中島みゆきの歌詞一覧リスト  473曲中 401-473曲を表示

並び順: []
全3ページ中 3ページを表示
473曲中 401-473曲を表示
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ミラージュ・ホテルそんなホテルがどこにあるのか 誰も確かに見た人がない どんな造りでどんな色なの 人の噂のたびに違うよ 星がとても近くあって 水がとても近くあって 古い手すり ステンドグラス もしくは障子に映る影の世界 ミラージュ・ホテル その鍵はありえない部屋の番号 ミラージュ・ホテル それはもしやあると疑えなくもない ミラージュ・ホテル その鍵はありえない部屋の番号 ミラージュ・ホテル それはもしやあると疑えなくもない  コンクリートの段を昇って 底の底まで降りてゆくらしい 出迎えるのはうつむくベルボーイ 昔見送った少年に似てる 他の部屋はふさがっている 昔からの客が住んでる 行きどまりの駅の壁に掛かる絵の中から 顕れるレセプション ミラージュ・ホテル その鍵はありえない部屋の番号 ミラージュ・ホテル それはもしやあると疑えなくもない ミラージュ・ホテル その鍵はありえない部屋の番号 ミラージュ・ホテル それはもしやあると疑えなくもない  星がとても近くあって 水がとても近くあって 古い手すり ステンドグラス もしくは障子に映る影の世界 ミラージュ・ホテル その鍵はありえない部屋の番号 ミラージュ・ホテル それはもしやあると疑えなくもない ミラージュ・ホテル その鍵はありえない部屋の番号 ミラージュ・ホテル それはもしやあると疑えなくもない  中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三そんなホテルがどこにあるのか 誰も確かに見た人がない どんな造りでどんな色なの 人の噂のたびに違うよ 星がとても近くあって 水がとても近くあって 古い手すり ステンドグラス もしくは障子に映る影の世界 ミラージュ・ホテル その鍵はありえない部屋の番号 ミラージュ・ホテル それはもしやあると疑えなくもない ミラージュ・ホテル その鍵はありえない部屋の番号 ミラージュ・ホテル それはもしやあると疑えなくもない  コンクリートの段を昇って 底の底まで降りてゆくらしい 出迎えるのはうつむくベルボーイ 昔見送った少年に似てる 他の部屋はふさがっている 昔からの客が住んでる 行きどまりの駅の壁に掛かる絵の中から 顕れるレセプション ミラージュ・ホテル その鍵はありえない部屋の番号 ミラージュ・ホテル それはもしやあると疑えなくもない ミラージュ・ホテル その鍵はありえない部屋の番号 ミラージュ・ホテル それはもしやあると疑えなくもない  星がとても近くあって 水がとても近くあって 古い手すり ステンドグラス もしくは障子に映る影の世界 ミラージュ・ホテル その鍵はありえない部屋の番号 ミラージュ・ホテル それはもしやあると疑えなくもない ミラージュ・ホテル その鍵はありえない部屋の番号 ミラージュ・ホテル それはもしやあると疑えなくもない  
ミルク32ねえ ミルク またふられたわ 忙しそうね そのまま聞いて ゆらゆら 重ね上げた お皿と カップの かげから  ねえ ミルク またふられたわ ちょっと 飛ばさないでよ この服高いんだから うまくは いかないわね 今度はと 思ったんだけどな  あんたときたら ミルクなんて飲んでてさ あたし 随分 笑ったわね いつのまに バーボンなんて 飲むように なったのよ  ねえ ミルク 悪いわね ふられた時ばかり現われて 笑ってるの 怒ってるの そんなに 無口だったかしらね  ねえ ミルク 聞いてるの 今 それ どうしても 洗わなきゃならないの 忙しいものなのね マスターともなると ほんとかしら  なんで あんなに あたしたち 二人とも 意地を 張りあったのかしらね ミルク もう 32 あたしたち ずっと このままね  ねえ ミルク もう終わりでしょ 帰るわ レシートは どこ?  表は雨降り夜 もう少し いようかしら……  ねえ ミルク ねえ ミルク ねえ中島みゆき中島みゆき中島みゆきねえ ミルク またふられたわ 忙しそうね そのまま聞いて ゆらゆら 重ね上げた お皿と カップの かげから  ねえ ミルク またふられたわ ちょっと 飛ばさないでよ この服高いんだから うまくは いかないわね 今度はと 思ったんだけどな  あんたときたら ミルクなんて飲んでてさ あたし 随分 笑ったわね いつのまに バーボンなんて 飲むように なったのよ  ねえ ミルク 悪いわね ふられた時ばかり現われて 笑ってるの 怒ってるの そんなに 無口だったかしらね  ねえ ミルク 聞いてるの 今 それ どうしても 洗わなきゃならないの 忙しいものなのね マスターともなると ほんとかしら  なんで あんなに あたしたち 二人とも 意地を 張りあったのかしらね ミルク もう 32 あたしたち ずっと このままね  ねえ ミルク もう終わりでしょ 帰るわ レシートは どこ?  表は雨降り夜 もう少し いようかしら……  ねえ ミルク ねえ ミルク ねえ
昔から雨が降ってくる昔、僕はこの池のほとりの 1本の木だったかもしれない 遠い空へ手を伸ばし続けた やるせない木だったかもしれない あの雨が降ってくる 僕は思い出す 僕の正体を 昔から降ってくる なつかしく降ってくる  昔、僕はこの海のほとりの 1匹の魚(うお)だったかもしれない 話しかける声を持とうとした 寂しがる魚(うお)だったかもしれない あの雨が降ってくる 僕は思い出す 僕の正体を 昔から降ってくる なつかしく降ってくる  昔、大きな恐竜も 昔、小さな恐竜も 同じ雨を見あげたろうか 同じ雨にうなだれたのだろうか あの雨が降ってくる 昔から降ってくる  昔、僕はこの崖の極みの 1粒の虫だったかもしれない 地平線の森へ歩きだした 疑わない虫だったかもしれない あの雨が降ってくる 僕は思い出す 僕の正体を 昔から降ってくる なつかしく降ってくる あの雨が降ってくる なつかしく降ってくる中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三昔、僕はこの池のほとりの 1本の木だったかもしれない 遠い空へ手を伸ばし続けた やるせない木だったかもしれない あの雨が降ってくる 僕は思い出す 僕の正体を 昔から降ってくる なつかしく降ってくる  昔、僕はこの海のほとりの 1匹の魚(うお)だったかもしれない 話しかける声を持とうとした 寂しがる魚(うお)だったかもしれない あの雨が降ってくる 僕は思い出す 僕の正体を 昔から降ってくる なつかしく降ってくる  昔、大きな恐竜も 昔、小さな恐竜も 同じ雨を見あげたろうか 同じ雨にうなだれたのだろうか あの雨が降ってくる 昔から降ってくる  昔、僕はこの崖の極みの 1粒の虫だったかもしれない 地平線の森へ歩きだした 疑わない虫だったかもしれない あの雨が降ってくる 僕は思い出す 僕の正体を 昔から降ってくる なつかしく降ってくる あの雨が降ってくる なつかしく降ってくる
麦の唄PLATINA LYLICなつかしい人々 なつかしい風景 その総てと離れても あなたと歩きたい 嵐吹く大地も 嵐吹く時代も 陽射しを見上げるように あなたを見つめたい 麦に翼はなくても 歌に翼があるのなら 伝えておくれ故郷へ ここで生きてゆくと 麦は泣き 麦は咲き 明日(あした)へ育ってゆく  大好きな人々 大好きな明け暮れ 新しい「大好き」を あなたと探したい 私たちは出会い 私たちは惑い いつか信じる日を経て 1本の麦になる 空よ風よ聞かせてよ 私は誰に似てるだろう 生まれた国 育つ国 愛する人の国 麦は泣き 麦は咲き 明日(あした)へ育ってゆく  泥に伏せるときにも 歌は聞こえ続ける 「そこを超えておいで」 「くじけないでおいで」 どんなときも届いて来る 未来の故郷から  麦に翼はなくても 歌に翼があるのなら 伝えておくれ故郷へ ここで生きてゆくと 麦は泣き 麦は咲き 明日(あした)へ育ってゆく 麦は泣き 麦は咲き 明日(あした)へ育ってゆくPLATINA LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三なつかしい人々 なつかしい風景 その総てと離れても あなたと歩きたい 嵐吹く大地も 嵐吹く時代も 陽射しを見上げるように あなたを見つめたい 麦に翼はなくても 歌に翼があるのなら 伝えておくれ故郷へ ここで生きてゆくと 麦は泣き 麦は咲き 明日(あした)へ育ってゆく  大好きな人々 大好きな明け暮れ 新しい「大好き」を あなたと探したい 私たちは出会い 私たちは惑い いつか信じる日を経て 1本の麦になる 空よ風よ聞かせてよ 私は誰に似てるだろう 生まれた国 育つ国 愛する人の国 麦は泣き 麦は咲き 明日(あした)へ育ってゆく  泥に伏せるときにも 歌は聞こえ続ける 「そこを超えておいで」 「くじけないでおいで」 どんなときも届いて来る 未来の故郷から  麦に翼はなくても 歌に翼があるのなら 伝えておくれ故郷へ ここで生きてゆくと 麦は泣き 麦は咲き 明日(あした)へ育ってゆく 麦は泣き 麦は咲き 明日(あした)へ育ってゆく
無限・軌道本当のことは 無限大にある すべて失くしても すべては始まる 本当のことは 無限大にある すべて失くしても すべては始まる  無限・軌道は真空の川 ねじれながら流れる 無限・軌道は真空の川 終わりと始めを繋ぐ  行く先表示のまばゆい灯りは 列車の中から 誰にも見えない 行く先表示のまばゆい灯りは 列車の中から 誰にも見えない 無限・軌道は真空の川 ねじれながら流れる 無限・軌道は真空の川 終わりと始めを繋ぐ  誇らしくもなく 珍しくもなく 普通の暮らしの一日のように 或る朝 或る夜 君は乗るだろう 懐しいあの人々と 永遠をゆく鉄道の客となって  行く先表示のまばゆい灯りは 列車の中から誰にも見えない 無限・軌道は真空の川 ねじれながら流れる 無限・軌道は真空の川 終わりと始めを繋ぐ 無限・軌道は真空の川 終わりと始めを繋ぐ中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三本当のことは 無限大にある すべて失くしても すべては始まる 本当のことは 無限大にある すべて失くしても すべては始まる  無限・軌道は真空の川 ねじれながら流れる 無限・軌道は真空の川 終わりと始めを繋ぐ  行く先表示のまばゆい灯りは 列車の中から 誰にも見えない 行く先表示のまばゆい灯りは 列車の中から 誰にも見えない 無限・軌道は真空の川 ねじれながら流れる 無限・軌道は真空の川 終わりと始めを繋ぐ  誇らしくもなく 珍しくもなく 普通の暮らしの一日のように 或る朝 或る夜 君は乗るだろう 懐しいあの人々と 永遠をゆく鉄道の客となって  行く先表示のまばゆい灯りは 列車の中から誰にも見えない 無限・軌道は真空の川 ねじれながら流れる 無限・軌道は真空の川 終わりと始めを繋ぐ 無限・軌道は真空の川 終わりと始めを繋ぐ
紫の桜忘れてしまえることは忘れてしまえ 忘れきれないものばかり 桜のもとに横たわれ 抱きしめて 眠らせて 彼岸へ帰せ  桜 桜 20年前に 桜 桜 見たものを話せ  桜 桜 50年前に 桜 桜 見たものを話せ  別れを告げて消えてゆくものはない 思いがけないことばかり 残されることが生きること 抱きしめて 眠らせて 彼岸へ帰せ  桜 桜 100年も前に 桜 桜 見たものを話せ  桜 桜 200年前に 桜 桜 見たものを話せ  桜 桜 果てしなく前に 桜 桜 見たものを話せ中島みゆき中島みゆき中島みゆき忘れてしまえることは忘れてしまえ 忘れきれないものばかり 桜のもとに横たわれ 抱きしめて 眠らせて 彼岸へ帰せ  桜 桜 20年前に 桜 桜 見たものを話せ  桜 桜 50年前に 桜 桜 見たものを話せ  別れを告げて消えてゆくものはない 思いがけないことばかり 残されることが生きること 抱きしめて 眠らせて 彼岸へ帰せ  桜 桜 100年も前に 桜 桜 見たものを話せ  桜 桜 200年前に 桜 桜 見たものを話せ  桜 桜 果てしなく前に 桜 桜 見たものを話せ
MaybeMaybe 夢見れば Maybe 人生は Maybe つらい思いが多くなるけれど Maybe 夢見ずに Maybe いられない Maybe もしかしたら  雲の流れは西から東 4つの季節をつないでゆく 今日も地上に吹きつける風は左から右 右から左 1秒毎に気が変わる予測のつかない癇癪持ち 1つのビルの角を曲がる度に意外な向きで吹きつけて来る  私は唇かみしめて胸をそらして歩いてゆく なんでもないわ私は大丈夫どこにも隙がない なんでもないわ私は大丈夫なんでもないわどこにも隙がない  Maybe 夢見れば Maybe 人生は Maybe つらい思いが多くなるけれど Maybe 夢見ずに Maybe いられない Maybe もしかしたら  弱気になった人たちは強いビル風に飛ばされる 私は髪をきつく結いあげて 大きなバッグを持ち直す 思い出なんか何ひとつ私を助けちゃくれないわ 私をいつも守ってくれるのはパウダールームの自己暗示  感情的な顔にならないで誰にも弱味を知られないで なんでもないわ私は大丈夫私は傷つかない なんでもないわ私は大丈夫なんでもないわ私は傷つかない  Maybe 夢見れば Maybe 人生は Maybe つらい思いが多くなるけれど Maybe 夢見ずに Maybe いられない Maybe もしかしたら  なんでもないわ私は大丈夫なんでもないわ私は傷つかない Maybe 夢見れば Maybe 人生は Maybe つらい思いが多くなるけれど Maybe 夢見ずに Maybe いられない Maybe もしかしたら中島みゆき中島みゆき中島みゆきMaybe 夢見れば Maybe 人生は Maybe つらい思いが多くなるけれど Maybe 夢見ずに Maybe いられない Maybe もしかしたら  雲の流れは西から東 4つの季節をつないでゆく 今日も地上に吹きつける風は左から右 右から左 1秒毎に気が変わる予測のつかない癇癪持ち 1つのビルの角を曲がる度に意外な向きで吹きつけて来る  私は唇かみしめて胸をそらして歩いてゆく なんでもないわ私は大丈夫どこにも隙がない なんでもないわ私は大丈夫なんでもないわどこにも隙がない  Maybe 夢見れば Maybe 人生は Maybe つらい思いが多くなるけれど Maybe 夢見ずに Maybe いられない Maybe もしかしたら  弱気になった人たちは強いビル風に飛ばされる 私は髪をきつく結いあげて 大きなバッグを持ち直す 思い出なんか何ひとつ私を助けちゃくれないわ 私をいつも守ってくれるのはパウダールームの自己暗示  感情的な顔にならないで誰にも弱味を知られないで なんでもないわ私は大丈夫私は傷つかない なんでもないわ私は大丈夫なんでもないわ私は傷つかない  Maybe 夢見れば Maybe 人生は Maybe つらい思いが多くなるけれど Maybe 夢見ずに Maybe いられない Maybe もしかしたら  なんでもないわ私は大丈夫なんでもないわ私は傷つかない Maybe 夢見れば Maybe 人生は Maybe つらい思いが多くなるけれど Maybe 夢見ずに Maybe いられない Maybe もしかしたら
MEGAMI子供の頃に もらったような 甘い菓子など 飲みこめなくて 苦いグラスに 溺れてるおまえを 今夜もひとり ひろってゆこう どのみち短い 眠りなら 夢かと紛う 夢をみようよ おいでよ MEGAMI 受け入れる性 MEGAMI 暖める性 己れのための 愛を持たない おいでよ MEGAMI 受け入れる性 MEGAMI 暖める性 みかえり無用の 笑みをあげよう  飲みこみすぎた 言葉が多過ぎて 肺にあふれて 心をふさぐ 海の深くで 黙りこむおまえを 今夜もひとり ひろってゆこう どのみち終わらぬ 旅路なら 夢とも知らぬ 夢をみようよ おいでよ MEGAMI 受け入れる性 MEGAMI 暖める性 己れのための 愛を持たない おいでよ MEGAMI 受け入れる性 MEGAMI 暖める性 みかえり無用の 笑みをあげよう中島みゆき中島みゆき中島みゆき子供の頃に もらったような 甘い菓子など 飲みこめなくて 苦いグラスに 溺れてるおまえを 今夜もひとり ひろってゆこう どのみち短い 眠りなら 夢かと紛う 夢をみようよ おいでよ MEGAMI 受け入れる性 MEGAMI 暖める性 己れのための 愛を持たない おいでよ MEGAMI 受け入れる性 MEGAMI 暖める性 みかえり無用の 笑みをあげよう  飲みこみすぎた 言葉が多過ぎて 肺にあふれて 心をふさぐ 海の深くで 黙りこむおまえを 今夜もひとり ひろってゆこう どのみち終わらぬ 旅路なら 夢とも知らぬ 夢をみようよ おいでよ MEGAMI 受け入れる性 MEGAMI 暖める性 己れのための 愛を持たない おいでよ MEGAMI 受け入れる性 MEGAMI 暖める性 みかえり無用の 笑みをあげよう
メビウスの帯はねじれるメビウスの帯は ねじれねじれ続く 訳もわからぬ間に ねじれねじれ続く 降りれば昇り着く 昇れば底に着く どうして どうして どうして どうして 辿り着けない 帰り着けない 元に戻れるはずが メビウスの帯は ねじれねじれ続く 訳もわからぬ間に ねじれねじれ続く  メビウスの帯は 表裏ねじれる 訳もわからぬ間に 裏表つながる 終点の駅札 裏返せば起点 どこから どこまで いつから いつまで さかのぼれない 見霽(はる)かせない 行く先に着くはずが メビウスの帯は 表裏ねじれる 訳もわからぬ間に 裏表つながる  どこを走っているの どこを迷っているの 気づかない転轍で 現(うつつ)と影がいれ替わる どこで暮らしているの どこで生きているの 気づかない転轍で 何度も2人すれ違う メビウスの帯は ねじれねじれ続く 訳もわからぬ間に ねじれねじれ続く中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三メビウスの帯は ねじれねじれ続く 訳もわからぬ間に ねじれねじれ続く 降りれば昇り着く 昇れば底に着く どうして どうして どうして どうして 辿り着けない 帰り着けない 元に戻れるはずが メビウスの帯は ねじれねじれ続く 訳もわからぬ間に ねじれねじれ続く  メビウスの帯は 表裏ねじれる 訳もわからぬ間に 裏表つながる 終点の駅札 裏返せば起点 どこから どこまで いつから いつまで さかのぼれない 見霽(はる)かせない 行く先に着くはずが メビウスの帯は 表裏ねじれる 訳もわからぬ間に 裏表つながる  どこを走っているの どこを迷っているの 気づかない転轍で 現(うつつ)と影がいれ替わる どこで暮らしているの どこで生きているの 気づかない転轍で 何度も2人すれ違う メビウスの帯は ねじれねじれ続く 訳もわからぬ間に ねじれねじれ続く
MERRY-GO-ROUNDMERRY-GO-ROUND, MERRY-GO-ROUND 後ろ姿と涙たち MERRY-GO-ROUND, MERRY-GO-ROUND いついつまでも  好きじゃない人から言い寄られることは ただ気分が悪くなるだけのことね 好きじゃない人から電話もらうことも ただ時間の無駄なだけのことね それと同じことを私があの人にしてただけだね 悲しい事実から目をそらしても MERRY-GO-ROUND, MERRY-GO-ROUND 後ろ姿と涙たち MERRY-GO-ROUND, MERRY-GO-ROUND いついつまでも  MERRY-GO-ROUND, MERRY-GO-ROUND 後ろ姿と涙たち MERRY-GO-ROUND, MERRY-GO-ROUND いついつまでも  たとえ世界じゅうがどんなに進んでも 1ミリも進まない距離がある ほかの誰かなんて見る暇も惜しんで 焦がれ続けても報われなくて それと同じことをあの人嘆いては誰かを想う きれいな矛盾だね はたから見れば MERRY-GO-ROUND, MERRY-GO-ROUND 後ろ姿と涙たち MERRY-GO-ROUND, MERRY-GO-ROUND いついつまでも  それと同じことをあの人嘆いては誰かを想う きれいな矛盾だね はたから見れば MERRY-GO-ROUND, MERRY-GO-ROUND 後ろ姿と涙たち MERRY-GO-ROUND, MERRY-GO-ROUND いついつまでも  MERRY-GO-ROUND, MERRY-GO-ROUND 後ろ姿と涙たち MERRY-GO-ROUND, MERRY-GO-ROUND いついつまでも中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三MERRY-GO-ROUND, MERRY-GO-ROUND 後ろ姿と涙たち MERRY-GO-ROUND, MERRY-GO-ROUND いついつまでも  好きじゃない人から言い寄られることは ただ気分が悪くなるだけのことね 好きじゃない人から電話もらうことも ただ時間の無駄なだけのことね それと同じことを私があの人にしてただけだね 悲しい事実から目をそらしても MERRY-GO-ROUND, MERRY-GO-ROUND 後ろ姿と涙たち MERRY-GO-ROUND, MERRY-GO-ROUND いついつまでも  MERRY-GO-ROUND, MERRY-GO-ROUND 後ろ姿と涙たち MERRY-GO-ROUND, MERRY-GO-ROUND いついつまでも  たとえ世界じゅうがどんなに進んでも 1ミリも進まない距離がある ほかの誰かなんて見る暇も惜しんで 焦がれ続けても報われなくて それと同じことをあの人嘆いては誰かを想う きれいな矛盾だね はたから見れば MERRY-GO-ROUND, MERRY-GO-ROUND 後ろ姿と涙たち MERRY-GO-ROUND, MERRY-GO-ROUND いついつまでも  それと同じことをあの人嘆いては誰かを想う きれいな矛盾だね はたから見れば MERRY-GO-ROUND, MERRY-GO-ROUND 後ろ姿と涙たち MERRY-GO-ROUND, MERRY-GO-ROUND いついつまでも  MERRY-GO-ROUND, MERRY-GO-ROUND 後ろ姿と涙たち MERRY-GO-ROUND, MERRY-GO-ROUND いついつまでも
目を開けて最初に君を見たい目を開けて最初に君を見たい 誰よりも最初に君を見たい 愛と言わなけりゃわからないだろうか 目を開けて最初に君を見たい 今から始まる長い1日が争いだけにまみれていても 僕は目を開けて見つめてゆくだろう 僕は目を開けて見つめてゆくだろう だから その前に 目を開けて最初に君を見たい  目を閉じる間際に君を見たい 誰よりも最後に君を見たい 愛と言わなけりゃわからないだろうか 目を閉じる間際に君を見たい 今から始まる長い1晩が冷たい闇に塗られていても 僕は迷わずに帰ってくるだろう 僕は迷わずに帰ってくるだろう だから その前に 目を閉じる間際に君を見たい中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三目を開けて最初に君を見たい 誰よりも最初に君を見たい 愛と言わなけりゃわからないだろうか 目を開けて最初に君を見たい 今から始まる長い1日が争いだけにまみれていても 僕は目を開けて見つめてゆくだろう 僕は目を開けて見つめてゆくだろう だから その前に 目を開けて最初に君を見たい  目を閉じる間際に君を見たい 誰よりも最後に君を見たい 愛と言わなけりゃわからないだろうか 目を閉じる間際に君を見たい 今から始まる長い1晩が冷たい闇に塗られていても 僕は迷わずに帰ってくるだろう 僕は迷わずに帰ってくるだろう だから その前に 目を閉じる間際に君を見たい
もういちど雨がもういちど雨が降りだしたみたいだね 遠ざかる車たちの足音が濡れている この街の雨は ひそやかな音で降るね 今もまだ馴染(なじ)めなくて 聞き逃しそうになる 偶然は一生に一度しかないのかな もういちど始まりの偶然はないのかな 愛はどこだ 指の隙間(すきま)から こぼれ落ちた日々を探している 愛はどこだ あの日々は もういちど雨が降りだしたみたいだね もういちど素直になれば やり直せるだろうか  遠い日に旅に出て 今もまだ旅に居て 帰るのに足りるだけの理由を探している この街の外で もういちど出会えたなら 寂しさに騙(だま)されずに 求め合えるだろうか 過ぎてゆく時間より他(ほか)にもうないのかな 悲しみを拭い去る奇跡はないのかな 愛はどこだ まるで水のように こぼれ落ちた夢を探している 愛はどこだ はじめから もういちど雨が降りだしたみたいだね もうないと思っていた空が まだあるらしい中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三もういちど雨が降りだしたみたいだね 遠ざかる車たちの足音が濡れている この街の雨は ひそやかな音で降るね 今もまだ馴染(なじ)めなくて 聞き逃しそうになる 偶然は一生に一度しかないのかな もういちど始まりの偶然はないのかな 愛はどこだ 指の隙間(すきま)から こぼれ落ちた日々を探している 愛はどこだ あの日々は もういちど雨が降りだしたみたいだね もういちど素直になれば やり直せるだろうか  遠い日に旅に出て 今もまだ旅に居て 帰るのに足りるだけの理由を探している この街の外で もういちど出会えたなら 寂しさに騙(だま)されずに 求め合えるだろうか 過ぎてゆく時間より他(ほか)にもうないのかな 悲しみを拭い去る奇跡はないのかな 愛はどこだ まるで水のように こぼれ落ちた夢を探している 愛はどこだ はじめから もういちど雨が降りだしたみたいだね もうないと思っていた空が まだあるらしい
もう桟橋に灯りは点らないだれも覚えていないあの桟橋に まだ灯りが点っていた頃のこと だれも覚えていないあの桟橋で いつもかくれて逢っていた二人のこと  何もない二人は与えあえる物もなく 何もない二人は夢の話だけをした  もうあの桟橋に灯りは点らない ただ鉄条網が寒く光るだけ だれも覚えていないあの桟橋は きれいなビルになるらしい  星にたとえて名前つけた夏の日 夜の長さが変わるのを待てない秋の日 冷えた指先キスで暖めた冬の日 似合わない互いのスーツ笑った春の日  無邪気だったあたしはあいつだけのものだった 無邪気だったあいつはあたしだけのものだった  もうあの桟橋に灯りは点らない ただ潮風だけが置き去りのまま だれも覚えていないあの桟橋に もう灯りは点らない  もうあの桟橋に灯りは点らない ただ潮風だけが置き去りのまま だれも覚えていないあの桟橋は きれいなビルになるらしい中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三だれも覚えていないあの桟橋に まだ灯りが点っていた頃のこと だれも覚えていないあの桟橋で いつもかくれて逢っていた二人のこと  何もない二人は与えあえる物もなく 何もない二人は夢の話だけをした  もうあの桟橋に灯りは点らない ただ鉄条網が寒く光るだけ だれも覚えていないあの桟橋は きれいなビルになるらしい  星にたとえて名前つけた夏の日 夜の長さが変わるのを待てない秋の日 冷えた指先キスで暖めた冬の日 似合わない互いのスーツ笑った春の日  無邪気だったあたしはあいつだけのものだった 無邪気だったあいつはあたしだけのものだった  もうあの桟橋に灯りは点らない ただ潮風だけが置き去りのまま だれも覚えていないあの桟橋に もう灯りは点らない  もうあの桟橋に灯りは点らない ただ潮風だけが置き去りのまま だれも覚えていないあの桟橋は きれいなビルになるらしい
木曜の夜木曜の夜11時半 まだ早すぎる何もないとあきらめるには もしかしたらまだもしかしたらまだ あなたが私をみつけてくれるかもしれないから 少しだけ目立ちそうな服を着ている 何回も振り返っては立ちどまっている 偶然なんてそんなにうまく起きないってことわかってるけど こんなにこんなに人はいるのに どこにもどこにもあなたはいない こんなにこんなに人はいるのに どこにもどこにもあなたはいない  次の角まで次の角まで 歩くほど遠ざかってるのかもしれない でも早く歩いてしまう あなたの他の誰かに 誘いの声をかけられたくなんかないから もしあなたの声だったらすぐにわかるよ どんなに人と音楽が道にあふれても どうしてるかな今ごろあなた 私のことは思ってないね こんなにこんなに人はいるのに どこにもどこにもあなたはいない こんなにこんなに人はいるのに どこにもどこにもあなたはいない  帰りたくない帰りたくない 混みあって歩きづらい街を歩いてる 帰りたくない帰りたくない みんな会いたい人に会えてよかったね こんなにこんなに人はいるのに どこにもどこにもあなたはいない こんなにこんなに人はいるのに どこにもどこにもあなたはいない中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三木曜の夜11時半 まだ早すぎる何もないとあきらめるには もしかしたらまだもしかしたらまだ あなたが私をみつけてくれるかもしれないから 少しだけ目立ちそうな服を着ている 何回も振り返っては立ちどまっている 偶然なんてそんなにうまく起きないってことわかってるけど こんなにこんなに人はいるのに どこにもどこにもあなたはいない こんなにこんなに人はいるのに どこにもどこにもあなたはいない  次の角まで次の角まで 歩くほど遠ざかってるのかもしれない でも早く歩いてしまう あなたの他の誰かに 誘いの声をかけられたくなんかないから もしあなたの声だったらすぐにわかるよ どんなに人と音楽が道にあふれても どうしてるかな今ごろあなた 私のことは思ってないね こんなにこんなに人はいるのに どこにもどこにもあなたはいない こんなにこんなに人はいるのに どこにもどこにもあなたはいない  帰りたくない帰りたくない 混みあって歩きづらい街を歩いてる 帰りたくない帰りたくない みんな会いたい人に会えてよかったね こんなにこんなに人はいるのに どこにもどこにもあなたはいない こんなにこんなに人はいるのに どこにもどこにもあなたはいない
問題集2人のカバンの中には 違う問題集がある 代りに解いてあげたなら 代りに解いてくれるかな 取り替えてみたい気がする あなたの問題集は 私にはたやすく見える 私の問題集は あなたにはたやすく見える 取り替えてみたい気がする 答合わせには まだ遠い先のことらしい 1問も解けないうちに 問題ばかりが降って来る  おそらくあなたの問題集に書かれている文字と おそらく私の問題集に書かれている文字は 違う国の言葉なんだろう イカれた女が急に答えても 誰も信じない まぐれか真似たに違いないとしか 誰も信じない 斜めにうなずいている 手に入れたつもりの虎の巻には余白がある 間違って読み違っても 案外当たりなこともある  明日には わかるようになるかな 今夜には わかるようになるかな もうまもなく わかるようになるかな もうまもなく わかるようになるかな中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三2人のカバンの中には 違う問題集がある 代りに解いてあげたなら 代りに解いてくれるかな 取り替えてみたい気がする あなたの問題集は 私にはたやすく見える 私の問題集は あなたにはたやすく見える 取り替えてみたい気がする 答合わせには まだ遠い先のことらしい 1問も解けないうちに 問題ばかりが降って来る  おそらくあなたの問題集に書かれている文字と おそらく私の問題集に書かれている文字は 違う国の言葉なんだろう イカれた女が急に答えても 誰も信じない まぐれか真似たに違いないとしか 誰も信じない 斜めにうなずいている 手に入れたつもりの虎の巻には余白がある 間違って読み違っても 案外当たりなこともある  明日には わかるようになるかな 今夜には わかるようになるかな もうまもなく わかるようになるかな もうまもなく わかるようになるかな
妬(や)いてる訳じゃないけれど妬いてる訳じゃ ないけれども 今夜は 眠れない 誰かあたしを おさえていてよ 少しのあいだ  あたしを乗せない船が 今日も 港出るところ 誰かあたしを おさえていてよ 少しのあいだ  妬いてる訳じゃ ないけれども あたしは どうなるの 誰かあたしを 迎えに来てよ 祭りの中へ  あたしを乗せない船が 今日も 港出るところ 誰かあたしを 迎えに来てよ 祭りの中へ  あたしを乗せない船が 今日も 港出るところ 誰かあたしを 覚えていてよ 少しの あいだ 誰かあたしを 覚えていてよ 少しの あいだ 誰かあたしを 覚えていてよ 死ぬまで … ずっと中島みゆき中島みゆき中島みゆきエジソン妬いてる訳じゃ ないけれども 今夜は 眠れない 誰かあたしを おさえていてよ 少しのあいだ  あたしを乗せない船が 今日も 港出るところ 誰かあたしを おさえていてよ 少しのあいだ  妬いてる訳じゃ ないけれども あたしは どうなるの 誰かあたしを 迎えに来てよ 祭りの中へ  あたしを乗せない船が 今日も 港出るところ 誰かあたしを 迎えに来てよ 祭りの中へ  あたしを乗せない船が 今日も 港出るところ 誰かあたしを 覚えていてよ 少しの あいだ 誰かあたしを 覚えていてよ 少しの あいだ 誰かあたしを 覚えていてよ 死ぬまで … ずっと
夜曲街に流れる歌を聴いたら 気づいて 私の声に気づいて 夜にさざめく 灯りの中で 遙かにみつめつづける瞳に気づいて  あなたにあてて 私はいつも 歌っているのよ いつまでも 悲しい歌も 愛しい歌も みんなあなたのことを歌っているのよ 街に流れる歌を聴いたら どこかで少しだけ私を思い出して  月の光が 肩に冷たい夜には 祈りながら歌うのよ 深夜ラジオのかすかな歌が あなたの肩を包みこんでくれるように  あなたは今も 私の夢を 見てくれることがあるかしら 悲しい歌も愛しい歌も みんなあなたのことを歌っているのよ 月の光が 肩に冷たい夜には せめてあなたのそばへ流れたい  街に流れる歌を聴いたら 気づいて 私の声に気づいて 心かくした灯りの中で 死ぬまで 贈りつづける歌を受けとめて  街に流れる歌を聴いたら どこかで少しだけ私を思い出して 思い出して中島みゆき中島みゆき中島みゆき松任谷正隆街に流れる歌を聴いたら 気づいて 私の声に気づいて 夜にさざめく 灯りの中で 遙かにみつめつづける瞳に気づいて  あなたにあてて 私はいつも 歌っているのよ いつまでも 悲しい歌も 愛しい歌も みんなあなたのことを歌っているのよ 街に流れる歌を聴いたら どこかで少しだけ私を思い出して  月の光が 肩に冷たい夜には 祈りながら歌うのよ 深夜ラジオのかすかな歌が あなたの肩を包みこんでくれるように  あなたは今も 私の夢を 見てくれることがあるかしら 悲しい歌も愛しい歌も みんなあなたのことを歌っているのよ 月の光が 肩に冷たい夜には せめてあなたのそばへ流れたい  街に流れる歌を聴いたら 気づいて 私の声に気づいて 心かくした灯りの中で 死ぬまで 贈りつづける歌を受けとめて  街に流れる歌を聴いたら どこかで少しだけ私を思い出して 思い出して
夜行夜起きてる奴に ろくな奴はいないと 言われなかったか 子供だった頃に 日暮れどきにねぐらへ帰ってゆかない獣は みんな獰猛な種類だと どんなに心優しくても 口下手な奴なら きっと後ろめたい何かあるに違いないと決められる 夜行の駅で泣いているのは みんなそんな奴ばかり 夜行の町を生きてゆくのは みんなそんな奴ばかり  夜さまよう奴は まともな帰り先がないせいだと 憐れみを受けている ふところに入れた手は凶暴な武器を隠しているに 違いないと見られる 本当は 散りそうな野菊を雨から隠してる わざと胸をあけてバカをやって凍えきって風邪をひく 夜行の駅で泣いているのは みんなそんな奴ばかり 夜行の町を生きてゆくのは みんなそんな奴ばかり  本当は 散りそうな野菊を雨から隠してる わざと胸をあけてバカをやって凍えきって風邪をひく 夜行の駅で泣いているのは みんなそんな奴ばかり 夜行の町を生きてゆくのは みんなそんな奴ばかり 夜行の駅で泣いているのは みんなそんな奴ばかり 夜行の町を生きてゆくのは みんなそんな奴ばかり中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三夜起きてる奴に ろくな奴はいないと 言われなかったか 子供だった頃に 日暮れどきにねぐらへ帰ってゆかない獣は みんな獰猛な種類だと どんなに心優しくても 口下手な奴なら きっと後ろめたい何かあるに違いないと決められる 夜行の駅で泣いているのは みんなそんな奴ばかり 夜行の町を生きてゆくのは みんなそんな奴ばかり  夜さまよう奴は まともな帰り先がないせいだと 憐れみを受けている ふところに入れた手は凶暴な武器を隠しているに 違いないと見られる 本当は 散りそうな野菊を雨から隠してる わざと胸をあけてバカをやって凍えきって風邪をひく 夜行の駅で泣いているのは みんなそんな奴ばかり 夜行の町を生きてゆくのは みんなそんな奴ばかり  本当は 散りそうな野菊を雨から隠してる わざと胸をあけてバカをやって凍えきって風邪をひく 夜行の駅で泣いているのは みんなそんな奴ばかり 夜行の町を生きてゆくのは みんなそんな奴ばかり 夜行の駅で泣いているのは みんなそんな奴ばかり 夜行の町を生きてゆくのは みんなそんな奴ばかり
やさしい女こんな仕事をしているような女だから だれにでもやさしくすると 思われやすい こんな服を着ているような女だから だれとでも仲良くすると 思われやすい  信じてもらえるがらでもないけど 信じてもらえるがらでもないけど あたしにだって嫌いな奴はいっぱいいる だけどだれにも嫌いだと言えない  ひとりぼっちが恐くって こんなに笑って 生きてる  こんな夜更けにひとりで歩くくらいだから だれにでも やさしくすると 思われやすい 生まれつきの髪の癖も夜になびけば 笑いかけて招いていると 思われやすい  信じてもらえるがらでもないけど 信じてもらえるがらでもないけど あたしにだって嫌いな奴はいっぱいいる だけどだれにも嫌いだと言えない ひとりぼっちが恐くって こんなに笑って 生きてる ひとりぼっちが恐くって こんなに笑って 生きてる中島みゆき中島みゆき中島みゆきこんな仕事をしているような女だから だれにでもやさしくすると 思われやすい こんな服を着ているような女だから だれとでも仲良くすると 思われやすい  信じてもらえるがらでもないけど 信じてもらえるがらでもないけど あたしにだって嫌いな奴はいっぱいいる だけどだれにも嫌いだと言えない  ひとりぼっちが恐くって こんなに笑って 生きてる  こんな夜更けにひとりで歩くくらいだから だれにでも やさしくすると 思われやすい 生まれつきの髪の癖も夜になびけば 笑いかけて招いていると 思われやすい  信じてもらえるがらでもないけど 信じてもらえるがらでもないけど あたしにだって嫌いな奴はいっぱいいる だけどだれにも嫌いだと言えない ひとりぼっちが恐くって こんなに笑って 生きてる ひとりぼっちが恐くって こんなに笑って 生きてる
安寿子の靴こうして いつも水の時計はまわる 水に流すつもりでまわり 水にさからう時間をさがす 涙は折れた水の針  でもでもと 水に落ちた時計を探し 流れのおきてにさからう子だって 波はきっと好きだというよ  こうして いつも水の時計はめぐる 水に落ちた靴までまわり 赤いかかとをもだけでゆれる 流れて歩めば水の町  でもでもと 水に落ちた思い出拾い 流れのおきてにはむかう子だって 波はきっと好きだというよ  中島みゆき唐十郎中島みゆきこうして いつも水の時計はまわる 水に流すつもりでまわり 水にさからう時間をさがす 涙は折れた水の針  でもでもと 水に落ちた時計を探し 流れのおきてにさからう子だって 波はきっと好きだというよ  こうして いつも水の時計はめぐる 水に落ちた靴までまわり 赤いかかとをもだけでゆれる 流れて歩めば水の町  でもでもと 水に落ちた思い出拾い 流れのおきてにはむかう子だって 波はきっと好きだというよ  
休石あなたが急に早足で 何か約束でも思い出したように登ってゆく 待ってください 呼ぶ声は切れぎれに 日の暮れがたに 石段は長い 「もういいよ」 休石(やすみいし)で休んで待っていてね 「もういいよ」 家々の灯りが増えてゆく 私はヒールを脱ぎ捨てて 後悔坂を這い登る  忘れていない 忘れたつもりでいただけ 隠れ鬼をしようと私が言った 私が鬼です あなたは痛む足を引き上げ引き上げながら 登って行った 見えなくなるまで登って行った 「もういいよ」 休石(やすみいし)で休んで待っていてね 「もういいよ」 伝えればよかった言(こと)の葉(は)が散っている 私は両手に掻(か)き集め 後悔坂を這い登る  待ってください 呼ぶ声は切れぎれに 日の暮れがたに 石段は長い 「もういいよ」 休石(やすみいし)で休んで待っていてね 「もういいよ」 伝えればよかった言(こと)の葉(は)が散っている 私は両手に掻(か)き集め 後悔坂を這い登る 私は両手に掻(か)き集め 後悔坂を這い登る中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三あなたが急に早足で 何か約束でも思い出したように登ってゆく 待ってください 呼ぶ声は切れぎれに 日の暮れがたに 石段は長い 「もういいよ」 休石(やすみいし)で休んで待っていてね 「もういいよ」 家々の灯りが増えてゆく 私はヒールを脱ぎ捨てて 後悔坂を這い登る  忘れていない 忘れたつもりでいただけ 隠れ鬼をしようと私が言った 私が鬼です あなたは痛む足を引き上げ引き上げながら 登って行った 見えなくなるまで登って行った 「もういいよ」 休石(やすみいし)で休んで待っていてね 「もういいよ」 伝えればよかった言(こと)の葉(は)が散っている 私は両手に掻(か)き集め 後悔坂を這い登る  待ってください 呼ぶ声は切れぎれに 日の暮れがたに 石段は長い 「もういいよ」 休石(やすみいし)で休んで待っていてね 「もういいよ」 伝えればよかった言(こと)の葉(は)が散っている 私は両手に掻(か)き集め 後悔坂を這い登る 私は両手に掻(か)き集め 後悔坂を這い登る
やばい恋閉じかけたドアから鳥が飛び込んだわ 夜のエレベーターは私一人だった ナイフだと思ったわ ありうるわ この恋 頬をかすめて飛んだ小さな影 非常ベルが鳴り続けている 心の中ではじめから いまさらどこでどんな人探せばいいの  隣にいてと言いたかった 私を見てと言いたかった 女々しいことを押さえきれず口に出したら終わりね  冷めたような女しか好きになんかならない あの人にマジになってゆく やばい恋  恐ければ触れるのね次のフロアボタン あの人は私から降りるのを待ってる サヨナラという札を最後まで出さずに なんとなく終わるのを狙っている 光りながら昇ってゆく ガラスのエレベーターの外で 街灯り遠ざかるあの人に似てるわ  ふられる前にふりたかった 盗られる前に捨てたかった いつまでなんて問いつめたらその日限りで終わりね  頼み込んでいてもらう男なんかいらない そんなふうに言えなくって泣く やばい恋  ふられる前にふりたかった 盗られる前に捨てたかった いつまでなんて問いつめたらその日限りで終わりね  冷めたような女しか好きになんかならない あの人にマジになってゆく やばい恋中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三閉じかけたドアから鳥が飛び込んだわ 夜のエレベーターは私一人だった ナイフだと思ったわ ありうるわ この恋 頬をかすめて飛んだ小さな影 非常ベルが鳴り続けている 心の中ではじめから いまさらどこでどんな人探せばいいの  隣にいてと言いたかった 私を見てと言いたかった 女々しいことを押さえきれず口に出したら終わりね  冷めたような女しか好きになんかならない あの人にマジになってゆく やばい恋  恐ければ触れるのね次のフロアボタン あの人は私から降りるのを待ってる サヨナラという札を最後まで出さずに なんとなく終わるのを狙っている 光りながら昇ってゆく ガラスのエレベーターの外で 街灯り遠ざかるあの人に似てるわ  ふられる前にふりたかった 盗られる前に捨てたかった いつまでなんて問いつめたらその日限りで終わりね  頼み込んでいてもらう男なんかいらない そんなふうに言えなくって泣く やばい恋  ふられる前にふりたかった 盗られる前に捨てたかった いつまでなんて問いつめたらその日限りで終わりね  冷めたような女しか好きになんかならない あの人にマジになってゆく やばい恋
やまねこGOLD LYLIC女に生まれて喜んでくれたのは 菓子屋とドレス屋と女衒と女たらし 嵐あけの如月壁の割れた産室 生まれ落ちて最初に聞いた声は落胆の溜息だった 傷つけるための爪だけが 抜けない棘のように光る 天(そら)からもらった贈り物が この爪だけなんて この爪だけなんて  傷つけ合うのがわかりきっているのに 離れて暮らせない残酷な恋心 ためにならぬあばずれ危険すぎるやまねこ 1秒油断しただけで さみしがって他(ほか)へ走る薄情な女(やつ) 手なずけるゲームが流行ってる 冷たいゲームが 流行ってる よそを向かないで抱きしめて 瞳をそらしたら きっと傷つけてしまう  ああ 誰を探してさまよってきたの ああ めぐり逢えても 傷つけずに愛せなくて愛したくて怯えている夜  傷つけるための爪だけが 抜けない棘のように光る 天(そら)からもらった贈り物が この爪だけなんて この爪だけなんて  手なずけるゲームが流行ってる 冷たいゲームが流行ってる よそを向かないで 抱きしめて 瞳をそらしたら きっと傷つけてしまうGOLD LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき女に生まれて喜んでくれたのは 菓子屋とドレス屋と女衒と女たらし 嵐あけの如月壁の割れた産室 生まれ落ちて最初に聞いた声は落胆の溜息だった 傷つけるための爪だけが 抜けない棘のように光る 天(そら)からもらった贈り物が この爪だけなんて この爪だけなんて  傷つけ合うのがわかりきっているのに 離れて暮らせない残酷な恋心 ためにならぬあばずれ危険すぎるやまねこ 1秒油断しただけで さみしがって他(ほか)へ走る薄情な女(やつ) 手なずけるゲームが流行ってる 冷たいゲームが 流行ってる よそを向かないで抱きしめて 瞳をそらしたら きっと傷つけてしまう  ああ 誰を探してさまよってきたの ああ めぐり逢えても 傷つけずに愛せなくて愛したくて怯えている夜  傷つけるための爪だけが 抜けない棘のように光る 天(そら)からもらった贈り物が この爪だけなんて この爪だけなんて  手なずけるゲームが流行ってる 冷たいゲームが流行ってる よそを向かないで 抱きしめて 瞳をそらしたら きっと傷つけてしまう
闇夜のテーブルカードを返してMidnight 企み隠してMidnight テーブルの上のMidnight 運命を操るMidnight  カードが教えるMidnight 企み教えるMidnight でも読めないのがMidnight 影だけが見てるMidnight  上には上 重ねて 裏には裏 重ねて 選びとれば カードの裏 数字のない札もある  白い月 黒い月 境のない裏表 白い月 黒い月 どちらもテーブルの上  カードの行方はMidnight テーブルの下のMidnight 運命の行方はMidnight 影だけが見てるMidnight  夜には夜 重ねて 嘘には嘘 重ねて 隠し持てば 闇夜の中 ありえない数の札もある  白い月 黒い月 境のない裏表 白い月 黒い月 どちらもテーブルの上  夜には夜 重ねて 嘘には嘘 重ねて 隠し持てば 闇夜の中 ありえない数の札もある  白い月 黒い月 境のない裏表 白い月 黒い月 どちらもテーブルの上中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三カードを返してMidnight 企み隠してMidnight テーブルの上のMidnight 運命を操るMidnight  カードが教えるMidnight 企み教えるMidnight でも読めないのがMidnight 影だけが見てるMidnight  上には上 重ねて 裏には裏 重ねて 選びとれば カードの裏 数字のない札もある  白い月 黒い月 境のない裏表 白い月 黒い月 どちらもテーブルの上  カードの行方はMidnight テーブルの下のMidnight 運命の行方はMidnight 影だけが見てるMidnight  夜には夜 重ねて 嘘には嘘 重ねて 隠し持てば 闇夜の中 ありえない数の札もある  白い月 黒い月 境のない裏表 白い月 黒い月 どちらもテーブルの上  夜には夜 重ねて 嘘には嘘 重ねて 隠し持てば 闇夜の中 ありえない数の札もある  白い月 黒い月 境のない裏表 白い月 黒い月 どちらもテーブルの上
友情悲しみばかり見えるから この目をつぶすナイフがほしい そしたら闇の中から 明日が見えるだろうか 限り知れない痛みの中で 友情だけが 見えるだろうか  企みばかり 響くから この耳ふさぐ海へ帰るよ 言葉を忘れた魚たち 笑えよ 私の言葉を 終わり知れない寒さの中で 友情さえも 失っている  この世見据えて笑うほど 冷たい悟りもまだ持てず この世望んで 走るほど 心の荷物は軽くない 救われない魂は 傷ついた自分のことじゃなく 救われない魂は 傷つけ返そうとしている自分だ  一番欲しいものは何ンですか 命賭けても守るものは何ンですか 時代という名の諦めが 心という名の橋を呑み込んでゆくよ 道の彼方にみかけるものは すべて獲物か 泥棒ですか  この世見据えて笑うほど 冷たい悟りもまだ持てず この世望んで 走るほど 心の荷物は軽くない 救われない魂は 傷ついた自分のことじゃなく 救われない魂は 傷つけ返そうとしている自分だ  自由に歩いてゆくのなら ひとりがいい そのくせ今夜も ひとの戸口で眠る 頼れるものは どこにある 頼られるのが嫌いな 獣たち 背中にかくした ナイフの意味を 問わないことが友情だろうか  この世見据えて笑うほど 冷たい悟りもまだ持てず この世望んで 走るほど 心の荷物は軽くない 救われない魂は 傷ついた自分のことじゃなく 救われない魂は 傷つけ返そうとしている自分だ中島みゆき中島みゆき中島みゆき松任谷正隆悲しみばかり見えるから この目をつぶすナイフがほしい そしたら闇の中から 明日が見えるだろうか 限り知れない痛みの中で 友情だけが 見えるだろうか  企みばかり 響くから この耳ふさぐ海へ帰るよ 言葉を忘れた魚たち 笑えよ 私の言葉を 終わり知れない寒さの中で 友情さえも 失っている  この世見据えて笑うほど 冷たい悟りもまだ持てず この世望んで 走るほど 心の荷物は軽くない 救われない魂は 傷ついた自分のことじゃなく 救われない魂は 傷つけ返そうとしている自分だ  一番欲しいものは何ンですか 命賭けても守るものは何ンですか 時代という名の諦めが 心という名の橋を呑み込んでゆくよ 道の彼方にみかけるものは すべて獲物か 泥棒ですか  この世見据えて笑うほど 冷たい悟りもまだ持てず この世望んで 走るほど 心の荷物は軽くない 救われない魂は 傷ついた自分のことじゃなく 救われない魂は 傷つけ返そうとしている自分だ  自由に歩いてゆくのなら ひとりがいい そのくせ今夜も ひとの戸口で眠る 頼れるものは どこにある 頼られるのが嫌いな 獣たち 背中にかくした ナイフの意味を 問わないことが友情だろうか  この世見据えて笑うほど 冷たい悟りもまだ持てず この世望んで 走るほど 心の荷物は軽くない 救われない魂は 傷ついた自分のことじゃなく 救われない魂は 傷つけ返そうとしている自分だ
幽霊交差点幽霊交差点を 御存じですか 幽霊交差点を お忘れですか 角を曲がってしばらく行けば もとの景色が有るのに気付く 霧の夜には気を付けなされ 過ぎたつもりに気を付けなされ 幽霊交差点を 御存じですか 何度も逢いたくて 誰かが招く  幽霊交差点は 名残の化身 幽霊交差点は 移ろい知らず 逃げた後ろに置き去りの眺め 進む行く手に待つのが見える 霧の夜には気を付けなされ 過ぎたつもりに気を付けなされ 幽霊交差点を 御存じですか 何度も逢いたくて 誰かが招く 幽霊交差点を お忘れですか 何度も逢いたくて 誰かが招く中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三幽霊交差点を 御存じですか 幽霊交差点を お忘れですか 角を曲がってしばらく行けば もとの景色が有るのに気付く 霧の夜には気を付けなされ 過ぎたつもりに気を付けなされ 幽霊交差点を 御存じですか 何度も逢いたくて 誰かが招く  幽霊交差点は 名残の化身 幽霊交差点は 移ろい知らず 逃げた後ろに置き去りの眺め 進む行く手に待つのが見える 霧の夜には気を付けなされ 過ぎたつもりに気を付けなされ 幽霊交差点を 御存じですか 何度も逢いたくて 誰かが招く 幽霊交差点を お忘れですか 何度も逢いたくて 誰かが招く
誘惑GOLD LYLICやさしそうな表情は 女たちの流行 崩れそうな強がりは 男たちの流行 本当のことは 言えない 誰も 口に出せない 黙りあって 黙りあって ふたり 心は冬の海  悲しみは 爪から やがて 髪の先まで 天使たちの歌も 忘れてしまう  あなた 鍵を置いて 私 髪を 解いて さみしかった さみしかった 夢のつづきを 始めましょう  ガラスの靴を女は 隠して持っています 紙飛行機を男は 隠して持っています ロマンティックな 話が けれど 馴れてないから 黙りあって 黙りあって 寒い心は 夜の中  悲しみを ひとひら かじるごとに 子供は 悲しいと言えない 大人に育つ  あなた 鍵を置いて 私 髪を 解いて さみしかった さみしかった 夢のつづきを 始めましょう  悲しみを ひとひら かじるごとに 子供は 悲しいと言えない 大人に育つ  あなた 鍵を置いて 私 髪を 解いて さみしかった さみしかった 夢のつづきを 始めましょうGOLD LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆきやさしそうな表情は 女たちの流行 崩れそうな強がりは 男たちの流行 本当のことは 言えない 誰も 口に出せない 黙りあって 黙りあって ふたり 心は冬の海  悲しみは 爪から やがて 髪の先まで 天使たちの歌も 忘れてしまう  あなた 鍵を置いて 私 髪を 解いて さみしかった さみしかった 夢のつづきを 始めましょう  ガラスの靴を女は 隠して持っています 紙飛行機を男は 隠して持っています ロマンティックな 話が けれど 馴れてないから 黙りあって 黙りあって 寒い心は 夜の中  悲しみを ひとひら かじるごとに 子供は 悲しいと言えない 大人に育つ  あなた 鍵を置いて 私 髪を 解いて さみしかった さみしかった 夢のつづきを 始めましょう  悲しみを ひとひら かじるごとに 子供は 悲しいと言えない 大人に育つ  あなた 鍵を置いて 私 髪を 解いて さみしかった さみしかった 夢のつづきを 始めましょう
GOLD LYLIC雪 気がつけばいつしか なぜ こんな夜に降るの いま あの人の命が 永い別れ 私に告げました  あの人が旅立つ前に 私が投げつけたわがままは いつかつぐなうはずでした 抱いたまま 消えてしまうなんて  雪 気がつけばいつしか なぜ こんな夜に降るの いま あの人の命が 永い別れ 私に告げました  手をさしのべればいつも そこにいてくれた人が 手をさしのべても消える まるで 淡すぎる 雪のようです  あの人が教えるとおり 歩いてくはずだった私は 雪で足跡が見えない 立ちすくむ あなたを呼びながら  手をさしのべればいつも そこにいてくれた人が 手をさしのべても消える まるで 淡すぎる 雪のようです  あの人が教えるとおり 歩いてくはずだった私は 雪で足跡が見えない 立ちすくむ あなたを呼びながら  雪 気がつけばいつしか なぜ こんな夜に降るの いま あの人の命が 永い別れ 私に告げましたGOLD LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき萩田光雄雪 気がつけばいつしか なぜ こんな夜に降るの いま あの人の命が 永い別れ 私に告げました  あの人が旅立つ前に 私が投げつけたわがままは いつかつぐなうはずでした 抱いたまま 消えてしまうなんて  雪 気がつけばいつしか なぜ こんな夜に降るの いま あの人の命が 永い別れ 私に告げました  手をさしのべればいつも そこにいてくれた人が 手をさしのべても消える まるで 淡すぎる 雪のようです  あの人が教えるとおり 歩いてくはずだった私は 雪で足跡が見えない 立ちすくむ あなたを呼びながら  手をさしのべればいつも そこにいてくれた人が 手をさしのべても消える まるで 淡すぎる 雪のようです  あの人が教えるとおり 歩いてくはずだった私は 雪で足跡が見えない 立ちすくむ あなたを呼びながら  雪 気がつけばいつしか なぜ こんな夜に降るの いま あの人の命が 永い別れ 私に告げました
雪傘迷惑(めいわく)でなければ傍(そば)にいて 車を拾うまで雪の中 これきりと心で決めている私の 最後のわがまま聞いてね 灯(あか)り溢(あふ)れる窓からは 疑いもしない歌がこぼれ来る 「Happy Birthday 今日の主役は何処(どこ)?」 誰かが気づいて探しに来るまで 雪傘の柄(え)に指を添えて 思い出を返しましょう  足跡(あしあと)消しながら後(あと)ずさる 雪の上逃げる小ギツネみたいに 小枝の代(かわ)りに嘘を抱いて 思い出消しながら遠ざかりましょう 「Happy Birthday」 今日を祝う人が居(い)てくれるのなら 安心できるわ いつまで1 人ずつなんて良くないことだわ 心配したのよ 雪傘の柄(え)に指を添えて ゆく時を聞いている  ありとあらゆる悲しいことから あなたが守ってくれていたんだね 当り前のように暮らした あの頃 アリガトって伝え忘れたね  「Happy Birthday」 今日を祝う人が居(い)てくれるのなら 安心できるわ いつまで1人ずつなんて良くないことだわ 心配したのよ 雪傘の柄(え)に指を添えて ゆく時を聞いている 思い出全部 アリガト中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三迷惑(めいわく)でなければ傍(そば)にいて 車を拾うまで雪の中 これきりと心で決めている私の 最後のわがまま聞いてね 灯(あか)り溢(あふ)れる窓からは 疑いもしない歌がこぼれ来る 「Happy Birthday 今日の主役は何処(どこ)?」 誰かが気づいて探しに来るまで 雪傘の柄(え)に指を添えて 思い出を返しましょう  足跡(あしあと)消しながら後(あと)ずさる 雪の上逃げる小ギツネみたいに 小枝の代(かわ)りに嘘を抱いて 思い出消しながら遠ざかりましょう 「Happy Birthday」 今日を祝う人が居(い)てくれるのなら 安心できるわ いつまで1 人ずつなんて良くないことだわ 心配したのよ 雪傘の柄(え)に指を添えて ゆく時を聞いている  ありとあらゆる悲しいことから あなたが守ってくれていたんだね 当り前のように暮らした あの頃 アリガトって伝え忘れたね  「Happy Birthday」 今日を祝う人が居(い)てくれるのなら 安心できるわ いつまで1人ずつなんて良くないことだわ 心配したのよ 雪傘の柄(え)に指を添えて ゆく時を聞いている 思い出全部 アリガト
夢だったんだね長いあいだ待ちこがれてた あたしにでも だれか残っているかと こんないい年になってしまっても おとぎばなしじみたことを信じて あきらめかけては気をとり直して 待ちこがれ続けてた やっと運命の人に逢えたなんて 勝手に思い込んだ  夢はいつでも あたしの味方 あたしに都合のいいことばかりよ 夢はいつでも あたしの味方 悲しいことなど 何もない でも……… 夢だったんだね  身の程少し思い知っていたら 人生に悲しみは ほとんどないのに 願いと予感はまちがえやすい 信頼と期待はあまりにも似ている 必要とされることがあったよと 舞いあがって空に感謝したよ  夢はいつでも あたしの味方 あたしに都合のいいことばかりよ 夢はいつでも あたしの味方 悲しいことなど 何もない でも……… 夢だったんだね  今までみたいに 恋のはじめから 疑ってかかれば良かったのに 帰りつける腕がほしいだなんて きっと少し寒さに疲れていたのね べつに驚くほどのこともないけど 今度はちょっとダメージ大きいみたいよ  夢はいつでも あたしの味方 あたしに都合の いいことばかりよ 夢はいつでも あたしの味方 悲しいことなど 何もない  夢はいつでも あたしの味方 悲しいことなど 何もない ………… 夢だったんだね中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三長いあいだ待ちこがれてた あたしにでも だれか残っているかと こんないい年になってしまっても おとぎばなしじみたことを信じて あきらめかけては気をとり直して 待ちこがれ続けてた やっと運命の人に逢えたなんて 勝手に思い込んだ  夢はいつでも あたしの味方 あたしに都合のいいことばかりよ 夢はいつでも あたしの味方 悲しいことなど 何もない でも……… 夢だったんだね  身の程少し思い知っていたら 人生に悲しみは ほとんどないのに 願いと予感はまちがえやすい 信頼と期待はあまりにも似ている 必要とされることがあったよと 舞いあがって空に感謝したよ  夢はいつでも あたしの味方 あたしに都合のいいことばかりよ 夢はいつでも あたしの味方 悲しいことなど 何もない でも……… 夢だったんだね  今までみたいに 恋のはじめから 疑ってかかれば良かったのに 帰りつける腕がほしいだなんて きっと少し寒さに疲れていたのね べつに驚くほどのこともないけど 今度はちょっとダメージ大きいみたいよ  夢はいつでも あたしの味方 あたしに都合の いいことばかりよ 夢はいつでも あたしの味方 悲しいことなど 何もない  夢はいつでも あたしの味方 悲しいことなど 何もない ………… 夢だったんだね
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
夢だものありえないってことが わからない訳(わけ)じゃない ありえないからこそ夢に見るものでしょ 説明はつかない 理屈にも合わない ありえない話を夢と呼ぶものでしょ 踊ってくださいと くじけないで言える あなたは気さくに 手を取ってくれる だって夢だもの 全部夢だもの 好きになっても 打ち明けても 誰も困らない どうせ夢だもの 全部夢だもの 儚(はかな)くっても 短くっても 嘆かないのよ 夢だもの  月の降る夜です 思い出が呼びに来る 湖の面(おもて)に町が出来てるよと 出かけましょ 行(ゆ)く先はなつかしい町角 出かけましょ 出会うのはなつかしい人々 あったかもしれない なかったかもしれない 初めてをもう一度 あなたと出会おう だって夢だもの 全部夢だもの 好きになっても 打ち明けても 誰も困らない どうせ夢だもの 全部夢だもの 儚(はかな)くっても 短くっても 嘆かないのよ 夢だもの  踊ってくださいと くじけないで言える あなたは気さくに 手を取ってくれる だって夢だもの 全部夢だもの 好きになっても 打ち明けても 誰も困らない どうせ夢だもの 全部夢だもの 儚(はかな)くっても 短くっても 嘆かないのよ 夢だもの中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三ありえないってことが わからない訳(わけ)じゃない ありえないからこそ夢に見るものでしょ 説明はつかない 理屈にも合わない ありえない話を夢と呼ぶものでしょ 踊ってくださいと くじけないで言える あなたは気さくに 手を取ってくれる だって夢だもの 全部夢だもの 好きになっても 打ち明けても 誰も困らない どうせ夢だもの 全部夢だもの 儚(はかな)くっても 短くっても 嘆かないのよ 夢だもの  月の降る夜です 思い出が呼びに来る 湖の面(おもて)に町が出来てるよと 出かけましょ 行(ゆ)く先はなつかしい町角 出かけましょ 出会うのはなつかしい人々 あったかもしれない なかったかもしれない 初めてをもう一度 あなたと出会おう だって夢だもの 全部夢だもの 好きになっても 打ち明けても 誰も困らない どうせ夢だもの 全部夢だもの 儚(はかな)くっても 短くっても 嘆かないのよ 夢だもの  踊ってくださいと くじけないで言える あなたは気さくに 手を取ってくれる だって夢だもの 全部夢だもの 好きになっても 打ち明けても 誰も困らない どうせ夢だもの 全部夢だもの 儚(はかな)くっても 短くっても 嘆かないのよ 夢だもの
夢の通り道を僕は歩いている夢の通り道を僕は歩いている たった1人だけで僕は歩いている それは必ずしも 運命のゆくえと同じとは限らず 僕は足をとめる  ゆき暮れているうちに 気配さえ見失う どんな夢の形を僕は見ていたのだろう 夢の通り道で 僕は足をとめる  夢の通り道で僕は気弱になる 今はどのあたりに僕はいるのだろう 夢に見切りをつけ引き返したならば 回り道をせずに僕は生きるだろう だけど  月よ照らしておくれ 涙でにじまないで 僕の身の程じゃなく 夢だけを照らしてよ 夢の通り道を僕は追ってゆく  月よ照らしておくれ 涙でにじまないで 僕の身の程じゃなく 夢だけを照らしてよ 夢の通り道を僕は追ってゆく 夢の通り道を僕は追ってゆく中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三夢の通り道を僕は歩いている たった1人だけで僕は歩いている それは必ずしも 運命のゆくえと同じとは限らず 僕は足をとめる  ゆき暮れているうちに 気配さえ見失う どんな夢の形を僕は見ていたのだろう 夢の通り道で 僕は足をとめる  夢の通り道で僕は気弱になる 今はどのあたりに僕はいるのだろう 夢に見切りをつけ引き返したならば 回り道をせずに僕は生きるだろう だけど  月よ照らしておくれ 涙でにじまないで 僕の身の程じゃなく 夢だけを照らしてよ 夢の通り道を僕は追ってゆく  月よ照らしておくれ 涙でにじまないで 僕の身の程じゃなく 夢だけを照らしてよ 夢の通り道を僕は追ってゆく 夢の通り道を僕は追ってゆく
夢の京うなされ続けていたね 眠りの外の国では 終わりの見えない悲しみごとが 空に横たわっていた 眠れる歌を聴かせて 鎮かな花を咲かせて 数えきれない涙の上に 粉雪を降らせて 心を持つのは人だけ いいえそれは思い上がり 鳥は歌う 虫は歌う なのに人は なのに人は 樹々は歌う 水は歌う なのに人は なのに人は 悲しみを晴らすために 新しく誰を悲しませるの 夢の京(みやこ)へ帰ろう もう無い国へ帰ろう 時は戻らない 夢は戻れる 怖れることはない  長く生きて来た樹の根に 生まれたての若木が訊く 鳥は昔ここに来たの 人は昔ここに来たの 鳥は今はどこにいるの 人は今はどこにいるの 荒れ果てた野辺(のべ)に 小さな若木がただ背伸びをしている 夢の京へ帰ろう もう無い国へ帰ろう 時は戻らない 夢は戻れる 怖れることはない  樹々は歌う 水は歌う なのに人は なのに人は 欲の 轍(わだち)に轍を重ね 自らを埋ずめてゆくの 夢の京へ帰ろう もう無い国へ帰ろう 時は戻らない 夢は戻れる 怖れることはない 怖れることはない中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三うなされ続けていたね 眠りの外の国では 終わりの見えない悲しみごとが 空に横たわっていた 眠れる歌を聴かせて 鎮かな花を咲かせて 数えきれない涙の上に 粉雪を降らせて 心を持つのは人だけ いいえそれは思い上がり 鳥は歌う 虫は歌う なのに人は なのに人は 樹々は歌う 水は歌う なのに人は なのに人は 悲しみを晴らすために 新しく誰を悲しませるの 夢の京(みやこ)へ帰ろう もう無い国へ帰ろう 時は戻らない 夢は戻れる 怖れることはない  長く生きて来た樹の根に 生まれたての若木が訊く 鳥は昔ここに来たの 人は昔ここに来たの 鳥は今はどこにいるの 人は今はどこにいるの 荒れ果てた野辺(のべ)に 小さな若木がただ背伸びをしている 夢の京へ帰ろう もう無い国へ帰ろう 時は戻らない 夢は戻れる 怖れることはない  樹々は歌う 水は歌う なのに人は なのに人は 欲の 轍(わだち)に轍を重ね 自らを埋ずめてゆくの 夢の京へ帰ろう もう無い国へ帰ろう 時は戻らない 夢は戻れる 怖れることはない 怖れることはない
夢みる勇気(ちから)I love you I love you さきに口に出すとタブー I love you I love you 女からならなおタブー I love you I love you 傷ついてみて知るタブー I love you I love you 弱みを握られるタブー 追われだすと逃げるのは男の正体 わかってるわ懲りてるわ でも彼はきっと違う 夢みる勇気(ちから)がある限り恋は消えない 夢みる勇気(ちから) それだけがあたしの取り柄なの  誰も誰もつらくない別れなんてない 誰もわざとひとりになりたくなんかない 古い恋の日記をひも解いてみても 教科書にはなりやしない また1からやり直し 夢みる勇気(ちから)がある限り恋は消えない 夢みる勇気(ちから) それだけがあたしの取り柄なの  笑う人は笑わせておけばいいわ 人生は短くて忙しいの 夢みる勇気(ちから)がある限り恋は消えない 夢みる勇気(ちから) それだけがあたしの取り柄なの中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三I love you I love you さきに口に出すとタブー I love you I love you 女からならなおタブー I love you I love you 傷ついてみて知るタブー I love you I love you 弱みを握られるタブー 追われだすと逃げるのは男の正体 わかってるわ懲りてるわ でも彼はきっと違う 夢みる勇気(ちから)がある限り恋は消えない 夢みる勇気(ちから) それだけがあたしの取り柄なの  誰も誰もつらくない別れなんてない 誰もわざとひとりになりたくなんかない 古い恋の日記をひも解いてみても 教科書にはなりやしない また1からやり直し 夢みる勇気(ちから)がある限り恋は消えない 夢みる勇気(ちから) それだけがあたしの取り柄なの  笑う人は笑わせておけばいいわ 人生は短くて忙しいの 夢みる勇気(ちから)がある限り恋は消えない 夢みる勇気(ちから) それだけがあたしの取り柄なの
You don't know意味もない挨拶がわりのkiss あなたには記憶にも残らない 私には眠れないひと晩 思い出は宝物になったの 期待なんかしないことと固く誓ったのに心乱れて You don't know はるかに You don't know どんなに 見つめてみてもあなたは気づきもしない 窓辺の花より値打ちがない You don't know はるかに You don't know どんなに 見つめてみてもあなたは気づきもしない 何も何も You don't know  この思い気づかれてはいけない 友達でいることさえなくなる 特別な素振りをしないために 特別に心は痛んでいる 誰でもない冗談さえ私のことかと怯えてしまう You don't know はるかに You don't know どんなに 見つめてみてもあなたは気づきもしない 窓辺の鳥より値打ちがない You don't know はるかに You don't know どんなに 見つめてみてもあなたは気づきもしない 何も何も You don't know中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三・デビッド・キャンベル意味もない挨拶がわりのkiss あなたには記憶にも残らない 私には眠れないひと晩 思い出は宝物になったの 期待なんかしないことと固く誓ったのに心乱れて You don't know はるかに You don't know どんなに 見つめてみてもあなたは気づきもしない 窓辺の花より値打ちがない You don't know はるかに You don't know どんなに 見つめてみてもあなたは気づきもしない 何も何も You don't know  この思い気づかれてはいけない 友達でいることさえなくなる 特別な素振りをしないために 特別に心は痛んでいる 誰でもない冗談さえ私のことかと怯えてしまう You don't know はるかに You don't know どんなに 見つめてみてもあなたは気づきもしない 窓辺の鳥より値打ちがない You don't know はるかに You don't know どんなに 見つめてみてもあなたは気づきもしない 何も何も You don't know
YOU NEVER NEED ME好きなものや欲しいものは次から次とあるけれど 必要なものというのは そんなに多くはない 私のことを憎からず思ってくれたのは事実 でも必要と思ったことなかったのも事実ね  もしもあなたがいなければ私は生きる甲斐がない 息をすることと同じくらいあなたが必要  雨に耳をすまして私は怯えていた いつか雨のように愛がやんでしまう日のこと 風に耳をすまして私は願っていた いつか風のように愛が戻ってくること  もしも私がいなくてもあなたは何も困らない 少し探してみることもなく すぐに忘れてゆく  You never need me You never need me なぜ私ではなくて彼女でなければならないの Need me You never need me 今から何をすれば必要と思ってくれるの もう何もないの 何もないの  傷つけたくてはじめから私と出会うはずはない そう信じてみるけれど 今はそれさえあやしい  私にくれた幸せは両手でも数えきれない けれど失くした幸せはそれより多い  雨に耳をすまして私は怯えていた いつか雨のように愛がやんでしまう日のこと 風に耳をすまして私は願っていた いつか風のように愛が戻ってくること  もしも私がいなくてもあなたは何も困らない 少し探してみることもなく すぐに忘れてゆく  You never need me You never need me なぜ私ではなくて彼女でなければならないの Need me You never need me 今から何をすれば必要と思ってくれるの  You never need me You never need me なぜ私ではなくて彼女でなければならないの Need me Forever never need me 今から何をすれば必要と思ってくれるの You never need me never need me never need me Forever never need You never need me You…………中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三好きなものや欲しいものは次から次とあるけれど 必要なものというのは そんなに多くはない 私のことを憎からず思ってくれたのは事実 でも必要と思ったことなかったのも事実ね  もしもあなたがいなければ私は生きる甲斐がない 息をすることと同じくらいあなたが必要  雨に耳をすまして私は怯えていた いつか雨のように愛がやんでしまう日のこと 風に耳をすまして私は願っていた いつか風のように愛が戻ってくること  もしも私がいなくてもあなたは何も困らない 少し探してみることもなく すぐに忘れてゆく  You never need me You never need me なぜ私ではなくて彼女でなければならないの Need me You never need me 今から何をすれば必要と思ってくれるの もう何もないの 何もないの  傷つけたくてはじめから私と出会うはずはない そう信じてみるけれど 今はそれさえあやしい  私にくれた幸せは両手でも数えきれない けれど失くした幸せはそれより多い  雨に耳をすまして私は怯えていた いつか雨のように愛がやんでしまう日のこと 風に耳をすまして私は願っていた いつか風のように愛が戻ってくること  もしも私がいなくてもあなたは何も困らない 少し探してみることもなく すぐに忘れてゆく  You never need me You never need me なぜ私ではなくて彼女でなければならないの Need me You never need me 今から何をすれば必要と思ってくれるの  You never need me You never need me なぜ私ではなくて彼女でなければならないの Need me Forever never need me 今から何をすれば必要と思ってくれるの You never need me never need me never need me Forever never need You never need me You…………
夜風の中から夜風の中から お前の声が おいらの部屋まで 飛んでくる 忘れてしまった 証拠のように 笑っているわと 見せつける  浮気でやくざな 女が今夜どこで どうしていようと 知った事じゃないが けれどそこいらは おいらが遠い昔 住んでた路地だと お前は知らぬ  そこにはお前を そんなにいつも 笑わす何かが 落ちているか おいらの顔など 見たくもないと 夜風に手紙を 書いてくる  浮気でやくざな 女が今夜どこで どうしていようと 知った事じゃないが けれどそこいらは おいらが遠い昔 住んでた路地だと お前は知らぬ  うらぶれ通りで お前が雨に ふるえているから 眠れない そこから曲がって 歩いた右に 朝までやってる 店があるぜ  浮気でやくざな 女が今夜どこで どうしていようと 知った事じゃないが けれどそこいらは おいらが遠い昔 住んでた路地だと お前は知らぬ  けれどそこいらは おいらが遠い昔 住んでた路地だと お前は知らぬ中島みゆき中島みゆき中島みゆきエジソン夜風の中から お前の声が おいらの部屋まで 飛んでくる 忘れてしまった 証拠のように 笑っているわと 見せつける  浮気でやくざな 女が今夜どこで どうしていようと 知った事じゃないが けれどそこいらは おいらが遠い昔 住んでた路地だと お前は知らぬ  そこにはお前を そんなにいつも 笑わす何かが 落ちているか おいらの顔など 見たくもないと 夜風に手紙を 書いてくる  浮気でやくざな 女が今夜どこで どうしていようと 知った事じゃないが けれどそこいらは おいらが遠い昔 住んでた路地だと お前は知らぬ  うらぶれ通りで お前が雨に ふるえているから 眠れない そこから曲がって 歩いた右に 朝までやってる 店があるぜ  浮気でやくざな 女が今夜どこで どうしていようと 知った事じゃないが けれどそこいらは おいらが遠い昔 住んでた路地だと お前は知らぬ  けれどそこいらは おいらが遠い昔 住んでた路地だと お前は知らぬ
横恋慕GOLD LYLICわるいけど そこで眠ってるひとを 起こしてほしいの 急いでるの 話があるの 夜更けでごめんね 泣いててごめんね みじかい話よ すぐにすむわ さよなら あなた  ねてるふりで 話は聞こえてるはずよ ためしに彼女 耳から受話器を 遠ざけてみてよ 夜明けの前のバスで あなたの住む町へ 着くわと告げれば おどろく あなたの背中 見える  うそです ごめんね じゃまして ごめんね これっきりでよすわ 一度いうわ 好きです あなた  明日から私 真夜中の国へ 朝日が見えても 人がいても さむい真夜中 終った恋なら なかったようなもの 止め金のとれた ブローチひとつ 捨てるしかない  長い髪を 三つ編みにしていた頃に めぐり逢えればよかった 彼女より もう少し早く たぶん だめね それでも 時の流れさえ 見放す 私の思いを 伝えてから 消えたい  夜更けでごめんね 泣いててごめんね これっきりでよすわ 一度いうわ 好きです あなた  長い髪を 三つ編みにしていた頃に めぐり逢えればよかった 彼女より もう少し早く たぶん だめね それでも 時の流れさえ 見放す 私の思いを 伝えてから 消えたい  夜更けでごめんね 泣いててごめんね これっきりでよすわ 一度いうわ 好きです あなたGOLD LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆきわるいけど そこで眠ってるひとを 起こしてほしいの 急いでるの 話があるの 夜更けでごめんね 泣いててごめんね みじかい話よ すぐにすむわ さよなら あなた  ねてるふりで 話は聞こえてるはずよ ためしに彼女 耳から受話器を 遠ざけてみてよ 夜明けの前のバスで あなたの住む町へ 着くわと告げれば おどろく あなたの背中 見える  うそです ごめんね じゃまして ごめんね これっきりでよすわ 一度いうわ 好きです あなた  明日から私 真夜中の国へ 朝日が見えても 人がいても さむい真夜中 終った恋なら なかったようなもの 止め金のとれた ブローチひとつ 捨てるしかない  長い髪を 三つ編みにしていた頃に めぐり逢えればよかった 彼女より もう少し早く たぶん だめね それでも 時の流れさえ 見放す 私の思いを 伝えてから 消えたい  夜更けでごめんね 泣いててごめんね これっきりでよすわ 一度いうわ 好きです あなた  長い髪を 三つ編みにしていた頃に めぐり逢えればよかった 彼女より もう少し早く たぶん だめね それでも 時の流れさえ 見放す 私の思いを 伝えてから 消えたい  夜更けでごめんね 泣いててごめんね これっきりでよすわ 一度いうわ 好きです あなた
世迷い言窓打つ木枯しみぞれがまじる カタリとデジタル時計が変わる もしやあんたが帰って来たのかと ベッドをおりたら出るくしゃみ  変なくせだよ男にふられたその後(あと)は なぜだかきまって風邪をひく 真夜中 世の中 世迷い言 上から読んでも下から読んでも ヨノナカバカナノヨ  蜜柑をむく指黄色く染まる 忘れたマニキュアはがれて落ちる とてもあんたにゃついて行けないわと 無理して笑えば出るくしゃみ  いやなくせだよせいせいしている筈なのに 背中を寒気が駆けぬける 真夜中 世の中 世迷い言 上から読んでも下から読んでも ヨノナカバカナノヨ  変なくせだよ男にふられたその後は なぜだかきまって風邪をひく 真夜中 世の中 世迷い言 上から読んでも下から読んでも ヨノナカバカナノヨ中島みゆき阿久悠中島みゆき戸塚修窓打つ木枯しみぞれがまじる カタリとデジタル時計が変わる もしやあんたが帰って来たのかと ベッドをおりたら出るくしゃみ  変なくせだよ男にふられたその後(あと)は なぜだかきまって風邪をひく 真夜中 世の中 世迷い言 上から読んでも下から読んでも ヨノナカバカナノヨ  蜜柑をむく指黄色く染まる 忘れたマニキュアはがれて落ちる とてもあんたにゃついて行けないわと 無理して笑えば出るくしゃみ  いやなくせだよせいせいしている筈なのに 背中を寒気が駆けぬける 真夜中 世の中 世迷い言 上から読んでも下から読んでも ヨノナカバカナノヨ  変なくせだよ男にふられたその後は なぜだかきまって風邪をひく 真夜中 世の中 世迷い言 上から読んでも下から読んでも ヨノナカバカナノヨ
寄り添う風理由もなく会いたいのに 理由を探してる 会わなければならないのと 理由を探してる  人恋しさは諸刃の剣 かかわりすぎて あなたを苦しめるくらいなら  寄り添う風 それだけでいい あなたの袖を揺らして 寄り添う風 それだけでいい 私は彼方で泣く 寄り添う風 それだけでいい あなたの袖を揺らして 寄り添う風 それだけでいい 私は彼方で泣く  迷っていた 混んだ駅で ……… 深い夢の中で 強い人になった筈の自分とはぐれてた  人恋しさは諸刃の剣 かかわりすぎて あなたを苦しめるくらいなら  どんなに傷ついていても涙を流すことさえできない人も この世にはある 私は彼方で泣く  寄り添う風 それだけでいい あなたの袖を揺らして 寄り添う風 それだけでいい 私は彼方で泣く 寄り添う風 それだけでいい あなたの袖を揺らして 寄り添う風 それだけでいい 私は彼方で泣く中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三理由もなく会いたいのに 理由を探してる 会わなければならないのと 理由を探してる  人恋しさは諸刃の剣 かかわりすぎて あなたを苦しめるくらいなら  寄り添う風 それだけでいい あなたの袖を揺らして 寄り添う風 それだけでいい 私は彼方で泣く 寄り添う風 それだけでいい あなたの袖を揺らして 寄り添う風 それだけでいい 私は彼方で泣く  迷っていた 混んだ駅で ……… 深い夢の中で 強い人になった筈の自分とはぐれてた  人恋しさは諸刃の剣 かかわりすぎて あなたを苦しめるくらいなら  どんなに傷ついていても涙を流すことさえできない人も この世にはある 私は彼方で泣く  寄り添う風 それだけでいい あなたの袖を揺らして 寄り添う風 それだけでいい 私は彼方で泣く 寄り添う風 それだけでいい あなたの袖を揺らして 寄り添う風 それだけでいい 私は彼方で泣く
夜の色君の眠る夜の色を 何んと呼べばいいのだろう 君のひそむ夜の色を 何んと呼べばいいのだろう 光は希望か 闇は恐ろしいか それなら この白い夜はどうだ それなら この白い夜はどうだ  白夜の色に人は騙され 見晴らすつもりで 夜を見ない 白夜を衝(つ)いて鳥たちだけが 過(あやま)たず 故郷へ向かう 故郷へ向かう  君の祈る夜の色を 何んと呼べばいいのだろう 君のたどる夜の色を 何んと呼べばいいのだろう 照らせば見えるか 翳れば消されるか それなら この白い夜はどうだ それなら この白い夜はどうだ  白夜の色に人は騙され 見晴らすつもりで 夜を見ない 白夜を衝(つ)いて鳥たちだけが 過(あやま)たず 故郷へ向かう 故郷へ向かう中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三君の眠る夜の色を 何んと呼べばいいのだろう 君のひそむ夜の色を 何んと呼べばいいのだろう 光は希望か 闇は恐ろしいか それなら この白い夜はどうだ それなら この白い夜はどうだ  白夜の色に人は騙され 見晴らすつもりで 夜を見ない 白夜を衝(つ)いて鳥たちだけが 過(あやま)たず 故郷へ向かう 故郷へ向かう  君の祈る夜の色を 何んと呼べばいいのだろう 君のたどる夜の色を 何んと呼べばいいのだろう 照らせば見えるか 翳れば消されるか それなら この白い夜はどうだ それなら この白い夜はどうだ  白夜の色に人は騙され 見晴らすつもりで 夜を見ない 白夜を衝(つ)いて鳥たちだけが 過(あやま)たず 故郷へ向かう 故郷へ向かう
夜を往け追いつけないスピードで走り去るワゴンの窓に 憧れもチャンスも載っていたような気がした あれ以来眠れない 何かに急かされて 走らずにいられない 行方も知れず 夜を往け 夜を往け 夜を往け 夜を往け  砂の風吹きすさぶ乾いた道端にたたずんで 親指を立てながら待ちわびるだけだった昨日 憐れみのドアが開く車を見送って ナイトニュースを聴くだけの昨日を捨てて 夜を往け 夜を往け 夜を往け 夜を往け  遠ざかる街の灯はまるであの日の夢のようだ 恋人よ あの愛と比べるものがあり得たのか 蒼ざめた微笑みが瞼をよぎる 出まかせのなぐさめが心をなぶる 夜を往け 夜を往け 夜を往け 夜を往け  なにも見えない夜の彼方からむせび泣く口笛が聴こえないか 忘れられない夢のカケラが数えきれない星くずを鏤める 夜を往け 夜を往け 夜を往け 夜を往け 夜を往け 夜を往け 夜を往け 夜を往け中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三追いつけないスピードで走り去るワゴンの窓に 憧れもチャンスも載っていたような気がした あれ以来眠れない 何かに急かされて 走らずにいられない 行方も知れず 夜を往け 夜を往け 夜を往け 夜を往け  砂の風吹きすさぶ乾いた道端にたたずんで 親指を立てながら待ちわびるだけだった昨日 憐れみのドアが開く車を見送って ナイトニュースを聴くだけの昨日を捨てて 夜を往け 夜を往け 夜を往け 夜を往け  遠ざかる街の灯はまるであの日の夢のようだ 恋人よ あの愛と比べるものがあり得たのか 蒼ざめた微笑みが瞼をよぎる 出まかせのなぐさめが心をなぶる 夜を往け 夜を往け 夜を往け 夜を往け  なにも見えない夜の彼方からむせび泣く口笛が聴こえないか 忘れられない夢のカケラが数えきれない星くずを鏤める 夜を往け 夜を往け 夜を往け 夜を往け 夜を往け 夜を往け 夜を往け 夜を往け
齢寿天任せ天任(そらまか)せ 天任(そらまか)せ さようならは べつだん恐(こわ)くない 恐(こわ)いのは 嘘つきになることです いつまでも離れずにいますなんて 有(あ)り得(え)ない嘘をついてしまうことです  何時(いつ)までと区切りましょう 突然で驚かぬように めでたさも かなしさも 手に負えぬ 天任(そらまか)せ 行(ゆ)く方(かた)も 来(こ)し方(かた)も 齢寿(よわいことぶき)天任(そらまか)せ  1足す1が2と限らない世界 1引く1が0(ゼロ)にならない世界 あてにしてた梯子(はしご)が外(はず)されても まだまだ人は昇るつもりの世界  雲の上 星の上 浮世の屋根裏へ 愛しさも はかなさも 手に負えぬ 天任(そらまか)せ 行(ゆ)く方(かた)も 来(こ)し方(かた)も 齢寿(よわいことぶき)天任(そらまか)せ  長すぎる余生をどうしようか 子供たちは茫漠(ぼうばく)と見霽(みはる)かす あと少し余生を延ばせないか 大人たちは 焦燥につんのめる  めでたさも かなしさも 手に負えぬ 天任(そらまか)せ 行(ゆ)く方(かた)も 来(こ)し方(かた)も 齢寿(よわいことぶき)天任(そらまか)せ 行(ゆ)く方(かた)も 来(こ)し方(かた)も 齢寿(よわいことぶき)天任(そらまか)せ  天任(そらまか)せ 天任(そらまか)せ 天任(そらまか)せ 天任(そらまか)せ中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三天任(そらまか)せ 天任(そらまか)せ さようならは べつだん恐(こわ)くない 恐(こわ)いのは 嘘つきになることです いつまでも離れずにいますなんて 有(あ)り得(え)ない嘘をついてしまうことです  何時(いつ)までと区切りましょう 突然で驚かぬように めでたさも かなしさも 手に負えぬ 天任(そらまか)せ 行(ゆ)く方(かた)も 来(こ)し方(かた)も 齢寿(よわいことぶき)天任(そらまか)せ  1足す1が2と限らない世界 1引く1が0(ゼロ)にならない世界 あてにしてた梯子(はしご)が外(はず)されても まだまだ人は昇るつもりの世界  雲の上 星の上 浮世の屋根裏へ 愛しさも はかなさも 手に負えぬ 天任(そらまか)せ 行(ゆ)く方(かた)も 来(こ)し方(かた)も 齢寿(よわいことぶき)天任(そらまか)せ  長すぎる余生をどうしようか 子供たちは茫漠(ぼうばく)と見霽(みはる)かす あと少し余生を延ばせないか 大人たちは 焦燥につんのめる  めでたさも かなしさも 手に負えぬ 天任(そらまか)せ 行(ゆ)く方(かた)も 来(こ)し方(かた)も 齢寿(よわいことぶき)天任(そらまか)せ 行(ゆ)く方(かた)も 来(こ)し方(かた)も 齢寿(よわいことぶき)天任(そらまか)せ  天任(そらまか)せ 天任(そらまか)せ 天任(そらまか)せ 天任(そらまか)せ
4. 2. 3.食べていくための仕事にひと休みして 私はTVをつけた 眠らぬ旅のあれこれを 生まれた街で癒そうと試みていた  明日にはこの街にも雪がちらつくだろうと 季節はずれの天気予報が流れていた 明けきった5時半の空に 目を細めて チャンネルを変えた  中継という文字 そして私の瞳に爆風が噴きつけて来た 長い間に見慣れてしまっていた白く平たい石造りの建物から 朱色の炎と石くれが噴きあがる瞬間だった ゆらゆらと熱のかげろうはあがり やがて白い煙から土色の煙となって建物から噴き出していた  昨日までと今日は違うものなのだと 人はふいに思い知らされるのだね  蟻のように黒い人影が走り込む 身を潜める 這い進む 撃ち放つ どうせTVの中のことだと考えることもできず 考えないわけにもいかず ただ私は誰が何を伝えようとしているのか それだけに耳を傾けた それだけに耳を傾けた  大きな救急車が扉を広く開けて待ち構え続けている 担架に乗り 肩にかつがれ 白い姿の人々が運び出される  日本人が救けられましたと 興奮したリポート ディレクターの声もエンジニアの声もいり混じっている  人質が手を振っています元気そうです笑顔ですと リポートは続けられている その時ひとかたまりの黒い姿の人々が担架を囲んでとび出して来る  リポーターは日本人が手を振っていますとだけ嬉々として語り続ける 担架の上には黒く煤けた兵士  腕は担架からぶら下がり 足首がグラグラと揺れる 兵士の胸元に赤いしみが広がる 兵士の肩に彼の銃が ためらいがちに仲間によって載せられる 担架はそれきり全速力でいずこかへと運び出されてゆく  日本人が元気に手を振っていますとリポーターは興奮して伝え続ける 黒い蟻のようなあの1人の兵士のことは ひと言も触れない ひと言も触れない  日本人の家族たちを喜ばせるためのリポートは 切れることなく続く しかしあの兵士にも父も母も妻も子もあるのではなかったろうか 蟻のように真っ黒に煤けた彼にも 真っ黒に煤けた彼にも  あの国の人たちの正しさを ここにいる私は測り知れない あの国の戦いの正しさを ここにいる私には測り知れない  しかし見知らぬ日本人の無事を喜ぶ心がある人たちが何故 救け出してくれた 見知らぬ人には心を払うことがないのだろう  この国は危い 何度でも同じあやまちを繰り返すだろう 平和を望むと言いながらも 日本と名の付いていないものにならば いくらだって冷たくなれるのだろう  慌てた時に 人は正体を顕わすね  あの国の中で事件は終わり 私の中ではこの国への怖れが 黒い炎を噴きあげはじめた  4. 2. 3. …… 4. 2. 3. …… 日本人の人質は全員が無事 4. 2. 3. …… 4. 2. 3. …… 4. 2. 3. …… 4. 2. 3. ……中島みゆき中島みゆき中島みゆき食べていくための仕事にひと休みして 私はTVをつけた 眠らぬ旅のあれこれを 生まれた街で癒そうと試みていた  明日にはこの街にも雪がちらつくだろうと 季節はずれの天気予報が流れていた 明けきった5時半の空に 目を細めて チャンネルを変えた  中継という文字 そして私の瞳に爆風が噴きつけて来た 長い間に見慣れてしまっていた白く平たい石造りの建物から 朱色の炎と石くれが噴きあがる瞬間だった ゆらゆらと熱のかげろうはあがり やがて白い煙から土色の煙となって建物から噴き出していた  昨日までと今日は違うものなのだと 人はふいに思い知らされるのだね  蟻のように黒い人影が走り込む 身を潜める 這い進む 撃ち放つ どうせTVの中のことだと考えることもできず 考えないわけにもいかず ただ私は誰が何を伝えようとしているのか それだけに耳を傾けた それだけに耳を傾けた  大きな救急車が扉を広く開けて待ち構え続けている 担架に乗り 肩にかつがれ 白い姿の人々が運び出される  日本人が救けられましたと 興奮したリポート ディレクターの声もエンジニアの声もいり混じっている  人質が手を振っています元気そうです笑顔ですと リポートは続けられている その時ひとかたまりの黒い姿の人々が担架を囲んでとび出して来る  リポーターは日本人が手を振っていますとだけ嬉々として語り続ける 担架の上には黒く煤けた兵士  腕は担架からぶら下がり 足首がグラグラと揺れる 兵士の胸元に赤いしみが広がる 兵士の肩に彼の銃が ためらいがちに仲間によって載せられる 担架はそれきり全速力でいずこかへと運び出されてゆく  日本人が元気に手を振っていますとリポーターは興奮して伝え続ける 黒い蟻のようなあの1人の兵士のことは ひと言も触れない ひと言も触れない  日本人の家族たちを喜ばせるためのリポートは 切れることなく続く しかしあの兵士にも父も母も妻も子もあるのではなかったろうか 蟻のように真っ黒に煤けた彼にも 真っ黒に煤けた彼にも  あの国の人たちの正しさを ここにいる私は測り知れない あの国の戦いの正しさを ここにいる私には測り知れない  しかし見知らぬ日本人の無事を喜ぶ心がある人たちが何故 救け出してくれた 見知らぬ人には心を払うことがないのだろう  この国は危い 何度でも同じあやまちを繰り返すだろう 平和を望むと言いながらも 日本と名の付いていないものにならば いくらだって冷たくなれるのだろう  慌てた時に 人は正体を顕わすね  あの国の中で事件は終わり 私の中ではこの国への怖れが 黒い炎を噴きあげはじめた  4. 2. 3. …… 4. 2. 3. …… 日本人の人質は全員が無事 4. 2. 3. …… 4. 2. 3. …… 4. 2. 3. …… 4. 2. 3. ……
ライカM4モデルはどんなつもりに写ろうかと あれこれ考えてやって来た それなりに モデルはどんなつもりに写ったかと 期待を籠(こ)めて出来上がりを覗(のぞ)き込む ところがそこに姿はない 期待を籠(こ)めた姿はない モデルは黙り込んで 踵(きびす)を返す だってそれはライカM4 無理もなくてライカM4 こいつが撮るのは風と光 他(ほか)にはあとひとつだけ だってそれはライカM4 無理もなくてライカM4 こいつが撮るのはレンズの手前 カメラマンの涙だけ  モデルは何(なん)の色に染まろうかと 腕の見せどころを考えてやって来た モデルは新たな色を創り出せたか 意地の見せどころを探して覗(のぞ)き込む ところがそこに貌(かたち)はない モデルは透明に写るだけ 靴音荒げ モデルは立ち去った だってそれはライカM4 無理もなくてライカM4 こいつが撮るのは風と光 他(ほか)にはあとひとつだけ だってそれはライカM4 無理もなくてライカM4 こいつが撮るのはレンズの手前 カメラマンの涙だけ  時がすぐに過ぎるのは 良(い)いことかもしれないね つなぎとめることは出来たかい 今日吹いた風を  モデルは逃げて指示に従わない 機嫌悪いらしく 話に応えない モデルはよけてフレームに収まらない 〆切りの時間ばかりがただ過ぎてゆく あれはどこかで見た奴だと 気がつけば忘れようもなく 子供の頃の自分がそこにいた だってそれはライカM4 無理もなくてライカM4 こいつが撮るのは風と光 他(ほか)にはあとひとつだけ だってそれはライカM4 無理もなくてライカM4 こいつが撮るのはレンズの手前 カメラマンの涙だけ中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三モデルはどんなつもりに写ろうかと あれこれ考えてやって来た それなりに モデルはどんなつもりに写ったかと 期待を籠(こ)めて出来上がりを覗(のぞ)き込む ところがそこに姿はない 期待を籠(こ)めた姿はない モデルは黙り込んで 踵(きびす)を返す だってそれはライカM4 無理もなくてライカM4 こいつが撮るのは風と光 他(ほか)にはあとひとつだけ だってそれはライカM4 無理もなくてライカM4 こいつが撮るのはレンズの手前 カメラマンの涙だけ  モデルは何(なん)の色に染まろうかと 腕の見せどころを考えてやって来た モデルは新たな色を創り出せたか 意地の見せどころを探して覗(のぞ)き込む ところがそこに貌(かたち)はない モデルは透明に写るだけ 靴音荒げ モデルは立ち去った だってそれはライカM4 無理もなくてライカM4 こいつが撮るのは風と光 他(ほか)にはあとひとつだけ だってそれはライカM4 無理もなくてライカM4 こいつが撮るのはレンズの手前 カメラマンの涙だけ  時がすぐに過ぎるのは 良(い)いことかもしれないね つなぎとめることは出来たかい 今日吹いた風を  モデルは逃げて指示に従わない 機嫌悪いらしく 話に応えない モデルはよけてフレームに収まらない 〆切りの時間ばかりがただ過ぎてゆく あれはどこかで見た奴だと 気がつけば忘れようもなく 子供の頃の自分がそこにいた だってそれはライカM4 無理もなくてライカM4 こいつが撮るのは風と光 他(ほか)にはあとひとつだけ だってそれはライカM4 無理もなくてライカM4 こいつが撮るのはレンズの手前 カメラマンの涙だけ
らいしょらいしょイッチョウメノ イスケサン イノジガヒライテ イチマン イッセン イトコデ イット イット イットマメ オオクラショウスケ スットコトンノ トントン ライショ ライショ ライショ  来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 前生(ぜんしょう)から今生見れば 来生(らいしょう) 彼方で見りゃ この此岸(しがん)も彼岸 何んとしょうかいな 何んとしょうまいな 月夜 雁(かり)が音(ね) 借り持って跳んだ 一斗豆(いっとまめ) 利が付いて 開き豆 船頭に百八つ返せ 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 来生(らいしょう)  ニチョウメノ ニスケサン ニノジガヒライテ ニマン ニセン ニトコデ ニト ニト ニトマメ オオクラショウスケ スットコトンノ トントン ライショ ライショ ライショ  来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 前生から今生見れば 来生(らいしょう) 彼方で見りゃ この此岸(しがん)も彼岸 何んとしょうかいな 何んとしょうまいな 月夜 雁(かり)が音(ね) 借り持って跳んだ 二斗豆(にとまめ) 利が付いて 開き豆 船頭に百八つ返せ 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 来生(らいしょう)  来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 前生から今生見れば 来生(らいしょう) 彼方で見りゃ この此岸(しがん)も彼岸 何んとしょうかいな 何んとしょうまいな 月夜 雁(かり)が音(ね) 借り持って跳んだ 三斗豆(さんとまめ) 利が付いて 開き豆 船頭に百八つ返せ 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 来生(らいしょう)中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三イッチョウメノ イスケサン イノジガヒライテ イチマン イッセン イトコデ イット イット イットマメ オオクラショウスケ スットコトンノ トントン ライショ ライショ ライショ  来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 前生(ぜんしょう)から今生見れば 来生(らいしょう) 彼方で見りゃ この此岸(しがん)も彼岸 何んとしょうかいな 何んとしょうまいな 月夜 雁(かり)が音(ね) 借り持って跳んだ 一斗豆(いっとまめ) 利が付いて 開き豆 船頭に百八つ返せ 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 来生(らいしょう)  ニチョウメノ ニスケサン ニノジガヒライテ ニマン ニセン ニトコデ ニト ニト ニトマメ オオクラショウスケ スットコトンノ トントン ライショ ライショ ライショ  来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 前生から今生見れば 来生(らいしょう) 彼方で見りゃ この此岸(しがん)も彼岸 何んとしょうかいな 何んとしょうまいな 月夜 雁(かり)が音(ね) 借り持って跳んだ 二斗豆(にとまめ) 利が付いて 開き豆 船頭に百八つ返せ 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 来生(らいしょう)  来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 前生から今生見れば 来生(らいしょう) 彼方で見りゃ この此岸(しがん)も彼岸 何んとしょうかいな 何んとしょうまいな 月夜 雁(かり)が音(ね) 借り持って跳んだ 三斗豆(さんとまめ) 利が付いて 開き豆 船頭に百八つ返せ 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 来生(らいしょう) 来生(らいしょう)
LAST SCENE灯りの点る窓 あれは盗みを退(よ)けるため 人住むふりをして ほら、じきにTVも点く  別れの場面をはじめから描いて さかさにたどって物語を書き終えて  誰にも出会わない鳥たちが眠りにつく中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三灯りの点る窓 あれは盗みを退(よ)けるため 人住むふりをして ほら、じきにTVも点く  別れの場面をはじめから描いて さかさにたどって物語を書き終えて  誰にも出会わない鳥たちが眠りにつく
LOVERS ONLY街じゅうが今夜だけのために 何もかも変わろうとする夜 ほんのひと月前の別れも 昔のことと許される夜 幸せにならなきゃならないように 人は必ず創られてると あの日あなたに聞いたのに Merry Xmas, Merry Xmas 恋人たちだけのために Merry Xmas, Merry Xmas すべてのドアが出迎える Merry Xmas, Merry Xmas 1人ならどこへ歩こう Merry Xmas, Merry Xmas 白い息が行方に迷う 街じゅうが 今夜だけのために 何もかも変わろうとする夜 ほんのひと月前の別れも 昔のことと許される夜  本当の愛だけが この夜までに結ばれるのが真実だよと あの日あなたに聞いたのに Merry Xmas, Merry Xmas 恋人たちだけのために Merry Xmas, Merry Xmas すべての傷は癒される Merry Xmas, Merry Xmas 今夜の願いごとは叶う Merry Xmas, Merry Xmas 愛のためにすべてが変わる 街じゅうが今夜だけのために 何もかも変わろうとする夜 ほんのひと月前の別れも 昔のことと許される夜  Merry Xmas, Merry Xmas 恋人たちだけのために Merry Xmas, Merry Xmas すべてのドアが出迎える Merry Xmas, Merry Xmas中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三街じゅうが今夜だけのために 何もかも変わろうとする夜 ほんのひと月前の別れも 昔のことと許される夜 幸せにならなきゃならないように 人は必ず創られてると あの日あなたに聞いたのに Merry Xmas, Merry Xmas 恋人たちだけのために Merry Xmas, Merry Xmas すべてのドアが出迎える Merry Xmas, Merry Xmas 1人ならどこへ歩こう Merry Xmas, Merry Xmas 白い息が行方に迷う 街じゅうが 今夜だけのために 何もかも変わろうとする夜 ほんのひと月前の別れも 昔のことと許される夜  本当の愛だけが この夜までに結ばれるのが真実だよと あの日あなたに聞いたのに Merry Xmas, Merry Xmas 恋人たちだけのために Merry Xmas, Merry Xmas すべての傷は癒される Merry Xmas, Merry Xmas 今夜の願いごとは叶う Merry Xmas, Merry Xmas 愛のためにすべてが変わる 街じゅうが今夜だけのために 何もかも変わろうとする夜 ほんのひと月前の別れも 昔のことと許される夜  Merry Xmas, Merry Xmas 恋人たちだけのために Merry Xmas, Merry Xmas すべてのドアが出迎える Merry Xmas, Merry Xmas
ララバイSINGER右の翼は夜 忘れさせる夜 つらさ悲しさを忘れさせる翼 左翼は海 思い出させる海 忘れたくなかった人を映す海  逃げなさい心よ 怖れの国から 闇色翼に抱き守られながら 逃げなさい心よ 憂いの国から 時も届かない夢へ逃げなさい  歌ってもらえるあてがなければ 人は自ら歌びとになる どんなにひどい雨の中でも 自分の声は聞こえるからね  ララバイ ララバイ 眠れ心 ララバイ ララバイ すぐ明日になる ララバイ ララバイ 眠れ心 ララバイ ララバイ すぐ明日になる  思い出は翼に変われるだろうか つらさ悲しさも翼になるだろうか 思い出がなければ笑えるだろうか 怖れや憂いを笑えるだろうか  歌ってもらえるあてがなければ 人は自ら歌びとになる どんなにひどい雨の中でも 自分の声は聞こえるからね  ララバイ ララバイ 眠れ心 ララバイ ララバイ すぐ明日になる ララバイ ララバイ 眠れ心 ララバイ ララバイ すぐ明日になる  歌ってもらえるあてがなければ 人は自ら歌びとになる どんなにひどい雨の中でも 自分の声は聞こえるからね  ララバイ ララバイ 眠れ心 ララバイ ララバイ すぐ明日になる ララバイ ララバイ 眠れ心 ララバイ ララバイ すぐ明日になる ララバイ ララバイ 眠れ心 ララバイ ララバイ すぐ明日になる中島みゆき中島みゆき中島みゆき小林信吾・瀬尾一三・中島みゆき右の翼は夜 忘れさせる夜 つらさ悲しさを忘れさせる翼 左翼は海 思い出させる海 忘れたくなかった人を映す海  逃げなさい心よ 怖れの国から 闇色翼に抱き守られながら 逃げなさい心よ 憂いの国から 時も届かない夢へ逃げなさい  歌ってもらえるあてがなければ 人は自ら歌びとになる どんなにひどい雨の中でも 自分の声は聞こえるからね  ララバイ ララバイ 眠れ心 ララバイ ララバイ すぐ明日になる ララバイ ララバイ 眠れ心 ララバイ ララバイ すぐ明日になる  思い出は翼に変われるだろうか つらさ悲しさも翼になるだろうか 思い出がなければ笑えるだろうか 怖れや憂いを笑えるだろうか  歌ってもらえるあてがなければ 人は自ら歌びとになる どんなにひどい雨の中でも 自分の声は聞こえるからね  ララバイ ララバイ 眠れ心 ララバイ ララバイ すぐ明日になる ララバイ ララバイ 眠れ心 ララバイ ララバイ すぐ明日になる  歌ってもらえるあてがなければ 人は自ら歌びとになる どんなにひどい雨の中でも 自分の声は聞こえるからね  ララバイ ララバイ 眠れ心 ララバイ ララバイ すぐ明日になる ララバイ ララバイ 眠れ心 ララバイ ララバイ すぐ明日になる ララバイ ララバイ 眠れ心 ララバイ ララバイ すぐ明日になる
乱世僕は乱世に生まれ 乱世に暮らす ずっと前からそうだった 僕は乱世に生まれ 乱世に育つ 驚くほどのことじゃない  逆らってた 苛立ってた 歯向かってた とんがってた 怖いのを隠してた ぶつかってた 抗ってた 噛みついてた 楯ついてた 逃げ道に背を向けた 争い方しか載っていない教科書を持って どうなりたかったんだっけと 首をひねる今 僕は乱世に生まれ 乱世に暮らす ずっと前からそうだった 僕は乱世に生まれ 乱世に育つ 驚くほどのことじゃない  ひれ伏してる つくばってる 敬ってる へつらってる 眼の底で叫んでる DNAに問う 何処まで遠く運べというの DNAに告ぐ 突然変異に気をつけるんだね 僕は乱世に生まれ 乱世に暮らす ずっと前からそうだった 僕は乱世に生まれ 乱世に育つ 驚くほどのことじゃない  風が笑ってるよ 風が笑ってるよ 誰のものでもない 風が笑ってるよ 風が笑ってるよ 誰のものでもない 風が笑ってるよ中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三・中村哲僕は乱世に生まれ 乱世に暮らす ずっと前からそうだった 僕は乱世に生まれ 乱世に育つ 驚くほどのことじゃない  逆らってた 苛立ってた 歯向かってた とんがってた 怖いのを隠してた ぶつかってた 抗ってた 噛みついてた 楯ついてた 逃げ道に背を向けた 争い方しか載っていない教科書を持って どうなりたかったんだっけと 首をひねる今 僕は乱世に生まれ 乱世に暮らす ずっと前からそうだった 僕は乱世に生まれ 乱世に育つ 驚くほどのことじゃない  ひれ伏してる つくばってる 敬ってる へつらってる 眼の底で叫んでる DNAに問う 何処まで遠く運べというの DNAに告ぐ 突然変異に気をつけるんだね 僕は乱世に生まれ 乱世に暮らす ずっと前からそうだった 僕は乱世に生まれ 乱世に育つ 驚くほどのことじゃない  風が笑ってるよ 風が笑ってるよ 誰のものでもない 風が笑ってるよ 風が笑ってるよ 誰のものでもない 風が笑ってるよ
ランナーズ・ハイランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない あなたの親戚の人が何ンて言ってるか 知ってるわ たちの悪い女とは手を切れ まともな女はほかにいる 歌い続けたキリギリスには どんな定めか子供でも知ってる 愛か歌か 未来か歌か 恩か歌か なぜ両方じゃダメなの ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない  堅気(かたぎ)に納まった友が何ンて言ってるか 知ってるわ みじめな行き倒れになって来ても 面倒みるような義理はない 今限りしか咲かない切り花 根をおろさない無駄な徒花(あだばな) 恋か歌か 暮らしか歌か 人か歌か なぜ両方じゃダメなの ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない  愛か歌か 未来か歌か 恩か歌か 総(すべ)てか歌か 恋か歌か 暮らしか歌か 人か歌か なぜ両方じゃダメなの ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない  心は常に折れてる 副木(そえぎ)をあてて生きてゆく 継木(つぎき)を継いで生きてゆく ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない あなたの親戚の人が何ンて言ってるか 知ってるわ たちの悪い女とは手を切れ まともな女はほかにいる 歌い続けたキリギリスには どんな定めか子供でも知ってる 愛か歌か 未来か歌か 恩か歌か なぜ両方じゃダメなの ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない  堅気(かたぎ)に納まった友が何ンて言ってるか 知ってるわ みじめな行き倒れになって来ても 面倒みるような義理はない 今限りしか咲かない切り花 根をおろさない無駄な徒花(あだばな) 恋か歌か 暮らしか歌か 人か歌か なぜ両方じゃダメなの ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない  愛か歌か 未来か歌か 恩か歌か 総(すべ)てか歌か 恋か歌か 暮らしか歌か 人か歌か なぜ両方じゃダメなの ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない  心は常に折れてる 副木(そえぎ)をあてて生きてゆく 継木(つぎき)を継いで生きてゆく ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない ランナーズ・ハイに違いないわ 歌ったら停まらない
離郷の歌屋根打つ雨よりも 胸打つあの歌は 二度とは戻らない 宙(そら)の流れ 何ひとつ変わらず人々は呼び合い 応(こた)える我が声に 夢は覚(さ)める  離れざるをえず離れたものたち 残さざるをえず残したものたち  心は離れない 星は消えない いつの日か 遠い國(くに)の歌を聞かせよう  屋根打つ雨よりも 胸打つあの歌は 二度とは戻らない 宙(そら)の流れ  行(ゆ)く手に道無く 況(ま)して待つ人無く 水に書く恋文 海へ還(かえ)れ  汚れざるをえず汚れたものたち 埋(う)もれざるをえず埋(う)もれたものたち  何もかも全てを連れてゆけたら 喜びも涙さえも 連れてゆけたなら  行(ゆ)く手に道無く 況(ま)して待つ人無く 水に書く恋文 海へ還(かえ)れ  離れざるをえず離れたものたち 残さざるをえず残したものたち  屋根打つ雨よりも 胸打つあの歌は 二度とは戻らない 宙(そら)の流れ中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三屋根打つ雨よりも 胸打つあの歌は 二度とは戻らない 宙(そら)の流れ 何ひとつ変わらず人々は呼び合い 応(こた)える我が声に 夢は覚(さ)める  離れざるをえず離れたものたち 残さざるをえず残したものたち  心は離れない 星は消えない いつの日か 遠い國(くに)の歌を聞かせよう  屋根打つ雨よりも 胸打つあの歌は 二度とは戻らない 宙(そら)の流れ  行(ゆ)く手に道無く 況(ま)して待つ人無く 水に書く恋文 海へ還(かえ)れ  汚れざるをえず汚れたものたち 埋(う)もれざるをえず埋(う)もれたものたち  何もかも全てを連れてゆけたら 喜びも涙さえも 連れてゆけたなら  行(ゆ)く手に道無く 況(ま)して待つ人無く 水に書く恋文 海へ還(かえ)れ  離れざるをえず離れたものたち 残さざるをえず残したものたち  屋根打つ雨よりも 胸打つあの歌は 二度とは戻らない 宙(そら)の流れ
りばいばるGOLD LYLIC忘れられない歌を 突然聞く 誰も知る人のない 遠い町の角で やっと恨みも嘘も うすれた頃 忘れられない歌が もう一度はやる  愛してる愛してる 今は誰のため 愛してる愛してる 君よ歌う やっと忘れた歌が もう一度はやる  なにもことばに残る 誓いはなく なにも形に残る 思い出もない 酒に氷を入れて 飲むのが好き それが誰の真似かも とうに忘れた頃  愛してる愛してる 今は誰のため 愛してる愛してる 君よ歌う やっと忘れた歌が もう一度はやる  愛してる愛してる 今は誰のため 愛してる愛してる 君よ歌う やっと忘れた歌が もう一度はやる やっと忘れた歌が もう一度はやるGOLD LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき忘れられない歌を 突然聞く 誰も知る人のない 遠い町の角で やっと恨みも嘘も うすれた頃 忘れられない歌が もう一度はやる  愛してる愛してる 今は誰のため 愛してる愛してる 君よ歌う やっと忘れた歌が もう一度はやる  なにもことばに残る 誓いはなく なにも形に残る 思い出もない 酒に氷を入れて 飲むのが好き それが誰の真似かも とうに忘れた頃  愛してる愛してる 今は誰のため 愛してる愛してる 君よ歌う やっと忘れた歌が もう一度はやる  愛してる愛してる 今は誰のため 愛してる愛してる 君よ歌う やっと忘れた歌が もう一度はやる やっと忘れた歌が もう一度はやる
流星バスがとまった気配に気づき そっとまぶたをあけてみると ここは山頂のサービスエリア 次の町まであともう何百キロ 埃まみれの長距離トラックが 鼻先ならべる闇の中 自販機のコーヒーは甘ったるいけど 暖まるならそれでいい どこまで行くの 何しているの 歌を歌っているんです そうかい、おいらは歌は知らねえな 演歌じゃねえんだろ、そのなりじゃあな 香川 新潟 大阪 宮城 姫路 山口 袖ヶ浦 流れる星よ いつか最後にどこへたどりつこうというのだろうか  おいらはこれから北の国まで となりはこれから南まで 便りのないのが良い便り どこかで会うかもしれねえな 身体こわさず がんばってみなよ まには親にも telしてやんな 吹く口笛はスプリングスティーン あれは演歌だと おっちゃんは信じてる 香川 新潟 大阪 宮城 姫路 山口 袖ヶ浦 流れる星よ いつか最後にどこへたどりつこうというのだろうか  地平のはしから地平のはしまで 皆、流星のひと走り ほら 流星がまたひとつ 君は願いを言えたかい 香川 新潟 大阪 宮城 姫路 山口 袖ヶ浦 流れる星よ いつか最後にどこへたどりつこうというのだろうか 流れる星よ いつか最後にどこへたどりつこうというのだろうか中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三バスがとまった気配に気づき そっとまぶたをあけてみると ここは山頂のサービスエリア 次の町まであともう何百キロ 埃まみれの長距離トラックが 鼻先ならべる闇の中 自販機のコーヒーは甘ったるいけど 暖まるならそれでいい どこまで行くの 何しているの 歌を歌っているんです そうかい、おいらは歌は知らねえな 演歌じゃねえんだろ、そのなりじゃあな 香川 新潟 大阪 宮城 姫路 山口 袖ヶ浦 流れる星よ いつか最後にどこへたどりつこうというのだろうか  おいらはこれから北の国まで となりはこれから南まで 便りのないのが良い便り どこかで会うかもしれねえな 身体こわさず がんばってみなよ まには親にも telしてやんな 吹く口笛はスプリングスティーン あれは演歌だと おっちゃんは信じてる 香川 新潟 大阪 宮城 姫路 山口 袖ヶ浦 流れる星よ いつか最後にどこへたどりつこうというのだろうか  地平のはしから地平のはしまで 皆、流星のひと走り ほら 流星がまたひとつ 君は願いを言えたかい 香川 新潟 大阪 宮城 姫路 山口 袖ヶ浦 流れる星よ いつか最後にどこへたどりつこうというのだろうか 流れる星よ いつか最後にどこへたどりつこうというのだろうか
リラの花咲く頃リラは咲く 祖国を離れて リラは咲く 忘れもせずに 見上げれば 空の色さえも 馴染(なじ)みなき異郷に在(あ)って 少しずつやがては違う花のように 声も姿も変わり果てても 時が来れば花は香る 長い闇に目を塞がれても 灼けつく砂にまみれても 時が来れば きっと リラは咲く 祖国を追われて リラは咲く 忘れもせずに 祖国で今咲く日に リラの花は咲く  リラは咲く 思いを残して リラは咲く 異郷の隅(すみ)に ことづてを頼む鳥さえも 通わない異郷の隅(すみ)に 容赦(ようしゃ)なき大地と容赦(ようしゃ)なき嵐に 似ても似つかぬ枝となっても 時が来れば花は香る 風が何処(どこ)へ運ぶかは知らず 明日(あした)の行方(ゆくえ)も知らずに 時が来れば きっと リラは咲く 祖国に焦がれて リラは咲く 忘れもせずに 祖国で今咲く日に リラの花は咲く  遠い悲しみたちも 遠い幸せたちも 私が今そこに居ないことも 忘れ去られても リラは咲く 祖国に焦がれて リラは咲く 忘れもせずに 祖国で今咲く日に リラの花は咲く 祖国で今咲く日に リラの花は咲く中島みゆき中島みゆき中島みゆき小林信吾・瀬尾一三リラは咲く 祖国を離れて リラは咲く 忘れもせずに 見上げれば 空の色さえも 馴染(なじ)みなき異郷に在(あ)って 少しずつやがては違う花のように 声も姿も変わり果てても 時が来れば花は香る 長い闇に目を塞がれても 灼けつく砂にまみれても 時が来れば きっと リラは咲く 祖国を追われて リラは咲く 忘れもせずに 祖国で今咲く日に リラの花は咲く  リラは咲く 思いを残して リラは咲く 異郷の隅(すみ)に ことづてを頼む鳥さえも 通わない異郷の隅(すみ)に 容赦(ようしゃ)なき大地と容赦(ようしゃ)なき嵐に 似ても似つかぬ枝となっても 時が来れば花は香る 風が何処(どこ)へ運ぶかは知らず 明日(あした)の行方(ゆくえ)も知らずに 時が来れば きっと リラは咲く 祖国に焦がれて リラは咲く 忘れもせずに 祖国で今咲く日に リラの花は咲く  遠い悲しみたちも 遠い幸せたちも 私が今そこに居ないことも 忘れ去られても リラは咲く 祖国に焦がれて リラは咲く 忘れもせずに 祖国で今咲く日に リラの花は咲く 祖国で今咲く日に リラの花は咲く
ルチル(Rutile Quartz)ほんとは桜にも心があるのならば 私の聴こえない 何を歌っているの ほんとは小石にも心があるのならば 私のわからない 何を見つめているの 何処(どこ)へ飛んでゆきたかったの 誰のことを想っていたの  大好きな奴も 大好きじゃない奴も よく似てるあいつも 似てないあいつも 誰のものでもない 誰とも代われない 水の石の中の ささやかな真実  ほんとは虹にさえ心があるのならば 私の及ばない 何を願っているの 何処(どこ)へ辿(たど)り着きたかったの 何になろうとしていたの  形有るものも 形無きものも 声高(こわだか)なものも ひそやかなものも 誰のものでもない 誰にも壊(こわ)せない 水の石の中の ささやかな真実  何も知らない人が見れば 傷かと見紛(みまご)うばかり  形有るものも 形無きものも 声高(こわだか)なものも ひそやかなものも 誰のものでもない 誰にも壊(こわ)せない 水の石の中の ささやかな真実中島みゆき中島みゆき中島みゆき小林信吾・瀬尾一三ほんとは桜にも心があるのならば 私の聴こえない 何を歌っているの ほんとは小石にも心があるのならば 私のわからない 何を見つめているの 何処(どこ)へ飛んでゆきたかったの 誰のことを想っていたの  大好きな奴も 大好きじゃない奴も よく似てるあいつも 似てないあいつも 誰のものでもない 誰とも代われない 水の石の中の ささやかな真実  ほんとは虹にさえ心があるのならば 私の及ばない 何を願っているの 何処(どこ)へ辿(たど)り着きたかったの 何になろうとしていたの  形有るものも 形無きものも 声高(こわだか)なものも ひそやかなものも 誰のものでもない 誰にも壊(こわ)せない 水の石の中の ささやかな真実  何も知らない人が見れば 傷かと見紛(みまご)うばかり  形有るものも 形無きものも 声高(こわだか)なものも ひそやかなものも 誰のものでもない 誰にも壊(こわ)せない 水の石の中の ささやかな真実
ルージュGOLD LYLIC口をきくのが うまくなりました どんな酔いしれた人にでも 口をきくのが うまくなりました ルージュひくたびにわかります  あの人追いかけて この町へ着いた頃は まだルージュはただひとつ うす桜 あの人追いかけてくり返す人違い いつか泣き慣れて  口をきくのがうまくなりました ルージュひくたびにわかります  つくり笑いがうまくなりました 心慣じめない人にでも つくり笑いがうまくなりました ルージュひくたびにわかります  生まれた時から渡り鳥も渡る気で つばさをつくろう事も知るまいに 気がつきゃ鏡も 忘れかけた うす桜 おかしな色と笑う  つくり笑いが うまくなりました ルージュひくたびにわかります  生まれた時から渡り鳥も渡る気で つばさをつくろう事も知るまいに 気がつきゃ鏡も 忘れかけた うす桜 おかしな色と笑う  つくり笑いが うまくなりました ルージュひくたびにわかりますGOLD LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき戸塚修口をきくのが うまくなりました どんな酔いしれた人にでも 口をきくのが うまくなりました ルージュひくたびにわかります  あの人追いかけて この町へ着いた頃は まだルージュはただひとつ うす桜 あの人追いかけてくり返す人違い いつか泣き慣れて  口をきくのがうまくなりました ルージュひくたびにわかります  つくり笑いがうまくなりました 心慣じめない人にでも つくり笑いがうまくなりました ルージュひくたびにわかります  生まれた時から渡り鳥も渡る気で つばさをつくろう事も知るまいに 気がつきゃ鏡も 忘れかけた うす桜 おかしな色と笑う  つくり笑いが うまくなりました ルージュひくたびにわかります  生まれた時から渡り鳥も渡る気で つばさをつくろう事も知るまいに 気がつきゃ鏡も 忘れかけた うす桜 おかしな色と笑う  つくり笑いが うまくなりました ルージュひくたびにわかります
怜子GOLD LYLIC怜子 いい女になったね 惚れられると 女は 本当に変わるんだね 怜子 ひとりで街も歩けない 自信のない女だった おまえが 嘘のよう  ひとの不幸を 祈るようにだけは なりたくないと願ってきたが 今夜 おまえの幸せぶりが 風に追われる 私の胸に痛すぎる  怜子 みちがえるようになって あいつにでも 本気で 惚れることがあるんだね 怜子 あいつは誰と居ても 淋しそうな男だった おまえとならば あうんだね  ひとの不幸を 祈るようにだけは なりたくないと願ってきたが 今夜 おまえの幸せぶりが 風に追われる 私の胸に痛すぎるGOLD LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき怜子 いい女になったね 惚れられると 女は 本当に変わるんだね 怜子 ひとりで街も歩けない 自信のない女だった おまえが 嘘のよう  ひとの不幸を 祈るようにだけは なりたくないと願ってきたが 今夜 おまえの幸せぶりが 風に追われる 私の胸に痛すぎる  怜子 みちがえるようになって あいつにでも 本気で 惚れることがあるんだね 怜子 あいつは誰と居ても 淋しそうな男だった おまえとならば あうんだね  ひとの不幸を 祈るようにだけは なりたくないと願ってきたが 今夜 おまえの幸せぶりが 風に追われる 私の胸に痛すぎる
LADY JANELADY JANE 店を出るなら まだ LADY JANE 暗いうちがおすすめです 日常な町角 LADY JANE どしゃ降りの夜なら LADY JANE 古い看板が合います 色もない文字です 愛を伝えようとする二人連れが ただジャズを聴いている 愛が底をついた二人連れも ただ聴いている 時流につれて客は変わる それもいいじゃないの この町は乗り継ぎ人(びと)の町 LADY JANE 大好きな男が LADY JANE この近くにいるの たぶんここは知らないけど LADY JANE  LADY JANE 脛(すね)に傷ありそうな LADY JANE マスターはいつも怒ってる 何かを怒ってる LADY JANE 昔の映画より LADY JANE 明日(あした)の芝居のポスターが 何故(なぜ)か古びている 座り心地が良いとは言いかねる 席はまるで船の底 常に灯りは霞(かす)んでいる 煙草のるつぼ 時流につれて町は変わる 迷い子になる程変わっちまっても この店はあるのかな  酔いつぶれて寝ていたような片隅の客が ふいとピアノに着く 静かに遠ざかるレコードから 引き継いで弾く 時流につれて国は変わる 言葉も通じない国になっても この店は残ってね LADY JANE 私は一人です LADY JANE 歩いて帰れる程度のお酒を作ってね LADY JANE 店を出るなら まだ LADY JANE 暗いうちがおすすめです 日常な町角 LADY JANE中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三LADY JANE 店を出るなら まだ LADY JANE 暗いうちがおすすめです 日常な町角 LADY JANE どしゃ降りの夜なら LADY JANE 古い看板が合います 色もない文字です 愛を伝えようとする二人連れが ただジャズを聴いている 愛が底をついた二人連れも ただ聴いている 時流につれて客は変わる それもいいじゃないの この町は乗り継ぎ人(びと)の町 LADY JANE 大好きな男が LADY JANE この近くにいるの たぶんここは知らないけど LADY JANE  LADY JANE 脛(すね)に傷ありそうな LADY JANE マスターはいつも怒ってる 何かを怒ってる LADY JANE 昔の映画より LADY JANE 明日(あした)の芝居のポスターが 何故(なぜ)か古びている 座り心地が良いとは言いかねる 席はまるで船の底 常に灯りは霞(かす)んでいる 煙草のるつぼ 時流につれて町は変わる 迷い子になる程変わっちまっても この店はあるのかな  酔いつぶれて寝ていたような片隅の客が ふいとピアノに着く 静かに遠ざかるレコードから 引き継いで弾く 時流につれて国は変わる 言葉も通じない国になっても この店は残ってね LADY JANE 私は一人です LADY JANE 歩いて帰れる程度のお酒を作ってね LADY JANE 店を出るなら まだ LADY JANE 暗いうちがおすすめです 日常な町角 LADY JANE
六花広い空の中には 罪もけがれもある 広い空の中には 何もないわけじやない 広い空の上から さまよい降りて来る 泣いて泣いてこごえた 六つの花びらの花 六花の雪よ 降り積もれよ 白く白く ただ降り積もれよ 六花の雪よ 降り積もれよ すべてを包んで 降り積もれよ  すさぶ大地の下で 花は眠っている 吹きつける北風の 子守歌聴いている 広い空の上では 手紙がつづられる 透きとおる便箋は 六つの花びらの花 六花の雪よ 降り積もれよ 白く白く ただ降り積もれよ 六花の雪よ 降り積もれよ すべてを包んで 降り積もれよ  六花の雪よ 降り積もれよ すべてを包んで 降り積もれよ中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三広い空の中には 罪もけがれもある 広い空の中には 何もないわけじやない 広い空の上から さまよい降りて来る 泣いて泣いてこごえた 六つの花びらの花 六花の雪よ 降り積もれよ 白く白く ただ降り積もれよ 六花の雪よ 降り積もれよ すべてを包んで 降り積もれよ  すさぶ大地の下で 花は眠っている 吹きつける北風の 子守歌聴いている 広い空の上では 手紙がつづられる 透きとおる便箋は 六つの花びらの花 六花の雪よ 降り積もれよ 白く白く ただ降り積もれよ 六花の雪よ 降り積もれよ すべてを包んで 降り積もれよ  六花の雪よ 降り積もれよ すべてを包んで 降り積もれよ
ロンリー カナリア若さにはアクセルだけでブレーキがついてないと 少しつらそうに 呟くあなたの 目を見ると心が痛くなる 若さには罪という文字が似合うと ため息ついても あなたはすぐ 私を許すわ このまま高速に乗りましょうよ 混んでない西のほうへ 電話なんて諦めてよ 手をほどかないで 苦い蜜 かじってみた小鳥みたい 震えてる Lonely canary  サヨナラを何処で言うか 出会った時に考える そんな恋じゃないわ あなたはそうでも 私 明日を数えていない 傷つけるつもりがなくて傷つける 恋はそれ自体 罪なものね でもやめられない 向こうは雨降りで街は晴れよ 帰ったらなんて言うの 困らせると あなたの目がさみしく曇る 苦い蜜 かじってみた小鳥みたい 震えてる Lonely canary Lonely canary Lonely canary…中島みゆき中島みゆき中島みゆき若さにはアクセルだけでブレーキがついてないと 少しつらそうに 呟くあなたの 目を見ると心が痛くなる 若さには罪という文字が似合うと ため息ついても あなたはすぐ 私を許すわ このまま高速に乗りましょうよ 混んでない西のほうへ 電話なんて諦めてよ 手をほどかないで 苦い蜜 かじってみた小鳥みたい 震えてる Lonely canary  サヨナラを何処で言うか 出会った時に考える そんな恋じゃないわ あなたはそうでも 私 明日を数えていない 傷つけるつもりがなくて傷つける 恋はそれ自体 罪なものね でもやめられない 向こうは雨降りで街は晴れよ 帰ったらなんて言うの 困らせると あなたの目がさみしく曇る 苦い蜜 かじってみた小鳥みたい 震えてる Lonely canary Lonely canary Lonely canary…
ローリング工事ランプの凍る路地をたどって 探しあぐねた たむろできる場所を 昨夜 騒いだ店は 客を忘れて 一見相手の洒落た挨拶を配る Rollin' Age 淋しさを Rollin' Age 他人に言うな 軽く軽く傷ついてゆけ Rollin' Age 笑いながら Rollin' Age 荒野にいる 僕は僕は荒野にいる  黒白フィルムは 燃えるスクラムの街 足並 揃えた幻たちの場面 それを宝にするには あまり遅く生まれて 夢の なれの果てが転ぶのばかりが 見えた Rollin' Age 淋しさを Rollin' Age 他人に言うな 軽く軽く傷ついてゆけ Rollin' Age 笑いながら Rollin' Age 荒野にいる 僕は僕は荒野にいる  9桁の数字を 組み替えて並べ直す 淋しさの数と同じ イタズラ電話 ボックスを叩く街の風が冷たい どうしても1つだけ押せない組がある Rollin' Age 淋しさを Rollin' Age 他人に言うな 軽く軽く傷ついてゆけ Rollin' Age 笑いながら Rollin' Age 荒野にいる 僕は僕は 荒野にいる 荒野にいる中島みゆき中島みゆき中島みゆき工事ランプの凍る路地をたどって 探しあぐねた たむろできる場所を 昨夜 騒いだ店は 客を忘れて 一見相手の洒落た挨拶を配る Rollin' Age 淋しさを Rollin' Age 他人に言うな 軽く軽く傷ついてゆけ Rollin' Age 笑いながら Rollin' Age 荒野にいる 僕は僕は荒野にいる  黒白フィルムは 燃えるスクラムの街 足並 揃えた幻たちの場面 それを宝にするには あまり遅く生まれて 夢の なれの果てが転ぶのばかりが 見えた Rollin' Age 淋しさを Rollin' Age 他人に言うな 軽く軽く傷ついてゆけ Rollin' Age 笑いながら Rollin' Age 荒野にいる 僕は僕は荒野にいる  9桁の数字を 組み替えて並べ直す 淋しさの数と同じ イタズラ電話 ボックスを叩く街の風が冷たい どうしても1つだけ押せない組がある Rollin' Age 淋しさを Rollin' Age 他人に言うな 軽く軽く傷ついてゆけ Rollin' Age 笑いながら Rollin' Age 荒野にいる 僕は僕は 荒野にいる 荒野にいる
Why & No何か変だと第六感が今うしろ髪引っ張った だけど訊いたら気まずいようで ここで訊いたら間(ま)が悪いようで 何か変だと寒気(さむけ)のように今いやな感じがした だけど訊いたら機嫌損(そこ)ねそう ここで訊いたらアタマ悪そうで 根拠もないし 証拠もないし 理屈では敵(かな)わない でもだいたいそういうのが当たりなんだよね 訊くべきだったね「なんでさ」ってね 間に合わせの納得で黙り込まないで もしかしたら世の中はそういうものかもしれないなんて “そういうもの”なんて あるもんか 訊けばいいじゃんいいじゃん「なんでさ」ってね 訊けばいいじゃんいいじゃん「Why & No & No」  どこか痛いと心の鱗(うろこ) 無理に剥(は)がれる音がした だけど異論は無礼なようで 進めなければ時間ないようで どこか痛いと匂いのように疑わしさがそそけ立つ だけど異論は間違いなようで 進めなければ仕方ないようで いつもそうだ繰り返しだ その弱味知られてる 甘いもんだと ちょろいもんだと エサになっている 言うべきだったね「ことわる」ってね その場しのぎのお愛想は もうたくさんだ もしかしたら世の中が正しいものかもしれないなんて “正しい他人”なんて あるもんか 言えばいいじゃんいいじゃん「ことわる」ってね 言えばいいじゃんいいじゃん「Why & No & No」 手抜きせんで言えばいいじゃん 「Why & No」中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三何か変だと第六感が今うしろ髪引っ張った だけど訊いたら気まずいようで ここで訊いたら間(ま)が悪いようで 何か変だと寒気(さむけ)のように今いやな感じがした だけど訊いたら機嫌損(そこ)ねそう ここで訊いたらアタマ悪そうで 根拠もないし 証拠もないし 理屈では敵(かな)わない でもだいたいそういうのが当たりなんだよね 訊くべきだったね「なんでさ」ってね 間に合わせの納得で黙り込まないで もしかしたら世の中はそういうものかもしれないなんて “そういうもの”なんて あるもんか 訊けばいいじゃんいいじゃん「なんでさ」ってね 訊けばいいじゃんいいじゃん「Why & No & No」  どこか痛いと心の鱗(うろこ) 無理に剥(は)がれる音がした だけど異論は無礼なようで 進めなければ時間ないようで どこか痛いと匂いのように疑わしさがそそけ立つ だけど異論は間違いなようで 進めなければ仕方ないようで いつもそうだ繰り返しだ その弱味知られてる 甘いもんだと ちょろいもんだと エサになっている 言うべきだったね「ことわる」ってね その場しのぎのお愛想は もうたくさんだ もしかしたら世の中が正しいものかもしれないなんて “正しい他人”なんて あるもんか 言えばいいじゃんいいじゃん「ことわる」ってね 言えばいいじゃんいいじゃん「Why & No & No」 手抜きせんで言えばいいじゃん 「Why & No」
わかれうたPLATINA LYLIC途に倒れて だれかの名を 呼び続けたことが ありますか 人ごとに言うほど たそがれは 優しい人好しじゃありません  別れの気分に 味を占めて あなたは 私の戸を叩いた 私は別れを 忘れたくて あなたの眼を見ずに 戸を開けた  別れはいつもついて来る 幸せの後ろをついて来る それが私のクセなのか いつも目覚めれば独り  あなたは愁いを身につけて うかれ街あたりで 名をあげる 眠れない私は つれづれに わかれうた 今夜も 口ずさむ  だれが名付けたか 私には 別れうた唄いの 影がある 好きで別れ唄う 筈もない 他に知らないから 口ずさむ  恋の終わりは いつもいつも 立ち去る者だけが 美しい 残されて 戸惑う者たちは 追いかけて 焦がれて 泣き狂う  別れはいつもついて来る 幸せの後ろをついて来る それが私のクセなのか いつも目覚めれば独り  あなたは愁いを身につけて うかれ街あたりで 名をあげる 眠れない私は つれづれに わかれうた 今夜も 口ずさむPLATINA LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき途に倒れて だれかの名を 呼び続けたことが ありますか 人ごとに言うほど たそがれは 優しい人好しじゃありません  別れの気分に 味を占めて あなたは 私の戸を叩いた 私は別れを 忘れたくて あなたの眼を見ずに 戸を開けた  別れはいつもついて来る 幸せの後ろをついて来る それが私のクセなのか いつも目覚めれば独り  あなたは愁いを身につけて うかれ街あたりで 名をあげる 眠れない私は つれづれに わかれうた 今夜も 口ずさむ  だれが名付けたか 私には 別れうた唄いの 影がある 好きで別れ唄う 筈もない 他に知らないから 口ずさむ  恋の終わりは いつもいつも 立ち去る者だけが 美しい 残されて 戸惑う者たちは 追いかけて 焦がれて 泣き狂う  別れはいつもついて来る 幸せの後ろをついて来る それが私のクセなのか いつも目覚めれば独り  あなたは愁いを身につけて うかれ街あたりで 名をあげる 眠れない私は つれづれに わかれうた 今夜も 口ずさむ
我が祖国は風の彼方我が祖国は風の彼方 我が祖国は時の彼方 誰に尋ねん 風の住処を  我が祖国は水の彼方 寄方のない波の彼方 誰に尋ねん 国の在り処を  国の名は幾百 名付け主の名は幾百 限りもなく  我が祖国は水の彼方 寄方のない波の彼方 誰に尋ねん 国の在り処を  いつの日にか帰り着かん 遥かに いつの日にか帰り着かん 遥かに  我が祖国は砂の彼方 我が祖国は空の彼方 誰に尋ねん 空の道標(しるべ)を  血の色は幾百 旗印の色は幾百 限りもなく  我が祖国は風の彼方 寄方のない風の彼方 誰に尋ねん 国の在り処を  遥か辿る道は消えても 遥か名乗る窓は消えても 遥か夢の中 誰も消せるはずのない 空と風と波が指し示す天空の国  いつの日にか帰り着かん 遥かに いつの日にか帰り着かん 遥かに中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三我が祖国は風の彼方 我が祖国は時の彼方 誰に尋ねん 風の住処を  我が祖国は水の彼方 寄方のない波の彼方 誰に尋ねん 国の在り処を  国の名は幾百 名付け主の名は幾百 限りもなく  我が祖国は水の彼方 寄方のない波の彼方 誰に尋ねん 国の在り処を  いつの日にか帰り着かん 遥かに いつの日にか帰り着かん 遥かに  我が祖国は砂の彼方 我が祖国は空の彼方 誰に尋ねん 空の道標(しるべ)を  血の色は幾百 旗印の色は幾百 限りもなく  我が祖国は風の彼方 寄方のない風の彼方 誰に尋ねん 国の在り処を  遥か辿る道は消えても 遥か名乗る窓は消えても 遥か夢の中 誰も消せるはずのない 空と風と波が指し示す天空の国  いつの日にか帰り着かん 遥かに いつの日にか帰り着かん 遥かに
忘れてはいけない忘れてはいけないことが必ずある 口に出すことができない人生でも 忘れてはいけないことが必ずある 口に出すことができない人生でも  許さないと叫ぶ野良犬の声を 踏み砕いて走る車輪の音がする 認めないと叫ぶ少女の声は細い いなかったも同じ少女の声は細い でも忘れてはいけないことが必ずある 口に出すことができない人生でも 忘れてはいけないことが必ずある 口に出すことができない人生でも  泥だらけのクエッションマーク心の中にひとつ なまぬるい指でなだめられて消える 争わないように嫌われないように 歌う歌はキャンディソングだけどだけどだけど 忘れてはいけないことが必ずある 口に出すことができない人生でも 忘れてはいけないことが必ずある 口に出すことができない人生でも中島みゆき中島みゆき中島みゆき忘れてはいけないことが必ずある 口に出すことができない人生でも 忘れてはいけないことが必ずある 口に出すことができない人生でも  許さないと叫ぶ野良犬の声を 踏み砕いて走る車輪の音がする 認めないと叫ぶ少女の声は細い いなかったも同じ少女の声は細い でも忘れてはいけないことが必ずある 口に出すことができない人生でも 忘れてはいけないことが必ずある 口に出すことができない人生でも  泥だらけのクエッションマーク心の中にひとつ なまぬるい指でなだめられて消える 争わないように嫌われないように 歌う歌はキャンディソングだけどだけどだけど 忘れてはいけないことが必ずある 口に出すことができない人生でも 忘れてはいけないことが必ずある 口に出すことができない人生でも
忘れな草をもう一度ふいに聞いた 噂によれば 町はそろそろ 春のようです 君のいない 広い荒野は いつも今でも 冬というのに  君の町は晴れていますか 花の種は 育ちましたか 僕はここで 生きてゆきます 未練な手紙になりました 忘れな草もう一度ふるえてよ あの人の思い出を抱きしめて 忘れな草もう一度ふるえてよ あの人の夢にとどけ  春や夏や秋があるのは しあわせ行きの 駅の客です 君を乗せた 最後の汽車が 消えた荒野は 長い冬です  君は今も咲いていますか 誰のために咲いていますか 僕はここで 生きてゆきます 未練な手紙になりました 忘れな草もう一度ふるえてよ あの人の思い出を抱きしめて 忘れな草もう一度ふるえてよ あの人の夢にとどけ  君は今も咲いていますか 誰のために咲いていますか 僕はここで 生きてゆきます 未練な手紙になりました 忘れな草もう一度ふるえてよ あの人の思い出を抱きしめて 忘れな草もう一度ふるえてよ あの人の夢にとどけ中島みゆき中島みゆき中島みゆきふいに聞いた 噂によれば 町はそろそろ 春のようです 君のいない 広い荒野は いつも今でも 冬というのに  君の町は晴れていますか 花の種は 育ちましたか 僕はここで 生きてゆきます 未練な手紙になりました 忘れな草もう一度ふるえてよ あの人の思い出を抱きしめて 忘れな草もう一度ふるえてよ あの人の夢にとどけ  春や夏や秋があるのは しあわせ行きの 駅の客です 君を乗せた 最後の汽車が 消えた荒野は 長い冬です  君は今も咲いていますか 誰のために咲いていますか 僕はここで 生きてゆきます 未練な手紙になりました 忘れな草もう一度ふるえてよ あの人の思い出を抱きしめて 忘れな草もう一度ふるえてよ あの人の夢にとどけ  君は今も咲いていますか 誰のために咲いていますか 僕はここで 生きてゆきます 未練な手紙になりました 忘れな草もう一度ふるえてよ あの人の思い出を抱きしめて 忘れな草もう一度ふるえてよ あの人の夢にとどけ
忘れられるものならば遠く遠く遠く遠く 続く旅の 明け暮れに いつかいつか忘れかけた 旅に出た わけさえも  風が窓を叩く夜は 眠ることを妨げる 追いかけても追いかけても とどかなかった 鳥の名が  忘れられるものならば もう旅になど出ない 忘れられるものならば もう古い夢など見ない  遠く遠く遠く遠く 夢はいつか遠のいて あきらめても あきらめても 差し出す腕が 戻せない  眠り込んで しまうために あおる酒も 空になり 酔いきれない 胸を抱いて 疲れた靴を履きなおす  忘れられるものならば もう旅になど出ない 忘れられるものならば もう古い夢など見ない中島みゆき中島みゆき中島みゆきエジソン遠く遠く遠く遠く 続く旅の 明け暮れに いつかいつか忘れかけた 旅に出た わけさえも  風が窓を叩く夜は 眠ることを妨げる 追いかけても追いかけても とどかなかった 鳥の名が  忘れられるものならば もう旅になど出ない 忘れられるものならば もう古い夢など見ない  遠く遠く遠く遠く 夢はいつか遠のいて あきらめても あきらめても 差し出す腕が 戻せない  眠り込んで しまうために あおる酒も 空になり 酔いきれない 胸を抱いて 疲れた靴を履きなおす  忘れられるものならば もう旅になど出ない 忘れられるものならば もう古い夢など見ない
私たちは春の中でGOLD LYLIC私たちは春の中で 淋しさに苛立っていた 通りすぎる春の中で 遅れることに怯えていた もしも1人だったならば もしも孤独だったならば もしも虚ろだったならば もしも自由だったならば 春はあやまちの源 私たちは春の中で 遅れることに怯えていた  私たちは春の中で わからないものに苛立っている 通りすぎた春のために 失ったものを怯えている もしも1人だったならば もしも孤独だったならば もしも虚ろだったならば もしも自由だったならば 春はあやまちの源 私たちは春のために 失ったものを怯えている  もしも1人だったならば もしも孤独だったならば もしも虚ろだったならば もしも自由だったならば 春はあやまちの源 私たちは春の中で 失くさないものまで失くしかけているGOLD LYLIC中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三私たちは春の中で 淋しさに苛立っていた 通りすぎる春の中で 遅れることに怯えていた もしも1人だったならば もしも孤独だったならば もしも虚ろだったならば もしも自由だったならば 春はあやまちの源 私たちは春の中で 遅れることに怯えていた  私たちは春の中で わからないものに苛立っている 通りすぎた春のために 失ったものを怯えている もしも1人だったならば もしも孤独だったならば もしも虚ろだったならば もしも自由だったならば 春はあやまちの源 私たちは春のために 失ったものを怯えている  もしも1人だったならば もしも孤独だったならば もしも虚ろだったならば もしも自由だったならば 春はあやまちの源 私たちは春の中で 失くさないものまで失くしかけている
わたしの子供になりなさい涙を見せてはいけないと教えられたのね そんなことない そんなことない そばに誰がいるのか次第 男には女より泣きたいことが多いから あなたが泣くときは わたしは空を見よう あなたが泣きやめば ふたりで空を見よう もう愛だとか恋だとかむずかしく言わないで わたしの子供になりなさい もう愛だとか恋だとかむずかしく言わないで わたしの子供になりなさい  誰にも誉めてはもらわない石の下の石 そんな日もあるそんな日もある 明日は明日のために来る 男は女には言わないことが多いから 疲れているのなら だまって抱いていよう おそれているのなら いつまでも抱いていよう もう愛だとか恋だとかむずかしく言わないで わたしの子供になりなさい もう愛だとか恋だとかむずかしく言わないで わたしの子供になりなさい  もう愛だとか恋だとかむずかしく言わないで わたしの子供になりなさい もう愛だとか恋だとかむずかしく言わないで わたしの子供になりなさい中島みゆき中島みゆき中島みゆき瀬尾一三・デビッド・キャンベル涙を見せてはいけないと教えられたのね そんなことない そんなことない そばに誰がいるのか次第 男には女より泣きたいことが多いから あなたが泣くときは わたしは空を見よう あなたが泣きやめば ふたりで空を見よう もう愛だとか恋だとかむずかしく言わないで わたしの子供になりなさい もう愛だとか恋だとかむずかしく言わないで わたしの子供になりなさい  誰にも誉めてはもらわない石の下の石 そんな日もあるそんな日もある 明日は明日のために来る 男は女には言わないことが多いから 疲れているのなら だまって抱いていよう おそれているのなら いつまでも抱いていよう もう愛だとか恋だとかむずかしく言わないで わたしの子供になりなさい もう愛だとか恋だとかむずかしく言わないで わたしの子供になりなさい  もう愛だとか恋だとかむずかしく言わないで わたしの子供になりなさい もう愛だとか恋だとかむずかしく言わないで わたしの子供になりなさい
笑ってよエンジェル愛しさ余れば憎さがつのる あれはうそっぱち 愛しさ足らず たとえ ねぎらいひとつ返されなくても 嘆くようじゃ まだまだハンパな恋さ  だから 応えられなくてごめん そんなふうに悩まないで 遙か離れてしまっても泣き顔よりはいい ほんとさ  笑ってよエンジェル夢の中エンジェル 君の笑顔消えてくれるな それだけが願いさ 笑ってよエンジェル夢の中エンジェル 君の笑顔消えてくれるな それだけが願いさ  さよなら三角また来て四角 こんど会う時は なおさら深く 君を打つ冬風の風上に立ち やすらかに暮らせと祈り続けよう  だから 思い出せなくてごめん そんなふうに悩まないで 遙か離れてしまっても恋しさは育つよ ほんとさ  笑ってよエンジェル夢の中エンジェル 君の笑顔消えてくれるな それだけが願いさ 笑ってよエンジェル夢の中エンジェル 君の笑顔消えてくれるな それだけが願いさ  さよなら三角また来て四角 こんど会う時は なおさら深く さよなら三角また来て四角中島みゆき中島みゆき中島みゆき愛しさ余れば憎さがつのる あれはうそっぱち 愛しさ足らず たとえ ねぎらいひとつ返されなくても 嘆くようじゃ まだまだハンパな恋さ  だから 応えられなくてごめん そんなふうに悩まないで 遙か離れてしまっても泣き顔よりはいい ほんとさ  笑ってよエンジェル夢の中エンジェル 君の笑顔消えてくれるな それだけが願いさ 笑ってよエンジェル夢の中エンジェル 君の笑顔消えてくれるな それだけが願いさ  さよなら三角また来て四角 こんど会う時は なおさら深く 君を打つ冬風の風上に立ち やすらかに暮らせと祈り続けよう  だから 思い出せなくてごめん そんなふうに悩まないで 遙か離れてしまっても恋しさは育つよ ほんとさ  笑ってよエンジェル夢の中エンジェル 君の笑顔消えてくれるな それだけが願いさ 笑ってよエンジェル夢の中エンジェル 君の笑顔消えてくれるな それだけが願いさ  さよなら三角また来て四角 こんど会う時は なおさら深く さよなら三角また来て四角
笑わせるじゃないか笑わせるじゃないか あたしときたら あの人がそれとなく うるさがっているのに 笑わせるじゃないか あたしときたら 泣きついて じゃれついて ままごと気分  「誰か教えてやれよ」と声がする 気がついているわ 暗闇ガラスに 映ってるもの みんなわかってるわ あの人が好きな女も  笑わせるじゃないか あたしときたら 泣きついてじゃれついて ままごと気分  笑わせるじゃないか あの人とあたし 相性が合うなんて 占いを切り抜いて 笑わせるじゃないか あの人からも 見えそうなテーブルに 忘れるなんて  「誰か教えてやれよ」と声がする 気がついているわ  グラスに響いて 聞こえてるもの みんな わかってるわ  あの人を見てる女も  「誰か教えてやれよ」と声がする 気がついているわ 暗闇ガラスに 映ってるもの みんなわかってるわ あの人が好きな女も  笑わせるじゃないか あの人とあたし 相性が合うなんて ままごと気分中島みゆき中島みゆき中島みゆき笑わせるじゃないか あたしときたら あの人がそれとなく うるさがっているのに 笑わせるじゃないか あたしときたら 泣きついて じゃれついて ままごと気分  「誰か教えてやれよ」と声がする 気がついているわ 暗闇ガラスに 映ってるもの みんなわかってるわ あの人が好きな女も  笑わせるじゃないか あたしときたら 泣きついてじゃれついて ままごと気分  笑わせるじゃないか あの人とあたし 相性が合うなんて 占いを切り抜いて 笑わせるじゃないか あの人からも 見えそうなテーブルに 忘れるなんて  「誰か教えてやれよ」と声がする 気がついているわ  グラスに響いて 聞こえてるもの みんな わかってるわ  あの人を見てる女も  「誰か教えてやれよ」と声がする 気がついているわ 暗闇ガラスに 映ってるもの みんなわかってるわ あの人が好きな女も  笑わせるじゃないか あの人とあたし 相性が合うなんて ままごと気分
湾岸24時聞こえない筈など ありはしないのに 妬いてくれる値打ちさえ ないというの 気にかけてほしいわ 何処へ行ってたかと 問いつめてほしかった 愛のように  BAY-AREA 午前0時 不思議な言葉を聞く 何ンて言ってるの 潮騒みたい  もう一度戻るなら 時の流れを停めて こんな筈じゃない 時の流れに変えて もう一度戻るなら 時の流れを停めて こんな筈じゃない 時の流れに変えて  裏切りをあなたが悲しまないなんて むしろ2人潮時と喜ぶなんて 意外な成りゆきに涙も出やしない 蒼ざめるだけなの 凍りついて あなたからジェラシー 恵んでほしかった 他に何も望んでやしなかった  BAY-AREA 午前0時 不思議な言葉を聞く 何ンて言ってるの 潮騒みたい  もう一度戻るなら 時の流れを停めて こんな筈じゃない 時の流れに変えて もう一度戻るなら 時の流れを停めて こんな筈じゃない 時の流れに変えて  笑んであげる 笑んであげる 鸚鵡返しに 笑んであげる 笑んであげる さながら他人  もう一度 戻るなら 時の流れを停めて こんな筈じゃない 時の流れに変えて もう一度 戻るなら 時の流れを停めて こんな筈じゃない 時の流れに変えて もう一度 戻るなら 時の流れを停めて こんな筈じゃない 時の流れに変えて もう一度 戻るなら 時の流れを停めて こんな筈じゃない 時の流れに変えて中島みゆき中島みゆき椎名和夫聞こえない筈など ありはしないのに 妬いてくれる値打ちさえ ないというの 気にかけてほしいわ 何処へ行ってたかと 問いつめてほしかった 愛のように  BAY-AREA 午前0時 不思議な言葉を聞く 何ンて言ってるの 潮騒みたい  もう一度戻るなら 時の流れを停めて こんな筈じゃない 時の流れに変えて もう一度戻るなら 時の流れを停めて こんな筈じゃない 時の流れに変えて  裏切りをあなたが悲しまないなんて むしろ2人潮時と喜ぶなんて 意外な成りゆきに涙も出やしない 蒼ざめるだけなの 凍りついて あなたからジェラシー 恵んでほしかった 他に何も望んでやしなかった  BAY-AREA 午前0時 不思議な言葉を聞く 何ンて言ってるの 潮騒みたい  もう一度戻るなら 時の流れを停めて こんな筈じゃない 時の流れに変えて もう一度戻るなら 時の流れを停めて こんな筈じゃない 時の流れに変えて  笑んであげる 笑んであげる 鸚鵡返しに 笑んであげる 笑んであげる さながら他人  もう一度 戻るなら 時の流れを停めて こんな筈じゃない 時の流れに変えて もう一度 戻るなら 時の流れを停めて こんな筈じゃない 時の流れに変えて もう一度 戻るなら 時の流れを停めて こんな筈じゃない 時の流れに変えて もう一度 戻るなら 時の流れを停めて こんな筈じゃない 時の流れに変えて
全3ページ中 3ページを表示

リアルタイムランキング

  1. Bling-Bang-Bang-Born
  2. Birthday
  3. 演歌人生
  4. 幸せの探し方
  5. さよーならまたいつか!

歌ネットのアクセス数を元に作成
サムネイルはAmazonのデータを参照

×