雪なさけあゝ愛されて このまま散りたいと おまえが泣けば 雪が舞う 膝にくずれる ちいさな肩を 抱きしめりゃいとしさ沁みて わかれ わかれ話が 辛くなる 辛くなる… あゝ幸福な 妻にも出来ないで 想い出ばかり のこすのか 白いうなじの おくれ毛そっと 指先でかきあげながら 俺も 俺もこころで 泣いている 泣いている… あゝ夜がふけて ねむれぬ枕辺に さだめの川の音を聞く 好きで添えない 俺たちふたり どこへ行く 明日はどこへ 旅の 旅のおわりが 近くなる 近くなる… | 石原裕次郎 | 池田充男 | 木村好夫 | | あゝ愛されて このまま散りたいと おまえが泣けば 雪が舞う 膝にくずれる ちいさな肩を 抱きしめりゃいとしさ沁みて わかれ わかれ話が 辛くなる 辛くなる… あゝ幸福な 妻にも出来ないで 想い出ばかり のこすのか 白いうなじの おくれ毛そっと 指先でかきあげながら 俺も 俺もこころで 泣いている 泣いている… あゝ夜がふけて ねむれぬ枕辺に さだめの川の音を聞く 好きで添えない 俺たちふたり どこへ行く 明日はどこへ 旅の 旅のおわりが 近くなる 近くなる… |
夢織りびと春よ たとえば おまえは 初恋の 限りない 優しさ 小雨のあとの 暖かいあしたに 夢織りびとが 夢織りびとが 訪れそうな… 夏よ たとえば おまえは 束の間の 熱愛のまぶしさ もえ行く海に 今日だけの命を 夢織りびとが 夢織りびとが あずけるような… 秋よ たとえば おまえは 恋なくす たそがれのつれづれ 枯葉の泪 背に受けて旅行く 夢織りびとも 夢織りびとも 時には独り… 冬よ たとえば おまえは 人の世の なけなしのぬくもり よせあう肩の 白い雪払って 夢織りびとが 夢織りびとが 春呼びそうな… | 石原裕次郎 | 杉紀彦 | 丹羽応樹 | 小六禮次郎 | 春よ たとえば おまえは 初恋の 限りない 優しさ 小雨のあとの 暖かいあしたに 夢織りびとが 夢織りびとが 訪れそうな… 夏よ たとえば おまえは 束の間の 熱愛のまぶしさ もえ行く海に 今日だけの命を 夢織りびとが 夢織りびとが あずけるような… 秋よ たとえば おまえは 恋なくす たそがれのつれづれ 枯葉の泪 背に受けて旅行く 夢織りびとも 夢織りびとも 時には独り… 冬よ たとえば おまえは 人の世の なけなしのぬくもり よせあう肩の 白い雪払って 夢織りびとが 夢織りびとが 春呼びそうな… |
夜明けのうた夜明けのうたよ あたしの心の きのうの悲しみ 流しておくれ 夜明けのうたよ あたしの心に 若い力を 満たしておくれ 夜明けのうたよ あたしの心の あふれる想いを 判っておくれ 夜明けのうたよ あたしの心に 大きな望みを 抱かせておくれ 夜明けのうたよ あたしの心の 小さな倖せ 守っておくれ 夜明けのうたよ あたしの心に 思い出させる ふるさとの空 | 石原裕次郎 | 岩谷時子 | いずみたく | | 夜明けのうたよ あたしの心の きのうの悲しみ 流しておくれ 夜明けのうたよ あたしの心に 若い力を 満たしておくれ 夜明けのうたよ あたしの心の あふれる想いを 判っておくれ 夜明けのうたよ あたしの心に 大きな望みを 抱かせておくれ 夜明けのうたよ あたしの心の 小さな倖せ 守っておくれ 夜明けのうたよ あたしの心に 思い出させる ふるさとの空 |
夜明けの街水のながれを 忘れた川に だれが捨てたか 赤い花 ひとの運命(さだめ)の 浮き沈み 傷はのこって いるけれど 俺にゃやさしい 夜明け街 愛をほしがる そぶりも見せず 俺につくして くれた奴 白いうなじと ほそい肩 無理なわかれを させたのも こんな夜明けの 街だった 夢をふくんで 目覚める並木 ゆけばひとりの この俺を そっといたわる 詩(うた)がある やがて都会の 旅びとを 乗せて始発の 船が行く | 石原裕次郎 | 池田充男 | 野崎真一 | | 水のながれを 忘れた川に だれが捨てたか 赤い花 ひとの運命(さだめ)の 浮き沈み 傷はのこって いるけれど 俺にゃやさしい 夜明け街 愛をほしがる そぶりも見せず 俺につくして くれた奴 白いうなじと ほそい肩 無理なわかれを させたのも こんな夜明けの 街だった 夢をふくんで 目覚める並木 ゆけばひとりの この俺を そっといたわる 詩(うた)がある やがて都会の 旅びとを 乗せて始発の 船が行く |
夜霧の愛抱きしめていたら そっと涙をふいたね 命けずるほどの愛を育てた 夜霧の神戸が 悪いのさ 他人に隠れてしのび逢い 抱きしめていよう 港の夜の 時間を止めて 話さなくていい そっとこのまま歩こう やせてしまうほどのつらい恋でも 夜霧の神戸が 包むのさ 異人館のレンガ道 抱きしめていよう 言葉を消して 霧笛がひびく 夜霧の神戸が 濡らすのさ 明日をなくした二人なら 抱きしめていよう 港の闇に 愛を埋ずめて | 石原裕次郎 | 杉紀彦 | 小谷充 | 小谷充 | 抱きしめていたら そっと涙をふいたね 命けずるほどの愛を育てた 夜霧の神戸が 悪いのさ 他人に隠れてしのび逢い 抱きしめていよう 港の夜の 時間を止めて 話さなくていい そっとこのまま歩こう やせてしまうほどのつらい恋でも 夜霧の神戸が 包むのさ 異人館のレンガ道 抱きしめていよう 言葉を消して 霧笛がひびく 夜霧の神戸が 濡らすのさ 明日をなくした二人なら 抱きしめていよう 港の闇に 愛を埋ずめて |
夜霧の恋の物語別れても また めぐり逢う 夜霧の中の 若い二人の 不思議な恋よ 君と僕 生きる世界は ちがうけど なにも云わずに 踊り明かそう そっと優しく 悲しげに また こぼれ散る 落ち葉もいとし 若い二人の 命の夜よ 恋の酒 胸にあやしく 沁みるから せめて今夜は 踊り明かそう そっと優しく 東京で また 大阪で めぐり逢う恋 若い二人の 夜霧の街よ 悲しくて 流す涙じゃ もうないね 夢を抱きしめ 踊り明かそう そっと優しく | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 鶴岡雅義 | 山倉たかし | 別れても また めぐり逢う 夜霧の中の 若い二人の 不思議な恋よ 君と僕 生きる世界は ちがうけど なにも云わずに 踊り明かそう そっと優しく 悲しげに また こぼれ散る 落ち葉もいとし 若い二人の 命の夜よ 恋の酒 胸にあやしく 沁みるから せめて今夜は 踊り明かそう そっと優しく 東京で また 大阪で めぐり逢う恋 若い二人の 夜霧の街よ 悲しくて 流す涙じゃ もうないね 夢を抱きしめ 踊り明かそう そっと優しく |
夜霧のサンパウロどこに居るのか マドンナ・マリヤ あの娘も淋しい人だった 探し疲れて たたずむ恋の街 ああ サンパウロの 霧の深さに 涙を捨てる 俺は流れの エトランゼ どうせ他国で 拾った恋だ いまさら泣くほど 野暮じゃない 虹のネオンが きらめく夢の街 ああ サンパウロの 霧の匂いが 心にしみる 俺は流れの エトランゼ 旅のこころに 愁を誘う ブラジルコーヒー 恋の歌 悩みは果てなく さまよう夜の街 ああ サンパウロの 霧に包まれ 瞼を濡らす 俺は流れの エトランゼ | 石原裕次郎 | 猪又良 | 村沢良介 | 池田孝 | どこに居るのか マドンナ・マリヤ あの娘も淋しい人だった 探し疲れて たたずむ恋の街 ああ サンパウロの 霧の深さに 涙を捨てる 俺は流れの エトランゼ どうせ他国で 拾った恋だ いまさら泣くほど 野暮じゃない 虹のネオンが きらめく夢の街 ああ サンパウロの 霧の匂いが 心にしみる 俺は流れの エトランゼ 旅のこころに 愁を誘う ブラジルコーヒー 恋の歌 悩みは果てなく さまよう夜の街 ああ サンパウロの 霧に包まれ 瞼を濡らす 俺は流れの エトランゼ |
夜霧の終着駅夜霧にむせんで だきしめあった 肩のふるえが 忘られぬ 忘られぬ このままいっしょに 死にたいと せがんだ君も いまは人妻 ああ さいはての 思い出せつない 終着駅よ つめたいレールを みつめて泣いた 遠いあの日は もう来ない もう来ない しあわせだったら いいけれど 噂がつらい 君のこの頃 ああ くろ髪に もいちど告げたい いとしい言葉 ここからさきへは いけない恋さ 上りばかりの 寒い町 寒い町 せめての名残りに 逢いたくて たずねて来ても つらい夢だけ ああ 霧の中 夜明けが淋しい 終着駅よ | 石原裕次郎 | 梅本としお | 花礼二 | 小谷充 | 夜霧にむせんで だきしめあった 肩のふるえが 忘られぬ 忘られぬ このままいっしょに 死にたいと せがんだ君も いまは人妻 ああ さいはての 思い出せつない 終着駅よ つめたいレールを みつめて泣いた 遠いあの日は もう来ない もう来ない しあわせだったら いいけれど 噂がつらい 君のこの頃 ああ くろ髪に もいちど告げたい いとしい言葉 ここからさきへは いけない恋さ 上りばかりの 寒い町 寒い町 せめての名残りに 逢いたくて たずねて来ても つらい夢だけ ああ 霧の中 夜明けが淋しい 終着駅よ |
夜霧のブルース青い夜霧に 灯影が紅い どうせ俺らは ひとり者 夢の四馬路(スマロ)か 虹口(ほんきゅう)の街か あゝ波の音にも 血が騒ぐ 可愛いあの娘が 夜霧の中へ 投げた涙の リラの花 何も言わぬが 笑って見せる あゝこれが男と 言うものさ 花のホールで 踊っちゃいても 春を持たない エトランゼ 男同志の 合々傘で あゝ嵐呼ぶよな 夜が更ける | 石原裕次郎 | 島田磬也 | 大久保徳二郎 | | 青い夜霧に 灯影が紅い どうせ俺らは ひとり者 夢の四馬路(スマロ)か 虹口(ほんきゅう)の街か あゝ波の音にも 血が騒ぐ 可愛いあの娘が 夜霧の中へ 投げた涙の リラの花 何も言わぬが 笑って見せる あゝこれが男と 言うものさ 花のホールで 踊っちゃいても 春を持たない エトランゼ 男同志の 合々傘で あゝ嵐呼ぶよな 夜が更ける |
夜霧の舗道寒くはないかい 夜霧にぬれる お前の肩が ふるえているよ いいから コートにおはいり その肩 暖めてあげよう からだを 寄せあえば 愛がじかに 胸にしみる 夜の街は二人の 愛だけが 息づいている おそくはないかい 街の灯消える 何にも云わず 首ふるお前 このまま お前を連れ去り 二人の夜明けを見たいよ けれども あどけない お前だから 口に出せぬ 夜の街は二人の 愛だけが 息づいている | 石原裕次郎 | 山上路夫 | 三木たかし | 三木たかし | 寒くはないかい 夜霧にぬれる お前の肩が ふるえているよ いいから コートにおはいり その肩 暖めてあげよう からだを 寄せあえば 愛がじかに 胸にしみる 夜の街は二人の 愛だけが 息づいている おそくはないかい 街の灯消える 何にも云わず 首ふるお前 このまま お前を連れ去り 二人の夜明けを見たいよ けれども あどけない お前だから 口に出せぬ 夜の街は二人の 愛だけが 息づいている |
夜霧の慕情愛しても 愛しても 愛しきれない 君だった 夜霧の中に 泣いてかくれて 消えたまま 帰らぬ面かげ あゝ 泪の瞳 さよならの さよならの 声も哀しく かすれてた あの夜の別れ こんなやくざな 俺のため つくした真心 あゝ 忘れはしない いつの日か いつの日か 逢えるあてない 恋だけど せめても祈る 君の倖せ そればかり 夜霧に咽ぶよ あゝ 男の慕情 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 野崎真一 | | 愛しても 愛しても 愛しきれない 君だった 夜霧の中に 泣いてかくれて 消えたまま 帰らぬ面かげ あゝ 泪の瞳 さよならの さよならの 声も哀しく かすれてた あの夜の別れ こんなやくざな 俺のため つくした真心 あゝ 忘れはしない いつの日か いつの日か 逢えるあてない 恋だけど せめても祈る 君の倖せ そればかり 夜霧に咽ぶよ あゝ 男の慕情 |
夜霧よ今夜も有難うしのび会う恋を つつむ夜霧よ 知っているのか ふたりの仲を 晴れて会える その日まで かくしておくれ 夜霧 夜霧 僕等はいつも そっと言うのさ 夜霧よ今夜も有難う 夜更けの街に うるむ夜霧よ 知っているのか 別れのつらさ いつか二人で つかむ幸せ 祈っておくれ 夜霧 夜霧 僕等はいつも そっと言うのさ 夜霧よ今夜も有難う | 石原裕次郎 | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | | しのび会う恋を つつむ夜霧よ 知っているのか ふたりの仲を 晴れて会える その日まで かくしておくれ 夜霧 夜霧 僕等はいつも そっと言うのさ 夜霧よ今夜も有難う 夜更けの街に うるむ夜霧よ 知っているのか 別れのつらさ いつか二人で つかむ幸せ 祈っておくれ 夜霧 夜霧 僕等はいつも そっと言うのさ 夜霧よ今夜も有難う |
よこはま・たそがれよこはま たそがれ ホテルの小部屋 くちづけ 残り香 煙草のけむり ブルース 口笛 女の涙 あの人は 行って 行って しまった あの人は 行って 行って しまった もう帰らない 裏町 スナック 酔えないお酒 ゆきずり 嘘つき 気まぐれ男 あてない 恋唄 流しのギター あの人は 行って 行って しまった あの人は 行って 行って しまった もうよその人 木枯らし 想い出 グレーのコート あきらめ 水色 つめたい夜明け 海鳴り 燈台 一羽のかもめ あの人は 行って 行って しまった あの人は 行って 行って しまった もうおしまいね | 石原裕次郎 | 山口洋子 | 平尾昌晃 | | よこはま たそがれ ホテルの小部屋 くちづけ 残り香 煙草のけむり ブルース 口笛 女の涙 あの人は 行って 行って しまった あの人は 行って 行って しまった もう帰らない 裏町 スナック 酔えないお酒 ゆきずり 嘘つき 気まぐれ男 あてない 恋唄 流しのギター あの人は 行って 行って しまった あの人は 行って 行って しまった もうよその人 木枯らし 想い出 グレーのコート あきらめ 水色 つめたい夜明け 海鳴り 燈台 一羽のかもめ あの人は 行って 行って しまった あの人は 行って 行って しまった もうおしまいね |
よこはま物語愛しあっても かなわぬものを これでいいのと うなづくお前 負けた負けたよ お前に負けた ずっとこのまま ついて来るかい よこはまで 出逢った恋の物語 よこはまで 出逢った恋の物語 ちょっと今夜は 肌寒いから 抱いてほしいと 恥らうお前 遠慮するなよ ふたりの時は 俺のすべては お前のものだよ よこはまで 出逢った恋の物語 よこはまで 出逢った恋の物語 無理をしないで ただ末永く 好いてほしいと 言っては泣いた 泣くな泣くなよ お前のほかに 幸せなんか さがしはしないさ よこはまで 出逢った恋の物語 よこはまで 出逢った恋の物語 | 石原裕次郎 | なかにし礼 | 浜圭介 | 高田弘 | 愛しあっても かなわぬものを これでいいのと うなづくお前 負けた負けたよ お前に負けた ずっとこのまま ついて来るかい よこはまで 出逢った恋の物語 よこはまで 出逢った恋の物語 ちょっと今夜は 肌寒いから 抱いてほしいと 恥らうお前 遠慮するなよ ふたりの時は 俺のすべては お前のものだよ よこはまで 出逢った恋の物語 よこはまで 出逢った恋の物語 無理をしないで ただ末永く 好いてほしいと 言っては泣いた 泣くな泣くなよ お前のほかに 幸せなんか さがしはしないさ よこはまで 出逢った恋の物語 よこはまで 出逢った恋の物語 |
夜の足音足音が 聞こえてくるぜ 真夜中の 俺の心に 裏町の 街燈が にぶく光る あの窓 静かにひらいて 誰か来るよ 殺し屋の ジャックじゃないし 黒猫の ドンでもないぜ 酔いしれた この俺の 胸の底を 淋しく 叩いているのは どこの誰だ 足音が 消えてく夜を 見おくれば あの娘じゃないか 五年前 上海で 俺のために 笑って コルトに斃れた 姑娘 サリー | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 速水純 | 大久保徳二郎 | 足音が 聞こえてくるぜ 真夜中の 俺の心に 裏町の 街燈が にぶく光る あの窓 静かにひらいて 誰か来るよ 殺し屋の ジャックじゃないし 黒猫の ドンでもないぜ 酔いしれた この俺の 胸の底を 淋しく 叩いているのは どこの誰だ 足音が 消えてく夜を 見おくれば あの娘じゃないか 五年前 上海で 俺のために 笑って コルトに斃れた 姑娘 サリー |
夜の渚月のない 夜の渚に ひとり来た 俺の心は 風も知らない 海も知らない 掴みそこねた 夢か うす青い貝がらを 波がさらう 砂を手に 握りしめても 答えなく 指をこぼれる それが運命さ 俺の運命さ 暗い波音 聞いて 還らない思い出は 砂に埋めよう ほろ苦い 汐の香りが 泣かせるぜ なぜか今夜は 瞼濡らして 胸を濡らして そっと口笛 吹けば ただ重い哀しみが 俺にかぶさる | 石原裕次郎 | 南沢純三 | 野崎真一 | 久慈ひろし | 月のない 夜の渚に ひとり来た 俺の心は 風も知らない 海も知らない 掴みそこねた 夢か うす青い貝がらを 波がさらう 砂を手に 握りしめても 答えなく 指をこぼれる それが運命さ 俺の運命さ 暗い波音 聞いて 還らない思い出は 砂に埋めよう ほろ苦い 汐の香りが 泣かせるぜ なぜか今夜は 瞼濡らして 胸を濡らして そっと口笛 吹けば ただ重い哀しみが 俺にかぶさる |
夜のプラットホーム星はまたたき 夜ふかく なりわたる なりわたる プラットホームの 別れのベルよ さよなら さよなら 君いつ帰る ひとはちりはて ただひとり いつまでも いつまでも 柱に寄りそい たたずむわたし さよなら さよなら 君いつ帰る 窓に残した あの言葉 泣かないで 泣かないで 瞼にやきつく さみしい笑顔 さよなら さよなら 君いつ帰る | 石原裕次郎 | 奥野椰子夫 | 服部良一 | | 星はまたたき 夜ふかく なりわたる なりわたる プラットホームの 別れのベルよ さよなら さよなら 君いつ帰る ひとはちりはて ただひとり いつまでも いつまでも 柱に寄りそい たたずむわたし さよなら さよなら 君いつ帰る 窓に残した あの言葉 泣かないで 泣かないで 瞼にやきつく さみしい笑顔 さよなら さよなら 君いつ帰る |
夜よ多分 生きているかぎり 俺が誰にも見せない顔を 知ってる奴 それはお前 夜よ 夜よ 闇の中で わらべ唄を口ずさみ 部屋に枕の 白い羽根を散らすとき 夜は俺をみつめてる そして全てを 許してくれる 涙よりも優しい奴 夜よ 夜よ 夢も人も通りすぎ 道に枯葉も 落ちていない日 お前となら語りあえる 夜よ 夜よ 花を恨み マッチ棒で火をつけて 燃えてよじれる 花の姿見てるとき 夜は俺の肩に手を かけて静かに ゆすってくれる ふりかえれば 笑いかける 夜よ 夜よ 闇の中で わらべ唄を口ずさみ 部屋に枕の 白い羽根を散らすとき 夜は俺をみつめてる そして全てを 許してくれる 涙よりも優しい奴 夜よ 夜よ | 石原裕次郎 | なかにし礼 | 浜圭介 | 高田弘 | 多分 生きているかぎり 俺が誰にも見せない顔を 知ってる奴 それはお前 夜よ 夜よ 闇の中で わらべ唄を口ずさみ 部屋に枕の 白い羽根を散らすとき 夜は俺をみつめてる そして全てを 許してくれる 涙よりも優しい奴 夜よ 夜よ 夢も人も通りすぎ 道に枯葉も 落ちていない日 お前となら語りあえる 夜よ 夜よ 花を恨み マッチ棒で火をつけて 燃えてよじれる 花の姿見てるとき 夜は俺の肩に手を かけて静かに ゆすってくれる ふりかえれば 笑いかける 夜よ 夜よ 闇の中で わらべ唄を口ずさみ 部屋に枕の 白い羽根を散らすとき 夜は俺をみつめてる そして全てを 許してくれる 涙よりも優しい奴 夜よ 夜よ |
別離(ラズルカ)旅立つ人の 睫毛に凍る 別れの涙 星のひかり 別れの涙 星のひかり くちづけ哀し 夜明けは遠し ともしび揺れて 痛むこころ ともしび揺れて 痛むこころ 大地の果ても 厭わぬものを 別れを急かす 橇の鈴よ 別れを急かす 橇の鈴よ ラズルカの歌 さらばさらば ラズルカの歌 さらばさらば | 石原裕次郎 | 渋谷郁男 | 牧野昭一 | 牧野昭一 | 旅立つ人の 睫毛に凍る 別れの涙 星のひかり 別れの涙 星のひかり くちづけ哀し 夜明けは遠し ともしび揺れて 痛むこころ ともしび揺れて 痛むこころ 大地の果ても 厭わぬものを 別れを急かす 橇の鈴よ 別れを急かす 橇の鈴よ ラズルカの歌 さらばさらば ラズルカの歌 さらばさらば |
ラブユー東京七色の虹が 消えてしまったの シャボン玉のような わたしの涙 あなただけが いきがいなの 忘れられない ラブユー ラブユー 涙の東京 いつまでもあたし めそめそしないわ シャボン玉のような 明るい涙 明日からは あなたなしで 生きてゆくのね ラブユー ラブユー 涙の東京 幸せの星を きっとみつけるの シャボン玉のような 夢見る涙 お馬鹿さんね あなただけを信じた あたし ラブユー ラブユー 涙の東京 | 石原裕次郎 | 上原尚 | 中川博之 | | 七色の虹が 消えてしまったの シャボン玉のような わたしの涙 あなただけが いきがいなの 忘れられない ラブユー ラブユー 涙の東京 いつまでもあたし めそめそしないわ シャボン玉のような 明るい涙 明日からは あなたなしで 生きてゆくのね ラブユー ラブユー 涙の東京 幸せの星を きっとみつけるの シャボン玉のような 夢見る涙 お馬鹿さんね あなただけを信じた あたし ラブユー ラブユー 涙の東京 |
離愁散りゆく恋の うしろ姿ふりむいて 雨にけむる街角で 泣きぬれたおまえ いとしさに ふるえる肩を抱きながら しのび逢う 罪に酔いしれた 帰らぬ夢が 帰らぬ季節が 煙草のけむりに 今もゆらめく… 胸の痛みに ひとりあおるグラスにも 消したはずの残り火が やるせなく燃える わびしさを誰に ぶつけるあてもなく ゆきずりの 花を踏みつける おまえの笑顔 おまえの涙 むなしくもとめて 夜をさまよう… いとしさに ふるえる肩を抱きながら しのび逢う 罪に酔いしれた 帰らぬ夢が 帰らぬ季節が 煙草のけむりに 今もゆらめく… | 石原裕次郎 | 水木れいじ | 浜圭介 | 竜崎孝路 | 散りゆく恋の うしろ姿ふりむいて 雨にけむる街角で 泣きぬれたおまえ いとしさに ふるえる肩を抱きながら しのび逢う 罪に酔いしれた 帰らぬ夢が 帰らぬ季節が 煙草のけむりに 今もゆらめく… 胸の痛みに ひとりあおるグラスにも 消したはずの残り火が やるせなく燃える わびしさを誰に ぶつけるあてもなく ゆきずりの 花を踏みつける おまえの笑顔 おまえの涙 むなしくもとめて 夜をさまよう… いとしさに ふるえる肩を抱きながら しのび逢う 罪に酔いしれた 帰らぬ夢が 帰らぬ季節が 煙草のけむりに 今もゆらめく… |
黎明旅立ちには 手を振れない 駆け寄って 声もかけない 踏み出す 爪先には 新な時代の土がある あゝ 若い子よ 背中で語れよ あゝ 陽炎が 揺れる背中で 時はゆき 人の姿は変り だけど若い子よ 夜明けは巡り来る ふりかえれば もう見えない 立ちどまり 過去は呼べない 嵐にもみしだかれ 理想は砕けてしまっても あゝ 若い子よ 瞳にうつせよ あゝ 流れ雲 走る早さを 時はゆき 人の姿は変り だけど若い子よ 夜明けは巡り来る 時はゆき 人の姿は変り だけど若い子よ 夜明けは巡り来る | 石原裕次郎 | 阿久悠 | 三木たかし | 若草恵 | 旅立ちには 手を振れない 駆け寄って 声もかけない 踏み出す 爪先には 新な時代の土がある あゝ 若い子よ 背中で語れよ あゝ 陽炎が 揺れる背中で 時はゆき 人の姿は変り だけど若い子よ 夜明けは巡り来る ふりかえれば もう見えない 立ちどまり 過去は呼べない 嵐にもみしだかれ 理想は砕けてしまっても あゝ 若い子よ 瞳にうつせよ あゝ 流れ雲 走る早さを 時はゆき 人の姿は変り だけど若い子よ 夜明けは巡り来る 時はゆき 人の姿は変り だけど若い子よ 夜明けは巡り来る |
ロンリーナイト・ロンリーウェイLONELY NIGHT LONELY WAY もうこんなに来てしまった LONELY NIGHT LONELY WAY 若い日は 遠いまぼろし 頬を過ぎる 北の風が くわえ煙草の 煙りを散らす すれ違う若者が まぶしくて 重いため息 街角に捨てる 駅に向う 背中ごしに 酔った笑いが 追いかけてくる 露地裏の空き缶が カラカラと 風に吹かれて 泣きながら踊る LONELY NIGHT LONELY WAY もうこんなに来てしまった LONELY NIGHT LONELY WAY 若い日は 遠いまぼろし 汗と夢を分かちあった 友はどうしているのだろうか 立ち止まる 足下に青春の にがい涙の想い出が絡む LONELY NIGHT LONELY WAY もうこんなに来てしまった LONELY NIGHT LONELY WAY 若い日は 遠いまぼろし LONELY NIGHT LONELY WAY もうこんなに来てしまった LONELY NIGHT LONELY WAY 若い日は 遠いまぼろし | 石原裕次郎 | 松本礼児 | 浜圭介 | 小六禮次郎 | LONELY NIGHT LONELY WAY もうこんなに来てしまった LONELY NIGHT LONELY WAY 若い日は 遠いまぼろし 頬を過ぎる 北の風が くわえ煙草の 煙りを散らす すれ違う若者が まぶしくて 重いため息 街角に捨てる 駅に向う 背中ごしに 酔った笑いが 追いかけてくる 露地裏の空き缶が カラカラと 風に吹かれて 泣きながら踊る LONELY NIGHT LONELY WAY もうこんなに来てしまった LONELY NIGHT LONELY WAY 若い日は 遠いまぼろし 汗と夢を分かちあった 友はどうしているのだろうか 立ち止まる 足下に青春の にがい涙の想い出が絡む LONELY NIGHT LONELY WAY もうこんなに来てしまった LONELY NIGHT LONELY WAY 若い日は 遠いまぼろし LONELY NIGHT LONELY WAY もうこんなに来てしまった LONELY NIGHT LONELY WAY 若い日は 遠いまぼろし |
若い生命を傾けて若い生命を傾けて 力の限り 生きようよ 明るく強く 美しく 遠い遥かな 幸福を しっかりこの手に 握るまで 俺は行く 俺は行く 俺の選んだ この道を 何はなくとも この胸にゃ あの娘と二人 ささやかな 明日を築く 夢がある 遠い遥かな 幸福を しっかりこの手に 握るまで 俺は行く 俺は行く 俺の選んだ この道を | 石原裕次郎 | 渋谷郁男 | 小杉太一郎 | 小杉太一郎 | 若い生命を傾けて 力の限り 生きようよ 明るく強く 美しく 遠い遥かな 幸福を しっかりこの手に 握るまで 俺は行く 俺は行く 俺の選んだ この道を 何はなくとも この胸にゃ あの娘と二人 ささやかな 明日を築く 夢がある 遠い遥かな 幸福を しっかりこの手に 握るまで 俺は行く 俺は行く 俺の選んだ この道を |
若い魂嵐吹くから 荒さぶから 生きてく力が 湧いてくる 若い魂だ お前も俺も 辛い男の 花道ふんで 泪こらえて 唄うのさ 恋の吐息に むせぶ影 儚い望みに すがる影 若い魂だ あいつにこいつ みんないとしい オリオン星座 燃えて燦めく 金の星 命賭けても 一つだけ 散らしちゃならない 夢がある 若い魂だ 俺たちみんな せめて今夜は 杯あげて 花の青春 語ろうぜ | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 上原賢六 | 大久保徳二郎 | 嵐吹くから 荒さぶから 生きてく力が 湧いてくる 若い魂だ お前も俺も 辛い男の 花道ふんで 泪こらえて 唄うのさ 恋の吐息に むせぶ影 儚い望みに すがる影 若い魂だ あいつにこいつ みんないとしい オリオン星座 燃えて燦めく 金の星 命賭けても 一つだけ 散らしちゃならない 夢がある 若い魂だ 俺たちみんな せめて今夜は 杯あげて 花の青春 語ろうぜ |
別れて明日遠ざかる季節をおしむ様に君は 恋の終りに泣いてすがった それは切ないだろう 僕にはいとし涙 けれど今は何も聞かずにいかせておくれ 振り向けば幸せな日々がふたりにあると 想い出すからこのままゆく 未練心をもてば 明日は昨日になる だから今は涙をふいて 笑っておくれ それは切ないだろう 僕にはいとし涙 けれど今は情けを捨てて ひとり旅にでる | 石原裕次郎 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 馬飼野康二 | 遠ざかる季節をおしむ様に君は 恋の終りに泣いてすがった それは切ないだろう 僕にはいとし涙 けれど今は何も聞かずにいかせておくれ 振り向けば幸せな日々がふたりにあると 想い出すからこのままゆく 未練心をもてば 明日は昨日になる だから今は涙をふいて 笑っておくれ それは切ないだろう 僕にはいとし涙 けれど今は情けを捨てて ひとり旅にでる |
別れの磯千鳥逢うが別れの はじめとは 知らぬ私じゃ ないけれど せつなく残る この思い 知っているのは 磯千鳥 泣いてくれるな そよ風よ 希望(のぞみ)抱いた あの人に 晴れの笑顔が 何故悲し 沖のかもめも 涙声 希望の船よ ドラの音に いとしあなたの 面影が はるか彼方に 消えて行く 青い空には 黒けむり 黒けむり… | 石原裕次郎 | 福山たか子 | フランシスコ座波 | | 逢うが別れの はじめとは 知らぬ私じゃ ないけれど せつなく残る この思い 知っているのは 磯千鳥 泣いてくれるな そよ風よ 希望(のぞみ)抱いた あの人に 晴れの笑顔が 何故悲し 沖のかもめも 涙声 希望の船よ ドラの音に いとしあなたの 面影が はるか彼方に 消えて行く 青い空には 黒けむり 黒けむり… |
別れの言葉に接吻(くちづけ)を季節の終りを告げる 北風吹けば 小さな木の葉が 仲間にはぐれて 窓にこぼれちる 君とみた夢も 淡いまぼろしか うつろによみがえる 別れの言葉にくちづけを 君に幸せを 途切れたふたりの暮し 雨の坂道 哀しみあふれた チャペルの調べに 胸がふるえるよ 深い傷あとを つけた年月を 忘れて生きてくれ 別れの言葉にくちづけを 君に幸せを ひとつの涙の中に ふたりが秘めた 去りゆくあの日の 心の想い出を かくす切なさよ 白い朝もやに 消えた面影が かすかに目にしみる 別れの言葉にくちづけを 明日に幸せを | 石原裕次郎 | 野口恵 | 四方章人 | 小谷充 | 季節の終りを告げる 北風吹けば 小さな木の葉が 仲間にはぐれて 窓にこぼれちる 君とみた夢も 淡いまぼろしか うつろによみがえる 別れの言葉にくちづけを 君に幸せを 途切れたふたりの暮し 雨の坂道 哀しみあふれた チャペルの調べに 胸がふるえるよ 深い傷あとを つけた年月を 忘れて生きてくれ 別れの言葉にくちづけを 君に幸せを ひとつの涙の中に ふたりが秘めた 去りゆくあの日の 心の想い出を かくす切なさよ 白い朝もやに 消えた面影が かすかに目にしみる 別れの言葉にくちづけを 明日に幸せを |
別れのタンゴ別れの言葉は 小雨の花か 「さようなら」と 濡れて散る あつい情に 泣いたあの夜も はかない ひと夜のつゆか あふるる涙に 夜空がうつる 「さようなら」と 流れ星 恋のアルバム ひとりひらけば わびしや まぶたはくもる あの日の言葉を ひそめて抱いて 「さようなら」と また歌う 恋のなごりに 胸をやく身の いとしや 別れのタンゴ | 石原裕次郎 | 藤浦洸 | 万城目正 | | 別れの言葉は 小雨の花か 「さようなら」と 濡れて散る あつい情に 泣いたあの夜も はかない ひと夜のつゆか あふるる涙に 夜空がうつる 「さようなら」と 流れ星 恋のアルバム ひとりひらけば わびしや まぶたはくもる あの日の言葉を ひそめて抱いて 「さようなら」と また歌う 恋のなごりに 胸をやく身の いとしや 別れのタンゴ |
別れの伝言小雨の港横浜 ハーバーライトに 影おとす 淋しげな男の背中よ my lonely heart 寒い心を my lonely heart ひきずって いまも お前を 探していると 伝えて おくれ ああ心よ 別れを忍ぶ桟橋 外国船に 今日もまた 夢たくす 心の旅路よ my lonely heart 胸のすき間に my lonely heart 夢うずめ いまも お前を 探していると 伝えておくれ ああ心よ my lonely heart 愛のかけらを my lonely heart あたためて いまも お前を 探していると 伝えておくれ ああ夜霧よ | 石原裕次郎 | 荒木とよひさ | 三木たかし | 若草恵 | 小雨の港横浜 ハーバーライトに 影おとす 淋しげな男の背中よ my lonely heart 寒い心を my lonely heart ひきずって いまも お前を 探していると 伝えて おくれ ああ心よ 別れを忍ぶ桟橋 外国船に 今日もまた 夢たくす 心の旅路よ my lonely heart 胸のすき間に my lonely heart 夢うずめ いまも お前を 探していると 伝えておくれ ああ心よ my lonely heart 愛のかけらを my lonely heart あたためて いまも お前を 探していると 伝えておくれ ああ夜霧よ |
わが人生に悔いなし鏡に映る わが顔に グラスをあげて 乾杯を たった一つの 星をたよりに はるばる遠くへ 来たもんだ 長かろうと 短かろうと わが人生に 悔いはない この世に歌が あればこそ こらえた涙 いくたびか 親にもらった 体一つで 戦い続けた 気持よさ 右だろうと 左だろうと わが人生に 悔いはない 桜の花の 下で見る 夢にも似てる 人生さ 純で行こうぜ 愛で行こうぜ 生きてるかぎりは 青春だ 夢だろうと 現実(うつつ)だろうと わが人生に 悔いはない わが人生に 悔いはない | 石原裕次郎 | なかにし礼 | 加藤登紀子 | | 鏡に映る わが顔に グラスをあげて 乾杯を たった一つの 星をたよりに はるばる遠くへ 来たもんだ 長かろうと 短かろうと わが人生に 悔いはない この世に歌が あればこそ こらえた涙 いくたびか 親にもらった 体一つで 戦い続けた 気持よさ 右だろうと 左だろうと わが人生に 悔いはない 桜の花の 下で見る 夢にも似てる 人生さ 純で行こうぜ 愛で行こうぜ 生きてるかぎりは 青春だ 夢だろうと 現実(うつつ)だろうと わが人生に 悔いはない わが人生に 悔いはない |
鷲と鷹海の男は行く 強者(つわもの)は行く 波が騒ごうと 笑って行くが 夕陽が燃えりゃ 何故か泣ける 遠い雲間に まことの幸が あるんだ行こうよ 海を越えて 海の男は行く 星を求めて さすらいの旅路 どこまで続く 陸(おか)で失くした 心の星を 探そうよ遥かに 波間の彼方 気ままに行こうぜ 海を越えて | 石原裕次郎 | 井上梅次 | 萩原忠司 | | 海の男は行く 強者(つわもの)は行く 波が騒ごうと 笑って行くが 夕陽が燃えりゃ 何故か泣ける 遠い雲間に まことの幸が あるんだ行こうよ 海を越えて 海の男は行く 星を求めて さすらいの旅路 どこまで続く 陸(おか)で失くした 心の星を 探そうよ遥かに 波間の彼方 気ままに行こうぜ 海を越えて |
忘れた虹泣きなよ 泣きたけりゃ お前が好きなだけ 哀しい昔なら 涙で流すのさ お前が忘れた虹を 涙の中 見つけるのさ 明日も 俺がいる いつでも 俺はいるよ おやすみ まつ毛とじ いい夢見るんだよ 男を信じろよ 俺なら消えはしない お前が忘れた虹を 二人だけで 見つけるのさ 明日も俺がいる いつでも俺はいるよ | 石原裕次郎 | 山上路夫 | 三木たかし | 三木たかし | 泣きなよ 泣きたけりゃ お前が好きなだけ 哀しい昔なら 涙で流すのさ お前が忘れた虹を 涙の中 見つけるのさ 明日も 俺がいる いつでも 俺はいるよ おやすみ まつ毛とじ いい夢見るんだよ 男を信じろよ 俺なら消えはしない お前が忘れた虹を 二人だけで 見つけるのさ 明日も俺がいる いつでも俺はいるよ |
忘れはしないいつまでも(セリフ)まったくいやな雨だ… (セリフ)たまらなく淋しくなってきたよ… そぼ降る 小雨が 涙を誘う 街角のネオンも 悲しそう (セリフ)泣かないでおくれ (セリフ)恋し お前よ 泣かずにおくれ 忘れはしない いつまでも いつまでも (セリフ)あの頃は 楽しかったね 二人で歩いた 夜霧の並木 なんとなく頬寄せ ほほえんで (セリフ)可愛かったよ (セリフ)そっとやさしく抱きし君を 忘れはしない いつまでも いつまでも (セリフ)馬鹿なこの俺を ゆるしてくれるね コートが しっぽり 小雨にぬれて いつの日に晴れるか 我が胸よ (セリフ)さようなら 遠く去り行く 君の面影 忘れはしない いつまでも いつまでも | 石原裕次郎 | 石巻宗一郎 | バッキー白片 | バッキー白片 | (セリフ)まったくいやな雨だ… (セリフ)たまらなく淋しくなってきたよ… そぼ降る 小雨が 涙を誘う 街角のネオンも 悲しそう (セリフ)泣かないでおくれ (セリフ)恋し お前よ 泣かずにおくれ 忘れはしない いつまでも いつまでも (セリフ)あの頃は 楽しかったね 二人で歩いた 夜霧の並木 なんとなく頬寄せ ほほえんで (セリフ)可愛かったよ (セリフ)そっとやさしく抱きし君を 忘れはしない いつまでも いつまでも (セリフ)馬鹿なこの俺を ゆるしてくれるね コートが しっぽり 小雨にぬれて いつの日に晴れるか 我が胸よ (セリフ)さようなら 遠く去り行く 君の面影 忘れはしない いつまでも いつまでも |
忘れるものか抱いてやりたい 燃えてもみたい それさえ出来ない 恋なのに すこし逢えぬと すぐ淋しがる 君をみてると いとしくて 今日も云えない さよならが こんな切ない 恋になるなら 君には逢いたく なかったぜ 風に吹かれる 黒髪までが 過ぎたおもいで さそう夜 俺はいまさら くやむのさ 君の涙を 見るのがつらい だから黙って 別れるが 花の匂いの 可愛い君を 忘れるものか いつまでも 遠く倖せ みているぜ | 石原裕次郎 | 有馬三恵子 | 鈴木淳 | | 抱いてやりたい 燃えてもみたい それさえ出来ない 恋なのに すこし逢えぬと すぐ淋しがる 君をみてると いとしくて 今日も云えない さよならが こんな切ない 恋になるなら 君には逢いたく なかったぜ 風に吹かれる 黒髪までが 過ぎたおもいで さそう夜 俺はいまさら くやむのさ 君の涙を 見るのがつらい だから黙って 別れるが 花の匂いの 可愛い君を 忘れるものか いつまでも 遠く倖せ みているぜ |
ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョーOne Rainy Night In Tokyo 濡れた 舗道には ゆれる灯が 何故か切なくて なんにもいらない 二人だけの夜 かわす瞳が 囁くアイ・ラブ・ユー One Rainy Night In Tokyo One Rainy Night In Tokyo One Rainy Night In Tokyo 雨に濡れながら かわした瞳に 心はときめく このしあわせこそ 二人だけのもの 愛のしるしを ちかうアイ・ラブ・ユー One Rainy Night In Tokyo One Rainy Night In Tokyo | 石原裕次郎 | 鈴木道明 | 鈴木道明 | | One Rainy Night In Tokyo 濡れた 舗道には ゆれる灯が 何故か切なくて なんにもいらない 二人だけの夜 かわす瞳が 囁くアイ・ラブ・ユー One Rainy Night In Tokyo One Rainy Night In Tokyo One Rainy Night In Tokyo 雨に濡れながら かわした瞳に 心はときめく このしあわせこそ 二人だけのもの 愛のしるしを ちかうアイ・ラブ・ユー One Rainy Night In Tokyo One Rainy Night In Tokyo |