五木ひろしの歌詞一覧リスト  433曲中 1-200曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ダブルベッド(セリフ)今日 泊まろうよ ああ…  泣きすぎた あの夜に もう二度と 恋せぬと あれほどに 誓っても 孤独に 負けて あぁ また 抱かれてる あぁ また 恋して 幸せです 運命 成り行き 乱れ髪 ダブルベッドが あぁ 揺れている  出会わずに 済んだなら 淋しさも 一人分 会えなくて つらい日は 孤独も 二倍 あぁ また 濡れている あぁ また あの人を 待っている 一人 新宿 恋心 ダブルベッドで あぁ 一人泣く  (セリフ)ねえ よかったね ああ…  あぁ また 抱かれてる あぁ また 恋して 幸せです 運命 成り行き 乱れ髪 ダブルベッドが あぁ 揺れている ダブルベッドが あぁ 揺れている五木ひろしつんくつんく(セリフ)今日 泊まろうよ ああ…  泣きすぎた あの夜に もう二度と 恋せぬと あれほどに 誓っても 孤独に 負けて あぁ また 抱かれてる あぁ また 恋して 幸せです 運命 成り行き 乱れ髪 ダブルベッドが あぁ 揺れている  出会わずに 済んだなら 淋しさも 一人分 会えなくて つらい日は 孤独も 二倍 あぁ また 濡れている あぁ また あの人を 待っている 一人 新宿 恋心 ダブルベッドで あぁ 一人泣く  (セリフ)ねえ よかったね ああ…  あぁ また 抱かれてる あぁ また 恋して 幸せです 運命 成り行き 乱れ髪 ダブルベッドが あぁ 揺れている ダブルベッドが あぁ 揺れている
おはんGOLD LYLICだましてください さいごまで 信じるわたしを ぶたないで おんな おんな わたしはおんな 髪のひとすじ くちびるさえも あなたの女で いたいのよ  どんなにつめたく されたって 抱かれりゃあなたを ゆるしてる おんな おんな わたしはおんな 声をころして すがれば熱い 死んでもあなたに つくしたい  流れてゆくのが 浮世なら 流れてゆきます この人と おんな おんな わたしはおんな 灰になるまで 男の胸に おんなは抱かれて 夢をみるGOLD LYLIC五木ひろしたかたかし岡千秋だましてください さいごまで 信じるわたしを ぶたないで おんな おんな わたしはおんな 髪のひとすじ くちびるさえも あなたの女で いたいのよ  どんなにつめたく されたって 抱かれりゃあなたを ゆるしてる おんな おんな わたしはおんな 声をころして すがれば熱い 死んでもあなたに つくしたい  流れてゆくのが 浮世なら 流れてゆきます この人と おんな おんな わたしはおんな 灰になるまで 男の胸に おんなは抱かれて 夢をみる
さだめ川明日のゆくえ さがしても この眼の見えぬ さだめ川 あなたの愛の 流れるままに ゆるした夜は 雨でした  二人の恋を 憎むよな うわさが辛い さだめ川 故郷の町を 逃がれる旅は いずこの山か また海か  すべてを水に ながしては 生きて行けない さだめ川 あなたの愛に 次ぎの世までも ついて行きたい 私です五木ひろし石本美由起船村徹明日のゆくえ さがしても この眼の見えぬ さだめ川 あなたの愛の 流れるままに ゆるした夜は 雨でした  二人の恋を 憎むよな うわさが辛い さだめ川 故郷の町を 逃がれる旅は いずこの山か また海か  すべてを水に ながしては 生きて行けない さだめ川 あなたの愛に 次ぎの世までも ついて行きたい 私です
花も嵐の放浪記啼くは 霧笛か 海鳥か 酔って眠った かの女か 枕かかえて 喫う煙草 旅の夜更けの四畳半  土地の訛りの無い言葉 店になじまぬ 薄化粧 喧嘩売るよな話しぶり なぜか魅かれて 飲み明かす  酔って笑えば 花になり 眠りこければ あどけない いいさ このまま 膝まくら これも縁だと 貸してやる  逢えば別れの一幕を 重ね重ね 生きている 人に似あいの それぞれの 花も嵐の放浪記 花も嵐の放浪記五木ひろし阿久悠三木たかし啼くは 霧笛か 海鳥か 酔って眠った かの女か 枕かかえて 喫う煙草 旅の夜更けの四畳半  土地の訛りの無い言葉 店になじまぬ 薄化粧 喧嘩売るよな話しぶり なぜか魅かれて 飲み明かす  酔って笑えば 花になり 眠りこければ あどけない いいさ このまま 膝まくら これも縁だと 貸してやる  逢えば別れの一幕を 重ね重ね 生きている 人に似あいの それぞれの 花も嵐の放浪記 花も嵐の放浪記
この場所からこの場所から 何処へ どんな姿で 行こうとするのか見ていてほしい 別れも云わず 愛想も見せず ただ自然に旅立つ 僕の心を見ていてほしい  今だから歌える歌があり 今だから語れる夢があり 明日になれば もっともっと 唇に花咲くようになる  アア この場所から この場所から  この場所から 何を どんな想いを 感じているのかわかってほしい 気負いもなくて 飾りもなくて ただ素直にふるえる 僕の心をわかってほしい  愛あれば時代の風を知り 愛あれば季節の色を知り 涙を知れば もっともっと この胸が波立つようになる  アア この場所から この場所から  明日になれば もっともっと 唇に花咲くようになる  アア この場所から この場所から五木ひろし阿久悠三木たかしこの場所から 何処へ どんな姿で 行こうとするのか見ていてほしい 別れも云わず 愛想も見せず ただ自然に旅立つ 僕の心を見ていてほしい  今だから歌える歌があり 今だから語れる夢があり 明日になれば もっともっと 唇に花咲くようになる  アア この場所から この場所から  この場所から 何を どんな想いを 感じているのかわかってほしい 気負いもなくて 飾りもなくて ただ素直にふるえる 僕の心をわかってほしい  愛あれば時代の風を知り 愛あれば季節の色を知り 涙を知れば もっともっと この胸が波立つようになる  アア この場所から この場所から  明日になれば もっともっと 唇に花咲くようになる  アア この場所から この場所から
旅路あのひとは 今はもう 名前も変り しあわせに 訪ねることも ためらわれ 噂を聞いて 遠ざかる  この旅は いつ終わる 悲しみだけを 道づれの 愛するひとの 一人さえ この手に抱いて やれなくて  ふるさとは いつの日も 見つめるだけの ほろ苦さ 旅路の宿で 酒をくみ 一人で思い 眠るだけ五木ひろし阿久悠三木たかしあのひとは 今はもう 名前も変り しあわせに 訪ねることも ためらわれ 噂を聞いて 遠ざかる  この旅は いつ終わる 悲しみだけを 道づれの 愛するひとの 一人さえ この手に抱いて やれなくて  ふるさとは いつの日も 見つめるだけの ほろ苦さ 旅路の宿で 酒をくみ 一人で思い 眠るだけ
万華鏡あなたが 男で そして 私が女なら 色づく花になりそうなの このまま終わらないわ  たがいに 大人で 酸いも甘いも 知っていて 今さら若いこどものように 夢うつつもないけれど  たび重ねればいとしさが増し もう何もかも捨ててもいい 落着いた恋なんて ないわ ないわ ない アアア  はかなく崩れ 崩れて結び またきれいに咲く アア こぼれて散って 色どり変えて 恋 万華鏡  本気にならずに 好きとすましていられたら 火傷もせずに 生きられるのに それでは つまらないわ  静かに飲んだり 時に抱かれて踊ったり こういう仲でいるのがいいと 云いきかせていたけれど  このしあわせが苦しさを呼び 火の激しさを求めている 何げない恋なんて ないわ ないわ ない アア アア  はかなく崩れ 崩れて結び またきれいに咲く アア こぼれて散って 色どり変えて 恋 万華鏡 アア  はかなく崩れ 崩れて結び またきれいに咲く アア こぼれて散って 色どり変えて 恋 万華鏡五木ひろし阿久悠三木たかしあなたが 男で そして 私が女なら 色づく花になりそうなの このまま終わらないわ  たがいに 大人で 酸いも甘いも 知っていて 今さら若いこどものように 夢うつつもないけれど  たび重ねればいとしさが増し もう何もかも捨ててもいい 落着いた恋なんて ないわ ないわ ない アアア  はかなく崩れ 崩れて結び またきれいに咲く アア こぼれて散って 色どり変えて 恋 万華鏡  本気にならずに 好きとすましていられたら 火傷もせずに 生きられるのに それでは つまらないわ  静かに飲んだり 時に抱かれて踊ったり こういう仲でいるのがいいと 云いきかせていたけれど  このしあわせが苦しさを呼び 火の激しさを求めている 何げない恋なんて ないわ ないわ ない アア アア  はかなく崩れ 崩れて結び またきれいに咲く アア こぼれて散って 色どり変えて 恋 万華鏡 アア  はかなく崩れ 崩れて結び またきれいに咲く アア こぼれて散って 色どり変えて 恋 万華鏡
冬の舞雪が降る からだ凍えたままで 消えそうな胸の炎を抱きしめて 立ちつくす女の姿 白鷺に似て 悲しい冬の舞  あなたにそれが見えますか いちずな胸の激しさが 吹雪の彼方で揺れるのが  雪が舞えば 鳥になり 風が吹けば 花になり 川が凍れば駈け渡り あなた恋しと思うのが……  雪が降る やはりあなたは遠い かじかんだ指を吐息であたためて 蒼ざめた肌の女のいのち 風花に似て はかない冬の舞  あなたにそれが見えますか やがては紅く色づいて 真白な景色に踊るのが  雪が舞えば 鳥になり 風が吹けば 花になり 川が凍れば駈け渡り あなた恋しと思うのが……五木ひろし阿久悠三木たかし雪が降る からだ凍えたままで 消えそうな胸の炎を抱きしめて 立ちつくす女の姿 白鷺に似て 悲しい冬の舞  あなたにそれが見えますか いちずな胸の激しさが 吹雪の彼方で揺れるのが  雪が舞えば 鳥になり 風が吹けば 花になり 川が凍れば駈け渡り あなた恋しと思うのが……  雪が降る やはりあなたは遠い かじかんだ指を吐息であたためて 蒼ざめた肌の女のいのち 風花に似て はかない冬の舞  あなたにそれが見えますか やがては紅く色づいて 真白な景色に踊るのが  雪が舞えば 鳥になり 風が吹けば 花になり 川が凍れば駈け渡り あなた恋しと思うのが……
ひとり化粧三日三晩を 泣いて過して 胸も肩も やせました ひとり化粧の 長い時間に あなただけを 思い出します  いいえ 未練なんか 昨日捨てて来ました いいえ 風の音に うしろ向いたりしません  あなた さよなら 宿の便箋 こころを添えて  はれた瞼を 隠す指先 薄い紅を 塗りました ひとり化粧は 生れ変りの あなたなしで 生きるまじない  いいえ 怨みなんか なんで 抱いていましょう いいえ 冬の色に 辛くなったりしません  あなた さよなら 宿の便箋 こころを添えて  いいえ 未練なんか 昨日捨てて来ました いいえ 風の音に うしろ向いたりしません  あなた さよなら 宿の便箋 こころを添えて五木ひろし阿久悠三木たかし三日三晩を 泣いて過して 胸も肩も やせました ひとり化粧の 長い時間に あなただけを 思い出します  いいえ 未練なんか 昨日捨てて来ました いいえ 風の音に うしろ向いたりしません  あなた さよなら 宿の便箋 こころを添えて  はれた瞼を 隠す指先 薄い紅を 塗りました ひとり化粧は 生れ変りの あなたなしで 生きるまじない  いいえ 怨みなんか なんで 抱いていましょう いいえ 冬の色に 辛くなったりしません  あなた さよなら 宿の便箋 こころを添えて  いいえ 未練なんか 昨日捨てて来ました いいえ 風の音に うしろ向いたりしません  あなた さよなら 宿の便箋 こころを添えて
胸さわぎわたし 前から ツキがない 駄目になるのは慣れている  だけど みんなにある夢が わたしにあってもいい筈と こりもしないで夢を見る 時々本気になりそうな  あんたの胸はあったかい 涙をこぼしても乾きそう 抱かれて しあわせ噛みしめて 夜ふけて ふいに胸さわぎ アア また眠れない  わたし 前から ツキがない 駄目になるのは慣れている  両手いっぱいすくっても 隙間をこぼれて落ちて行く 指に残った砂粒を しみじみ見つめているばかり  あんたはやせた女が好き 不幸と道づれの女が好き 似た者どうしが寄りそって 夜明けに ふいに胸さわぎ アア また笑えない五木ひろし阿久悠三木たかしわたし 前から ツキがない 駄目になるのは慣れている  だけど みんなにある夢が わたしにあってもいい筈と こりもしないで夢を見る 時々本気になりそうな  あんたの胸はあったかい 涙をこぼしても乾きそう 抱かれて しあわせ噛みしめて 夜ふけて ふいに胸さわぎ アア また眠れない  わたし 前から ツキがない 駄目になるのは慣れている  両手いっぱいすくっても 隙間をこぼれて落ちて行く 指に残った砂粒を しみじみ見つめているばかり  あんたはやせた女が好き 不幸と道づれの女が好き 似た者どうしが寄りそって 夜明けに ふいに胸さわぎ アア また笑えない
ありふれたシャンソン他人ごとじゃ ないみたい あのひとが 別れたって あんなにも愛し あんなにも尽し うらやんでいたのに  笑わない女になり 疲れたと溜息つき もうふたたび 男には 夢見たりはしないって  わからないものね 男と女 とてもありふれたシャンソン 時のいたずらに遊ばれて 不幸になるなんて  あのひとは ご存知ね いい女 だったから 誰からも好かれ 目立ってたけれど 面影もないのよ  酔いどれになりそうだと 似合わない言葉を吐き 指環のない手を見せて 軽過ぎると云ってたわ  罪なものね 男と女 作りものめいたシャンソン 純ないいひとを いじめたり 道化にするなんて  わからないものね 男と女 とてもありふれたシャンソン 時のいたずらに遊ばれて 不幸になるなんて五木ひろし阿久悠三木たかし他人ごとじゃ ないみたい あのひとが 別れたって あんなにも愛し あんなにも尽し うらやんでいたのに  笑わない女になり 疲れたと溜息つき もうふたたび 男には 夢見たりはしないって  わからないものね 男と女 とてもありふれたシャンソン 時のいたずらに遊ばれて 不幸になるなんて  あのひとは ご存知ね いい女 だったから 誰からも好かれ 目立ってたけれど 面影もないのよ  酔いどれになりそうだと 似合わない言葉を吐き 指環のない手を見せて 軽過ぎると云ってたわ  罪なものね 男と女 作りものめいたシャンソン 純ないいひとを いじめたり 道化にするなんて  わからないものね 男と女 とてもありふれたシャンソン 時のいたずらに遊ばれて 不幸になるなんて
渚の女GOLD LYLIC逢いたくなったら ひとりで海に来て 名前をお呼びと云ったひと 別れてはじめて あなたの優しさが しみじみわたしにわかります 渚によせる しろい哀しいさざ波 女ごころをぬらして 二度とかえらぬ 夢を呼ぶ  どんなに遠くに あなたが行こうとも わたしの心は はなれない 愛した月日は そのままで生きている わたしの胸にも瞼にも まっ赤に燃えて ひとり泣いてる夕陽は 女ごころの切なさ 二度とかえらぬ 恋を呼ぶ  潮風はるか 空にちぎれる汽笛は 女ごころのさよなら 二度とかえらぬ ひとを呼ぶGOLD LYLIC五木ひろし山口洋子五木ひろし逢いたくなったら ひとりで海に来て 名前をお呼びと云ったひと 別れてはじめて あなたの優しさが しみじみわたしにわかります 渚によせる しろい哀しいさざ波 女ごころをぬらして 二度とかえらぬ 夢を呼ぶ  どんなに遠くに あなたが行こうとも わたしの心は はなれない 愛した月日は そのままで生きている わたしの胸にも瞼にも まっ赤に燃えて ひとり泣いてる夕陽は 女ごころの切なさ 二度とかえらぬ 恋を呼ぶ  潮風はるか 空にちぎれる汽笛は 女ごころのさよなら 二度とかえらぬ ひとを呼ぶ
それは…黄昏お前を花にたとえたら 真綿色した それは想い出 心の庭に そっと咲く 季節が 駆け足で 過ぎても いまは 風の便りが 幸福ならば あの日のこと 置きざりにするよ それも愛のひとつ…… あゝ お前を忘れはしない きっと きっと 生きてる限り  涙で夢を 溶かしたら 茜色した それは黄昏 心の小径を 引きかえし もう一度 この手で 抱けたら いまは 子供と遊ぶ うしろ姿を まぶたの中 浮かべてみるけど それも愛のひとつ…… あゝ お前を忘れはしない きっと きっと 生きてる限り  いまは 風の便りが 幸福ならば あの日のこと 置きざりにするよ それも愛のひとつ…… あゝ お前を忘れはしない きっと きっと 生きてる限り五木ひろし荒木とよひさ杉本真人お前を花にたとえたら 真綿色した それは想い出 心の庭に そっと咲く 季節が 駆け足で 過ぎても いまは 風の便りが 幸福ならば あの日のこと 置きざりにするよ それも愛のひとつ…… あゝ お前を忘れはしない きっと きっと 生きてる限り  涙で夢を 溶かしたら 茜色した それは黄昏 心の小径を 引きかえし もう一度 この手で 抱けたら いまは 子供と遊ぶ うしろ姿を まぶたの中 浮かべてみるけど それも愛のひとつ…… あゝ お前を忘れはしない きっと きっと 生きてる限り  いまは 風の便りが 幸福ならば あの日のこと 置きざりにするよ それも愛のひとつ…… あゝ お前を忘れはしない きっと きっと 生きてる限り
いくじなしいくじなし ぶってでも 私をひきとめてほしかった いくじなし 抱きすくめ どこへもやらないと云わせたかった やるせない瞳のままで しあわせを祈るなんて ありふれた きれいごと 誰がのぞんでいたの  あなたが悪い いくじなし  いくじなし 今だから あなたのまごころが見たかった いくじなし 二人には 別れはないのだと泣かせたかった こんな時 二枚目ぶって 見送ってくれるなんて 場違いな空(から)いばり これで最後になるわ  あなたが悪い いくじなし  やるせない瞳のままで しあわせを祈るなんて ありふれた きれいごと 誰がのぞんでいたの  あなたが悪い いくじなし いくじなし五木ひろし阿久悠三木たかしいくじなし ぶってでも 私をひきとめてほしかった いくじなし 抱きすくめ どこへもやらないと云わせたかった やるせない瞳のままで しあわせを祈るなんて ありふれた きれいごと 誰がのぞんでいたの  あなたが悪い いくじなし  いくじなし 今だから あなたのまごころが見たかった いくじなし 二人には 別れはないのだと泣かせたかった こんな時 二枚目ぶって 見送ってくれるなんて 場違いな空(から)いばり これで最後になるわ  あなたが悪い いくじなし  やるせない瞳のままで しあわせを祈るなんて ありふれた きれいごと 誰がのぞんでいたの  あなたが悪い いくじなし いくじなし
死んでもいいこころの中で かき抱き 逢わない間は 夢だけど ふとした運命(さだめ)のいたずらで 逢ってしまえば地獄にも 嬉し涙の熱さだけ 頬に感じて 愛したい うしろ指さされても 転げ落ちたい二人して 死んでもいい  ちぎれた糸をたぐり寄せ 思いを託して結ぶのは 世間の人から見たならば 道にはずれた罪になる 夢もうつつも まぼろしも すべて信じて 愛したい うしろ指さされても 転げ落ちたい二人して 死んでもいい  うしろ指さされても 転げ落ちたい二人して 死んでもいい五木ひろし阿久悠三木たかしこころの中で かき抱き 逢わない間は 夢だけど ふとした運命(さだめ)のいたずらで 逢ってしまえば地獄にも 嬉し涙の熱さだけ 頬に感じて 愛したい うしろ指さされても 転げ落ちたい二人して 死んでもいい  ちぎれた糸をたぐり寄せ 思いを託して結ぶのは 世間の人から見たならば 道にはずれた罪になる 夢もうつつも まぼろしも すべて信じて 愛したい うしろ指さされても 転げ落ちたい二人して 死んでもいい  うしろ指さされても 転げ落ちたい二人して 死んでもいい
花咲けば 花の憂いを知って 雪降れば 雪の嘆きを知らされる うつりゆく季節こころに感じ なおさらに 人のぬくもり想い出す  あなたをもう この手に抱く しあわせなど 望めなくて わたし ひとりで 口ずさむ  かごめ かごめ 籠の中の鳥は いつ いつ 出やる 女が泣いて 雨降る夜に こっそり出やる……  寄りそって 生きる明日もあれば とこしえの 夢を求めることもある さびしさも 愛の証しと思い 消え残る 肌の匂いに酔いしれる  ふるえる手で 書きつづける 終わりのない 手紙に似て わたし 今でも 恋しがる  かごめ かごめ 籠の中の鳥は いつ いつ 出やる 女が泣いて 雨降る夜に こっそり出やる……五木ひろし阿久悠五木ひろし花咲けば 花の憂いを知って 雪降れば 雪の嘆きを知らされる うつりゆく季節こころに感じ なおさらに 人のぬくもり想い出す  あなたをもう この手に抱く しあわせなど 望めなくて わたし ひとりで 口ずさむ  かごめ かごめ 籠の中の鳥は いつ いつ 出やる 女が泣いて 雨降る夜に こっそり出やる……  寄りそって 生きる明日もあれば とこしえの 夢を求めることもある さびしさも 愛の証しと思い 消え残る 肌の匂いに酔いしれる  ふるえる手で 書きつづける 終わりのない 手紙に似て わたし 今でも 恋しがる  かごめ かごめ 籠の中の鳥は いつ いつ 出やる 女が泣いて 雨降る夜に こっそり出やる……
明日の愛GOLD LYLICさようならと 泣かないで 最后(いま)は ほほえみを いつかまた めぐり逢える 太陽(ひかり)と 風のように  他人(ひと)は みな遠ざかり 希望(ゆめ)は 褪(あ)せようと 花は咲く 春がくれば 地の果て 続くかぎり  あおい海の 彼方の 静かな 岩かげ ひとつぶの 真珠になり 想い出 遠くねむる  眼を閉じれば いつでも 側にいる あなた あの星と 同じように またたく 愛のひかり  あの星と 同じように 消えない 愛のひかりGOLD LYLIC五木ひろし山口洋子筒美京平さようならと 泣かないで 最后(いま)は ほほえみを いつかまた めぐり逢える 太陽(ひかり)と 風のように  他人(ひと)は みな遠ざかり 希望(ゆめ)は 褪(あ)せようと 花は咲く 春がくれば 地の果て 続くかぎり  あおい海の 彼方の 静かな 岩かげ ひとつぶの 真珠になり 想い出 遠くねむる  眼を閉じれば いつでも 側にいる あなた あの星と 同じように またたく 愛のひかり  あの星と 同じように 消えない 愛のひかり
狼のバラード夢は捨てた 自分の手で 恋もないのさ 汚れた胸には 友達は お前だけ 影法師 あー岩に吠え 森を走り 傷つきながら月の光に生きる男 その微笑(ほほえみ)の裏側 誰も知らない 狼の涙を――  過去は捨てた この刀で 故国(くに)もないのさ 孤独な俺には 道連れは お前だけ 影法師 あー悪を斬り 罪を憎み 傷つきながら夜の谷間に生きる男 その微笑みの裏側 誰も知らない 狼の涙を――  あー誰が泣く 俺が死んでも いま居るところいつも墓場さ風に流浪(さすら)う その微笑の裏側 誰も知らない 狼の涙を――五木ひろし山口洋子平尾昌晃夢は捨てた 自分の手で 恋もないのさ 汚れた胸には 友達は お前だけ 影法師 あー岩に吠え 森を走り 傷つきながら月の光に生きる男 その微笑(ほほえみ)の裏側 誰も知らない 狼の涙を――  過去は捨てた この刀で 故国(くに)もないのさ 孤独な俺には 道連れは お前だけ 影法師 あー悪を斬り 罪を憎み 傷つきながら夜の谷間に生きる男 その微笑みの裏側 誰も知らない 狼の涙を――  あー誰が泣く 俺が死んでも いま居るところいつも墓場さ風に流浪(さすら)う その微笑の裏側 誰も知らない 狼の涙を――
今日だけはほほえみあえば一日 優しいまま はじまるよ 手のひらに乗せた 風のように ふとふれあう よろこびを あなたの胸に残して ほほえみあえば一日 優しいままで はじまるよ  肩よせあえば一日 恋したまま 過せるよ いまひらきかけた 花のように せいいっぱい 美しく つめたい風の なかでも 肩よせあえば一日 恋したままで 過せるよ  明日のために一日 涙わすれ 生きようよ 心に出逢いと 愛があれば 幸せです ほんとうに 今日だけは 皆元気で 明日のために一日 涙をわすれ 生きようよ五木ひろし山口洋子小林亜星ほほえみあえば一日 優しいまま はじまるよ 手のひらに乗せた 風のように ふとふれあう よろこびを あなたの胸に残して ほほえみあえば一日 優しいままで はじまるよ  肩よせあえば一日 恋したまま 過せるよ いまひらきかけた 花のように せいいっぱい 美しく つめたい風の なかでも 肩よせあえば一日 恋したままで 過せるよ  明日のために一日 涙わすれ 生きようよ 心に出逢いと 愛があれば 幸せです ほんとうに 今日だけは 皆元気で 明日のために一日 涙をわすれ 生きようよ
まだ乾かない油絵におずおずと 君を見つめては 絵筆とり 心の白いカンバスに その姿 写し描く遠い日  まだ愛の 形も知らないで ひと筆の 赤い絵の具 添えれば 画き終える筈の その日の別れ  時間の上を ただ あなただけが 素直に歩いていたんだね 立ちすくむ僕の腕に君が残した 黄色いバラの花言葉  鈍(にび)色の 雨が降りつづく あれからの 僕の胸の痛みを ふきはらう 君の君のおとずれ  時間の上をただ愛の絵筆が 自由に踊っているんだね  まだ乾かない油絵に書き添える 白山査子(しろさんざし)の花景色五木ひろし小椋佳小椋佳おずおずと 君を見つめては 絵筆とり 心の白いカンバスに その姿 写し描く遠い日  まだ愛の 形も知らないで ひと筆の 赤い絵の具 添えれば 画き終える筈の その日の別れ  時間の上を ただ あなただけが 素直に歩いていたんだね 立ちすくむ僕の腕に君が残した 黄色いバラの花言葉  鈍(にび)色の 雨が降りつづく あれからの 僕の胸の痛みを ふきはらう 君の君のおとずれ  時間の上をただ愛の絵筆が 自由に踊っているんだね  まだ乾かない油絵に書き添える 白山査子(しろさんざし)の花景色
流れのままに名もなき儚(はか)ない 花でさえ 無情の雨に 耐えている 誰れもが孤独(ひとり)さ せつないけれど 人の情(なさけ)が 心にしみて 熱い涙が 頬濡らす 花をかざした 愛しいお前 やがて めぐりくる 春を 待てばいい  水面に流浪(さまよ)う 人の身も 冷たい風に 期待(あて)もなく 誰れもが孤独さ 心が揺れて 命預けた 浮き舟ならば 流れのままに そのまゝに 花をかざした 愛しいお前 生きる 倖せ 花と 咲けばいい  心ひとすじ 焦(こが)れて燃えて 過ぎし幾年月(いくとせ) ひたすらに 花をかざした 愛しいお前 やがて めぐりくる 春を 待てばいい五木ひろし安麻呂五木ひろし名もなき儚(はか)ない 花でさえ 無情の雨に 耐えている 誰れもが孤独(ひとり)さ せつないけれど 人の情(なさけ)が 心にしみて 熱い涙が 頬濡らす 花をかざした 愛しいお前 やがて めぐりくる 春を 待てばいい  水面に流浪(さまよ)う 人の身も 冷たい風に 期待(あて)もなく 誰れもが孤独さ 心が揺れて 命預けた 浮き舟ならば 流れのままに そのまゝに 花をかざした 愛しいお前 生きる 倖せ 花と 咲けばいい  心ひとすじ 焦(こが)れて燃えて 過ぎし幾年月(いくとせ) ひたすらに 花をかざした 愛しいお前 やがて めぐりくる 春を 待てばいい
恋歌時は流れても 残る恋歌は 山の緑に染まり 川の音を聴き 春 夏 秋 冬をこえ 萌(も)え 咲き 散り 枯れて五木ひろし阿久悠五木ひろし時は流れても 残る恋歌は 山の緑に染まり 川の音を聴き 春 夏 秋 冬をこえ 萌(も)え 咲き 散り 枯れて
契り パートIIふるえる私の指先が あなたの顔をなぜながら 覚えさせてといったのは 季節が傾く夜でした  ザラつくひげのそりあとや ふくらむ黒子(ほくろ)の手ざわりや 心という名のかたまりも その時感じたものでした  言葉を知らない鳥たちが 体を寄せて鳴くように 夜にあからむやわ肌を あなたにあずけるだけでした 手紙は焼けば灰になり 指環もいつかは傷がつく 契(ちぎ)りという名のともしびを その時ともした人でした  契(ちぎ)りという名のともしびを その時ともした人でした五木ひろし阿久悠五木ひろしふるえる私の指先が あなたの顔をなぜながら 覚えさせてといったのは 季節が傾く夜でした  ザラつくひげのそりあとや ふくらむ黒子(ほくろ)の手ざわりや 心という名のかたまりも その時感じたものでした  言葉を知らない鳥たちが 体を寄せて鳴くように 夜にあからむやわ肌を あなたにあずけるだけでした 手紙は焼けば灰になり 指環もいつかは傷がつく 契(ちぎ)りという名のともしびを その時ともした人でした  契(ちぎ)りという名のともしびを その時ともした人でした
あほう鳥淋しさまぎれに 捨て猫飼って あー暮らすやつがいる 舞台がまわれば 安手の酒場 あー浮かれ者がいる 惚れてしまえば あいこだね 夫婦きどりの ゆめ芝居 おっとっとっと おっとっとっと また夜ふけに 泣きたがる あほう鳥  女にだけしか 見えないような あー糸があるらしい 舞台がまわれば 安手の酒場 あー浮かれ酒がある 思いこみなら あいこだね どうせこの世は ゆめまつり おっとっとっと おっとっとっと また明日も 綱わたり あほう鳥  惚れてしまえば あいこだね 夫婦きどりの ゆめ芝居 おっとっとっと おっとっとっと また夜ふけに 泣きたがる あほう鳥五木ひろし吉岡治市川昭介淋しさまぎれに 捨て猫飼って あー暮らすやつがいる 舞台がまわれば 安手の酒場 あー浮かれ者がいる 惚れてしまえば あいこだね 夫婦きどりの ゆめ芝居 おっとっとっと おっとっとっと また夜ふけに 泣きたがる あほう鳥  女にだけしか 見えないような あー糸があるらしい 舞台がまわれば 安手の酒場 あー浮かれ酒がある 思いこみなら あいこだね どうせこの世は ゆめまつり おっとっとっと おっとっとっと また明日も 綱わたり あほう鳥  惚れてしまえば あいこだね 夫婦きどりの ゆめ芝居 おっとっとっと おっとっとっと また夜ふけに 泣きたがる あほう鳥
夢色舞い彩なす色香に 流されて 捨ても切れない さだめなさ 燃えて燃えて 果てもなく 情のはざまに たちすくむ 行くへ知れない 身は何処  切なく寄りそう ぬくもりに 心乱れる 意気地なさ ゆれてゆれて うしろ影 愛の重さに よろめいて 行きつ戻りつ 身はひとつ  風花舞い降る 黄昏に 塵にまみれた 空しさよ せめて未練 残すまい 咲いて散りゆく 人の世に 別れ惜しむな 明日がある五木ひろし宇野千代・安麻呂五木ひろし彩なす色香に 流されて 捨ても切れない さだめなさ 燃えて燃えて 果てもなく 情のはざまに たちすくむ 行くへ知れない 身は何処  切なく寄りそう ぬくもりに 心乱れる 意気地なさ ゆれてゆれて うしろ影 愛の重さに よろめいて 行きつ戻りつ 身はひとつ  風花舞い降る 黄昏に 塵にまみれた 空しさよ せめて未練 残すまい 咲いて散りゆく 人の世に 別れ惜しむな 明日がある
夢見びと流れる雲に 明日の行方を 尋ねりゃ空には 風がなるばかり 生きてることの哀しみは たとえば窓の夕あかり 夢があるから こころ傷つき 人はさすらう しあわせ夢見びと  悲しみばかり つづく町にも 季節がめぐれば 小鳥がさえずる 生まれた運命(ほし)は暗くても 微笑みあれば 陽もさそう 愛をもとめて こころふれあい 人はさすらう しあわせ夢見びと  涙がほゝをぬらしても 眠ればあすの夢をみる 生命あるから こころ挫けず 人はさすらう しあわせ夢見びと五木ひろしたかたかし浜圭介流れる雲に 明日の行方を 尋ねりゃ空には 風がなるばかり 生きてることの哀しみは たとえば窓の夕あかり 夢があるから こころ傷つき 人はさすらう しあわせ夢見びと  悲しみばかり つづく町にも 季節がめぐれば 小鳥がさえずる 生まれた運命(ほし)は暗くても 微笑みあれば 陽もさそう 愛をもとめて こころふれあい 人はさすらう しあわせ夢見びと  涙がほゝをぬらしても 眠ればあすの夢をみる 生命あるから こころ挫けず 人はさすらう しあわせ夢見びと
陽炎遙かなる 地平に 旅人の影 消えて ゆらり ゆらり 陽炎か 荒野にひとり 風と何かを語り  誰れを待つのか 鈴の音  誰がために 咲くのか さざめきの 川の瀬に 涙こらえ いつまでも 微笑みうかべ ゆれる想い遠く 白い花びら 流れゆく  果てしなき この道 夕暮れの 近づきに 土に生きる 喜びを 荒野にひとり そっと土に帰り 夜明けの明日に つづく道五木ひろし安麻呂平尾昌晃遙かなる 地平に 旅人の影 消えて ゆらり ゆらり 陽炎か 荒野にひとり 風と何かを語り  誰れを待つのか 鈴の音  誰がために 咲くのか さざめきの 川の瀬に 涙こらえ いつまでも 微笑みうかべ ゆれる想い遠く 白い花びら 流れゆく  果てしなき この道 夕暮れの 近づきに 土に生きる 喜びを 荒野にひとり そっと土に帰り 夜明けの明日に つづく道
こころうたほろり ひとり ほろり 名も 知らぬ愛 めぐり めぐり逢いたい ああ 生きるこの世に 愛には愛の 人には人の 春も 夏も 秋も 冬も 刻む 歳月 なぜか なぜか身にしむ こころ こころうた  ほろり ひとり ほろり 名も 知らぬ星 きらり きらり流れて ああ きえるひかりよ 星には星の 人には人の いつか 生命 燃えて つきる 運命 知るとき なぜか なぜか身にしむ こころ こころうた  ほろり ひとり ほろり 名も 知らぬ花 ひとに ひとに踏まれて ああ 生きるつよさよ 花には花の 人には人の 見えぬ明日の 夢を信じ 生きてゆくとき なぜか なぜか身にしむ こころ こころうた五木ひろし曽我部博士荒木圭男ほろり ひとり ほろり 名も 知らぬ愛 めぐり めぐり逢いたい ああ 生きるこの世に 愛には愛の 人には人の 春も 夏も 秋も 冬も 刻む 歳月 なぜか なぜか身にしむ こころ こころうた  ほろり ひとり ほろり 名も 知らぬ星 きらり きらり流れて ああ きえるひかりよ 星には星の 人には人の いつか 生命 燃えて つきる 運命 知るとき なぜか なぜか身にしむ こころ こころうた  ほろり ひとり ほろり 名も 知らぬ花 ひとに ひとに踏まれて ああ 生きるつよさよ 花には花の 人には人の 見えぬ明日の 夢を信じ 生きてゆくとき なぜか なぜか身にしむ こころ こころうた
紅とんぼ空にしてって 酒も肴も 今日でおしまい 店仕舞 五年ありがとう 楽しかったわ いろいろお世話になりました しんみりしないでよ ケンさん 新宿駅裏 紅とんぼ 想いだしてね 時々は  いいのいいから ツケは帳消し みつぐ相手も いないもの だけどみなさん 飽きもしないで よくよく通ってくれました 唄ってよ騒いでよ しんちゃん 新宿駅裏 紅とんぼ 想いだしてね 時々は  だからほんとよ 故里へ帰るの 誰も貰っちゃ くれないし みんなありがとう うれしかったわ あふれてきちゃった想い出が 笑ってよ涕かないで チーちゃん 新宿駅裏 紅とんぼ 想いだしてね 時々は五木ひろし吉田旺船村徹空にしてって 酒も肴も 今日でおしまい 店仕舞 五年ありがとう 楽しかったわ いろいろお世話になりました しんみりしないでよ ケンさん 新宿駅裏 紅とんぼ 想いだしてね 時々は  いいのいいから ツケは帳消し みつぐ相手も いないもの だけどみなさん 飽きもしないで よくよく通ってくれました 唄ってよ騒いでよ しんちゃん 新宿駅裏 紅とんぼ 想いだしてね 時々は  だからほんとよ 故里へ帰るの 誰も貰っちゃ くれないし みんなありがとう うれしかったわ あふれてきちゃった想い出が 笑ってよ涕かないで チーちゃん 新宿駅裏 紅とんぼ 想いだしてね 時々は
しぐれ川春にそむいて しぐれ川 ふたりこぎ出す 情け舟 抜いた指輪を 川面に投げて これでわたしは あなたのものと すがるおまえを 離しはしない  着のみ着のまま ほつれ髪(げ)に せめてひとひら 花吹雪 明日の夢さえ 見えないけれど こころ通わす ぬくもりあれば 生きて行けると ほほえむおまえ  にごり川でも いつの日か 陽光(ひかり)きらめく 海に出る 死ぬも生きるも ふたりと決めた 恋のさだめが 指さすままに ゆれて流れる あゝ しぐれ川五木ひろし吉田旺徳久広司春にそむいて しぐれ川 ふたりこぎ出す 情け舟 抜いた指輪を 川面に投げて これでわたしは あなたのものと すがるおまえを 離しはしない  着のみ着のまま ほつれ髪(げ)に せめてひとひら 花吹雪 明日の夢さえ 見えないけれど こころ通わす ぬくもりあれば 生きて行けると ほほえむおまえ  にごり川でも いつの日か 陽光(ひかり)きらめく 海に出る 死ぬも生きるも ふたりと決めた 恋のさだめが 指さすままに ゆれて流れる あゝ しぐれ川
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
忍ぶ雨人目にふれる 花よりも 影で 寄り添う 花がいい めぐり逢わせの ふしあわせ なぜに 私についてくる 夢待ち 浮き草 忍ぶ雨  あなたを真似て 飲むお酒 胸の芯まで しみてくる 雨のすだれの 向こうには きっと ふたりの 明日がある さみだれ 浮き草 忍ぶ雨  うわべで飾る しあわせは しょせん ふたりの 身につかぬ 女ざかりの 短かさを あなた その手で 抱きしめて 夢待ち 浮き草 忍ぶ雨五木ひろしたきのえいじ市川昭介人目にふれる 花よりも 影で 寄り添う 花がいい めぐり逢わせの ふしあわせ なぜに 私についてくる 夢待ち 浮き草 忍ぶ雨  あなたを真似て 飲むお酒 胸の芯まで しみてくる 雨のすだれの 向こうには きっと ふたりの 明日がある さみだれ 浮き草 忍ぶ雨  うわべで飾る しあわせは しょせん ふたりの 身につかぬ 女ざかりの 短かさを あなた その手で 抱きしめて 夢待ち 浮き草 忍ぶ雨
恋舟いくら好きでも 運命(さだめ)の川に 想いを通わす 舟がない 風よ今夜は 哭(な)かないで 口紅忘れた くちびるが あなた恨んで 恋しがる 忘れたくない 恋は悲しい 未練のつくり花  木の葉舟でも あなたとならば 夢ではなかった 倖せも 窓に陽がさす 夜明けごろ あなたを探して 肩が泣く いつか慣れてた 腕枕 覚めて流れる 酒は悲しい 涙のさそい水  雨よ想い出 呼ばないで あなたのパジャマも 歯ぶらしも 捨てる勇気の 邪魔になる 今も燃えてる 愛が悲しい おんなの 恋艶歌五木ひろし里村龍一聖川湧いくら好きでも 運命(さだめ)の川に 想いを通わす 舟がない 風よ今夜は 哭(な)かないで 口紅忘れた くちびるが あなた恨んで 恋しがる 忘れたくない 恋は悲しい 未練のつくり花  木の葉舟でも あなたとならば 夢ではなかった 倖せも 窓に陽がさす 夜明けごろ あなたを探して 肩が泣く いつか慣れてた 腕枕 覚めて流れる 酒は悲しい 涙のさそい水  雨よ想い出 呼ばないで あなたのパジャマも 歯ぶらしも 捨てる勇気の 邪魔になる 今も燃えてる 愛が悲しい おんなの 恋艶歌
恋唄綴り涙まじりの 恋唄は 胸の痛さか 想い出か それとも幼い あの頃の 母に抱かれた 子守唄 あゝ夢はぐれ 恋はぐれ 飲めば 飲むほど 淋しいくせに あんた どこにいるの あんた 逢いたいよ  窓にしぐれの この雨は あすも降るのか 晴れるのか それとも 涙がかれるまで 枕ぬらして かぞえ唄  あゝ夢はぐれ 恋はぐれ 泣けば 泣くほど 悲しいくせに あんた 抱かれたいよ あんた 逢いたいよ  あゝ夢はぐれ 恋はぐれ 飲めば飲むほど 淋しいくせに あんた どこにいるの あんた 逢いたいよ五木ひろし荒木とよひさ堀内孝雄涙まじりの 恋唄は 胸の痛さか 想い出か それとも幼い あの頃の 母に抱かれた 子守唄 あゝ夢はぐれ 恋はぐれ 飲めば 飲むほど 淋しいくせに あんた どこにいるの あんた 逢いたいよ  窓にしぐれの この雨は あすも降るのか 晴れるのか それとも 涙がかれるまで 枕ぬらして かぞえ唄  あゝ夢はぐれ 恋はぐれ 泣けば 泣くほど 悲しいくせに あんた 抱かれたいよ あんた 逢いたいよ  あゝ夢はぐれ 恋はぐれ 飲めば飲むほど 淋しいくせに あんた どこにいるの あんた 逢いたいよ
はぐれ蛍が よりそって しあわせ手さぐり 夢さぐり きれいごとでは 愛しきれない この人と この人と 命かさねて 生きるふたりの 濁り川  抱いてください おもいっきり 明日のゆくえも わからない 夜のすき間を こぼれて落ちて この人と この人と 躰(からだ)こがして 生きるふたりの 蛍川  水が濁った この街に 蛍は住めぬと 人はいう いいの一緒に 翔べたらいいの この人と この人と おなじ運命を 生きるふたりの 情け川五木ひろしたかたかし弦哲也はぐれ蛍が よりそって しあわせ手さぐり 夢さぐり きれいごとでは 愛しきれない この人と この人と 命かさねて 生きるふたりの 濁り川  抱いてください おもいっきり 明日のゆくえも わからない 夜のすき間を こぼれて落ちて この人と この人と 躰(からだ)こがして 生きるふたりの 蛍川  水が濁った この街に 蛍は住めぬと 人はいう いいの一緒に 翔べたらいいの この人と この人と おなじ運命を 生きるふたりの 情け川
真夜中のシャワー真夜中に熱いシャワーを浴びて 夏がくれたワンナイトラブ しずくにしてみたけど… それはむなしい努力みたい 鏡の中で逢いたい心がときめく FEELING 瞳閉じて FEELING あなたを呼び FEELING 拒みながら FEELING 求めてゆく 淋しい私が眠りにつくまで FEELING 愛に酔わせて  ベイサイドのドライブ思い出すと バスタオルを巻いた胸に 聞こえてくるメロディー… 街であなたと同じ車 見かけるたびに時間が止まってしまうの FEELING あのやさしさ FEELING 私のもの FEELING 背中向けて FEELING 抱かれてゆく 涙が乾いて遠くへ行くまで FEELING 愛に酔わせて  FEELING 瞳閉じて FEELING あなたを呼び FEELING 拒みながら FEELING 求めてゆく 淋しい私が眠りにつくまで FEELING 愛に酔わせて五木ひろし岡田冨美子浜圭介真夜中に熱いシャワーを浴びて 夏がくれたワンナイトラブ しずくにしてみたけど… それはむなしい努力みたい 鏡の中で逢いたい心がときめく FEELING 瞳閉じて FEELING あなたを呼び FEELING 拒みながら FEELING 求めてゆく 淋しい私が眠りにつくまで FEELING 愛に酔わせて  ベイサイドのドライブ思い出すと バスタオルを巻いた胸に 聞こえてくるメロディー… 街であなたと同じ車 見かけるたびに時間が止まってしまうの FEELING あのやさしさ FEELING 私のもの FEELING 背中向けて FEELING 抱かれてゆく 涙が乾いて遠くへ行くまで FEELING 愛に酔わせて  FEELING 瞳閉じて FEELING あなたを呼び FEELING 拒みながら FEELING 求めてゆく 淋しい私が眠りにつくまで FEELING 愛に酔わせて
酔歌ぽつり ぽつりと 降りだした雨に 男は何故か 女を想う ひとり ひとりで 飲みだした酒に 夢を浮かべて この胸に流す ヤーレン ソーランヨ 都会の隅で ヤーレン ソーランヨ 今夜も酒を  風に 風にヨ 暖簾巻く風にヨ 遠い故郷(くに)のヨ 父親(おやじ)を想う ふらり ふらりと 居酒屋を出れば 冬の近さが 心に吹くよ ヤーレン ソーランヨ 雨から霙(みぞれ) ヤーレン ソーランヨ 今夜も酒を  ふわり ふわりと 降りだした雪に この手当てれば おふくろを想う 詫びて 合わせる 右の手と左 酒が降らせた 男の涙 ヤーレン ソーランヨ 積もり行く雪に ヤーレン ソーランヨ 今夜も酒を  ヤーレン ソーランヨ 積もり行く雪に ヤーレン ソーランヨ 今夜も酒を五木ひろし吉幾三吉幾三京建輔ぽつり ぽつりと 降りだした雨に 男は何故か 女を想う ひとり ひとりで 飲みだした酒に 夢を浮かべて この胸に流す ヤーレン ソーランヨ 都会の隅で ヤーレン ソーランヨ 今夜も酒を  風に 風にヨ 暖簾巻く風にヨ 遠い故郷(くに)のヨ 父親(おやじ)を想う ふらり ふらりと 居酒屋を出れば 冬の近さが 心に吹くよ ヤーレン ソーランヨ 雨から霙(みぞれ) ヤーレン ソーランヨ 今夜も酒を  ふわり ふわりと 降りだした雪に この手当てれば おふくろを想う 詫びて 合わせる 右の手と左 酒が降らせた 男の涙 ヤーレン ソーランヨ 積もり行く雪に ヤーレン ソーランヨ 今夜も酒を  ヤーレン ソーランヨ 積もり行く雪に ヤーレン ソーランヨ 今夜も酒を
天の蛍(セリフ)蛍が好きだから、 お店の名前を《ほたるの酒場》と付けたのと、 あの娘は云ってました。 宵闇が訪れると、雨の日も風の日も、 間口五尺の小店の軒さきに明りが灯る憂き世小路。 あの娘の店もそんな路地のなかばにあり…。 店閉いをしたのは年の瀬だったか、 冬ざれのつめたい雨が降りつづいてましたっけ。 あそこもご多聞に洩れず地上げにあって、 櫛の歯が欠けるような有ようは、 ご時世と申すもんでしょうか。 人の情が肩寄せ合うような、 マッチ箱の賑わいが、いまは懐かしい。 あの娘の名前は、しあわせの幸子。 故郷の北国へ帰っていったと云う。  新宿 涙のすてどころ ひきずるコートに 演歌がからむ 無口同士が とまり木で 隣り合ったも 縁だから 捨てておゆきよ捨てておゆきよ こころ傷  (セリフ)しあわせも薄いのに幸子だなんて…。 故郷へ帰ってまもなく、 あの娘は天の蛍になったそうです。 運命とは命を運ぶことですが、 宿命とは前世から定められた命の宿り。 あの娘の人生は短い命の宿りだったのです。 この憂き世小路の片隅に、 蛍の墓をつくってやりましょうか。 供養のとむらい花は、 散ることも枯れることもないネオンの花。 歌はさしずめ演歌でしょう。 都会のにごり水に蛍は住めないが、 闇にほのかな明りを求めて、 人は酒という水辺を今夜も漂うようです。 蛍が一つ…幸子の蛍でしょうか。 ネオンの空に、天の蛍が流れていった。  なになにくずれか 知らないが からんでくれるな 不運はおなじ どうせこの世は うたかたと のんで騒いで 夜が更けりゃ 雨も泣くよな 雨も泣くよな 露地しぐれ五木ひろし吉岡治市川昭介(セリフ)蛍が好きだから、 お店の名前を《ほたるの酒場》と付けたのと、 あの娘は云ってました。 宵闇が訪れると、雨の日も風の日も、 間口五尺の小店の軒さきに明りが灯る憂き世小路。 あの娘の店もそんな路地のなかばにあり…。 店閉いをしたのは年の瀬だったか、 冬ざれのつめたい雨が降りつづいてましたっけ。 あそこもご多聞に洩れず地上げにあって、 櫛の歯が欠けるような有ようは、 ご時世と申すもんでしょうか。 人の情が肩寄せ合うような、 マッチ箱の賑わいが、いまは懐かしい。 あの娘の名前は、しあわせの幸子。 故郷の北国へ帰っていったと云う。  新宿 涙のすてどころ ひきずるコートに 演歌がからむ 無口同士が とまり木で 隣り合ったも 縁だから 捨てておゆきよ捨てておゆきよ こころ傷  (セリフ)しあわせも薄いのに幸子だなんて…。 故郷へ帰ってまもなく、 あの娘は天の蛍になったそうです。 運命とは命を運ぶことですが、 宿命とは前世から定められた命の宿り。 あの娘の人生は短い命の宿りだったのです。 この憂き世小路の片隅に、 蛍の墓をつくってやりましょうか。 供養のとむらい花は、 散ることも枯れることもないネオンの花。 歌はさしずめ演歌でしょう。 都会のにごり水に蛍は住めないが、 闇にほのかな明りを求めて、 人は酒という水辺を今夜も漂うようです。 蛍が一つ…幸子の蛍でしょうか。 ネオンの空に、天の蛍が流れていった。  なになにくずれか 知らないが からんでくれるな 不運はおなじ どうせこの世は うたかたと のんで騒いで 夜が更けりゃ 雨も泣くよな 雨も泣くよな 露地しぐれ
時が過ぎれば…心の糸がもつれるように あなたとの日々が消えてゆきます 時雨の港 暮らした部屋に 季節の花が 枯れて落ちます  一年二年 そして愛が終われば 馬鹿な女も 詩人になるのですか 泣き虫…泣き虫…泣き虫ですね 素肌を焦がして 抱いたあなたに 涙が走ります  哀しみよりも あなたにつのる 恋しさの方が 胸を染めます 海鳴りの音 聞こえる窓に ひと文字 夢となぞるだけです  三年四年 そして時が過ぎれば 弱い女に 笑顔は戻りますか 泣き虫…泣き虫…泣き虫ですね まぶたの裏で 戯ぐあの日に 涙が走ります  一年二年 そして愛が終われば 馬鹿な女も 詩人になるのですか 泣き虫…泣き虫…泣き虫ですね 素肌を焦がして 抱いたあなたに 涙が走ります五木ひろし大津あきら浜圭介心の糸がもつれるように あなたとの日々が消えてゆきます 時雨の港 暮らした部屋に 季節の花が 枯れて落ちます  一年二年 そして愛が終われば 馬鹿な女も 詩人になるのですか 泣き虫…泣き虫…泣き虫ですね 素肌を焦がして 抱いたあなたに 涙が走ります  哀しみよりも あなたにつのる 恋しさの方が 胸を染めます 海鳴りの音 聞こえる窓に ひと文字 夢となぞるだけです  三年四年 そして時が過ぎれば 弱い女に 笑顔は戻りますか 泣き虫…泣き虫…泣き虫ですね まぶたの裏で 戯ぐあの日に 涙が走ります  一年二年 そして愛が終われば 馬鹿な女も 詩人になるのですか 泣き虫…泣き虫…泣き虫ですね 素肌を焦がして 抱いたあなたに 涙が走ります
母人よ海が母なれば この空は父のごとく この世に授かった わが身の尊さよ めぐる四季だけが 生きている道標ならば せめて夢に咲き 老いて星に散れ  母人よ いまも恋しく 花に似た 優しき あなたの匂い 時よ つれて帰れ あなたのあたたかき胸に  人の儚さは 朝露に生まれ落ちて 夕べは悲しみの 涙に暮れてゆく 熱きこの胸も いつの日か雪に凍り 今日を何故急ぎ どこへ帰るのか  父人よ いまだ未熟で 盛夏の日の 青雲より あなたは高く 時よ 語りかけて あなたの教えのように…  母人よ いまも恋しく 花に似た 優しき あなたの匂い 時よ つれて帰れ あなたのあたたかき胸に  あなたのあたたかき胸に五木ひろし荒木とよひさ三木たかし海が母なれば この空は父のごとく この世に授かった わが身の尊さよ めぐる四季だけが 生きている道標ならば せめて夢に咲き 老いて星に散れ  母人よ いまも恋しく 花に似た 優しき あなたの匂い 時よ つれて帰れ あなたのあたたかき胸に  人の儚さは 朝露に生まれ落ちて 夕べは悲しみの 涙に暮れてゆく 熱きこの胸も いつの日か雪に凍り 今日を何故急ぎ どこへ帰るのか  父人よ いまだ未熟で 盛夏の日の 青雲より あなたは高く 時よ 語りかけて あなたの教えのように…  母人よ いまも恋しく 花に似た 優しき あなたの匂い 時よ つれて帰れ あなたのあたたかき胸に  あなたのあたたかき胸に
燃える秋紅葉の紅を 手ですくい わたしの色よと すがる胸 あなたにどこか 嘘があり 嘘と一緒に しあわせくれる わるいひとほど あとをひく 夢が染まって 燃える秋  畳に長い 影がさし あなたとわたしの 邪魔をする いいことだけの 恋よりは つらい気持ちで 恋していたい 馬鹿を云うなと 抱きしめて 叱るあなたと 燃える秋  襟元なおす 手をほどき 胸にも紅葉を 散らすひと こころに傷を 残しても 失くしたくない この恋だけは あなたひとりの やさしさを 染めて生きます 燃える秋五木ひろし久仁京介岡千秋紅葉の紅を 手ですくい わたしの色よと すがる胸 あなたにどこか 嘘があり 嘘と一緒に しあわせくれる わるいひとほど あとをひく 夢が染まって 燃える秋  畳に長い 影がさし あなたとわたしの 邪魔をする いいことだけの 恋よりは つらい気持ちで 恋していたい 馬鹿を云うなと 抱きしめて 叱るあなたと 燃える秋  襟元なおす 手をほどき 胸にも紅葉を 散らすひと こころに傷を 残しても 失くしたくない この恋だけは あなたひとりの やさしさを 染めて生きます 燃える秋
釧路川女は帰ると 言いだした 男は待てよと ひき止める 紅を散らした ななかまど 風が泣く 夢が泣く 涙が凍る すがりたいけど あんたが困る 心がいたい 釧路川  愛していたのは 嘘じゃない 死ねるというのも 嘘じゃない 不幸恨んで 夜を明かす 潮の香に 北埠頭 鴎がとんだ 寒い体を 重ねたまんま 運命に 痩せる 釧路川  逢いたがる 恋しがる 汽笛が叱る 肌に点けたい 幸せ灯り 明日が欲しい 釧路川五木ひろし高畠じゅん子五木ひろし女は帰ると 言いだした 男は待てよと ひき止める 紅を散らした ななかまど 風が泣く 夢が泣く 涙が凍る すがりたいけど あんたが困る 心がいたい 釧路川  愛していたのは 嘘じゃない 死ねるというのも 嘘じゃない 不幸恨んで 夜を明かす 潮の香に 北埠頭 鴎がとんだ 寒い体を 重ねたまんま 運命に 痩せる 釧路川  逢いたがる 恋しがる 汽笛が叱る 肌に点けたい 幸せ灯り 明日が欲しい 釧路川
めぐり逢いおまえにだけは ほんとうの 男のこころ 話したい グラス片手に 聴いてくれ おとぎばなしと 笑ってくれ 恋…… その場で終わったよ 傷…… 数えりゃきりがない 今…… おまえにめぐりあい 夢…… もう一度見たいのさ  流れてやがて 消えて行く 男の姿 おれだった それもロマンと 世をすねて 酒とケンカに あけくれた 過去…… おもえばほろにがい 虹…… おまえの目にかかる 花…… しみじみみつめよう 明日…… ふたりで歩きたい  恋…… その場で終わったよ 傷…… 数えりゃきりがない 今…… おまえにめぐりあい 夢…… もう一度見たいのさ五木ひろし中山大三郎五木ひろしおまえにだけは ほんとうの 男のこころ 話したい グラス片手に 聴いてくれ おとぎばなしと 笑ってくれ 恋…… その場で終わったよ 傷…… 数えりゃきりがない 今…… おまえにめぐりあい 夢…… もう一度見たいのさ  流れてやがて 消えて行く 男の姿 おれだった それもロマンと 世をすねて 酒とケンカに あけくれた 過去…… おもえばほろにがい 虹…… おまえの目にかかる 花…… しみじみみつめよう 明日…… ふたりで歩きたい  恋…… その場で終わったよ 傷…… 数えりゃきりがない 今…… おまえにめぐりあい 夢…… もう一度見たいのさ
弾き語りグラスのお酒に ため息ついて 今夜も誰かを 待ってるあなた ふるえる肩先 抱きしめて 元気をお出しと 云いたいが  小さなお店の 弾き語り 僕には歌しか 歌えない 寂しい心が 微笑むように 歌ってあげよう やさしい愛の詩  可愛い人だね まつ毛を伏せて きれいな夢だけ 見ているんだね 帰らぬ恋だと 知りながら 約束信じて いるんだね  小さなお店の 弾き語り 僕には何にも できないが 古びたギターを 爪弾きながら 探してあげよう あなたの思い出を  小さなお店の 弾き語り 僕には歌しか 歌えない 寂しい心が 微笑むように 歌ってあげよう やさしい愛の詩 五木ひろし石坂まさを五木ひろしグラスのお酒に ため息ついて 今夜も誰かを 待ってるあなた ふるえる肩先 抱きしめて 元気をお出しと 云いたいが  小さなお店の 弾き語り 僕には歌しか 歌えない 寂しい心が 微笑むように 歌ってあげよう やさしい愛の詩  可愛い人だね まつ毛を伏せて きれいな夢だけ 見ているんだね 帰らぬ恋だと 知りながら 約束信じて いるんだね  小さなお店の 弾き語り 僕には何にも できないが 古びたギターを 爪弾きながら 探してあげよう あなたの思い出を  小さなお店の 弾き語り 僕には歌しか 歌えない 寂しい心が 微笑むように 歌ってあげよう やさしい愛の詩 
港 別れ風この目閉じても おまえが見える 詫びる別れを 知ってくれ おまえひとりを 泣かせるものか 俺も潮路の… 月に泣く  雨じゃあんなに 濡れたりしない 頬の涙を 忘れない 船の後追う 可愛いかもめ ついてきてくれ… どこまでも  夢で一緒に なろうじゃないか 惚れて通うさ 海千里 胸の痛さを 揺さぶるように 吹いてくれるな… 別れ風 五木ひろし荒川利夫木村好夫この目閉じても おまえが見える 詫びる別れを 知ってくれ おまえひとりを 泣かせるものか 俺も潮路の… 月に泣く  雨じゃあんなに 濡れたりしない 頬の涙を 忘れない 船の後追う 可愛いかもめ ついてきてくれ… どこまでも  夢で一緒に なろうじゃないか 惚れて通うさ 海千里 胸の痛さを 揺さぶるように 吹いてくれるな… 別れ風 
杯に歌のせていま まぶたをほんのり 赤く染め いま 涙をたたえて 佇むは 愛という名の戦い終えた 勇士たち 胸の傷など もう癒えた 友よ 歌え みんな 杯かかげて よろこび熱く伝えよ 生きて 愛し 夢をつむぐ 二人の未来に  いま くちびる合せて 誓い合い いま たかぶる心で 躍るのは 愛の奇跡を信じて生きた 勇士たち 明日はやさしい人となる 友よ 歌え みんな 杯かかげて 人生 ともに語れよ 花と嵐 春と冬 駆けぬく二人に  友よ 歌え みんな 杯かかげて よろこび熱く 伝えよ 友よ 歌え 肩を組んで 今宵の宴に五木ひろし阿久悠大野克夫いま まぶたをほんのり 赤く染め いま 涙をたたえて 佇むは 愛という名の戦い終えた 勇士たち 胸の傷など もう癒えた 友よ 歌え みんな 杯かかげて よろこび熱く伝えよ 生きて 愛し 夢をつむぐ 二人の未来に  いま くちびる合せて 誓い合い いま たかぶる心で 躍るのは 愛の奇跡を信じて生きた 勇士たち 明日はやさしい人となる 友よ 歌え みんな 杯かかげて 人生 ともに語れよ 花と嵐 春と冬 駆けぬく二人に  友よ 歌え みんな 杯かかげて よろこび熱く 伝えよ 友よ 歌え 肩を組んで 今宵の宴に
吹きだまりこの世の中の 吹きだまり そこにいる人 泣くのはおよし 石が浮かんで 木の葉が沈む 間違いだらけの人生に ああだこうだと 云いたかァないが 腹をたてても 身が細る  気まぐれ気ままに 見えながら がんじがらめの 掟をならべ 夢も虚しい 世の中だから どうでもなれよと いいたいけれど 鬼の世間に 仏をつくり 名前を告げぬ 人もある  この世の外に 夢求め 何処にしあわせ あるのやら あればさがして 行くものを めざめりゃ 冷たい風ばかり せめてみんなの 肩よせ合って 愛情ぬくもり 花になれ 五木ひろし川内康範五木ひろしこの世の中の 吹きだまり そこにいる人 泣くのはおよし 石が浮かんで 木の葉が沈む 間違いだらけの人生に ああだこうだと 云いたかァないが 腹をたてても 身が細る  気まぐれ気ままに 見えながら がんじがらめの 掟をならべ 夢も虚しい 世の中だから どうでもなれよと いいたいけれど 鬼の世間に 仏をつくり 名前を告げぬ 人もある  この世の外に 夢求め 何処にしあわせ あるのやら あればさがして 行くものを めざめりゃ 冷たい風ばかり せめてみんなの 肩よせ合って 愛情ぬくもり 花になれ 
心の三叉路青い日々が自転車をこいで 夢のほとりを横切ってゆく 名も知らない隣町の娘が 何故か心に浮かぶこの頃 声をかけてれば違う運命を 歩いたかも知れぬ あの日 人は数え切れない三叉路で 悩み悩んで道を選ぶ もしもあの時 ああすれば 悔やんでみても戻れない 時の三叉路  坂を上がりまた下がってゆく 人生なんて その繰り返し 長い橋の半分まで来て 向こう岸には何も見えない 本当は別の女性と生きてる 確率もあったと思う 人は数え切れない三叉路で 悩み悩んで道を選ぶ ただひとつだけ言えるのは 生き方だけはつらぬいた 時の三叉路 五木ひろし松本隆金子隆博青い日々が自転車をこいで 夢のほとりを横切ってゆく 名も知らない隣町の娘が 何故か心に浮かぶこの頃 声をかけてれば違う運命を 歩いたかも知れぬ あの日 人は数え切れない三叉路で 悩み悩んで道を選ぶ もしもあの時 ああすれば 悔やんでみても戻れない 時の三叉路  坂を上がりまた下がってゆく 人生なんて その繰り返し 長い橋の半分まで来て 向こう岸には何も見えない 本当は別の女性と生きてる 確率もあったと思う 人は数え切れない三叉路で 悩み悩んで道を選ぶ ただひとつだけ言えるのは 生き方だけはつらぬいた 時の三叉路 
悠久の男海に散りばめし 星達を 君は知ってるかい 危険なまでの美しさ たとえ無謀と云われても 七つの海を 我はゆく 人生の出船  寒さ恐れを 背負いながら 黒い巨大な 魔物と戦う 時には神の 救いを求め 道なき道を 進みゆく  愛する人の 顔さえ消えて めざす勝利の その日まで 我は悠久の 逞しき男  青く輝ける 星たちよ 我のゆく道は いばらのはるか遠い道 愛と希望の楽園を 求めて我は 今日もゆく 真実の道を  やがて戦いの 風は去りて 我をやさしく つつんで迎える 勝利と歓喜 心の歌を 愛しき君に ささげよう  自由を求め 未来を信じ 旅路果てなく 進みゆく 我は悠久の 逞しき男五木ひろしJIJI五木ひろし海に散りばめし 星達を 君は知ってるかい 危険なまでの美しさ たとえ無謀と云われても 七つの海を 我はゆく 人生の出船  寒さ恐れを 背負いながら 黒い巨大な 魔物と戦う 時には神の 救いを求め 道なき道を 進みゆく  愛する人の 顔さえ消えて めざす勝利の その日まで 我は悠久の 逞しき男  青く輝ける 星たちよ 我のゆく道は いばらのはるか遠い道 愛と希望の楽園を 求めて我は 今日もゆく 真実の道を  やがて戦いの 風は去りて 我をやさしく つつんで迎える 勝利と歓喜 心の歌を 愛しき君に ささげよう  自由を求め 未来を信じ 旅路果てなく 進みゆく 我は悠久の 逞しき男
夢の浮き橋泣いて生きるか 燃えつつ死ぬか どっちを選ぶも つらい恋 流れのみちのく 松島あたり 旅をねだって あなたと来たが いっそ死にたい… 雨に煙った 瑞厳寺  燃えた情けに 押し戻されて 別れが云えずに もう三月 待つ身の女に なりきれなくて 送る女に なりきれなくて 夢もはかない… 栄華の名残りの 五大堂  はなれたくない 夜の明け方は 迷いも消えてる 腕の中 明日より何より その唇の 熱い吐息を 信じていたい 夢の浮き橋… 揺れるこころの 渡月橋五木ひろし久仁京介岡千秋泣いて生きるか 燃えつつ死ぬか どっちを選ぶも つらい恋 流れのみちのく 松島あたり 旅をねだって あなたと来たが いっそ死にたい… 雨に煙った 瑞厳寺  燃えた情けに 押し戻されて 別れが云えずに もう三月 待つ身の女に なりきれなくて 送る女に なりきれなくて 夢もはかない… 栄華の名残りの 五大堂  はなれたくない 夜の明け方は 迷いも消えてる 腕の中 明日より何より その唇の 熱い吐息を 信じていたい 夢の浮き橋… 揺れるこころの 渡月橋
惜春林檎の樹の下 泣いてた君は とける雪より きよらな瞳 ふるさとよ ふるさとよ 忘れられない 思い出がある 呼べばせつない 人がいる  螢を追いかけ せせらぐ道を 君は浴衣の 紅い帯 ふるさとよ ふるさとよ 時は変われど 幼い日々を 水の流れが うつすだろう  むすんだ黒髪 ほどけば白い 君の襟足 ほのかに匂う ふるさとよ ふるさとよ 祭りばやしが とだえた今も 胸にやさしい 面影よ  木枯らし吹く夜の 窓辺には 星がまたたく つららがさがる ふるさとよ ふるさとよ めぐり逢う日は ない君だけど 君のしあわせ 祈ってる五木ひろしたかたかし松山かずお林檎の樹の下 泣いてた君は とける雪より きよらな瞳 ふるさとよ ふるさとよ 忘れられない 思い出がある 呼べばせつない 人がいる  螢を追いかけ せせらぐ道を 君は浴衣の 紅い帯 ふるさとよ ふるさとよ 時は変われど 幼い日々を 水の流れが うつすだろう  むすんだ黒髪 ほどけば白い 君の襟足 ほのかに匂う ふるさとよ ふるさとよ 祭りばやしが とだえた今も 胸にやさしい 面影よ  木枯らし吹く夜の 窓辺には 星がまたたく つららがさがる ふるさとよ ふるさとよ めぐり逢う日は ない君だけど 君のしあわせ 祈ってる
おんなおんな… おんな…おんな…  夕べの小雨が 狭霧に変わり 汽笛も鳴いてる 港町 胸で育てた あの人よりも 肌で憶えた あなたに燃える もう離さない もう離さない 捨てられたって あなたについてゆく  夜明けのカモメが 絡んで飛ぶと もう一度あなたが 欲しくなる 強いようでも おんなはおんな いつもあなたに すがってしまう もう渡さない もう渡さない 私の恋は 誰にも渡さない  切れたテープを 小指に巻いて 夢をたぐれば 想いがつのる もう離さない もう離さない 生きてくかぎり あなたについてゆく  おんな… おんな…おんな…五木ひろし石坂まさを五木ひろしおんな… おんな…おんな…  夕べの小雨が 狭霧に変わり 汽笛も鳴いてる 港町 胸で育てた あの人よりも 肌で憶えた あなたに燃える もう離さない もう離さない 捨てられたって あなたについてゆく  夜明けのカモメが 絡んで飛ぶと もう一度あなたが 欲しくなる 強いようでも おんなはおんな いつもあなたに すがってしまう もう渡さない もう渡さない 私の恋は 誰にも渡さない  切れたテープを 小指に巻いて 夢をたぐれば 想いがつのる もう離さない もう離さない 生きてくかぎり あなたについてゆく  おんな… おんな…おんな…
千秋一夜砂丘に 月は満ち 二人の足跡は 銀河のようで  遠い昔 ほら…おまえに なにかひとつ 忘れものした そんな気になる  きっともいちど めぐり逢うため あの日 別れたのさ 時の流れ 今夜 とめたくなる  雲間に 星かくれ 幻覚か 偶然か 指にたずねる  許しあえる 何もいわずに これも不思議 あとはほんのり 躰熱くて  こんな想いの 恋に憧れ 若い頃の二人 傷つけあい 背中をむけたけど  きっともいちど めぐり逢うため あの日 別れたのさ 時の流れ 今夜 とめたくなる五木ひろし篠塚満由美羽田一郎森英治砂丘に 月は満ち 二人の足跡は 銀河のようで  遠い昔 ほら…おまえに なにかひとつ 忘れものした そんな気になる  きっともいちど めぐり逢うため あの日 別れたのさ 時の流れ 今夜 とめたくなる  雲間に 星かくれ 幻覚か 偶然か 指にたずねる  許しあえる 何もいわずに これも不思議 あとはほんのり 躰熱くて  こんな想いの 恋に憧れ 若い頃の二人 傷つけあい 背中をむけたけど  きっともいちど めぐり逢うため あの日 別れたのさ 時の流れ 今夜 とめたくなる
涙でもかまわない泣きたい 夜があるなら 泣かせてくれるひとがいい  いつでもあなたのそばで そんなひとでいたかった  過ぎた歳月 数えるほど あの日の 優しい風が吹く  しまったままの あの面影を 今夜は見つめていたい  はじめての恋だった 二度とない恋だった 想い出の きれはしを もう一度 あずけてくれないか  誰かと めぐり逢うたび あなたと似てる 気がしてた  見えない糸をたどれば 綺麗な 瞳 思いだす  いろんな道を 歩いてきた それぞれ 傷つき苦しんで  きっとほんとは まだ言えない 心の痛みがあるさ  涙でも かまわない ふれあえば それでいい 初恋は いつまでも 心に きっと消えやしない  静かな春風も 遥かな黄昏も 置いてきぼりに したあの頃へ きっと帰れるだろう  涙でも かまわない 抱きしめて かまわない ほほえみを覚えてる 想い出 はなさなけりゃいいさ しっかり はなさなけりゃいいさ 五木ひろし松井五郎松田博幸泣きたい 夜があるなら 泣かせてくれるひとがいい  いつでもあなたのそばで そんなひとでいたかった  過ぎた歳月 数えるほど あの日の 優しい風が吹く  しまったままの あの面影を 今夜は見つめていたい  はじめての恋だった 二度とない恋だった 想い出の きれはしを もう一度 あずけてくれないか  誰かと めぐり逢うたび あなたと似てる 気がしてた  見えない糸をたどれば 綺麗な 瞳 思いだす  いろんな道を 歩いてきた それぞれ 傷つき苦しんで  きっとほんとは まだ言えない 心の痛みがあるさ  涙でも かまわない ふれあえば それでいい 初恋は いつまでも 心に きっと消えやしない  静かな春風も 遥かな黄昏も 置いてきぼりに したあの頃へ きっと帰れるだろう  涙でも かまわない 抱きしめて かまわない ほほえみを覚えてる 想い出 はなさなけりゃいいさ しっかり はなさなけりゃいいさ 
由良川慕情雪の日に 紙漉く女の 背中で泣く 児の重さ こんな好い児を 忘れたお方 夜道に迷って いるのでしょうか 由良川の 水がゆるんで どかっと春が 来る前に 坊やの父御 戻りゃんせ どこの誰やら 戻りゃんせ  里山の茶畑掠め 渡る風 飛ぶつばめ 丹波綾部の 山坂越えて どこまで旅する 倖せ求め 由良川に 願い托して 笹舟浮かべ 祈るひと 泣くんじゃないよ 我慢しな どこの誰やら 我慢しな  由良川で 共に遊んだ 乙女の想い 汲みもせず ふるさと捨てた ばちあたり どこの誰やら ばちあたり五木ひろしもず唱平五木ひろし雪の日に 紙漉く女の 背中で泣く 児の重さ こんな好い児を 忘れたお方 夜道に迷って いるのでしょうか 由良川の 水がゆるんで どかっと春が 来る前に 坊やの父御 戻りゃんせ どこの誰やら 戻りゃんせ  里山の茶畑掠め 渡る風 飛ぶつばめ 丹波綾部の 山坂越えて どこまで旅する 倖せ求め 由良川に 願い托して 笹舟浮かべ 祈るひと 泣くんじゃないよ 我慢しな どこの誰やら 我慢しな  由良川で 共に遊んだ 乙女の想い 汲みもせず ふるさと捨てた ばちあたり どこの誰やら ばちあたり
恋の酒あんなにいい女(おんな) ふたりといない なんで消せよう恋の 恋の火を 未練ごころを 拳でたたき 叱る 叱る 叱る男の 男の涙 月よ、照らすな 露地裏屋台  好きだと抱いたら すむことなのに 肩で泣いてた女(ひと)は 人の妻 つのる想いに この身をこがし あびる あびる あびる男の 男の酒を とめてくれるな 露地裏屋台  どうにもならない この世の運命(さだめ) 酔ってせつない恋の 恋の酒 惚れていたんだ おまえにひとり ばかな ばかな ばかな男の 男のこころ 酒よ、せめるな 露地裏屋台五木ひろしたかたかし弦哲也あんなにいい女(おんな) ふたりといない なんで消せよう恋の 恋の火を 未練ごころを 拳でたたき 叱る 叱る 叱る男の 男の涙 月よ、照らすな 露地裏屋台  好きだと抱いたら すむことなのに 肩で泣いてた女(ひと)は 人の妻 つのる想いに この身をこがし あびる あびる あびる男の 男の酒を とめてくれるな 露地裏屋台  どうにもならない この世の運命(さだめ) 酔ってせつない恋の 恋の酒 惚れていたんだ おまえにひとり ばかな ばかな ばかな男の 男のこころ 酒よ、せめるな 露地裏屋台
むらさき雨情いのちを惜しむ 私なら あなたについて 行かないわ ふたりの傘に ふりかかる ふたりの愛の 恋しぐれ むらさきの雨、雨に にじむ想い出は 愛した女の 涙でしょうか  さだめの糸で 結ばれた ふたりの絆 信じたい あなたの匂い しみついた あなたと住んだ あの部屋は むらさきの雨、雨に 遠くかすむ町 訪ねた女の 未練でしょうか  夢でもいいの いつまでも あなたの傍(そば)で 盡(つく)したい 私の胸の 片隅で 私を焦がす 恋灯り むらさきの雨、雨に 濡れて泣いている 愛した女の 心でしょうか五木ひろし三浦康照山口ひろしいのちを惜しむ 私なら あなたについて 行かないわ ふたりの傘に ふりかかる ふたりの愛の 恋しぐれ むらさきの雨、雨に にじむ想い出は 愛した女の 涙でしょうか  さだめの糸で 結ばれた ふたりの絆 信じたい あなたの匂い しみついた あなたと住んだ あの部屋は むらさきの雨、雨に 遠くかすむ町 訪ねた女の 未練でしょうか  夢でもいいの いつまでも あなたの傍(そば)で 盡(つく)したい 私の胸の 片隅で 私を焦がす 恋灯り むらさきの雨、雨に 濡れて泣いている 愛した女の 心でしょうか
酒きずな一度結んだ 命のきずな 結び通して どこまでも これが二人の 生甲斐(いきがい)ですと 決めた心に… エエエ… 嘘はない  晴れて添えない この世の運命(さだめ) 恨む気持ちは ないものを 私独りを 残して逝った あなたあの世は… エエエ… 遠すぎる  古い女と 笑われようと 肌は誰にも 許さない 月に淋しさ 打ち明けながら なみだ杯(さかずき)… エエエ… 酒きずな五木ひろし石本美由起水森英夫一度結んだ 命のきずな 結び通して どこまでも これが二人の 生甲斐(いきがい)ですと 決めた心に… エエエ… 嘘はない  晴れて添えない この世の運命(さだめ) 恨む気持ちは ないものを 私独りを 残して逝った あなたあの世は… エエエ… 遠すぎる  古い女と 笑われようと 肌は誰にも 許さない 月に淋しさ 打ち明けながら なみだ杯(さかずき)… エエエ… 酒きずな
門出男の暦を めくってみれば 生きるか 死ぬかの 二つだけ 生きていながら 死ぬよりも 死んだつもりで 跳びかかる 夢が 夢が 夢が 門出の 攻め太鼓  嵐は花粉を はこんでくれる 吹雪はリンゴを 赤くする つらい運命(さだめ)を 踏み台に 泥をつかんで 起(た)ちあがる 意地が 意地が 意地が 男の 松飾り  仕事の怨みは 仕事で晴らせ 酒や女に ふりこむな 希望 辛抱(しんぼう) きかんぼう 三つ揃えた この棒で 押して 押して 押して 開(あ)かない 明日はない  押して 押して 押して 開(あ)かない 明日はない  押して 押して 押して 開(あ)かない 明日はない五木ひろし星野哲郎吉幾三男の暦を めくってみれば 生きるか 死ぬかの 二つだけ 生きていながら 死ぬよりも 死んだつもりで 跳びかかる 夢が 夢が 夢が 門出の 攻め太鼓  嵐は花粉を はこんでくれる 吹雪はリンゴを 赤くする つらい運命(さだめ)を 踏み台に 泥をつかんで 起(た)ちあがる 意地が 意地が 意地が 男の 松飾り  仕事の怨みは 仕事で晴らせ 酒や女に ふりこむな 希望 辛抱(しんぼう) きかんぼう 三つ揃えた この棒で 押して 押して 押して 開(あ)かない 明日はない  押して 押して 押して 開(あ)かない 明日はない  押して 押して 押して 開(あ)かない 明日はない
遥かな人へむかしふたり住んだ 街によく似てるね いつか見た太陽 Bright 背中を指さす 道は別れるけど ひたすら強くなれ 命のシルエット 人を愛するため 人は生まれた 苦しみの数だけ やさしくなれるはず  今、 ひとつドラマが 始まって終わっても 孤独な鳥たちが Fly きらめき飛び立つ せめて海をこえて 気持ちだけ伝えて 涙は語れない この白い街並 春が来たとき 瞳をかすめてく それぞれの場面が  人を愛するため 人は生まれた 傷つき敗れても やさしくなれるはず  誰もがつかみたい 夢はあるけど ジェラシーかくせない ときめきの瞬間  人は愛するため 人は生まれた 苦しみの数だけ やさしくなれるはず五木ひろし高橋真梨子松田良むかしふたり住んだ 街によく似てるね いつか見た太陽 Bright 背中を指さす 道は別れるけど ひたすら強くなれ 命のシルエット 人を愛するため 人は生まれた 苦しみの数だけ やさしくなれるはず  今、 ひとつドラマが 始まって終わっても 孤独な鳥たちが Fly きらめき飛び立つ せめて海をこえて 気持ちだけ伝えて 涙は語れない この白い街並 春が来たとき 瞳をかすめてく それぞれの場面が  人を愛するため 人は生まれた 傷つき敗れても やさしくなれるはず  誰もがつかみたい 夢はあるけど ジェラシーかくせない ときめきの瞬間  人は愛するため 人は生まれた 苦しみの数だけ やさしくなれるはず
影法師人の優しさ 恋しい晩(よる)は 男泣きする 切ない胸が この身をつつむ ぬくもりならば 愛じゃなくても 信じあえる 心の傷なら 酒でもくらって 詫びたい人なら この手を合わせて 淋しさこらえた お前の横顔 過去(きのう)をひきずる そんな 影法師  胸に灯(あかり)を ともした晩(よる)は 想い出だけが 心のねぐら 夢がちぎれて ひとりでいても 誰かを抱けば 忘れられる 心の傷なら 涙で洗って 逢いたい人なら この瞳(め)をつぶって 淋しい背中が お前の人生 過去(きのう)をひきずる そんな 影法師  心の傷なら 酒でもくらって 詫びたい人なら この手を合わせて 淋しさこらえた お前の横顔 過去(きのう)をひきずる そんな 影法師五木ひろし荒木とよひさ堀内孝雄人の優しさ 恋しい晩(よる)は 男泣きする 切ない胸が この身をつつむ ぬくもりならば 愛じゃなくても 信じあえる 心の傷なら 酒でもくらって 詫びたい人なら この手を合わせて 淋しさこらえた お前の横顔 過去(きのう)をひきずる そんな 影法師  胸に灯(あかり)を ともした晩(よる)は 想い出だけが 心のねぐら 夢がちぎれて ひとりでいても 誰かを抱けば 忘れられる 心の傷なら 涙で洗って 逢いたい人なら この瞳(め)をつぶって 淋しい背中が お前の人生 過去(きのう)をひきずる そんな 影法師  心の傷なら 酒でもくらって 詫びたい人なら この手を合わせて 淋しさこらえた お前の横顔 過去(きのう)をひきずる そんな 影法師
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ひとり酒あなたと肩を並べて飲んだ お酒が恋しい 雨降る路地は おまえと呼ばれて 抱かれた夜の 女のしあわせ お猪口(ちょこ)についで チビリチビリ チビリチビリ… 夜の居酒屋 ひとり酒  煙草のけむりがこの目にしみる あなたの匂いを 懐(おも)いだすから いつかは一緒と こころにきめて 捧げてつくした 女のなみだ チビリチビリ チビリチビリ… 夜の居酒屋 ひとり酒  お酒のせいで泣くんじゃないわ 寂(さみ)しいこころを わかってほしい かなわぬ夢でも 生きてるかぎり 女の春を待つ 路地裏あかり チビリチビリ チビリチビリ… 夜の居酒屋 ひとり酒五木ひろしたかたかし水森英夫あなたと肩を並べて飲んだ お酒が恋しい 雨降る路地は おまえと呼ばれて 抱かれた夜の 女のしあわせ お猪口(ちょこ)についで チビリチビリ チビリチビリ… 夜の居酒屋 ひとり酒  煙草のけむりがこの目にしみる あなたの匂いを 懐(おも)いだすから いつかは一緒と こころにきめて 捧げてつくした 女のなみだ チビリチビリ チビリチビリ… 夜の居酒屋 ひとり酒  お酒のせいで泣くんじゃないわ 寂(さみ)しいこころを わかってほしい かなわぬ夢でも 生きてるかぎり 女の春を待つ 路地裏あかり チビリチビリ チビリチビリ… 夜の居酒屋 ひとり酒
心凍らせてあなたの愛だけは 今度の愛だけは 他の男とはちがうと 思っていたけど 抱かれるその度に 背中が悲しくて いつか切り出す 別れの言葉が怖くて 心 凍らせて 愛を凍らせて 今がどこへも 行かないように 心 凍らせて 夢を凍らせて 涙の終りに ならないように  綺麗な愛じゃなく 子供の愛じゃなく 生命すててもいいほど 慕っていたけど あなたのその胸は いつでも遠すぎて きっと理想の誰かを 宿して生きる 心 流されて 愛に流されて 今も想い出 つかまりながら 心 流されて 夢に流されて あなたの右手と はぐれぬように  心 凍らせて 愛を凍らせて 今がどこへも 行かないように 心 凍らせて 夢を凍らせて 涙の終りに ならないように五木ひろし荒木とよひさ浜圭介あなたの愛だけは 今度の愛だけは 他の男とはちがうと 思っていたけど 抱かれるその度に 背中が悲しくて いつか切り出す 別れの言葉が怖くて 心 凍らせて 愛を凍らせて 今がどこへも 行かないように 心 凍らせて 夢を凍らせて 涙の終りに ならないように  綺麗な愛じゃなく 子供の愛じゃなく 生命すててもいいほど 慕っていたけど あなたのその胸は いつでも遠すぎて きっと理想の誰かを 宿して生きる 心 流されて 愛に流されて 今も想い出 つかまりながら 心 流されて 夢に流されて あなたの右手と はぐれぬように  心 凍らせて 愛を凍らせて 今がどこへも 行かないように 心 凍らせて 夢を凍らせて 涙の終りに ならないように
愛別淋しがりやね 愛は いつも 一人ぼっち 夜におびえて ふるえて 誰を待つんでしょ 信じる者は 罪人ですか 傷つくことで 報われますか 愛が嘘でも夢でも あなたを信じ 息をひそめて 私は 生きてゆきたいの  街は見慣れた景色 そっと微笑んで 胸の辛さを包んで 灯り点すけど 愛することに 慣れすぎたのね 愛されすぎて 見えないあなた 愛は心を受けると 掌に書き 涙こらえて 今夜も 風の街をゆく 信じる者は 罪人ですか 傷つくことで 報われますか 愛が嘘でも夢でも あなたを信じ 息をひそめて私は 生きてゆきたいの五木ひろし石坂まさを五木ひろし淋しがりやね 愛は いつも 一人ぼっち 夜におびえて ふるえて 誰を待つんでしょ 信じる者は 罪人ですか 傷つくことで 報われますか 愛が嘘でも夢でも あなたを信じ 息をひそめて 私は 生きてゆきたいの  街は見慣れた景色 そっと微笑んで 胸の辛さを包んで 灯り点すけど 愛することに 慣れすぎたのね 愛されすぎて 見えないあなた 愛は心を受けると 掌に書き 涙こらえて 今夜も 風の街をゆく 信じる者は 罪人ですか 傷つくことで 報われますか 愛が嘘でも夢でも あなたを信じ 息をひそめて私は 生きてゆきたいの
雨あがり雨降る道なら この手を傘に みぞれの夜なら ぬくもりわけあって 濡れた小指を からませて 泣きじゃくる お前は お前は お前は灯り ともしてくれたね しあわせ ふたりづれ  心の綻び おまえは繕って 苦労をかけたね 泪の数だけ 白いうなじの おくれ髪で か弱さで お前は お前は お前はつぼみ 咲かせてくれたね しあわせ ふたりづれ  肩のふるえを 抱きしめて息をとめ お前は お前は お前はいのち 捧げてくれたね しあわせ ふたりづれ五木ひろし荒木とよひさ桜田誠一雨降る道なら この手を傘に みぞれの夜なら ぬくもりわけあって 濡れた小指を からませて 泣きじゃくる お前は お前は お前は灯り ともしてくれたね しあわせ ふたりづれ  心の綻び おまえは繕って 苦労をかけたね 泪の数だけ 白いうなじの おくれ髪で か弱さで お前は お前は お前はつぼみ 咲かせてくれたね しあわせ ふたりづれ  肩のふるえを 抱きしめて息をとめ お前は お前は お前はいのち 捧げてくれたね しあわせ ふたりづれ
越前有情秘かな想いを 鶺鴒に 託してかいた あの日の便り ささやく水面に 桜がゆれる 愛の優しさ 教えてくれた わたしの越前 春の海  二人の夢を 松風に 託して歩いた あの日の小径 燃える緑に 蝶が舞う 愛の強さを 謳ってくれた わたしの越前 夏の海  あふれる涙を せせらぎに 託してつぶやく あの日のことば 朝倉遺跡に 芒が光る 愛のせつなさ きかせてくれた わたしの越前 秋の海  心の傷みを 水仙に 託して偲んだ あの日の容姿 福井城址に 淡雪がふる 愛の苦しさ わかってくれた わたしの越前 冬の海 五木ひろし絽端久倫弦哲也秘かな想いを 鶺鴒に 託してかいた あの日の便り ささやく水面に 桜がゆれる 愛の優しさ 教えてくれた わたしの越前 春の海  二人の夢を 松風に 託して歩いた あの日の小径 燃える緑に 蝶が舞う 愛の強さを 謳ってくれた わたしの越前 夏の海  あふれる涙を せせらぎに 託してつぶやく あの日のことば 朝倉遺跡に 芒が光る 愛のせつなさ きかせてくれた わたしの越前 秋の海  心の傷みを 水仙に 託して偲んだ あの日の容姿 福井城址に 淡雪がふる 愛の苦しさ わかってくれた わたしの越前 冬の海 
どこへ帰るどこへ帰る どこへ帰る 追って走れば からみつく しろい吹雪の いじわるさ 黒い小さな 点になり 消えた夜汽車の 汽笛の音 結ばれないのが 初恋と 髪を優しく なでられた 指のぬくもり あの声も 木枯らしになって 木枯らしになって のこるだけ  うしろふりむきゃ 灯がひとつ 雪の峠に うるんでる かじかむ両手を くちびるに そっとおしあて 泣くばかり 好きだと言いたい もう一度 あつい想いを 打ちあけて いつかみたいに 抱かれたい たとえ誰かの たとえ誰かの あなたでも  木枯らしみたいな 恋だった 女ごころを 吹きぬけて たったひとつの 想い出を 連れてゆくのね 連れてゆくのね さよならと どこへ帰る どこへ帰る五木ひろし山口洋子平尾昌晃どこへ帰る どこへ帰る 追って走れば からみつく しろい吹雪の いじわるさ 黒い小さな 点になり 消えた夜汽車の 汽笛の音 結ばれないのが 初恋と 髪を優しく なでられた 指のぬくもり あの声も 木枯らしになって 木枯らしになって のこるだけ  うしろふりむきゃ 灯がひとつ 雪の峠に うるんでる かじかむ両手を くちびるに そっとおしあて 泣くばかり 好きだと言いたい もう一度 あつい想いを 打ちあけて いつかみたいに 抱かれたい たとえ誰かの たとえ誰かの あなたでも  木枯らしみたいな 恋だった 女ごころを 吹きぬけて たったひとつの 想い出を 連れてゆくのね 連れてゆくのね さよならと どこへ帰る どこへ帰る
哀恋記窓に吐息を ふきかけて 惚れたと云う字を かいて消す 涙のしずくで 錆びついた 女ごころの 恋の傷 愛して尽して 何に何になる 信じて待っても 誰が誰が来る 独りぼっちの 夜の終りに しらじら 夜明けが あゝ来るばかり  好きと泣いたら 負けになる きらいと強がりゃ つらくなる つめたい東京の かたすみに 青い鳥など いやしない 幸せ探せば 風が風が吹く 明日を祈れば 雨が雨がふる 燃えてはかない 恋の終りに もひとり他人が あゝふえるだけ五木ひろし山口洋子森田公一窓に吐息を ふきかけて 惚れたと云う字を かいて消す 涙のしずくで 錆びついた 女ごころの 恋の傷 愛して尽して 何に何になる 信じて待っても 誰が誰が来る 独りぼっちの 夜の終りに しらじら 夜明けが あゝ来るばかり  好きと泣いたら 負けになる きらいと強がりゃ つらくなる つめたい東京の かたすみに 青い鳥など いやしない 幸せ探せば 風が風が吹く 明日を祈れば 雨が雨がふる 燃えてはかない 恋の終りに もひとり他人が あゝふえるだけ
紅い花誰かが爪びく ギターの歌に そうよ私も あゝ似た運命(さだめ) あかい着物で お人形ぐらし 指をさされて 嘲笑(わら)われて いいのよ 秘めて切ない恋ごころ  淋しくないのよ 独りが好きと 爪をかんでる あゝ紅い花 窓にもたれりゃ 小雨の花街(まち)に 恋が逃げてく うしろ影 どうして いつも泣くのは女だけ  かなしい今夜も いつかは笑顔 きっと話せる あゝ明日がくる 夜のすき間に ひっそり咲いて 春を待ちます 一途(ひとすじ)に いいのよ かえる故郷(ふるさと)ないわたし五木ひろし山口洋子中村泰士誰かが爪びく ギターの歌に そうよ私も あゝ似た運命(さだめ) あかい着物で お人形ぐらし 指をさされて 嘲笑(わら)われて いいのよ 秘めて切ない恋ごころ  淋しくないのよ 独りが好きと 爪をかんでる あゝ紅い花 窓にもたれりゃ 小雨の花街(まち)に 恋が逃げてく うしろ影 どうして いつも泣くのは女だけ  かなしい今夜も いつかは笑顔 きっと話せる あゝ明日がくる 夜のすき間に ひっそり咲いて 春を待ちます 一途(ひとすじ)に いいのよ かえる故郷(ふるさと)ないわたし
風の子守唄なじみの酒場で はなうたを 歌えばギターが ついてくる しゃれたロックも いいけれど 夜は演歌が じんとくる まして逢えない こんな夜は 淋しいね 淋しいね 雨の夜更けは 淋しいね  命もあげると 惚れた恋 世間がなにさと 燃えた恋 十に一つの 優しさに すがりついてた 恋ごころ どこで濡れてる あのひとは 淋しいね 淋しいね 昔ばなしは 淋しいね  いっぱい飲むたび ふるさとが 近くになるよな 酒の味 窓のすき間を はたはたと 風がたたいて 呼びにくる 一緒に故国へ 帰ろうと 淋しいね 淋しいね 酔えば酔うほど 淋しいね五木ひろし山口洋子遠藤実なじみの酒場で はなうたを 歌えばギターが ついてくる しゃれたロックも いいけれど 夜は演歌が じんとくる まして逢えない こんな夜は 淋しいね 淋しいね 雨の夜更けは 淋しいね  命もあげると 惚れた恋 世間がなにさと 燃えた恋 十に一つの 優しさに すがりついてた 恋ごころ どこで濡れてる あのひとは 淋しいね 淋しいね 昔ばなしは 淋しいね  いっぱい飲むたび ふるさとが 近くになるよな 酒の味 窓のすき間を はたはたと 風がたたいて 呼びにくる 一緒に故国へ 帰ろうと 淋しいね 淋しいね 酔えば酔うほど 淋しいね
潮どきそうね 感じていました 背中に何故か 冷たい視線を ここらあたりが 潮どきなんだわ 私きれいに 身を引くわ 誰にも 会いたくないの ひとりで 好きにしといて  ああ あの人に伝えてくださいね ああ こんな話は二人でするものでしょ ダメよ ダメよ ひとりになったら 足まで冷える ここがおんなの 潮どきなんだわ 私きれいに 身を引くわ  いいえ あきらめたいのに こぼれる涙 どうして熱いの ここらあたりが 潮どきなんだわ 私きれいに 身を引くわ サヨナラ つめたいライター 今夜は お前と飲もう ああ あの人の残り火燃えている ああ おそすぎる私を灼きすぎた イヤよ イヤよ 昨日がなければ 幸せなのに  ここがおんなの 潮どきなんだわ 私きれいに 身を引くわ  ああ あの人に伝えてくださいね ああ こんな話は二人でするものでしょ ダメよ ダメよ ひとりになったら 足まで冷える ここがおんなの 潮どきなんだわ 私きれいに 身を引くわ五木ひろし岩谷時子中村泰士そうね 感じていました 背中に何故か 冷たい視線を ここらあたりが 潮どきなんだわ 私きれいに 身を引くわ 誰にも 会いたくないの ひとりで 好きにしといて  ああ あの人に伝えてくださいね ああ こんな話は二人でするものでしょ ダメよ ダメよ ひとりになったら 足まで冷える ここがおんなの 潮どきなんだわ 私きれいに 身を引くわ  いいえ あきらめたいのに こぼれる涙 どうして熱いの ここらあたりが 潮どきなんだわ 私きれいに 身を引くわ サヨナラ つめたいライター 今夜は お前と飲もう ああ あの人の残り火燃えている ああ おそすぎる私を灼きすぎた イヤよ イヤよ 昨日がなければ 幸せなのに  ここがおんなの 潮どきなんだわ 私きれいに 身を引くわ  ああ あの人に伝えてくださいね ああ こんな話は二人でするものでしょ ダメよ ダメよ ひとりになったら 足まで冷える ここがおんなの 潮どきなんだわ 私きれいに 身を引くわ
旅人ゆきすぎてきた 愛の日々 通りすぎた 風の街 ふとふりむけば 人はみな 旅の途中の ちぎれ雲 旅の途中の ちぎれ雲  ふるびた駅の 昼下り 見知らぬ人の なつかしさ ふと声かけて みたくなる 秋の気配の 赤とんぼ 秋の気配の 赤とんぼ  日昏れは近く 想い出は 山波はるか 遠ざかる ふと涙ぐむ 旅人を あかい夕陽が 追いかける あかい夕陽が 追いかける五木ひろし山口洋子猪俣公章ゆきすぎてきた 愛の日々 通りすぎた 風の街 ふとふりむけば 人はみな 旅の途中の ちぎれ雲 旅の途中の ちぎれ雲  ふるびた駅の 昼下り 見知らぬ人の なつかしさ ふと声かけて みたくなる 秋の気配の 赤とんぼ 秋の気配の 赤とんぼ  日昏れは近く 想い出は 山波はるか 遠ざかる ふと涙ぐむ 旅人を あかい夕陽が 追いかける あかい夕陽が 追いかける
途中駅なんにも云わなくても いいんだよ 顔を見りゃおまえの 線路のむこうから 哀しい汽笛が きこえるよ 頬に書かれた ふしあわせ すこしやつれた みたいだね  雪どけの頃まで 暮らして行かないか いちどはとぎれた 糸だけど ふたりでたぐる 歳月を かじかむ指に まきつけて みつめてる  死ぬまで惚れあうなんて できないさ 移り気な心に 気づいたその日から だれでもひとりで 旅に出る 俺はおまえの 途中駅 乗りすごしても いいんだよ  雪どけの頃まで 暮らして行かないか いちどはとぎれた 糸だけど ふたりでつなぐ ビーズ玉 不安な指に 想い出が光ってる  雪どけの頃まで 暮らして行かないか いちどはとぎれた 糸だけど ふたりでたぐる 歳月を かじかむ指に まきつけて みつめてる五木ひろし麻生香太郎西島三重子なんにも云わなくても いいんだよ 顔を見りゃおまえの 線路のむこうから 哀しい汽笛が きこえるよ 頬に書かれた ふしあわせ すこしやつれた みたいだね  雪どけの頃まで 暮らして行かないか いちどはとぎれた 糸だけど ふたりでたぐる 歳月を かじかむ指に まきつけて みつめてる  死ぬまで惚れあうなんて できないさ 移り気な心に 気づいたその日から だれでもひとりで 旅に出る 俺はおまえの 途中駅 乗りすごしても いいんだよ  雪どけの頃まで 暮らして行かないか いちどはとぎれた 糸だけど ふたりでつなぐ ビーズ玉 不安な指に 想い出が光ってる  雪どけの頃まで 暮らして行かないか いちどはとぎれた 糸だけど ふたりでたぐる 歳月を かじかむ指に まきつけて みつめてる
日本橋のうた心がなにか 欲しい時 花やぐひととき 欲しい時 訪ねてゆきます 日本橋 愛する街です 日本橋 江戸の名残りが しっとりと 今もにじんで 生きている 新しい街です 日本橋 日本橋  心が夢を 欲しい時 優しい気持が 欲しい時 満たしてくれます 日本橋 出会える街です 日本橋 古い“のれん”の その奥に パリやロンドン ニューヨーク 生きている街です 日本橋 日本橋  心が愛を 欲しい時 安らぐ想いが 欲しい時 いつしか来てます 日本橋 楽しい街です 日本橋 変わる時代の きらめきを いつも忘れず 取り入れて 呼んでいる街です 日本橋 日本橋五木ひろし安藤千鶴子・山上路夫遠藤実心がなにか 欲しい時 花やぐひととき 欲しい時 訪ねてゆきます 日本橋 愛する街です 日本橋 江戸の名残りが しっとりと 今もにじんで 生きている 新しい街です 日本橋 日本橋  心が夢を 欲しい時 優しい気持が 欲しい時 満たしてくれます 日本橋 出会える街です 日本橋 古い“のれん”の その奥に パリやロンドン ニューヨーク 生きている街です 日本橋 日本橋  心が愛を 欲しい時 安らぐ想いが 欲しい時 いつしか来てます 日本橋 楽しい街です 日本橋 変わる時代の きらめきを いつも忘れず 取り入れて 呼んでいる街です 日本橋 日本橋
ひろしのさくら音頭ハァー (ア ヨイショ) さくら咲いた咲いた パッとパッと咲いた (ア パットネ) 北も南もひといろに (ソレ ドッコイ ドッコイ) そめて日本の春が来た (ア ヨイショ) ごきげんよろしゅう お達者と (ソレッ) さくら音頭で日本晴れ 日本晴れ  ハァー (ア ヨイショ) さくら咲いた咲いた パッとパッと咲いた (ア パットネ) さす手ひく手の見せどころ (ソレ ドッコイ ドッコイ) 唄に惚れたか花びらも (ア ヨイショ) 風にひらひら浮かれだす (ソレヨ) さくら音頭でひと踊り ひと踊り  ハァー (ア ヨイショ) さくら咲いた咲いた パッとパッと咲いた (ア パットネ) 明日の平和な夢のため (ソレ ドッコイ ドッコイ) 男だったら音頭とれ (ア ヨイショ) あなたも私もふるさとは (ソレヨ) さくら音頭で花の日本 花の日本五木ひろし山口洋子遠藤実ハァー (ア ヨイショ) さくら咲いた咲いた パッとパッと咲いた (ア パットネ) 北も南もひといろに (ソレ ドッコイ ドッコイ) そめて日本の春が来た (ア ヨイショ) ごきげんよろしゅう お達者と (ソレッ) さくら音頭で日本晴れ 日本晴れ  ハァー (ア ヨイショ) さくら咲いた咲いた パッとパッと咲いた (ア パットネ) さす手ひく手の見せどころ (ソレ ドッコイ ドッコイ) 唄に惚れたか花びらも (ア ヨイショ) 風にひらひら浮かれだす (ソレヨ) さくら音頭でひと踊り ひと踊り  ハァー (ア ヨイショ) さくら咲いた咲いた パッとパッと咲いた (ア パットネ) 明日の平和な夢のため (ソレ ドッコイ ドッコイ) 男だったら音頭とれ (ア ヨイショ) あなたも私もふるさとは (ソレヨ) さくら音頭で花の日本 花の日本
夜汽車の女暗い夜 遠い道 くもる窓 にじむ灯り 男と別れた 夜汽車の女 心だけ泣いてる 私は都落ちて はるばると 想い出を 振り捨てに 行くところ  逃げた恋 遠い夢 ゆれる窓 過ぎる灯り 後ろへ後ろへ 未練は走る 心では呼んでる 私は瞼閉じて しみじみと 闇の中 面影を 抱きしめる  雨の駅 遠い街 濡れる窓 残る灯り いつまた逢えるか 夜汽車の行方 さい果ての海沿い 私は都落ちて はるばると 幸せを 探しつつ 行くところ五木ひろし山口洋子藤本卓也暗い夜 遠い道 くもる窓 にじむ灯り 男と別れた 夜汽車の女 心だけ泣いてる 私は都落ちて はるばると 想い出を 振り捨てに 行くところ  逃げた恋 遠い夢 ゆれる窓 過ぎる灯り 後ろへ後ろへ 未練は走る 心では呼んでる 私は瞼閉じて しみじみと 闇の中 面影を 抱きしめる  雨の駅 遠い街 濡れる窓 残る灯り いつまた逢えるか 夜汽車の行方 さい果ての海沿い 私は都落ちて はるばると 幸せを 探しつつ 行くところ
愛のバラードを…となりであなたのそばにいれば 心が休まるのは 何故 背中越しでもいいから 近くに座らせて ギターを弾いてそばで あなたの手作りの曲(うた)を 一緒にハモらせて 素敵な横顔に いつまでも この曲(うた)を 聴かせて欲しい たとえあなたの その髪が白くなっても ふたりだけの たったひとつの 愛のバラードを…となりで  あなたに触れていれば 心が静かなのは 何故 怖いくらいに倖せ 包んでくれるから 束ねた髪をほどき あなたのその胸に埋め 時間よ永遠の 小指で約束を いつまでも この曲(うた)を 歌って欲しい たとえあなたの その肩が丸くなっても ふたりだけの たったひとつの 愛のバラードを…となりで  いつまでも この曲(うた)を 聴かせて欲しい たとえあなたの その髪が白くなっても ふたりだけの たったひとつの 愛のバラードを…となりで五木ひろし荒木とよひさ五木ひろしあなたのそばにいれば 心が休まるのは 何故 背中越しでもいいから 近くに座らせて ギターを弾いてそばで あなたの手作りの曲(うた)を 一緒にハモらせて 素敵な横顔に いつまでも この曲(うた)を 聴かせて欲しい たとえあなたの その髪が白くなっても ふたりだけの たったひとつの 愛のバラードを…となりで  あなたに触れていれば 心が静かなのは 何故 怖いくらいに倖せ 包んでくれるから 束ねた髪をほどき あなたのその胸に埋め 時間よ永遠の 小指で約束を いつまでも この曲(うた)を 歌って欲しい たとえあなたの その肩が丸くなっても ふたりだけの たったひとつの 愛のバラードを…となりで  いつまでも この曲(うた)を 聴かせて欲しい たとえあなたの その髪が白くなっても ふたりだけの たったひとつの 愛のバラードを…となりで
酒尽尽忘れるために 飲む酒は かならず 想い出酒になる 消しても消えない 心の傷に 酒尽尽 酒尽尽 しみじみ 人生 秋の夜  雪降る街で 飲む酒は だんまり だるまの酒になる かえらぬ夢かよ 逃げ去る汽笛 酒尽尽 酒尽尽 さむざむ 醒めて 旅の夜  別れたひとと 飲む酒は あれこれ あぶない酒になる 愛しているのに 戻れぬふたり 酒尽尽 酒尽尽 ほろほろ 未練 雨の夜  消しても消えない 心の傷に 酒尽尽 酒尽尽 しみじみ 人生 秋の夜五木ひろし能吉利人桜井順忘れるために 飲む酒は かならず 想い出酒になる 消しても消えない 心の傷に 酒尽尽 酒尽尽 しみじみ 人生 秋の夜  雪降る街で 飲む酒は だんまり だるまの酒になる かえらぬ夢かよ 逃げ去る汽笛 酒尽尽 酒尽尽 さむざむ 醒めて 旅の夜  別れたひとと 飲む酒は あれこれ あぶない酒になる 愛しているのに 戻れぬふたり 酒尽尽 酒尽尽 ほろほろ 未練 雨の夜  消しても消えない 心の傷に 酒尽尽 酒尽尽 しみじみ 人生 秋の夜
冬子この街に帰って来たと 風の噂で聞いた 故郷で開いた店は 上手く行かなかったのか? 電話さえも掛けて来ない 女の意地で つらさがわかる 冬子 俺がいる 冬子 俺がいる 冬子 昔 愛した女  平凡なしあわせでいい それが口癖だった 生き方が下手なおまえは どんな夢を見てるのか? 誰も知らぬすぐ近くで 運の悪さ 恨むのだろう 冬子 どこにいる? 冬子 どこにいる? 冬子 今も 気になる女  冬子 俺がいる 冬子 俺がいる 冬子 昔 愛した女五木ひろし秋元康五木ひろしこの街に帰って来たと 風の噂で聞いた 故郷で開いた店は 上手く行かなかったのか? 電話さえも掛けて来ない 女の意地で つらさがわかる 冬子 俺がいる 冬子 俺がいる 冬子 昔 愛した女  平凡なしあわせでいい それが口癖だった 生き方が下手なおまえは どんな夢を見てるのか? 誰も知らぬすぐ近くで 運の悪さ 恨むのだろう 冬子 どこにいる? 冬子 どこにいる? 冬子 今も 気になる女  冬子 俺がいる 冬子 俺がいる 冬子 昔 愛した女
あの娘が泣いてる波止場思い出したんだとさ 逢いたく なったんだとさ いくらすれても 女はおんな 男心にゃ 分かるもんかと 沖の煙を 見ながら ああ あの娘が泣いてる 波止場  呼んでみたんだとさ 淋しく なったんだとさ どうせカーゴの マドロスさんは 一夜どまりの 旅の鴎と 遠い汽笛を しょんぼり ああ あの娘は聞いてる 波止場  なみだ捨てたんだとさ 待つ気に なったんだとさ 海の鳥でも 月夜にゃきっと 飛んでくるだろ 夢ではろばろ それを頼りに いつまで ああ あの娘がたたずむ 波止場五木ひろし高野公男船村徹池多孝春思い出したんだとさ 逢いたく なったんだとさ いくらすれても 女はおんな 男心にゃ 分かるもんかと 沖の煙を 見ながら ああ あの娘が泣いてる 波止場  呼んでみたんだとさ 淋しく なったんだとさ どうせカーゴの マドロスさんは 一夜どまりの 旅の鴎と 遠い汽笛を しょんぼり ああ あの娘は聞いてる 波止場  なみだ捨てたんだとさ 待つ気に なったんだとさ 海の鳥でも 月夜にゃきっと 飛んでくるだろ 夢ではろばろ それを頼りに いつまで ああ あの娘がたたずむ 波止場
愛しつづけるボレロありふれた結末で あなたと別れ 何日か過ぎた後 死にたくて ただひとり 海べりのホテルの窓で 夕闇を見つめつつ もの想う 哀しみはひたひたと渚を洗い ひび割れたこの胸に痛みを残す 誰が悪いわけじゃない さよならがむずかしいだけ  そして一年 二年 三年が 辛い想いを過去にして 揺れる女の心の奥底は 愛しつづけるボレロだけ  恋に似た出来事は いくつもあって ひとときのなぐさめに溺れても 酔いざめの淋しさを感じるような 寒々とした心抱いていた 恋しさはふり向いた想い出ばかり 返せない指環だけ まぶしく光る 誰が悪いわけじゃない さよならがむずかしいだけ  そして一年 二年 三年が 辛い想いを過去にして 紅を忘れた女の唇に 愛しつづけるボレロだけ  そして一年 二年 三年が 辛い想いを過去にして 紅を忘れた女の唇に 愛しつづけるボレロだけ五木ひろし阿久悠筒美京平ありふれた結末で あなたと別れ 何日か過ぎた後 死にたくて ただひとり 海べりのホテルの窓で 夕闇を見つめつつ もの想う 哀しみはひたひたと渚を洗い ひび割れたこの胸に痛みを残す 誰が悪いわけじゃない さよならがむずかしいだけ  そして一年 二年 三年が 辛い想いを過去にして 揺れる女の心の奥底は 愛しつづけるボレロだけ  恋に似た出来事は いくつもあって ひとときのなぐさめに溺れても 酔いざめの淋しさを感じるような 寒々とした心抱いていた 恋しさはふり向いた想い出ばかり 返せない指環だけ まぶしく光る 誰が悪いわけじゃない さよならがむずかしいだけ  そして一年 二年 三年が 辛い想いを過去にして 紅を忘れた女の唇に 愛しつづけるボレロだけ  そして一年 二年 三年が 辛い想いを過去にして 紅を忘れた女の唇に 愛しつづけるボレロだけ
よこはま・たそがれPLATINA LYLICよこはま たそがれ ホテルの小部屋 くちづけ 残り香 煙草のけむり ブルース 口笛 女の涙 あの人は 行って 行ってしまった あの人は 行って 行ってしまった もう帰らない  裏町 スナック 酔えないお酒 ゆきずり 嘘つき 気まぐれ男 あてない 恋唄 流しのギター あの人は 行って 行ってしまった あの人は 行って 行ってしまった もうよその人  木枯し 想い出 グレーのコート あきらめ 水色 つめたい夜明け 海鳴り 燈台 一羽のかもめ あの人は 行って 行ってしまった あの人は 行って 行ってしまった もうおしまいねPLATINA LYLIC五木ひろし山口洋子平尾昌晃よこはま たそがれ ホテルの小部屋 くちづけ 残り香 煙草のけむり ブルース 口笛 女の涙 あの人は 行って 行ってしまった あの人は 行って 行ってしまった もう帰らない  裏町 スナック 酔えないお酒 ゆきずり 嘘つき 気まぐれ男 あてない 恋唄 流しのギター あの人は 行って 行ってしまった あの人は 行って 行ってしまった もうよその人  木枯し 想い出 グレーのコート あきらめ 水色 つめたい夜明け 海鳴り 燈台 一羽のかもめ あの人は 行って 行ってしまった あの人は 行って 行ってしまった もうおしまいね
契りGOLD LYLICあなたは誰と契りますか 永遠の心を結びますか  波のうねりが岸にとどく 過去の歌をのせて 激しい想いが砕ける 涙のように  緑は今もみずみずしいか 乙女はあでやかか 人の心は鴎のように 真白だろうか 愛するひとよ 美しく 愛するひとよ すこやかに  朝の光が海を染める 生きる夢に満ちて まぶしい願いがきらめく いのちのように  流れは今も清らかだろうか 子供はほがらかか 人はいつでも桜のように 微笑むだろうか 愛するひとよ 美しく 愛するひとよ すこやかに  愛するひとよ 美しく 愛するひとよ すこやかにGOLD LYLIC五木ひろし阿久悠五木ひろしあなたは誰と契りますか 永遠の心を結びますか  波のうねりが岸にとどく 過去の歌をのせて 激しい想いが砕ける 涙のように  緑は今もみずみずしいか 乙女はあでやかか 人の心は鴎のように 真白だろうか 愛するひとよ 美しく 愛するひとよ すこやかに  朝の光が海を染める 生きる夢に満ちて まぶしい願いがきらめく いのちのように  流れは今も清らかだろうか 子供はほがらかか 人はいつでも桜のように 微笑むだろうか 愛するひとよ 美しく 愛するひとよ すこやかに  愛するひとよ 美しく 愛するひとよ すこやかに
ふたりの夜明けおまえが流した 涙のぶんだけ しあわせに ならなけりゃ いけないよ もう泣かないで 過去という名の 改札ぬけて ふたり出直す 道の行先(ゆくて)には きっとくる きっとくる きっとくる ふたりの夜明けが  あの夜おまえに 出逢えてなければ 乱れ酒 あびるよな あのくらし 続けていたよ しょせん器用にゃ 生きられないが ついてきてくれ この手はなさずに きっとくる きっとくる きっとくる ふたりの夜明けが  雪よりつめたい 世間の仕打ちも ふたりなら 耐えられる その笑顔 護ってやれる 肩をよせあい しみじみすする 揃い湯呑の 湯気のむこうには きっとくる きっとくる きっとくる ふたりの夜明けが五木ひろし吉田旺岡千秋おまえが流した 涙のぶんだけ しあわせに ならなけりゃ いけないよ もう泣かないで 過去という名の 改札ぬけて ふたり出直す 道の行先(ゆくて)には きっとくる きっとくる きっとくる ふたりの夜明けが  あの夜おまえに 出逢えてなければ 乱れ酒 あびるよな あのくらし 続けていたよ しょせん器用にゃ 生きられないが ついてきてくれ この手はなさずに きっとくる きっとくる きっとくる ふたりの夜明けが  雪よりつめたい 世間の仕打ちも ふたりなら 耐えられる その笑顔 護ってやれる 肩をよせあい しみじみすする 揃い湯呑の 湯気のむこうには きっとくる きっとくる きっとくる ふたりの夜明けが
べにばなGOLD LYLIC女ごころを やさしく抱いて 染めてください べにのいろ 忍び恋なら なおさらに 愛のあかしが 欲しいのよ べにばなは 愛の花 燃える女の いのち花  夜が来るたび 花びらを変え 罪の匂いを つけてゆく せめて嘘でも 抱きしめて 夢をつないで 生きたいの べにばなは 愛の花 忘れられない みれん花  二年たらずで 散りゆくさだめ 花のあわれを 風が泣く 一度まかせた この身なら ついてゆきたい 尽くしたい べにばなは 愛の花 燃える女の いのち花GOLD LYLIC五木ひろし石坂まさお弦哲也女ごころを やさしく抱いて 染めてください べにのいろ 忍び恋なら なおさらに 愛のあかしが 欲しいのよ べにばなは 愛の花 燃える女の いのち花  夜が来るたび 花びらを変え 罪の匂いを つけてゆく せめて嘘でも 抱きしめて 夢をつないで 生きたいの べにばなは 愛の花 忘れられない みれん花  二年たらずで 散りゆくさだめ 花のあわれを 風が泣く 一度まかせた この身なら ついてゆきたい 尽くしたい べにばなは 愛の花 燃える女の いのち花
汽笛GOLD LYLIC粉雪舞い込む 北国の駅 襟を立てても こころに積もる 貴方は夢を 明日(あした)に賭ける 行かせたくない なみだ隠して 見送る胸を 汽笛が揺(ゆ)する… ちょっと待って! 振り向かないで  二人で暮した さいはての町 辛くなかった 貴方と居れば 温もり分けて 灯りを点(とも)す 女・やすらぎ 寒いこころに 想い出抱いて これからひとり… ちょっと待って! 振り向かないで  女にいつ来る 雪国の春 遅れようとも 根雪も解ける 離れて居ても 貴方の夢が せめて生きがい 愛を信じて 別れる駅に 汽笛がひびく… ちょっと待って! 振り向かないでGOLD LYLIC五木ひろし木下龍太郎伊藤雪彦粉雪舞い込む 北国の駅 襟を立てても こころに積もる 貴方は夢を 明日(あした)に賭ける 行かせたくない なみだ隠して 見送る胸を 汽笛が揺(ゆ)する… ちょっと待って! 振り向かないで  二人で暮した さいはての町 辛くなかった 貴方と居れば 温もり分けて 灯りを点(とも)す 女・やすらぎ 寒いこころに 想い出抱いて これからひとり… ちょっと待って! 振り向かないで  女にいつ来る 雪国の春 遅れようとも 根雪も解ける 離れて居ても 貴方の夢が せめて生きがい 愛を信じて 別れる駅に 汽笛がひびく… ちょっと待って! 振り向かないで
女の酒場GOLD LYLIC今にも降りそな 空のよう 溜まった涙 あたれ出す 人が見るのも 構わずに 思い切り 泣いた 優しい貴方の 面影を この唄聞けば 思い出す 傷つくことは 初めから 知っていたけど 恋しいよ 恋しいよ 背中が 恋しいよ 逢いたいよ 逢いたいよ もう一度 逢いたい 倚(よ)りかかる 背凭(もた)れもない 女の止まり木  心に残った 未練酒 時間が行けば 苦くなる 強がり足して 薄めても 辛さに 噎せた どこかに貴方の 残り香が 残っていそうな あの部屋に ひとりぼっちが 寒いから 帰りたくない 寂しいよ 寂しいよ 身体が 寂しいよ 飲みたいよ 飲みたいよ 忘れて 飲みたい 酔うほどに 想い乱れる 女の酒場  恋しいよ 恋しいよ 背中が 恋しいよ 逢いたいよ 逢いたいよ もう一度 逢いたい 酔うほどに 想い乱れる 女の酒場GOLD LYLIC五木ひろし永井龍雲永井龍雲今にも降りそな 空のよう 溜まった涙 あたれ出す 人が見るのも 構わずに 思い切り 泣いた 優しい貴方の 面影を この唄聞けば 思い出す 傷つくことは 初めから 知っていたけど 恋しいよ 恋しいよ 背中が 恋しいよ 逢いたいよ 逢いたいよ もう一度 逢いたい 倚(よ)りかかる 背凭(もた)れもない 女の止まり木  心に残った 未練酒 時間が行けば 苦くなる 強がり足して 薄めても 辛さに 噎せた どこかに貴方の 残り香が 残っていそうな あの部屋に ひとりぼっちが 寒いから 帰りたくない 寂しいよ 寂しいよ 身体が 寂しいよ 飲みたいよ 飲みたいよ 忘れて 飲みたい 酔うほどに 想い乱れる 女の酒場  恋しいよ 恋しいよ 背中が 恋しいよ 逢いたいよ 逢いたいよ もう一度 逢いたい 酔うほどに 想い乱れる 女の酒場
罪と罰愛することが罪ならば 罰をください 抱きあう二人に いばらをください うれしいことが何もない 砂漠みたいな暮らしの中で…  あなたに逢えた あなたを知った このしあわせと引き換えに 熱い十字架背負います  失う物があればこそ 純になります たたずむ二人に 勇気をください 夜明けを過ごす部屋がない いっそ終着駅まで逃げて…  名前を変えて 生きられるなら この街角で泣いたこと お伽話になるでしょう  あなたに逢えた あなたを知った このしあわせと引き換えに 熱い十字架背負います五木ひろし岡田冨美子浜圭介愛することが罪ならば 罰をください 抱きあう二人に いばらをください うれしいことが何もない 砂漠みたいな暮らしの中で…  あなたに逢えた あなたを知った このしあわせと引き換えに 熱い十字架背負います  失う物があればこそ 純になります たたずむ二人に 勇気をください 夜明けを過ごす部屋がない いっそ終着駅まで逃げて…  名前を変えて 生きられるなら この街角で泣いたこと お伽話になるでしょう  あなたに逢えた あなたを知った このしあわせと引き換えに 熱い十字架背負います
出発(たびだち)の朝例えて言えば 雪一夜(ひとよ) 凍(こご)えて絡(から)む 未練髪 背中の泣き顔 見えなくて 無理に作った 嘘笑い  影を追うのは もうおしまい 後ろを見るのは もうおしまい  凍(い)てつく心が ときめいて 梅の蕾(つぼみ)が 頬を染める 花の嵐が 散り急ぐ前 春が来る朝 今日が出発(たびだち) 出発(たびだち)の朝…  例えて言えば 雨一夜(ひとよ) 氷雨(ひさめ)に濡れる 軒行灯(のきあんどん) 蛇の目の透(す)き間に 見え隠れ 後ろ髪引く 戻り橋  影を追うのは もうおしまい 後ろを見るのは もうおしまい  凍(い)てつく心が ときめいて 梅の蕾(つぼみ)が 頬を染める 花の嵐が 散り急ぐ前 春が来る朝 今日が出発(たびだち) 出発(たびだち)の朝…五木ひろし吉本哲雄五木ひろし例えて言えば 雪一夜(ひとよ) 凍(こご)えて絡(から)む 未練髪 背中の泣き顔 見えなくて 無理に作った 嘘笑い  影を追うのは もうおしまい 後ろを見るのは もうおしまい  凍(い)てつく心が ときめいて 梅の蕾(つぼみ)が 頬を染める 花の嵐が 散り急ぐ前 春が来る朝 今日が出発(たびだち) 出発(たびだち)の朝…  例えて言えば 雨一夜(ひとよ) 氷雨(ひさめ)に濡れる 軒行灯(のきあんどん) 蛇の目の透(す)き間に 見え隠れ 後ろ髪引く 戻り橋  影を追うのは もうおしまい 後ろを見るのは もうおしまい  凍(い)てつく心が ときめいて 梅の蕾(つぼみ)が 頬を染める 花の嵐が 散り急ぐ前 春が来る朝 今日が出発(たびだち) 出発(たびだち)の朝…
ごめんね好きだったの それなのに 貴方を傷つけた ごめんね の言葉 涙で 云えないけど 少しここに居て 悪ふざけで 他の人 身を任せた夜に 一晩中 待ち続けた 貴方のすがた 目に浮かぶ  消えない過ちの 言い訳する前に 貴方に もっと 尽くせたはずね 連れて行って 別離(わかれ)のない国へ  せめて今夜 眠るまで 私を抱きしめて いつも我がままを 許してくれた場所まで 戻りたい  消えない過ちに 泣き続けるのなら このまま 二度と 目覚めたくない すごく すごく 貴方を苦しめた  滲む街のビルボード 淋しそうなスケッチ 世界中きっと いちばん 大切な恋を 無くしたのね  消えない過ちを 後悔する前に 貴方を もっと 愛したかった 何処にあるの 悲しまない国  消えない過ちの 言い訳する前に 貴方に もっと 尽くせたはずね 連れて行って 別離(わかれ)のない国へ五木ひろし高橋真梨子水島康宏好きだったの それなのに 貴方を傷つけた ごめんね の言葉 涙で 云えないけど 少しここに居て 悪ふざけで 他の人 身を任せた夜に 一晩中 待ち続けた 貴方のすがた 目に浮かぶ  消えない過ちの 言い訳する前に 貴方に もっと 尽くせたはずね 連れて行って 別離(わかれ)のない国へ  せめて今夜 眠るまで 私を抱きしめて いつも我がままを 許してくれた場所まで 戻りたい  消えない過ちに 泣き続けるのなら このまま 二度と 目覚めたくない すごく すごく 貴方を苦しめた  滲む街のビルボード 淋しそうなスケッチ 世界中きっと いちばん 大切な恋を 無くしたのね  消えない過ちを 後悔する前に 貴方を もっと 愛したかった 何処にあるの 悲しまない国  消えない過ちの 言い訳する前に 貴方に もっと 尽くせたはずね 連れて行って 別離(わかれ)のない国へ
北の旅人たどりついたら 岬のはずれ 赤い灯(ひ)が点(つ)く ぽつりとひとつ いまでもあなたを 待ってると いとしい おまえの 叫ぶ声が 俺の背中で 潮風(かぜ)になる 夜の釧路は 雨になるだろう  ふるい酒場で 噂をきいた 窓のむこうは 木枯まじり 半年まえまで 居たという 泣きぐせ 酒ぐせ 泪ぐせ どこへ去ったか 細い影 夜の函館 霧がつらすぎる  空でちぎれる あの汽笛さえ 泣いて別れる さい果て港 いちどはこの手に 抱きしめて 泣かせてやりたい 思いきり 消えぬ面影 たずねびと 夜の小樽は 雪が肩に舞う五木ひろし山口洋子弦哲也たどりついたら 岬のはずれ 赤い灯(ひ)が点(つ)く ぽつりとひとつ いまでもあなたを 待ってると いとしい おまえの 叫ぶ声が 俺の背中で 潮風(かぜ)になる 夜の釧路は 雨になるだろう  ふるい酒場で 噂をきいた 窓のむこうは 木枯まじり 半年まえまで 居たという 泣きぐせ 酒ぐせ 泪ぐせ どこへ去ったか 細い影 夜の函館 霧がつらすぎる  空でちぎれる あの汽笛さえ 泣いて別れる さい果て港 いちどはこの手に 抱きしめて 泣かせてやりたい 思いきり 消えぬ面影 たずねびと 夜の小樽は 雪が肩に舞う
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
うたかたの恋蛇の目の傘で 人目をさける ふたりの肩を 濡らす雨 辛い別れに なろうとも 泣きはしません うたかたの 恋とあなたを… 諦めましょう  着物がとても よく似合うよと 髪のほつれ毛 手で直す そんなあなたの やさしさに 女心が うたかたの 愛に溺れた… 始まりでしょう  港が見える この坂道は あなたと逢った 石畳 雨に濡れてる あじさいに 浮かぶ面影 うたかたの 恋の名残りを… 抱きしめましょう五木ひろし三浦康照水森英夫蛇の目の傘で 人目をさける ふたりの肩を 濡らす雨 辛い別れに なろうとも 泣きはしません うたかたの 恋とあなたを… 諦めましょう  着物がとても よく似合うよと 髪のほつれ毛 手で直す そんなあなたの やさしさに 女心が うたかたの 愛に溺れた… 始まりでしょう  港が見える この坂道は あなたと逢った 石畳 雨に濡れてる あじさいに 浮かぶ面影 うたかたの 恋の名残りを… 抱きしめましょう
女のしぐれ雨が降るから 泣けるのか 恋の重さに 泣けるのか 逢えば死ぬほど愛されて とけて乱れる黒髪の 夜の湯の町 女のしぐれ  かくれいで湯の 湯の花は 一夜あければ 紙の花 想い残さぬはずなのに 女一色染められて 今朝は他人の 別れがつらい  浮いて流れる 恋もある 切れば血がでる 恋もある 今度いつとも聞かないで 傘をあなたにさしかける 雨の湯の町 女のしぐれ五木ひろしたかたかし弦哲也雨が降るから 泣けるのか 恋の重さに 泣けるのか 逢えば死ぬほど愛されて とけて乱れる黒髪の 夜の湯の町 女のしぐれ  かくれいで湯の 湯の花は 一夜あければ 紙の花 想い残さぬはずなのに 女一色染められて 今朝は他人の 別れがつらい  浮いて流れる 恋もある 切れば血がでる 恋もある 今度いつとも聞かないで 傘をあなたにさしかける 雨の湯の町 女のしぐれ
夫婦みちおまえなんかに わかるかと 飛び出して いったまま 今夜も帰りは 午前さま あんた あんたも浪花の男なら この世の風の つめたさに 負けちゃいやです ねぇあんた  そりゃたしかに生まれも育ちも違います。 そやけどお互い、駆け落ちしてまで 一緒になった仲やないの。 時が変わったから言うて、 あんたの心まで変わるやなんて… うちは、うちは、うちはほんまにかなしいわ。  母の手紙を 握りしめ 元気かと 言う文字に 答えてやれない 親不幸 あんた 死ぬまで一緒ときめた日の 手に手をとった あの涙 あんた忘れて しもたんか  身体ひとつを 寄せ合って 連れ添った 二人です 今更なんにも こわくない あんた 人生晴れたり曇ったり 笑顔でたえる 夫婦道 ついてゆきます ねぇあんた五木ひろし津城ひかる弦哲也おまえなんかに わかるかと 飛び出して いったまま 今夜も帰りは 午前さま あんた あんたも浪花の男なら この世の風の つめたさに 負けちゃいやです ねぇあんた  そりゃたしかに生まれも育ちも違います。 そやけどお互い、駆け落ちしてまで 一緒になった仲やないの。 時が変わったから言うて、 あんたの心まで変わるやなんて… うちは、うちは、うちはほんまにかなしいわ。  母の手紙を 握りしめ 元気かと 言う文字に 答えてやれない 親不幸 あんた 死ぬまで一緒ときめた日の 手に手をとった あの涙 あんた忘れて しもたんか  身体ひとつを 寄せ合って 連れ添った 二人です 今更なんにも こわくない あんた 人生晴れたり曇ったり 笑顔でたえる 夫婦道 ついてゆきます ねぇあんた
霧情のブルース口笛も凍る みなとハコダテ 誰かあいつを 知らないか 探さないでと ルージュで書いた 左さがりの 文字がかなしい 夜霧よ歌うな ブルースは  ガス燈もうるむ みなとヨコハマ 誰かあいつを 知らないか ふたり出逢った 馬車道あたり 過去をまさぐる 恋のにがさは 夜霧に泣いてる ブルースよ  讃美歌にむせぶ みなとナガサキ 誰かあいつを 知らないか 夜の円山 見かけたという 噂たずねりゃ 他人の空似 夜霧よ歌うな ブルースは五木ひろし吉田旺徳久広司口笛も凍る みなとハコダテ 誰かあいつを 知らないか 探さないでと ルージュで書いた 左さがりの 文字がかなしい 夜霧よ歌うな ブルースは  ガス燈もうるむ みなとヨコハマ 誰かあいつを 知らないか ふたり出逢った 馬車道あたり 過去をまさぐる 恋のにがさは 夜霧に泣いてる ブルースよ  讃美歌にむせぶ みなとナガサキ 誰かあいつを 知らないか 夜の円山 見かけたという 噂たずねりゃ 他人の空似 夜霧よ歌うな ブルースは
カサブランカ・グッバイ私はいつも あなたに言った 別れ話は みっともないわ ただ黙って カサブランカ 置いて行ってね ドアの前 カサブランカ・グッバイ 別れたい気持ち 白い花に カサブランカ・グッバイ しゃべらないのが 大人の別れ  俺はタバコに また火をつけて お前の部屋を 見上げて揺れる 腕に抱いた カサブランカ 置くに置けない 男のずるさ カサブランカ・グッバイ お前に隠れて 他にも恋 カサブランカ・グッバイ どんな女も 別れちゃ損か  俺は夜空に 花を投げ捨て これでいいさと 小さく笑う 家に着くと カサブランカ お前の花が ドアの前 カサブランカ・グッバイ 別れてあげると 小さなメモ カサブランカ・グッバイ 白いさよなら あふれて揺れて五木ひろし内館牧子三木たかし私はいつも あなたに言った 別れ話は みっともないわ ただ黙って カサブランカ 置いて行ってね ドアの前 カサブランカ・グッバイ 別れたい気持ち 白い花に カサブランカ・グッバイ しゃべらないのが 大人の別れ  俺はタバコに また火をつけて お前の部屋を 見上げて揺れる 腕に抱いた カサブランカ 置くに置けない 男のずるさ カサブランカ・グッバイ お前に隠れて 他にも恋 カサブランカ・グッバイ どんな女も 別れちゃ損か  俺は夜空に 花を投げ捨て これでいいさと 小さく笑う 家に着くと カサブランカ お前の花が ドアの前 カサブランカ・グッバイ 別れてあげると 小さなメモ カサブランカ・グッバイ 白いさよなら あふれて揺れて
紫陽花GOLD LYLIC降りしきる 冷たい雨にぬれながら 色を競うように咲く 紫陽花よ 何をそんなに装う うす紅の花もよう 涙色です 抱いて下さい 白い素肌 紅く染まるまで 髪をまさぐる指が こんなにいとしい こころシクシク からだシクシク あなた恋しい花化粧  とめどなく溢れる涙 川にして ひとひらの花を 水に浮かべて そっと送るわ あなたに しばらくは抱かないで 他の誰かを 人を愛して人を憎むことを 知りました 夜の長さに ゆれる女の哀しみ こころシクシク からだシクシク あなた恋しい花化粧  今日も明日も膝を抱え ひとり別れ唄 愛の歳月 いいえ 後悔しないわ こころシクシク からだシクシク あなた恋しい花化粧GOLD LYLIC五木ひろし松本礼児幸耕平降りしきる 冷たい雨にぬれながら 色を競うように咲く 紫陽花よ 何をそんなに装う うす紅の花もよう 涙色です 抱いて下さい 白い素肌 紅く染まるまで 髪をまさぐる指が こんなにいとしい こころシクシク からだシクシク あなた恋しい花化粧  とめどなく溢れる涙 川にして ひとひらの花を 水に浮かべて そっと送るわ あなたに しばらくは抱かないで 他の誰かを 人を愛して人を憎むことを 知りました 夜の長さに ゆれる女の哀しみ こころシクシク からだシクシク あなた恋しい花化粧  今日も明日も膝を抱え ひとり別れ唄 愛の歳月 いいえ 後悔しないわ こころシクシク からだシクシク あなた恋しい花化粧
傷だらけの人生『古い奴だとお思いでしょうが、 古い奴こそ新しいものを 欲しがるもんでございます。 どこに新しいものがございましょう。 生まれた土地は荒れ放題、 今の世の中、右も左も、 真っ暗闇(まっくらやみ)じゃございませんか』  何から何まで 真っ暗闇よ すじの通らぬ ことばかり 右を向いても 左を見ても ばかと阿呆(あほう)の からみあい どこに男の 夢がある  「好いた惚れたと、 けだものごっこがまかり 通る世の中でございます。 好いた惚れたは、 もともと「こころ」が決めるもの… こんなことを申し上げる私も、 やっぱり古い人間でござんしょうかね」  ひとつの心に 重なる心 それが恋なら それもよし しょせんこの世は 男と女 意地に裂(さ)かれる 恋もあり 夢に消される 意地もある  「なんだかんだと お説教じみたことを申して参りましたが、 そういう私も日陰育ちのひねくれ者、 お天道(てんと)様に背中を向けて歩く… 馬鹿な人間でございます」  真っ平(ぴら)ご免と 大手を振って 歩きたいけど 歩けない 嫌(いや)だ嫌(いや)です お天道様よ 日陰育ちの 泣きどころ 明るすぎます 俺らには五木ひろし藤田まさと吉田正『古い奴だとお思いでしょうが、 古い奴こそ新しいものを 欲しがるもんでございます。 どこに新しいものがございましょう。 生まれた土地は荒れ放題、 今の世の中、右も左も、 真っ暗闇(まっくらやみ)じゃございませんか』  何から何まで 真っ暗闇よ すじの通らぬ ことばかり 右を向いても 左を見ても ばかと阿呆(あほう)の からみあい どこに男の 夢がある  「好いた惚れたと、 けだものごっこがまかり 通る世の中でございます。 好いた惚れたは、 もともと「こころ」が決めるもの… こんなことを申し上げる私も、 やっぱり古い人間でござんしょうかね」  ひとつの心に 重なる心 それが恋なら それもよし しょせんこの世は 男と女 意地に裂(さ)かれる 恋もあり 夢に消される 意地もある  「なんだかんだと お説教じみたことを申して参りましたが、 そういう私も日陰育ちのひねくれ者、 お天道(てんと)様に背中を向けて歩く… 馬鹿な人間でございます」  真っ平(ぴら)ご免と 大手を振って 歩きたいけど 歩けない 嫌(いや)だ嫌(いや)です お天道様よ 日陰育ちの 泣きどころ 明るすぎます 俺らには
雑草空の青さに叶うような 一途な心でいたかった  誰かのためにできることを 自分の夢にしたかった  つまづいた石さえ 拾ってやれる 大きな手しかないけれど  笑わば笑え 笑えばいい どんな道に咲く 雑草でもいい ふりむかないで ふりむかないで まっすぐ空に 手をかざし  空の広さも知らないで なにを語ればいいのだろう  正しいことを覚えるまで ひとはどれだけまちがうのか  咲いてもみなけれど 名前も知れぬ 小さな花もきっとある…  笑わば笑え 笑えばいい どんな道に咲く 雑草でもいい ふりむかないで ふりむかないで まっすぐ花を 咲かすまで  笑わば笑え 笑えばいい どんな道に咲く 雑草でもいい ふりむかないで ふりむかないで まっすぐ空に 手をかざし五木ひろし松井五郎永井龍雲空の青さに叶うような 一途な心でいたかった  誰かのためにできることを 自分の夢にしたかった  つまづいた石さえ 拾ってやれる 大きな手しかないけれど  笑わば笑え 笑えばいい どんな道に咲く 雑草でもいい ふりむかないで ふりむかないで まっすぐ空に 手をかざし  空の広さも知らないで なにを語ればいいのだろう  正しいことを覚えるまで ひとはどれだけまちがうのか  咲いてもみなけれど 名前も知れぬ 小さな花もきっとある…  笑わば笑え 笑えばいい どんな道に咲く 雑草でもいい ふりむかないで ふりむかないで まっすぐ花を 咲かすまで  笑わば笑え 笑えばいい どんな道に咲く 雑草でもいい ふりむかないで ふりむかないで まっすぐ空に 手をかざし
永遠の旅路だれに感謝をしよう 君に出会えたことを 心が通い合う 愛の人生を だれに 時の流れの中で 迷うこともなく よろこび いたみを分かち 歩いたふたり  涙は重過ぎて 捨て場所に困った それでも ぼくには きみがいたから 永遠の旅路と思い きみを抱きしめる ふたりが ひとりになって ようやく 愛を見た  走り通しの過去は きみを寂しくさせた 男のわがままを いつか詫びたいと 思う 巡る季節を追って 夢を語り合い 挫けた心を見つめ 笑ったふたり  涙は冷ややかで からだまで凍らせ ひとりの寒さを きみがあたため 永遠の旅路を思い きみに伝えよう 今日から未来へつづく これこそ愛だよと五木ひろし阿久悠浜圭介だれに感謝をしよう 君に出会えたことを 心が通い合う 愛の人生を だれに 時の流れの中で 迷うこともなく よろこび いたみを分かち 歩いたふたり  涙は重過ぎて 捨て場所に困った それでも ぼくには きみがいたから 永遠の旅路と思い きみを抱きしめる ふたりが ひとりになって ようやく 愛を見た  走り通しの過去は きみを寂しくさせた 男のわがままを いつか詫びたいと 思う 巡る季節を追って 夢を語り合い 挫けた心を見つめ 笑ったふたり  涙は冷ややかで からだまで凍らせ ひとりの寒さを きみがあたため 永遠の旅路を思い きみに伝えよう 今日から未来へつづく これこそ愛だよと
そして…花送り陽だまりの 築地塀 爪先立ちの 下駄の音 独り占めした 残り香を 袂に抱いて 閉じ込めた 嗚呼・・心震えて… 風が鳴る 振り向けば 花の嵐 雪送り、花迎え、そして…花送り  花冷えの 築地塀 紅い鼻緒の 緒が切れて 捨てられたのは 雪の夜 雪の化粧に 紅を差す 嗚呼・・心亡くして… 風が鳴る 振り向けば 花の嵐 雪送り、花迎え、そして…花送り  陽だまりの 築地塀 踏みにじられた 名無し草 何時か立たずみ 想い出す 独りよがりの 青春の日々 嗚呼・・陽炎のように… 風が鳴る 振り向けば 花の嵐 雪送り、花迎え、そして…花送り 五木ひろし吉本哲雄五木ひろし陽だまりの 築地塀 爪先立ちの 下駄の音 独り占めした 残り香を 袂に抱いて 閉じ込めた 嗚呼・・心震えて… 風が鳴る 振り向けば 花の嵐 雪送り、花迎え、そして…花送り  花冷えの 築地塀 紅い鼻緒の 緒が切れて 捨てられたのは 雪の夜 雪の化粧に 紅を差す 嗚呼・・心亡くして… 風が鳴る 振り向けば 花の嵐 雪送り、花迎え、そして…花送り  陽だまりの 築地塀 踏みにじられた 名無し草 何時か立たずみ 想い出す 独りよがりの 青春の日々 嗚呼・・陽炎のように… 風が鳴る 振り向けば 花の嵐 雪送り、花迎え、そして…花送り 
千日草咲いたって 燃えたって 恋は はかない 一年草と いつか覚えた ひとり酒 叱ってください 好きならば ちいさな春の 陽だまりで あなたに染まりたい おんな千日草  ゆきずりに 淋しさに ほんの はじめは 雨やどりでも 今は いのちを 賭ける人 泣かせてください 抱きしめて この世の風に 耐えてきた あなたのぬくもりに なみだ千日草  ふるさとへ… あの港町へ… 帰る その日は なくてもいいの 愛のとまり木 ひざまくら 叶えてください 夢ひとつ やさしい愛を 人生を あなたに尽くしたい こころ千日草 五木ひろし水木れいじ上総優咲いたって 燃えたって 恋は はかない 一年草と いつか覚えた ひとり酒 叱ってください 好きならば ちいさな春の 陽だまりで あなたに染まりたい おんな千日草  ゆきずりに 淋しさに ほんの はじめは 雨やどりでも 今は いのちを 賭ける人 泣かせてください 抱きしめて この世の風に 耐えてきた あなたのぬくもりに なみだ千日草  ふるさとへ… あの港町へ… 帰る その日は なくてもいいの 愛のとまり木 ひざまくら 叶えてください 夢ひとつ やさしい愛を 人生を あなたに尽くしたい こころ千日草 
パパとあそぼうちいさな生命が 生まれたとき パパは決めたよ  おまえの青空になるんだと おいで パパの膝のうえ 散歩にゆこうか 肩車 パパはおまえの 遊園地だから すくすく育て のびのび生きろ 今日はパパといっしょに パパとあそぼう  おまえが大きく なったとき きっとおまえは 世界を飛びまわることだろう そんな夢を パパはみて 頬ずりするのも いまのうち いつかパパから 離れてゆくなら すくすく育て のびのび生きろ 今日はパパといっしょに パパとあそぼう  ラララ… ラララ…  男ならば やさしさと けんかもすこしは できる子に なっておくれよ 男の子だもの すくすく育て のびのび生きろ 今日はパパといっしょに  パパとあそぼう パパとあそぼう 五木ひろし高田ひろお五木ひろしちいさな生命が 生まれたとき パパは決めたよ  おまえの青空になるんだと おいで パパの膝のうえ 散歩にゆこうか 肩車 パパはおまえの 遊園地だから すくすく育て のびのび生きろ 今日はパパといっしょに パパとあそぼう  おまえが大きく なったとき きっとおまえは 世界を飛びまわることだろう そんな夢を パパはみて 頬ずりするのも いまのうち いつかパパから 離れてゆくなら すくすく育て のびのび生きろ 今日はパパといっしょに パパとあそぼう  ラララ… ラララ…  男ならば やさしさと けんかもすこしは できる子に なっておくれよ 男の子だもの すくすく育て のびのび生きろ 今日はパパといっしょに  パパとあそぼう パパとあそぼう 
灯りが欲しいGOLD LYLIC日陰そだちの この俺が 見つけた道は 遠すぎた 疲れた足を ひきずって 昨日につづく 雨の道 灯りが欲しいよ 道があんまり 遠すぎる  やけで覚えた 酒もある 酒で覚えた 恋もある 男の過去の 苦っぽさ 昔を早く 忘れたい 灯りが欲しいよ ひとり歩きは 暗すぎる  恋という字が ある限り 俺はあいつを 追いかける ほんとは一人 欲しかった こころの杖に なるような 灯りが欲しいよ 日陰暮しは 永すぎるGOLD LYLIC五木ひろし藤田まさと遠藤実日陰そだちの この俺が 見つけた道は 遠すぎた 疲れた足を ひきずって 昨日につづく 雨の道 灯りが欲しいよ 道があんまり 遠すぎる  やけで覚えた 酒もある 酒で覚えた 恋もある 男の過去の 苦っぽさ 昔を早く 忘れたい 灯りが欲しいよ ひとり歩きは 暗すぎる  恋という字が ある限り 俺はあいつを 追いかける ほんとは一人 欲しかった こころの杖に なるような 灯りが欲しいよ 日陰暮しは 永すぎる
夢しずくいのちを刻む 恋もある さだめに捨てる 夢もある 口には出せない こころの傷み 夜にかくれて 未練に泣いて ああ ゆれて流れる おんな川  おんなの胸の 灯は ふりむくたびに 遠ざかる 二人で生きても 哀しいものを 連れにはぐれた ひとりの身には ああ つらい噂の 夢しずく  まっすぐ行けば つき当たる 後へ戻りゃ 元通り 小さなしあわせ なぜすれちがう せめて明日は いい日が欲しい ああ どこへ流れる 迷い川五木ひろし松井由利夫岡千秋いのちを刻む 恋もある さだめに捨てる 夢もある 口には出せない こころの傷み 夜にかくれて 未練に泣いて ああ ゆれて流れる おんな川  おんなの胸の 灯は ふりむくたびに 遠ざかる 二人で生きても 哀しいものを 連れにはぐれた ひとりの身には ああ つらい噂の 夢しずく  まっすぐ行けば つき当たる 後へ戻りゃ 元通り 小さなしあわせ なぜすれちがう せめて明日は いい日が欲しい ああ どこへ流れる 迷い川
霧の出船捨てていいのと くちびるかんで 肩を落した 影ひとつ ランプも暗い 止り木の 片すみに そっと名前をかいて泣く 流しのお兄さん どうぞ止めてよ その唄は あの人 好きだった 演歌節  どうせ待っても 帰って来ない 船は男の 恋ごころ ゆらゆらゆれる こぼれ灯に 裏窓を そっと開ければ波の音 何んにも聞かないで つらい恋でも 想い出にゃ いいこと ばっかりが 残るのよ  夜霧がひくく はうような 波間から ぼうっとかすんで船が出る 流しのお兄さん どこへ行くのよ あの船は あの人 いるところ 北の果て五木ひろし山口洋子平尾昌晃捨てていいのと くちびるかんで 肩を落した 影ひとつ ランプも暗い 止り木の 片すみに そっと名前をかいて泣く 流しのお兄さん どうぞ止めてよ その唄は あの人 好きだった 演歌節  どうせ待っても 帰って来ない 船は男の 恋ごころ ゆらゆらゆれる こぼれ灯に 裏窓を そっと開ければ波の音 何んにも聞かないで つらい恋でも 想い出にゃ いいこと ばっかりが 残るのよ  夜霧がひくく はうような 波間から ぼうっとかすんで船が出る 流しのお兄さん どこへ行くのよ あの船は あの人 いるところ 北の果て
酒ひとり面影に 飲む酒なのか 未練を捨てる 酒なのか わざと冷たく 背を向けたのに 男ごころが 咽(むせ)ぶ夜半(よわ) あゝ 惚れてせつない 他人(ひと)の花  迷い舟 なぜ身をけずる 流れる闇の なさけ川 紅が哀しい おくれ毛泣いて つれて行ってと すがる女(ひと) あゝ 苦労させたく ないおんな  淋しかろ さぞ憎かろう 逢いたさつのる 意気地なし 浴びる火の酒 ひとりが寒い 遊びだったら 抱いていた あゝ 夢がよろける 影法師五木ひろし土田有紀岡千秋池多孝春面影に 飲む酒なのか 未練を捨てる 酒なのか わざと冷たく 背を向けたのに 男ごころが 咽(むせ)ぶ夜半(よわ) あゝ 惚れてせつない 他人(ひと)の花  迷い舟 なぜ身をけずる 流れる闇の なさけ川 紅が哀しい おくれ毛泣いて つれて行ってと すがる女(ひと) あゝ 苦労させたく ないおんな  淋しかろ さぞ憎かろう 逢いたさつのる 意気地なし 浴びる火の酒 ひとりが寒い 遊びだったら 抱いていた あゝ 夢がよろける 影法師
粋な男友とは幼ごころで酒を飲む 女に出逢(でお)たら えゝ夢見んとあかん 人生は芝居 面白ろせんと 生きる値打ちも 意味もない そつのない道 外したい そんなこという人に惚れたんや 何度もこれでお仕舞いにしようと 荷物纏(まと)めたことがあった あんたは童話(メルヘン) うちの童話 忘れられへん 粋な男  いつでも二ッ返事で「まかしとき」 頼りにされたら あと先考えへん 外面(そとづら)がようて その分持てて こんな男の 嫁はんは 可愛そうです 災難や それやのに阿呆やねん惚れたんや まだ醒めやらぬ星たちを尻目に 宵の口からひとつ光る あの一番星 あれがあんたや 忘れられへん 粋な男  あんたは童話(メルヘン) うちの童話 忘れられへん 粋な男五木ひろしもず唱平五木ひろし友とは幼ごころで酒を飲む 女に出逢(でお)たら えゝ夢見んとあかん 人生は芝居 面白ろせんと 生きる値打ちも 意味もない そつのない道 外したい そんなこという人に惚れたんや 何度もこれでお仕舞いにしようと 荷物纏(まと)めたことがあった あんたは童話(メルヘン) うちの童話 忘れられへん 粋な男  いつでも二ッ返事で「まかしとき」 頼りにされたら あと先考えへん 外面(そとづら)がようて その分持てて こんな男の 嫁はんは 可愛そうです 災難や それやのに阿呆やねん惚れたんや まだ醒めやらぬ星たちを尻目に 宵の口からひとつ光る あの一番星 あれがあんたや 忘れられへん 粋な男  あんたは童話(メルヘン) うちの童話 忘れられへん 粋な男
流れ星悲しいことに 出逢ったら ここへおいでよ 隣においで 夢をどこかへ 落としたら 泣きべそ連れて 隣においで  夕やけ小やけ しあわせが かくれているなら 出ておいで ほら涙の… ほら涙の… 流れ星 光ってる  心が風邪を ひいたなら ここへおいでよ 隣においで 胸がしくしく 痛いなら 思いで連れて 隣においで  あの町この町 しあわせが おやすみするなら またあした ほら涙の… ほら涙の… 流れ星 光ってる  夕やけ小やけ しあわせが かくれているなら 出ておいで ほら涙の… ほら涙の… 流れ星 光ってる 五木ひろし荒木とよひさ五木ひろし悲しいことに 出逢ったら ここへおいでよ 隣においで 夢をどこかへ 落としたら 泣きべそ連れて 隣においで  夕やけ小やけ しあわせが かくれているなら 出ておいで ほら涙の… ほら涙の… 流れ星 光ってる  心が風邪を ひいたなら ここへおいでよ 隣においで 胸がしくしく 痛いなら 思いで連れて 隣においで  あの町この町 しあわせが おやすみするなら またあした ほら涙の… ほら涙の… 流れ星 光ってる  夕やけ小やけ しあわせが かくれているなら 出ておいで ほら涙の… ほら涙の… 流れ星 光ってる 
裏窓の女口紅を拭きとり そして涙と 飲めば あなたを 忘れられない 叱ってよ もう一度 お酒なんか きっとやめるわ  せめて あなた 夢の中で この指 この乳房を 抱きしめて 欲しい 昨日のように 身体が憶えているから  髪の先まで そして未練と 酔えば あなたを 恨みきれない 帰ってよ もう一度 悪いおんなだったわたしが  もしも あなた ひとりならば この部屋 このベッド 裏窓あかり 灯けて 昨日のままで 涙が憶えて いるから  せめて あなた 夢の中で この指 この乳房を 抱きしめて 欲しい 昨日のように 身体が憶えているから五木ひろし荒木とよひさ芹澤廣明口紅を拭きとり そして涙と 飲めば あなたを 忘れられない 叱ってよ もう一度 お酒なんか きっとやめるわ  せめて あなた 夢の中で この指 この乳房を 抱きしめて 欲しい 昨日のように 身体が憶えているから  髪の先まで そして未練と 酔えば あなたを 恨みきれない 帰ってよ もう一度 悪いおんなだったわたしが  もしも あなた ひとりならば この部屋 このベッド 裏窓あかり 灯けて 昨日のままで 涙が憶えて いるから  せめて あなた 夢の中で この指 この乳房を 抱きしめて 欲しい 昨日のように 身体が憶えているから
男の帰り道たとえばそれが 夜更けなら 男は 心の 淋しさを 浮かれた街の とまり木に そっと今夜も 捨てに来る ひとつ覚えの 唄でいい 酒の力を 借りていい 酔ってしみじみ 歌う時 明日の夢が 見えるなら 男ひとりの 帰り道  たとえばそれが 日暮れなら 男は 心の 悲しさを 過ぎた昔の 恋にかえ 想い出橋に 立ち止まる 淡く終った 愛でいい 胸を痛めた 女(ひと)でいい そっと名前を 呼んだ時 何かが熱く たぎるなら 男ひとりの 帰り道  つくり笑いの 顔でいい 一夜(ひとよ)限りの 嘘でいい 心の荷物 重い時 話し合わせて くれるなら 男ひとりの 帰り道五木ひろし浅倉玲西條きろくたとえばそれが 夜更けなら 男は 心の 淋しさを 浮かれた街の とまり木に そっと今夜も 捨てに来る ひとつ覚えの 唄でいい 酒の力を 借りていい 酔ってしみじみ 歌う時 明日の夢が 見えるなら 男ひとりの 帰り道  たとえばそれが 日暮れなら 男は 心の 悲しさを 過ぎた昔の 恋にかえ 想い出橋に 立ち止まる 淡く終った 愛でいい 胸を痛めた 女(ひと)でいい そっと名前を 呼んだ時 何かが熱く たぎるなら 男ひとりの 帰り道  つくり笑いの 顔でいい 一夜(ひとよ)限りの 嘘でいい 心の荷物 重い時 話し合わせて くれるなら 男ひとりの 帰り道
砂時計恋の終り夢から醒めれば あなたは幻 帰らぬ人 綺麗ごとの想い出だけなら こんなにこの胸 寒くないわ 時を刻む 砂時計 昨日にはぐれた 幸福は いつも人に優しくて 面影ばかりが ついてくる ふりむけば 切ない 目を閉じて 恋しい あゝ心の痛みよ  恋の名残り 指から消せない 悲しい匂いに 染まりすぎて 窓の外を 季節が変えても あなたの青空 帰らないわ 時を刻む 砂時計 涙と連れ添う 人生が いつも人の 運命なら 恨んでみるだけ 淋しい 呼び止めて 切ない 泣きぬれて 恋しい あゝ心の痛みよ  時を刻む 砂時計 昨日にはぐれた 幸福は いつも人に優しくて 面影ばかりが ついてくる ふりむけば 切ない 目を閉じて 恋しい あゝ心の痛みよ五木ひろし荒木とよひさ大野克夫恋の終り夢から醒めれば あなたは幻 帰らぬ人 綺麗ごとの想い出だけなら こんなにこの胸 寒くないわ 時を刻む 砂時計 昨日にはぐれた 幸福は いつも人に優しくて 面影ばかりが ついてくる ふりむけば 切ない 目を閉じて 恋しい あゝ心の痛みよ  恋の名残り 指から消せない 悲しい匂いに 染まりすぎて 窓の外を 季節が変えても あなたの青空 帰らないわ 時を刻む 砂時計 涙と連れ添う 人生が いつも人の 運命なら 恨んでみるだけ 淋しい 呼び止めて 切ない 泣きぬれて 恋しい あゝ心の痛みよ  時を刻む 砂時計 昨日にはぐれた 幸福は いつも人に優しくて 面影ばかりが ついてくる ふりむけば 切ない 目を閉じて 恋しい あゝ心の痛みよ
新宿駅から新宿駅から 乗るんだよ 俺の故郷へ 行く汽車は ああ 浮かぶじゃないか 東京の風に 町から三里の村だけど 小川の花と わらの屋根  たとえみかけは 大人でも 俺はまだまだ 甘えんぼ ああ 浮かぶじゃないか 東京の風に どんなものよりあったかい 心想った 母の顔  一度故郷へ 帰りたい ぜひに会いたい ひとがいる ああ 浮かぶじゃないか 東京の風に 俺の育ったあの村は 新宿駅から 乗るんだよ五木ひろし古野哲也上原げんと新宿駅から 乗るんだよ 俺の故郷へ 行く汽車は ああ 浮かぶじゃないか 東京の風に 町から三里の村だけど 小川の花と わらの屋根  たとえみかけは 大人でも 俺はまだまだ 甘えんぼ ああ 浮かぶじゃないか 東京の風に どんなものよりあったかい 心想った 母の顔  一度故郷へ 帰りたい ぜひに会いたい ひとがいる ああ 浮かぶじゃないか 東京の風に 俺の育ったあの村は 新宿駅から 乗るんだよ
さよならを言う前に街のむこうへ 星が落ちて消えてゆく 今夜の別れの 涙のように 僕とあなたのいくつかの 出来ごとの 想い出の終りに 花を飾ろう 眼を閉じてみると あれが青春さ 傷つけあったことも 楽しんだことも 二人の人生には 大事なページ  小さなその手に さよならを言う前に もいちど言いたい 愛していると くらい夜道さ 気をつけてお帰りよ 見ていてあげよう この窓をあけて 星空の下で 君と一緒さ 別々の旅をしても 愛と言う糸で むすばれている二人 いつでも逢える いつでも逢える五木ひろし山口洋子平尾昌晃街のむこうへ 星が落ちて消えてゆく 今夜の別れの 涙のように 僕とあなたのいくつかの 出来ごとの 想い出の終りに 花を飾ろう 眼を閉じてみると あれが青春さ 傷つけあったことも 楽しんだことも 二人の人生には 大事なページ  小さなその手に さよならを言う前に もいちど言いたい 愛していると くらい夜道さ 気をつけてお帰りよ 見ていてあげよう この窓をあけて 星空の下で 君と一緒さ 別々の旅をしても 愛と言う糸で むすばれている二人 いつでも逢える いつでも逢える
萩の花郷(さと)萩の花の 思い出は ふるさとの気比の ともしび たそがれに 心ほのかに くちずさむ くちずさむ 母のあの童唄  萩の雨に ぬれながら あの駅で 消えた初恋 逝く秋の 時雨ひととき 呼んでみる 呼んでみる 遠い面影  萩の町よ 潮騒よ いつの日か ひとり帰ろう 果てしない 夢を夜空に 人生の 人生の旅を また行く五木ひろし水木れいじ五木ひろし萩の花の 思い出は ふるさとの気比の ともしび たそがれに 心ほのかに くちずさむ くちずさむ 母のあの童唄  萩の雨に ぬれながら あの駅で 消えた初恋 逝く秋の 時雨ひととき 呼んでみる 呼んでみる 遠い面影  萩の町よ 潮騒よ いつの日か ひとり帰ろう 果てしない 夢を夜空に 人生の 人生の旅を また行く
かもめ町みなと町渡り鳥とんで来て 秋になった 岬に小さな 灯が点る 男と女 夜と夢 みなと棧橋 月が出て ああ また 泣かされそうな ここは真夜中 かもめ町みなと町  渡り鳥とんで行って 春になった 哀しい実のない 花が咲く 男と女 恋と嘘 呼んでとどかぬ 舟唄に ああ また 泣きたいような ここは真昼の かもめ町みなと町  渡り鳥来ないまま 冬になった 北からちらちら 雪が降る 男と女 風と波 出船ばかりか ドラの音 ああ また 泣かされました ここは夕暮れ かもめ町みなと町五木ひろし山口洋子筒美京平渡り鳥とんで来て 秋になった 岬に小さな 灯が点る 男と女 夜と夢 みなと棧橋 月が出て ああ また 泣かされそうな ここは真夜中 かもめ町みなと町  渡り鳥とんで行って 春になった 哀しい実のない 花が咲く 男と女 恋と嘘 呼んでとどかぬ 舟唄に ああ また 泣きたいような ここは真昼の かもめ町みなと町  渡り鳥来ないまま 冬になった 北からちらちら 雪が降る 男と女 風と波 出船ばかりか ドラの音 ああ また 泣かされました ここは夕暮れ かもめ町みなと町
あなたの灯山のむこうに またたく灯 あなたの灯 帰っておいでと はるか遠く 優しく うつむいた わたしを見守るように ああ もう雪が降る 肩に髪に はらはら この指先の 冷たさは 別れた別れた あの日からの 哀しみか  ひとつふたつと 数えて甘えた 稚いあの頃 寒くはないかと 聞いてくれた 笑顔が 傷ついた わたしの心に残る ああ もう雪が降る 街に屋根に はらはら 兄さんみたいな あの人に ふたたびふたたび めぐり逢える こともなく  ああ もう雪が降る 肩に髪に はらはら 消えそで消えない 灯を ふりむきふりむき 白い夜道 ただひとり五木ひろし山口洋子平尾昌晃山のむこうに またたく灯 あなたの灯 帰っておいでと はるか遠く 優しく うつむいた わたしを見守るように ああ もう雪が降る 肩に髪に はらはら この指先の 冷たさは 別れた別れた あの日からの 哀しみか  ひとつふたつと 数えて甘えた 稚いあの頃 寒くはないかと 聞いてくれた 笑顔が 傷ついた わたしの心に残る ああ もう雪が降る 街に屋根に はらはら 兄さんみたいな あの人に ふたたびふたたび めぐり逢える こともなく  ああ もう雪が降る 肩に髪に はらはら 消えそで消えない 灯を ふりむきふりむき 白い夜道 ただひとり
終着駅月明かり 引き込み線の 枕木をふらふら歩く 行く手には凍った海が もの言わず横たわるだけ  くたびれたコート探れば クシャクシャの写真と煙草  終着駅 お前を失くせば 人生など空っぽの鞄 終着駅 死ぬ気で来たのに 勇気もない俺を笑ってよ  贅沢なお前のために 手を出した慣れない株さ 愛なんてただの紙切れ 破けたらもう戻らない  波音にくるまりながら 海沿いの宿で眠ろう  終着駅 違う名を名乗り 明日から生きるのもいいね 終着駅 死んだと思えば もう何にも怖いものはない  終着駅 違う名を名乗り 明日から生きるのもいいね 終着駅 死んだと思えば もう何にも怖いものはない  終着駅 お前がいなけりゃ 時刻表もいらない旅だよ 終着駅 夜明けさえ来れば 別な俺の始発駅になる 別な俺の始発駅になる五木ひろし松本隆玉置浩二月明かり 引き込み線の 枕木をふらふら歩く 行く手には凍った海が もの言わず横たわるだけ  くたびれたコート探れば クシャクシャの写真と煙草  終着駅 お前を失くせば 人生など空っぽの鞄 終着駅 死ぬ気で来たのに 勇気もない俺を笑ってよ  贅沢なお前のために 手を出した慣れない株さ 愛なんてただの紙切れ 破けたらもう戻らない  波音にくるまりながら 海沿いの宿で眠ろう  終着駅 違う名を名乗り 明日から生きるのもいいね 終着駅 死んだと思えば もう何にも怖いものはない  終着駅 違う名を名乗り 明日から生きるのもいいね 終着駅 死んだと思えば もう何にも怖いものはない  終着駅 お前がいなけりゃ 時刻表もいらない旅だよ 終着駅 夜明けさえ来れば 別な俺の始発駅になる 別な俺の始発駅になる
京都恋歌しんしん雪の 大原を 二の字刻んで 逢いにゆく 忍ぶ恋路が 辛いから 逢えばあなたに 無理ばかり 橙色(だいだいいろ)に はんなりと 宿の灯火(あかり)が うちを呼ぶ どないしよう どないしよう 野村岐(のむらわか)れの 思案道  ちくちく胸に 突き刺さる 世間みたいな 針つらら なんぼ死ぬほど 燃えたって どうもならへん この先は 別れなあかん 貴男(ひと)やのに 胸でほっこり 抱かれたい すきやもん すきやもん 泣いて花尻(はなじり) 迷い橋  隠れて雪を 燃やす花 朧清水(おぼろしみず)の藪椿(やぶつばき) どないしよう どないしよう 渡りとうない 戻り橋  どないしよう どないしよう 野村岐(のむらわか)れの 思案道五木ひろし高林こうこ田尾将実ボブ佐久間しんしん雪の 大原を 二の字刻んで 逢いにゆく 忍ぶ恋路が 辛いから 逢えばあなたに 無理ばかり 橙色(だいだいいろ)に はんなりと 宿の灯火(あかり)が うちを呼ぶ どないしよう どないしよう 野村岐(のむらわか)れの 思案道  ちくちく胸に 突き刺さる 世間みたいな 針つらら なんぼ死ぬほど 燃えたって どうもならへん この先は 別れなあかん 貴男(ひと)やのに 胸でほっこり 抱かれたい すきやもん すきやもん 泣いて花尻(はなじり) 迷い橋  隠れて雪を 燃やす花 朧清水(おぼろしみず)の藪椿(やぶつばき) どないしよう どないしよう 渡りとうない 戻り橋  どないしよう どないしよう 野村岐(のむらわか)れの 思案道
ななかまど寒い冬ほど 真っ赤に燃える 愛に抱かれりゃ なお燃える 惚れたあなたに 命をあずけ 生きる幸せ 始めて知った 絆この実は ななかまど 逢いたいあなた 抱いてください  髪の先まで 教えてくれた 尽くす喜び それも恋 熱い涙が 止まない夜は 月のしずくで 紅化粧 花は可憐な ななかまど 雪より白い 花が好きです  めぐる季節に 春告鳥が 蕾見つけて 逢いにくる 生きる証を 灯してくれた 女ごころは 凍らぬ実です 絆ふたりは ななかまど 逢いたいあなた 夢をください五木ひろし川英雄飯田譲石倉重信寒い冬ほど 真っ赤に燃える 愛に抱かれりゃ なお燃える 惚れたあなたに 命をあずけ 生きる幸せ 始めて知った 絆この実は ななかまど 逢いたいあなた 抱いてください  髪の先まで 教えてくれた 尽くす喜び それも恋 熱い涙が 止まない夜は 月のしずくで 紅化粧 花は可憐な ななかまど 雪より白い 花が好きです  めぐる季節に 春告鳥が 蕾見つけて 逢いにくる 生きる証を 灯してくれた 女ごころは 凍らぬ実です 絆ふたりは ななかまど 逢いたいあなた 夢をください
瞼の母軒下三寸 借りうけまして 申しあげます おっ母さん たった一言 忠太郎と 呼んでくだせぇ 呼んでくだせぇ たのみやす  「おかみさん、いま何とか言いなすったね 親子の名のりがしたかったら 堅気の姿で尋ねて来いと言いなすったが 笑わせちゃいけねぇぜ 親にはぐれた小雀が ぐれたを叱るは 無理な話しよ 愚痴じゃねぇ 未練じゃねぇ おかみさん 俺の言うことを よく聞きなせぇ 尋ね 尋ねた母親に 倅と呼んで もらえぬような こんなやくざに 誰がしたんでぇ」  世間の噂が 気になるならば こんなやくざを なぜ生んだ つれのうござんす おっ母さん 月も雲間で 月も雲間で もらい泣き  「何を言ってやんでぇ 何が今更 忠太郎だ 何が倅でぇ 俺にゃおっ母は、いねぇんでぇ おっ母さんは、俺の心の底に居るんだ 上と下との瞼を合わせりゃ 逢わねぇ昔のやさしい おっ母の面影が浮かんでくらぁ 逢いたくなったら 逢いたくなったら俺ァ 瞼をつむるんだ」  逢わなきゃよかった 泣かずにすんだ これが浮世というものか 水熊横丁は 遠灯り 縞の合羽に 縞の合羽に 雪が散る  おっ母さん…五木ひろし高月ことば村沢良介軒下三寸 借りうけまして 申しあげます おっ母さん たった一言 忠太郎と 呼んでくだせぇ 呼んでくだせぇ たのみやす  「おかみさん、いま何とか言いなすったね 親子の名のりがしたかったら 堅気の姿で尋ねて来いと言いなすったが 笑わせちゃいけねぇぜ 親にはぐれた小雀が ぐれたを叱るは 無理な話しよ 愚痴じゃねぇ 未練じゃねぇ おかみさん 俺の言うことを よく聞きなせぇ 尋ね 尋ねた母親に 倅と呼んで もらえぬような こんなやくざに 誰がしたんでぇ」  世間の噂が 気になるならば こんなやくざを なぜ生んだ つれのうござんす おっ母さん 月も雲間で 月も雲間で もらい泣き  「何を言ってやんでぇ 何が今更 忠太郎だ 何が倅でぇ 俺にゃおっ母は、いねぇんでぇ おっ母さんは、俺の心の底に居るんだ 上と下との瞼を合わせりゃ 逢わねぇ昔のやさしい おっ母の面影が浮かんでくらぁ 逢いたくなったら 逢いたくなったら俺ァ 瞼をつむるんだ」  逢わなきゃよかった 泣かずにすんだ これが浮世というものか 水熊横丁は 遠灯り 縞の合羽に 縞の合羽に 雪が散る  おっ母さん…
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
鯉名の銀平雪の伊豆路を 下田へ三里 なにを急ぎの 三度笠 脇差で斬れない 情けの糸に がんじがらめの はぐれ鳥 あれは 鯉名の銀平の 後姿だよう  義理の掟と 男のいのち はかりゃ重さは 九分一分 どうせ一天 地六の運命 死ぬを覚悟の 渡り鳥 あれは 鯉名の銀平の 破れ合羽だよう  死んだ心算が また逆戻り 廻り灯籠の 影芝居 雪は消えても 晴れ間は見えぬ 仲間外れの片羽鳥 あれは 鯉名の銀平の 男涙だよう五木ひろし藤田まさと五木ひろし雪の伊豆路を 下田へ三里 なにを急ぎの 三度笠 脇差で斬れない 情けの糸に がんじがらめの はぐれ鳥 あれは 鯉名の銀平の 後姿だよう  義理の掟と 男のいのち はかりゃ重さは 九分一分 どうせ一天 地六の運命 死ぬを覚悟の 渡り鳥 あれは 鯉名の銀平の 破れ合羽だよう  死んだ心算が また逆戻り 廻り灯籠の 影芝居 雪は消えても 晴れ間は見えぬ 仲間外れの片羽鳥 あれは 鯉名の銀平の 男涙だよう
赤城の子守唄泣くなよしよし ねんねしな 山の鴉が啼いたとて 泣いちゃいけないねんねしな 泣けば鴉が又さわぐ  坊や男児だねんねしな 親がないとて泣くものか お月様さえたゞひとり 泣かずにいるからねんねしな  にっこり笑ってねんねしな 山の土産に何をやろ どうせやくざな犬張子 貰ってやるからねんねしな五木ひろし佐藤惣之助竹岡信幸泣くなよしよし ねんねしな 山の鴉が啼いたとて 泣いちゃいけないねんねしな 泣けば鴉が又さわぐ  坊や男児だねんねしな 親がないとて泣くものか お月様さえたゞひとり 泣かずにいるからねんねしな  にっこり笑ってねんねしな 山の土産に何をやろ どうせやくざな犬張子 貰ってやるからねんねしな
関の弥太っぺ春に不向きな 水葬いが 甲州街道に また一つ 死んだ佛の 残した荷物 じっと見つめて 弥太っぺやくざ 顔で泣かずに 腹で泣く  北へ転がり 東へ流れ 旅の噂を 追いかけて 来れば渡世の 掟を外に ケチな野郎の 人情騒ぎ 雨よ宿場の 先で降れ  数え八年 丸七年目 可愛い蕾が 花になる 嬉しうござんす この想い出を 関の弥太っぺ 大事にします 胸にしまって あの世まで五木ひろし藤田まさと五木ひろし春に不向きな 水葬いが 甲州街道に また一つ 死んだ佛の 残した荷物 じっと見つめて 弥太っぺやくざ 顔で泣かずに 腹で泣く  北へ転がり 東へ流れ 旅の噂を 追いかけて 来れば渡世の 掟を外に ケチな野郎の 人情騒ぎ 雨よ宿場の 先で降れ  数え八年 丸七年目 可愛い蕾が 花になる 嬉しうござんす この想い出を 関の弥太っぺ 大事にします 胸にしまって あの世まで
伊太郎旅唄筑波山さへ男体女体 伊太郎かなしや一本どっこ 利根の河原じゃすゝきも泣いた ふいとやくざに ふいとやくざにヨー 誰がした  すすき葉末に光るは露か やさしい潮来のあのお月さん 逢わず三年 こらえて利根も じっと流れる じっと流れるヨー 七十里  斬られ切傷 おいらはいいが 荒れてはくれるな故郷の土よ きかぬ気性といっても女 雨はつらかろ 雨はつらかろヨー 花あやめ五木ひろし佐伯孝夫吉田正筑波山さへ男体女体 伊太郎かなしや一本どっこ 利根の河原じゃすゝきも泣いた ふいとやくざに ふいとやくざにヨー 誰がした  すすき葉末に光るは露か やさしい潮来のあのお月さん 逢わず三年 こらえて利根も じっと流れる じっと流れるヨー 七十里  斬られ切傷 おいらはいいが 荒れてはくれるな故郷の土よ きかぬ気性といっても女 雨はつらかろ 雨はつらかろヨー 花あやめ
母恋鴉水戸を離れりゃ 松戸へ十里 街道がらすが 一ト声泣いた 母はどこかと 一ト声泣いた 母はどこかと どこかとョー  間の宿かよ 江戸川渡し 宿場がらすが 泣き泣き越えた 母は無事かと 泣き泣き越えた 母は無事かと 無事かとョー  九十六間 すみだの橋を わたるからすが 嬉しゅて泣いた 母に逢えると 嬉しゅて泣いた 母に逢えると 逢えるとョー五木ひろし藤田まさと猪俣公章水戸を離れりゃ 松戸へ十里 街道がらすが 一ト声泣いた 母はどこかと 一ト声泣いた 母はどこかと どこかとョー  間の宿かよ 江戸川渡し 宿場がらすが 泣き泣き越えた 母は無事かと 泣き泣き越えた 母は無事かと 無事かとョー  九十六間 すみだの橋を わたるからすが 嬉しゅて泣いた 母に逢えると 嬉しゅて泣いた 母に逢えると 逢えるとョー
伊豆の佐太郎故郷見たさに 戻ってくれば 春の伊豆路は 月おぼろ 墨絵ぼかしの 天城を越えて どこへ帰るか どこへ帰るか 夫婦雁  瞼とじれば 堅気になれと 泣いてすがった 洗髪 幼馴染も あの黒潮も 一度ながれりゃ 一度ながれりゃ 帰りゃせぬ  逢って行こうか 逢わずに行こうか 伊豆の佐太郎 忍び笠 どうせ明日は またながれ旅 はいた草鞋に はいた草鞋に 散る椿五木ひろし西條八十上原げんと故郷見たさに 戻ってくれば 春の伊豆路は 月おぼろ 墨絵ぼかしの 天城を越えて どこへ帰るか どこへ帰るか 夫婦雁  瞼とじれば 堅気になれと 泣いてすがった 洗髪 幼馴染も あの黒潮も 一度ながれりゃ 一度ながれりゃ 帰りゃせぬ  逢って行こうか 逢わずに行こうか 伊豆の佐太郎 忍び笠 どうせ明日は またながれ旅 はいた草鞋に はいた草鞋に 散る椿
中山七里中山七里の お地蔵さんに あげる野花も かなしい供養 仇は討ったぜ 成仏(じょうぶつ)しなと 合わす両手に 他国の風が 今日も 今日も 今日も冷たい 急ぎ旅  似ている似てるぜ 助けた女 おしまおまえに ほつれ毛までも 看病一つに つい身がはいる 抱いて女房と 呼びたい宿で きけば きけば きけば亭主を たずね旅  長脇差(どす)一本 草鞋(わらじ)をはいて 土足裾(すそ)どり おいとましやす 好いて好かれて 手に手を引いて 木曽は桟(かけはし) 仲よく渡れ これが これが これが政吉 置土産五木ひろし佐伯孝夫吉田正中山七里の お地蔵さんに あげる野花も かなしい供養 仇は討ったぜ 成仏(じょうぶつ)しなと 合わす両手に 他国の風が 今日も 今日も 今日も冷たい 急ぎ旅  似ている似てるぜ 助けた女 おしまおまえに ほつれ毛までも 看病一つに つい身がはいる 抱いて女房と 呼びたい宿で きけば きけば きけば亭主を たずね旅  長脇差(どす)一本 草鞋(わらじ)をはいて 土足裾(すそ)どり おいとましやす 好いて好かれて 手に手を引いて 木曽は桟(かけはし) 仲よく渡れ これが これが これが政吉 置土産
道連れ三度笠より ドスよりも 情け一つが 欲しかった 赤いトンボが スイスイと 秋の山坂 飛ぶころは 俺はお前の 夢ばかり  昨日筑波の 風に泣き 今日は大利根 雨に泣く 身から出たとは 言いながら 今じゃ錆付く やくざ性 連れも欲しいよ 日の昏(く)れは  生きて来たのが ひとりなら 死んで行くのも ただひとり どうせお前も ひとり旅 恋の塒(ねぐら)を 貸してやる 俺の腕(かいな)の 中で死ね五木ひろし藤田まさと遠藤実三度笠より ドスよりも 情け一つが 欲しかった 赤いトンボが スイスイと 秋の山坂 飛ぶころは 俺はお前の 夢ばかり  昨日筑波の 風に泣き 今日は大利根 雨に泣く 身から出たとは 言いながら 今じゃ錆付く やくざ性 連れも欲しいよ 日の昏(く)れは  生きて来たのが ひとりなら 死んで行くのも ただひとり どうせお前も ひとり旅 恋の塒(ねぐら)を 貸してやる 俺の腕(かいな)の 中で死ね
箱根八里の半次郎廻し合羽も 三年がらす 意地の縞目(しまめ)も ほつれがち 夕陽背にして 薄(すすき)を噛めば 湯の香しみじみ 里ごころ やだねったら やだね やだねったら やだね 箱根八里の半次郎  寄木細工よ 色恋沙汰は つぼを外せば くいちがう 宿場むすめと 一本刀 情けからめば 錆(さび)がつく やだねったら やだね やだねったら やだね まして半端な 三度笠  杉の木立を 三尺よけて 生まれ在所を しのび笠 おっ母(かあ)すまねぇ 顔さえ出せぬ 積る不孝は 倍返し やだねったら やだね やだねったら やだね 箱根八里の 半次郎五木ひろし松井由利夫水森英夫廻し合羽も 三年がらす 意地の縞目(しまめ)も ほつれがち 夕陽背にして 薄(すすき)を噛めば 湯の香しみじみ 里ごころ やだねったら やだね やだねったら やだね 箱根八里の半次郎  寄木細工よ 色恋沙汰は つぼを外せば くいちがう 宿場むすめと 一本刀 情けからめば 錆(さび)がつく やだねったら やだね やだねったら やだね まして半端な 三度笠  杉の木立を 三尺よけて 生まれ在所を しのび笠 おっ母(かあ)すまねぇ 顔さえ出せぬ 積る不孝は 倍返し やだねったら やだね やだねったら やだね 箱根八里の 半次郎
大利根月夜あれをご覧と 指さす方に 利根の流れを ながれ月 昔笑うて 眺めた月も 今日は 今日は涙の 顔で見る  愚痴じゃなけれど 世が世であれば 殿のまねきの 月見酒 男平手と もてはやされて 今じゃ 今じゃ浮世を 三度笠  もとをただせば 侍育ち 腕は自慢の 千葉仕込み 何が不足で 大利根ぐらし 故郷じゃ 故郷じゃ妹が 待つものを五木ひろし藤田まさと長津義司あれをご覧と 指さす方に 利根の流れを ながれ月 昔笑うて 眺めた月も 今日は 今日は涙の 顔で見る  愚痴じゃなけれど 世が世であれば 殿のまねきの 月見酒 男平手と もてはやされて 今じゃ 今じゃ浮世を 三度笠  もとをただせば 侍育ち 腕は自慢の 千葉仕込み 何が不足で 大利根ぐらし 故郷じゃ 故郷じゃ妹が 待つものを
時雨の半次郎人の浮世を 二つに裂けば 野暮な掟の岐れ路 義理に生きるか 情けに死ぬか 無駄にゃしないさ 命は一つ 俺は時雨の半次郎  越える信濃路 飛ぶ上州路 飛べば近づく 江戸の空 どこに在すか 瞼のお人 遇えば捨てます 一本刀 俺は時雨の半次郎  人の情けに 掴まりながら 泥が洗えぬ 旅がらす 咲いた春から 萎んだ秋へ 花もいつしか 時雨に消えた 俺は時雨の半次郎五木ひろし藤田まさと猪俣公章人の浮世を 二つに裂けば 野暮な掟の岐れ路 義理に生きるか 情けに死ぬか 無駄にゃしないさ 命は一つ 俺は時雨の半次郎  越える信濃路 飛ぶ上州路 飛べば近づく 江戸の空 どこに在すか 瞼のお人 遇えば捨てます 一本刀 俺は時雨の半次郎  人の情けに 掴まりながら 泥が洗えぬ 旅がらす 咲いた春から 萎んだ秋へ 花もいつしか 時雨に消えた 俺は時雨の半次郎
一本刀土俵入り千両万両 積んだとて 銭じゃ買えない 人ごころ 受けた情の 数々に 上州子鴉 泣いて居ります 泣いて居ります この通り  「わしゃァ姐さんのようないい人に、 めぐり逢ったのは初めてだ、はい、はい、きっと成ります。 横綱になった姿を姐さんに見て貰います。 そしてなァ、わしゃ死んだおっ母さんの御墓の前で 立派な土俵入りがしたい。」  野暮な浮世の うら表 教えこまれて 一昔 夢でござんす なにもかも 角力修業も 今じゃ日蔭の 今じゃ日蔭の 三度笠  「角力にゃなれず、やくざになって尋ねて見りゃこの始末。 さァ、姐さん、この金持って、早くお行きなせえまし。 飛ぶには今が汐時だ。後はあっしが引受けました。 さァ、早く早く行きなさいまし。ああ、もし、お蔦さん、 親子三人、何時までも仲良く御暮しなさんせ。 十年前に櫛、笄、巾着ぐるみ、意見を貰った姐はんへ、 せめて見て貰う駒形のしがねぇ姿の横綱の土俵入りでござんす。」  御恩返しの 真似ごとは 取手宿場の 仁義沙汰 御覧下され お蔦さん せめて茂兵衛の 花の手数入り 花の手数入り 土俵入り五木ひろし藤田まさと春川一夫千両万両 積んだとて 銭じゃ買えない 人ごころ 受けた情の 数々に 上州子鴉 泣いて居ります 泣いて居ります この通り  「わしゃァ姐さんのようないい人に、 めぐり逢ったのは初めてだ、はい、はい、きっと成ります。 横綱になった姿を姐さんに見て貰います。 そしてなァ、わしゃ死んだおっ母さんの御墓の前で 立派な土俵入りがしたい。」  野暮な浮世の うら表 教えこまれて 一昔 夢でござんす なにもかも 角力修業も 今じゃ日蔭の 今じゃ日蔭の 三度笠  「角力にゃなれず、やくざになって尋ねて見りゃこの始末。 さァ、姐さん、この金持って、早くお行きなせえまし。 飛ぶには今が汐時だ。後はあっしが引受けました。 さァ、早く早く行きなさいまし。ああ、もし、お蔦さん、 親子三人、何時までも仲良く御暮しなさんせ。 十年前に櫛、笄、巾着ぐるみ、意見を貰った姐はんへ、 せめて見て貰う駒形のしがねぇ姿の横綱の土俵入りでござんす。」  御恩返しの 真似ごとは 取手宿場の 仁義沙汰 御覧下され お蔦さん せめて茂兵衛の 花の手数入り 花の手数入り 土俵入り
潮来笠潮来の伊太郎 ちょっと見なれば 薄情そうな 渡り鳥 それでいいのさ あの移り気な 風が吹くまま 西東 なのにヨー なぜに眼に浮く潮来笠  田笠の紅緒が ちらつくようじゃ 振り分け荷物 重かろに わけはきくなと 笑ってみせる 粋な単衣(ひとえ)の 腕まくり なのにヨー 後髪引く潮来笠  旅空夜空で いまさら知った 女の胸の 底の底 ここは関宿 大利根川へ 人にかくして 流す花 だってヨー あの娘川下潮来笠五木ひろし佐伯孝夫吉田正潮来の伊太郎 ちょっと見なれば 薄情そうな 渡り鳥 それでいいのさ あの移り気な 風が吹くまま 西東 なのにヨー なぜに眼に浮く潮来笠  田笠の紅緒が ちらつくようじゃ 振り分け荷物 重かろに わけはきくなと 笑ってみせる 粋な単衣(ひとえ)の 腕まくり なのにヨー 後髪引く潮来笠  旅空夜空で いまさら知った 女の胸の 底の底 ここは関宿 大利根川へ 人にかくして 流す花 だってヨー あの娘川下潮来笠
おしどり道中惚れてなるかと 浅間のからす 気障なせりふを 二つ三つ 情け知らずと 嗤(わら)わば嗤え これがやくざの 泣きどころ  泣けと云うなら 泣いても見せる 死ねと云うなら 死にもする 野暮な野郎で ム(ござ)んすけれど 惚れた気持にゃ 嘘はない  馴れた草鞋(わらじ)も 日昏れにゃゆるむ ましておしどり 二人旅 聞いてくれるな 草鞋のことは どこで解こうと 結ぼうと五木ひろし藤田まさと陸奥明惚れてなるかと 浅間のからす 気障なせりふを 二つ三つ 情け知らずと 嗤(わら)わば嗤え これがやくざの 泣きどころ  泣けと云うなら 泣いても見せる 死ねと云うなら 死にもする 野暮な野郎で ム(ござ)んすけれど 惚れた気持にゃ 嘘はない  馴れた草鞋(わらじ)も 日昏れにゃゆるむ ましておしどり 二人旅 聞いてくれるな 草鞋のことは どこで解こうと 結ぼうと
傘ん中雨は野暮だし 日暮れは薄情 道はひとりで 靴まで重い 笑い上手は うわべのはなし 芯は一日 泣いている  都会はからくり 見せかけ芝居 男も女も 水びたし せめて こちらへ 傘ん中 縁があるなら 傘ん中  夜はこわいし ひとりは寒い 夢はみじかい 眠りは浅い 化粧する日は 孤独が責めて やせた素顔が 蒼ざめる  雨まで色づく 巷に立てば 男も女も 迷いびと せめて こちらへ 傘ん中 縁があるなら 傘ん中  くちびる震わせ 転がす小節(こぶし) 男も女も 泣き上手 せめて こちらへ 傘ん中 縁があるなら 傘ん中  せめてこちらへ 傘ん中 縁があるなら 傘ん中五木ひろし阿久悠船村徹蔦将包雨は野暮だし 日暮れは薄情 道はひとりで 靴まで重い 笑い上手は うわべのはなし 芯は一日 泣いている  都会はからくり 見せかけ芝居 男も女も 水びたし せめて こちらへ 傘ん中 縁があるなら 傘ん中  夜はこわいし ひとりは寒い 夢はみじかい 眠りは浅い 化粧する日は 孤独が責めて やせた素顔が 蒼ざめる  雨まで色づく 巷に立てば 男も女も 迷いびと せめて こちらへ 傘ん中 縁があるなら 傘ん中  くちびる震わせ 転がす小節(こぶし) 男も女も 泣き上手 せめて こちらへ 傘ん中 縁があるなら 傘ん中  せめてこちらへ 傘ん中 縁があるなら 傘ん中
二行半の恋文えり足に黄昏ゆれて きみ恋し ふり向くまでの みじかき時間 狂おしく見る いつの間に 乙女の殻を 脱ぎ捨てて 静かが似合う 大人となりぬ 紅うすくつけ  何色のインキで書くが 艶くや 色にあらずと 知りつつ選ぶ 恋文なれば おずおずと 唇よせる ひとの顔 目を見開いて たしかめており いとしさあふれ  このままに 赤く燃えたら 灰になる 清らなひとは 清らなままに 夜ふけに帰す もう恋は 神に委ねし 年齢なりと 佳人の爪の 光るを思う 吐息とともに五木ひろし阿久悠船村徹若草恵えり足に黄昏ゆれて きみ恋し ふり向くまでの みじかき時間 狂おしく見る いつの間に 乙女の殻を 脱ぎ捨てて 静かが似合う 大人となりぬ 紅うすくつけ  何色のインキで書くが 艶くや 色にあらずと 知りつつ選ぶ 恋文なれば おずおずと 唇よせる ひとの顔 目を見開いて たしかめており いとしさあふれ  このままに 赤く燃えたら 灰になる 清らなひとは 清らなままに 夜ふけに帰す もう恋は 神に委ねし 年齢なりと 佳人の爪の 光るを思う 吐息とともに
愛の始発川は流れる 橋の下 まるで二人の 恋のように 川は流れる 橋の下 この街にいまさら 未練なんかは ないのです 哀しみを小さな ボストンバッグに つめこんで 明日の始発に とびのるのです ふたりで遠くの 街にゆくのです 水の流れと 同じよに どこというあてもないのです 川は流れる 橋の下  街は日暮れる 鐘はなる 木の葉浮かべて 淋しげに 川は流れる 橋の下 おたがいにいちばん 大事なひとと 知りました この愛を一生 まもってゆこうと 決めました あなたは仕事と 友達を捨て わたしは長年 住んだ家を捨て 水に浮かんだ わくら葉の 夢だけたよりに 行くのです 川は流れる 橋の下  命をかけても 悔いない恋に 出逢った二人は 幸せなのです 言葉少なく 肩よせて たそがれの中を 歩きます 川は流れる 橋の下五木ひろし山口洋子猪俣公章森岡賢一郎川は流れる 橋の下 まるで二人の 恋のように 川は流れる 橋の下 この街にいまさら 未練なんかは ないのです 哀しみを小さな ボストンバッグに つめこんで 明日の始発に とびのるのです ふたりで遠くの 街にゆくのです 水の流れと 同じよに どこというあてもないのです 川は流れる 橋の下  街は日暮れる 鐘はなる 木の葉浮かべて 淋しげに 川は流れる 橋の下 おたがいにいちばん 大事なひとと 知りました この愛を一生 まもってゆこうと 決めました あなたは仕事と 友達を捨て わたしは長年 住んだ家を捨て 水に浮かんだ わくら葉の 夢だけたよりに 行くのです 川は流れる 橋の下  命をかけても 悔いない恋に 出逢った二人は 幸せなのです 言葉少なく 肩よせて たそがれの中を 歩きます 川は流れる 橋の下
黒髪に こころ こころ 縛られて さまよう街の やるせなさ 行くも帰るも 罪の坂 闇路(やみじ)に 白い 白い 白い 雪がふる  盃に こころ こころ 秘めたまま わかってくれと 目で話す 言えば 誰かを 傷つける 隠せば 胸が 胸が 胸が はりさける  君なしに こころ こころ 淋しくて みれんの橋が 渡れずに 逢えば情けの 深川に 流れて あえぐ あえぐ あえぐ 恋小舟五木ひろし星野哲郎船村徹黒髪に こころ こころ 縛られて さまよう街の やるせなさ 行くも帰るも 罪の坂 闇路(やみじ)に 白い 白い 白い 雪がふる  盃に こころ こころ 秘めたまま わかってくれと 目で話す 言えば 誰かを 傷つける 隠せば 胸が 胸が 胸が はりさける  君なしに こころ こころ 淋しくて みれんの橋が 渡れずに 逢えば情けの 深川に 流れて あえぐ あえぐ あえぐ 恋小舟
熱愛よせよ 今さらそんなこと 出来はしないさ 無駄な努力はよしとくれ 疲れが出るだけ どんなにおまえを愛していたか 左の手首の傷跡に 俺の弱さを見つけ もろく崩れる二人の愛の予感がしたのか いいよ いいよ おまえは自由に翔べよ  行けよ 今さら俺のこと 気にはしないで 早く見えない所に 姿を消しなよ どんなにおまえをいじめてきたか 左の瞼の青あざは俺の弱さの裏がえし 愛は強く 愛は激しく 燃えつきた いいよ いいよ おまえは自由に翔べよ いいよ いいよ おまえは自由に翔べよ五木ひろしあたらしかずよ丹羽応樹よせよ 今さらそんなこと 出来はしないさ 無駄な努力はよしとくれ 疲れが出るだけ どんなにおまえを愛していたか 左の手首の傷跡に 俺の弱さを見つけ もろく崩れる二人の愛の予感がしたのか いいよ いいよ おまえは自由に翔べよ  行けよ 今さら俺のこと 気にはしないで 早く見えない所に 姿を消しなよ どんなにおまえをいじめてきたか 左の瞼の青あざは俺の弱さの裏がえし 愛は強く 愛は激しく 燃えつきた いいよ いいよ おまえは自由に翔べよ いいよ いいよ おまえは自由に翔べよ
いのち恋歌静かに降る雪 花びら哀し いとしいおまえの 黒髪よ 運命に流され 別れたけれど 今でも 忘れられない 儚ない 恋を  ふたりで歩いた 白樺道を ひとりで辿れば ただ涙 帰らぬおもかげ せつない胸が 冷たい 夜露に濡れて 恋しさ つのる  離れて生きても 心はひとつ この世でひとりの 妻だから 身を切る寒さに 耐えられるのか この手に 抱きしめたいよ いのちが 燃える五木ひろし悠木圭子鈴木淳静かに降る雪 花びら哀し いとしいおまえの 黒髪よ 運命に流され 別れたけれど 今でも 忘れられない 儚ない 恋を  ふたりで歩いた 白樺道を ひとりで辿れば ただ涙 帰らぬおもかげ せつない胸が 冷たい 夜露に濡れて 恋しさ つのる  離れて生きても 心はひとつ この世でひとりの 妻だから 身を切る寒さに 耐えられるのか この手に 抱きしめたいよ いのちが 燃える
王将吹けば飛ぶよな 将棋の駒に 賭けた命を 笑わば笑え うまれ浪花の 八百八橋 月も知ってる 俺らの意気地  あの手この手の 思案を胸に やぶれ長屋で 今年も暮れた 愚痴も言わずに 女房の小春 つくる笑顔が いじらしい  明日は東京に 出て行くからは なにがなんでも 勝たねばならぬ 空に灯がつく 通天閣に おれの闘志が また燃える五木ひろし西條八十船村徹吹けば飛ぶよな 将棋の駒に 賭けた命を 笑わば笑え うまれ浪花の 八百八橋 月も知ってる 俺らの意気地  あの手この手の 思案を胸に やぶれ長屋で 今年も暮れた 愚痴も言わずに 女房の小春 つくる笑顔が いじらしい  明日は東京に 出て行くからは なにがなんでも 勝たねばならぬ 空に灯がつく 通天閣に おれの闘志が また燃える
アメリカ橋風が足もとを 通りすぎてゆく 久しぶりだねと 照れてわらいあって―― アメリカ橋のたもと ふと通うぬくもり やるせない恋 埋(う)めた街 角部屋の灯り 石だたみ石だたみ 想い出続く いつかいつか 熱かった青春  君は変わらない 月日は過ぎても 髪を切ったので 少し若くなった―― アメリカ橋のたもと 黄昏(たそがれ)が間近い 煙草やめたの いつからと それとなくきいて 眼をそらす眼をそらす ガラスのむこう 遠い遠い かえらない青春  アメリカ橋のたもと それじゃと手をあげる そっとコートの衿たてた さり気なさおいて 人の群(むれ)人の群(むれ) 誰もが他人 はるかはるか あの頃が青春五木ひろし山口洋子平尾昌晃竜崎孝路風が足もとを 通りすぎてゆく 久しぶりだねと 照れてわらいあって―― アメリカ橋のたもと ふと通うぬくもり やるせない恋 埋(う)めた街 角部屋の灯り 石だたみ石だたみ 想い出続く いつかいつか 熱かった青春  君は変わらない 月日は過ぎても 髪を切ったので 少し若くなった―― アメリカ橋のたもと 黄昏(たそがれ)が間近い 煙草やめたの いつからと それとなくきいて 眼をそらす眼をそらす ガラスのむこう 遠い遠い かえらない青春  アメリカ橋のたもと それじゃと手をあげる そっとコートの衿たてた さり気なさおいて 人の群(むれ)人の群(むれ) 誰もが他人 はるかはるか あの頃が青春
北物語愛の切符を捨ててしまって 女ひとりが迷います やさしさに負けそうな 頼りなさ 両の手に 荷物では 重過ぎる 重過ぎる  どうして 北へ来たのでしょう 心が冷えて 泣きながら  風が運ぶ 遠い汽笛に はるか昔を 想います しあわせにつつまれて いた頃を こんな夜 ひとりでは 凍えそう 凍えそう  どうして北へ来たのでしょう 日ぐれが早く つらいのに  窓が鏡に すぐに変わって 寒い泣き顔 うつします 巡礼をするようにたずねても あのひとに 二度ともう 逢えないわ 逢えないわ  どうして北へ来たのでしょう やさしいひとが 声かける五木ひろし阿久悠船村徹川村栄二愛の切符を捨ててしまって 女ひとりが迷います やさしさに負けそうな 頼りなさ 両の手に 荷物では 重過ぎる 重過ぎる  どうして 北へ来たのでしょう 心が冷えて 泣きながら  風が運ぶ 遠い汽笛に はるか昔を 想います しあわせにつつまれて いた頃を こんな夜 ひとりでは 凍えそう 凍えそう  どうして北へ来たのでしょう 日ぐれが早く つらいのに  窓が鏡に すぐに変わって 寒い泣き顔 うつします 巡礼をするようにたずねても あのひとに 二度ともう 逢えないわ 逢えないわ  どうして北へ来たのでしょう やさしいひとが 声かける
早春生きてきたから 朝がある 朝に春まで 重なって やっと心の おもたさが とけていったと 嬉しがる あなた こちらは 春よ春 風がいくらか のこっても みどり芽をふく 春よ春 ああ あなた恋しい  ひゅるる ひゅるるの 風の音 夜半にぴたりと 止んだあと ひとり 乾杯したくなり 冷めた盃 上げてみる あなた こちらは 春よ春 胸がいくらか 疼いても 小鳥さえずる 春よ春 ああ あなた恋しい  春に始まる 人生が 巡り巡って 何度目が 嘘をつかない ご褒美に 花と一緒に 訪れる あなた こちらは 春よ春 涙 ひと粒 こぼれても 歌が流れる 春よ春 ああ あなた恋しい五木ひろし阿久悠船村徹蔦将包生きてきたから 朝がある 朝に春まで 重なって やっと心の おもたさが とけていったと 嬉しがる あなた こちらは 春よ春 風がいくらか のこっても みどり芽をふく 春よ春 ああ あなた恋しい  ひゅるる ひゅるるの 風の音 夜半にぴたりと 止んだあと ひとり 乾杯したくなり 冷めた盃 上げてみる あなた こちらは 春よ春 胸がいくらか 疼いても 小鳥さえずる 春よ春 ああ あなた恋しい  春に始まる 人生が 巡り巡って 何度目が 嘘をつかない ご褒美に 花と一緒に 訪れる あなた こちらは 春よ春 涙 ひと粒 こぼれても 歌が流れる 春よ春 ああ あなた恋しい
おふくろの子守歌おどま盆ぎり盆ぎり 盆から先きゃおらんど 盆が早よくりゃ早よもどる  久しぶりに会いたい おふくろ元気ですか  幾度も思いながら 帰れずじまいでした   面影少し残る 駅前の痩せた道  見上げるほども高くない ホテルも懐かしい  あぁ おふくろの おふくろの 手料理のにおい  あぁ あぁ おふくろの 子守歌   久しぶりに再会 おふくろとの思い出  心配かけたあの日 叱ってくれた涙   言葉数も少なに 手を引きながら歩く  長生きしておくれよと 心で繰り返す  あぁ おふくろよ おふくろよ ありがとう  あぁ あぁ 懐かしい 子守歌   おふくろの 子守歌  五木ひろしつんくつんくおどま盆ぎり盆ぎり 盆から先きゃおらんど 盆が早よくりゃ早よもどる  久しぶりに会いたい おふくろ元気ですか  幾度も思いながら 帰れずじまいでした   面影少し残る 駅前の痩せた道  見上げるほども高くない ホテルも懐かしい  あぁ おふくろの おふくろの 手料理のにおい  あぁ あぁ おふくろの 子守歌   久しぶりに再会 おふくろとの思い出  心配かけたあの日 叱ってくれた涙   言葉数も少なに 手を引きながら歩く  長生きしておくれよと 心で繰り返す  あぁ おふくろよ おふくろよ ありがとう  あぁ あぁ 懐かしい 子守歌   おふくろの 子守歌  
望郷の詩海鳥よ ここに来て こんやは眠れ 子守唄きかせる 波もやさしい 水平線に陽は昇る そしたら旅立つこともいい いつの日かつばさを休めにおいで あぁ 望郷の島 三宅よいつまでも  咲く椿 潮風に ふるえて歌え 乙女らがやがては髪に飾るよ 船から見えるあで姿 ひとめで恋することもいい 島の唄二人で歌ってごらん あぁ 望郷の島 三宅よいつまでも  とび魚よ 波の上 光って急げ それぞれの心の便り運べよ 都会の隅で 生きながら おもいでたっぷり抱きしめて 逢いたさや恋しさ 託してごらん あぁ 望郷の島 三宅よいつまでも五木ひろし阿久悠五木ひろし前田俊明海鳥よ ここに来て こんやは眠れ 子守唄きかせる 波もやさしい 水平線に陽は昇る そしたら旅立つこともいい いつの日かつばさを休めにおいで あぁ 望郷の島 三宅よいつまでも  咲く椿 潮風に ふるえて歌え 乙女らがやがては髪に飾るよ 船から見えるあで姿 ひとめで恋することもいい 島の唄二人で歌ってごらん あぁ 望郷の島 三宅よいつまでも  とび魚よ 波の上 光って急げ それぞれの心の便り運べよ 都会の隅で 生きながら おもいでたっぷり抱きしめて 逢いたさや恋しさ 託してごらん あぁ 望郷の島 三宅よいつまでも
逢えて…横浜GOLD LYLIC泣くのはおよしよ 逢えたじゃないか ずっと今夜は 側にいてあげる 港の灯りが 雨に滲んでる あの日のように霧も 二人を包む  もっとお寄りよ 髪が濡れてる お前がいとしい 帰したくない 何処か遠くへ 連れて行きたい 涙が笑顔に 変るものなら  グラスを傾け 語り明かそうよ 時を忘れて 今は二人だけ どんな話も 聞いてあげるから 昔のようにもっと 甘えて欲しい  細い指先 冷た過ぎるよ この侭どこへも 帰したくない 雨の横浜 濡れてせつない 涙はこの手で 拭いてあげよう  お前ひとりを 泣かせはしない あふれる涙は 真珠に変えて 恋の横浜 夢の果てまで 離しはしないよ 今日から二人GOLD LYLIC五木ひろし悠木圭子鈴木淳今泉敏郎泣くのはおよしよ 逢えたじゃないか ずっと今夜は 側にいてあげる 港の灯りが 雨に滲んでる あの日のように霧も 二人を包む  もっとお寄りよ 髪が濡れてる お前がいとしい 帰したくない 何処か遠くへ 連れて行きたい 涙が笑顔に 変るものなら  グラスを傾け 語り明かそうよ 時を忘れて 今は二人だけ どんな話も 聞いてあげるから 昔のようにもっと 甘えて欲しい  細い指先 冷た過ぎるよ この侭どこへも 帰したくない 雨の横浜 濡れてせつない 涙はこの手で 拭いてあげよう  お前ひとりを 泣かせはしない あふれる涙は 真珠に変えて 恋の横浜 夢の果てまで 離しはしないよ 今日から二人
無法松の一生~度胸千両入り~小倉生れで 玄海育ち 口も荒いが 気も荒い 無法一代 涙を捨てて 度胸千両で 生きる身の 男一代 無法松  ~度胸千両~ 空にひびいた あの音は たたく太鼓の 勇み駒 山車の竹笹 堤灯は 赤い灯にゆれてゆく 今日は祇園の 夏祭り 揃いの浴衣の 若い衆は 綱を引き出し 音頭とる 玄海灘の 風うけて ばちがはげしく 右左 小倉名代は 無法松 度胸千両の あばれうち  泣くな嘆くな 男じゃないか どうせ実らぬ 恋じゃもの 愚痴や未練は 玄海灘に 捨てて太鼓の 乱れ打ち 夢も通えよ 女男波(みょうとなみ) 五木ひろし吉野夫二郎古賀政男小倉生れで 玄海育ち 口も荒いが 気も荒い 無法一代 涙を捨てて 度胸千両で 生きる身の 男一代 無法松  ~度胸千両~ 空にひびいた あの音は たたく太鼓の 勇み駒 山車の竹笹 堤灯は 赤い灯にゆれてゆく 今日は祇園の 夏祭り 揃いの浴衣の 若い衆は 綱を引き出し 音頭とる 玄海灘の 風うけて ばちがはげしく 右左 小倉名代は 無法松 度胸千両の あばれうち  泣くな嘆くな 男じゃないか どうせ実らぬ 恋じゃもの 愚痴や未練は 玄海灘に 捨てて太鼓の 乱れ打ち 夢も通えよ 女男波(みょうとなみ) 
悲しい酒ひとり酒場(さかば)で 飲む酒は 別れ涙の 味がする 飲んで棄(す)てたい 面影が 飲めばグラスに また浮かぶ  酒よこころが あるならば 胸の悩みを 消してくれ 酔えば悲しく なる酒を 飲んで泣くのも 恋のため  一人ぼっちが 好きだよと 言った心の 裏で泣く 好きで添えない 人の世を 泣いて怨(うら)んで 夜が更ける五木ひろし石本美由起古賀政男ひとり酒場(さかば)で 飲む酒は 別れ涙の 味がする 飲んで棄(す)てたい 面影が 飲めばグラスに また浮かぶ  酒よこころが あるならば 胸の悩みを 消してくれ 酔えば悲しく なる酒を 飲んで泣くのも 恋のため  一人ぼっちが 好きだよと 言った心の 裏で泣く 好きで添えない 人の世を 泣いて怨(うら)んで 夜が更ける
湯の町エレジー伊豆の山々 月あわく 灯りにむせぶ 湯のけむり あゝ 初恋の 君をたずねて 今宵また ギター爪弾く 旅の鳥  風のたよりに 聞く君は 温泉(いでゆ)の町の 人の妻 あゝ相見ての 晴れて語れぬ この思い せめて届けよ 流し唄  あわい湯の香も 露路裏も 君住む故に なつかしや あゝ 忘られぬ 夢を慕いて 散る涙 今宵ギターも むせびなく五木ひろし野村俊夫古賀政男伊豆の山々 月あわく 灯りにむせぶ 湯のけむり あゝ 初恋の 君をたずねて 今宵また ギター爪弾く 旅の鳥  風のたよりに 聞く君は 温泉(いでゆ)の町の 人の妻 あゝ相見ての 晴れて語れぬ この思い せめて届けよ 流し唄  あわい湯の香も 露路裏も 君住む故に なつかしや あゝ 忘られぬ 夢を慕いて 散る涙 今宵ギターも むせびなく
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
丘を越えて丘を越えて行こうよ 真澄の空は朗らかに晴れて 楽しいこころ 鳴るは胸の血潮よ 讃(たた)へよわが青春(はる)を いざゆけ 遥(はる)か希望の丘を越えて  丘を越えて行こうよ 小春の空はうららかに澄みて うれしいこころ 湧くは胸の泉よ 讃えよ我が青春を いざ聞け 遠く希望の鐘は鳴るよ五木ひろし島田芳文古賀政男丘を越えて行こうよ 真澄の空は朗らかに晴れて 楽しいこころ 鳴るは胸の血潮よ 讃(たた)へよわが青春(はる)を いざゆけ 遥(はる)か希望の丘を越えて  丘を越えて行こうよ 小春の空はうららかに澄みて うれしいこころ 湧くは胸の泉よ 讃えよ我が青春を いざ聞け 遠く希望の鐘は鳴るよ
目ン無い千鳥目ン無い千鳥の高島田 見えぬ鏡にいたわしや 曇る今宵の金屏風(きんびょうぶ) 誰(たれ)のとがやら罪じゃやら  千々に乱れる思い出は すぎし月日の糸車 回す心の盃(さかずき)に 紅はさしても晴れぬ胸  雨の夜更けに弾く琴(こと)が 白い小指にしみてゆく 花がちるちる春が逝(ゆ)く 胸の扉がまた濡(ぬ)れる  目ン無い千鳥のさみしさは 切れてはかない琴の糸 青春(はる)の盛りの若い葉に むせび泣くよなこぬか雨五木ひろしサトウハチロー古賀政男目ン無い千鳥の高島田 見えぬ鏡にいたわしや 曇る今宵の金屏風(きんびょうぶ) 誰(たれ)のとがやら罪じゃやら  千々に乱れる思い出は すぎし月日の糸車 回す心の盃(さかずき)に 紅はさしても晴れぬ胸  雨の夜更けに弾く琴(こと)が 白い小指にしみてゆく 花がちるちる春が逝(ゆ)く 胸の扉がまた濡(ぬ)れる  目ン無い千鳥のさみしさは 切れてはかない琴の糸 青春(はる)の盛りの若い葉に むせび泣くよなこぬか雨
男の純情男いのちの 純情は 燃えてかがやく 金の星 夜の都の 大空に 曇る涙を 誰が知ろ  影はやくざに やつれても 訊いてくれるな この胸を 所詮 男のゆく道は なんで女が 知るものか  暗い夜空が 明けたなら 若いみどりの 朝風に 金もいらなきゃ 名もいらぬ 愛の古巣へ 帰ろうよ五木ひろし佐藤惣之助古賀政男男いのちの 純情は 燃えてかがやく 金の星 夜の都の 大空に 曇る涙を 誰が知ろ  影はやくざに やつれても 訊いてくれるな この胸を 所詮 男のゆく道は なんで女が 知るものか  暗い夜空が 明けたなら 若いみどりの 朝風に 金もいらなきゃ 名もいらぬ 愛の古巣へ 帰ろうよ
愛の小窓花の都に 身をすねて 若きいのちを 散らすやら 夜のちまたを 流れゆく 君がパイプの ああうすけむり  街のホールで 見る月は 弱いおんなの 泣く涙 夢の光も さびしげに なぜか今宵も ああ更けてゆく  つゆの月草 やるせなく 夜ごとやつるる この胸に 待てど暮せど かの人は 今日もかえらぬ ああ雨の音五木ひろし佐藤惣之助古賀政男花の都に 身をすねて 若きいのちを 散らすやら 夜のちまたを 流れゆく 君がパイプの ああうすけむり  街のホールで 見る月は 弱いおんなの 泣く涙 夢の光も さびしげに なぜか今宵も ああ更けてゆく  つゆの月草 やるせなく 夜ごとやつるる この胸に 待てど暮せど かの人は 今日もかえらぬ ああ雨の音
人生の並木路泣くな妹よ 妹よ泣くな なけばおさない 二人して 故郷をすてた かいがない  遠いさびしい 日暮の路で 泣いてしかった 兄さんの 涙の声を 忘れたか  雪も降れ降れ 夜路(よみち)のはても やがてかがやく あけぼのに わが世の春は きっと来る  生きてゆこうよ 希望に燃えて 愛の口笛 高らかに この人生の 並木路五木ひろし佐藤惣之助古賀政男泣くな妹よ 妹よ泣くな なけばおさない 二人して 故郷をすてた かいがない  遠いさびしい 日暮の路で 泣いてしかった 兄さんの 涙の声を 忘れたか  雪も降れ降れ 夜路(よみち)のはても やがてかがやく あけぼのに わが世の春は きっと来る  生きてゆこうよ 希望に燃えて 愛の口笛 高らかに この人生の 並木路
誰か故郷を想わざる花摘む野辺に 陽は落ちて みんなで肩を くみながら 歌をうたった 帰り道 幼馴染(おさななじみ)の あの友この友 あゝ誰か故郷を 想わざる  一人の姉が 嫁ぐ夜に 小川の岸で 淋しさに 泣いた涙の なつかしさ 幼馴染の あの山この川 あゝ誰か故郷を想わざる  都に雨の 降る夜は 涙に胸も しめりがち 遠く呼ぶのは 誰(たれ)の声 幼馴染の あの夢この夢 あゝ誰か故郷を 想わざる五木ひろし西条八十古賀政男花摘む野辺に 陽は落ちて みんなで肩を くみながら 歌をうたった 帰り道 幼馴染(おさななじみ)の あの友この友 あゝ誰か故郷を 想わざる  一人の姉が 嫁ぐ夜に 小川の岸で 淋しさに 泣いた涙の なつかしさ 幼馴染の あの山この川 あゝ誰か故郷を想わざる  都に雨の 降る夜は 涙に胸も しめりがち 遠く呼ぶのは 誰(たれ)の声 幼馴染の あの夢この夢 あゝ誰か故郷を 想わざる
青春日記初恋の 涙にしぼむ 花びらを 水に流して 泣きくらす あわれ十九の 春の夢  今日もまた 瞳に燃ゆる 夕映えに 思い乱れて むらさきの ペンのインクも にじみがち  泣きぬれて 送る手紙の 恥かしさ 待てば淋しや しみじみと 街の舗道の 雨の音  明日から 二度と泣くまい 恋すまい いくら泣いても 笑うても 胸の傷手(いたで)は なおりゃせぬ五木ひろし佐藤惣之助古賀政男初恋の 涙にしぼむ 花びらを 水に流して 泣きくらす あわれ十九の 春の夢  今日もまた 瞳に燃ゆる 夕映えに 思い乱れて むらさきの ペンのインクも にじみがち  泣きぬれて 送る手紙の 恥かしさ 待てば淋しや しみじみと 街の舗道の 雨の音  明日から 二度と泣くまい 恋すまい いくら泣いても 笑うても 胸の傷手(いたで)は なおりゃせぬ
酒は涙か溜息か酒は涙か 溜息か こころのうさの 捨(す)てどころ  とおいえにしの かの人に 夜毎(よごと)の夢の 切なさよ  酒は涙か 溜息か かなしい恋の 捨(す)てどころ  忘れた筈(はず)の かの人に のこる心を なんとしょう五木ひろし高橋掬太郎古賀政男酒は涙か 溜息か こころのうさの 捨(す)てどころ  とおいえにしの かの人に 夜毎(よごと)の夢の 切なさよ  酒は涙か 溜息か かなしい恋の 捨(す)てどころ  忘れた筈(はず)の かの人に のこる心を なんとしょう
枯葉の舞い散る道も 吹雪の道でも 望みひとつ抱いて 僕は歩いてきた  どんなにつらい仕事も 冷たい他人にも 笑顔忘れないで 僕は生きている  ああ 故郷の あの緑 母の顔 ああ いまもなお やきついているけれど 泣くのは明日さ 男じゃないか  行方も知れない河や 夕陽の谷間を 長い影をふんで まっすぐに進む  ああ 男には 引きかえす 道はない ああ 傷ついて くさむらに倒れても かがやく朝日を めざしてゆく五木ひろし山口洋子平尾昌晃京建輔枯葉の舞い散る道も 吹雪の道でも 望みひとつ抱いて 僕は歩いてきた  どんなにつらい仕事も 冷たい他人にも 笑顔忘れないで 僕は生きている  ああ 故郷の あの緑 母の顔 ああ いまもなお やきついているけれど 泣くのは明日さ 男じゃないか  行方も知れない河や 夕陽の谷間を 長い影をふんで まっすぐに進む  ああ 男には 引きかえす 道はない ああ 傷ついて くさむらに倒れても かがやく朝日を めざしてゆく
長崎から船に乗ってGOLD LYLIC長崎から船に乗って 神戸に着いた ここは港まち 女が泣いてます 港の女は お人好し いいことばかりの そのあとで 白い鴎に ああ 騙される ああ 騙される 彼岸花  横浜から船に乗って 別府に着いた ここは小雨まち 女が泣いてます 南の女は 一本気 湯の花祭りの いたずらに ちょっとだけよが ああ 命とり ああ 命とり 紅椿  函館から船に乗って 東京に着いた ここは日暮れまち 女が泣いてます 都会の女は うす情 惚れているやら いないやら 何でもなさそに ああ 傷ついた ああ 傷ついた 芥子の花GOLD LYLIC五木ひろし山口洋子平尾昌晃長崎から船に乗って 神戸に着いた ここは港まち 女が泣いてます 港の女は お人好し いいことばかりの そのあとで 白い鴎に ああ 騙される ああ 騙される 彼岸花  横浜から船に乗って 別府に着いた ここは小雨まち 女が泣いてます 南の女は 一本気 湯の花祭りの いたずらに ちょっとだけよが ああ 命とり ああ 命とり 紅椿  函館から船に乗って 東京に着いた ここは日暮れまち 女が泣いてます 都会の女は うす情 惚れているやら いないやら 何でもなさそに ああ 傷ついた ああ 傷ついた 芥子の花
あなた愛するためにめぐり逢えたのに 風の向きがかわりました 追いかけても 追いかけても つむじ風のような あなた 命燃えた夜は冷たく 明日を涙で迎えればいいのでしょうか  愛されたいとひたすら尽しても ひとりぼっちになりました 誰よりも 誰よりも いつもやさしかった あなた 目を閉じればこころ切なく 影にすがって生きればいいのでしょうか  愛していてもなぜか淋しくて 風の中を待ちました あなただけに あなただけに 命ある限り あなた 愛はひとつ消えることなく いつか何処かでまためぐり逢えるでしょうか五木ひろし安麻呂五木ひろし京建輔愛するためにめぐり逢えたのに 風の向きがかわりました 追いかけても 追いかけても つむじ風のような あなた 命燃えた夜は冷たく 明日を涙で迎えればいいのでしょうか  愛されたいとひたすら尽しても ひとりぼっちになりました 誰よりも 誰よりも いつもやさしかった あなた 目を閉じればこころ切なく 影にすがって生きればいいのでしょうか  愛していてもなぜか淋しくて 風の中を待ちました あなただけに あなただけに 命ある限り あなた 愛はひとつ消えることなく いつか何処かでまためぐり逢えるでしょうか
アカシア挽歌霧の…降る夕暮(よる)も 雨の…降る夜明(あさ)も 心の振り子を ゆらしてるお前  アカシアの花が咲く 北のこの町で 面影いまでも 抱きしめるけど 出来るならあの日まで 時間をもどして  ひとり…着く終着駅(えき)も ひとり…去る始発駅(えき)も 心の隣りに いつまでもお前  アカシアの花が咲く 北のこの町で 過去(むかし)を探して ふりかえるけど 出来るなら過ぎし日の 季節を返して  いつか…この旅路(たび)も そして…この茜空(そら)も 心の汽笛に ちぎれゆくお前  アカシアの花が咲く 北のこの町で 思い出遥かに 呼んでみるけど 出来るならこの胸に 灯りをともして五木ひろし荒木とよひさ弦哲也石倉重信・前田俊明霧の…降る夕暮(よる)も 雨の…降る夜明(あさ)も 心の振り子を ゆらしてるお前  アカシアの花が咲く 北のこの町で 面影いまでも 抱きしめるけど 出来るならあの日まで 時間をもどして  ひとり…着く終着駅(えき)も ひとり…去る始発駅(えき)も 心の隣りに いつまでもお前  アカシアの花が咲く 北のこの町で 過去(むかし)を探して ふりかえるけど 出来るなら過ぎし日の 季節を返して  いつか…この旅路(たび)も そして…この茜空(そら)も 心の汽笛に ちぎれゆくお前  アカシアの花が咲く 北のこの町で 思い出遥かに 呼んでみるけど 出来るならこの胸に 灯りをともして
雪燃えて細雪(ゆき)の螢を 縺(もつ)れて追いかける 指先寒かろと そっと噛む 隠れ杉木立 抱いて抱きくずれ たとえ辻ヶ池 この身投げても  雪燃えて あかあかと 月冴えて しんしんと この世の向うが 吹雪いていても  濡れた黒髪 唇おしあてる 愛しいその肩を 引き寄せる 名残り椿宿 契り契り合い たとえ九十九谷(つづらだに) ふたり墜ちても  雪燃えて はらはらと 風哭いて ひゅるひゅると いのちの結晶(かけら)を 重ねたままで  雪燃えて あかあかと 月冴えて しんしんと この世の向うが 吹雪いていても  この世の向うが 吹雪いていても五木ひろし荒木とよひさ弦哲也石倉重信・南郷達也細雪(ゆき)の螢を 縺(もつ)れて追いかける 指先寒かろと そっと噛む 隠れ杉木立 抱いて抱きくずれ たとえ辻ヶ池 この身投げても  雪燃えて あかあかと 月冴えて しんしんと この世の向うが 吹雪いていても  濡れた黒髪 唇おしあてる 愛しいその肩を 引き寄せる 名残り椿宿 契り契り合い たとえ九十九谷(つづらだに) ふたり墜ちても  雪燃えて はらはらと 風哭いて ひゅるひゅると いのちの結晶(かけら)を 重ねたままで  雪燃えて あかあかと 月冴えて しんしんと この世の向うが 吹雪いていても  この世の向うが 吹雪いていても
待っている女GOLD LYLIC消え残る 街灯り 女は待ってる 肩すぼめ 襟を立て 冷たい ほら風の中 頬つたう ひとしずく 女は泣いてる 三日月は 片想い 冷たく ほらビルの上 ああ あの人は来ない ああ 恋は終りか これきりで このままで 落ち葉が舞うよに… 淋しげな あの女 あそこで ほら待っている  遠ざかる 二人連れ 女は見送る その先は 曲り角 冷たい ほら夜の道 ああ あの人は何処に ああ 夢は散るのか この胸で この指で 約束したのに… 霧の中 あの女 いまでも ほら待っているGOLD LYLIC五木ひろし山口洋子藤本卓也消え残る 街灯り 女は待ってる 肩すぼめ 襟を立て 冷たい ほら風の中 頬つたう ひとしずく 女は泣いてる 三日月は 片想い 冷たく ほらビルの上 ああ あの人は来ない ああ 恋は終りか これきりで このままで 落ち葉が舞うよに… 淋しげな あの女 あそこで ほら待っている  遠ざかる 二人連れ 女は見送る その先は 曲り角 冷たい ほら夜の道 ああ あの人は何処に ああ 夢は散るのか この胸で この指で 約束したのに… 霧の中 あの女 いまでも ほら待っている
乾杯かたい絆に 想いをよせて 語り尽くせぬ 青春の日々 時には傷つき 時には喜び 肩をたたきあった あの日  あれからどれくらい たったのだろう 沈む夕陽を いくつかぞえたろう ふるさとの友は いまでも君の 心の中に いますか  乾杯 今 君は人生の 大きな 大きな 舞台に立ち 遥か長い道のりを 歩き始めた 君に しあわせあれ  キャンドルライトの 中の二人を 今こうして 目を細めてる 大きな喜びと 少しの淋しさを 涙の言葉で 唄いたい  明日の光を からだにあびて 振りかえらずに そのまま行けばよい 風に吹かれても 雨に打たれても 信じた愛に 背を向けるな  乾杯 今 君は人生の 大きな 大きな 舞台に立ち 遥か長い道のりを 歩き始めた 君に しあわせあれ  乾杯 今 君は人生の 大きな 大きな 舞台に立ち 遥か長い道のりを 歩き始めた 君に しあわせあれ 君に しあわせあれ五木ひろし長渕剛長渕剛かたい絆に 想いをよせて 語り尽くせぬ 青春の日々 時には傷つき 時には喜び 肩をたたきあった あの日  あれからどれくらい たったのだろう 沈む夕陽を いくつかぞえたろう ふるさとの友は いまでも君の 心の中に いますか  乾杯 今 君は人生の 大きな 大きな 舞台に立ち 遥か長い道のりを 歩き始めた 君に しあわせあれ  キャンドルライトの 中の二人を 今こうして 目を細めてる 大きな喜びと 少しの淋しさを 涙の言葉で 唄いたい  明日の光を からだにあびて 振りかえらずに そのまま行けばよい 風に吹かれても 雨に打たれても 信じた愛に 背を向けるな  乾杯 今 君は人生の 大きな 大きな 舞台に立ち 遥か長い道のりを 歩き始めた 君に しあわせあれ  乾杯 今 君は人生の 大きな 大きな 舞台に立ち 遥か長い道のりを 歩き始めた 君に しあわせあれ 君に しあわせあれ
雨のヨコハマ好きになっては いけない女(ひと)と 知っていながら 待ちわびる 雨の横浜 外人(がいじん)墓地に 白いクルス(十字架)が目にしみる せつない恋を かきたてて むせび泣いてる 汽笛さへ  会えればいいの ただそれだけで 長いまつげが ふるえてる 雨の横浜 伊勢佐木町は 赤いネオンも 濡(ぬ)れていた 悲しい恋を 照らすよに マリンタワーの 灯がまわる  別れることは 出来ない女と はじめて知った あの夜も 雨の横浜 港を見てた 青く光った 船の灯(あかり)に 燃やした恋の 想(おも)い出が いまも生きてる 元町に五木ひろし北五郎遠藤実好きになっては いけない女(ひと)と 知っていながら 待ちわびる 雨の横浜 外人(がいじん)墓地に 白いクルス(十字架)が目にしみる せつない恋を かきたてて むせび泣いてる 汽笛さへ  会えればいいの ただそれだけで 長いまつげが ふるえてる 雨の横浜 伊勢佐木町は 赤いネオンも 濡(ぬ)れていた 悲しい恋を 照らすよに マリンタワーの 灯がまわる  別れることは 出来ない女と はじめて知った あの夜も 雨の横浜 港を見てた 青く光った 船の灯(あかり)に 燃やした恋の 想(おも)い出が いまも生きてる 元町に
風雪に吹かれて聞こえる唄は…孤独り寝に 慣れなくて 膝小僧抱き 想い出草を 吹く夜は 帰る故郷も無い  孤独り寝に 泣きたい夜 三味線抱いて 心の糸を 爪弾いて 弧影と弾き語り  嗚呼…流浪の旅の果て 砕け散る星の群れ 走る流れ星 風雪に吹かれて聞こえる唄は 母の背中の子守唄 風雪に吹かれて聞こえる唄は 遥かな空の虹の唄  孤独り寝に 目覚める朝 木洩れ日に 頭を垂れて 何を願う 生命残る時間  嗚呼…流浪の旅の果て 砕け散る星の群れ 走る流れ星 風雪に吹かれて聞こえる唄は 母の背中の子守唄 風雪に吹かれて聞こえる唄は 遥かな空の虹の唄五木ひろし吉本哲雄五木ひろし孤独り寝に 慣れなくて 膝小僧抱き 想い出草を 吹く夜は 帰る故郷も無い  孤独り寝に 泣きたい夜 三味線抱いて 心の糸を 爪弾いて 弧影と弾き語り  嗚呼…流浪の旅の果て 砕け散る星の群れ 走る流れ星 風雪に吹かれて聞こえる唄は 母の背中の子守唄 風雪に吹かれて聞こえる唄は 遥かな空の虹の唄  孤独り寝に 目覚める朝 木洩れ日に 頭を垂れて 何を願う 生命残る時間  嗚呼…流浪の旅の果て 砕け散る星の群れ 走る流れ星 風雪に吹かれて聞こえる唄は 母の背中の子守唄 風雪に吹かれて聞こえる唄は 遥かな空の虹の唄
霧子のタンゴ好きだから とても とても とても 好きだから 別れてきたんだよ 霧子はこの俺 信じてくれた それだから俺は つらくなって 旅に出たんだよ  逢いたくて とても とても とても 逢いたくて お前の名を呼んだ 可愛いい霧子よ 泣いてはせぬか いますぐに汽車に 乗って行きたい 愛の降る街へ  愛してる いまも いまも いまも 愛してる 死ぬほど愛してる 心の奥に 生きてる霧子 幸福(しあわせ)になって おくれ霧子 幸福に霧子 幸福に霧子 幸福に霧子五木ひろし吉田正吉田正好きだから とても とても とても 好きだから 別れてきたんだよ 霧子はこの俺 信じてくれた それだから俺は つらくなって 旅に出たんだよ  逢いたくて とても とても とても 逢いたくて お前の名を呼んだ 可愛いい霧子よ 泣いてはせぬか いますぐに汽車に 乗って行きたい 愛の降る街へ  愛してる いまも いまも いまも 愛してる 死ぬほど愛してる 心の奥に 生きてる霧子 幸福(しあわせ)になって おくれ霧子 幸福に霧子 幸福に霧子 幸福に霧子
有楽町で逢いましょうあなたを待てば 雨が降る 濡れて来ぬかと 気にかかる ああ ビルのほとりの ティー・ルーム 雨も愛(いと)しや 唄ってる 甘いブルース あなたと私の合言葉 「有楽町で逢いましょう」  心に沁みる 雨の唄 駅のホームも濡れたろう ああ 小窓にけむる デパートよ 今日の映画(シネマ)は ロードショウ かわす囁き あなたと私の合言葉 「有楽町で逢いましょう」  悲しい宵は 悲しいよに 燃えるやさしい 街灯り ああ命をかけた 恋の花 咲いておくれよ いつまでも いついつ迄も あなたと私の合言葉 「有楽町で逢いましょう」五木ひろし佐伯孝夫吉田正あなたを待てば 雨が降る 濡れて来ぬかと 気にかかる ああ ビルのほとりの ティー・ルーム 雨も愛(いと)しや 唄ってる 甘いブルース あなたと私の合言葉 「有楽町で逢いましょう」  心に沁みる 雨の唄 駅のホームも濡れたろう ああ 小窓にけむる デパートよ 今日の映画(シネマ)は ロードショウ かわす囁き あなたと私の合言葉 「有楽町で逢いましょう」  悲しい宵は 悲しいよに 燃えるやさしい 街灯り ああ命をかけた 恋の花 咲いておくれよ いつまでも いついつ迄も あなたと私の合言葉 「有楽町で逢いましょう」
夜霧の第二国道つらい恋なら ネオンの海へ 捨てて来たのに 忘れてきたに バック・ミラーに あの娘の顔が 浮かぶ夜霧の ああ 第二国道  花の唇 涙の瞳 想い出さすな 帰らぬ夢を ヘッド・ライトの光の中に つづくはてない ああ 第二国道  闇を見つめて ハンドル切れば サイン・ボードの 灯りも暗い 泣かぬつもりの 男の胸を 濡らす夜霧の ああ 第二国道五木ひろし宮川哲夫吉田正つらい恋なら ネオンの海へ 捨てて来たのに 忘れてきたに バック・ミラーに あの娘の顔が 浮かぶ夜霧の ああ 第二国道  花の唇 涙の瞳 想い出さすな 帰らぬ夢を ヘッド・ライトの光の中に つづくはてない ああ 第二国道  闇を見つめて ハンドル切れば サイン・ボードの 灯りも暗い 泣かぬつもりの 男の胸を 濡らす夜霧の ああ 第二国道
法師の宿過去を指したまま 時間はとまり 雨音だけが 過ぎてゆく樹海 落葉を踏んで さまよえば 誰が落とした簪(かんざし)が “忘れては いやです”と 下駄にからむ 法師の宿  雨が止みました いい月ですよ みて下さいと 窓をあける女 湯上りなのか 黒髪の 甘い香りに ふりむけば 一輪の カトレアが 夜風に白く 咲いていたよ  淋しさを友に 暮らしていると 人恋しくて たまらないだろう 生々し気に お酌する 細い手首に 傷の跡 “みつめては いやです”と 小袖で隠す 山家の女  虫の音をききに ぜひもう一度 約束してと 別れ惜しむ女 一度だなんて 水臭い 三度四度を 待ちますと 言わせたい 泣かせたい 湯情が宿る 法師の宿五木ひろし星野哲郎吉田正過去を指したまま 時間はとまり 雨音だけが 過ぎてゆく樹海 落葉を踏んで さまよえば 誰が落とした簪(かんざし)が “忘れては いやです”と 下駄にからむ 法師の宿  雨が止みました いい月ですよ みて下さいと 窓をあける女 湯上りなのか 黒髪の 甘い香りに ふりむけば 一輪の カトレアが 夜風に白く 咲いていたよ  淋しさを友に 暮らしていると 人恋しくて たまらないだろう 生々し気に お酌する 細い手首に 傷の跡 “みつめては いやです”と 小袖で隠す 山家の女  虫の音をききに ぜひもう一度 約束してと 別れ惜しむ女 一度だなんて 水臭い 三度四度を 待ちますと 言わせたい 泣かせたい 湯情が宿る 法師の宿
落葉しぐれ旅の落葉が しぐれに濡れて 流れ果てない ギター弾き のぞみも夢も はかなく消えて 唄もなみだの 渡り鳥  酒にやつれて 未練にやせて 男流れの ギター弾き あの日も君も かえらぬものを 呼ぶな他国の 夜のかぜ  暗い裏町 酒場の隅が せめてねぐらの ギター弾き 灯かげもさみし 蛍光燈の かげにしみじみ 独り泣く五木ひろし吉川静夫吉田正旅の落葉が しぐれに濡れて 流れ果てない ギター弾き のぞみも夢も はかなく消えて 唄もなみだの 渡り鳥  酒にやつれて 未練にやせて 男流れの ギター弾き あの日も君も かえらぬものを 呼ぶな他国の 夜のかぜ  暗い裏町 酒場の隅が せめてねぐらの ギター弾き 灯かげもさみし 蛍光燈の かげにしみじみ 独り泣く
異国の丘今日も暮ゆく 異国の丘に 友よ辛かろ 切なかろ 我慢だ待ってろ 嵐が過ぎりゃ 帰る日もくる 春がくる  今日も更けゆく 異国の丘に 夢も寒かろ 冷たかろ 泣いて笑って 歌ってたえりゃ 望む日がくる 朝がくる  今日も昨日も 異国の丘に おもい雪空 陽がうすい 倒れちゃならない 祖国の土に 辿りつくまで その日まで五木ひろし増田幸治吉田正今日も暮ゆく 異国の丘に 友よ辛かろ 切なかろ 我慢だ待ってろ 嵐が過ぎりゃ 帰る日もくる 春がくる  今日も更けゆく 異国の丘に 夢も寒かろ 冷たかろ 泣いて笑って 歌ってたえりゃ 望む日がくる 朝がくる  今日も昨日も 異国の丘に おもい雪空 陽がうすい 倒れちゃならない 祖国の土に 辿りつくまで その日まで
好きだった好きだった 好きだった 嘘じゃなかった 好きだった こんな一言 あの時に 言えばよかった 胸にすがって 泣きじゃくる 肩のふるえを ぬくもりを 忘れられずに いるのなら  好きだった 好きだった 俺は死ぬ程 好きだった 云っちゃならない「さよなら」を 云ったあの日よ 笑うつもりが 笑えずに 顔をそむけた 悲しみを 今も捨てずに いるくせに  好きだった 好きだった 口にゃ出さぬが 好きだった 夢にまで見た せつなさを 知っていたやら 馬鹿な男の 強がりを せめて恨まず いておくれ 逢える明日は ないけれど五木ひろし宮川哲夫吉田正好きだった 好きだった 嘘じゃなかった 好きだった こんな一言 あの時に 言えばよかった 胸にすがって 泣きじゃくる 肩のふるえを ぬくもりを 忘れられずに いるのなら  好きだった 好きだった 俺は死ぬ程 好きだった 云っちゃならない「さよなら」を 云ったあの日よ 笑うつもりが 笑えずに 顔をそむけた 悲しみを 今も捨てずに いるくせに  好きだった 好きだった 口にゃ出さぬが 好きだった 夢にまで見た せつなさを 知っていたやら 馬鹿な男の 強がりを せめて恨まず いておくれ 逢える明日は ないけれど
江梨子冷たい雨が 降る朝に 一人で江梨子は 死んでしまった かわいそうな 江梨子よ きれいだった 江梨子よ 涙にぬれた その顔を 花で飾って あげましょう  だまされたって 傷つかぬ やさしい心の 娘だったが 大人達が 江梨子よ わるいんだぜ 江梨子よ 苦しみのない 天国で きっとなるでしょ 幸福(しあわせ)に  海辺のお墓 その下で 静かに江梨子は 眠っている 野菊だけど 江梨子よ つんできたぜ 江梨子よ 今では逢えは しないけど 残る名前の 美しさ五木ひろし佐伯孝夫吉田正冷たい雨が 降る朝に 一人で江梨子は 死んでしまった かわいそうな 江梨子よ きれいだった 江梨子よ 涙にぬれた その顔を 花で飾って あげましょう  だまされたって 傷つかぬ やさしい心の 娘だったが 大人達が 江梨子よ わるいんだぜ 江梨子よ 苦しみのない 天国で きっとなるでしょ 幸福(しあわせ)に  海辺のお墓 その下で 静かに江梨子は 眠っている 野菊だけど 江梨子よ つんできたぜ 江梨子よ 今では逢えは しないけど 残る名前の 美しさ
公園の手品師鳩がとび立つ 公園の 銀杏(いちょう)は手品師 老いたピエロ うすれ日に ほほえみながら 季節の歌を ラララン ラララン ラララン うたっているよ 貸してあげよか アコーデオン 銀杏は手品師 老いたピエロ  雲が流れる 公園の 銀杏は手品師 老いたピエロ 口上は 云わないけれど なれた手つきで ラララン ラララン ラララン カードをまくよ 秋がゆくんだ 冬が来る 銀杏は手品師 老いたピエロ  風が冷たい 公園の 銀杏は手品師 老いたピエロ 何もかも 聞いていながら 知らぬ顔して ラララン ラララン ラララン すましているよ 呼んでおくれよ 幸せを 銀杏は手品師 老いたピエロ五木ひろし宮川哲夫吉田正鳩がとび立つ 公園の 銀杏(いちょう)は手品師 老いたピエロ うすれ日に ほほえみながら 季節の歌を ラララン ラララン ラララン うたっているよ 貸してあげよか アコーデオン 銀杏は手品師 老いたピエロ  雲が流れる 公園の 銀杏は手品師 老いたピエロ 口上は 云わないけれど なれた手つきで ラララン ラララン ラララン カードをまくよ 秋がゆくんだ 冬が来る 銀杏は手品師 老いたピエロ  風が冷たい 公園の 銀杏は手品師 老いたピエロ 何もかも 聞いていながら 知らぬ顔して ラララン ラララン ラララン すましているよ 呼んでおくれよ 幸せを 銀杏は手品師 老いたピエロ
いつでも夢を星よりひそかに 雨よりやさしく あの娘(こ)はいつも 歌ってる 声がきこえる 淋しい胸に 涙に濡れた この胸に 言っているいる お持ちなさいな いつでも夢を いつでも夢を 星よりひそかに 雨よりやさしく あの娘はいつも 歌ってる  歩いて歩いて 悲しい夜更けも あの娘の声は 流れくる すすり泣いてる この顔上げて きいてる歌の 懐かしさ 言っているいる お持ちなさいな いつでも夢を いつでも夢を 歩いて歩いて 悲しい夜更けも あの娘の声は 流れくる  言っているいる お持ちなさいな いつでも夢を いつでも夢を はかない涙を うれしい涙に あの娘はかえる 歌声で  あの娘はかえる 歌声で五木ひろし佐伯孝夫吉田正星よりひそかに 雨よりやさしく あの娘(こ)はいつも 歌ってる 声がきこえる 淋しい胸に 涙に濡れた この胸に 言っているいる お持ちなさいな いつでも夢を いつでも夢を 星よりひそかに 雨よりやさしく あの娘はいつも 歌ってる  歩いて歩いて 悲しい夜更けも あの娘の声は 流れくる すすり泣いてる この顔上げて きいてる歌の 懐かしさ 言っているいる お持ちなさいな いつでも夢を いつでも夢を 歩いて歩いて 悲しい夜更けも あの娘の声は 流れくる  言っているいる お持ちなさいな いつでも夢を いつでも夢を はかない涙を うれしい涙に あの娘はかえる 歌声で  あの娘はかえる 歌声で
哀愁の街に霧が降る日ぐれが青い灯 つけてゆく 宵の十字路 泪色した 霧がきょうも降る 忘られぬ 瞳よ 呼べど並木に 消えて あぁ 哀愁の街に霧が降る  花売り娘の 花束も 濡れる 十字路 のこる香りに あまく思い出す 過ぎし日の あの夜は カラー・フィルムのコマか ああ 哀愁の街に霧が降る  せつなくふるふる 身も細る 霧の十字路 窓を洩れくる 唄もすすりなく なつかしの ブローチ 肌につめたく 沁みて ああ 哀愁の街に霧が降る五木ひろし佐伯孝夫吉田正日ぐれが青い灯 つけてゆく 宵の十字路 泪色した 霧がきょうも降る 忘られぬ 瞳よ 呼べど並木に 消えて あぁ 哀愁の街に霧が降る  花売り娘の 花束も 濡れる 十字路 のこる香りに あまく思い出す 過ぎし日の あの夜は カラー・フィルムのコマか ああ 哀愁の街に霧が降る  せつなくふるふる 身も細る 霧の十字路 窓を洩れくる 唄もすすりなく なつかしの ブローチ 肌につめたく 沁みて ああ 哀愁の街に霧が降る
おまえにそばにいてくれる だけでいい 黙っていても いいんだよ 僕のほころび ぬえるのは おなじ心の 傷をもつ おまえのほかに だれもない そばにいてくれる だけでいい  そばにいてくれる だけでいい 泣きたい時も ここで泣け 涙をふくのは 僕だから おなじ喜び 知るものは おまえのほかに だれもない そばにいてくれる だけでいい  そばにいてくれる だけでいい 約束をした あの日から 遠くここまで 来た二人 おなじ調べを 唄うのは おまえのほかに だれもない そばにいてくれる だけでいい五木ひろし岩谷時子吉田正そばにいてくれる だけでいい 黙っていても いいんだよ 僕のほころび ぬえるのは おなじ心の 傷をもつ おまえのほかに だれもない そばにいてくれる だけでいい  そばにいてくれる だけでいい 泣きたい時も ここで泣け 涙をふくのは 僕だから おなじ喜び 知るものは おまえのほかに だれもない そばにいてくれる だけでいい  そばにいてくれる だけでいい 約束をした あの日から 遠くここまで 来た二人 おなじ調べを 唄うのは おまえのほかに だれもない そばにいてくれる だけでいい
寒い朝北風吹きぬく 寒い朝も 心ひとつで 暖かくなる 清らかに咲いた 可憐な花を 緑の髪に かざして今日も ああ 北風の中に 聞こうよ春を 北風の中に 聞こうよ春を  北風吹きぬく 寒い朝も 若い小鳥は 飛び立つ空へ 幸福求めて 摘みゆくバラの さす刺(とげ)いまは 忘れて強く ああ 北風の中に 待とうよ春を 北風の中に 待とうよ春を  北風吹きぬく 寒い朝も 野越え山越え 来る来る春は いじけていないで 手に手をとって 望みに胸を 元気に張って ああ 北風の中に 呼ぼうよ春を 北風の中に 呼ぼうよ春を五木ひろし佐伯孝夫吉田正北風吹きぬく 寒い朝も 心ひとつで 暖かくなる 清らかに咲いた 可憐な花を 緑の髪に かざして今日も ああ 北風の中に 聞こうよ春を 北風の中に 聞こうよ春を  北風吹きぬく 寒い朝も 若い小鳥は 飛び立つ空へ 幸福求めて 摘みゆくバラの さす刺(とげ)いまは 忘れて強く ああ 北風の中に 待とうよ春を 北風の中に 待とうよ春を  北風吹きぬく 寒い朝も 野越え山越え 来る来る春は いじけていないで 手に手をとって 望みに胸を 元気に張って ああ 北風の中に 呼ぼうよ春を 北風の中に 呼ぼうよ春を
ふりむけば日本海GOLD LYLIC北へ急ぐ女(ひと)も 西へむかう男(ひと)も みんな背中に 夢を ひとつずつしょっている だけど おれは ひとり あてもなく 海ぞいの町をゆく  帰りたい 帰りたくない 迷う心で ふりむけば 日本海 海鳥の歌も きこえない  五勺(ごしゃく)の酒に酔って 故郷(くに)の唄をうたえば 寒い町にも ぽつんと あたたかい灯がともる なぜに こうまで 意地を 通すのか 時代に背をむけて  信じたい 信じてほしい あの日の愛を ふりむけば 日本海 如月(きさらぎ)の 白い風が吹く  きっと いつかは あなたに とどけたい こころの真実を  忘れない 忘れたくない ふたりの夢を ふりむけば 日本海 さすらいの胸に 陽(ひ)が昇るGOLD LYLIC五木ひろし五木寛之五木ひろし川村栄二北へ急ぐ女(ひと)も 西へむかう男(ひと)も みんな背中に 夢を ひとつずつしょっている だけど おれは ひとり あてもなく 海ぞいの町をゆく  帰りたい 帰りたくない 迷う心で ふりむけば 日本海 海鳥の歌も きこえない  五勺(ごしゃく)の酒に酔って 故郷(くに)の唄をうたえば 寒い町にも ぽつんと あたたかい灯がともる なぜに こうまで 意地を 通すのか 時代に背をむけて  信じたい 信じてほしい あの日の愛を ふりむけば 日本海 如月(きさらぎ)の 白い風が吹く  きっと いつかは あなたに とどけたい こころの真実を  忘れない 忘れたくない ふたりの夢を ふりむけば 日本海 さすらいの胸に 陽(ひ)が昇る
みだれ髪髪のみだれに 手をやれば 赤い蹴出(けだ)しが 風に舞う 憎や 恋しや 塩屋の岬 投げて届かぬ 想いの糸が 胸にからんで 涙をしぼる  すてたお方の しあわせを 祈る女の 性(さが)かなし 辛(つ)らや 重たや わが恋ながら 沖の瀬をゆく 底曳き網の 舟にのせたい この片情(かたなさ)け  春は二重(ふたえ)に 巻いた帯 三重(みえ)に巻いても 余る秋 暗(くら)や 涯てなや 塩屋の岬 見えぬ心を 照らしておくれ ひとりぼっちに しないでおくれ五木ひろし星野哲郎船村徹髪のみだれに 手をやれば 赤い蹴出(けだ)しが 風に舞う 憎や 恋しや 塩屋の岬 投げて届かぬ 想いの糸が 胸にからんで 涙をしぼる  すてたお方の しあわせを 祈る女の 性(さが)かなし 辛(つ)らや 重たや わが恋ながら 沖の瀬をゆく 底曳き網の 舟にのせたい この片情(かたなさ)け  春は二重(ふたえ)に 巻いた帯 三重(みえ)に巻いても 余る秋 暗(くら)や 涯てなや 塩屋の岬 見えぬ心を 照らしておくれ ひとりぼっちに しないでおくれ
星影のワルツ別れることは つらいけど 仕方がないんだ 君のため 別れに星影の ワルツをうたおう… 冷たい心じゃ ないんだよ 冷たい心じゃ ないんだよ 今でも好きだ 死ぬ程に  一緒になれる 倖せを 二人で夢見た ほほえんだ 別れに星影の ワルツをうたおう… あんなに愛した 仲なのに あんなに愛した 仲なのに 涙がにじむ 夜の窓  さよならなんて どうしても いえないだろうな 泣くだろうな 別れに星影の ワルツをうたおう… 遠くで祈ろう 倖せを 遠くで祈ろう 倖せを 今夜も星が 降(ふ)るようだ五木ひろし白鳥園枝遠藤実別れることは つらいけど 仕方がないんだ 君のため 別れに星影の ワルツをうたおう… 冷たい心じゃ ないんだよ 冷たい心じゃ ないんだよ 今でも好きだ 死ぬ程に  一緒になれる 倖せを 二人で夢見た ほほえんだ 別れに星影の ワルツをうたおう… あんなに愛した 仲なのに あんなに愛した 仲なのに 涙がにじむ 夜の窓  さよならなんて どうしても いえないだろうな 泣くだろうな 別れに星影の ワルツをうたおう… 遠くで祈ろう 倖せを 遠くで祈ろう 倖せを 今夜も星が 降(ふ)るようだ
あなたに幕が降りたあとの 暗いステージで きょうも思いだすのは 遠い昔のこと 名もなくて 貧しくて 孤独だった青春 だれも信じられずに 飢えた目をして だけど愛する歌と あなたの拍手に 支えられ 励まされて きょうまで うたってきました ありがとう 心から あなたに あなたに ありがとう この歌を あなたに あなたに  歌をきいてくれる 人も少なくて 夜の寒い部屋で ギターだいて眠る かなしくて 苦しくて 震えていた青春 色あせた希望だけが 胸にあふれて だけどひとつの歌と あなたの笑顔に 助けられ みちびかれて ここまで 歩いてきました ありがとう 心から あなたに あなたに ありがとう この歌を あなたに あなたに  ありがとう 心から あなたに あなたに ありがとう この歌を あなたに あなたに あなたに あなたに五木ひろし五木寛之五木ひろしボブ佐久間幕が降りたあとの 暗いステージで きょうも思いだすのは 遠い昔のこと 名もなくて 貧しくて 孤独だった青春 だれも信じられずに 飢えた目をして だけど愛する歌と あなたの拍手に 支えられ 励まされて きょうまで うたってきました ありがとう 心から あなたに あなたに ありがとう この歌を あなたに あなたに  歌をきいてくれる 人も少なくて 夜の寒い部屋で ギターだいて眠る かなしくて 苦しくて 震えていた青春 色あせた希望だけが 胸にあふれて だけどひとつの歌と あなたの笑顔に 助けられ みちびかれて ここまで 歩いてきました ありがとう 心から あなたに あなたに ありがとう この歌を あなたに あなたに  ありがとう 心から あなたに あなたに ありがとう この歌を あなたに あなたに あなたに あなたに
青年は荒野をめざすひとりで行(ゆ)くんだ 幸せに背を向けて さらば恋人よ なつかしい歌よ友よ いま 青春の河を越え 青年は 青年は 荒野(こうや)をめざす  もうすぐ夜明けだ 出発の時がきた さらばふるさと 想い出の山よ河よ いま 朝焼けの丘を越え 青年は 青年は 荒野をめざす  みんなで行くんだ 苦しみを分けあって さらば春の日よ ちっぽけな夢よ明日(あす)よ いま 夕焼けの谷を越え 青年は 青年は 荒野をめざす  ひとりで行くんだ 幸せに背を向けて さらば恋人よ なつかしい歌よ友よ いま 青春の河を越え 青年は 青年は 荒野をめざす五木ひろし五木寛之加藤和彦前田俊明ひとりで行(ゆ)くんだ 幸せに背を向けて さらば恋人よ なつかしい歌よ友よ いま 青春の河を越え 青年は 青年は 荒野(こうや)をめざす  もうすぐ夜明けだ 出発の時がきた さらばふるさと 想い出の山よ河よ いま 朝焼けの丘を越え 青年は 青年は 荒野をめざす  みんなで行くんだ 苦しみを分けあって さらば春の日よ ちっぽけな夢よ明日(あす)よ いま 夕焼けの谷を越え 青年は 青年は 荒野をめざす  ひとりで行くんだ 幸せに背を向けて さらば恋人よ なつかしい歌よ友よ いま 青春の河を越え 青年は 青年は 荒野をめざす
駅裏あかり義理を通せば 肩が凝る 不義理を重ねりゃ うしろ指 委細承知で チラチラ 駅裏あかり 明日はどちらの 港宿  楽におなりと 酒が言う 楽にはなれない 意地っ張り なにを好んで チラチラ 駅裏あかり 問わず語りが やる瀬ない  軒のネオンも くたびれて ねぶたのねの字が 消えている 俺にゃ似合いの チラチラ 駅裏あかり 背中すぼめりゃ 風が吹く五木ひろし吉岡治上総優(五木ひろし)川村栄二義理を通せば 肩が凝る 不義理を重ねりゃ うしろ指 委細承知で チラチラ 駅裏あかり 明日はどちらの 港宿  楽におなりと 酒が言う 楽にはなれない 意地っ張り なにを好んで チラチラ 駅裏あかり 問わず語りが やる瀬ない  軒のネオンも くたびれて ねぶたのねの字が 消えている 俺にゃ似合いの チラチラ 駅裏あかり 背中すぼめりゃ 風が吹く
哀しい癖別れに女は泣くものと きめてるあなたに 悪いけど 笑顔で さよなら言いましょう そうよ ほんとは辛いけど ゆずれぬ 女の意地がある 哀しい癖です ああ また 痩せがまん  子供のころから 意地っぱり 泣きたいときには 空を見る 無理して明るく 生きてきた そうよ あなと別れても どこかで まぎらし生きてゆく 哀しい癖です ああ また 痩せがまん  こころに 木枯らし吹く夜は ちょっぴり濃いめの お湯割りを 涙で薄めて 飲んでます そうよ 死ぬほど辛くても ジョークでまぎらし生きてゆく 哀しい癖です ああ また 痩せがまん また 痩せがまん五木ひろし五木寛之五木ひろし川村栄二別れに女は泣くものと きめてるあなたに 悪いけど 笑顔で さよなら言いましょう そうよ ほんとは辛いけど ゆずれぬ 女の意地がある 哀しい癖です ああ また 痩せがまん  子供のころから 意地っぱり 泣きたいときには 空を見る 無理して明るく 生きてきた そうよ あなと別れても どこかで まぎらし生きてゆく 哀しい癖です ああ また 痩せがまん  こころに 木枯らし吹く夜は ちょっぴり濃いめの お湯割りを 涙で薄めて 飲んでます そうよ 死ぬほど辛くても ジョークでまぎらし生きてゆく 哀しい癖です ああ また 痩せがまん また 痩せがまん
大河の一滴 ~A Drop of Water~人はみな 世界に ただ ひとつの生命(いのち)を 抱きしめて 流れゆく 遠い海の かなたへ  A Life is like a River Flowing down to far Oceans, A Drop of Water in the Mighty River  人はみな 世界に ただ ひとりの 旅びと その いのち 大河の 一滴の 水にも  人はみな こころに 哀しみを 隠して ほほえみを かわしあう 恋びとの ように  A Life is like a River Flowing down to far Oceans, A Drop of Water in the Mighty River  あなたの愛 ふたりの夢 現在(いま)を生きてる 私たち いつかは終る 人生だけど 明日を信じて 生きる  人はみな 世界に ただ ひとりの 旅びと その いのち 大河の 一滴の 水にも五木ひろし五木寛之加古隆人はみな 世界に ただ ひとつの生命(いのち)を 抱きしめて 流れゆく 遠い海の かなたへ  A Life is like a River Flowing down to far Oceans, A Drop of Water in the Mighty River  人はみな 世界に ただ ひとりの 旅びと その いのち 大河の 一滴の 水にも  人はみな こころに 哀しみを 隠して ほほえみを かわしあう 恋びとの ように  A Life is like a River Flowing down to far Oceans, A Drop of Water in the Mighty River  あなたの愛 ふたりの夢 現在(いま)を生きてる 私たち いつかは終る 人生だけど 明日を信じて 生きる  人はみな 世界に ただ ひとりの 旅びと その いのち 大河の 一滴の 水にも
金沢望郷歌桜橋(さくらばし)から 大橋(おおはし)みれば 川の岸辺に かげろう揺れる 流れる雲よ 空の青さよ 犀星(さいせい)の詩(うた)を うつす犀川(さいかわ) この街に生まれ この街に生きる わがふるさとは金沢 夢を抱く街  春の風ふく 香林坊(こうりんぼう)に 小松砂丘(こまつさきゅう)の 句(ことば)がのこる 過ぎゆく歳月(とき)よ 街は変れど 辰巳の用水(みず)は 今日も流れて この街に生まれ この街に生きる わがふるさとは金沢 夢を抱く街  君を見送る 兼六園の 雪の白さが 心にしみる 飛びゆく鳥よ また逢う日まで 秋声(しゅうせい)の思い 胸にきざんで この街に生まれ この街に生きる わがふるさとは金沢 夢を抱く街  この街に生まれ この街に生きる わがふるさとは金沢 夢を抱く街五木ひろし五木寛之弦哲也前田俊明桜橋(さくらばし)から 大橋(おおはし)みれば 川の岸辺に かげろう揺れる 流れる雲よ 空の青さよ 犀星(さいせい)の詩(うた)を うつす犀川(さいかわ) この街に生まれ この街に生きる わがふるさとは金沢 夢を抱く街  春の風ふく 香林坊(こうりんぼう)に 小松砂丘(こまつさきゅう)の 句(ことば)がのこる 過ぎゆく歳月(とき)よ 街は変れど 辰巳の用水(みず)は 今日も流れて この街に生まれ この街に生きる わがふるさとは金沢 夢を抱く街  君を見送る 兼六園の 雪の白さが 心にしみる 飛びゆく鳥よ また逢う日まで 秋声(しゅうせい)の思い 胸にきざんで この街に生まれ この街に生きる わがふるさとは金沢 夢を抱く街  この街に生まれ この街に生きる わがふるさとは金沢 夢を抱く街
だけどYOKOHAMA古いブルースも バンド・ホテルの灯(ひ)も いまは消えて ちょっとさびしい YOKOHAMA 夜空に輝く ベイプリッジ 白く だけど今夜は それもむなしい YOKOHAMA  季節(とき)は流れてゆく 街も人も変るよ だけど だけど YOKOHAMA もういちど YOKOHAMA  きみと夜明けまで 本牧(ほんもく)で踊って 疲れて帰る 海岸通り YOKOHAMA いまはハマジルも メリーさんも消えて 『みなと・みらい』に 人は集(つど)う YOKOHAMA  季節(とき)は流れてゆく 街も人も変るよ だけど だけど YOKOHAMA もう一度 YOKOHAMA  季節(とき)は流れてゆく 街も人も変るよ だけど だけど YOKOHAMA もういちど YOKOHAMA五木ひろし五木寛之五木ひろし今泉敏郎古いブルースも バンド・ホテルの灯(ひ)も いまは消えて ちょっとさびしい YOKOHAMA 夜空に輝く ベイプリッジ 白く だけど今夜は それもむなしい YOKOHAMA  季節(とき)は流れてゆく 街も人も変るよ だけど だけど YOKOHAMA もういちど YOKOHAMA  きみと夜明けまで 本牧(ほんもく)で踊って 疲れて帰る 海岸通り YOKOHAMA いまはハマジルも メリーさんも消えて 『みなと・みらい』に 人は集(つど)う YOKOHAMA  季節(とき)は流れてゆく 街も人も変るよ だけど だけど YOKOHAMA もう一度 YOKOHAMA  季節(とき)は流れてゆく 街も人も変るよ だけど だけど YOKOHAMA もういちど YOKOHAMA
もし翼があったならもし 孤独を感じたら もし こころが乾いたら 旅に出よう あてもなく 今すぐに 地図にない 遠い国 はるばると  この世界の どこかにある やさしさに 真実に 出会ってみたくて この世界に きっときっといる 友達に 恋人に めぐりあう そのために  もし 空が飛べたなら もし 翼があったなら 飛んでいこう どこまでも 今すぐに 永遠の 故郷を 探すため  この世界の どこかにある やさしさに 真実に 出会ってみたくて この世界に きっときっといる 友達に 恋人に めぐりあう そのために  この世界の どこかにある やさしさに 真実に 出会ってみたくて この世界に きっときっといる 友達に 恋人に めぐりあう そのために五木ひろし五木寛之羽毛田丈史若草恵もし 孤独を感じたら もし こころが乾いたら 旅に出よう あてもなく 今すぐに 地図にない 遠い国 はるばると  この世界の どこかにある やさしさに 真実に 出会ってみたくて この世界に きっときっといる 友達に 恋人に めぐりあう そのために  もし 空が飛べたなら もし 翼があったなら 飛んでいこう どこまでも 今すぐに 永遠の 故郷を 探すため  この世界の どこかにある やさしさに 真実に 出会ってみたくて この世界に きっときっといる 友達に 恋人に めぐりあう そのために  この世界の どこかにある やさしさに 真実に 出会ってみたくて この世界に きっときっといる 友達に 恋人に めぐりあう そのために
旅の終りに流れ流れて さすらう旅は きょうは函館 あしたは釧路 希望も恋も 忘れた俺の 肩につめたい 夜の雨  春にそむいて 世間にすねて ひとり行くのも 男のこころ 誰にわかって ほしくはないが なぜかさみしい 秋もある  旅の終りに みつけた夢は 北の港の ちいさな酒場 暗い灯影(ほかげ)に 肩寄せあって 歌う故郷の 子守唄五木ひろし立原岬(五木寛之)菊池俊輔前田俊明流れ流れて さすらう旅は きょうは函館 あしたは釧路 希望も恋も 忘れた俺の 肩につめたい 夜の雨  春にそむいて 世間にすねて ひとり行くのも 男のこころ 誰にわかって ほしくはないが なぜかさみしい 秋もある  旅の終りに みつけた夢は 北の港の ちいさな酒場 暗い灯影(ほかげ)に 肩寄せあって 歌う故郷の 子守唄
ふたりの旅路GOLD LYLICつらい別離が あるのなら いっそ死にたい この海で 窓をふるわす さい果ての 船の汽笛を ききながら 泣いて 泣いて 泣いて どうなる 旅に出た ふたり  他人は 噂を するけれど わたしばかりが なぜわるい 甘い言葉も つい愚痴に かわる女の 涙ぐせ 明日は 明日は 明日は どこやら あてもない ふたり  ひとつななめに 流れ星 恋の闇夜に 消えてゆく 燃えてみじかい 人生を 落ちてゆくのが 運命なら いのち いのち いのち あずけて どこまでも ふたりGOLD LYLIC五木ひろし山口洋子猪俣公章つらい別離が あるのなら いっそ死にたい この海で 窓をふるわす さい果ての 船の汽笛を ききながら 泣いて 泣いて 泣いて どうなる 旅に出た ふたり  他人は 噂を するけれど わたしばかりが なぜわるい 甘い言葉も つい愚痴に かわる女の 涙ぐせ 明日は 明日は 明日は どこやら あてもない ふたり  ひとつななめに 流れ星 恋の闇夜に 消えてゆく 燃えてみじかい 人生を 落ちてゆくのが 運命なら いのち いのち いのち あずけて どこまでも ふたり
能登はいらんかいね欠けた徳利に 鱈(たら)子のつまみ 酒の注(つ)ぎ手は 見染めたあの娘(こ) 能登はいらんかいねー ふるさと能登はョー 寝酒三合に 口説きを混ぜて 今夜は輪島の 夢をみる  風は潮風 シベリア返し 汽車は昔の 各駅停車 能登はいらんかいねー ふるさと能登はョー いさざ土産に 嫁さんつれりゃ おひろめ椿の 花が舞う  冷やで五合 ぬくめて五合 しめて一升 酒ありゃ楽し 能登はいらんかいねー ふるさと能登はョー 氷鳴らして 想いを馳(は)せりゃ 御陣乗太鼓の 音がする五木ひろし岸元克己猪俣公章欠けた徳利に 鱈(たら)子のつまみ 酒の注(つ)ぎ手は 見染めたあの娘(こ) 能登はいらんかいねー ふるさと能登はョー 寝酒三合に 口説きを混ぜて 今夜は輪島の 夢をみる  風は潮風 シベリア返し 汽車は昔の 各駅停車 能登はいらんかいねー ふるさと能登はョー いさざ土産に 嫁さんつれりゃ おひろめ椿の 花が舞う  冷やで五合 ぬくめて五合 しめて一升 酒ありゃ楽し 能登はいらんかいねー ふるさと能登はョー 氷鳴らして 想いを馳(は)せりゃ 御陣乗太鼓の 音がする
旅路水にこぼれた からたちの 白さ眩しい 川の岸 どこまで行くのか あの花は 旅路の夏に ゆらゆらと あゝ風渡り… 想い出させる遠い女  鴎おまえも 淋しいか 今の霧笛も 別れ船 名もない港の とまり木で 旅路の秋に ほろほろと あゝ風渡り… 友を偲んで月見酒  母の手紙(たより)の なみだ文字 照らすほのかな 雪灯り ごめんよごめんと そればかり 旅路の冬に しんしんと あゝ風渡り… 山も野末(のずえ)も夢の中  人を恋うれば 散る花も 雨の音さえ 子守唄 このまま行こうか 帰ろうか 旅路の春に しみじみと あゝ風渡り… 叫んで泣かせる故郷(ふるさと)よ五木ひろし水木れいじ五木ひろし南郷達也水にこぼれた からたちの 白さ眩しい 川の岸 どこまで行くのか あの花は 旅路の夏に ゆらゆらと あゝ風渡り… 想い出させる遠い女  鴎おまえも 淋しいか 今の霧笛も 別れ船 名もない港の とまり木で 旅路の秋に ほろほろと あゝ風渡り… 友を偲んで月見酒  母の手紙(たより)の なみだ文字 照らすほのかな 雪灯り ごめんよごめんと そればかり 旅路の冬に しんしんと あゝ風渡り… 山も野末(のずえ)も夢の中  人を恋うれば 散る花も 雨の音さえ 子守唄 このまま行こうか 帰ろうか 旅路の春に しみじみと あゝ風渡り… 叫んで泣かせる故郷(ふるさと)よ
高瀬舟雪も桜も 蛍火も ふたりで見りゃこそ 絵に描(か)けた 半年あとの 倖せよりも たとえ 一夜(ひとよ)の罪でいい 抱いてください 思い切り… 今宵なごりの 高瀬舟  つらい別れの 待ちぶせを 知らずに解(ほど)いた 花の帯 死ぬほど惚れて 惚れてるくせに 酔って乱れた ふりをして 愛想(あいそ)尽きたと 嘘をつく… 浅き夢やら 高瀬舟  何がこの世で 哀しいか あなたに恋した ことだけよ 呼んでも二度と 帰っちゃ来ない 人のさだめに 流されて 明日(あす)はどこまで 行くのやら… 女泣かせの 高瀬舟五木ひろし水木れいじ五木ひろし雪も桜も 蛍火も ふたりで見りゃこそ 絵に描(か)けた 半年あとの 倖せよりも たとえ 一夜(ひとよ)の罪でいい 抱いてください 思い切り… 今宵なごりの 高瀬舟  つらい別れの 待ちぶせを 知らずに解(ほど)いた 花の帯 死ぬほど惚れて 惚れてるくせに 酔って乱れた ふりをして 愛想(あいそ)尽きたと 嘘をつく… 浅き夢やら 高瀬舟  何がこの世で 哀しいか あなたに恋した ことだけよ 呼んでも二度と 帰っちゃ来ない 人のさだめに 流されて 明日(あす)はどこまで 行くのやら… 女泣かせの 高瀬舟
あしたも小雨男がいて 女がいて 別れの歌 流行らすのか 寝物語り 思い出せば 指の先に割れたグラス あなたは出て行く 私を置いて 死ぬまでなんて 夢が 夢が 溶けて落ちてゆく 泣いて港 夕べも小雨  泣かせ上手 別れ上手 涙の花 赤く咲いた 酔えない酒 消えたタバコ 人恋しい 潮の香り 愛は仕方なく 終るものです 抱かれた人も やがて やがて 遠くなってゆく 泣いて港 明日も小雨  あなたは出て行く 私を置いて 死ぬまでなんて 夢が 夢が 溶けて落ちてゆく 泣いて港 小雨が熱い五木ひろし岡田冨美子浜圭介竜崎孝路男がいて 女がいて 別れの歌 流行らすのか 寝物語り 思い出せば 指の先に割れたグラス あなたは出て行く 私を置いて 死ぬまでなんて 夢が 夢が 溶けて落ちてゆく 泣いて港 夕べも小雨  泣かせ上手 別れ上手 涙の花 赤く咲いた 酔えない酒 消えたタバコ 人恋しい 潮の香り 愛は仕方なく 終るものです 抱かれた人も やがて やがて 遠くなってゆく 泣いて港 明日も小雨  あなたは出て行く 私を置いて 死ぬまでなんて 夢が 夢が 溶けて落ちてゆく 泣いて港 小雨が熱い
裏通り表通りの お陽さまに はじき出されて 裏通り 日陰ぐらしの この俺に 花の咲く日は 花の咲く日は まだ遠い  枯葉小僧じゃ ないけれど 風が今夜も 身にしみる 春を逃がして 追いかけて ばかな男で ばかな男で ございます  好きというなら ついて来い 俺もいのちを くれてやる 負けずぎらいの 落し穴 お前だけには お前だけには つい負けた五木ひろし藤田まさと遠藤実河合英郎表通りの お陽さまに はじき出されて 裏通り 日陰ぐらしの この俺に 花の咲く日は 花の咲く日は まだ遠い  枯葉小僧じゃ ないけれど 風が今夜も 身にしみる 春を逃がして 追いかけて ばかな男で ばかな男で ございます  好きというなら ついて来い 俺もいのちを くれてやる 負けずぎらいの 落し穴 お前だけには お前だけには つい負けた
おまえとふたりPLATINA LYLICわたしは 不幸ぐせ とれない女と この胸に か細い手をそえて ああ 泣きじゃくる人 昔のことは 忘れろよ 今のおまえが いればいい しあわせを しあわせを 今日からふたりで  苦労したんだね やつれた薬指 もう二度と おまえを離さない あゝ 涙をおふき まぶたを濡らす 泣き癖は 変わっちゃいないね あの頃と しあわせを しあわせを 今日からふたりで  陽のさす 坂道へ一度でいいから 目かくしを おまえにしたままで ああ 連れて行きたいよ 心におなじ 傷をもつ 似た者どうしさ 俺たちは しあわせを しあわせを 今日からふたりでPLATINA LYLIC五木ひろしたかたかし木村好夫京建輔わたしは 不幸ぐせ とれない女と この胸に か細い手をそえて ああ 泣きじゃくる人 昔のことは 忘れろよ 今のおまえが いればいい しあわせを しあわせを 今日からふたりで  苦労したんだね やつれた薬指 もう二度と おまえを離さない あゝ 涙をおふき まぶたを濡らす 泣き癖は 変わっちゃいないね あの頃と しあわせを しあわせを 今日からふたりで  陽のさす 坂道へ一度でいいから 目かくしを おまえにしたままで ああ 連れて行きたいよ 心におなじ 傷をもつ 似た者どうしさ 俺たちは しあわせを しあわせを 今日からふたりで
倖せさがしてGOLD LYLICあなたのために生まれてきたのと おまえは羞らい 小指をからませる さがしていたんだよ ちいさなしあわせを 俺のこころをささえてくれる やさしい女を さがしていたんだよ  からだのためにわるいと叱って おまえはタバコを笑ってとりあげる さがしていたんだよ ちいさなしあわせを 俺に一生ささげてくれる かわいい女を さがしていたんだよ  きれいな花といわれるよりも おまえのような素直な花がいい さがしていたんだよ ちいさなしあわせを 胸にほのぼの灯りをともす おまえをひとり さがしていたんだよGOLD LYLIC五木ひろしたかたかし木村好夫京建輔あなたのために生まれてきたのと おまえは羞らい 小指をからませる さがしていたんだよ ちいさなしあわせを 俺のこころをささえてくれる やさしい女を さがしていたんだよ  からだのためにわるいと叱って おまえはタバコを笑ってとりあげる さがしていたんだよ ちいさなしあわせを 俺に一生ささげてくれる かわいい女を さがしていたんだよ  きれいな花といわれるよりも おまえのような素直な花がいい さがしていたんだよ ちいさなしあわせを 胸にほのぼの灯りをともす おまえをひとり さがしていたんだよ
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