越路吹雪の歌詞一覧リスト  44曲中 1-44曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
いつだったかな五月の空に 陽は高く 街角の花屋の窓に ミモザの花も 咲きにおう 「恋人よ」 あの花は いつだったかな 二人がはじめて 出会った日 あの店に 咲いていた花 なつかしいね  五月の空は 夕まぐれ 街角の屋敷のへいに 咲いてる花は 沈丁花 「恋人よ」 あの花は いつだったかな 二人がはじめて ベーゼした あの時に 咲いていた花 なつかしいね  五月の空は 星月夜 街角を独りで行けば 誰が捨てたか 赤いばら 別れし人よ あの花は いつだったかな 二人が別れた あの時に 悲しいね 捨てた花だわね なつかしいね越路吹雪菊田一夫古関裕而古関裕而五月の空に 陽は高く 街角の花屋の窓に ミモザの花も 咲きにおう 「恋人よ」 あの花は いつだったかな 二人がはじめて 出会った日 あの店に 咲いていた花 なつかしいね  五月の空は 夕まぐれ 街角の屋敷のへいに 咲いてる花は 沈丁花 「恋人よ」 あの花は いつだったかな 二人がはじめて ベーゼした あの時に 咲いていた花 なつかしいね  五月の空は 星月夜 街角を独りで行けば 誰が捨てたか 赤いばら 別れし人よ あの花は いつだったかな 二人が別れた あの時に 悲しいね 捨てた花だわね なつかしいね
夜霧のしのび逢いGOLD LYLIC雨に濡れながら 夜ごとに 心求めあう 街角 せつなく一と夜の夢結ぶ はかない恋よ  ふりそそぐ雨 てのひらに 唇をつけて 吸おうよ 静かに微笑み浮かべては 交そう愛を  胸の渇き いやして また別れる 街角 名も知らずに 抱き合う 明日のない 街角  雨は恋を はこんでくる 貧しい おんなの胸にも くちづけはいつも ほろにがい 涙の雨よ ほろにがい 涙の雨よGOLD LYLIC越路吹雪J.ヴァン・ウィットル・訳詞:岩谷時子J.ヴァン・ウィットル内藤法美雨に濡れながら 夜ごとに 心求めあう 街角 せつなく一と夜の夢結ぶ はかない恋よ  ふりそそぐ雨 てのひらに 唇をつけて 吸おうよ 静かに微笑み浮かべては 交そう愛を  胸の渇き いやして また別れる 街角 名も知らずに 抱き合う 明日のない 街角  雨は恋を はこんでくる 貧しい おんなの胸にも くちづけはいつも ほろにがい 涙の雨よ ほろにがい 涙の雨よ
ラストダンスは私にPLATINA LYLIC貴方の好きな人と踊ってらしていいわ やさしい微笑みも その方に おあげなさい けれども 私がここにいることだけ どうぞ 忘れないで  ダンスはお酒みたいに心を酔わせるわ だけど お願いね ハートだけは とられないで そして私の為 残して置いてね 最後の踊りだけは 貴方に夢中なの いつか二人で 誰も来ない処へ 旅に出るのよ  どうぞ踊ってらっしゃい 私ここで待ってるわ だけど送って欲しいと頼まれたら 断ってね いつでも 私がここに居ることだけ どうぞ 忘れないで  きっと私の為 残して置いてね 最後の踊りだけは 胸に抱かれて踊る ラストダンス 忘れないでPLATINA LYLIC越路吹雪岩谷時子M.Schuman内藤法美貴方の好きな人と踊ってらしていいわ やさしい微笑みも その方に おあげなさい けれども 私がここにいることだけ どうぞ 忘れないで  ダンスはお酒みたいに心を酔わせるわ だけど お願いね ハートだけは とられないで そして私の為 残して置いてね 最後の踊りだけは 貴方に夢中なの いつか二人で 誰も来ない処へ 旅に出るのよ  どうぞ踊ってらっしゃい 私ここで待ってるわ だけど送って欲しいと頼まれたら 断ってね いつでも 私がここに居ることだけ どうぞ 忘れないで  きっと私の為 残して置いてね 最後の踊りだけは 胸に抱かれて踊る ラストダンス 忘れないで
コンドルは飛んで行くかたつむりより 雀がいいな もしも なれるものなら ムムム 釘よりも ハンマーがいいな もしも なれるものなら ムムム 遠いところへ行きたい 舟で行きたい 人は土に いつもしばられて 泣くのだ かなしそうに あああ 道よりも 木の方がいいな もしも なれるものなら ムムム 足のした 大地ならいいな もしも 出来ることなら ムムム 遠いところへ行きたい 舟で行きたい 人は土に いつもしばられて 泣くのだ かなしそうに あああ あああ越路吹雪岩谷時子TraditionalJORGE MILCHBERGかたつむりより 雀がいいな もしも なれるものなら ムムム 釘よりも ハンマーがいいな もしも なれるものなら ムムム 遠いところへ行きたい 舟で行きたい 人は土に いつもしばられて 泣くのだ かなしそうに あああ 道よりも 木の方がいいな もしも なれるものなら ムムム 足のした 大地ならいいな もしも 出来ることなら ムムム 遠いところへ行きたい 舟で行きたい 人は土に いつもしばられて 泣くのだ かなしそうに あああ あああ
ミロールおいでよ ミロール かけなさいよ 足のばしてさ なにもかも お任せな ミロール 不思議そうな 顔しないでさ あんたは顔見知りさ ミロール 港みなと渡りあるく 私だもの  あんたは昨日 綺麗な娘に 腕をまかせて 通っただろう 楽しそうに 幸せそうに 笑いながら 私の前を通りすぎた あの娘は まあ本当に綺麗な娘(こ)だったね  おいでよ ミロール かけなさいよ 足のばしてさ なにもかも お任せな ミロール 不思議そうな 顔しないでさ あんたは顔見知りさ ミロール 港みなと渡りあるく 私だもの  みんな誰でも 堅く堅く愛し合おうと いつの日かは はなればなれに 別れるもの 愛はかなし さりとて愛は 捨てられない さあ あんたに幸せとやら 差し上げようか  おいでよ ミロール うぶなあんた 可愛いミロール 優しくして上げよう おいで 恋の歌もうたおう ミロール 私の顔見ておくれよ あら あんたは泣いてるのね  ミロール どうしたのさ ミロール 笑ってごらんよ もっと上手に しっかり しっかり しっかり そう そう そう…… ほら もっと上手に 笑って 一緒にうたおう うたって ララララ…… 一緒に踊ろう ラララ…… ブラボー ミロール 笑ってミロール ラララ…… ブラボー ミロール 一緒に踊ろう ラララ…… アンコール ミロール ラララ……越路吹雪岩谷時子J.Mustacchi・M.Monnotおいでよ ミロール かけなさいよ 足のばしてさ なにもかも お任せな ミロール 不思議そうな 顔しないでさ あんたは顔見知りさ ミロール 港みなと渡りあるく 私だもの  あんたは昨日 綺麗な娘に 腕をまかせて 通っただろう 楽しそうに 幸せそうに 笑いながら 私の前を通りすぎた あの娘は まあ本当に綺麗な娘(こ)だったね  おいでよ ミロール かけなさいよ 足のばしてさ なにもかも お任せな ミロール 不思議そうな 顔しないでさ あんたは顔見知りさ ミロール 港みなと渡りあるく 私だもの  みんな誰でも 堅く堅く愛し合おうと いつの日かは はなればなれに 別れるもの 愛はかなし さりとて愛は 捨てられない さあ あんたに幸せとやら 差し上げようか  おいでよ ミロール うぶなあんた 可愛いミロール 優しくして上げよう おいで 恋の歌もうたおう ミロール 私の顔見ておくれよ あら あんたは泣いてるのね  ミロール どうしたのさ ミロール 笑ってごらんよ もっと上手に しっかり しっかり しっかり そう そう そう…… ほら もっと上手に 笑って 一緒にうたおう うたって ララララ…… 一緒に踊ろう ラララ…… ブラボー ミロール 笑ってミロール ラララ…… ブラボー ミロール 一緒に踊ろう ラララ…… アンコール ミロール ラララ……
バラ色の人生心惑わす眼 いつも熱き口 私の想ってる あなたの面影  あなたの胸で 私は聞くやさしの言葉 いつもかわらぬ言葉なのに 私はうれしい わたしの胸に幸の影が ある日さしたの あなたゆえの私よ 私ゆえのあなたなの あなたに逢うと 私の胸ときめく  わたしの胸に幸の影が ある日さしたの あなたゆえの私よ 私ゆえのあなたなの あなたに逢うと 私の胸ときめく越路吹雪岩谷時子E.Piaf・P.Louiguy心惑わす眼 いつも熱き口 私の想ってる あなたの面影  あなたの胸で 私は聞くやさしの言葉 いつもかわらぬ言葉なのに 私はうれしい わたしの胸に幸の影が ある日さしたの あなたゆえの私よ 私ゆえのあなたなの あなたに逢うと 私の胸ときめく  わたしの胸に幸の影が ある日さしたの あなたゆえの私よ 私ゆえのあなたなの あなたに逢うと 私の胸ときめく
雪が降る雪が降る あなたは来ない 雪が降る 心のなかを 夜更けに白い涙が降る 空で鳥が 寒さに啼いて あなたは来ない むなしい愛 ただ降る雪 つめたい仕打ち ラララ ララ ララ ムムム ムム ムム 雪が降る あなたが来る筈はない 雪が降る なにもかも真っ白  かなしい夜 さびしい夜 今日もここに 私はひとり あなたは来ない むなしい愛 ただ降る雪 つめたい仕打ち ただ降る雪 つめたい仕打ち ラララ ララ ララ…… ムムム ムム ムム……越路吹雪岩谷時子アダモJOSEPH ELIE DE BOECK雪が降る あなたは来ない 雪が降る 心のなかを 夜更けに白い涙が降る 空で鳥が 寒さに啼いて あなたは来ない むなしい愛 ただ降る雪 つめたい仕打ち ラララ ララ ララ ムムム ムム ムム 雪が降る あなたが来る筈はない 雪が降る なにもかも真っ白  かなしい夜 さびしい夜 今日もここに 私はひとり あなたは来ない むなしい愛 ただ降る雪 つめたい仕打ち ただ降る雪 つめたい仕打ち ラララ ララ ララ…… ムムム ムム ムム……
明日は月の上で明日、月の上で 神様のそばで 明日、月の上で 大空のすみで  二人は馬車に乗り 幼い時 夢に見たものを さがしに行こう 私達には風はマジシャン 星のシンホニー かなでるミュージシャン 明日、月の上で  月の空からクリスマスの かざりみたいな 地球を見よう 赤い屋根も見えて 夢のように二人のかみは風にゆれる 明日、月の上で  美しい晩 風のベエルに つゝまれながら 眠るあなたよ 私は歌うよ子守唄を 眼覚めを待って 抱きしめよう 明日、月の上で 明日、月の上で 明日、月の上で越路吹雪岩谷時子アダモ明日、月の上で 神様のそばで 明日、月の上で 大空のすみで  二人は馬車に乗り 幼い時 夢に見たものを さがしに行こう 私達には風はマジシャン 星のシンホニー かなでるミュージシャン 明日、月の上で  月の空からクリスマスの かざりみたいな 地球を見よう 赤い屋根も見えて 夢のように二人のかみは風にゆれる 明日、月の上で  美しい晩 風のベエルに つゝまれながら 眠るあなたよ 私は歌うよ子守唄を 眼覚めを待って 抱きしめよう 明日、月の上で 明日、月の上で 明日、月の上で
あなたに首ったけ私は夢中 あんたに首ったけ だかれた時には 世界が廻る だれでも あんたほど 夢中にゃ できない ふたりのうき世は なんてすばらしい  心と心 燃えあう時は 祭の歌が 聞こえて来ます いのちがけだもの 地球の事なんか どうでもいいのよ あんたがいれば  ふたりのように 愛しあうなら 星の色さえ 変るでしょうね 大地はふたりのために 花ひらき 私はいつでもあんたに 首ったけ ララ……ララ……  腕にだかれては 世界をひと廻り 地球が止まろうと あんたに首ったけ あんたがすきよ越路吹雪岩谷時子M.Glanzberg・J.Constantin私は夢中 あんたに首ったけ だかれた時には 世界が廻る だれでも あんたほど 夢中にゃ できない ふたりのうき世は なんてすばらしい  心と心 燃えあう時は 祭の歌が 聞こえて来ます いのちがけだもの 地球の事なんか どうでもいいのよ あんたがいれば  ふたりのように 愛しあうなら 星の色さえ 変るでしょうね 大地はふたりのために 花ひらき 私はいつでもあんたに 首ったけ ララ……ララ……  腕にだかれては 世界をひと廻り 地球が止まろうと あんたに首ったけ あんたがすきよ
誰もいない海いまはもう秋 だれもいない海 知らん顔して 人がゆきすぎても わたしは忘れない 海に約束したから つらくても つらくても 死にはしないと  いまはもう秋 だれもいない海 たったひとつの夢が やぶれても わたしは忘れない 砂に約束したから 淋しくても 淋しくても 死にはしないと  いまはもう秋 だれもいない海 いとしい面影 帰らなくても わたしは忘れない 空に約束したから ひとりでも ひとりでも 死にはしないと越路吹雪山口洋子内藤法美森岡賢一郎いまはもう秋 だれもいない海 知らん顔して 人がゆきすぎても わたしは忘れない 海に約束したから つらくても つらくても 死にはしないと  いまはもう秋 だれもいない海 たったひとつの夢が やぶれても わたしは忘れない 砂に約束したから 淋しくても 淋しくても 死にはしないと  いまはもう秋 だれもいない海 いとしい面影 帰らなくても わたしは忘れない 空に約束したから ひとりでも ひとりでも 死にはしないと
メケ・メケ港 港 船が着けば 恋の花が咲く ラ 波止場近い あの酒場に 可愛い娘がいるよ ラ なぜかしら 泣いているよ 別れが かなしいのか すすり泣いて 娘は云う ねエ 忘れちゃいやだよ メケメケ・メ・ケスクセ 別れの話さ メケメケ・メ・ケスクセ 濡れ場の話さ  汽笛が鳴る 船はゆれる 別れが近づく あゝ ふたりはもう 泣くのをやめ かたく抱きあう ラ 娘は云う 離れちゃいや 別れが かなしいのよ そこで男 涙ながし サヨナラ 船が出るよ メケメケ・メ・ケスクセ 別れの話さ メケメケ・メ・ケスクセ 濡れ場の話さ  荷物積んで 船は岸を 静かに離れる ラ ぼくのこころ 信じておくれ 胸のせつなさを ラ 泣いている 娘をみて 思わず 海ヘザンブ 恋ごころに 狂った男 魚も 呆れはてる メケメケ・メ・ケスクセ 濡れ場の話さ メケメケ・メ・ケスクセ 濡れた身体で 二人は 抱きあう あとは云えないね ラ・ムール越路吹雪岩谷時子C.Aznavour・G.Beacaud港 港 船が着けば 恋の花が咲く ラ 波止場近い あの酒場に 可愛い娘がいるよ ラ なぜかしら 泣いているよ 別れが かなしいのか すすり泣いて 娘は云う ねエ 忘れちゃいやだよ メケメケ・メ・ケスクセ 別れの話さ メケメケ・メ・ケスクセ 濡れ場の話さ  汽笛が鳴る 船はゆれる 別れが近づく あゝ ふたりはもう 泣くのをやめ かたく抱きあう ラ 娘は云う 離れちゃいや 別れが かなしいのよ そこで男 涙ながし サヨナラ 船が出るよ メケメケ・メ・ケスクセ 別れの話さ メケメケ・メ・ケスクセ 濡れ場の話さ  荷物積んで 船は岸を 静かに離れる ラ ぼくのこころ 信じておくれ 胸のせつなさを ラ 泣いている 娘をみて 思わず 海ヘザンブ 恋ごころに 狂った男 魚も 呆れはてる メケメケ・メ・ケスクセ 濡れ場の話さ メケメケ・メ・ケスクセ 濡れた身体で 二人は 抱きあう あとは云えないね ラ・ムール
冬の螢オーバーの衿はたてるもの 別れるときのくちづけで はげた口紅かくすもの  オーバーの衿はたてるもの 別れるときのくちづけの 甘い匂いをしまうもの  想い出は つめたい春の日 そっと吹いた南の風が あたしのほほに キッスした ツィツィツィツィ ツィツィツィツィ あたしのほほに キッスした  あたしはうすい肩かけを まだうすら寒い夜の風 よけるように歩いてく 待っててくれればいいけれど  臨時燈の電球が 裸のままでゆれている 夜店の中の春の風  アア… そもそも縁日は 一の日は不動さま 二の日は観音さん 三の日は清正公さま 四の日は御地蔵さん 五の日は水天宮で 六の日は金比羅さん 七の日は大黒さま 八の日はお稲荷さん 九日弘法さま 十日の恵比寿さま  お宮ぢゃローソク上げて おさい銭がザラザラ ナムアミダブツ 南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経 オンアボキャーべーロシャの 高天原からザラザラ  おがんでる亡者ども 家内安全 火難 盗難 真平ごめんで それでさい銭ザーラザラ  よくばってるのは亡者の方だか それとも坊さん 神主さん おがまれてる御本尊はだまって 座ってござるが あっし達仲間は ヴァイオリン片手に 声をからして客をよぶ  夜の街を 流して歩く ヴィオロンは 哀しい恋の 歌をうたう 星が流れりゃ ヴィオロンの 弓もつ手もとも ふととまる  黄金のたらいの真中に サラサラ流れる白ザラメ みるみる白いわたになる 白いわた 白い雲 白い雪…  今朝の出がけの約束は ボーナスもらって今夜こそ お前と二人の晩餐に 赤いブドー酒くみ交そ けれどもすでに11時半 終電車さえなくなった あなたはやっぱり暮れの街 ジングルベルで飲んでいる  あの雲は おっかさんの顔だ ひたいのところの しわがふかい 「おっかちゃァーん あいてえなァー…」  あの雲は ぢいさまの顔だ みみのうしろの こぶがまるい 「ぢいちゃァーん 聞えるか……」  ひとりになれば 夢に見る ふるさとの山 ふるさとの川  白いキャラコのカーテンが すき間をもれる秋風に ゆらゆらゆれる やせほそったあなたの寝息が はたとやんで どっと咳がこみ上げた 死ぬのはいやだ お前をのこして 俺がひとりで死ぬなんて…  白いキャラコのカーテンに パッと咲いた赤い花 ゆらゆらゆれる パッと咲いた赤い花 あなたはそれっきり 行っちゃった 遠い国へ行っちゃった 夢は悲しい電気あめ サラサラ流れる白ザラメ すぐに白い雪になる 白い雪 白い雪 白いわたになる 電気アメ  バナナ やらかく甘い バナナ 黄色い皮の バナナ バナナ バナナ 安くて うまい バナナ こんな立派な バナナ 安くまけとく バナナ 買っておくれよ バナナ バナナ バナナ  南の国のフォーモサで 枝もたわわな青い実は 籠につめられ 船にのり 赤い夕日の港から ゆらゆらゆれて 来ましたが  バナナ 黄色くなった バナナ 黒くなっても バナナ バナナ バナナ 中はやらかい バナナ しわがよっても バナナ 安くまけとく バナナ 買っておくれよ バナナ バナナ バナナ  店さきの深いドンブリ ソースが入ったドンブリに 揚げたばかりの串カツを ジューンといわせてつけてみりゃ 昨日は昨日 明日は明日 今日をたよりのコップ酒 みあげた夜の星空が せめて明日の気休めさ  橋をわたった左側の 温泉マークの安ホテル すれた畳の四畳半 かっとなって抱かれたが たったひと夜のことだったが 浮気ぢゃない 浮気ぢゃない 旅に出たまま帰らない お前にあんまり似ていたの  待っても 待っても 帰らない お前が恋しいばっかりに 消えてたはずの恋の灯が フッと私をさそったのよ  あたしは冬いた螢だった 生きのこった冬の螢が 生命(いのち)のかぎりに 灯をともし お前が恋しいばっかりに 許して頂だい 許して頂だい 冬の螢のあたしを……越路吹雪佐藤一郎松井八郎オーバーの衿はたてるもの 別れるときのくちづけで はげた口紅かくすもの  オーバーの衿はたてるもの 別れるときのくちづけの 甘い匂いをしまうもの  想い出は つめたい春の日 そっと吹いた南の風が あたしのほほに キッスした ツィツィツィツィ ツィツィツィツィ あたしのほほに キッスした  あたしはうすい肩かけを まだうすら寒い夜の風 よけるように歩いてく 待っててくれればいいけれど  臨時燈の電球が 裸のままでゆれている 夜店の中の春の風  アア… そもそも縁日は 一の日は不動さま 二の日は観音さん 三の日は清正公さま 四の日は御地蔵さん 五の日は水天宮で 六の日は金比羅さん 七の日は大黒さま 八の日はお稲荷さん 九日弘法さま 十日の恵比寿さま  お宮ぢゃローソク上げて おさい銭がザラザラ ナムアミダブツ 南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経 オンアボキャーべーロシャの 高天原からザラザラ  おがんでる亡者ども 家内安全 火難 盗難 真平ごめんで それでさい銭ザーラザラ  よくばってるのは亡者の方だか それとも坊さん 神主さん おがまれてる御本尊はだまって 座ってござるが あっし達仲間は ヴァイオリン片手に 声をからして客をよぶ  夜の街を 流して歩く ヴィオロンは 哀しい恋の 歌をうたう 星が流れりゃ ヴィオロンの 弓もつ手もとも ふととまる  黄金のたらいの真中に サラサラ流れる白ザラメ みるみる白いわたになる 白いわた 白い雲 白い雪…  今朝の出がけの約束は ボーナスもらって今夜こそ お前と二人の晩餐に 赤いブドー酒くみ交そ けれどもすでに11時半 終電車さえなくなった あなたはやっぱり暮れの街 ジングルベルで飲んでいる  あの雲は おっかさんの顔だ ひたいのところの しわがふかい 「おっかちゃァーん あいてえなァー…」  あの雲は ぢいさまの顔だ みみのうしろの こぶがまるい 「ぢいちゃァーん 聞えるか……」  ひとりになれば 夢に見る ふるさとの山 ふるさとの川  白いキャラコのカーテンが すき間をもれる秋風に ゆらゆらゆれる やせほそったあなたの寝息が はたとやんで どっと咳がこみ上げた 死ぬのはいやだ お前をのこして 俺がひとりで死ぬなんて…  白いキャラコのカーテンに パッと咲いた赤い花 ゆらゆらゆれる パッと咲いた赤い花 あなたはそれっきり 行っちゃった 遠い国へ行っちゃった 夢は悲しい電気あめ サラサラ流れる白ザラメ すぐに白い雪になる 白い雪 白い雪 白いわたになる 電気アメ  バナナ やらかく甘い バナナ 黄色い皮の バナナ バナナ バナナ 安くて うまい バナナ こんな立派な バナナ 安くまけとく バナナ 買っておくれよ バナナ バナナ バナナ  南の国のフォーモサで 枝もたわわな青い実は 籠につめられ 船にのり 赤い夕日の港から ゆらゆらゆれて 来ましたが  バナナ 黄色くなった バナナ 黒くなっても バナナ バナナ バナナ 中はやらかい バナナ しわがよっても バナナ 安くまけとく バナナ 買っておくれよ バナナ バナナ バナナ  店さきの深いドンブリ ソースが入ったドンブリに 揚げたばかりの串カツを ジューンといわせてつけてみりゃ 昨日は昨日 明日は明日 今日をたよりのコップ酒 みあげた夜の星空が せめて明日の気休めさ  橋をわたった左側の 温泉マークの安ホテル すれた畳の四畳半 かっとなって抱かれたが たったひと夜のことだったが 浮気ぢゃない 浮気ぢゃない 旅に出たまま帰らない お前にあんまり似ていたの  待っても 待っても 帰らない お前が恋しいばっかりに 消えてたはずの恋の灯が フッと私をさそったのよ  あたしは冬いた螢だった 生きのこった冬の螢が 生命(いのち)のかぎりに 灯をともし お前が恋しいばっかりに 許して頂だい 許して頂だい 冬の螢のあたしを……
イカルスの星遠い空にかくれた イカルスの星よ 風のつばさにのった あの人を返して 誰の眼にも見えない 美しい星を ひとりで取りに行った 私の人 イカルスの星 イカルスの星 あの人を見たら 帰れと言って この世でただひとたび めぐり逢う星を 私の首かざりにしたいなんて  青い海に沈んだ ひとつぶの恋よ そのつばさ太陽に 灼かれたあの人 若いいのち忘れて 美しい星を ひとりで取りに行った 私の人 イカルスの星 イカルスの星 イカルスの星 涙の星よ 哀しい愛の星よ イカルスの星よ あなたも泣きながら 帰ってゆく越路吹雪岩谷時子内藤法美遠い空にかくれた イカルスの星よ 風のつばさにのった あの人を返して 誰の眼にも見えない 美しい星を ひとりで取りに行った 私の人 イカルスの星 イカルスの星 あの人を見たら 帰れと言って この世でただひとたび めぐり逢う星を 私の首かざりにしたいなんて  青い海に沈んだ ひとつぶの恋よ そのつばさ太陽に 灼かれたあの人 若いいのち忘れて 美しい星を ひとりで取りに行った 私の人 イカルスの星 イカルスの星 イカルスの星 涙の星よ 哀しい愛の星よ イカルスの星よ あなたも泣きながら 帰ってゆく
家へ帰るのが怖いなたの匂いのする夜が怖い 家のまわりで お祭りだから 街の人たちが 踊るけど 私の胸にきこえるものは あなたの声  あなたと離れて 寝るのが怖いの あなたの匂いのする夜が怖い どこにいようと 家のなかには あなたの面影が ほほえみ 別れた今も愛しづづける 私が怖い  家へ帰るのが 私は怖いの ふたりの楽しい 思い出の家へ 帰るのが怖い越路吹雪岩谷時子J.Hesseなたの匂いのする夜が怖い 家のまわりで お祭りだから 街の人たちが 踊るけど 私の胸にきこえるものは あなたの声  あなたと離れて 寝るのが怖いの あなたの匂いのする夜が怖い どこにいようと 家のなかには あなたの面影が ほほえみ 別れた今も愛しづづける 私が怖い  家へ帰るのが 私は怖いの ふたりの楽しい 思い出の家へ 帰るのが怖い
枯葉GOLD LYLICあれは遠い想い出 やがて消える灯影も 窓辺赤く輝き 光りみちたあの頃 時は去りて静かに 降りつむ落葉よ 夢に夢を重ねて ひとり生きる悲しさ 木枯吹きすさび 時は還らず 心に歌うは ああシャンソン 恋の唄 暮れ行く秋の日よ 金色の枯葉散る つかの間燃え立つ 恋に似た落葉よ 何時の日か抱かれて 誓いし言葉よ 儚くただ散り行く 色あせし落葉 ラララ……… 何時の日か抱かれて 誓いし言葉よ 儚くただ散り行く 色あせし落葉GOLD LYLIC越路吹雪岩谷時子J.Kosmaあれは遠い想い出 やがて消える灯影も 窓辺赤く輝き 光りみちたあの頃 時は去りて静かに 降りつむ落葉よ 夢に夢を重ねて ひとり生きる悲しさ 木枯吹きすさび 時は還らず 心に歌うは ああシャンソン 恋の唄 暮れ行く秋の日よ 金色の枯葉散る つかの間燃え立つ 恋に似た落葉よ 何時の日か抱かれて 誓いし言葉よ 儚くただ散り行く 色あせし落葉 ラララ……… 何時の日か抱かれて 誓いし言葉よ 儚くただ散り行く 色あせし落葉
そして今は何んにも したくない あなたも 今は去り 知らない 顔だけが 私をみているわ かぐわしい 夜ふけも 今はただ やるせなく ひとりの 夜明けは 死にたくなる  あなたは あたしだけ 残して どうしたの 淋しい このまちで 私はどうするの お願い 教えて あなたが 居ないから ひとりで することが なんにもない  明日は 泣かないわ 笑って 過ごしましょう あなたの 想い出も やいてすてましょう 鏡を のぞけば 私のバラも かれて いまでは ひとりで することも ない 旅路の 終りまで なんにもない越路吹雪岩谷時子G.Becaud何んにも したくない あなたも 今は去り 知らない 顔だけが 私をみているわ かぐわしい 夜ふけも 今はただ やるせなく ひとりの 夜明けは 死にたくなる  あなたは あたしだけ 残して どうしたの 淋しい このまちで 私はどうするの お願い 教えて あなたが 居ないから ひとりで することが なんにもない  明日は 泣かないわ 笑って 過ごしましょう あなたの 想い出も やいてすてましょう 鏡を のぞけば 私のバラも かれて いまでは ひとりで することも ない 旅路の 終りまで なんにもない
チャンスが欲しいのもう一度だけね チャンスを与えて 私だけを せめてはいや もうおそいと 云わないで 知らん顔しないで お願い ドヌ モワ マ シャンス チャンスがほしい どうしたの 何とか云って 二人がこんなふうに すげなく 別れられましょうか ドヌ モワ マ シャンス せめてもう一度 チャンスがほしいの あなたにとって それは たいしたことじゃない 頼むわ ふたりのためよ  私のこと ほんとに好きなら お願い 思い直して  ドヌ モワ マ シャンス チャンスがほしいの ドヌ モワ マ シャンス チャンスがほしいの越路吹雪岩谷時子David・Bacharachもう一度だけね チャンスを与えて 私だけを せめてはいや もうおそいと 云わないで 知らん顔しないで お願い ドヌ モワ マ シャンス チャンスがほしい どうしたの 何とか云って 二人がこんなふうに すげなく 別れられましょうか ドヌ モワ マ シャンス せめてもう一度 チャンスがほしいの あなたにとって それは たいしたことじゃない 頼むわ ふたりのためよ  私のこと ほんとに好きなら お願い 思い直して  ドヌ モワ マ シャンス チャンスがほしいの ドヌ モワ マ シャンス チャンスがほしいの
ある愛の詩GOLD LYLIC海よりも 美しい愛があるのを おしえてくれたのは あなた この深い愛を 私は歌うの  いつかしら 最初に声かけてくれた あの時あなたは 私の世界に 光と いのちを与えた  大きな その不思議な力で 心みたし 愛してくれたの 私はもう こわくない あなたの いるほうへ 手をだせば とどくから  もうなにも この世で欲しいものはない 美しい愛は つづくの 星が夜空に 燃えつきるときまでGOLD LYLIC越路吹雪岩谷時子F.Lai海よりも 美しい愛があるのを おしえてくれたのは あなた この深い愛を 私は歌うの  いつかしら 最初に声かけてくれた あの時あなたは 私の世界に 光と いのちを与えた  大きな その不思議な力で 心みたし 愛してくれたの 私はもう こわくない あなたの いるほうへ 手をだせば とどくから  もうなにも この世で欲しいものはない 美しい愛は つづくの 星が夜空に 燃えつきるときまで
夢見るシャンソン人形私はサロンのシャンソン人形 心にいつもシャンソンあふれる人形 私はきれいなシャンソン人形 この世はバラ色の甘いボンボンみたい 私の歌は誰にでも聞ける 私の顔はどこからもみえる  誰でもいつでも笑いながら 私の歌うシャンソン聞いて踊りだす みんな楽しそうにしているけど 本当の愛なんて歌のなかだけよ  私の歌は誰にでも聞ける 私の顔はどこからも見える  ときどき私はためいきつく 男の子ひとりも知りもしないのに 愛の歌うたう そのわびしさ 私はただの人形それでもいつかは 想いをこめたシャンソン歌って誰かと すてきなくちづけをいちどしてみたい越路吹雪岩谷時子S.ゲーンスプール私はサロンのシャンソン人形 心にいつもシャンソンあふれる人形 私はきれいなシャンソン人形 この世はバラ色の甘いボンボンみたい 私の歌は誰にでも聞ける 私の顔はどこからもみえる  誰でもいつでも笑いながら 私の歌うシャンソン聞いて踊りだす みんな楽しそうにしているけど 本当の愛なんて歌のなかだけよ  私の歌は誰にでも聞ける 私の顔はどこからも見える  ときどき私はためいきつく 男の子ひとりも知りもしないのに 愛の歌うたう そのわびしさ 私はただの人形それでもいつかは 想いをこめたシャンソン歌って誰かと すてきなくちづけをいちどしてみたい
オー・シャンゼリゼひとりで街を ブラブラしながら 話しかけたいな こんにちは 相手は誰でも あなたでもいい 私のとりこにしてみたいな  オー・シャンゼリゼ オー・シャンゼリゼ 欲しいものが昼も夜中も ここにはあるよ オー・シャンゼリゼ  頭のおかしい男がギターを 弾いてる店など いいじゃない 踊って歌って それもあきたら 穴倉のバーへ 出かけよう  オー・シャンゼリゼ オー・シャンゼリゼ 欲しいものが昼も夜中も ここにはあるよ オー・シャンゼリゼ  昨日は顔も 知らない二人が ぼんやりしてる 街の朝 早起き雀が 高い屋根から 恋人たちに 愛を歌う  オー・シャンゼリゼ オー・シャンゼリゼ 欲しいものが昼も夜中も ここにはあるよ オー・シャンゼリゼ  オー・シャンゼリゼ オー・シャンゼリゼ 欲しいものが昼も夜中も ここにはあるよ オー・シャンゼリゼ  オー・シャンゼリゼ オー・シャンゼリゼ 欲しいものが昼も夜中も ここにはあるよ オー・シャンゼリゼ越路吹雪岩谷時子M.ウィルシュひとりで街を ブラブラしながら 話しかけたいな こんにちは 相手は誰でも あなたでもいい 私のとりこにしてみたいな  オー・シャンゼリゼ オー・シャンゼリゼ 欲しいものが昼も夜中も ここにはあるよ オー・シャンゼリゼ  頭のおかしい男がギターを 弾いてる店など いいじゃない 踊って歌って それもあきたら 穴倉のバーへ 出かけよう  オー・シャンゼリゼ オー・シャンゼリゼ 欲しいものが昼も夜中も ここにはあるよ オー・シャンゼリゼ  昨日は顔も 知らない二人が ぼんやりしてる 街の朝 早起き雀が 高い屋根から 恋人たちに 愛を歌う  オー・シャンゼリゼ オー・シャンゼリゼ 欲しいものが昼も夜中も ここにはあるよ オー・シャンゼリゼ  オー・シャンゼリゼ オー・シャンゼリゼ 欲しいものが昼も夜中も ここにはあるよ オー・シャンゼリゼ  オー・シャンゼリゼ オー・シャンゼリゼ 欲しいものが昼も夜中も ここにはあるよ オー・シャンゼリゼ
アコーディオン弾き可愛いあの娘(こ)は街の娼婦 馴染みの客に身をまかせて おつとめがすむとおしゃれをして 出かける先はダンスホール 相手はここのアコーディオン弾き かなでる歌の調べはジャバ  みんな踊りあの娘だけは 踊ろうともしないで 燃える瞳こらしながら 見つめるのは彼だけ そのきれいな指の先に 恋する胸はふるえ 身体(からだ)中が歌いだして 身も世もなくしびれる  あの娘は泣いてる街のすみで 恋人には今 戦にいる 無事に帰れば二人だけの 小さな店を持つ約束 そして毎晩 あの娘のため かなでる歌の調べはジャバ  遠く耳に聞こえる音楽(おと) なつかしく口ずさみ 闇に瞳こらしながら 追うのは その姿よ そのきれいな指の先に 切なく胸はうずき 身体中に涙あふれ 身も世もなくかなしい  ひとりぼっちの街の娼婦 今は男も 通りすぎて 恋人はもうこの世にいない あの娘は向うダンスホール 見知らぬ若いアコーディオン弾き かなでる歌の調べはジャバ  聞こえるジャバ 聞こえるジャバ 瞳とじれば 昔のまま  そのきれいな指の先に 裂かれる胸の痛み 身体中がさけびだして あの娘は踊り狂う やめて………、やめて、アコーディオン越路吹雪岩谷時子M.エメール可愛いあの娘(こ)は街の娼婦 馴染みの客に身をまかせて おつとめがすむとおしゃれをして 出かける先はダンスホール 相手はここのアコーディオン弾き かなでる歌の調べはジャバ  みんな踊りあの娘だけは 踊ろうともしないで 燃える瞳こらしながら 見つめるのは彼だけ そのきれいな指の先に 恋する胸はふるえ 身体(からだ)中が歌いだして 身も世もなくしびれる  あの娘は泣いてる街のすみで 恋人には今 戦にいる 無事に帰れば二人だけの 小さな店を持つ約束 そして毎晩 あの娘のため かなでる歌の調べはジャバ  遠く耳に聞こえる音楽(おと) なつかしく口ずさみ 闇に瞳こらしながら 追うのは その姿よ そのきれいな指の先に 切なく胸はうずき 身体中に涙あふれ 身も世もなくかなしい  ひとりぼっちの街の娼婦 今は男も 通りすぎて 恋人はもうこの世にいない あの娘は向うダンスホール 見知らぬ若いアコーディオン弾き かなでる歌の調べはジャバ  聞こえるジャバ 聞こえるジャバ 瞳とじれば 昔のまま  そのきれいな指の先に 裂かれる胸の痛み 身体中がさけびだして あの娘は踊り狂う やめて………、やめて、アコーディオン
あわれなジャンお聞きよ兄さん 世にもあわれな 金持ちジャンのこの歌を 男と生れて 女遊びも知らぬ 気の毒さ  ジャンも昔は名士のひとり 絹のねまきも着ていたが どうでしょ皆さん 抱いて寝る娘(こ)をもたぬ 気の毒さ  いつも飲み屋をわたり歩いて カクテルなめてとくいだが ほほすりよせる恋人一人いない 気の毒さ  お金持ちだと ちやほやしたり 人はおせじを言うけれど 陰では皆んなでバカにするのよ これじゃ気の毒さ  二度とは来ない 人生の春 楽しむならば お兄さん 勲章がわりに 女を首に いつもさげなさい  そうでしょ 皆さん この世で一番 大事なものは 恋よ越路吹雪岩谷時子M.Monnotお聞きよ兄さん 世にもあわれな 金持ちジャンのこの歌を 男と生れて 女遊びも知らぬ 気の毒さ  ジャンも昔は名士のひとり 絹のねまきも着ていたが どうでしょ皆さん 抱いて寝る娘(こ)をもたぬ 気の毒さ  いつも飲み屋をわたり歩いて カクテルなめてとくいだが ほほすりよせる恋人一人いない 気の毒さ  お金持ちだと ちやほやしたり 人はおせじを言うけれど 陰では皆んなでバカにするのよ これじゃ気の毒さ  二度とは来ない 人生の春 楽しむならば お兄さん 勲章がわりに 女を首に いつもさげなさい  そうでしょ 皆さん この世で一番 大事なものは 恋よ
群衆私は思い出す あの日を 街の祭のあの日を あの日 あの人が いつの間にか わたしのそばに 押されて来た  ふたりは人の波間に ただよいながら もまれては 肌をふれあい そしていつかひとつに結ばれた しあわせに酔いしれた 街の祭 汗ばむ指を からませては 踊りくるう ファランドール 恋の踊りよ 強い腕に 抱かれて飛びあがる 喜びにあふれたふたりだったよ  あなたのほほえみはこの身に しみてあたしを酔わせた だけど人の群れは やがて この手から恋を うばい去った  私は人の波間に妨げられて あなたの姿を失い 叫びもまた あなたに届かない 私は怒りの涙にぬれて 人の陽気な叫びと笑いの嵐に 遠くへ連れて行かれた あなたをくれて あなたを奪い去った 人の群れを私は呪うのだ越路吹雪岩谷時子A.ガヴラル私は思い出す あの日を 街の祭のあの日を あの日 あの人が いつの間にか わたしのそばに 押されて来た  ふたりは人の波間に ただよいながら もまれては 肌をふれあい そしていつかひとつに結ばれた しあわせに酔いしれた 街の祭 汗ばむ指を からませては 踊りくるう ファランドール 恋の踊りよ 強い腕に 抱かれて飛びあがる 喜びにあふれたふたりだったよ  あなたのほほえみはこの身に しみてあたしを酔わせた だけど人の群れは やがて この手から恋を うばい去った  私は人の波間に妨げられて あなたの姿を失い 叫びもまた あなたに届かない 私は怒りの涙にぬれて 人の陽気な叫びと笑いの嵐に 遠くへ連れて行かれた あなたをくれて あなたを奪い去った 人の群れを私は呪うのだ
水に流してもういいの もう後悔しない 昨日の事は全て水に流そう  もういいの もう後悔しない みんな今じゃ 過ぎた昔の事 過去は全部焼き捨てたわ 思い出にも用はないわ 恋も全てきれいにした ゼロからまたやりなおそう  もういいの もう後悔しない 昨日の事は全て水に流そう  もういいの もう後悔しない 新しい人生が 今日から始まるのさ越路吹雪岩谷時子Ch.デュモンもういいの もう後悔しない 昨日の事は全て水に流そう  もういいの もう後悔しない みんな今じゃ 過ぎた昔の事 過去は全部焼き捨てたわ 思い出にも用はないわ 恋も全てきれいにした ゼロからまたやりなおそう  もういいの もう後悔しない 昨日の事は全て水に流そう  もういいの もう後悔しない 新しい人生が 今日から始まるのさ
芸人達そうだよムッシュ 芸人達の 仕事はきびしい おどけた顔で 歌をうたって 手を叩かれても 苦労のしどおし 月末は せつないやりくり いつだってムッシュ 冬は 寒さが 身にしみたものさ 若いときには 夢もあったし 未来も あったな よく笑ったし よく泣いたけど 若さで 生きていた いつだってムッシュ 金のある客に 媚びたり しなかったよ 拍手に送られながら 年ばかりすぎた  そうだよムッシュ 芸人達の 仕事は きびしい おどけた顔で 手を叩かれる 片道の 人生越路吹雪岩谷時子C.ディモン内藤法美そうだよムッシュ 芸人達の 仕事はきびしい おどけた顔で 歌をうたって 手を叩かれても 苦労のしどおし 月末は せつないやりくり いつだってムッシュ 冬は 寒さが 身にしみたものさ 若いときには 夢もあったし 未来も あったな よく笑ったし よく泣いたけど 若さで 生きていた いつだってムッシュ 金のある客に 媚びたり しなかったよ 拍手に送られながら 年ばかりすぎた  そうだよムッシュ 芸人達の 仕事は きびしい おどけた顔で 手を叩かれる 片道の 人生
ブラボー・クラウンサーカス一の人気者 おしろいぬったおれはピエロ おどけた顔を出すだけで 小屋は楽しい笑いのうず 娘たちは花束ささげて ブラボー 子どももあとからついて来る 鼻の頭で 皿を回し おれはビアだる くぐりぬける 娘たちは 花束ささげて ブラボー 子どもも あとからついて来る  仲間は裏で ひそひそと おれの若い女房の 浮気をそっとささやいて この悲しみ笑っている 浮気な女房に ブラボー ブラボー まぬけな亭主に ブラボー ブラボー 家へ帰れば 皿洗い おれと寝るのは すきま風 世界中が おれを笑っている 大きな声で はやしたててる  月日は流れ音もたてず 降り積む重い肩の雪 ここはわびしい施療院 人はおれを狂ったという おれはピエロだ ブラボー ブラボー 世界一の人気者 ブラボー  おれは王者だ ブラボー ブラボー みんなにいつでも愛される 世界一のおれは偉いピエロ  世界一の人気者 ブラボー  おれは王者だ ブラボー ブラボー みんなにいつでも愛される 世界一のおれは偉いピエロ  世界一の人気者 ブラボー越路吹雪岩谷時子P.ルイギイ内藤法美サーカス一の人気者 おしろいぬったおれはピエロ おどけた顔を出すだけで 小屋は楽しい笑いのうず 娘たちは花束ささげて ブラボー 子どももあとからついて来る 鼻の頭で 皿を回し おれはビアだる くぐりぬける 娘たちは 花束ささげて ブラボー 子どもも あとからついて来る  仲間は裏で ひそひそと おれの若い女房の 浮気をそっとささやいて この悲しみ笑っている 浮気な女房に ブラボー ブラボー まぬけな亭主に ブラボー ブラボー 家へ帰れば 皿洗い おれと寝るのは すきま風 世界中が おれを笑っている 大きな声で はやしたててる  月日は流れ音もたてず 降り積む重い肩の雪 ここはわびしい施療院 人はおれを狂ったという おれはピエロだ ブラボー ブラボー 世界一の人気者 ブラボー  おれは王者だ ブラボー ブラボー みんなにいつでも愛される 世界一のおれは偉いピエロ  世界一の人気者 ブラボー  おれは王者だ ブラボー ブラボー みんなにいつでも愛される 世界一のおれは偉いピエロ  世界一の人気者 ブラボー
一寸おたずねします一寸おたずねします どこかで私をみかけなかったでしょうか ラッシュアワーの人ごみに チラッと笑って消えたきり私の所へ帰りません  いつもいっていましたっけ どうぞ押しつぶさないで いつもいっていましたっけ 私を忘れないで ふりむけば去りゆく人の 後姿ばかりで 前もただいっぱいの人の 背中だけが見える  だれも私に顔を見せない 笑っているのか泣いているのか 声もたてず 波のように 去りゆく背中ばかりで いつもいってましたっけ顔のないのが怖いと  一寸おたずまします どこかで青空を見ているのかも知れません 十九の時 落とした愛をさがして あなぼこをのぞいているのかもしれません そうです誰を見ても「ごきげんよう」という女でした やさしくて人の悲しみまで涙をこぼし 学校の屋根に登って 毎晩 星と話もできる女でした 近所の人の名も顔も 全部心にとめて だれか死ねば くやみにゆく気のいい女でした  一寸おたずねします どこかで私をみかけなかったでしょうか 十九の時落とした愛をさがして あなぼこをのぞいているのかもしれません 一寸おたずねします どこかで私をみかけなかったでしょうか越路吹雪岩谷時子内藤法美内藤法美一寸おたずねします どこかで私をみかけなかったでしょうか ラッシュアワーの人ごみに チラッと笑って消えたきり私の所へ帰りません  いつもいっていましたっけ どうぞ押しつぶさないで いつもいっていましたっけ 私を忘れないで ふりむけば去りゆく人の 後姿ばかりで 前もただいっぱいの人の 背中だけが見える  だれも私に顔を見せない 笑っているのか泣いているのか 声もたてず 波のように 去りゆく背中ばかりで いつもいってましたっけ顔のないのが怖いと  一寸おたずまします どこかで青空を見ているのかも知れません 十九の時 落とした愛をさがして あなぼこをのぞいているのかもしれません そうです誰を見ても「ごきげんよう」という女でした やさしくて人の悲しみまで涙をこぼし 学校の屋根に登って 毎晩 星と話もできる女でした 近所の人の名も顔も 全部心にとめて だれか死ねば くやみにゆく気のいい女でした  一寸おたずねします どこかで私をみかけなかったでしょうか 十九の時落とした愛をさがして あなぼこをのぞいているのかもしれません 一寸おたずねします どこかで私をみかけなかったでしょうか
人生は歌だけ私には歌だけ 今はもう歌だけ 歌こそは 残された人生  私には歌だけ 今はもう歌だけ 心の闇に 灯をともす言葉  昔は私も 云っていた 恋こそ 生きる喜びと…… そんな私は何処にも もういない  人生は歌だけ 目を閉じて今日も歌う かなしみを 忘れるために  私には 歌だけ 消えかけた いくつかの幸せを よびかえす 祈りよ  人生は歌だけ 夢中になるものなど 歌のほかに なんにもないわ  私たちの別れも辛い思い出も みんなどうでもいいの 今では  私には 歌だけ 記憶の底のほうで 古い面影たちが 踊る  人生は 歌だけ 希望なく淋しいこんな夜も ひとりで 歌う  人生は歌だけ 歌だけ越路吹雪岩谷時子C.デュモン内藤法美私には歌だけ 今はもう歌だけ 歌こそは 残された人生  私には歌だけ 今はもう歌だけ 心の闇に 灯をともす言葉  昔は私も 云っていた 恋こそ 生きる喜びと…… そんな私は何処にも もういない  人生は歌だけ 目を閉じて今日も歌う かなしみを 忘れるために  私には 歌だけ 消えかけた いくつかの幸せを よびかえす 祈りよ  人生は歌だけ 夢中になるものなど 歌のほかに なんにもないわ  私たちの別れも辛い思い出も みんなどうでもいいの 今では  私には 歌だけ 記憶の底のほうで 古い面影たちが 踊る  人生は 歌だけ 希望なく淋しいこんな夜も ひとりで 歌う  人生は歌だけ 歌だけ
白い夜汐風が冷えて もうそこに秋が… 私は訪ねた 訪ねた 思い出の ホテルを 忘れたでしょうね 二人で泳いだ海を  あなたとひと夏 暮らしたこの部屋 二人で 踊った ひと節  私は窓辺で あなたがそこにいる 幻を見たわ 見たわ 波止場の 灯は消え 人影もなくて 眠れない夜があるだけ  あなたとひと夏 暮らしたこの部屋 二人で 踊った ひと筋  白の麻のシーツ まぶしいこの部屋で 待つものは夢だけ 夢だけ 風立ち 初めて 時計の音にも 私の心は凍る  あなたとひと夏 暮らしたこの部屋 二人で 踊った ひと筋 ラララ… ラララ…  あなたとひと夏 暮らしたこの部屋 二人で 踊った ひと筋越路吹雪岩谷時子C.デュモン内藤法美汐風が冷えて もうそこに秋が… 私は訪ねた 訪ねた 思い出の ホテルを 忘れたでしょうね 二人で泳いだ海を  あなたとひと夏 暮らしたこの部屋 二人で 踊った ひと節  私は窓辺で あなたがそこにいる 幻を見たわ 見たわ 波止場の 灯は消え 人影もなくて 眠れない夜があるだけ  あなたとひと夏 暮らしたこの部屋 二人で 踊った ひと筋  白の麻のシーツ まぶしいこの部屋で 待つものは夢だけ 夢だけ 風立ち 初めて 時計の音にも 私の心は凍る  あなたとひと夏 暮らしたこの部屋 二人で 踊った ひと筋 ラララ… ラララ…  あなたとひと夏 暮らしたこの部屋 二人で 踊った ひと筋
夜ひらく花の今日も昨日と同じように彼女は 乾いた風にさらされて土の色をした別荘の庭で やがて訪れる甘い蜜の香りに身をこがしながら 恋人が来るのを待っておりました 夜ひらく花の鉢を窓におくのが 彼と彼女の間できめられた秘密の合図でした 彼ははたち 彼女は二十もちがうけど 二人だけの部屋で 世にも美しい  今日も昨日と同じように彼女は 乾いた風にさらされて土の色をした別荘の庭で やがて訪れる甘い蜜の香りに身をこがしながら 恋人が来るのを待っておりました ひと夜の愛の名残りが眼の下に隈を作っても そんなものは彼にだって決して 見せはしないでしょう  彼ははたち いつも気ままだけど 彼女は何もかも許すすべをしっている 彼ははたち 彼女は二十もちがうけど 抱かれている時は もはや年はない  今日も昨日と同じように彼女は 乾いた風にさらされて土の色をした別荘の庭で やがて訪れる甘い蜜の香りに身をこがしながら 恋人が来るのを待っておりました ラララ…越路吹雪岩谷時子C.デュモン内藤法美今日も昨日と同じように彼女は 乾いた風にさらされて土の色をした別荘の庭で やがて訪れる甘い蜜の香りに身をこがしながら 恋人が来るのを待っておりました 夜ひらく花の鉢を窓におくのが 彼と彼女の間できめられた秘密の合図でした 彼ははたち 彼女は二十もちがうけど 二人だけの部屋で 世にも美しい  今日も昨日と同じように彼女は 乾いた風にさらされて土の色をした別荘の庭で やがて訪れる甘い蜜の香りに身をこがしながら 恋人が来るのを待っておりました ひと夜の愛の名残りが眼の下に隈を作っても そんなものは彼にだって決して 見せはしないでしょう  彼ははたち いつも気ままだけど 彼女は何もかも許すすべをしっている 彼ははたち 彼女は二十もちがうけど 抱かれている時は もはや年はない  今日も昨日と同じように彼女は 乾いた風にさらされて土の色をした別荘の庭で やがて訪れる甘い蜜の香りに身をこがしながら 恋人が来るのを待っておりました ラララ…
すみれの花咲く頃春すみれ咲き 春を告げる 春なにゆえ 人はなれを待つ たのしく悩ましき 春の夢 甘き恋 人の心酔わす そはなれ すみれ咲く春  すみれの花咲く頃 はじめて君を知りぬ 君を思い 日ごと 夜ごと 悩みしあの日のころ  すみれの花咲く頃 今も心ふるう 忘れな君 われらの恋 すみれの花咲く頃  すみれの花咲く頃 今も心ふるう 忘れな君 われらの恋 すみれの花咲く頃越路吹雪白井鐵造F.デーレ内藤法美春すみれ咲き 春を告げる 春なにゆえ 人はなれを待つ たのしく悩ましき 春の夢 甘き恋 人の心酔わす そはなれ すみれ咲く春  すみれの花咲く頃 はじめて君を知りぬ 君を思い 日ごと 夜ごと 悩みしあの日のころ  すみれの花咲く頃 今も心ふるう 忘れな君 われらの恋 すみれの花咲く頃  すみれの花咲く頃 今も心ふるう 忘れな君 われらの恋 すみれの花咲く頃
筏流し筏乗りさんよ 筏乗りさんよ たもとがぬれる たもとがぬれる 借りてあげましょう 縄だすき 筏流しの 歌をうたうよ  背戸の遠い地は 北山よ 筏流しの 歌をうたうよ  背戸の遠い地は 北山よ 筏流しの 歌をうたうよ越路吹雪水田茂森安勝内藤法美筏乗りさんよ 筏乗りさんよ たもとがぬれる たもとがぬれる 借りてあげましょう 縄だすき 筏流しの 歌をうたうよ  背戸の遠い地は 北山よ 筏流しの 歌をうたうよ  背戸の遠い地は 北山よ 筏流しの 歌をうたうよ
首ったけ私は夢中よ あんたに首ったけ 抱かれる時には世界が廻る 誰でもあんたほど 夢中にゃ出来ない 二人のうき世は なんて素晴しい 心と心燃えあう時は まつりの歌が聞えて来ます  生命がけだもの地球の事 地球の事なんか どうでもいいのよ あんたが居れば ララ……… ララ………  二人のように愛しあうなら 星の色さえ変るでしょうに 大地は二人の為に花ひらき 私はいつでもあんたに首ったけ ララ………  うでに抱かれて 世界をひと廻り 地球が止まろうと あんたに首ったけ  あんたが好きよ越路吹雪岩谷時子N.Glanzberg・J.Constantin私は夢中よ あんたに首ったけ 抱かれる時には世界が廻る 誰でもあんたほど 夢中にゃ出来ない 二人のうき世は なんて素晴しい 心と心燃えあう時は まつりの歌が聞えて来ます  生命がけだもの地球の事 地球の事なんか どうでもいいのよ あんたが居れば ララ……… ララ………  二人のように愛しあうなら 星の色さえ変るでしょうに 大地は二人の為に花ひらき 私はいつでもあんたに首ったけ ララ………  うでに抱かれて 世界をひと廻り 地球が止まろうと あんたに首ったけ  あんたが好きよ
知らない町知らない街を歩るけば すべてがみなむなしく 闇の中で 私は自分さえも 失いそう 耳のそばを 風のように通りすぎた 汽車のひびき  知らない街を 一人で犬のように さまよう夜 道ゆく人も私を見て 笑いながら通りすぎる  知らない街の夜更けに ねむるホテルのわびしさ はだかの壁 冷たい朝の目ざめが 私はイヤ! 燃える様な思い出だけ 夢見ながらねたいものを 知らない街で あなたを思う私を 思い出して あたしを 思い出して越路吹雪岩谷時子C.Dumont・M.Vaucaire知らない街を歩るけば すべてがみなむなしく 闇の中で 私は自分さえも 失いそう 耳のそばを 風のように通りすぎた 汽車のひびき  知らない街を 一人で犬のように さまよう夜 道ゆく人も私を見て 笑いながら通りすぎる  知らない街の夜更けに ねむるホテルのわびしさ はだかの壁 冷たい朝の目ざめが 私はイヤ! 燃える様な思い出だけ 夢見ながらねたいものを 知らない街で あなたを思う私を 思い出して あたしを 思い出して
老兵戦友達よ聞こえるだろうとゞろく進軍の足音が あれは吾等老兵たちが生きていた頃の ほこらしいクツ音だ 今 俺達が住んでいるこの国には おそろしい夜もなければ戦いもないが もうここには愛する妻も 小さな口づけをしてくれる 可愛いい我が子もいない 吾ら老兵たちは話しあった そうだ今夜あのなつかしいパリえ行こう 遠い昔、祖国をたった日のように クツ音をひびかせながらシャンゼリゼえ 姿なき整列をしよう  我等は老兵重いクツもはかず あの世でさびしく暇な時をすごす 我等は老兵タイコたゝきながら こよいは行こう あのシャンゼリゼをめざし あまたの戦さの庭の いさましい戦いは そうだよ むだじゃない ごらんよあの街の名を そこにはいさましい俺達の名が残る  我等は老兵重いクツもはかず あの世でさびしく暇な時をすごす  我等は老兵遠い国のはてに 出かけてそのまゝ誰れも帰らぬパリ おれたちの哀れな愛もやがてはうすれゆく さよなら ありがとう さあ夜明けのこぬうちに ドラムをひびかせて 広場へ出かけよう  我等は老兵 戦の時がすぎて 今では人からみな忘れられた けれどもこよいは 皆なで俺達ごらん てっぽうも持たずに 我等はゆくシャンゼリゼ 足なみそろえ ア・パリ・ア・パリ越路吹雪岩谷時子J.C.Darnal戦友達よ聞こえるだろうとゞろく進軍の足音が あれは吾等老兵たちが生きていた頃の ほこらしいクツ音だ 今 俺達が住んでいるこの国には おそろしい夜もなければ戦いもないが もうここには愛する妻も 小さな口づけをしてくれる 可愛いい我が子もいない 吾ら老兵たちは話しあった そうだ今夜あのなつかしいパリえ行こう 遠い昔、祖国をたった日のように クツ音をひびかせながらシャンゼリゼえ 姿なき整列をしよう  我等は老兵重いクツもはかず あの世でさびしく暇な時をすごす 我等は老兵タイコたゝきながら こよいは行こう あのシャンゼリゼをめざし あまたの戦さの庭の いさましい戦いは そうだよ むだじゃない ごらんよあの街の名を そこにはいさましい俺達の名が残る  我等は老兵重いクツもはかず あの世でさびしく暇な時をすごす  我等は老兵遠い国のはてに 出かけてそのまゝ誰れも帰らぬパリ おれたちの哀れな愛もやがてはうすれゆく さよなら ありがとう さあ夜明けのこぬうちに ドラムをひびかせて 広場へ出かけよう  我等は老兵 戦の時がすぎて 今では人からみな忘れられた けれどもこよいは 皆なで俺達ごらん てっぽうも持たずに 我等はゆくシャンゼリゼ 足なみそろえ ア・パリ・ア・パリ
セ・シ・ボンマロニエ花咲く 街角で あなたと くちづけした あの日の思い出は いまでも バラいろに もえている 私の こころに セ・シ・ボン たとえどこでも あなたの手に 抱かれたときは セ・シ・ボン 他愛もなく あまい言葉 かわしながら 道ゆけば 人はみる ふたりの恋の 幸せを セ・シ・ボン あなたを何故 好きなのでしょうか それは云えない セ・シ・ボン なにもかもが いいのだもの おわかり? セ・ボン  道ゆけば 人はみる ふたりの恋の 幸せを セ・シ・ボン あなたを何故 好きなのでしょか それは云えない セ・シ・ボン なにもかもが いいのだもの おわかり? セ・ボン みんないいのよ すてきなのよ とても セ・シ・ボン越路吹雪岩谷時子A. Betti・A. Hornezマロニエ花咲く 街角で あなたと くちづけした あの日の思い出は いまでも バラいろに もえている 私の こころに セ・シ・ボン たとえどこでも あなたの手に 抱かれたときは セ・シ・ボン 他愛もなく あまい言葉 かわしながら 道ゆけば 人はみる ふたりの恋の 幸せを セ・シ・ボン あなたを何故 好きなのでしょうか それは云えない セ・シ・ボン なにもかもが いいのだもの おわかり? セ・ボン  道ゆけば 人はみる ふたりの恋の 幸せを セ・シ・ボン あなたを何故 好きなのでしょか それは云えない セ・シ・ボン なにもかもが いいのだもの おわかり? セ・ボン みんないいのよ すてきなのよ とても セ・シ・ボン
別離もうこれで終りなの あなたとの愛の暮し 明日からは ワイングラスも この灰皿も なにもかも あなたのにおいのするものは みんな捨てましょう 忘れるために 捨てましょう 愛の暮し 涙もながさないで 想い出と別れるの あきらめて別れるの  今日でもうおしまいなの あなたとのお話も 明日からは ワイングラスも この灰皿も なにもかも あなたのにおいのするものは みんな捨てましょう 忘れるために 捨てましょう 愛の暮し 涙もながさないで 想い出と別れるの 涙もながさないで 想い出と別れるのよ越路吹雪N.Ferrer・G.Verlor・漣健児N.Ferrer・G.Verlorもうこれで終りなの あなたとの愛の暮し 明日からは ワイングラスも この灰皿も なにもかも あなたのにおいのするものは みんな捨てましょう 忘れるために 捨てましょう 愛の暮し 涙もながさないで 想い出と別れるの あきらめて別れるの  今日でもうおしまいなの あなたとのお話も 明日からは ワイングラスも この灰皿も なにもかも あなたのにおいのするものは みんな捨てましょう 忘れるために 捨てましょう 愛の暮し 涙もながさないで 想い出と別れるの 涙もながさないで 想い出と別れるのよ
メランコリーメランコリー やるせなく しのびよる淋しさ 酒と煙草(けむり)に 溺れて 涙ぐむ 女ごころ 夜毎に しのびよる はてなき かなしさ 酒をくみかわしながら 夜明けまで狂う 恋人も明日も いらぬ なんにも いらない 酔いしれては 飲み明かそう 気の狂うまでは メランコリー おそいくる 心のむなしさ ひとり涙をこぼして 酒を飲む夜よ  恋人も明日も いらぬ なんにも いらない 酔いしれては 飲み明かそう 気の狂うまでは メランコリー おそいくる 心のむなしさ ひとり涙をこぼして 酒を飲む夜よ越路吹雪岩谷時子A.Romans・P.Dudanメランコリー やるせなく しのびよる淋しさ 酒と煙草(けむり)に 溺れて 涙ぐむ 女ごころ 夜毎に しのびよる はてなき かなしさ 酒をくみかわしながら 夜明けまで狂う 恋人も明日も いらぬ なんにも いらない 酔いしれては 飲み明かそう 気の狂うまでは メランコリー おそいくる 心のむなしさ ひとり涙をこぼして 酒を飲む夜よ  恋人も明日も いらぬ なんにも いらない 酔いしれては 飲み明かそう 気の狂うまでは メランコリー おそいくる 心のむなしさ ひとり涙をこぼして 酒を飲む夜よ
ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー小雨降る夜は なぜか淋しくて しんみりあなたと お話したいの なんにも云わずに 別れたあの夜 つれない方と うらんでますのよ ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー やるせない雨よ  小窓うつ音は 雨のささやきか しみじみあなたを 想い出してるの あなたがいるなら なんにもいらない せめてもう一度 云わせてアイ・ラブ・ユー ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー やるせない雨よ越路吹雪鈴木道明鈴木道明小雨降る夜は なぜか淋しくて しんみりあなたと お話したいの なんにも云わずに 別れたあの夜 つれない方と うらんでますのよ ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー やるせない雨よ  小窓うつ音は 雨のささやきか しみじみあなたを 想い出してるの あなたがいるなら なんにもいらない せめてもう一度 云わせてアイ・ラブ・ユー ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー やるせない雨よ
ろくでなしGOLD LYLIC古いこの酒場で たくさん飲んだから 古い思い出は ボヤケてきたらしい 私は恋人に捨てられてしまった 人がこの私をふだつきと云うから ろくでなし ろくでなし なんてひどい アーウィ! 云いかた  平日だけど はれ着をきたのよ 人形をだいて 日暮に帰ったワ  おかみさん達は 白い目でにらんだ まるでこの私を ドロボーみたいに ろくでなし ろくでなし なんてひどい アーウィ! 云いかた  コーヒーがわいたら かげ口を聞かれて それでもこの街が一番きれいだワ とても好きだけど お別れよサヨウナラ 鳥のさえずりに 送られて出てゆこう パパーラ パラ パパーラ パラ パパーラ パパラ ラパパラ パパーラ パラ パパーラ パラ パパーラ パパラ ラパパラGOLD LYLIC越路吹雪S.Adamo・岩谷時子S.Adamo古いこの酒場で たくさん飲んだから 古い思い出は ボヤケてきたらしい 私は恋人に捨てられてしまった 人がこの私をふだつきと云うから ろくでなし ろくでなし なんてひどい アーウィ! 云いかた  平日だけど はれ着をきたのよ 人形をだいて 日暮に帰ったワ  おかみさん達は 白い目でにらんだ まるでこの私を ドロボーみたいに ろくでなし ろくでなし なんてひどい アーウィ! 云いかた  コーヒーがわいたら かげ口を聞かれて それでもこの街が一番きれいだワ とても好きだけど お別れよサヨウナラ 鳥のさえずりに 送られて出てゆこう パパーラ パラ パパーラ パラ パパーラ パパラ ラパパラ パパーラ パラ パパーラ パラ パパーラ パパラ ラパパラ
サン・トワ・マミーPLATINA LYLIC二人の恋は終ったのね 許してさえくれない貴方 サヨナラと顔も見ないで 去って行った男の心 楽しい夢のようなあの頃を思い出せば サン・トワ・マミー 悲しくて目の前が暗くなる サン・トワ・マミー  街に出れば男がさそい ただいみなく つきまとうけど この私がゆきつくとこは 貴方の胸 ほかにないのよ サン・トワ・マミー 風の様に 大空を さまよう恋 サン・トワ・マミー 淋しくて眼の前が暗くなる サン・トワ・マミー サン・トワ・マミー 淋しくて眼の前が暗くなる サン・トワ・マミー サン・トワ・マミー サン・トワ・マミーPLATINA LYLIC越路吹雪岩谷時子・S.AdamoS.Adamo二人の恋は終ったのね 許してさえくれない貴方 サヨナラと顔も見ないで 去って行った男の心 楽しい夢のようなあの頃を思い出せば サン・トワ・マミー 悲しくて目の前が暗くなる サン・トワ・マミー  街に出れば男がさそい ただいみなく つきまとうけど この私がゆきつくとこは 貴方の胸 ほかにないのよ サン・トワ・マミー 風の様に 大空を さまよう恋 サン・トワ・マミー 淋しくて眼の前が暗くなる サン・トワ・マミー サン・トワ・マミー 淋しくて眼の前が暗くなる サン・トワ・マミー サン・トワ・マミー サン・トワ・マミー
愛の讃歌PLATINA LYLICあなたの燃える手で あたしを抱きしめて ただ二人だけで 生きていたいの ただ命の限り あたしは愛したい 命の限りに あなたを愛するの  頬と頬よせ 燃えるくちづけ 交わすよろこび あなたと二人で 暮せるものなら なんにもいらない なんにもいらない あなたと二人 生きて行くのよ あたしの願いは ただそれだけよ あなたと二人  固く抱き合い 燃える指に髪を からませながら いとしみながら くちづけを交わすの 愛こそ燃える火よ あたしを燃やす火 心とかす恋よPLATINA LYLIC越路吹雪M.Monnot・E.Piaf・岩谷時子M.Monnot・E.Piafあなたの燃える手で あたしを抱きしめて ただ二人だけで 生きていたいの ただ命の限り あたしは愛したい 命の限りに あなたを愛するの  頬と頬よせ 燃えるくちづけ 交わすよろこび あなたと二人で 暮せるものなら なんにもいらない なんにもいらない あなたと二人 生きて行くのよ あたしの願いは ただそれだけよ あなたと二人  固く抱き合い 燃える指に髪を からませながら いとしみながら くちづけを交わすの 愛こそ燃える火よ あたしを燃やす火 心とかす恋よ
私の心はヴァイオリン私はヴィオロン 弓でひかれて 心の糸を ふるわせながら 歌いつづける 優しい頬に ささえられては 楽しく歌うよ  日暮れになると あなたを思い 私の胸は 震えてくる 夜毎の夢を みたせてくれる やさしいその手を 狂おしく待つよ  私はヴィオロン 弓でひかれて 心の糸を ふるわせながら 歌いつづける 楽しい時は 楽しい歌を 時には メランコリーに あなた次第の 私はヴィオロン越路吹雪岩谷時子M.Laparcerie・T.Ricoepin私はヴィオロン 弓でひかれて 心の糸を ふるわせながら 歌いつづける 優しい頬に ささえられては 楽しく歌うよ  日暮れになると あなたを思い 私の胸は 震えてくる 夜毎の夢を みたせてくれる やさしいその手を 狂おしく待つよ  私はヴィオロン 弓でひかれて 心の糸を ふるわせながら 歌いつづける 楽しい時は 楽しい歌を 時には メランコリーに あなた次第の 私はヴィオロン
幸福を売る男おいらヴァガボンド 幸福と 楽しいシャンソン 売って歩く みんな見てるおれが愛の 風に乗って通る空を おいらは蒔く いつの日も口づけの麦を この胸にはいつもある 夏や春の唄が  人が悩み涙こぼす そんな時に おいらは行く 胸の中のほころびを つくろう為め おいらは行く  年が来れば来る毎に 濡れた涙ほして 心の舟出す為に おいらは唄 うたう  おいら涙売るよりも 笑い顔を売るのが好き 代はいらない 人が誰も 幸福なら おいらいいさ  おいらは行く いつの日も濡れた涙ほして この胸にはいつもある 夏や春の唄が  おいらヴァガボンド 幸福と 心にシャンソン 置いて歩く みんな見てる軽い愛の 風に乗って 通る空を―――越路吹雪Jean Broussolle・訳詞:岩谷時子Jean-Piere Calvet平岡精二おいらヴァガボンド 幸福と 楽しいシャンソン 売って歩く みんな見てるおれが愛の 風に乗って通る空を おいらは蒔く いつの日も口づけの麦を この胸にはいつもある 夏や春の唄が  人が悩み涙こぼす そんな時に おいらは行く 胸の中のほころびを つくろう為め おいらは行く  年が来れば来る毎に 濡れた涙ほして 心の舟出す為に おいらは唄 うたう  おいら涙売るよりも 笑い顔を売るのが好き 代はいらない 人が誰も 幸福なら おいらいいさ  おいらは行く いつの日も濡れた涙ほして この胸にはいつもある 夏や春の唄が  おいらヴァガボンド 幸福と 心にシャンソン 置いて歩く みんな見てる軽い愛の 風に乗って 通る空を―――
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