれか  鳩笛をくちびるにあてる 思い出は 雲とながれて  鳩笛に 涙する人よ 君もまた 津軽生まれか長谷川きよし清水みのる長谷川きよし鳩笛は 日の昏の音色 しのび寄る 冬のあしおと  鳩笛に なき友をおもう 岩木山 雨にけむる日  鳩笛をくちびるにあてる 思い出は 雲とながれて  鳩笛に 涙する人よ 君もまた 津軽生まれか  鳩笛をくちびるにあてる 思い出は 雲とながれて  鳩笛に 涙する人よ 君もまた 津軽生まれか
バイレロBAIRA BAILERO LERO BAIRA BAILERO LERO 恋に悩めるものは 何と幸せなこと  BAIRA BAILERO LERO この世に咲くたった一輪の 黒い幻想の花 それを胸にかざれるのは 何と幸せなこと BAIRA BAILERO LERO  おもい出そうとしても もう忘れてしまった 恋のときめき 去って行った人を 忘れないで あんなに苦しんで そして 忘れないことにして これからはこの苦しみを 大切に抱いて行こうと思ったのに いつのまにか その苦しささえ消えて行ってしまった 忘れないようになさい 苦しい思い出も  BAIRA BAILERO LERO この世に咲くたった一輪の 黒い幻想の花 それを胸にかざれるのは 何と幸せなこと BAIRA BAILERO LERO長谷川きよし津島玲長谷川きよしBAIRA BAILERO LERO BAIRA BAILERO LERO 恋に悩めるものは 何と幸せなこと  BAIRA BAILERO LERO この世に咲くたった一輪の 黒い幻想の花 それを胸にかざれるのは 何と幸せなこと BAIRA BAILERO LERO  おもい出そうとしても もう忘れてしまった 恋のときめき 去って行った人を 忘れないで あんなに苦しんで そして 忘れないことにして これからはこの苦しみを 大切に抱いて行こうと思ったのに いつのまにか その苦しささえ消えて行ってしまった 忘れないようになさい 苦しい思い出も  BAIRA BAILERO LERO この世に咲くたった一輪の 黒い幻想の花 それを胸にかざれるのは 何と幸せなこと BAIRA BAILERO LERO
光る河思い出すのはよして 私の声を歌を 思い出すのはよして 私の涙を笑いを もう私は あなたのものじゃない あなたが愛を止めた時 私の愛も止ったの 思い出すのはよして 私のものだった光を  もう私は忘れてしまったの あなたを恨みはしないけど 許すこともしないのよ 思い出すのはよしたわ 悲しみだけが ふえたわ長谷川きよし津島玲長谷川きよし思い出すのはよして 私の声を歌を 思い出すのはよして 私の涙を笑いを もう私は あなたのものじゃない あなたが愛を止めた時 私の愛も止ったの 思い出すのはよして 私のものだった光を  もう私は忘れてしまったの あなたを恨みはしないけど 許すこともしないのよ 思い出すのはよしたわ 悲しみだけが ふえたわ
ひとりぼっちの歌ひとりぼっちってなあに 可愛いい三つの女の子がいう そっとその子を抱き上げて きっとボクみたいさ それでも又聞いた ひとりぼっちって何 わかることならおしえてあげたい あの山の その又向こうの山に ひとりぼっちは立っている 春も夏も 秋も冬も 風に吹かれて 立っている 四季の風に乗って ときどき聞こえる 聞かせてあげよう ひとりぼっちのその詩を  青い空のあぜ道を ひとりぼっちのボクはあゆむ ボク ボク 何処へ行くの 雑木林の空も青い空  暗い空の山道を ひとりぼっちのボクは歩く ボク ボク 何処へ行くの 雑木林の上にふくろう鳴く  遠い空の人生を ひとりぼっちのボクは進む ボク ボク 何処へ行くの しあわせ目ざして ゆっくりと行く  わかったかい 可愛いい三つの女の子 わかったなら早く お家へお帰り かえるが鳴くから 帰ろう長谷川きよし的野硯郎長谷川きよしひとりぼっちってなあに 可愛いい三つの女の子がいう そっとその子を抱き上げて きっとボクみたいさ それでも又聞いた ひとりぼっちって何 わかることならおしえてあげたい あの山の その又向こうの山に ひとりぼっちは立っている 春も夏も 秋も冬も 風に吹かれて 立っている 四季の風に乗って ときどき聞こえる 聞かせてあげよう ひとりぼっちのその詩を  青い空のあぜ道を ひとりぼっちのボクはあゆむ ボク ボク 何処へ行くの 雑木林の空も青い空  暗い空の山道を ひとりぼっちのボクは歩く ボク ボク 何処へ行くの 雑木林の上にふくろう鳴く  遠い空の人生を ひとりぼっちのボクは進む ボク ボク 何処へ行くの しあわせ目ざして ゆっくりと行く  わかったかい 可愛いい三つの女の子 わかったなら早く お家へお帰り かえるが鳴くから 帰ろう
風景画緑おりなす 草原の風 あなたの髪を 櫛けずってゆく 果てしない海 わだつみの中 白い小舟は二人を乗せて 青い海面を すべってゆくよ  オリーブの葉は 風とたわむれ 白い下着をきらめかせてる 荷車引いた ロバの背中に 春のにおいが かすかに揺れる 淡い陽射しよ 静かな愛よ  乾いた空は 霧をとじこめ ラウリヨンの町に 夏の日を告げ 陽炎は道を 旅へと誘う 銀色の葡萄 真球のように 坂を転がり 子供等の手に 坂を転がり 子供等の手に長谷川きよしつのだ・ひろ長谷川きよし緑おりなす 草原の風 あなたの髪を 櫛けずってゆく 果てしない海 わだつみの中 白い小舟は二人を乗せて 青い海面を すべってゆくよ  オリーブの葉は 風とたわむれ 白い下着をきらめかせてる 荷車引いた ロバの背中に 春のにおいが かすかに揺れる 淡い陽射しよ 静かな愛よ  乾いた空は 霧をとじこめ ラウリヨンの町に 夏の日を告げ 陽炎は道を 旅へと誘う 銀色の葡萄 真球のように 坂を転がり 子供等の手に 坂を転がり 子供等の手に
FLOWER はな(「組曲ふるいみらい」より)だいすきなきみのたんじょうびに いろとりどりのかぐわしい はなたばをおくろうとおもったのです はなをつみにのはらへいったのです  とてもざんねんなのですが ぜんぶしらべてみたのですが はなにはみんなだれかすんでいました はなはつまずにかえってきました長谷川きよし中山千夏長谷川きよし長谷川きよしだいすきなきみのたんじょうびに いろとりどりのかぐわしい はなたばをおくろうとおもったのです はなをつみにのはらへいったのです  とてもざんねんなのですが ぜんぶしらべてみたのですが はなにはみんなだれかすんでいました はなはつまずにかえってきました
BOAT こぶね(「組曲ふるいみらい」より)だいてあげる いのちがいっぱいのうでで ゆすってあげる しにもやさしいうでで  あまりになぞめくわたしのふかさを もしもいくらかおそれるのなら かいをにぎって こぶねにのっていらっしゃい長谷川きよし中山千夏長谷川きよし長谷川きよしだいてあげる いのちがいっぱいのうでで ゆすってあげる しにもやさしいうでで  あまりになぞめくわたしのふかさを もしもいくらかおそれるのなら かいをにぎって こぶねにのっていらっしゃい
街角今夜もあの男は 帰って来ない 束の間の愛を 拾っては捨てて 彷徨う男の 後姿  暗い夜の街に あの男は何を 見つめているのか 過ぎた日々の夢 それとも癒えない寂しさなのか  私の漂泊人は 今夜は何処の港に 安らぐのだろうか わかってきた このまま私 待ってもいいと長谷川きよし津島玲長谷川きよし今夜もあの男は 帰って来ない 束の間の愛を 拾っては捨てて 彷徨う男の 後姿  暗い夜の街に あの男は何を 見つめているのか 過ぎた日々の夢 それとも癒えない寂しさなのか  私の漂泊人は 今夜は何処の港に 安らぐのだろうか わかってきた このまま私 待ってもいいと
真夜中のエレベーターゆるやかにドアが開いて 真夜中のエレベーター いつものようにふたり つかずはなれず乗り込む  青いランプが降りはじめ 君はため息をつく 僕はぼんやり床を見て考えてる  冷たいこの箱の中は 意味もなく醒めてゆくのさ 送られ慣れてる君が うとましくなるなんて  あぶなく気持ちが宙に浮く 沈黙の20秒  君の頬に影をおとす 真夜中のエレベーター 恋のあとのけだるさ 消してゆくモーターのうなり  ふたりだけでいると何も 話すことがないわね いつか君が言ったことを思い出したよ  冷たいこの都市の中は さよならも軽いきっかけ きっと君は次の車 用意しているだろう  気まずい空気に窓がない 沈黙の20秒  冷たいこの都市の中は さよならも軽いきっかけ きっと君は次の車 用意しているだろう  気まずい空気に窓がない 沈黙の20秒長谷川きよし有川正沙子長谷川きよし石川鷹彦ゆるやかにドアが開いて 真夜中のエレベーター いつものようにふたり つかずはなれず乗り込む  青いランプが降りはじめ 君はため息をつく 僕はぼんやり床を見て考えてる  冷たいこの箱の中は 意味もなく醒めてゆくのさ 送られ慣れてる君が うとましくなるなんて  あぶなく気持ちが宙に浮く 沈黙の20秒  君の頬に影をおとす 真夜中のエレベーター 恋のあとのけだるさ 消してゆくモーターのうなり  ふたりだけでいると何も 話すことがないわね いつか君が言ったことを思い出したよ  冷たいこの都市の中は さよならも軽いきっかけ きっと君は次の車 用意しているだろう  気まずい空気に窓がない 沈黙の20秒  冷たいこの都市の中は さよならも軽いきっかけ きっと君は次の車 用意しているだろう  気まずい空気に窓がない 沈黙の20秒
南風(SANGRE LATINA)鶏よ 北の空を 見る ブリキの風見よ さびた 足を 回せ いま  その日 雲高く ちぎれ うねり寄せる 草の海 風は南から はげしく 吹く  風よ <時>よ 君よ いまー  羽根よ 寒くこごえ 立つ 破れた風車よ つらい 眠り さませ いま  その日 空高く ひかり 風は南から はげしく 吹く長谷川きよしPaulinho Mendoncap・日本語詞:山元清多Joao Ricardo鶏よ 北の空を 見る ブリキの風見よ さびた 足を 回せ いま  その日 雲高く ちぎれ うねり寄せる 草の海 風は南から はげしく 吹く  風よ <時>よ 君よ いまー  羽根よ 寒くこごえ 立つ 破れた風車よ つらい 眠り さませ いま  その日 空高く ひかり 風は南から はげしく 吹く
ミラボー橋Sous le pont Mirabeau coule la Seine. Et nos amours Faut-il qu'il m'en souvienne La joie venait toujours apres la peine Vienne la nuit sonne l'heure Les jours s'en vont je demeure.  L'amour s'en va comme cette eau courante L'amour s'en va comme la vie est lente Et comme l'Esperance est violente Vienne la nuit sonne l'heure Les jours s'en vont je demeure.  Passent les jours et passent les semaines Ni temps passe Ni les amours reviennent Sous le pont Mirabeau coule la Seine Vienne la nuit sonne l'heure Les jours s'en vont je demeure.長谷川きよしGUILLAUME APOLLINAIRELEO FERRE林正樹Sous le pont Mirabeau coule la Seine. Et nos amours Faut-il qu'il m'en souvienne La joie venait toujours apres la peine Vienne la nuit sonne l'heure Les jours s'en vont je demeure.  L'amour s'en va comme cette eau courante L'amour s'en va comme la vie est lente Et comme l'Esperance est violente Vienne la nuit sonne l'heure Les jours s'en vont je demeure.  Passent les jours et passent les semaines Ni temps passe Ni les amours reviennent Sous le pont Mirabeau coule la Seine Vienne la nuit sonne l'heure Les jours s'en vont je demeure.
むさしの(夢探忍)野火止めの杜の境内平林寺 都会景色から一日だけの逃避行 君ときたら向かいの茶屋の 風のような気まぐれお客 歩き疲れた陽時計は 木々の梢の影絵です  夕暮れの原を野鳥の影奔り 僕の中では都会の日々が渦を巻く 君ときたら風を集めて 寒がるだけの気まぐれ小径 声を潜めた風景は ふたりぼっちの墓参道 君ときたら声まで枯れて 敷石づたい気まぐれ日和 歩き疲れた武蔵野は 尾花野原がうねります長谷川きよし青野智長谷川きよし野火止めの杜の境内平林寺 都会景色から一日だけの逃避行 君ときたら向かいの茶屋の 風のような気まぐれお客 歩き疲れた陽時計は 木々の梢の影絵です  夕暮れの原を野鳥の影奔り 僕の中では都会の日々が渦を巻く 君ときたら風を集めて 寒がるだけの気まぐれ小径 声を潜めた風景は ふたりぼっちの墓参道 君ときたら声まで枯れて 敷石づたい気まぐれ日和 歩き疲れた武蔵野は 尾花野原がうねります
MOON つき(「組曲ふるいみらい」より)まちのこは あわれ つきのほんとうのすがたをしらない でんこうのらんぼうなひかりのうずに つきはただ しっしんするばかり  ぎんぷんをあまねくふりまき ものもこころもくるわせるつきの まほうをしらぬこは あわれ  いなかのこは あわれ つきのめぐみにきづかない つきがひやしたあまいみずによいつつ にがくよどむ まちのさけをしたう  「ほんとうのつきをぼくは しってる」 まちのくらしに くたびれて よぞらをあおいだ いなかのこがいった長谷川きよし中山千夏長谷川きよし長谷川きよしまちのこは あわれ つきのほんとうのすがたをしらない でんこうのらんぼうなひかりのうずに つきはただ しっしんするばかり  ぎんぷんをあまねくふりまき ものもこころもくるわせるつきの まほうをしらぬこは あわれ  いなかのこは あわれ つきのめぐみにきづかない つきがひやしたあまいみずによいつつ にがくよどむ まちのさけをしたう  「ほんとうのつきをぼくは しってる」 まちのくらしに くたびれて よぞらをあおいだ いなかのこがいった
もう飽きてしまったIIもうあきてしまった もうあきてしまった バラのつぼみは 咲かずに散った お前と話すことさえも もうあきてしまった もうあきてしまった 窓のカーテン 黙ってゆれて 沈みかけた 太陽は動かない 夜はもうこない 夜はもうこない  もうあきてしまった もうあきてしまった 鏡の中で ナイフが笑う 黙っていることさえも もうあきてしまった もうあきてしまった 窓のカーテン 黙ってゆれて 沈みかけた 太陽は動かない 夜はもうこない 夜はもうこない長谷川きよし津島玲長谷川きよしもうあきてしまった もうあきてしまった バラのつぼみは 咲かずに散った お前と話すことさえも もうあきてしまった もうあきてしまった 窓のカーテン 黙ってゆれて 沈みかけた 太陽は動かない 夜はもうこない 夜はもうこない  もうあきてしまった もうあきてしまった 鏡の中で ナイフが笑う 黙っていることさえも もうあきてしまった もうあきてしまった 窓のカーテン 黙ってゆれて 沈みかけた 太陽は動かない 夜はもうこない 夜はもうこない
もう一つのドア僕の言葉に 私もと 言わなかった 君はうつ向いたまま それから 立ち上がり 私ね……と 言いかけて それっきり 何も言わなかった  君の言葉に やめろと 言わなかった 君の背中を見つめ したい様にしろと 冷たく言ってしまい それが嘘だと 言えなかった  君のトランクを 取り上げて 冗談だろうと 言わなかった ドアに手をかけた時 僕は外を見ていた 行くなと 言わなかった 傾いた陽の影が ドア迄差込んでいた 君は君で じゃあねと 言った  すぐに帰ると 君は言わなかった ドアに手をかけたまま 静かに振り向いて やめると 言わなかった 僕は待ってると 言わなかった長谷川きよし寺井れい子・補作詞:津島玲長谷川きよし乾裕樹僕の言葉に 私もと 言わなかった 君はうつ向いたまま それから 立ち上がり 私ね……と 言いかけて それっきり 何も言わなかった  君の言葉に やめろと 言わなかった 君の背中を見つめ したい様にしろと 冷たく言ってしまい それが嘘だと 言えなかった  君のトランクを 取り上げて 冗談だろうと 言わなかった ドアに手をかけた時 僕は外を見ていた 行くなと 言わなかった 傾いた陽の影が ドア迄差込んでいた 君は君で じゃあねと 言った  すぐに帰ると 君は言わなかった ドアに手をかけたまま 静かに振り向いて やめると 言わなかった 僕は待ってると 言わなかった
夕凪のマルシヤ今 夕凪の時 沖行く船の白い帆 浜辺は人も皆去って 静けさを取り戻す  波の寄せる音だけ 今 夕凪の時 思い出はよみがえってくる ほてった体に  ああ 遠いあの日よ 僕の胸は 切なく疼く  広げた両手一杯に 今夜は星の夜  波の寄せる音だけ 今 夕凪の時 思い出はよみがえってくる ほてった体に長谷川きよし津島玲平野融乾裕樹今 夕凪の時 沖行く船の白い帆 浜辺は人も皆去って 静けさを取り戻す  波の寄せる音だけ 今 夕凪の時 思い出はよみがえってくる ほてった体に  ああ 遠いあの日よ 僕の胸は 切なく疼く  広げた両手一杯に 今夜は星の夜  波の寄せる音だけ 今 夕凪の時 思い出はよみがえってくる ほてった体に
夕陽の中にもう秋になったの 窓をあけることも 忘れていたうちに 夕陽の中に 梢の葉が光ってる 早くもとの私に もどらなくてはいけないの  秋の歩道は 一人で歩くのが よく似合うわ 新しい秋のドレスも 作らなくてはならないし そう 忙しくなるわ 解るでしょう  秋の歩道は 一人で歩くのが よく似合うわ 新しい秋のドレスも 作らなくてはならないし そう 忙しくなるわ 解るでしょう長谷川きよし津島玲長谷川きよし村井邦彦もう秋になったの 窓をあけることも 忘れていたうちに 夕陽の中に 梢の葉が光ってる 早くもとの私に もどらなくてはいけないの  秋の歩道は 一人で歩くのが よく似合うわ 新しい秋のドレスも 作らなくてはならないし そう 忙しくなるわ 解るでしょう  秋の歩道は 一人で歩くのが よく似合うわ 新しい秋のドレスも 作らなくてはならないし そう 忙しくなるわ 解るでしょう
雪の宵ホテルの屋根に降る雪は 過ぎしその手か、囁きか  ふかふか煙突煙(けむ)吐いて、 赤い火の粉も刎(は)ね上る。  今夜み空はまつ暗で、 暗い空から降る雪は……  ほんに別れたあのをんな、 いまごろどうしてゐるのやら。  ほんにわかれたあのをんな、 いまに帰ってくるのやら  徐(しづ)かに私は酒のんで 悔と悔とに身もそぞろ。  しづかにしづかに酒のんで いとしおもひにそそらるる……  ホテルの屋根に降る雪は 過ぎしその手か、囁きか  ふかふか煙突煙吐いて、 赤い火の粉も刎ね上る。長谷川きよし中原中也長谷川きよし長谷川きよしホテルの屋根に降る雪は 過ぎしその手か、囁きか  ふかふか煙突煙(けむ)吐いて、 赤い火の粉も刎(は)ね上る。  今夜み空はまつ暗で、 暗い空から降る雪は……  ほんに別れたあのをんな、 いまごろどうしてゐるのやら。  ほんにわかれたあのをんな、 いまに帰ってくるのやら  徐(しづ)かに私は酒のんで 悔と悔とに身もそぞろ。  しづかにしづかに酒のんで いとしおもひにそそらるる……  ホテルの屋根に降る雪は 過ぎしその手か、囁きか  ふかふか煙突煙吐いて、 赤い火の粉も刎ね上る。
横須賀ブルース男の心は海の広さ 女の心は海の青さ 海が荒れれば 心が燃える 海と男と女のブルース 捨てても 捨てられても うらみっこ無しさ  女の胸はおいらの寝ぐらさ 長居は出来ない 別れがつらい ドジなおいらにも 朝日は昇る 朝日が昇れば サヨナラだけさ 捨てても 捨てられても うらみっこ無しさ  別れる時には片手もふるさ そしたら少しは 心もなごむさ 別れる時には 泪も流すさ そしたら少しは 心もなごむさ 捨てても 捨てられても 風が吹く  男と別れた女の心に 横須賀発の夜汽車が走る 女と別れた男の心にも 横須賀発の夜汽車が走る 捨てても 捨てられても 風が吹く  男の心は海の広さ 女の心は海の青さ 海が荒れれば 心が燃える 海と男と女のブルース  捨てても 捨てられても うらみっこ無しさ 捨てても 捨てられても 風が吹く長谷川きよし南正人・成田ヒロシ南正人男の心は海の広さ 女の心は海の青さ 海が荒れれば 心が燃える 海と男と女のブルース 捨てても 捨てられても うらみっこ無しさ  女の胸はおいらの寝ぐらさ 長居は出来ない 別れがつらい ドジなおいらにも 朝日は昇る 朝日が昇れば サヨナラだけさ 捨てても 捨てられても うらみっこ無しさ  別れる時には片手もふるさ そしたら少しは 心もなごむさ 別れる時には 泪も流すさ そしたら少しは 心もなごむさ 捨てても 捨てられても 風が吹く  男と別れた女の心に 横須賀発の夜汽車が走る 女と別れた男の心にも 横須賀発の夜汽車が走る 捨てても 捨てられても 風が吹く  男の心は海の広さ 女の心は海の青さ 海が荒れれば 心が燃える 海と男と女のブルース  捨てても 捨てられても うらみっこ無しさ 捨てても 捨てられても 風が吹く
汚れつちまつた悲しみに汚れつちまつた悲しみに 今日も小雪の降りかかる 汚れつちまつた悲しみに 今日も風さへ吹きすぎる  汚れつちまつた悲しみは たとへば狐の革衣(かはごろも) 汚れつちまつた悲しみは 小雪のかかつてちぢこまる  汚れつちまつた悲しみは なにのぞむなくねがふなく 汚れつちまつた悲しみは 倦怠(けだい)のうちに死を夢(ゆめ)む  汚れつちまつた悲しみに いたいたしくも怖気(おぢけ)づき 汚れつちまつた悲しみに なすところもなく日は暮れる……長谷川きよし中原中也長谷川きよし長谷川きよし汚れつちまつた悲しみに 今日も小雪の降りかかる 汚れつちまつた悲しみに 今日も風さへ吹きすぎる  汚れつちまつた悲しみは たとへば狐の革衣(かはごろも) 汚れつちまつた悲しみは 小雪のかかつてちぢこまる  汚れつちまつた悲しみは なにのぞむなくねがふなく 汚れつちまつた悲しみは 倦怠(けだい)のうちに死を夢(ゆめ)む  汚れつちまつた悲しみに いたいたしくも怖気(おぢけ)づき 汚れつちまつた悲しみに なすところもなく日は暮れる……
夜が更けてもけだるい疲れに おぼれていたいから 夜が更けても 唄っている 唄っていたいと いうのじゃないけど ム…… こんな気持も おもしろいものよ ム…… ム…… ラ…… そんな調子で 生きてゆこうか  こんなにあなたを 愛したからといって 何んにも 変わる訳じゃない あなたはやっぱり 家へ帰るし ム…… 私はいつも 一人ぼっちよ ム…… ム…… ラ…… そんな調子で 生きてゆこうか長谷川きよし津島玲長谷川きよし山木幸三郎けだるい疲れに おぼれていたいから 夜が更けても 唄っている 唄っていたいと いうのじゃないけど ム…… こんな気持も おもしろいものよ ム…… ム…… ラ…… そんな調子で 生きてゆこうか  こんなにあなたを 愛したからといって 何んにも 変わる訳じゃない あなたはやっぱり 家へ帰るし ム…… 私はいつも 一人ぼっちよ ム…… ム…… ラ…… そんな調子で 生きてゆこうか
夜はやさし夜はやさし 月は昇り 全てのものを 魔法の時間に変える  今宵君の その手を取り歩けば ほらごらん あんなに長い影法師  遠い遠い昔 出会った頃のままの 無邪気な笑顔をこっそり見せておくれ  夜はやさし 人はさみし たしかなものは 繋ぎ合う手のぬくもり  夜はやさし 風もひそか あなたの胸に 耳をあて鼓動を聞いてる  今宵踊りたい 若き日のように 兎のように 震えてた 初めての くちづけ  長い長い時を ともに過ごしてきた 喜びも悲しみも思い出が溢れ出すわ  夜はやさし 人はさみし たしかなものは 繋ぎ合う手のぬくもり  広い広い宇宙でめぐり逢った奇跡 ありふれた日常 かけがえのない日々  夜はやさし 人はさみし たしかなものは 繋ぎ合う手のぬくもり  繋ぎ合う手のぬくもり長谷川きよし長谷川孝水長谷川きよし林正樹夜はやさし 月は昇り 全てのものを 魔法の時間に変える  今宵君の その手を取り歩けば ほらごらん あんなに長い影法師  遠い遠い昔 出会った頃のままの 無邪気な笑顔をこっそり見せておくれ  夜はやさし 人はさみし たしかなものは 繋ぎ合う手のぬくもり  夜はやさし 風もひそか あなたの胸に 耳をあて鼓動を聞いてる  今宵踊りたい 若き日のように 兎のように 震えてた 初めての くちづけ  長い長い時を ともに過ごしてきた 喜びも悲しみも思い出が溢れ出すわ  夜はやさし 人はさみし たしかなものは 繋ぎ合う手のぬくもり  広い広い宇宙でめぐり逢った奇跡 ありふれた日常 かけがえのない日々  夜はやさし 人はさみし たしかなものは 繋ぎ合う手のぬくもり  繋ぎ合う手のぬくもり
RAINBOW にじ(「組曲ふるいみらい」より)もしもきみが にじをかけたいのなら だれひとりいないところをえらぶべし くうきにじゅうぶんみずけがあって ななめからひがさすときをえらぶべし  からだをらくにして それから… ひといきにおもいうかべるんだ! きみがきれいだとおもうものすべてを  たちまちにじが きみからふきだす こどもたちのかんせいが にじをもっとはっきりさせる そのなかで にじますがはねる  ただし きれいだとおもうものが たりなくちゃあだめなんだ さあ さがしておいで たくさんね長谷川きよし中山千夏長谷川きよし長谷川きよしもしもきみが にじをかけたいのなら だれひとりいないところをえらぶべし くうきにじゅうぶんみずけがあって ななめからひがさすときをえらぶべし  からだをらくにして それから… ひといきにおもいうかべるんだ! きみがきれいだとおもうものすべてを  たちまちにじが きみからふきだす こどもたちのかんせいが にじをもっとはっきりさせる そのなかで にじますがはねる  ただし きれいだとおもうものが たりなくちゃあだめなんだ さあ さがしておいで たくさんね
別離これでもう 終わりなの あなたとの 愛の暮し  明日からは ワイングラスも この灰皿も なにもかも あなたの 匂いのするものは みんな 捨てましょう  忘れるために 捨てましょう 愛の暮しを  涙も 流さないで 想い出と 別れるの あきらめて 別れるの  今日でもう おしまいなの あなたとの お話も  明日からは このワイングラスも この灰皿 何もかも あなたの 匂いのするものは みんな 捨てましょう  忘れるために 捨てましょう 愛の暮しを  涙も 流さないで 想い出と 別れるの  涙も 流さないで 想い出と 別れるのよ長谷川きよしNino Ferrer・Gaby Verlor・訳詞:漣健児Nino Ferrer・Gaby Verlorこれでもう 終わりなの あなたとの 愛の暮し  明日からは ワイングラスも この灰皿も なにもかも あなたの 匂いのするものは みんな 捨てましょう  忘れるために 捨てましょう 愛の暮しを  涙も 流さないで 想い出と 別れるの あきらめて 別れるの  今日でもう おしまいなの あなたとの お話も  明日からは このワイングラスも この灰皿 何もかも あなたの 匂いのするものは みんな 捨てましょう  忘れるために 捨てましょう 愛の暮しを  涙も 流さないで 想い出と 別れるの  涙も 流さないで 想い出と 別れるのよ
別れのサンバ何んにも 思わず 涙も 流さず あなたの 残した グラスを見つめて 独り  みんなわかっていたはずなのに 心の奥の淋しさを ああ わかって あげれば 別れも 知らずにすんだの  きっと 私を強く抱く時も あなたは独り 淋しかったのね あなたの愛した この髪さえ 今は泣いてる 今は泣いてる 今は泣いてる長谷川きよし長谷川きよし長谷川きよし村井邦彦何んにも 思わず 涙も 流さず あなたの 残した グラスを見つめて 独り  みんなわかっていたはずなのに 心の奥の淋しさを ああ わかって あげれば 別れも 知らずにすんだの  きっと 私を強く抱く時も あなたは独り 淋しかったのね あなたの愛した この髪さえ 今は泣いてる 今は泣いてる 今は泣いてる
わが喫煙おまへのその、白い二本の脛(あし)が、 夕暮、港の町の寒い夕暮、 によきによきと、ペエヴの上を歩むのだ。 店々に灯がついて、灯がついて、 私がそれをみながら歩いてゐると、 おまへが声をかけるのだ、 どつかにはひつて憩(やす)みませうよと。  そこで私は、橋や荷足(にたり)を見残しながら、 レストオランに這入(はひ)るのだ―― わんわんいふ喧騒(どよもし)、むつとするスチーム、 さても此処は別世界。 そこで私は、時宜にも合はないおまへの陽気な顔を眺め、 かなしく煙草を吹かすのだ、 一服、一服、吹かすのだ……長谷川きよし中原中也長谷川きよし長谷川きよしおまへのその、白い二本の脛(あし)が、 夕暮、港の町の寒い夕暮、 によきによきと、ペエヴの上を歩むのだ。 店々に灯がついて、灯がついて、 私がそれをみながら歩いてゐると、 おまへが声をかけるのだ、 どつかにはひつて憩(やす)みませうよと。  そこで私は、橋や荷足(にたり)を見残しながら、 レストオランに這入(はひ)るのだ―― わんわんいふ喧騒(どよもし)、むつとするスチーム、 さても此処は別世界。 そこで私は、時宜にも合はないおまへの陽気な顔を眺め、 かなしく煙草を吹かすのだ、 一服、一服、吹かすのだ……
私のWeekend事務所ばかりの古いビルの ペントハウスに帰るのよ 朝は早くから陽を浴びて 洗濯物を干したりする 街がだんだんにぎやかになると 私はベットにもぐり すぐに深い眠りにつく おやすみ  夕暮れがあたりをつつむ頃 ペントハウスは静かになる 眠気ざましのコーヒーを飲み 望遠鏡をセットする 空は一面の星の世界 ふかすタバコの煙が 溜息だらけの夜の街を飛んで行く  これが私のウィークエンド 誰も知らない秘密の世界 いくら愛するあなたでも 招待する事はできない 日曜の夕焼けを憎みながら あなたの部屋に帰るわ だから待っててこれ以上は 聞かないで長谷川きよし津島玲長谷川きよし船山基紀事務所ばかりの古いビルの ペントハウスに帰るのよ 朝は早くから陽を浴びて 洗濯物を干したりする 街がだんだんにぎやかになると 私はベットにもぐり すぐに深い眠りにつく おやすみ  夕暮れがあたりをつつむ頃 ペントハウスは静かになる 眠気ざましのコーヒーを飲み 望遠鏡をセットする 空は一面の星の世界 ふかすタバコの煙が 溜息だらけの夜の街を飛んで行く  これが私のウィークエンド 誰も知らない秘密の世界 いくら愛するあなたでも 招待する事はできない 日曜の夕焼けを憎みながら あなたの部屋に帰るわ だから待っててこれ以上は 聞かないで
全1ページ中 1ページを表示

リアルタイムランキング

  1. Bling-Bang-Bang-Born
  2. ライラック
  3. さよーならまたいつか!
  4. 相思相愛
  5. YAH YAH YAH

歌ネットのアクセス数を元に作成
サムネイルはAmazonのデータを参照

×