五番街のマリーへ五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんな暮らししているのか 見て来てほしい 五番街は古い町で 昔からの人が きっと住んでいると思う たずねてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが気がかり 五番街でうわさをきいて もしも嫁に行って 今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい 五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんな暮らししているのか 見て来てほしい 五番街で住んだ頃は 長い髪をしてた 可愛いマリー 今はどうかしらせてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが気がかり 五番街は近いけれど とても遠いところ 悪いけれどそんな思い 察してほしい | 青江三奈 | 阿久悠 | 都倉俊一 | | 五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんな暮らししているのか 見て来てほしい 五番街は古い町で 昔からの人が きっと住んでいると思う たずねてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが気がかり 五番街でうわさをきいて もしも嫁に行って 今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい 五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんな暮らししているのか 見て来てほしい 五番街で住んだ頃は 長い髪をしてた 可愛いマリー 今はどうかしらせてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが気がかり 五番街は近いけれど とても遠いところ 悪いけれどそんな思い 察してほしい |
この恋なくしたら灯りがほしい 暗い夜 ひとり ひっそりキャンドル ともす しあわせうすい 夜の蝶 ようやく 探した恋だから この恋 なくしてしまったら あたしはとっても 生きてはゆけない 涙が出てくる 暗い夜 ひとり 淋しくキャンドル ともす しあわせうすい 夜の蝶 ようやく つかんだ恋だから この恋 なくしてしまったら あたしはとっても 生きてはゆけない いくども迎えた 暗い夜 ひとり せつなくキャンドル ともす しあわせうすい 夜の蝶 ようやく 咲かせた恋だから この恋 散らしてしまったら あたしはとっても 生きてはゆけない | 青江三奈 | 川内康範 | 吉田正 | | 灯りがほしい 暗い夜 ひとり ひっそりキャンドル ともす しあわせうすい 夜の蝶 ようやく 探した恋だから この恋 なくしてしまったら あたしはとっても 生きてはゆけない 涙が出てくる 暗い夜 ひとり 淋しくキャンドル ともす しあわせうすい 夜の蝶 ようやく つかんだ恋だから この恋 なくしてしまったら あたしはとっても 生きてはゆけない いくども迎えた 暗い夜 ひとり せつなくキャンドル ともす しあわせうすい 夜の蝶 ようやく 咲かせた恋だから この恋 散らしてしまったら あたしはとっても 生きてはゆけない |
国際線待合室青いランプの誘導路 なぜか今夜は身にしみる 逢えばつらいと逢えばつらいと 知りながら ひとり来ました逢いたくて ああ 涙の空港待合室 別れ涙に泣くひとも 嬉し涙に泣くひとも つきぬ想いはつきぬ想いは さまざまに ゲートを越せばよその国 ああ 夜霧の空港待合室 別れ言葉のその先は 遥かに遠い滑走路(ラン・ウェイ) 長い別れの長い別れの 尾を引いて 異国の空に消えた人 ああ 大阪空港待合室 | 青江三奈 | 千坊さかえ | 花礼二 | | 青いランプの誘導路 なぜか今夜は身にしみる 逢えばつらいと逢えばつらいと 知りながら ひとり来ました逢いたくて ああ 涙の空港待合室 別れ涙に泣くひとも 嬉し涙に泣くひとも つきぬ想いはつきぬ想いは さまざまに ゲートを越せばよその国 ああ 夜霧の空港待合室 別れ言葉のその先は 遥かに遠い滑走路(ラン・ウェイ) 長い別れの長い別れの 尾を引いて 異国の空に消えた人 ああ 大阪空港待合室 |
恍惚のブルース女の命は 恋だから 恋におぼれて流されて 死ぬほどたのしい夢をみた あとはおぼろ あとはおぼろ ああ 今宵またしのびよる 恍惚のブルースよ あたしをこんなにしたあなた ブルーシルクの雨が降り こころがしっとり濡れていた あとはおぼろ あとはおぼろ ああ 今宵またしのびなく 恍惚のブルースよ あなたがこんなにしたわたし ブルーパールの霧が降り わたしは貝になっていた あとはおぼろ あとはおぼろ ああ 今宵またすすり泣く 恍惚のブルースよ | 青江三奈 | 川内康範 | 浜口庫之助 | | 女の命は 恋だから 恋におぼれて流されて 死ぬほどたのしい夢をみた あとはおぼろ あとはおぼろ ああ 今宵またしのびよる 恍惚のブルースよ あたしをこんなにしたあなた ブルーシルクの雨が降り こころがしっとり濡れていた あとはおぼろ あとはおぼろ ああ 今宵またしのびなく 恍惚のブルースよ あなたがこんなにしたわたし ブルーパールの霧が降り わたしは貝になっていた あとはおぼろ あとはおぼろ ああ 今宵またすすり泣く 恍惚のブルースよ |
恋命一人で生きても命はいのち 二人で生きても命はいのち だから 賭けてるあなた一人に つまずき つまずきやっとのことに つかんだほんとの恋だから どこで死んでも命はいのち どこで生きても命はいのち 会うも さだめよ別れもさだめ この世の きまりをのりこえて たがいに あずけた恋命 なんに散らそうと命はいのち なんに咲こうと命はいのち だから 悔いなく二人で燃えて いのち ひとつに溶けあって あなたと 揚げる恋花火 | 青江三奈 | 川内康範 | 川内康範 | | 一人で生きても命はいのち 二人で生きても命はいのち だから 賭けてるあなた一人に つまずき つまずきやっとのことに つかんだほんとの恋だから どこで死んでも命はいのち どこで生きても命はいのち 会うも さだめよ別れもさだめ この世の きまりをのりこえて たがいに あずけた恋命 なんに散らそうと命はいのち なんに咲こうと命はいのち だから 悔いなく二人で燃えて いのち ひとつに溶けあって あなたと 揚げる恋花火 |
グッド・ナイトGOOD NIGHT GOOD NIGHT SWEET HEART GOOD NIGHT なんでもない様に 街角で 別れたけれど あの夜から 忘れられなく なっちゃった 名残り惜しさに ああ 星を見つめりゃ 泣けてくる GOOD NIGHT GOOD NIGHT SWEET HEART GOOD NIGHT わたしがひとりで ただ熱く 燃えてることなど 知らないで 霧が降る降る 夜が更ける 肩に散らした ああ 髪も吐息に ふるえてる GOOD NIGHT GOOD NIGHT SWEET HEART GOOD NIGHT 涙ぐんでる 泣いてるに 恋にゃつれない ああ 青い街灯の 曲り角 GOOD NIGHT GOOD NIGHT SWEET HEART GOOD NIGHT | 青江三奈 | 佐伯孝夫 | 吉田正 | | GOOD NIGHT GOOD NIGHT SWEET HEART GOOD NIGHT なんでもない様に 街角で 別れたけれど あの夜から 忘れられなく なっちゃった 名残り惜しさに ああ 星を見つめりゃ 泣けてくる GOOD NIGHT GOOD NIGHT SWEET HEART GOOD NIGHT わたしがひとりで ただ熱く 燃えてることなど 知らないで 霧が降る降る 夜が更ける 肩に散らした ああ 髪も吐息に ふるえてる GOOD NIGHT GOOD NIGHT SWEET HEART GOOD NIGHT 涙ぐんでる 泣いてるに 恋にゃつれない ああ 青い街灯の 曲り角 GOOD NIGHT GOOD NIGHT SWEET HEART GOOD NIGHT |
銀座ブルー・ナイト銀座ひともし ブルーのコート 女心が 流れて行くわ ネオンの影で 恋に泣き 未練でうたう 流行歌 いいじゃないの いいじゃないの 銀座の女は情があって いいじゃないの 銀座そぼ降る 小雨に濡れて 帰る車を 見送る女 冷たくしないで 欲しいのと 別れた言葉が キザだけど いいじゃないの いいじゃないの 銀座の女はムードがあって いいじゃないの 銀座ひと夜の ブルーのお酒 好きなあなたが 来ない夜 ひとり遊びの 占いも すねてうらんで 泣きと出た いいじゃないの いいじゃないの 銀座の女は情があって いいじゃないの | 青江三奈 | 橋本淳 | 吉田正 | | 銀座ひともし ブルーのコート 女心が 流れて行くわ ネオンの影で 恋に泣き 未練でうたう 流行歌 いいじゃないの いいじゃないの 銀座の女は情があって いいじゃないの 銀座そぼ降る 小雨に濡れて 帰る車を 見送る女 冷たくしないで 欲しいのと 別れた言葉が キザだけど いいじゃないの いいじゃないの 銀座の女はムードがあって いいじゃないの 銀座ひと夜の ブルーのお酒 好きなあなたが 来ない夜 ひとり遊びの 占いも すねてうらんで 泣きと出た いいじゃないの いいじゃないの 銀座の女は情があって いいじゃないの |
銀座ブルースたそがれゆく銀座 いとしい街よ 恋の灯つく銀座 夢買う街よ “あの娘の笑顔が可愛い ちょっと飲んで行こうかな” “ほんとにあなたっていい方ね でもただそれだけね” たそがれゆく銀座 いとしい街よ 恋の灯つく銀座 夢買う街よ ネオン花咲く銀座 夢売る街よ こころはずむ銀座 夢買う街よ “気のない素振りが憎い 一寸酔ってやろうかな” “耳打ち話が気になるわ あなた意地悪ね” ネオン花咲く銀座 夢売る街よ こころはずむ銀座 夢買う街よ ルルールルールルー銀座 ルルールルールルー銀座 “あの娘の気持はどうだろう ちょっと聞いてみようかな” “目と目で交したお話が ピンと来てるのよ” 今宵更けゆく銀座 たのしい街よ ふたり消えゆく銀座 夜霧の街よ | 青江三奈 | 相良武 | 鈴木道明 | | たそがれゆく銀座 いとしい街よ 恋の灯つく銀座 夢買う街よ “あの娘の笑顔が可愛い ちょっと飲んで行こうかな” “ほんとにあなたっていい方ね でもただそれだけね” たそがれゆく銀座 いとしい街よ 恋の灯つく銀座 夢買う街よ ネオン花咲く銀座 夢売る街よ こころはずむ銀座 夢買う街よ “気のない素振りが憎い 一寸酔ってやろうかな” “耳打ち話が気になるわ あなた意地悪ね” ネオン花咲く銀座 夢売る街よ こころはずむ銀座 夢買う街よ ルルールルールルー銀座 ルルールルールルー銀座 “あの娘の気持はどうだろう ちょっと聞いてみようかな” “目と目で交したお話が ピンと来てるのよ” 今宵更けゆく銀座 たのしい街よ ふたり消えゆく銀座 夜霧の街よ |
祇園小唄月(つき)はおぼろに 東山(ひがしやま) 霞(かす)む夜毎(よごと)の かゞり火(び)に 夢(ゆめ)もいざよう 紅(べに)ざくら しのぶ思(おも)いを 振袖(ふりそで)に 祇園(ぎおん)恋(こい)しや だらりの帯(おび)よ 夏(なつ)は河原(かわら)の 夕涼(ゆうすず)み 白(しろ)い襟(えり)あし ぼんぼりに かくす涙(なみだ)の 口紅(くちべに)も 燃(も)えて身(み)を焼(や)く 大文字(だいもんじ) 祇園(ぎおん)恋(こい)しや だらりの帯(おび)よ 鴨(かも)の河原(かわら)の 水(みず)やせて 咽(むせ)ぶ瀬音(せをと)に 鐘(かね)の声(こえ) 枯(か)れた柳(やなぎ)に 秋風(あきかぜ)が 泣(な)くよ今宵(こよい)も 夜(よ)もすがら 祇園(ぎおん)恋(こい)しや だらりの帯(おび)よ | 青江三奈 | 長田幹彦 | 佐々紅華 | | 月(つき)はおぼろに 東山(ひがしやま) 霞(かす)む夜毎(よごと)の かゞり火(び)に 夢(ゆめ)もいざよう 紅(べに)ざくら しのぶ思(おも)いを 振袖(ふりそで)に 祇園(ぎおん)恋(こい)しや だらりの帯(おび)よ 夏(なつ)は河原(かわら)の 夕涼(ゆうすず)み 白(しろ)い襟(えり)あし ぼんぼりに かくす涙(なみだ)の 口紅(くちべに)も 燃(も)えて身(み)を焼(や)く 大文字(だいもんじ) 祇園(ぎおん)恋(こい)しや だらりの帯(おび)よ 鴨(かも)の河原(かわら)の 水(みず)やせて 咽(むせ)ぶ瀬音(せをと)に 鐘(かね)の声(こえ) 枯(か)れた柳(やなぎ)に 秋風(あきかぜ)が 泣(な)くよ今宵(こよい)も 夜(よ)もすがら 祇園(ぎおん)恋(こい)しや だらりの帯(おび)よ |
霧のハイウェー誰がつけたか ドリームコース デイトが二人の 幸福なのよ 時間の限りを 寄り添いながら 恋のドライブ 夜を夜を明かして ああオレンジカラーの 夢を見る 汐の香りを 身に沁みこませ 今夜もあなたは 迎えに来たわ 恋のドライブ 瞳をよぎる 幸福色の 虹が虹が飛んでく ああ霧が流れる 高速道路(ハイウェー) 星があんなに 降る夜に近い 芦屋六甲 風さえ甘い オレンジカラーの 光を切って 恋のドライブ 時を時を忘れて ああ あなたの胸の 花になる | 青江三奈 | 川内康範 | 大野正雄 | | 誰がつけたか ドリームコース デイトが二人の 幸福なのよ 時間の限りを 寄り添いながら 恋のドライブ 夜を夜を明かして ああオレンジカラーの 夢を見る 汐の香りを 身に沁みこませ 今夜もあなたは 迎えに来たわ 恋のドライブ 瞳をよぎる 幸福色の 虹が虹が飛んでく ああ霧が流れる 高速道路(ハイウェー) 星があんなに 降る夜に近い 芦屋六甲 風さえ甘い オレンジカラーの 光を切って 恋のドライブ 時を時を忘れて ああ あなたの胸の 花になる |
京都慕情あの人の姿懐かしい 黄昏の河原町 恋は 恋は弱い女を どうして泣かせるの 苦しめないで ああ責めないで 別れのつらさ知りながら あの人の言葉想い出す 夕焼けの高瀬川 遠い日の愛の残り火が 燃えてる嵐山 すべて すべてあなたのことが どうして消せないの 苦しめないで ああ責めないで 別れのつらさ知りながら 遠い日は二度と帰らない 夕やみの東山 苦しめないで ああ責めないで 別れのつらさ知りながら 遠い日は二度と帰らない 夕やみの桂川 | 青江三奈 | 林春生 | ザ・ベンチャーズ | | あの人の姿懐かしい 黄昏の河原町 恋は 恋は弱い女を どうして泣かせるの 苦しめないで ああ責めないで 別れのつらさ知りながら あの人の言葉想い出す 夕焼けの高瀬川 遠い日の愛の残り火が 燃えてる嵐山 すべて すべてあなたのことが どうして消せないの 苦しめないで ああ責めないで 別れのつらさ知りながら 遠い日は二度と帰らない 夕やみの東山 苦しめないで ああ責めないで 別れのつらさ知りながら 遠い日は二度と帰らない 夕やみの桂川 |
木屋町の女京都なみだ色 あなた失くした町 蒼い日暮れが来て 想い出が消える 恋を奪った 白い羽織の 木屋町の女 ああ あなたが逃げてゆく 石だたみ 京都大文字 愛を重ねた夜 夜空こがした火も いつか消えていた 思いがけない 別れの朝に 答えがなくって ああ あなたを追いかけた 石だたみ 京都たそがれに 人の噂きいて 地図をたよりに来た あなたが住む町 憎む心と 背中合わせの 愛に生きたけど ああ あなたが忘られぬ石だたみ | 青江三奈 | 千坊さかえ | 花礼二 | | 京都なみだ色 あなた失くした町 蒼い日暮れが来て 想い出が消える 恋を奪った 白い羽織の 木屋町の女 ああ あなたが逃げてゆく 石だたみ 京都大文字 愛を重ねた夜 夜空こがした火も いつか消えていた 思いがけない 別れの朝に 答えがなくって ああ あなたを追いかけた 石だたみ 京都たそがれに 人の噂きいて 地図をたよりに来た あなたが住む町 憎む心と 背中合わせの 愛に生きたけど ああ あなたが忘られぬ石だたみ |
君恋し宵闇せまれば悩みははてなし みだるるこころに うつるは誰がかげ 君恋しくちびるあせねど なみだはあふれて今宵も更けゆく 唄声すぎゆき足音ひびけど いずこにたずねん こころのおもかげ 君恋しおもいはみだれて 苦しき幾夜を誰がため忍ばん 君恋しくくちびるあせねど なみだはあふれて今宵も更けゆく 今宵も更けゆく | 青江三奈 | 時雨音羽 | 佐々紅華 | | 宵闇せまれば悩みははてなし みだるるこころに うつるは誰がかげ 君恋しくちびるあせねど なみだはあふれて今宵も更けゆく 唄声すぎゆき足音ひびけど いずこにたずねん こころのおもかげ 君恋しおもいはみだれて 苦しき幾夜を誰がため忍ばん 君恋しくくちびるあせねど なみだはあふれて今宵も更けゆく 今宵も更けゆく |
気まぐれブルースあなたを愛した 愛したからには 死ぬまで変らぬ 誓って欲しい 女ごころを 知りながら 嘘と真実は 気まぐれなのさ うそぶきながらも 火をつける ああ ああ わるい人 お前を好きでも どうにもならない 生まれた時から こうしてきたと 女ごころを 知りながら 明日のことなど わかりはしない うそぶきながらも 抱きよせる ああ ああ わるい人 冷たくされると なおさら燃えるわ せめて嘘でも 信じていたい 女ごころを 知りながら 逢った運命が 気まぐれなのさ うそぶきながらも 惹きよせる ああ ああ わるい人 | 青江三奈 | 川内康範 | 曽根幸明 | | あなたを愛した 愛したからには 死ぬまで変らぬ 誓って欲しい 女ごころを 知りながら 嘘と真実は 気まぐれなのさ うそぶきながらも 火をつける ああ ああ わるい人 お前を好きでも どうにもならない 生まれた時から こうしてきたと 女ごころを 知りながら 明日のことなど わかりはしない うそぶきながらも 抱きよせる ああ ああ わるい人 冷たくされると なおさら燃えるわ せめて嘘でも 信じていたい 女ごころを 知りながら 逢った運命が 気まぐれなのさ うそぶきながらも 惹きよせる ああ ああ わるい人 |
北の盛り場ああ 逢いたい 逢いたい あのひと… 粉雪舞い散る盛り場は なぜか はかなげな 女がいる 無口でさびしい ひとがいる 恋などしないと 唇かみしめ うつくむ横顔に 心を魅(ひ)かれて またたずね行く ああ 逢いたい 逢いたい あのひと ああ 北国 盛り場 恋灯り 乗りかえ駅から二つ目の こんな悲しげな盛り場にも いのちを賭(か)けたい ひとがいる 不幸になるから 誘っちゃ駄目よと 身をひく いじらしさ 捨ててはおけない 気にさせるのさ ああ 逢いたい 逢いたい あのひと ああ 北国 盛り場 恋灯り | 青江三奈 | 阿久悠 | 井上忠夫 | | ああ 逢いたい 逢いたい あのひと… 粉雪舞い散る盛り場は なぜか はかなげな 女がいる 無口でさびしい ひとがいる 恋などしないと 唇かみしめ うつくむ横顔に 心を魅(ひ)かれて またたずね行く ああ 逢いたい 逢いたい あのひと ああ 北国 盛り場 恋灯り 乗りかえ駅から二つ目の こんな悲しげな盛り場にも いのちを賭(か)けたい ひとがいる 不幸になるから 誘っちゃ駄目よと 身をひく いじらしさ 捨ててはおけない 気にさせるのさ ああ 逢いたい 逢いたい あのひと ああ 北国 盛り場 恋灯り |
彼と…たそがれが あの窓におりて来て カーテンをむらさきに そめている 坂道の あたりまで出迎えに 行こうかと手を休め ふと思う 彼と くらしているこの部屋で いつかは泣く日が 来るだろうか カタカタとサンダルを 踏みならし バスが着く時間見て 走り出す 街の灯を 肩寄せて見ていたら この人は何だろうと 感じるの 一年が 過ぎたのにまだ彼は 誰にでも妹だと 話してる 彼と くらしているこの部屋で いつかは泣く日が 来るだろうか ポロポロとわけもなく 泣けて来る しあわせで頼りない 夜ふけごろ | 青江三奈 | 阿久悠 | 三木たかし | | たそがれが あの窓におりて来て カーテンをむらさきに そめている 坂道の あたりまで出迎えに 行こうかと手を休め ふと思う 彼と くらしているこの部屋で いつかは泣く日が 来るだろうか カタカタとサンダルを 踏みならし バスが着く時間見て 走り出す 街の灯を 肩寄せて見ていたら この人は何だろうと 感じるの 一年が 過ぎたのにまだ彼は 誰にでも妹だと 話してる 彼と くらしているこの部屋で いつかは泣く日が 来るだろうか ポロポロとわけもなく 泣けて来る しあわせで頼りない 夜ふけごろ |
カスバの女涙じゃないのよ 浮気な雨に ちょっぴりこの頬 濡らしただけさ ここは地の果て アルジェリア どうせカスバの 夜に咲く 酒場の女の うす情け 唄ってあげましょ わたしでよけりゃ セイヌのたそがれ 瞼の都 花はマロニエ シャンゼリゼ 赤い風車の 踊り子の 今更かえらぬ 身の上を 貴男も妾も 買われた命 恋してみたとて 一夜の火花 明日はチュニスか モロッコか 泣いて手をふる うしろ影 外人部隊の 白い服 | 青江三奈 | 大高ひさを | 久我山明 | | 涙じゃないのよ 浮気な雨に ちょっぴりこの頬 濡らしただけさ ここは地の果て アルジェリア どうせカスバの 夜に咲く 酒場の女の うす情け 唄ってあげましょ わたしでよけりゃ セイヌのたそがれ 瞼の都 花はマロニエ シャンゼリゼ 赤い風車の 踊り子の 今更かえらぬ 身の上を 貴男も妾も 買われた命 恋してみたとて 一夜の火花 明日はチュニスか モロッコか 泣いて手をふる うしろ影 外人部隊の 白い服 |
影を慕いてまぼろしの 影を慕いて雨の日に 月にやるせぬ 我が想い つつめば燃えゆる 胸の火に 身は焦(こが)れつつ しのび泣く 君故(きみゆえ)に 永き人世(ひとよ)を霜枯れて 永遠(とわ)に春見ぬ 我がさだめ 永ろうべきか 空蝉(うつせみ)の 儚(はかな)き影よ 我が恋よ | 青江三奈 | 古賀政男 | 古賀政男 | | まぼろしの 影を慕いて雨の日に 月にやるせぬ 我が想い つつめば燃えゆる 胸の火に 身は焦(こが)れつつ しのび泣く 君故(きみゆえ)に 永き人世(ひとよ)を霜枯れて 永遠(とわ)に春見ぬ 我がさだめ 永ろうべきか 空蝉(うつせみ)の 儚(はかな)き影よ 我が恋よ |
大阪ブルースあんな男と 言いながら あんな男が 忘られぬ ネオンのにじむ窓 夜ふけて雨がふる あなた寒いわ 抱きしめて あーあああ 夢に泣く 大阪ブルース いっそひとりが 気楽さと 笑う目もとが なぜ翳る 淋しさまぎらせる お酒は涙割り あなたつらいわ 酔わせてよ あーあああ 流れゆく 大阪ブルース 肩にしぐれが 似合うよな よわい女に 誰がした も一度あたためて あなたのその胸に ふたり生きたい この街で あーあああ 春はいつ 大阪ブルース | 青江三奈 | 水木かおる | 鈴木邦彦 | | あんな男と 言いながら あんな男が 忘られぬ ネオンのにじむ窓 夜ふけて雨がふる あなた寒いわ 抱きしめて あーあああ 夢に泣く 大阪ブルース いっそひとりが 気楽さと 笑う目もとが なぜ翳る 淋しさまぎらせる お酒は涙割り あなたつらいわ 酔わせてよ あーあああ 流れゆく 大阪ブルース 肩にしぐれが 似合うよな よわい女に 誰がした も一度あたためて あなたのその胸に ふたり生きたい この街で あーあああ 春はいつ 大阪ブルース |
女とお酒のぶるーすお酒に逃げなきゃ 耐(た)えられないほど 辛(つら)かったのよ あの時は 酔って溺れて この世の中の 裏と表を 知りました 寂しいこころを ささえて欲しくて あの夜すべて 許したの 嘘で繕(つくろ)う おとこの狡猾(ずるさ) 百も承知で いたのです 飲んで呑まれて 呑まれて飲んで 酒(あなた)とふたりで 生きる人生(みち) なぐさめられては また泣かされる 女とお酒の ぶるーすよ おんなの倖せ 何かと聞いたら 愛することと 答えるわ 儘(まま)にならない 憂き世だけれど 人のまごころ 信じます 飲んで呑まれて 呑まれて飲んで 酒(あなた)とふたりで 生きる人生(みち) なぐさめられては また泣かされる 女とお酒の ぶるーすよ 女とお酒の ぶるーすよ | 青江三奈 | 仁井谷俊也 | 宮下健治 | | お酒に逃げなきゃ 耐(た)えられないほど 辛(つら)かったのよ あの時は 酔って溺れて この世の中の 裏と表を 知りました 寂しいこころを ささえて欲しくて あの夜すべて 許したの 嘘で繕(つくろ)う おとこの狡猾(ずるさ) 百も承知で いたのです 飲んで呑まれて 呑まれて飲んで 酒(あなた)とふたりで 生きる人生(みち) なぐさめられては また泣かされる 女とお酒の ぶるーすよ おんなの倖せ 何かと聞いたら 愛することと 答えるわ 儘(まま)にならない 憂き世だけれど 人のまごころ 信じます 飲んで呑まれて 呑まれて飲んで 酒(あなた)とふたりで 生きる人生(みち) なぐさめられては また泣かされる 女とお酒の ぶるーすよ 女とお酒の ぶるーすよ |
男の純情男いのちの 純情は 燃えてかがやく 金の星 夜の都(みやこ)の 大空に 曇る涙を 誰が知ろ 影はやくざに やつれても きいてくれるな この胸を 所詮(しょせん) 男のゆく道は なんで女が 知るものか 暗い夜空が 明けたなら 若いみどりの 朝風に 金もいらなきゃ 名もいらぬ 愛の古巣(ふるす)へ 帰ろうよ | 青江三奈 | 佐藤惣之助 | 古賀政男 | | 男いのちの 純情は 燃えてかがやく 金の星 夜の都(みやこ)の 大空に 曇る涙を 誰が知ろ 影はやくざに やつれても きいてくれるな この胸を 所詮(しょせん) 男のゆく道は なんで女が 知るものか 暗い夜空が 明けたなら 若いみどりの 朝風に 金もいらなきゃ 名もいらぬ 愛の古巣(ふるす)へ 帰ろうよ |
小樽の灯暗いこの世を 手さぐりで 生きて流れる 花園あたり 浮世通りの 灯にすがり 酒で自口分を 責めている そんなあなたに 抱かれて泣いた 小樽の灯 石の坂道 港町 船が口笛 咲いてるような 遠い汽笛が 淋しいの 耳をふさいで 涙ぐむ 女ひとりの 想い出通り 小樽の町よ 他人行儀で とおせたら つらい噂も 立たないものを 稲荷小路の ネオン花 男なんかに だまされて 死にもできない 夜がまた来る 小樽の灯 | 青江三奈 | 吉川静夫 | 渡久地政信 | | 暗いこの世を 手さぐりで 生きて流れる 花園あたり 浮世通りの 灯にすがり 酒で自口分を 責めている そんなあなたに 抱かれて泣いた 小樽の灯 石の坂道 港町 船が口笛 咲いてるような 遠い汽笛が 淋しいの 耳をふさいで 涙ぐむ 女ひとりの 想い出通り 小樽の町よ 他人行儀で とおせたら つらい噂も 立たないものを 稲荷小路の ネオン花 男なんかに だまされて 死にもできない 夜がまた来る 小樽の灯 |
うそ折れた煙草の 吸いがらで あなたの嘘が わかるのよ 誰かいい女(ひと) 出来たのね 出来たのね あー 半年あまりの 恋なのに あー エプロン姿が よく似合う 爪もそめずに いてくれと 女があとから 泣けるよな 哀(かな)しい嘘の つける人 あなた残した わるいくせ 夜中に電話 かけるくせ 鍵をかけずに ねむるくせ ねむるくせ あー 一緒になる気も ないくせに あー 花嫁衣装は どうするの 僕は着物が 好きだよと あついくちづけ くれながら 冷たい嘘の つける人 あー あんまり飲んでは いけないよ あー 帰りの車も 気をつけて ひとりの身体じゃ ないなんて 女がほろりと くるような 優しい嘘の うまい人 | 青江三奈 | 山口洋子 | 平尾昌晃 | | 折れた煙草の 吸いがらで あなたの嘘が わかるのよ 誰かいい女(ひと) 出来たのね 出来たのね あー 半年あまりの 恋なのに あー エプロン姿が よく似合う 爪もそめずに いてくれと 女があとから 泣けるよな 哀(かな)しい嘘の つける人 あなた残した わるいくせ 夜中に電話 かけるくせ 鍵をかけずに ねむるくせ ねむるくせ あー 一緒になる気も ないくせに あー 花嫁衣装は どうするの 僕は着物が 好きだよと あついくちづけ くれながら 冷たい嘘の つける人 あー あんまり飲んでは いけないよ あー 帰りの車も 気をつけて ひとりの身体じゃ ないなんて 女がほろりと くるような 優しい嘘の うまい人 |
伊勢佐木町ブルースあなた知ってる 港ヨコハマ 街の並木に 潮風吹けば 花散る夜を 惜しむよに 伊勢佐木あたりに 灯(あかり)がともる 恋と情けの ドゥドゥビ ジュビドゥビ ジュビドゥヴァ…… 灯(ひ)がともる あたしはじめて 港ヨコハマ 雨がそぼ降り 汽笛が鳴れば 波止場の別れ 惜しむよに 伊勢佐木あたりに 灯がともる 夢をふりまく ドゥドゥビ ジュビドゥビ ジュビドゥヴァ…… 灯(ひ)がともる あなた馴染みの 港ヨコハマ 人にかくれて あの娘(こ)が泣いた 涙が花に なる時に 伊勢佐木あたりに 灯がともる 恋のムードの ドゥドゥビ ジュビドゥビ ジュビドゥヴァ…… 灯(ひ)がともる | 青江三奈 | 川内康範 | 鈴木庸一 | | あなた知ってる 港ヨコハマ 街の並木に 潮風吹けば 花散る夜を 惜しむよに 伊勢佐木あたりに 灯(あかり)がともる 恋と情けの ドゥドゥビ ジュビドゥビ ジュビドゥヴァ…… 灯(ひ)がともる あたしはじめて 港ヨコハマ 雨がそぼ降り 汽笛が鳴れば 波止場の別れ 惜しむよに 伊勢佐木あたりに 灯がともる 夢をふりまく ドゥドゥビ ジュビドゥビ ジュビドゥヴァ…… 灯(ひ)がともる あなた馴染みの 港ヨコハマ 人にかくれて あの娘(こ)が泣いた 涙が花に なる時に 伊勢佐木あたりに 灯がともる 恋のムードの ドゥドゥビ ジュビドゥビ ジュビドゥヴァ…… 灯(ひ)がともる |
池袋の夜あなたに逢えぬ 悲しさに 涙もかれて しまうほど 泣いて悩んで 死にたくなるの せめないわ せめないわ どうせ気まぐれ東京の 夜の池袋 他人のままで 別れたら よかったものを もうおそい 美久仁小路(みくにこうじ)の 灯りのように 待ちますわ 待ちますわ さようならなんて言われない 夜の池袋 にげてしまった 幸福は しょせん女の 身につかぬ お酒で忘れる 人生横丁 いつまでも いつまでも どうせ気まぐれ東京の 夜の池袋 | 青江三奈 | 吉川静夫 | 渡久地政信 | | あなたに逢えぬ 悲しさに 涙もかれて しまうほど 泣いて悩んで 死にたくなるの せめないわ せめないわ どうせ気まぐれ東京の 夜の池袋 他人のままで 別れたら よかったものを もうおそい 美久仁小路(みくにこうじ)の 灯りのように 待ちますわ 待ちますわ さようならなんて言われない 夜の池袋 にげてしまった 幸福は しょせん女の 身につかぬ お酒で忘れる 人生横丁 いつまでも いつまでも どうせ気まぐれ東京の 夜の池袋 |
夜来香あわれ春風に 嘆くうぐいすよ 月に切なくも 匂う夜来香 この香りよ 長き夜(よ)の泪 唄ううぐいすよ 恋の夢消えて 残る夜来香 この夜来香 夜来香 白い花 夜来香 恋の花 あゝ 胸痛く 唄かなし あわれ春風に 嘆くうぐいすよ つきぬ思い出の 花は夜来香 恋の夜来香 あわれ春風に 嘆くうぐいすよ つきぬ思い出の 花は夜来香 恋の夜来香 夜来香 夜来香 夜来香 | 青江三奈 | 佐伯孝夫 | 黎綿光 | | あわれ春風に 嘆くうぐいすよ 月に切なくも 匂う夜来香 この香りよ 長き夜(よ)の泪 唄ううぐいすよ 恋の夢消えて 残る夜来香 この夜来香 夜来香 白い花 夜来香 恋の花 あゝ 胸痛く 唄かなし あわれ春風に 嘆くうぐいすよ つきぬ思い出の 花は夜来香 恋の夜来香 あわれ春風に 嘆くうぐいすよ つきぬ思い出の 花は夜来香 恋の夜来香 夜来香 夜来香 夜来香 |
雨に咲く花およばぬことと 諦めました だけど恋しい あの人よ 儘になるなら いま一度 ひと目だけでも 逢いたいの 別れた人を 思えばかなし 呼んでみたとて 遠い空 雨に打たれて 泣いている 花がわたしの 恋かしら はかない夢に すぎないけれど 忘れられない あの人よ 窓に涙の セレナーデ ひとり泣くのよ むせぶのよ ひとり泣くのよ むせぶのよ | 青江三奈 | 高橋掬太郎 | 池田不二男 | | およばぬことと 諦めました だけど恋しい あの人よ 儘になるなら いま一度 ひと目だけでも 逢いたいの 別れた人を 思えばかなし 呼んでみたとて 遠い空 雨に打たれて 泣いている 花がわたしの 恋かしら はかない夢に すぎないけれど 忘れられない あの人よ 窓に涙の セレナーデ ひとり泣くのよ むせぶのよ ひとり泣くのよ むせぶのよ |
あなたに泣いたあなたに泣いた 愛して泣いた こころの底から しみじみ泣いた 辛い運命の 重たさに あきらめて ああ… ああ… あなたに泣いた あなたに泣いた 逢えずに泣いた 信じることさえ 出来ずに泣いた 味気ないけど こぼれ酒 飲みながら ああ… ああ… あなたに泣いた あなたに泣いた 別れて泣いた まぎれはしない ひとりに泣いた 派手なネオンの 冷たさに 負けたから ああ… ああ… あなたに泣いた | 青江三奈 | 滝口暉子 | 宮川としを | | あなたに泣いた 愛して泣いた こころの底から しみじみ泣いた 辛い運命の 重たさに あきらめて ああ… ああ… あなたに泣いた あなたに泣いた 逢えずに泣いた 信じることさえ 出来ずに泣いた 味気ないけど こぼれ酒 飲みながら ああ… ああ… あなたに泣いた あなたに泣いた 別れて泣いた まぎれはしない ひとりに泣いた 派手なネオンの 冷たさに 負けたから ああ… ああ… あなたに泣いた |
あなたとわたし肌でおぼえた 恋の味 こころでそっと かみしめて なんにも知らない 顔してる あなたとわたしの 夜が更ける ああ…… ふたりだけの ふたりだけの ブルースよ 花になりたい 夢がある あなたの胸に 咲きながら 女の命が 燃えている あなたとわたしの 夜が更ける ああ…… ふたりだけの ふたりだけの ブルースよ 燃えるこころの つきるまで ふたりの愛は 変らない 風も知ってる あの時を あなたとわたしの 夜が更ける ああ…… ふたりだけの ふたりだけの ブルースよ | 青江三奈 | 川内康範 | 浜口庫之助 | | 肌でおぼえた 恋の味 こころでそっと かみしめて なんにも知らない 顔してる あなたとわたしの 夜が更ける ああ…… ふたりだけの ふたりだけの ブルースよ 花になりたい 夢がある あなたの胸に 咲きながら 女の命が 燃えている あなたとわたしの 夜が更ける ああ…… ふたりだけの ふたりだけの ブルースよ 燃えるこころの つきるまで ふたりの愛は 変らない 風も知ってる あの時を あなたとわたしの 夜が更ける ああ…… ふたりだけの ふたりだけの ブルースよ |
あなたもしも私が家を建てたなら 小さな家を建てたでしょう 大きな窓と小さなドアーと 部屋には古い暖炉があるのよ 真赤なバラと白いパンジー 小犬の横にはあなたあなた あなたがいて欲しい それが私の夢だったのよ いとしいあなたは今どこに ブルーのじゅうたん敷きつめて 楽しく笑って暮らすのよ 家の外では坊やが遊び 坊やの横にはあなたあなた あなたがいて欲しい それが二人の望みだったのよ いとしいあなたは今どこに そして私はレースを編むのよ わたしの横には わたしの横には あなたあなた あなたが居てほしい | 青江三奈 | 小坂明子 | 小坂明子 | | もしも私が家を建てたなら 小さな家を建てたでしょう 大きな窓と小さなドアーと 部屋には古い暖炉があるのよ 真赤なバラと白いパンジー 小犬の横にはあなたあなた あなたがいて欲しい それが私の夢だったのよ いとしいあなたは今どこに ブルーのじゅうたん敷きつめて 楽しく笑って暮らすのよ 家の外では坊やが遊び 坊やの横にはあなたあなた あなたがいて欲しい それが二人の望みだったのよ いとしいあなたは今どこに そして私はレースを編むのよ わたしの横には わたしの横には あなたあなた あなたが居てほしい |
明日はお立ちか明日はお立ちか お名残りおしや なまじ逢わねば 泣くまいに こころとこころ つないだ糸は なんで切れましょ 切れやせぬ 思うばかりで 口には云えず 握るこの手を 忘れずに お山も今朝は 泪で曇る 君を見送る 峠道 時計みつめて いまごろあたり 汽車を降りてか 船の中 船酔いせぬか 嵐はこぬか あれさ夜空に 夫婦星 | 青江三奈 | 佐伯孝夫 | 佐々木俊一 | | 明日はお立ちか お名残りおしや なまじ逢わねば 泣くまいに こころとこころ つないだ糸は なんで切れましょ 切れやせぬ 思うばかりで 口には云えず 握るこの手を 忘れずに お山も今朝は 泪で曇る 君を見送る 峠道 時計みつめて いまごろあたり 汽車を降りてか 船の中 船酔いせぬか 嵐はこぬか あれさ夜空に 夫婦星 |
赤と黒のブルース夢をなくした 奈落の底で 何をあえぐか 影法師 カルタと酒に ただれた胸に なんで住めよか なんで住めよか ああ あの人が 赤と黒との ドレスの渦に ナイトクラブの 夜(よ)は更ける 妖(あや)しく燃える 地獄の花に 暗いこころが 暗いこころが ああ またうずく 月も疲れた 小窓の空に 見るは涯(はて)ない 闇ばかり 倒れて眠る モロッコ椅子に 落ちた涙を 落ちた涙を ああ 誰が知ろ | 青江三奈 | 宮川哲夫 | 吉田正 | | 夢をなくした 奈落の底で 何をあえぐか 影法師 カルタと酒に ただれた胸に なんで住めよか なんで住めよか ああ あの人が 赤と黒との ドレスの渦に ナイトクラブの 夜(よ)は更ける 妖(あや)しく燃える 地獄の花に 暗いこころが 暗いこころが ああ またうずく 月も疲れた 小窓の空に 見るは涯(はて)ない 闇ばかり 倒れて眠る モロッコ椅子に 落ちた涙を 落ちた涙を ああ 誰が知ろ |
アカシアの雨がやむときアカシアの雨にうたれて このまま 死んでしまいたい 夜が明ける 日がのぼる 朝の光りのその中で 冷たくなった わたしを見つけて あの人は 涙を流してくれるでしょうか アカシアの雨に泣いてる 切ない 胸はわかるまい 思い出のペンダント 白い真珠のこの胸で 淋しい今日も あたためてるのに あの人は 冷たい瞳をして何処かへ消えた アカシアの雨が止むとき 青空 さして鳩がとぶ むらさきの羽の色 それはベンチの片隅で 冷たくなった わたしのぬけがら あの人を さがして遥かに 飛び立つ影よ | 青江三奈 | 水木かおる | 藤原秀行 | | アカシアの雨にうたれて このまま 死んでしまいたい 夜が明ける 日がのぼる 朝の光りのその中で 冷たくなった わたしを見つけて あの人は 涙を流してくれるでしょうか アカシアの雨に泣いてる 切ない 胸はわかるまい 思い出のペンダント 白い真珠のこの胸で 淋しい今日も あたためてるのに あの人は 冷たい瞳をして何処かへ消えた アカシアの雨が止むとき 青空 さして鳩がとぶ むらさきの羽の色 それはベンチの片隅で 冷たくなった わたしのぬけがら あの人を さがして遥かに 飛び立つ影よ |
赤坂の夜は更けて今ごろどうして いるのかしら せつない想いに ゆれる灯かげ むなしい未練とは 知りながら 恋しい人の名を ささやけば 逢いたい気持は つのるばかり 赤坂の夜は更けゆく 夜霧が流れる 一ツ木あたり つめたくかすんだ 街の灯よ うつろなる心に たえずして なみだぐみひそかに 酔う酒よ 身にしむわびしさ しんみりと 赤坂の夜は更けゆく 赤坂の夜は更けゆく | 青江三奈 | 鈴木道明 | 鈴木道明 | | 今ごろどうして いるのかしら せつない想いに ゆれる灯かげ むなしい未練とは 知りながら 恋しい人の名を ささやけば 逢いたい気持は つのるばかり 赤坂の夜は更けゆく 夜霧が流れる 一ツ木あたり つめたくかすんだ 街の灯よ うつろなる心に たえずして なみだぐみひそかに 酔う酒よ 身にしむわびしさ しんみりと 赤坂の夜は更けゆく 赤坂の夜は更けゆく |