夏木綾子の歌詞一覧リスト  66曲中 1-66曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
忘れへんあんたのことは 忘れんからね 何処で生きても 忘れへん うちもいろいろ 理由ありやから ついて行かれん 行かれへん 旅立ちの 身支度だけは うちのこの手で してあげる うしろなんか 振り向かず 歩き続けて 欲しいから 淋しいけど つらいけど あんた東京へ 行けばいい  あんたの声が あんたの歌が 深夜ラジオに 流れたら うちは泣かへん おんなやけど やっぱうちかて 泣くやろね  やさしさが 胸にあふれ来る そんなあんたの ラブソング 夢が叶う その日まで 唄い続けて 欲しいから 淋しいけど つらいけど あんた東京へ 行けばいい  やさしさが 胸にあふれ来る そんなあんたの ラブソング 夢が叶う その日まで 唄い続けて 欲しいから 淋しいけど つらいけど あんた東京へ 行けばいい  淋しいけど つらいけど あんた東京へ 行けばいい夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介前田俊明あんたのことは 忘れんからね 何処で生きても 忘れへん うちもいろいろ 理由ありやから ついて行かれん 行かれへん 旅立ちの 身支度だけは うちのこの手で してあげる うしろなんか 振り向かず 歩き続けて 欲しいから 淋しいけど つらいけど あんた東京へ 行けばいい  あんたの声が あんたの歌が 深夜ラジオに 流れたら うちは泣かへん おんなやけど やっぱうちかて 泣くやろね  やさしさが 胸にあふれ来る そんなあんたの ラブソング 夢が叶う その日まで 唄い続けて 欲しいから 淋しいけど つらいけど あんた東京へ 行けばいい  やさしさが 胸にあふれ来る そんなあんたの ラブソング 夢が叶う その日まで 唄い続けて 欲しいから 淋しいけど つらいけど あんた東京へ 行けばいい  淋しいけど つらいけど あんた東京へ 行けばいい
夜鳴く…かもめうしろ髪ひく 最終汽笛 あなた港に わたしは船に 暗い波間の 灯台灯り 明日の行方を 照らしてよ みれん心に 振り返りゃ 行くな行くなと 夜鳴く…かもめ  誰に想いを 寄せては返す 波の音さえ わたしを泣かす 好きなだけでは 添えない恋と そっと身を引く 北航路 冬の名残りか 雪になる 行くな行くなと 夜鳴く…かもめ  襟に吹き込む 冷たい風が 肌を射すよに この身に沁みる 凍えそうです ひとりの潮路 心細さに 震えます 決めたこころが また揺れる 行くな行くなと 夜鳴く…かもめ夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介前田俊明うしろ髪ひく 最終汽笛 あなた港に わたしは船に 暗い波間の 灯台灯り 明日の行方を 照らしてよ みれん心に 振り返りゃ 行くな行くなと 夜鳴く…かもめ  誰に想いを 寄せては返す 波の音さえ わたしを泣かす 好きなだけでは 添えない恋と そっと身を引く 北航路 冬の名残りか 雪になる 行くな行くなと 夜鳴く…かもめ  襟に吹き込む 冷たい風が 肌を射すよに この身に沁みる 凍えそうです ひとりの潮路 心細さに 震えます 決めたこころが また揺れる 行くな行くなと 夜鳴く…かもめ
夢見草やっと見つけた 小さな暮らし 何があっても 守りたい 春の日向に 咲く花よりも そっと生きてる 草が好き 早く来い 早く来い 幸せ日和 そうよふたりは 幸せ夢見草  上り下りも 石ころ道も つらくないのよ 一緒なら 繋ぐ手と手を 離さずあなた 越えて行きましょ ふたり坂 早く来い 早く来い 幸せ日和 そうよふたりは 幸せ夢見草  今日は雨でも 明日は晴れる そうと信じて 歩きたい 雨に打たれて 根を張る草も 空を見上げて 晴れを待つ 早く来い 早く来い 幸せ日和 そうよふたりは 幸せ夢見草夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介前田俊明やっと見つけた 小さな暮らし 何があっても 守りたい 春の日向に 咲く花よりも そっと生きてる 草が好き 早く来い 早く来い 幸せ日和 そうよふたりは 幸せ夢見草  上り下りも 石ころ道も つらくないのよ 一緒なら 繋ぐ手と手を 離さずあなた 越えて行きましょ ふたり坂 早く来い 早く来い 幸せ日和 そうよふたりは 幸せ夢見草  今日は雨でも 明日は晴れる そうと信じて 歩きたい 雨に打たれて 根を張る草も 空を見上げて 晴れを待つ 早く来い 早く来い 幸せ日和 そうよふたりは 幸せ夢見草
夢待ち酒場飲めぬお酒を 涙でうすめ ひとり飲みほす 夢ひとつ 待って待って 待ちわびて 思いきれない おんなの未練 寒いこころを あたためる お酒下さい 私にも  露地にこぼれた 酒場の明かり あなた来ぬかと 振り返る 待って待って 待ちわびて 外は時雨て 思い出濡れる みんなあなたの せいですね 胸をたたくな 夜の雨  雨に濡れてる 暖簾の染みは まるで私の こころ傷 待って待って 待ちわびて 涙 ため息 夢待ち酒場 ひとり注ぎたす おんな酒 夢を下さい 私にも  夏木綾子かわい大輝岸本健介馬場良飲めぬお酒を 涙でうすめ ひとり飲みほす 夢ひとつ 待って待って 待ちわびて 思いきれない おんなの未練 寒いこころを あたためる お酒下さい 私にも  露地にこぼれた 酒場の明かり あなた来ぬかと 振り返る 待って待って 待ちわびて 外は時雨て 思い出濡れる みんなあなたの せいですね 胸をたたくな 夜の雨  雨に濡れてる 暖簾の染みは まるで私の こころ傷 待って待って 待ちわびて 涙 ため息 夢待ち酒場 ひとり注ぎたす おんな酒 夢を下さい 私にも  
夢は果てなく夢は果てなく 山河を駆けて 明日という日を ひたすらめざす 人は生まれて 傷つき泣いて 生きてく事の 喜びを知る 人生愛があれば 生きてゆけるわ あゝ泣くがいい あゝ泣くがいい 泣いて涙枯れて 明日をめざせ  流れ彷徨(さすらう) 旅人たちも 長い旅路に 疲れた時は 遠い故郷 偲んで歌う 歌はやさしい 母の子守歌 人生歌があれば 生きてゆけるわ あゝ泣くがいい あゝ泣くがいい 泣いて涙枯れて 明日をめざせ  人生愛があれば 生きてゆけるわ あゝ泣くがいい あゝ泣くがいい 泣いて涙枯れて 明日をめざせ 泣いて涙枯れて 明日をめざせ夏木綾子岸本健介岸本健介南郷達也夢は果てなく 山河を駆けて 明日という日を ひたすらめざす 人は生まれて 傷つき泣いて 生きてく事の 喜びを知る 人生愛があれば 生きてゆけるわ あゝ泣くがいい あゝ泣くがいい 泣いて涙枯れて 明日をめざせ  流れ彷徨(さすらう) 旅人たちも 長い旅路に 疲れた時は 遠い故郷 偲んで歌う 歌はやさしい 母の子守歌 人生歌があれば 生きてゆけるわ あゝ泣くがいい あゝ泣くがいい 泣いて涙枯れて 明日をめざせ  人生愛があれば 生きてゆけるわ あゝ泣くがいい あゝ泣くがいい 泣いて涙枯れて 明日をめざせ 泣いて涙枯れて 明日をめざせ
夢華火ごめんなさいと 駆けだす露地に 降るは涙の 罪しぐれ ついて行きたい 行かれない 人の妻です… 許して下さい 恋は 恋は 恋は儚い 夢華火  こころだけでも あなたの妻と そっと自分に 言いきかす 紙のこよりの 指輪でも そうよ何より… 契りの証 恋は 恋は 恋は悲しい 夢華火  みんなこの世は うたかたなのと 全て忘れて 腕の中 夢の破片(かけら)を 集めても 人の妻です… 添えないさだめ 恋は 恋は 恋は一夜の 夢華火夏木綾子岸本健介岸本健介前田俊明ごめんなさいと 駆けだす露地に 降るは涙の 罪しぐれ ついて行きたい 行かれない 人の妻です… 許して下さい 恋は 恋は 恋は儚い 夢華火  こころだけでも あなたの妻と そっと自分に 言いきかす 紙のこよりの 指輪でも そうよ何より… 契りの証 恋は 恋は 恋は悲しい 夢華火  みんなこの世は うたかたなのと 全て忘れて 腕の中 夢の破片(かけら)を 集めても 人の妻です… 添えないさだめ 恋は 恋は 恋は一夜の 夢華火
夢花心と心 つなぎあい 今日という日を 生きようよ それぞれ人の 心の中の 哀しみ苦しみは 違うけど 夢は捨てないで 夢をあきらめず 明日に向かって 歩こうよ 夢が咲かせる 花がある 心に花を 咲かそうよ きれいな花を 命の花を きっと明日は 咲かそうよ  果てなく遠い この道を 歩いて行くのは つらいけど 信じる道は 未来につづく 希望と言う名の 白い道 うしろ振り向かず 涙ふり捨てて 笑顔を忘れず 歩こうよ 人の出会いに 感謝して 絆をそうよ 大切に きれいな花を 命の花を きっと明日は 咲かそうよ  夢は捨てないで 夢をあきらめず 明日に向かって 歩こうよ 夢が咲かせる 花がある 心に花を 咲かそうよ きれいな花を 命の花を きっと明日は 咲かそうよ きっと明日は 咲かそうよ夏木綾子岸本健介岸本健介伊戸のりお心と心 つなぎあい 今日という日を 生きようよ それぞれ人の 心の中の 哀しみ苦しみは 違うけど 夢は捨てないで 夢をあきらめず 明日に向かって 歩こうよ 夢が咲かせる 花がある 心に花を 咲かそうよ きれいな花を 命の花を きっと明日は 咲かそうよ  果てなく遠い この道を 歩いて行くのは つらいけど 信じる道は 未来につづく 希望と言う名の 白い道 うしろ振り向かず 涙ふり捨てて 笑顔を忘れず 歩こうよ 人の出会いに 感謝して 絆をそうよ 大切に きれいな花を 命の花を きっと明日は 咲かそうよ  夢は捨てないで 夢をあきらめず 明日に向かって 歩こうよ 夢が咲かせる 花がある 心に花を 咲かそうよ きれいな花を 命の花を きっと明日は 咲かそうよ きっと明日は 咲かそうよ
夢…歌の道いちど限りの 人生だから 決めたこの道 ひとすじに やる気本気で 愚痴るな泣くな 明日を見据えて ひるまず一歩 これが私の 夢…歌の道  他人(ひと)にゃ見せない 心の中(うち)は 意地を貫きゃ 強くなる 熱い心は 真実一路 滾(たぎ)る思いを しっかと抱いて 歩き続ける 夢…歌の道  雨にしおれる 路傍の花も きらり陽が射しゃ 凛と咲く 根気負けん気 弱音を吐くな 女ひといろ 花咲かすまで 道はひとすじ 夢…歌の道夏木綾子山田三三十泉夢人前田俊明いちど限りの 人生だから 決めたこの道 ひとすじに やる気本気で 愚痴るな泣くな 明日を見据えて ひるまず一歩 これが私の 夢…歌の道  他人(ひと)にゃ見せない 心の中(うち)は 意地を貫きゃ 強くなる 熱い心は 真実一路 滾(たぎ)る思いを しっかと抱いて 歩き続ける 夢…歌の道  雨にしおれる 路傍の花も きらり陽が射しゃ 凛と咲く 根気負けん気 弱音を吐くな 女ひといろ 花咲かすまで 道はひとすじ 夢…歌の道
由布院霧の宿朝霧深い 山あいに 湯の香漂う なみだ宿 恋のさだめを 隠すよに 霧が静かに 流れゆく 思い断ち切る この旅なのに あなた恋しい 由布院霧の宿  桜の花が 匂い立つ あの日別れの 御幸(みゆき)橋 耳をすませば さらさらと かすか聞こえる せせらぎは おんな心の 哀しみでしょうか 泣いているよな 由布院霧の宿  はらりと落ちる 濡れ紅葉 恋の終わりを 知りました 流れ過ぎゆく 季節(とき)の中 私ひとりが 立ち止まる みれん心の 切なさ辛さ 泣いて一夜の 由布院霧の宿夏木綾子柳沼悦子岸本健介前田俊明朝霧深い 山あいに 湯の香漂う なみだ宿 恋のさだめを 隠すよに 霧が静かに 流れゆく 思い断ち切る この旅なのに あなた恋しい 由布院霧の宿  桜の花が 匂い立つ あの日別れの 御幸(みゆき)橋 耳をすませば さらさらと かすか聞こえる せせらぎは おんな心の 哀しみでしょうか 泣いているよな 由布院霧の宿  はらりと落ちる 濡れ紅葉 恋の終わりを 知りました 流れ過ぎゆく 季節(とき)の中 私ひとりが 立ち止まる みれん心の 切なさ辛さ 泣いて一夜の 由布院霧の宿
雪舞い桜愛の行方を たずねてみても 思い叶わぬ さだめの恋よ はらはら舞い散る 桜のように 雪が夜空に 舞うばかり 遠いあなたを 追わないで… 風に散りゆく 雪舞い桜  夜の帳(とばり)に 小雪をはらう 傘の音にも 胸(こころ)が騒ぐ ゆらゆら面影 涙で滲む つのる慕(おも)いは 誰のせい 来ないあなたを 待ちわびる おんな哀しい 雪舞い桜  萌えてひと夜の 桜となって そっと抱かれた あの日の夢よ はらはら泣いても すがれぬ恋に みれん心が 咽(な)くばかり 恋が散る散る 桜(はな)のよに 咲いて消えゆく 雪舞い桜夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介前田俊明愛の行方を たずねてみても 思い叶わぬ さだめの恋よ はらはら舞い散る 桜のように 雪が夜空に 舞うばかり 遠いあなたを 追わないで… 風に散りゆく 雪舞い桜  夜の帳(とばり)に 小雪をはらう 傘の音にも 胸(こころ)が騒ぐ ゆらゆら面影 涙で滲む つのる慕(おも)いは 誰のせい 来ないあなたを 待ちわびる おんな哀しい 雪舞い桜  萌えてひと夜の 桜となって そっと抱かれた あの日の夢よ はらはら泣いても すがれぬ恋に みれん心が 咽(な)くばかり 恋が散る散る 桜(はな)のよに 咲いて消えゆく 雪舞い桜
雪花挽歌鞄ひとつで 降り立つ駅に ひとひらふたひら 雪の華 そっと差し出す てのひらで 淡く儚く 消えてゆく 二度と戻らぬ 恋ですか 雪が… 風に舞う 風に散る 雪花挽歌  夜行列車が 海沿いの駅 汽笛を鳴らして 入ります 浅い眠りを 揺り起こし 泣けとばかりに 闇で哭く あなた恋しい 北の宿 雪が… 窓に舞う 窓に散る 雪花挽歌  めくる暦は もう春なのに 私のこころは 冬の色 未練心を 責めるよに 肌を刺すよな 雪になる 寒さ凍える この胸に 雪が… 乱れ舞う 乱れ散る 雪花挽歌夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介丸山雅仁鞄ひとつで 降り立つ駅に ひとひらふたひら 雪の華 そっと差し出す てのひらで 淡く儚く 消えてゆく 二度と戻らぬ 恋ですか 雪が… 風に舞う 風に散る 雪花挽歌  夜行列車が 海沿いの駅 汽笛を鳴らして 入ります 浅い眠りを 揺り起こし 泣けとばかりに 闇で哭く あなた恋しい 北の宿 雪が… 窓に舞う 窓に散る 雪花挽歌  めくる暦は もう春なのに 私のこころは 冬の色 未練心を 責めるよに 肌を刺すよな 雪になる 寒さ凍える この胸に 雪が… 乱れ舞う 乱れ散る 雪花挽歌
雪のれん追って行きたい 行かれぬ理由(わけ)を 知って啼くのか ゆりかもめ 港明かりも 凍てつくほどに 北はしばれて 吹雪いて荒れる 雪のつぶてが みれんに絡む 女ひとりの 港の雪のれん  かもめ通りの 小さな店で いくつ季節を 変えたやら ひとりぼっちは 慣れっこだけど なんでこうまで 淋しくさせる ふらりも一度 のれんを分けて 笑顔見せてよ 港の雪のれん  春の知らせは まだまだ遠く 今日も朝から 外は雪 恨み言など あるはずもない 少しいい夢 見させてくれた ひとり今夜も 熱燗つけて 春を待ってる 港の雪のれん夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介前田俊明追って行きたい 行かれぬ理由(わけ)を 知って啼くのか ゆりかもめ 港明かりも 凍てつくほどに 北はしばれて 吹雪いて荒れる 雪のつぶてが みれんに絡む 女ひとりの 港の雪のれん  かもめ通りの 小さな店で いくつ季節を 変えたやら ひとりぼっちは 慣れっこだけど なんでこうまで 淋しくさせる ふらりも一度 のれんを分けて 笑顔見せてよ 港の雪のれん  春の知らせは まだまだ遠く 今日も朝から 外は雪 恨み言など あるはずもない 少しいい夢 見させてくれた ひとり今夜も 熱燗つけて 春を待ってる 港の雪のれん
雪しぐれこころ細げに 雷鳥啼いて 朝を待てずに 深山へ帰る ふたり旅した おもいで宿は あゝ雨の中… ひとり寒々 目覚めれば 外は涙の 雪しぐれ  秋も深まり 色褪せながら 冬を迎える 山あいの宿 傘を差し掛け 寄り添いながら あゝ飛騨川に… あの日浮かべた 夢いくつ 外はみれんの 雪しぐれ  恋の悲しみ 逃れる旅は 明日も続いて 行くのでしょうか 昨夜続きの 冷たい雨が あゝ音もなく… 女ごころに 降りしきる 外は涙の 雪しぐれ夏木綾子瀬戸内かおる浜田清人前田俊明こころ細げに 雷鳥啼いて 朝を待てずに 深山へ帰る ふたり旅した おもいで宿は あゝ雨の中… ひとり寒々 目覚めれば 外は涙の 雪しぐれ  秋も深まり 色褪せながら 冬を迎える 山あいの宿 傘を差し掛け 寄り添いながら あゝ飛騨川に… あの日浮かべた 夢いくつ 外はみれんの 雪しぐれ  恋の悲しみ 逃れる旅は 明日も続いて 行くのでしょうか 昨夜続きの 冷たい雨が あゝ音もなく… 女ごころに 降りしきる 外は涙の 雪しぐれ
ゆうすげ宵に密かに 想いを寄せて 誰のためだけ 咲くのでしょうか 今宵ひと夜に 命火を 萌やす花… ゆうすげは ゆうすげは 朝に散りゆく なみだ花  風の音にも 身を震わせて 朝が来ないで 欲しいと願う 愛を重ねた この恋を 散らす花… ゆうすげは ゆうすげは 明日に咲けない なみだ花  同じ夢みて 暮してみたい それもはかない おんなの夢よ なぜにそうまで 散り急ぐ 恋の花… ゆうすげは ゆうすげは 朝に消えゆく なみだ花夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介伊戸のりお宵に密かに 想いを寄せて 誰のためだけ 咲くのでしょうか 今宵ひと夜に 命火を 萌やす花… ゆうすげは ゆうすげは 朝に散りゆく なみだ花  風の音にも 身を震わせて 朝が来ないで 欲しいと願う 愛を重ねた この恋を 散らす花… ゆうすげは ゆうすげは 明日に咲けない なみだ花  同じ夢みて 暮してみたい それもはかない おんなの夢よ なぜにそうまで 散り急ぐ 恋の花… ゆうすげは ゆうすげは 朝に消えゆく なみだ花
夜叉の河闇を貫き 火柱が 夜空焦して 河となる 渡り切るには 橋がない 船を出すにも 櫂がない あゝここは情炎 恋地獄 炎渦巻く 恋の河 あゝ倫(みち)に背いた 報いなら 石の礫(つぶて)も 受けましょう それもいい それもいい 何処へ流れる 夜叉の河  明日がなくても いいのです あれば命を 惜しみます 恋の成就の からくりを 誰が操る 赤い糸 あゝあれは満天 星銀河 連れて行ってよ ついて行く あゝそれが叶わぬ 恋ならば 墜ちて行きましょう 何処までも それもいい それもいい ふたり流れる 夜叉の河  あゝあれは満天 星銀河 連れて行ってよ ついて行く あゝそれが叶わぬ 恋ならば 墜ちて行きましょう 何処までも それもいい それもいい ふたり流れる 夜叉の河夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介闇を貫き 火柱が 夜空焦して 河となる 渡り切るには 橋がない 船を出すにも 櫂がない あゝここは情炎 恋地獄 炎渦巻く 恋の河 あゝ倫(みち)に背いた 報いなら 石の礫(つぶて)も 受けましょう それもいい それもいい 何処へ流れる 夜叉の河  明日がなくても いいのです あれば命を 惜しみます 恋の成就の からくりを 誰が操る 赤い糸 あゝあれは満天 星銀河 連れて行ってよ ついて行く あゝそれが叶わぬ 恋ならば 墜ちて行きましょう 何処までも それもいい それもいい ふたり流れる 夜叉の河  あゝあれは満天 星銀河 連れて行ってよ ついて行く あゝそれが叶わぬ 恋ならば 墜ちて行きましょう 何処までも それもいい それもいい ふたり流れる 夜叉の河
夫婦きずな熱燗一本 笑顔を添えて ほろり酔わせる… そんなおまえがいとしいよ すまないね すまないね こんなつましい世帯でも 愚痴もこぼさずついてくる 惚れたおまえにまた惚れた  まわり道してつまずいたって いいじゃないのよ… それもこの世のかくし味 うれしいね うれしいね 俺のこころを引きたてる 薄いちいさな その肩に 積る苦労も あるだろに  ひと間ぐらしも一輪差しの 花を飾れば… 春が来たのとはしゃぐやつ すまないね すまないね 夫婦きずなの 結びめに 点る小さな 夢灯り 待っていてくれ惚れ女房夏木綾子田村和男岸本健介熱燗一本 笑顔を添えて ほろり酔わせる… そんなおまえがいとしいよ すまないね すまないね こんなつましい世帯でも 愚痴もこぼさずついてくる 惚れたおまえにまた惚れた  まわり道してつまずいたって いいじゃないのよ… それもこの世のかくし味 うれしいね うれしいね 俺のこころを引きたてる 薄いちいさな その肩に 積る苦労も あるだろに  ひと間ぐらしも一輪差しの 花を飾れば… 春が来たのとはしゃぐやつ すまないね すまないね 夫婦きずなの 結びめに 点る小さな 夢灯り 待っていてくれ惚れ女房
ふたり川風邪をひくよと 傘さしかけて そっと私を 抱いた人 やっと見つけた 幸せ灯り この人に この人に ついてゆきます ふたりで渡る さだめ川  涙ぐせです ため息ついて いつも哀しみ 背負ってた 弱いおんなの 強がり捨てて この人と この人と 明日を信じて ふたりで渡る 憂き世川  水面ただよう 水草だって いつか着きます 向こう岸 尽くすことしか できないけれど この人に この人に 夢を重ねて ふたりで渡る 情け川夏木綾子柳沼悦子岸本健介前田俊明風邪をひくよと 傘さしかけて そっと私を 抱いた人 やっと見つけた 幸せ灯り この人に この人に ついてゆきます ふたりで渡る さだめ川  涙ぐせです ため息ついて いつも哀しみ 背負ってた 弱いおんなの 強がり捨てて この人と この人と 明日を信じて ふたりで渡る 憂き世川  水面ただよう 水草だって いつか着きます 向こう岸 尽くすことしか できないけれど この人に この人に 夢を重ねて ふたりで渡る 情け川
眉山の雨雲間隠れの 十六夜月が 泣いているよに 雨を呼ぶ 捨てたつもりの 恋なのに なんであの人 待ちわびる 泣かせないでね 眉山の雨よ  肌に冷たい 秋風そよぎ 浴衣たためば 涙雨 今もあなたを 信じたい 紅の一筆 忘れない 泣かせないでね 眉山の雨よ  夢のあとさき 浮かべて今日も ゆらり流れる 吉野川 水に漂う 遠い日の 愛の名残を 惜しむよに 夏がゆきます 眉山はしぐれ夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介前田俊明雲間隠れの 十六夜月が 泣いているよに 雨を呼ぶ 捨てたつもりの 恋なのに なんであの人 待ちわびる 泣かせないでね 眉山の雨よ  肌に冷たい 秋風そよぎ 浴衣たためば 涙雨 今もあなたを 信じたい 紅の一筆 忘れない 泣かせないでね 眉山の雨よ  夢のあとさき 浮かべて今日も ゆらり流れる 吉野川 水に漂う 遠い日の 愛の名残を 惜しむよに 夏がゆきます 眉山はしぐれ
情炎川炎渦巻く 情炎川(ひのかわ)は 倫(みち)にはずれた 恋地獄 死ぬも生きるも ふたりなら いいのよこのまま 連れて 連れて逃げてよ 明日が見えない 一途な恋に 命果てても 悔いはない おんな織りなす おんな綾なす 命彩(いろど)る恋模様  闇を貫き 火柱が 翔(か)けて夜空を 焼き尽くす あとへ戻れぬ ふたりなら いいのよこのまま 連れて 連れて逃げてよ 命燃やして 心焦して 恋の情炎川(ひのかわ) 渡ります おんな織りなす おんな綾なす 命彩(いろど)る恋模様  たどり着けない 岸だって いいのよこのまま 連れて 連れて逃げてよ 恋の成就(じょうじゅ)が 叶わぬならば 身も世も捨てて 悔いはない おんな織りなす おんな綾なす 命彩(いろど)る恋模様夏木綾子岸本健介岸本健介川端マモル炎渦巻く 情炎川(ひのかわ)は 倫(みち)にはずれた 恋地獄 死ぬも生きるも ふたりなら いいのよこのまま 連れて 連れて逃げてよ 明日が見えない 一途な恋に 命果てても 悔いはない おんな織りなす おんな綾なす 命彩(いろど)る恋模様  闇を貫き 火柱が 翔(か)けて夜空を 焼き尽くす あとへ戻れぬ ふたりなら いいのよこのまま 連れて 連れて逃げてよ 命燃やして 心焦して 恋の情炎川(ひのかわ) 渡ります おんな織りなす おんな綾なす 命彩(いろど)る恋模様  たどり着けない 岸だって いいのよこのまま 連れて 連れて逃げてよ 恋の成就(じょうじゅ)が 叶わぬならば 身も世も捨てて 悔いはない おんな織りなす おんな綾なす 命彩(いろど)る恋模様
ひとり日本海泣き濡れて ひとり桟橋 あなた私が 見えますか 凍てつく風に 羽根震わせて 朝を待てずに 鳴くかもめ あゝあなた…あなた 寒いこの胸 抱きに来て ヒュルル ヒュルル ヒュルルルルルル おんなひとりの 日本海  悲しみの 色に染まって 北の岬は 冬篭(ごも)り 浪打ち際に 咲く水仙は まるで私の ようですね あゝ愛が…愛が 風にまかれて 散り急ぐ ヒュルル ヒュルル ヒュルルルルルル あなた恋しい 日本海  あの人と そうよふたりで いつか旅する はずでした はぐれてひとり 訪ねた港町(まち)は 哭けとばかりに 風が吹く あゝ明日は…明日は 私どの港町(まち) 辿り着く ヒュルル ヒュルル ヒュルルルルルル おんなひとりの 日本海夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介泣き濡れて ひとり桟橋 あなた私が 見えますか 凍てつく風に 羽根震わせて 朝を待てずに 鳴くかもめ あゝあなた…あなた 寒いこの胸 抱きに来て ヒュルル ヒュルル ヒュルルルルルル おんなひとりの 日本海  悲しみの 色に染まって 北の岬は 冬篭(ごも)り 浪打ち際に 咲く水仙は まるで私の ようですね あゝ愛が…愛が 風にまかれて 散り急ぐ ヒュルル ヒュルル ヒュルルルルルル あなた恋しい 日本海  あの人と そうよふたりで いつか旅する はずでした はぐれてひとり 訪ねた港町(まち)は 哭けとばかりに 風が吹く あゝ明日は…明日は 私どの港町(まち) 辿り着く ヒュルル ヒュルル ヒュルルルルルル おんなひとりの 日本海
晩愁海峡冬の身支度 急かせるように 晩秋のしぐれが 港桟橋駆け抜ける すがる胸さえ… 別れ言葉も ないままに あなた海峡 波の上 汽笛が鳴けば 鴎も啼いて あの人連れてゆく  海は荒波 群れ飛ぶ鴎 北のはずれの 一夜泊まりの風港 ここで暮らすと… 云ったあの夜の 腕まくら 夢の破片が 波に散る 汽笛が鳴けば 鴎も啼いて あの人連れてゆく  恋は引き潮 慕いは満ちて 遠くなるほど あなた恋しさ増すばかり はるか海峡… 追って行きたい 行かれない 私悲しい 恋小舟 汽笛が鳴けば 鴎も啼いて あの人連れてゆく夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介前田俊明冬の身支度 急かせるように 晩秋のしぐれが 港桟橋駆け抜ける すがる胸さえ… 別れ言葉も ないままに あなた海峡 波の上 汽笛が鳴けば 鴎も啼いて あの人連れてゆく  海は荒波 群れ飛ぶ鴎 北のはずれの 一夜泊まりの風港 ここで暮らすと… 云ったあの夜の 腕まくら 夢の破片が 波に散る 汽笛が鳴けば 鴎も啼いて あの人連れてゆく  恋は引き潮 慕いは満ちて 遠くなるほど あなた恋しさ増すばかり はるか海峡… 追って行きたい 行かれない 私悲しい 恋小舟 汽笛が鳴けば 鴎も啼いて あの人連れてゆく
春花しぐれ春よ春よ ふたりの春よ来い 寒い北風 飛んで行け 街の片隅 寄り添って ふたりあなたと 探します 何処にしあわせ かくれんぼ 肩に降れ降れ 春花しぐれ  いつかいつか ひだまり連れて来い 薄いひざしの この街に 明日のふたりを 気づかって 背なを後押す 春の風 そんな優しい 春が好き 肩に降れ降れ 春花しぐれ  夢が夢が ふたりにある限り 冬は必ず 春となる こんなつましい 窓辺にも 春の足音 聞こえます ついてゆきます 行かせてね 肩に降れ降れ 春花しぐれ夏木綾子瀬戸内かおる浜田清人春よ春よ ふたりの春よ来い 寒い北風 飛んで行け 街の片隅 寄り添って ふたりあなたと 探します 何処にしあわせ かくれんぼ 肩に降れ降れ 春花しぐれ  いつかいつか ひだまり連れて来い 薄いひざしの この街に 明日のふたりを 気づかって 背なを後押す 春の風 そんな優しい 春が好き 肩に降れ降れ 春花しぐれ  夢が夢が ふたりにある限り 冬は必ず 春となる こんなつましい 窓辺にも 春の足音 聞こえます ついてゆきます 行かせてね 肩に降れ降れ 春花しぐれ
浜千鳥あんたの船が 消えて行く 波がザンブと 飲み込むよ ここは玄海 無情の海よ 女乗せない 船が行く あんたは鴎 移り気鴎 二度と港にゃ 帰らんとよ 羽根を休めに 立ち寄って 次の港に 行くっちゃね わたしゃ涙の 浜千鳥  あんたの背中 見るたびに 男の嘘が 見えていた 男ごころは お見通しでも 知らぬ顔して 尽くしたよ あんたは鴎 気ままでよかね 明日の塒(ねぐら)は 風まかせ 追って行きたい 行けんとよ 沖へ向かって 飛べんちゃね わたしゃ涙の 浜千鳥  あんたは鴎 移り気鴎 二度と港にゃ 帰らんとよ 羽根を休めに 立ち寄って 次の港に 行くっちゃね わたしゃ涙の 浜千鳥夏木綾子岸本健介岸本健介南郷達也あんたの船が 消えて行く 波がザンブと 飲み込むよ ここは玄海 無情の海よ 女乗せない 船が行く あんたは鴎 移り気鴎 二度と港にゃ 帰らんとよ 羽根を休めに 立ち寄って 次の港に 行くっちゃね わたしゃ涙の 浜千鳥  あんたの背中 見るたびに 男の嘘が 見えていた 男ごころは お見通しでも 知らぬ顔して 尽くしたよ あんたは鴎 気ままでよかね 明日の塒(ねぐら)は 風まかせ 追って行きたい 行けんとよ 沖へ向かって 飛べんちゃね わたしゃ涙の 浜千鳥  あんたは鴎 移り気鴎 二度と港にゃ 帰らんとよ 羽根を休めに 立ち寄って 次の港に 行くっちゃね わたしゃ涙の 浜千鳥
博多雨愛の絆の 結び目そっと あなたほどいて 消えた人 待つことだけしか 知らなくて つのる想いが 涙に変わる ほろり…泣かせる みれんしぐれか 博多雨  他の誰より 幸せそうに 影が寄り添う であい橋 思い出かさねた この街で いつかはぐれて ひとりのお酒 ほろり…こぼれる 吐息まじりの 博多雨  傘を斜めに 路地裏づたい ひとりしぐれて 帰ります 夜更けて淋しい こんな夜は 雨の向こうに あなたが滲む ほろり…泣かせる 中洲那珂川 博多雨夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介前田俊明愛の絆の 結び目そっと あなたほどいて 消えた人 待つことだけしか 知らなくて つのる想いが 涙に変わる ほろり…泣かせる みれんしぐれか 博多雨  他の誰より 幸せそうに 影が寄り添う であい橋 思い出かさねた この街で いつかはぐれて ひとりのお酒 ほろり…こぼれる 吐息まじりの 博多雨  傘を斜めに 路地裏づたい ひとりしぐれて 帰ります 夜更けて淋しい こんな夜は 雨の向こうに あなたが滲む ほろり…泣かせる 中洲那珂川 博多雨
涙ひとすじ傘のしずくを 振り切るように みれん捨てたい 駅裏酒場 雨が想い出 連れてくる 泣かせないでね もうこれ以上 憎さ一分で 恋しさ九分 涙ひとすじ おんなの未練  夢の止まり木 いつでもわたし 探しつづけて いたのねきっと 言って心を なぐさめる 泣かせないでね もうこれ以上 風の噂に 今夜も泣いて 涙ひとすじ おんなの未練  店に流れる 流行歌(はやり)の有線(うた)は 振られ上手な 恋歌ばかり そうよ私も 振られ癖 泣かせないでね もうこれ以上 あなたやさしい 想い出ばかり 涙ひとすじ おんなの未練 夏木綾子田村和男岸本健介南郷達也傘のしずくを 振り切るように みれん捨てたい 駅裏酒場 雨が想い出 連れてくる 泣かせないでね もうこれ以上 憎さ一分で 恋しさ九分 涙ひとすじ おんなの未練  夢の止まり木 いつでもわたし 探しつづけて いたのねきっと 言って心を なぐさめる 泣かせないでね もうこれ以上 風の噂に 今夜も泣いて 涙ひとすじ おんなの未練  店に流れる 流行歌(はやり)の有線(うた)は 振られ上手な 恋歌ばかり そうよ私も 振られ癖 泣かせないでね もうこれ以上 あなたやさしい 想い出ばかり 涙ひとすじ おんなの未練 
浪花の母 ~25周年バージョン~わずか一才乳飲み子を 抱いて夜汽車に飛び乗った あてもないまま浪花の地 声をかけられ情けに触れて ここで…も一度生きると決めた 母と娘の物語  女房子供を 泣かせるような そんな亭主は いらんとゆうて 辛い涙を 笑顔に隠し 屋台ひきひき 帰り道 通天閣見上げて 言わはった 浪花の母ごころ  お母ちゃんの口ぐせやった。 「男やったら通天閣みたいに、 ドーンとかまえて天下取る気できばらなあかん。 そやけど女は違うで…好きな人に可愛いがってもろて、一生添いとげる、 これが一番幸せなんや…お母ちゃんのまねせんといてな。」  私(うち)のこの手で お母ちゃんだけは 何が何でも 守ってみせる やっと苦労が 花咲きかけて 母娘(おやこ)暖簾を 出せました 道頓堀あたりに ゆれている 浪花の夢あかり  元気だけが取り柄やゆうてた、お母ちゃんが、ほんま、 あっけのう逝(い)ってしまはった。苦しい息の中、 「あんなお父ちゃんやったけど、お父ちゃんにはお父ちゃんなりの 夢があったんや。 それをわかってあげへんかったお母ちゃんも悪かったんや。 あんたに淋しい思いさしたなぁ… 許してな。」 そうゆうてこぼさはったお母ちゃんの涙は忘れへん。  情に泣いても 貧乏に泣くな 母の教えが こころの支え 今日は泣いても 泣いてもええか 両手合わせる ご命日 お母ちゃん見ててや 私(うち)のこと 浪花で生きてゆく夏木綾子泉俊輔・岸本健介岸本健介馬場良・前田俊明わずか一才乳飲み子を 抱いて夜汽車に飛び乗った あてもないまま浪花の地 声をかけられ情けに触れて ここで…も一度生きると決めた 母と娘の物語  女房子供を 泣かせるような そんな亭主は いらんとゆうて 辛い涙を 笑顔に隠し 屋台ひきひき 帰り道 通天閣見上げて 言わはった 浪花の母ごころ  お母ちゃんの口ぐせやった。 「男やったら通天閣みたいに、 ドーンとかまえて天下取る気できばらなあかん。 そやけど女は違うで…好きな人に可愛いがってもろて、一生添いとげる、 これが一番幸せなんや…お母ちゃんのまねせんといてな。」  私(うち)のこの手で お母ちゃんだけは 何が何でも 守ってみせる やっと苦労が 花咲きかけて 母娘(おやこ)暖簾を 出せました 道頓堀あたりに ゆれている 浪花の夢あかり  元気だけが取り柄やゆうてた、お母ちゃんが、ほんま、 あっけのう逝(い)ってしまはった。苦しい息の中、 「あんなお父ちゃんやったけど、お父ちゃんにはお父ちゃんなりの 夢があったんや。 それをわかってあげへんかったお母ちゃんも悪かったんや。 あんたに淋しい思いさしたなぁ… 許してな。」 そうゆうてこぼさはったお母ちゃんの涙は忘れへん。  情に泣いても 貧乏に泣くな 母の教えが こころの支え 今日は泣いても 泣いてもええか 両手合わせる ご命日 お母ちゃん見ててや 私(うち)のこと 浪花で生きてゆく
浪花の母女房子供を 泣かせるような そんな亭主は いらんとゆうて 辛い涙を 笑顔に隠し 屋台ひきひき 帰り道 通天閣見上げて 言わはった 浪花の母ごころ  お母ちゃんの口ぐせやった。 「男やったら通天閣みたいに、ドーンとかまえて 天下取る気できばらなあかん そやけど女は違うで…好きな人に可愛いがってもろて、 一生添いとげる、これが一番幸せなんや‥ お母ちゃんのまねせんといてな。」  私のこの手で お母ちゃんだけは 何が何でも守ってみせる やっと苦労が 花咲きかけて 母娘暖簾を 出せました 道頓堀あたりに ゆれている 浪花の夢あかり  元気だけが取り柄やゆうてた、お母ちゃんが ほんま あっけのう逝ってしまはった。 苦しい息の中「あんなお父ちゃんやったけど、 お父ちゃんにはお父ちゃんなりの夢があったんや。 それをわかってあげへんかったお母ちゃんも悪かったんや あんたに淋しい思いさしたなぁ…許してな。」 そうゆうてこぼさはったお母ちゃんの涙は忘れへん。  情に泣いても 貧乏に泣くな 母の教えが こころの支え 今日は泣いても 泣いてもええか 両手合わせる ご命日 お母ちゃん見ててや 私のこと 浪花で生きてゆく夏木綾子泉俊輔・岸本健介岸本健介馬場良女房子供を 泣かせるような そんな亭主は いらんとゆうて 辛い涙を 笑顔に隠し 屋台ひきひき 帰り道 通天閣見上げて 言わはった 浪花の母ごころ  お母ちゃんの口ぐせやった。 「男やったら通天閣みたいに、ドーンとかまえて 天下取る気できばらなあかん そやけど女は違うで…好きな人に可愛いがってもろて、 一生添いとげる、これが一番幸せなんや‥ お母ちゃんのまねせんといてな。」  私のこの手で お母ちゃんだけは 何が何でも守ってみせる やっと苦労が 花咲きかけて 母娘暖簾を 出せました 道頓堀あたりに ゆれている 浪花の夢あかり  元気だけが取り柄やゆうてた、お母ちゃんが ほんま あっけのう逝ってしまはった。 苦しい息の中「あんなお父ちゃんやったけど、 お父ちゃんにはお父ちゃんなりの夢があったんや。 それをわかってあげへんかったお母ちゃんも悪かったんや あんたに淋しい思いさしたなぁ…許してな。」 そうゆうてこぼさはったお母ちゃんの涙は忘れへん。  情に泣いても 貧乏に泣くな 母の教えが こころの支え 今日は泣いても 泣いてもええか 両手合わせる ご命日 お母ちゃん見ててや 私のこと 浪花で生きてゆく
浪花ごよみ間口五尺で 腰掛け五つ こんな店でも 夢の城 ないないづくしで 始めたお店 見せちゃいけない この娘(こ)にだけは 苦労…涙と その理由は 胸に隠して 胸にたたんで 浪花で生きる  わずか一才乳飲み子を 抱いて夜汽車に飛び乗った あてもないまま浪花の地 声をかけられ情けに触れて ここで…も一度生きると決めた 母と娘の物語  (台詞) 「ちょっと!あんた!そう、あんたやがな… この寒空に、乳飲み子抱えてどないしたんや? もし行くとこないんやったら ちょうど、わいの店が一軒、空いてるさかいやってみいへんか?」 そう声を掛けて下さったお人がいて、 その人のお世話になって出せた店 ほんま…あの人のご恩は一生忘れへん  見よう見真似の 小料理だけど あとは笑顔の かくし味 ひとりふたりと 馴染みも増えて 人の情けに しみじみ泣ける 嬉し涙も 知りました やっと見つけた やっと灯した しあわせ灯り  (台詞) 暮し向きもようなって、お母ちゃんの人生も、 これからやという時に、 ほんまあっけのう逝ってしもた 働いて、働いて、 働きづめの人生、苦労しか知らん人やったなぁ お母ちゃん、うち、 お母ちゃんの分まできっと幸せになるからね  母の形見の 綸子(りんず)の着物 袖を通せば 泣けてくる 泣いたらあかんと 浪花の空で 叱るあなたの こころを継いで 泣きはしません 今日限り 夢をひろって 夢を紡いで 浪花で生きる夏木綾子岸元健介岸元健介前田俊明間口五尺で 腰掛け五つ こんな店でも 夢の城 ないないづくしで 始めたお店 見せちゃいけない この娘(こ)にだけは 苦労…涙と その理由は 胸に隠して 胸にたたんで 浪花で生きる  わずか一才乳飲み子を 抱いて夜汽車に飛び乗った あてもないまま浪花の地 声をかけられ情けに触れて ここで…も一度生きると決めた 母と娘の物語  (台詞) 「ちょっと!あんた!そう、あんたやがな… この寒空に、乳飲み子抱えてどないしたんや? もし行くとこないんやったら ちょうど、わいの店が一軒、空いてるさかいやってみいへんか?」 そう声を掛けて下さったお人がいて、 その人のお世話になって出せた店 ほんま…あの人のご恩は一生忘れへん  見よう見真似の 小料理だけど あとは笑顔の かくし味 ひとりふたりと 馴染みも増えて 人の情けに しみじみ泣ける 嬉し涙も 知りました やっと見つけた やっと灯した しあわせ灯り  (台詞) 暮し向きもようなって、お母ちゃんの人生も、 これからやという時に、 ほんまあっけのう逝ってしもた 働いて、働いて、 働きづめの人生、苦労しか知らん人やったなぁ お母ちゃん、うち、 お母ちゃんの分まできっと幸せになるからね  母の形見の 綸子(りんず)の着物 袖を通せば 泣けてくる 泣いたらあかんと 浪花の空で 叱るあなたの こころを継いで 泣きはしません 今日限り 夢をひろって 夢を紡いで 浪花で生きる
泣かさんといて夜にはぐれた 堂島すずめ 雨にうたれて 泣いてます あほやねん あほやねん あんな男に 惚れたがあほや 泣かさんといて 泣かさんといて 雨の大阪 通り雨  二人通った 馴染みの店も 今日を限りに 店じまい あほやねん あほやねん 私ひとりが とり残されて 泣かさんといて 泣かさんといて こころ濡らすな 露路しぐれ  待って甲斐ない あの人やのに はなれられない 北新地 あほやねん あほやねん 私飛べない 止まり木すずめ 泣かさんといて 泣かさんといて いつか飛びたい 春の空夏木綾子岸本健介岸本健介南郷達也夜にはぐれた 堂島すずめ 雨にうたれて 泣いてます あほやねん あほやねん あんな男に 惚れたがあほや 泣かさんといて 泣かさんといて 雨の大阪 通り雨  二人通った 馴染みの店も 今日を限りに 店じまい あほやねん あほやねん 私ひとりが とり残されて 泣かさんといて 泣かさんといて こころ濡らすな 露路しぐれ  待って甲斐ない あの人やのに はなれられない 北新地 あほやねん あほやねん 私飛べない 止まり木すずめ 泣かさんといて 泣かさんといて いつか飛びたい 春の空
TONBORIとんぼひとり待つ身の 淋しさなんて あんた縁ない 話やね そうやゆうべも 誰かの膝で 羽目を外して 朝帰り あんた…あんた… 浮かれとんぼの昼の月 あんた…あんた… 何処でかくれんぼ 憎みきれへん 男(ひと)やから 今もあんた よう捨てん  街は日暮れて 灯りが点りゃ 気もそぞろに 浮かれ足 やっぱ今夜も ミナミの空へ 羽根を広げて ひとっ飛び あんた…あんた… 浮かれとんぼのあかんたれ あんた…あんた… TONBORIとんぼ そんな男(ひと)でも 好きやから うちはこの街 よう捨てん  あんた…あんた… 浮かれとんぼのあかんたれ あんた…あんた… TONBORIとんぼ 憎みきれへん 男(ひと)やから 今もあんた よう捨てん夏木綾子岸本健介岸本健介伊戸のりおひとり待つ身の 淋しさなんて あんた縁ない 話やね そうやゆうべも 誰かの膝で 羽目を外して 朝帰り あんた…あんた… 浮かれとんぼの昼の月 あんた…あんた… 何処でかくれんぼ 憎みきれへん 男(ひと)やから 今もあんた よう捨てん  街は日暮れて 灯りが点りゃ 気もそぞろに 浮かれ足 やっぱ今夜も ミナミの空へ 羽根を広げて ひとっ飛び あんた…あんた… 浮かれとんぼのあかんたれ あんた…あんた… TONBORIとんぼ そんな男(ひと)でも 好きやから うちはこの街 よう捨てん  あんた…あんた… 浮かれとんぼのあかんたれ あんた…あんた… TONBORIとんぼ 憎みきれへん 男(ひと)やから 今もあんた よう捨てん
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
だんじりの華秋の浜風 素肌に受けて 走るだんじり 汗が飛ぶ 男らしさが 売り物やけど 女あっての 晴れ舞台 そうやお前は そうやお前は だんじりの華  町の半被(はっぴ)は 男の勲章(ほこり) 朝の曳(ひ)きだし 血がたぎる 心意気だよ 日本一や 度胸千両の 大工方(だいくがた) 粋な姿の 粋な姿の 大屋根さばき  五穀豊穣 祈りを込めて 走る男の 勇み肌 傍でお前が 支えてくれる 命懸けての やりまわし そうやお前は そうやお前は だんじりの華夏木綾子坂本ひろし岸本健介南郷達也秋の浜風 素肌に受けて 走るだんじり 汗が飛ぶ 男らしさが 売り物やけど 女あっての 晴れ舞台 そうやお前は そうやお前は だんじりの華  町の半被(はっぴ)は 男の勲章(ほこり) 朝の曳(ひ)きだし 血がたぎる 心意気だよ 日本一や 度胸千両の 大工方(だいくがた) 粋な姿の 粋な姿の 大屋根さばき  五穀豊穣 祈りを込めて 走る男の 勇み肌 傍でお前が 支えてくれる 命懸けての やりまわし そうやお前は そうやお前は だんじりの華
高山情話萩の花咲く 山里に こぼれ散りゆく 恋の花 咲いてひらいて 散ってゆく 愛を誓った あの宿も 今は思い出 寺町通り 吐息せつない 高山情話  未練ごころに 躓いて ひとり佇む 赤い橋 あなた忘れの 旅なのに 何で心が 恋しがる 遠いあなたの 面影揺れる 揺れて儚い 高山情話  日昏れ小径の 飛騨の里 いつかはぐれて ひとり旅 愛の終りを 告げるよに 霙まじりの 雨が降る 泣かせないでよ 私の胸を 濡れて哀しい 高山情話夏木綾子山田三三十泉夢人前田俊明萩の花咲く 山里に こぼれ散りゆく 恋の花 咲いてひらいて 散ってゆく 愛を誓った あの宿も 今は思い出 寺町通り 吐息せつない 高山情話  未練ごころに 躓いて ひとり佇む 赤い橋 あなた忘れの 旅なのに 何で心が 恋しがる 遠いあなたの 面影揺れる 揺れて儚い 高山情話  日昏れ小径の 飛騨の里 いつかはぐれて ひとり旅 愛の終りを 告げるよに 霙まじりの 雨が降る 泣かせないでよ 私の胸を 濡れて哀しい 高山情話
人生夢一歩ぐっと握った 拳の中で 夢をあたため 生きてきた 憂き世嵐に たたかれ踏まれ 名無し草にも 意地がある 汗と涙を 道連れに 今はがまんの 道を往く 人生夢一歩  待っていたって 歩いちゃ来ない 夢は自分で 掴むもの いつか誰かが 教えてくれた 一歩一歩の 足跡を 花にするのも しないのも 志(こころ)ひとつで 決まるのさ 人生夢一歩  遥か山坂 望みは高く 夢を心に 越えて行く 後ろ向くなよ 振り向くじゃない 一歩踏み出す その先に 夢を彩る 虹も出る 明日を信じて 道を往く 人生夢一歩夏木綾子近藤秀彦岸本健介前田俊明ぐっと握った 拳の中で 夢をあたため 生きてきた 憂き世嵐に たたかれ踏まれ 名無し草にも 意地がある 汗と涙を 道連れに 今はがまんの 道を往く 人生夢一歩  待っていたって 歩いちゃ来ない 夢は自分で 掴むもの いつか誰かが 教えてくれた 一歩一歩の 足跡を 花にするのも しないのも 志(こころ)ひとつで 決まるのさ 人生夢一歩  遥か山坂 望みは高く 夢を心に 越えて行く 後ろ向くなよ 振り向くじゃない 一歩踏み出す その先に 夢を彩る 虹も出る 明日を信じて 道を往く 人生夢一歩
しかたないよね荒れた生活を そうさあの頃 おまえに会うまで していたよ おまえに出会えて ほんとによかった あんたいつか 言ってたね  淋しいよ 淋しいよ ヨコハマ シーサイドブルース 帰るあてない あんたを待って グラス揺らせば 泣く氷 しかたないよね しかたないよね やっぱりあんたが 好きだから  セピア色した 想い出だけに 生きてくなんて 哀しいね 眠りつけずに 湾岸走れば つばさ橋から 翔ぶ鴎  会いたいよ 会いたいよ ヨコハマ シーサイドブルース 私翔べない 鴎のように 今も この横浜で 暮らしてる しかたないよね しかたないよね やっぱりあんたが 好きだから  会いたいよ 会いたいよ ヨコハマ シーサイドブルース 私翔べない 鴎のように 今も この横浜で 暮らしてる しかたないよね しかたねいよね やっぱりあんたが 好きだから 夏木綾子岸本健介岸本健介荒れた生活を そうさあの頃 おまえに会うまで していたよ おまえに出会えて ほんとによかった あんたいつか 言ってたね  淋しいよ 淋しいよ ヨコハマ シーサイドブルース 帰るあてない あんたを待って グラス揺らせば 泣く氷 しかたないよね しかたないよね やっぱりあんたが 好きだから  セピア色した 想い出だけに 生きてくなんて 哀しいね 眠りつけずに 湾岸走れば つばさ橋から 翔ぶ鴎  会いたいよ 会いたいよ ヨコハマ シーサイドブルース 私翔べない 鴎のように 今も この横浜で 暮らしてる しかたないよね しかたないよね やっぱりあんたが 好きだから  会いたいよ 会いたいよ ヨコハマ シーサイドブルース 私翔べない 鴎のように 今も この横浜で 暮らしてる しかたないよね しかたねいよね やっぱりあんたが 好きだから 
倖せあげるさないないづくしの この俺なのに 愚痴もこぼさず ついてくる すまないね すまないね 苦労ばかりの おまえの肩に 春よこい 春よこい いつかおまえに 倖せあげるさ  紙でこさえた 紙縒(こより)の指輪 はしゃぐおまえが いじらしい 泣かせるね 泣かせるね 明日の夢さえ 見えないけれど 春よこい 春よこい きっとおまえに 倖せあげるさ  春を待ってる 蕾(つぼみ)が好きと そっとおまえは つぶやいた うれしいね うれしいね 心優しい おまえの胸に 春よこい 春よこい 両手いっぱい 倖せあげるさ夏木綾子久住昭吾岸本健介前田俊明ないないづくしの この俺なのに 愚痴もこぼさず ついてくる すまないね すまないね 苦労ばかりの おまえの肩に 春よこい 春よこい いつかおまえに 倖せあげるさ  紙でこさえた 紙縒(こより)の指輪 はしゃぐおまえが いじらしい 泣かせるね 泣かせるね 明日の夢さえ 見えないけれど 春よこい 春よこい きっとおまえに 倖せあげるさ  春を待ってる 蕾(つぼみ)が好きと そっとおまえは つぶやいた うれしいね うれしいね 心優しい おまえの胸に 春よこい 春よこい 両手いっぱい 倖せあげるさ
残月 大利根ごころ風が身にしむ こころが寒い 情け借り着の 大利根ぐらし 夢にはぐれた 男の胸を 筑波おろしよ なぜ叩く どこでどこで どこで散るやら 徳利ゆすって 酒に聞く  「憂き世しがらみ 大利根川に 捨てていつしか 若さも錆びた 江戸は西空 お玉が池も 今じゃ遥かな 夢の夢 月に吠えても 男五尺の 影が哭く」  破れ雲間に のぞいた月よ 思いださすな 故郷の空を 渡る雁がね 二声 三声 圃(な)けば妹の 声になる 泣いちゃ泣いちゃ 泣いちゃいないか 声をかけたや なみだ月  義理の懸け橋 笹川堤 伸びた月代(さかやき) ざんざら真菰(まこも) 酔ってよろけた 男の意気地 せめて支える 落し差し 胸に胸に 胸にたたんだ 男ごころを 誰が知ろ夏木綾子田村和男岸本健介風が身にしむ こころが寒い 情け借り着の 大利根ぐらし 夢にはぐれた 男の胸を 筑波おろしよ なぜ叩く どこでどこで どこで散るやら 徳利ゆすって 酒に聞く  「憂き世しがらみ 大利根川に 捨てていつしか 若さも錆びた 江戸は西空 お玉が池も 今じゃ遥かな 夢の夢 月に吠えても 男五尺の 影が哭く」  破れ雲間に のぞいた月よ 思いださすな 故郷の空を 渡る雁がね 二声 三声 圃(な)けば妹の 声になる 泣いちゃ泣いちゃ 泣いちゃいないか 声をかけたや なみだ月  義理の懸け橋 笹川堤 伸びた月代(さかやき) ざんざら真菰(まこも) 酔ってよろけた 男の意気地 せめて支える 落し差し 胸に胸に 胸にたたんだ 男ごころを 誰が知ろ
酒しずく恋が男の 芝居なら 女泣かせて 幕になる 死ぬにゃ死なれず 忘れも出来ず あなた 恋しい 雨の居酒屋 未練しとしと 酒しずく  口にふくんだ 酒だけが 泣ける心を なぐさめる 酒よ今夜は 酔わせて欲しい あなた 恋しい 愚痴の捨て場所 おちょこ相手に ひとり言  いつも女の 身の上は 男次第で 変わるもの 二度と逢えない 運命でしょうか あなた恋しい 肌の寒さよ 涙まじりの 酒しずく夏木綾子石本美由起岸本健介恋が男の 芝居なら 女泣かせて 幕になる 死ぬにゃ死なれず 忘れも出来ず あなた 恋しい 雨の居酒屋 未練しとしと 酒しずく  口にふくんだ 酒だけが 泣ける心を なぐさめる 酒よ今夜は 酔わせて欲しい あなた 恋しい 愚痴の捨て場所 おちょこ相手に ひとり言  いつも女の 身の上は 男次第で 変わるもの 二度と逢えない 運命でしょうか あなた恋しい 肌の寒さよ 涙まじりの 酒しずく
桜橋桜舞い散る この橋を 誰が名づけた 桜橋 幸せ薄い わたしにも 春の知らせが 肩に舞う 明日に希望(のぞみ)の 夢桜 決めた人です この人と生きる  会えてよかった この人に 胸に陽だまり くれました ふたりの春は 遠いけど 冬の寒さに 耐えてこそ 枝はきれいな 花咲かす 決めた人です この人と生きる  雨が上がれば 降り止めば 桜橋(はし)の向こうに 虹が立つ あせらず一歩 また一歩 回り道でも 夢がある 橋を渡れば 桜(はな)吹雪 決めた人です この人と生きる夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介前田俊明桜舞い散る この橋を 誰が名づけた 桜橋 幸せ薄い わたしにも 春の知らせが 肩に舞う 明日に希望(のぞみ)の 夢桜 決めた人です この人と生きる  会えてよかった この人に 胸に陽だまり くれました ふたりの春は 遠いけど 冬の寒さに 耐えてこそ 枝はきれいな 花咲かす 決めた人です この人と生きる  雨が上がれば 降り止めば 桜橋(はし)の向こうに 虹が立つ あせらず一歩 また一歩 回り道でも 夢がある 橋を渡れば 桜(はな)吹雪 決めた人です この人と生きる
最北かもめ沖に向って 小石を投げりゃ 憎さ恋しさ 寄せくる波よ 遠い島影 消えゆく船を 追って行けない もどかしさ 帰ってよ 帰ってよ 最北かもめ  鉛色した さいはて港 海に沈める 添えない恋よ 別れ桟橋 冷たい雨が 雨がいつしか 雪になる 帰ってよ 帰ってよ 最北かもめ  泣いてみたって 帰らぬ恋を 思い出させる 波また波よ 春は名ばかり 私の胸は 冬を越せない 冬どまり 帰ってよ 帰ってよ 最北かもめ夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介前田俊明沖に向って 小石を投げりゃ 憎さ恋しさ 寄せくる波よ 遠い島影 消えゆく船を 追って行けない もどかしさ 帰ってよ 帰ってよ 最北かもめ  鉛色した さいはて港 海に沈める 添えない恋よ 別れ桟橋 冷たい雨が 雨がいつしか 雪になる 帰ってよ 帰ってよ 最北かもめ  泣いてみたって 帰らぬ恋を 思い出させる 波また波よ 春は名ばかり 私の胸は 冬を越せない 冬どまり 帰ってよ 帰ってよ 最北かもめ
この手はなさずあなたのあとから はぐれぬように ついてゆこうと 決めた恋 夢を見るのも ふたりです 涙こぼすも ふたりです 長い人生 道程(みちのり)を この手はなさず この手はなさず ついてゆく  明日(あした)の倖せ どこかにあるさ 探し続けて 行こうよと 言ったあなたの その言葉 何も言えずに 頷(うなづ)いた つらい昨日は 振り向かず この手はなさず この手はなさず ついてゆく  たとえば小さな この花だって そうよひたすら 生きている 明日(あす)はいいこと ありそうと 肩を抱かれて 泣いた夜 長い人生 道程(みちのり)を この手はなさず この手はなさず ついてゆく夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介あなたのあとから はぐれぬように ついてゆこうと 決めた恋 夢を見るのも ふたりです 涙こぼすも ふたりです 長い人生 道程(みちのり)を この手はなさず この手はなさず ついてゆく  明日(あした)の倖せ どこかにあるさ 探し続けて 行こうよと 言ったあなたの その言葉 何も言えずに 頷(うなづ)いた つらい昨日は 振り向かず この手はなさず この手はなさず ついてゆく  たとえば小さな この花だって そうよひたすら 生きている 明日(あす)はいいこと ありそうと 肩を抱かれて 泣いた夜 長い人生 道程(みちのり)を この手はなさず この手はなさず ついてゆく
こころの海峡声を殺して 哭く海鳥よ おまえもひとり 私もひとり 拗ねてはぐれた わけじゃない 夜の暗さが 恐かった あなた恋しい 港宿 灯りを下さい おんなの夢を こころの海峡  浅い眠りに 寝返り打てば 海鳴りさえも 泣くなと叱る 涙添い寝の ひとり宿 窓を開ければ 日本海 揺れる波間の 島灯り 優しさ下さい あの日のように こころの海峡  凍えそうです 私の胸は 吹雪の中を 流離う小舟 未練飛沫が 渦を巻く 添えぬ運命の 海峡を 渡りきれない 渡れない 教えて下さい 明日の行方 こころの海峡夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介前田俊明声を殺して 哭く海鳥よ おまえもひとり 私もひとり 拗ねてはぐれた わけじゃない 夜の暗さが 恐かった あなた恋しい 港宿 灯りを下さい おんなの夢を こころの海峡  浅い眠りに 寝返り打てば 海鳴りさえも 泣くなと叱る 涙添い寝の ひとり宿 窓を開ければ 日本海 揺れる波間の 島灯り 優しさ下さい あの日のように こころの海峡  凍えそうです 私の胸は 吹雪の中を 流離う小舟 未練飛沫が 渦を巻く 添えぬ運命の 海峡を 渡りきれない 渡れない 教えて下さい 明日の行方 こころの海峡
恋夜酒せめて一夜の夢でもいいの 酔ってあなたに 甘えたい 甘えたい つくしてもああ つくしても つくし足りないわ 恋は瑠璃いろ 心は涙いろ わたしひとりよ ねえ あなた 恋夜酒  心づくしの 手料理ならべ 待てばせつない 雨の音 雨の音 あの人は ああ あの人は どこで雨やどり 恋は瑠璃いろ 心は涙いろ ついでつがれる人もない 恋夜酒  肌の寒さは あなたのせいよ すがるお酒の ほろにがさ ほろにがさ 酔えないわ ああ 酔えないわ ひとりまよい酒 恋は瑠璃いろ 心は涙いろ 抱いて下さいもう一度 恋夜酒夏木綾子田村和男岸本健介前田俊明せめて一夜の夢でもいいの 酔ってあなたに 甘えたい 甘えたい つくしてもああ つくしても つくし足りないわ 恋は瑠璃いろ 心は涙いろ わたしひとりよ ねえ あなた 恋夜酒  心づくしの 手料理ならべ 待てばせつない 雨の音 雨の音 あの人は ああ あの人は どこで雨やどり 恋は瑠璃いろ 心は涙いろ ついでつがれる人もない 恋夜酒  肌の寒さは あなたのせいよ すがるお酒の ほろにがさ ほろにがさ 酔えないわ ああ 酔えないわ ひとりまよい酒 恋は瑠璃いろ 心は涙いろ 抱いて下さいもう一度 恋夜酒
北旅愁北の岬の 日昏れは早く 沖にチラチラ 灯りがゆれる あれは漁火 イカ釣り船か おんなごころの 恋の炎(ひ)か あなた忘れの 旅だから 飲めぬお酒を 少しだけ あなた飲んでも いいですか おんなひとり おんなひとり 夢も凍える 北旅愁  風が身を切る 岬の町は あなた生まれた 故郷ですね ひとり訪ねる 私の胸は 鉛色した 冬の海 潮の香が 沁(し)みこんだ 障子開ければ 夜半の雨 みぞれまじりの なみだ雨 おんなひとり おんなひとり 春は名のみの 北旅愁  朝を待てずに 哭(な)く海鳥は 群れにはぐれた 迷い鳥 眠りも浅く ため息もらす 夜明けまじかの 港宿 あなた忘れの 旅なのに みれんばかりが つのります あなた迎えに きて欲しい おんなひとり おんなひとり 夢で逢いたい 北旅愁夏木綾子岸本健介岸本健介前田俊明北の岬の 日昏れは早く 沖にチラチラ 灯りがゆれる あれは漁火 イカ釣り船か おんなごころの 恋の炎(ひ)か あなた忘れの 旅だから 飲めぬお酒を 少しだけ あなた飲んでも いいですか おんなひとり おんなひとり 夢も凍える 北旅愁  風が身を切る 岬の町は あなた生まれた 故郷ですね ひとり訪ねる 私の胸は 鉛色した 冬の海 潮の香が 沁(し)みこんだ 障子開ければ 夜半の雨 みぞれまじりの なみだ雨 おんなひとり おんなひとり 春は名のみの 北旅愁  朝を待てずに 哭(な)く海鳥は 群れにはぐれた 迷い鳥 眠りも浅く ため息もらす 夜明けまじかの 港宿 あなた忘れの 旅なのに みれんばかりが つのります あなた迎えに きて欲しい おんなひとり おんなひとり 夢で逢いたい 北旅愁
木曽の雨深山しぐれが 霙に変わり 秋の終わりを 知らせます 恋の忘れ路 ひとりの旅路 あなた忘れの 旅なのに 今も 今も 心が揺れる なんで泣かせる みれんの木曽の雨  バスを乗り継ぎ 山合の町 今日の泊りは 馬籠宿 格子造りの 家並が続く 雨の坂道 石畳 ひとり ひとり 思い出ばかり 濡れて哀しい みれんの木曽の雨  雨にけむった 木曽川沿いに 点(とも)る灯影(ほかげ)の たよりなさ 人の情けが 恋しい夜は 宿の女将の 優しさに ほろり 涙 涙が染みる 心濡らすな みれんの木曽の雨夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介前田俊明深山しぐれが 霙に変わり 秋の終わりを 知らせます 恋の忘れ路 ひとりの旅路 あなた忘れの 旅なのに 今も 今も 心が揺れる なんで泣かせる みれんの木曽の雨  バスを乗り継ぎ 山合の町 今日の泊りは 馬籠宿 格子造りの 家並が続く 雨の坂道 石畳 ひとり ひとり 思い出ばかり 濡れて哀しい みれんの木曽の雨  雨にけむった 木曽川沿いに 点(とも)る灯影(ほかげ)の たよりなさ 人の情けが 恋しい夜は 宿の女将の 優しさに ほろり 涙 涙が染みる 心濡らすな みれんの木曽の雨
寒椿窓を開ければ 深々と 夜の静寂(しじま)に しのび雪 いいのいいのよ いいのよあなた こぼれ散りゆく さだめでも 私… あなたの… 胸で咲きたい 寒椿  別れひと夜の なみだ宿 あなた優しく 抱きしめて これがふたりの 最後の旅と そっと抱かれた 雪の夜 朝よ… 来ないで… 咲いて哀しい 寒椿  春を知らずに 散ってゆく 花のいのちの 儚さよ 寒さこらえて 忍んでたえて 雪に隠れて 紅く咲く 私… 淋しい… 冬の花です 寒椿夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介丸山雅仁窓を開ければ 深々と 夜の静寂(しじま)に しのび雪 いいのいいのよ いいのよあなた こぼれ散りゆく さだめでも 私… あなたの… 胸で咲きたい 寒椿  別れひと夜の なみだ宿 あなた優しく 抱きしめて これがふたりの 最後の旅と そっと抱かれた 雪の夜 朝よ… 来ないで… 咲いて哀しい 寒椿  春を知らずに 散ってゆく 花のいのちの 儚さよ 寒さこらえて 忍んでたえて 雪に隠れて 紅く咲く 私… 淋しい… 冬の花です 寒椿
金沢しぐれめぐり逢わせの この恋を めぐる季節が 引き離す 面影(かげ)を映して 暮れなずむ 犀川に… 雨が散らした 春紅葉 涙を誘うな 金沢しぐれ  ふたり歩いた 片町を そぞろ歩けば 思い出す 遠いあの日の 優しさに 泣けてくる… 今は淋しい ひとり傘 思い出濡らすな 金沢しぐれ  紅(べん)がら格子のこぼれ灯が 揺れる心を 染めてゆく 傘をかしげて 見上げれば しぐれ月… 泣いているよに 濡れそぼる あなたが恋しい 金沢しぐれ夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介前田俊明めぐり逢わせの この恋を めぐる季節が 引き離す 面影(かげ)を映して 暮れなずむ 犀川に… 雨が散らした 春紅葉 涙を誘うな 金沢しぐれ  ふたり歩いた 片町を そぞろ歩けば 思い出す 遠いあの日の 優しさに 泣けてくる… 今は淋しい ひとり傘 思い出濡らすな 金沢しぐれ  紅(べん)がら格子のこぼれ灯が 揺れる心を 染めてゆく 傘をかしげて 見上げれば しぐれ月… 泣いているよに 濡れそぼる あなたが恋しい 金沢しぐれ
海峡の雪私の夢が 消えてゆく 船の明かりも 波に消えてゆく ひとり海峡 見送る寂しさを 知っているのか 濡れかもめ 愛の深さに 哭くばかり 心に吹き込む 風が‥雪になる  ひとりの冬は 寒すぎる 想い届かぬ 北の港町 息を吹きかけ 両手をかざしても 燃やす暖炉の 頼りなさ 雪が深々 降るばかり 海峡岬は 今日も‥冬の色  あなた私の 命の恋塒(ねぐら) 飛んでゆきたい ゆかれない 追ってゆけない 波の果て 翼も涙も 凍る‥雪の海夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介前田俊明私の夢が 消えてゆく 船の明かりも 波に消えてゆく ひとり海峡 見送る寂しさを 知っているのか 濡れかもめ 愛の深さに 哭くばかり 心に吹き込む 風が‥雪になる  ひとりの冬は 寒すぎる 想い届かぬ 北の港町 息を吹きかけ 両手をかざしても 燃やす暖炉の 頼りなさ 雪が深々 降るばかり 海峡岬は 今日も‥冬の色  あなた私の 命の恋塒(ねぐら) 飛んでゆきたい ゆかれない 追ってゆけない 波の果て 翼も涙も 凍る‥雪の海
おんな夢太鼓天にとどろけ 大地にひびけ 祇園太鼓の 幕が開く 男まさりの バチさばき 見せてやろうか みだれ打ち これがおんなの これがおんなの 夢太鼓  巻いた晒は 伊達ではないよ 咲いて今宵は 華になる ここがおんなの 見せどころ ヤッサヤレヤレ 晴れ舞台 これがおんなの これがおんなの 夢太鼓  憂き世 嵐を 踏み越えながら 生きるおんなの こころ意気 小倉生れの 純情は 叩く太鼓の 音に出る これがおんなの これがおんなの 夢太鼓夏木綾子田村和男岸本健介天にとどろけ 大地にひびけ 祇園太鼓の 幕が開く 男まさりの バチさばき 見せてやろうか みだれ打ち これがおんなの これがおんなの 夢太鼓  巻いた晒は 伊達ではないよ 咲いて今宵は 華になる ここがおんなの 見せどころ ヤッサヤレヤレ 晴れ舞台 これがおんなの これがおんなの 夢太鼓  憂き世 嵐を 踏み越えながら 生きるおんなの こころ意気 小倉生れの 純情は 叩く太鼓の 音に出る これがおんなの これがおんなの 夢太鼓
おんな夢街道上を見たなら きりがない 下を見たなら 夢がない こゝで負けたら 明日は来ない ぐっと我慢の しどころと つらい思いは 飲みこんで 苦労七坂 ヨイショと越える おんな人生 夢街道  たとえ路傍の 花でいゝ 花と咲きたい いつの日か 雨や嵐に 晒されたって 紅の一刷毛 忘れずに 咲いてみせます おんな花 涙ふりすて ヨイショと越える おんな人生 夢街道  おんなだてらと 言われても 意地もあります 夢もある 忍の一文字 こゝろに抱いて 向い風さえ 追い風に 変えてみせます 心意気 笑顔千両で ヨイショと越える おんな人生 夢街道  夏木綾子田村和男岸本健介池多孝春上を見たなら きりがない 下を見たなら 夢がない こゝで負けたら 明日は来ない ぐっと我慢の しどころと つらい思いは 飲みこんで 苦労七坂 ヨイショと越える おんな人生 夢街道  たとえ路傍の 花でいゝ 花と咲きたい いつの日か 雨や嵐に 晒されたって 紅の一刷毛 忘れずに 咲いてみせます おんな花 涙ふりすて ヨイショと越える おんな人生 夢街道  おんなだてらと 言われても 意地もあります 夢もある 忍の一文字 こゝろに抱いて 向い風さえ 追い風に 変えてみせます 心意気 笑顔千両で ヨイショと越える おんな人生 夢街道  
おんな望郷歌声も 声も ちぎれて凍る 十三(とさ)の湊(みなと)は 雪また雪ん中 親にはぐれて 幾冬越えた 破れ三味線 流れ旅 よされ…よされ 撥(ばち)が哭く 風に追われて アンア… おんなの望郷歌  夢を 夢を 探してみても 行く手遮(さえぎ)る 地吹雪雪あらし 痛む指先 かじかむ心 息を吹きかけ 春を待つ よされ…よされ 空が哭く 思い届けよ アンア… おんなの望郷歌  窓に 窓に 明かりが点(とも)りゃ ひとりさすらう この身が辛すぎる こんな運命(さだめ)を 恨むじゃないと 胸に聞こえる 母の声 よされ…よされ 山が哭く 津軽恋しや アンア… おんなの望郷歌夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介前田俊明声も 声も ちぎれて凍る 十三(とさ)の湊(みなと)は 雪また雪ん中 親にはぐれて 幾冬越えた 破れ三味線 流れ旅 よされ…よされ 撥(ばち)が哭く 風に追われて アンア… おんなの望郷歌  夢を 夢を 探してみても 行く手遮(さえぎ)る 地吹雪雪あらし 痛む指先 かじかむ心 息を吹きかけ 春を待つ よされ…よされ 空が哭く 思い届けよ アンア… おんなの望郷歌  窓に 窓に 明かりが点(とも)りゃ ひとりさすらう この身が辛すぎる こんな運命(さだめ)を 恨むじゃないと 胸に聞こえる 母の声 よされ…よされ 山が哭く 津軽恋しや アンア… おんなの望郷歌
おんな雨離さないでと 縋(すが)った夜を 思い出させる 今夜の雨は 涙まじりの 驟(はし)り雨 なんでこの胸 濡らすのよ はらはらと ほろほろと ひとり泣きする おんな雨  冬も間近と 駆け行く雨は 別れ涙の しずくでしょうか 夢を重ねる 人もなく 肩を寄せ合う 人もない はらはらと ほろほろと しのび泣きする おんな雨  恋の儚さ 脆(もろ)さに泣ける 夢をも一度 見せてよあなた 風の音にも 振り返る 雨の音にも 泣ける夜 はらはらと ほろほろと ひとり泣きする おんな雨夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介前田俊明離さないでと 縋(すが)った夜を 思い出させる 今夜の雨は 涙まじりの 驟(はし)り雨 なんでこの胸 濡らすのよ はらはらと ほろほろと ひとり泣きする おんな雨  冬も間近と 駆け行く雨は 別れ涙の しずくでしょうか 夢を重ねる 人もなく 肩を寄せ合う 人もない はらはらと ほろほろと しのび泣きする おんな雨  恋の儚さ 脆(もろ)さに泣ける 夢をも一度 見せてよあなた 風の音にも 振り返る 雨の音にも 泣ける夜 はらはらと ほろほろと ひとり泣きする おんな雨
男だんじり男だんじり 岸和田育ち 響く太鼓に 身が躍る 試験曳きから 命を張って 唸(うな)るだんじり 一気に走る これが男の ソーリャ 祭りだぜ  男だんじり 後(あと)へはひかぬ 朝の曳(ひ)き出し 血がたぎる ここが一番 前梃子(はなてこ)持って 燃えろだんじり 大屋根(おおやね)さばき これが男の ソーリャ 祭り唄  男だんじり 男の祭り 今日の宮入り 晴れ姿 ここが最後だ 命を懸けて 走れだんじり 小半坂(こなからざか)を これが男の ソーリャ 夢祭り夏木綾子坂本ひろし岸本健介南郷達也男だんじり 岸和田育ち 響く太鼓に 身が躍る 試験曳きから 命を張って 唸(うな)るだんじり 一気に走る これが男の ソーリャ 祭りだぜ  男だんじり 後(あと)へはひかぬ 朝の曳(ひ)き出し 血がたぎる ここが一番 前梃子(はなてこ)持って 燃えろだんじり 大屋根(おおやね)さばき これが男の ソーリャ 祭り唄  男だんじり 男の祭り 今日の宮入り 晴れ姿 ここが最後だ 命を懸けて 走れだんじり 小半坂(こなからざか)を これが男の ソーリャ 夢祭り
大阪夢情雨にけむった 道頓堀は 赤い灯青い灯 映す女の涙川 あほや… あほやね 女のみれん 待って 待って 待って甲斐ない人やのに 雨よ泣かすな 大阪夢情  お初天神 相合傘で 寄り添いあんたと 引いたおみくじ枝で泣く あほや… あほやね 女のみれん 泣いて 泣いて 泣いてすがれる胸もない 消えてはかない 大阪夢情  空を見上げりゃ 通天閣が 泣いたらアカンと うちの心に灯をともす あほや… あほやね 女のみれん 夢で 夢で 夢でいいからもう一度 あんた逢いたい 大阪夢情夏木綾子岸本健介岸本健介雨にけむった 道頓堀は 赤い灯青い灯 映す女の涙川 あほや… あほやね 女のみれん 待って 待って 待って甲斐ない人やのに 雨よ泣かすな 大阪夢情  お初天神 相合傘で 寄り添いあんたと 引いたおみくじ枝で泣く あほや… あほやね 女のみれん 泣いて 泣いて 泣いてすがれる胸もない 消えてはかない 大阪夢情  空を見上げりゃ 通天閣が 泣いたらアカンと うちの心に灯をともす あほや… あほやね 女のみれん 夢で 夢で 夢でいいからもう一度 あんた逢いたい 大阪夢情
越冬譜船をおりたら さい果て行きの 汽車が待ってる 港駅 風が哭く 恋が哭く はぐれ鴎の私には 返る塒も 帰る塒も 胸もない…  春はどこやら 未練がつのる こころ凍れる 雪景色 雪が舞う 闇に舞う 遠くなるほど 面影は 夢で泣くなと 夢で泣くなと 逢いにくる…  うしろ髪引く 思い出荷物 どこに捨てよか 港宿 夢が散る 乱れ散る 生きて逢う日の ない恋は 北の吹雪に 北の吹雪に 埋めたい… 夏木綾子石本美由起岸本健介前田俊明船をおりたら さい果て行きの 汽車が待ってる 港駅 風が哭く 恋が哭く はぐれ鴎の私には 返る塒も 帰る塒も 胸もない…  春はどこやら 未練がつのる こころ凍れる 雪景色 雪が舞う 闇に舞う 遠くなるほど 面影は 夢で泣くなと 夢で泣くなと 逢いにくる…  うしろ髪引く 思い出荷物 どこに捨てよか 港宿 夢が散る 乱れ散る 生きて逢う日の ない恋は 北の吹雪に 北の吹雪に 埋めたい… 
海鳴り情歌やけに海鳴り 咆える夜は あんたが 恋しかね 沖で今ごろ ひと仕事 終えてゴロ寝か おとこ酒 東シナ海 あばれ海 船を呑む様な 波じゃろね ひとり待つ身も つらいとよ さみしかね さみしかね 男のあんたにゃ わからんやね  時化の晴れ間に 星ひとつ 見えたら呼んでよね 指を数えて 指を噛む 女ごころの 涙だよ 東シナ海 おとこ海 たまにゃ女子(おなご)の 胸になれ 肌の寒さを 抱きしめて 恋しかね 恋しかね 男のあんたにゃ わからんやね  東シナ海 あばれ海 船を呑む様な 波じゃろね ひとり待つ身も つらいとよ さみしかね さみしかね 男のあんたにゃ わからんやね夏木綾子田村和男岸本健介池多孝春やけに海鳴り 咆える夜は あんたが 恋しかね 沖で今ごろ ひと仕事 終えてゴロ寝か おとこ酒 東シナ海 あばれ海 船を呑む様な 波じゃろね ひとり待つ身も つらいとよ さみしかね さみしかね 男のあんたにゃ わからんやね  時化の晴れ間に 星ひとつ 見えたら呼んでよね 指を数えて 指を噛む 女ごころの 涙だよ 東シナ海 おとこ海 たまにゃ女子(おなご)の 胸になれ 肌の寒さを 抱きしめて 恋しかね 恋しかね 男のあんたにゃ わからんやね  東シナ海 あばれ海 船を呑む様な 波じゃろね ひとり待つ身も つらいとよ さみしかね さみしかね 男のあんたにゃ わからんやね
淡墨桜明日のゆくえが 見えなくたって ついてゆきたい ひそやかに 花の命を 惜しむよに そっといたわる 仕草にも あなたの愛が あふれます 夢を重ねる 淡墨桜  冬の寒さに 凍てつく蕾 愛が宿れば うす紅に 抱いてください この世では 叶うことない 隠れ恋 あなたの胸で 咲かせたい 花は儚い 淡墨桜  白く花びら 色づけながら なんで染めゆく 桜花 春を待ち侘び 春に咲き 春を急いで 散ろうとも あなたの傍に 寄り添って 散って悔いない 淡墨桜夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介前田俊明明日のゆくえが 見えなくたって ついてゆきたい ひそやかに 花の命を 惜しむよに そっといたわる 仕草にも あなたの愛が あふれます 夢を重ねる 淡墨桜  冬の寒さに 凍てつく蕾 愛が宿れば うす紅に 抱いてください この世では 叶うことない 隠れ恋 あなたの胸で 咲かせたい 花は儚い 淡墨桜  白く花びら 色づけながら なんで染めゆく 桜花 春を待ち侘び 春に咲き 春を急いで 散ろうとも あなたの傍に 寄り添って 散って悔いない 淡墨桜
綾子のよさこい演歌泣いて笑って 笑って泣いて 人の一生 一歩ずつ 山坂多い 人生だけど 焦らず挫けず 信じた道を 明日はそうよ いいことあるさ 皆さんこころに 笑顔の花を 咲かせましょう 咲きましょう がんばれよさこい演歌節  涙見せたら 苦労の甲斐が するりと昨日へ 逃げて行く ひと汗かいて ひと息入れりゃ 見上げる空には 希望の虹が 七色橋を 渡って行こう 皆さんこころに 笑顔の花を 咲かせましょう 咲きましょう がんばれよさこい演歌節  雨や嵐を 踏み越えながら 歩いて行こうよ また一歩 一人じゃないさ 淋しくないよ しあわせ願えば 来ますよきっと 人という字に 肩寄せ合って 皆さんこころに 笑顔の花を 咲かせましょう 咲きましょう がんばれよさこい演歌節夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介前田俊明泣いて笑って 笑って泣いて 人の一生 一歩ずつ 山坂多い 人生だけど 焦らず挫けず 信じた道を 明日はそうよ いいことあるさ 皆さんこころに 笑顔の花を 咲かせましょう 咲きましょう がんばれよさこい演歌節  涙見せたら 苦労の甲斐が するりと昨日へ 逃げて行く ひと汗かいて ひと息入れりゃ 見上げる空には 希望の虹が 七色橋を 渡って行こう 皆さんこころに 笑顔の花を 咲かせましょう 咲きましょう がんばれよさこい演歌節  雨や嵐を 踏み越えながら 歩いて行こうよ また一歩 一人じゃないさ 淋しくないよ しあわせ願えば 来ますよきっと 人という字に 肩寄せ合って 皆さんこころに 笑顔の花を 咲かせましょう 咲きましょう がんばれよさこい演歌節
綾子ONDO~夢を着飾る蝶になれ右手左手 パっと手を出せば 花が咲きます この舞台 夢を着飾る 蝶になれ さあさ皆さん ご一緒に ソレ 綾子ONDOに のせまして ア、チョイと 心ひとつに ソレ シャンとシャシャンと 手拍子を  今日の出逢いに 感謝を込めて 天に響けと 唄います 綾子演歌の イキのよさ  さあさ皆さん ご一緒に ソレ 綾子ONDOに のせまして ア、チョイと 心ひとつに ソレ シャンとシャシャンと 手拍子を  雨や嵐を エンヤコラ越えて 演歌人生 まっしぐら 宇宙(そら)に煌く 星になれ  さあさ皆さん ご一緒に ソレ 綾子ONDOに のせまして ア、チョイと 心ひとつに ソレ シャンとシャシャンと 手拍子を  笑顔千両で お届けします 夢と希望の 綾子節 声の限りに 唄いましょ  さあさ皆さん ご一緒に ソレ 綾子ONDOに のせまして ア、チョイと 心ひとつに ソレ シャンとシャシャンと 手拍子を夏木綾子岸本健介岸本健介前田俊明右手左手 パっと手を出せば 花が咲きます この舞台 夢を着飾る 蝶になれ さあさ皆さん ご一緒に ソレ 綾子ONDOに のせまして ア、チョイと 心ひとつに ソレ シャンとシャシャンと 手拍子を  今日の出逢いに 感謝を込めて 天に響けと 唄います 綾子演歌の イキのよさ  さあさ皆さん ご一緒に ソレ 綾子ONDOに のせまして ア、チョイと 心ひとつに ソレ シャンとシャシャンと 手拍子を  雨や嵐を エンヤコラ越えて 演歌人生 まっしぐら 宇宙(そら)に煌く 星になれ  さあさ皆さん ご一緒に ソレ 綾子ONDOに のせまして ア、チョイと 心ひとつに ソレ シャンとシャシャンと 手拍子を  笑顔千両で お届けします 夢と希望の 綾子節 声の限りに 唄いましょ  さあさ皆さん ご一緒に ソレ 綾子ONDOに のせまして ア、チョイと 心ひとつに ソレ シャンとシャシャンと 手拍子を
雨の梓川雨に煙った 北アルプスよ 遠くたなびく 湯の煙 ひとり旅する この胸に 浮かぶあなたの 面影が 揺れて流れる ゝ 雨の梓川  水の清さが 一途な恋を 知っているよに 流れ行く 指ですくえば 冷たさが 恋の終わりを 知らせます 冬も間近な ゝ 雨の梓川  墨絵ぼかしの 安曇野平野 ひとりたたずむ 別れ駅 恋の忘れ路 信濃路に そっと微笑む 道祖神 春はいつ来る ゝ 雨の梓川夏木綾子山田三三十泉夢人前田俊明雨に煙った 北アルプスよ 遠くたなびく 湯の煙 ひとり旅する この胸に 浮かぶあなたの 面影が 揺れて流れる ゝ 雨の梓川  水の清さが 一途な恋を 知っているよに 流れ行く 指ですくえば 冷たさが 恋の終わりを 知らせます 冬も間近な ゝ 雨の梓川  墨絵ぼかしの 安曇野平野 ひとりたたずむ 別れ駅 恋の忘れ路 信濃路に そっと微笑む 道祖神 春はいつ来る ゝ 雨の梓川
雨がたりしのび降るよな 夜雨がポツリ 軒を伝って こぼれます おんな心の 涙でしょうか 窓の向こうの 小走り姿 追えば空似の うしろ影 雨よ… 雨々 もう泣かさないで  二度と泣かない つもりで飲んだ にがいお酒が また泣かす 夢をひとりで 見るのはつらい なんで今夜も 思い出連れて 会いに来るのよ 夢にまで 雨よ… 雨々 もう泣かさないで  別れせつない 名残りの雨に 濡れて重たい ひとり傘 薄い縁と あきらめましょか そっとつぶやく おんなの胸に 降るはみれんの 路地しぐれ 雨よ… 雨々 もう泣かさないで夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介前田俊明しのび降るよな 夜雨がポツリ 軒を伝って こぼれます おんな心の 涙でしょうか 窓の向こうの 小走り姿 追えば空似の うしろ影 雨よ… 雨々 もう泣かさないで  二度と泣かない つもりで飲んだ にがいお酒が また泣かす 夢をひとりで 見るのはつらい なんで今夜も 思い出連れて 会いに来るのよ 夢にまで 雨よ… 雨々 もう泣かさないで  別れせつない 名残りの雨に 濡れて重たい ひとり傘 薄い縁と あきらめましょか そっとつぶやく おんなの胸に 降るはみれんの 路地しぐれ 雨よ… 雨々 もう泣かさないで
天草ひとり想い出ばかり 訪ねる旅は 今日で終わりに 終わりにします 島を繋いだ 五橋の空を 鴎一羽が 啼いて飛ぶ まるで私の 寂しさ知って 泣いてくれてる 天草ひとり  両手に余る 幸せくれた 数えきれない 優しさくれた そんなあなたは 添えない人と 言って聞かせた 旅なのに 今もあなたを また恋しがる なみだ旅です 天草ひとり  寄せくる波よ 哀しみつれて 沖へ流して 流してほしい 弱い私を 叱ってくれる 﨑津教会 鐘の音 未練ごころを 波間に捨てて 帰る潮路は 天草ひとり夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介伊戸のりお想い出ばかり 訪ねる旅は 今日で終わりに 終わりにします 島を繋いだ 五橋の空を 鴎一羽が 啼いて飛ぶ まるで私の 寂しさ知って 泣いてくれてる 天草ひとり  両手に余る 幸せくれた 数えきれない 優しさくれた そんなあなたは 添えない人と 言って聞かせた 旅なのに 今もあなたを また恋しがる なみだ旅です 天草ひとり  寄せくる波よ 哀しみつれて 沖へ流して 流してほしい 弱い私を 叱ってくれる 﨑津教会 鐘の音 未練ごころを 波間に捨てて 帰る潮路は 天草ひとり
あじさい雨情~令和版紫色に 染めながら 何度も色を 変えて行く こんな小さな 花びらだって 雨の重さに 耐えて咲く あじさいは あじさいは まるでおまえの ようだねと 微笑(わら)うあなたが そばにいる  ひと雨ごとに 色をつけ ひと雨ごとに 散ってゆく そんな儚い 運命(さだめ)でいても そうよけなげに 咲いている あじさいは あじさいは あなた好きだと 言った花 散らしたくない わたしです  色鮮やかに ひそやかに 生命(いのち)を萌やし 雨に咲く こころ重ねて 寄り添いながら 空に向かって 凛(りん)と咲く あじさいは あじさいは 明日の幸せ 運ぶ花 夢を叶えて くれる花夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介紫色に 染めながら 何度も色を 変えて行く こんな小さな 花びらだって 雨の重さに 耐えて咲く あじさいは あじさいは まるでおまえの ようだねと 微笑(わら)うあなたが そばにいる  ひと雨ごとに 色をつけ ひと雨ごとに 散ってゆく そんな儚い 運命(さだめ)でいても そうよけなげに 咲いている あじさいは あじさいは あなた好きだと 言った花 散らしたくない わたしです  色鮮やかに ひそやかに 生命(いのち)を萌やし 雨に咲く こころ重ねて 寄り添いながら 空に向かって 凛(りん)と咲く あじさいは あじさいは 明日の幸せ 運ぶ花 夢を叶えて くれる花
あじさい雨情紫色に 染めながら 何度も色を 変えて行く こんな小さな 花びらだって 雨の重さに 耐えて咲く あじさいは あじさいは まるでおまえの ようだねと 微笑(わらう)あなたが そばにいる  ひと雨ごとに 色をつけ ひと雨ごとに 散って行く そんな儚い 運命(さだめ)でいても そうよけなげに 咲いている あじさいは あじさいは あなた好きだと 言った花 散らしたくない わたしです  どしゃ降り雨も 長雨も ふたりでいれば つらくない 心ひとつに あなたの胸で そっと今夜も 雨宿り あじさいは あじさいは 明日に希望(のぞみ)を くれる花 夢を咲かせて くれる花夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介前田俊明紫色に 染めながら 何度も色を 変えて行く こんな小さな 花びらだって 雨の重さに 耐えて咲く あじさいは あじさいは まるでおまえの ようだねと 微笑(わらう)あなたが そばにいる  ひと雨ごとに 色をつけ ひと雨ごとに 散って行く そんな儚い 運命(さだめ)でいても そうよけなげに 咲いている あじさいは あじさいは あなた好きだと 言った花 散らしたくない わたしです  どしゃ降り雨も 長雨も ふたりでいれば つらくない 心ひとつに あなたの胸で そっと今夜も 雨宿り あじさいは あじさいは 明日に希望(のぞみ)を くれる花 夢を咲かせて くれる花
愛ふたりづれ肩にかくれて 涕(な)いたらいいと そっと私を 抱いた人 つらい昨日は ふりむかないわ やっとあなたに 逢えました こんな私で いいですか 夢のつづきじゃ ないですね 愛はひとすじ あなたと生きる  俺のあとから はぐれぬように ついておいでと 涕(な)かす人 涕(な)いたおんなの 悲しい過去に 灯すやさしい 恋灯り あなた私の 道標 ついて行きます どこまでも 愛はひとすじ あなたと生きる  俺とこれから この先ずっと ふたり死ぬまで いっしょだよ そんな言葉に 涙がほろり 嬉し涙を 知りました つらい涙は 今日かぎり 捨ててあなたと ふたりづれ 愛はひとすじ あなたと生きる夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介肩にかくれて 涕(な)いたらいいと そっと私を 抱いた人 つらい昨日は ふりむかないわ やっとあなたに 逢えました こんな私で いいですか 夢のつづきじゃ ないですね 愛はひとすじ あなたと生きる  俺のあとから はぐれぬように ついておいでと 涕(な)かす人 涕(な)いたおんなの 悲しい過去に 灯すやさしい 恋灯り あなた私の 道標 ついて行きます どこまでも 愛はひとすじ あなたと生きる  俺とこれから この先ずっと ふたり死ぬまで いっしょだよ そんな言葉に 涙がほろり 嬉し涙を 知りました つらい涙は 今日かぎり 捨ててあなたと ふたりづれ 愛はひとすじ あなたと生きる
愛は蜃気楼遠い…遠い想い出 紡いでも それは…それはむなしい 蜃気楼 ひとり芝居 もうやめて 恋にピリオド 打ちましょう 馬鹿ですね 馬鹿ですね ああ今夜も また泣きぬれて 泣いて 泣いて 泣いて 待って 待って 待って 夢のつづきを 見ている 愛は陽炎 恋は嘘つき 涙に滲む 蜃気楼  ふたり…ふたり暮らした この部屋は 今も…今もあの日の そのまま そうよ何も 変わらない あなたの心の 他には 馬鹿ですね 馬鹿ですね ああ今夜も 寒い唇 酔って 酔って 酔って 待って 待って 待って 夢のつづきを 見ている 愛のせつなさ 恋の儚さ 涙に滲む 蜃気楼  馬鹿ですね 馬鹿ですね ああ今夜も また泣きぬれて 泣いて 泣いて 泣いて 待って 待って 待って 夢のつづきを 見ている 愛は陽炎 恋は嘘つき 涙に滲む 蜃気楼夏木綾子岸本健介山口正美前田俊明遠い…遠い想い出 紡いでも それは…それはむなしい 蜃気楼 ひとり芝居 もうやめて 恋にピリオド 打ちましょう 馬鹿ですね 馬鹿ですね ああ今夜も また泣きぬれて 泣いて 泣いて 泣いて 待って 待って 待って 夢のつづきを 見ている 愛は陽炎 恋は嘘つき 涙に滲む 蜃気楼  ふたり…ふたり暮らした この部屋は 今も…今もあの日の そのまま そうよ何も 変わらない あなたの心の 他には 馬鹿ですね 馬鹿ですね ああ今夜も 寒い唇 酔って 酔って 酔って 待って 待って 待って 夢のつづきを 見ている 愛のせつなさ 恋の儚さ 涙に滲む 蜃気楼  馬鹿ですね 馬鹿ですね ああ今夜も また泣きぬれて 泣いて 泣いて 泣いて 待って 待って 待って 夢のつづきを 見ている 愛は陽炎 恋は嘘つき 涙に滲む 蜃気楼
逢いたいナ胸にたたんだ 心の傷を 酒で温める 雨の夜 グラス揺らせば 浮かんで消える にすがった あの涙 逢いたいナお前に… 抱いてやりたい もう一度  風の噂にゃ 故郷追われ ひとり海峡 越えたとか 俺と逢わなきゃ 生まれた町で 違う人生 あったろに 逢いたいナお前に… 抱いてやりたい 薄い肩  なんであいつを ひとりにしたと 弱い心を 叩く雨 今度この世に 生まれて来ても きっとお前を さがすだろ 逢いたいナお前に… 抱いてやりたい もう一度夏木綾子近藤秀彦岸本健介斉藤功胸にたたんだ 心の傷を 酒で温める 雨の夜 グラス揺らせば 浮かんで消える にすがった あの涙 逢いたいナお前に… 抱いてやりたい もう一度  風の噂にゃ 故郷追われ ひとり海峡 越えたとか 俺と逢わなきゃ 生まれた町で 違う人生 あったろに 逢いたいナお前に… 抱いてやりたい 薄い肩  なんであいつを ひとりにしたと 弱い心を 叩く雨 今度この世に 生まれて来ても きっとお前を さがすだろ 逢いたいナお前に… 抱いてやりたい もう一度
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