ちあきなおみの歌詞一覧リスト  178曲中 1-178曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
経験やめて 愛してないなら やめて くちづけするのは やめて このまま帰して あなたは わるい人ね  わかってても あなたに逢うと いやと言えない ダメな あたしね だから 今日まで たから 今日こそ きらいにさせて 離れさせて  やめて 本気じゃないから やめて きつくだかないで やめて そんな気やすめは あなたは ずるい人ね  わかってても あなたの後を ついてゆきたい ダメな あたしね だから なかせて だから ひとこと きらいにさせて 離れさせてちあきなおみ安井かずみ村井邦彦やめて 愛してないなら やめて くちづけするのは やめて このまま帰して あなたは わるい人ね  わかってても あなたに逢うと いやと言えない ダメな あたしね だから 今日まで たから 今日こそ きらいにさせて 離れさせて  やめて 本気じゃないから やめて きつくだかないで やめて そんな気やすめは あなたは ずるい人ね  わかってても あなたの後を ついてゆきたい ダメな あたしね だから なかせて だから ひとこと きらいにさせて 離れさせて
わかって下さい貴方の愛した人の名前は あの夏の日と共に 忘れたでしょう いつも言われた 二人の影には愛がみえると 忘れたつもりでも 思い出すのね 町で貴方に似た人を 見かけるとふりむいてしまう 悲しいけれど そこには愛は見えない  これから淋しい秋です 時折手紙を書きます 涙で文字がにじんでいたなら わかって下さい  私の二十才のお祝いに くれた金の指輪は 今も光っています 二人でそろえた 黄色いティーカップ 今もあるかしら  これから淋しい秋です 時折手紙を書きます 涙で文字がにじんでいたなら わかって下さい  涙で文字がにじんでいたなら わかって下さいちあきなおみ因幡晃因幡晃貴方の愛した人の名前は あの夏の日と共に 忘れたでしょう いつも言われた 二人の影には愛がみえると 忘れたつもりでも 思い出すのね 町で貴方に似た人を 見かけるとふりむいてしまう 悲しいけれど そこには愛は見えない  これから淋しい秋です 時折手紙を書きます 涙で文字がにじんでいたなら わかって下さい  私の二十才のお祝いに くれた金の指輪は 今も光っています 二人でそろえた 黄色いティーカップ 今もあるかしら  これから淋しい秋です 時折手紙を書きます 涙で文字がにじんでいたなら わかって下さい  涙で文字がにじんでいたなら わかって下さい
氷の世界窓の外では リンゴ売り 声をからして リンゴ売り きっと誰かがふざけて リンゴ売りの 真似をしているだけなんだろう  僕のテレビは 寒さで 画期的な 色になり とても醜いあの子を グッと 魅力的な娘にしてすぐ消えた 今年の寒さは 記録的なもの こごえてしまうよ オー 毎日 吹雪 吹雪 氷の世界  誰か 指切りしようよ 僕と 指切りしようよ 軽い嘘でもいいから 今日は一日 はりつめた気持でいたい  小指が 僕にからんで 動きが とれなくなれば みんな笑ってくれるし 僕も そんなに悪い気はしないはずだよ 流れて行くのは 時間だけなのか 涙だけなのか オー 毎日 吹雪 吹雪 氷の世界  人を傷つけたいな 誰か傷つけたいな だけど出来ない理由は やっぱり ただ 自分が恐いだけなんだな そのやさしさを 秘かに 胸に いだいてる人は いつかノーベル賞でも 貰うつもりで 頑張ってるんじゃないのか  ふるえているのは 寒さのせいだろ 恐いんじゃないね オー 毎日 吹雪 吹雪 氷の世界ちあきなおみ井上陽水井上陽水窓の外では リンゴ売り 声をからして リンゴ売り きっと誰かがふざけて リンゴ売りの 真似をしているだけなんだろう  僕のテレビは 寒さで 画期的な 色になり とても醜いあの子を グッと 魅力的な娘にしてすぐ消えた 今年の寒さは 記録的なもの こごえてしまうよ オー 毎日 吹雪 吹雪 氷の世界  誰か 指切りしようよ 僕と 指切りしようよ 軽い嘘でもいいから 今日は一日 はりつめた気持でいたい  小指が 僕にからんで 動きが とれなくなれば みんな笑ってくれるし 僕も そんなに悪い気はしないはずだよ 流れて行くのは 時間だけなのか 涙だけなのか オー 毎日 吹雪 吹雪 氷の世界  人を傷つけたいな 誰か傷つけたいな だけど出来ない理由は やっぱり ただ 自分が恐いだけなんだな そのやさしさを 秘かに 胸に いだいてる人は いつかノーベル賞でも 貰うつもりで 頑張ってるんじゃないのか  ふるえているのは 寒さのせいだろ 恐いんじゃないね オー 毎日 吹雪 吹雪 氷の世界
狂った果実夏の陽を 浴びて 潮風に揺れる 花々よ 草蔭に結び 熟れてゆく赤い実よ 夢は遠く 白い帆に乗せて 消えてゆく 消えてゆく 水のかなたに  人は誹(そし)る とも 海の香にむせぶ この想い 今日の日もまた 帰り来ぬ夏の夢 熱きこころ 燃え上がる胸に 狂いつゝ熟れてゆく 太陽の実よ  潮の香も 匂う 岩かげに交す くち吻も その束の間に 消えゆくと知りながら せめて今宵 偽りの恋に 燃え上がり 散ってゆく 赤い花の実ちあきなおみ石原慎太郎佐藤勝夏の陽を 浴びて 潮風に揺れる 花々よ 草蔭に結び 熟れてゆく赤い実よ 夢は遠く 白い帆に乗せて 消えてゆく 消えてゆく 水のかなたに  人は誹(そし)る とも 海の香にむせぶ この想い 今日の日もまた 帰り来ぬ夏の夢 熱きこころ 燃え上がる胸に 狂いつゝ熟れてゆく 太陽の実よ  潮の香も 匂う 岩かげに交す くち吻も その束の間に 消えゆくと知りながら せめて今宵 偽りの恋に 燃え上がり 散ってゆく 赤い花の実
立待岬内地みつめて 咲く浜茄子(はまなす)の 花は紅 未練の色よ 夢を追いかけ この海越えた あなた恋しと 背伸びする 待って待って 待ちわびて 立待岬の 花になろうと あなたあなた 待ちます この命 枯れ果てるまで  霧笛かすめて 飛び交う海猫(ごめ)よ もらい泣きする 情があれば 北のおんなの 一途なおもい どうか伝えて あのひとに 泣いて泣いて 泣きぬれて 立待岬の 石になっても 悔いは悔いは しません ひとすじの この恋かけて  待って待って 待ちわびて 立待岬の 花になろうと あなたあなた 待ちます この命 枯れ果てるまでちあきなおみ吉田旺浜圭介内地みつめて 咲く浜茄子(はまなす)の 花は紅 未練の色よ 夢を追いかけ この海越えた あなた恋しと 背伸びする 待って待って 待ちわびて 立待岬の 花になろうと あなたあなた 待ちます この命 枯れ果てるまで  霧笛かすめて 飛び交う海猫(ごめ)よ もらい泣きする 情があれば 北のおんなの 一途なおもい どうか伝えて あのひとに 泣いて泣いて 泣きぬれて 立待岬の 石になっても 悔いは悔いは しません ひとすじの この恋かけて  待って待って 待ちわびて 立待岬の 花になろうと あなたあなた 待ちます この命 枯れ果てるまで
流浪歌(たびうた)都落ちする 背中の寒さ 誰にわかって ほしくはないが 優しき友よ 別れ際(め)に せめてうたおか 流浪歌(たびうた)を  独り夜汽車に 憂いを托(あず)け 呷(あお)る旅酒 何故こう薄い 祭りのあとの 侘(わ)びしさに ひとりうたおか 流浪歌(たびうた)を  星の流れに 我が行く末を 重ねあわせる 他国の夜更け 瞼とじれば 故郷が見える 風にうたおか 流浪歌(たびうた)をちあきなおみ吉田旺徳久広司都落ちする 背中の寒さ 誰にわかって ほしくはないが 優しき友よ 別れ際(め)に せめてうたおか 流浪歌(たびうた)を  独り夜汽車に 憂いを托(あず)け 呷(あお)る旅酒 何故こう薄い 祭りのあとの 侘(わ)びしさに ひとりうたおか 流浪歌(たびうた)を  星の流れに 我が行く末を 重ねあわせる 他国の夜更け 瞼とじれば 故郷が見える 風にうたおか 流浪歌(たびうた)を
名月赤城山男ごころに 男が惚れて 意気がとけ合う 赤城山 澄んだ夜空の まんまる月に 浮世横笛 誰が吹く  意地の筋金 度胸のよさも いつか落目の 三度笠 云われまいぞえ やくざの果てと 悟る草鞋に 散る落葉ちあきなおみ矢島寵児菊地博男ごころに 男が惚れて 意気がとけ合う 赤城山 澄んだ夜空の まんまる月に 浮世横笛 誰が吹く  意地の筋金 度胸のよさも いつか落目の 三度笠 云われまいぞえ やくざの果てと 悟る草鞋に 散る落葉
ねえあんたねえ あんた なんかとってあげようか おなか すいてるんじゃないの 飲みはじめたら いつだって 全然ものを たべないんだから 胃腸が弱い男はさ 長生きしないって そう言うよ ねえ あんた ボタンが一つ とれてるよ 外を歩いて おかしいじゃない 私 針も持てるんだ こっちへおかし つけてあげるよ ダラシが無い 男はさ 出世をしないって そう言うよ ねえ あんた マッチが いっぱい入ってるね いろんな店へ 行ってるんだね まわりがみんな さわぐとき ひとりで寝たりしちゃ いけないよ やぼで無口な 男はさ バカにされるって そう言うよ ほんとだよ あたし図画が 得意だったの 田舎の町の 展覧会で 賞品もらった こともあるんだ だから ほら 壁もフスマも 私が選んで 変えたんだ それだけ 借金かさんだけどね この天井も 毎日 見てると いろんな模様に 見えて来るんだ 羊や船や 首かざり あんたの顔にだって 見えてくるんだ  ねえ あんた なんでそんなに 不機嫌なの あたし何か 言っちゃったかしら ほかの何処かの 人みたい 良いことばかり 言えないんだよ すぐにおこる男はさ もてないって 本に出てたよ  ねえ あんた 今言ったこと ウソだろう ゴメンてひとこと 言っておくれよ こんな処の女にも 言っちゃいけない 言葉があるんだ そんなこと 言う男はさ ここじゃ帰れって 言われるよ やっぱりあたしは ドブ川暮らし あんたを待ってちゃ いけない女さ そうなんだろう ねえ あんた…ちあきなおみ松原史朗森田公一ねえ あんた なんかとってあげようか おなか すいてるんじゃないの 飲みはじめたら いつだって 全然ものを たべないんだから 胃腸が弱い男はさ 長生きしないって そう言うよ ねえ あんた ボタンが一つ とれてるよ 外を歩いて おかしいじゃない 私 針も持てるんだ こっちへおかし つけてあげるよ ダラシが無い 男はさ 出世をしないって そう言うよ ねえ あんた マッチが いっぱい入ってるね いろんな店へ 行ってるんだね まわりがみんな さわぐとき ひとりで寝たりしちゃ いけないよ やぼで無口な 男はさ バカにされるって そう言うよ ほんとだよ あたし図画が 得意だったの 田舎の町の 展覧会で 賞品もらった こともあるんだ だから ほら 壁もフスマも 私が選んで 変えたんだ それだけ 借金かさんだけどね この天井も 毎日 見てると いろんな模様に 見えて来るんだ 羊や船や 首かざり あんたの顔にだって 見えてくるんだ  ねえ あんた なんでそんなに 不機嫌なの あたし何か 言っちゃったかしら ほかの何処かの 人みたい 良いことばかり 言えないんだよ すぐにおこる男はさ もてないって 本に出てたよ  ねえ あんた 今言ったこと ウソだろう ゴメンてひとこと 言っておくれよ こんな処の女にも 言っちゃいけない 言葉があるんだ そんなこと 言う男はさ ここじゃ帰れって 言われるよ やっぱりあたしは ドブ川暮らし あんたを待ってちゃ いけない女さ そうなんだろう ねえ あんた…
砂塵の町へ金色の馬車はゆく 朽ち果てた白い壁の町 蒸せる熱 匂う凪 ここにも貴方の影はない  砂が書いた地図を手に ゆらりゆれて 心をみちびく  あぁ炎の あぁ陽炎 あぁベ一ルの肌に… あぁさすらう あぁ旅人 そう胸狂おしく  恋人を失った 女たちの行列がゆく てのひらに掬う水 灼けた喉を潤しながら…  愚かな想いを嘲笑(わら)え ゆらりゆれて 憑かれた瞳で  あぁ腸は落ち あぁ凍える あぁ月夜にかわる あぁうつろい あぁどこまで そう求めつづけて…  あぁ炎の あぁ陽炎 あぁベ一ルの肌に… あぁさすらう あぁ旅人 そう胸狂おしくちあきなおみ森浩美筒美京平金色の馬車はゆく 朽ち果てた白い壁の町 蒸せる熱 匂う凪 ここにも貴方の影はない  砂が書いた地図を手に ゆらりゆれて 心をみちびく  あぁ炎の あぁ陽炎 あぁベ一ルの肌に… あぁさすらう あぁ旅人 そう胸狂おしく  恋人を失った 女たちの行列がゆく てのひらに掬う水 灼けた喉を潤しながら…  愚かな想いを嘲笑(わら)え ゆらりゆれて 憑かれた瞳で  あぁ腸は落ち あぁ凍える あぁ月夜にかわる あぁうつろい あぁどこまで そう求めつづけて…  あぁ炎の あぁ陽炎 あぁベ一ルの肌に… あぁさすらう あぁ旅人 そう胸狂おしく
十六酔いフラッパーゆうべからよ この怠っぽさ Mhh 朝のテラス またまどろむわ… 微熱ならば すぐとれるけど Mhh はやり病 いえ恋病…  こんな 女に軽く ほれさせて 一枚上ね しゃれで ほろ酔いチーク踊ったのに… 横浜ベイ  Ah! 泣かせるじゃん 思いがけないジグザグ Ah! パンドラの街 あたし首ったけ  夏の彼は 甲斐性なしで Ahh 秋の彼は ただねじれ風… 年のせいね もう退け時と Ahh 胸の振子 錆びつかせたの…  いいわ 残り火まかせ 色めいて 燃えつきたって 今も あいつの指が スイングして… 横浜ベイ  Ah! 焦るじゃん 5000ピースのジグソー Ah! パンドラの街 いつもやり治し  せめて 奥様ぐらい いる方が まだ怖くない あたし 幸せだけは 臆病なの… 横浜ベイ  Ah! 泣かせるじゃん 思いがけないジグザグ Ah! パンドラの街 夢じゃないかしら  Ah! 泣かせるじゃん 思いがけないジグザグ Ah! パンドラの街 夢じゃないかしらちあきなおみちあき哲也柿沼清史ゆうべからよ この怠っぽさ Mhh 朝のテラス またまどろむわ… 微熱ならば すぐとれるけど Mhh はやり病 いえ恋病…  こんな 女に軽く ほれさせて 一枚上ね しゃれで ほろ酔いチーク踊ったのに… 横浜ベイ  Ah! 泣かせるじゃん 思いがけないジグザグ Ah! パンドラの街 あたし首ったけ  夏の彼は 甲斐性なしで Ahh 秋の彼は ただねじれ風… 年のせいね もう退け時と Ahh 胸の振子 錆びつかせたの…  いいわ 残り火まかせ 色めいて 燃えつきたって 今も あいつの指が スイングして… 横浜ベイ  Ah! 焦るじゃん 5000ピースのジグソー Ah! パンドラの街 いつもやり治し  せめて 奥様ぐらい いる方が まだ怖くない あたし 幸せだけは 臆病なの… 横浜ベイ  Ah! 泣かせるじゃん 思いがけないジグザグ Ah! パンドラの街 夢じゃないかしら  Ah! 泣かせるじゃん 思いがけないジグザグ Ah! パンドラの街 夢じゃないかしら
合鍵鉢植えに水をやり ふと思い出す 今頃は枯れたはず 不精なあなたの部屋のすみれたち  ポケットに眠ってた 銀色の鍵 散らかったレコードや 本を片づけて待ってたあの頃  海辺に捨てましょうか 思い出にかけた鍵は 貝穀のように閉じた 哀しみに 波が打ち寄せる  誰にだって使えない 合鍵がある そのドアの向こうには 過去って名前の世界があるだけ  海辺に捨てましょうか 砂浜に深く埋めて 永遠に似た時間が この胸を 洗い流すまで  誰にだって使えない 合鍵がある もう二度と開かない ドアに背を向けて私は生きてくちあきなおみ松本隆筒美京平鉢植えに水をやり ふと思い出す 今頃は枯れたはず 不精なあなたの部屋のすみれたち  ポケットに眠ってた 銀色の鍵 散らかったレコードや 本を片づけて待ってたあの頃  海辺に捨てましょうか 思い出にかけた鍵は 貝穀のように閉じた 哀しみに 波が打ち寄せる  誰にだって使えない 合鍵がある そのドアの向こうには 過去って名前の世界があるだけ  海辺に捨てましょうか 砂浜に深く埋めて 永遠に似た時間が この胸を 洗い流すまで  誰にだって使えない 合鍵がある もう二度と開かない ドアに背を向けて私は生きてく
WOMAN IN TOWNI'M WOMAN 街灯りの下 I'M WOMAN 這い出してさ TOGETHER 港あたりを ふらふらと歩いた I'M WOMAN あきらめまで I'M WOMAN 手が届かず WOO, NEVER 愛した男 その姿を抱くよ  あぁ…生きてみたいけど 明日が遠すぎてさ 時間は指の隙間から こぼれ落ちる もう、作り話さえ 聞く相手もなくて いつか、全部嘘になれ あとかたもなく…  I'M WOMAN 涸れた声で I'M WOMAN 歌を唄い TOGETHER 酔い潰れては はかない夢をみる I'M WOMAN 誰かが言う I'M WOMAN 「御機嫌だね…」 OH, LIAR 煙草の向こう 目を細めて誘う  あぁ… バラ色の日々も 昔々になって そして、夜をまたひとり もてあますよ もう、眠ってしまおう 重い身体ごと いつか、風向きが変わる そんな時まで…  あぁ…生きてみたいけど 明日が遠すぎてさ 時間は指の隙間から こぼれ落ちる もう、作り話さえ 聞く相手もなくて いつか、全部嘘になれ あとかたもなく…ちあきなおみ森浩美根本要I'M WOMAN 街灯りの下 I'M WOMAN 這い出してさ TOGETHER 港あたりを ふらふらと歩いた I'M WOMAN あきらめまで I'M WOMAN 手が届かず WOO, NEVER 愛した男 その姿を抱くよ  あぁ…生きてみたいけど 明日が遠すぎてさ 時間は指の隙間から こぼれ落ちる もう、作り話さえ 聞く相手もなくて いつか、全部嘘になれ あとかたもなく…  I'M WOMAN 涸れた声で I'M WOMAN 歌を唄い TOGETHER 酔い潰れては はかない夢をみる I'M WOMAN 誰かが言う I'M WOMAN 「御機嫌だね…」 OH, LIAR 煙草の向こう 目を細めて誘う  あぁ… バラ色の日々も 昔々になって そして、夜をまたひとり もてあますよ もう、眠ってしまおう 重い身体ごと いつか、風向きが変わる そんな時まで…  あぁ…生きてみたいけど 明日が遠すぎてさ 時間は指の隙間から こぼれ落ちる もう、作り話さえ 聞く相手もなくて いつか、全部嘘になれ あとかたもなく…
雨の日曜日は受話器をもてあそぴ あの人じゃなけりゃすぐに切る 何も言わないまま  あきらめきれない恋の境界線 行ったり来たりの時間だけ 鏡を横切る  遠い町へ引っ越そうかな 何もかもを投げ捨てて  泣いてる 泣いてる ひざの子猫 よしよしいい子 お前もひとりぽっち 泣いてる 泣いてる 甘え声で お前を捨てて行けやしないね ほんと  音を消したテレビ 女子バレーの試合 透き通る汗が目に痛い 今の私には  遠い国へ旅しようかな 誰もいない異国へ  泣いてる 泣いてる 甘え声で よしよしいい子 お前もひとりぽっち 泣いてる 泣いてる 目を細めて おいでよおいで 撫でてあげるよ ほんと 泣いてる 泣いてる ひざの子猫 お前を捨てて行けやしないね ほんとちあきなおみ松本隆筒美京平雨の日曜日は受話器をもてあそぴ あの人じゃなけりゃすぐに切る 何も言わないまま  あきらめきれない恋の境界線 行ったり来たりの時間だけ 鏡を横切る  遠い町へ引っ越そうかな 何もかもを投げ捨てて  泣いてる 泣いてる ひざの子猫 よしよしいい子 お前もひとりぽっち 泣いてる 泣いてる 甘え声で お前を捨てて行けやしないね ほんと  音を消したテレビ 女子バレーの試合 透き通る汗が目に痛い 今の私には  遠い国へ旅しようかな 誰もいない異国へ  泣いてる 泣いてる 甘え声で よしよしいい子 お前もひとりぽっち 泣いてる 泣いてる 目を細めて おいでよおいで 撫でてあげるよ ほんと 泣いてる 泣いてる ひざの子猫 お前を捨てて行けやしないね ほんと
曖昧2だったら何なのよ ウソが真っ赤に 燃えている だったら何なのよ あなたの背中は 見飽きたわ 髪型も 白ワインも 同じオシャレ 同じ香り 美容院とレストラン 言い訳 屈理屈なんか ビデオにでもとっておきなさいよ 男と女は みんな いつまでも同じ愛じゃないのよ ララ 曖昧に ララ ララ あなたは言うけど ララ 曖昧に ララ ララ 生きられそうもない  だったら何なのよ 夢は覚める ものなのよ だったら何なのよ 女も本当は 揺れている 言いたいこと 言いそびれて 同じ想い 同じ吐息 口紅とサングラス 涙と浮かんだ氷 胸の奥で 溶けだしてきたから わたしもう 気付いてるけど 止まれずに 遠い夜を見てるわ  ララ 曖昧ME ララ ララ 行ったり来たりで ララ 曖昧ME ララ ララ また切なくなる  言い訳 屈理屈なんか ビデオにでもとっておきなさいよ 男と女は みんな いつまでも同じ愛じゃないのよ ララ 曖昧に ララ ララ あなたは言うけど ララ 曖昧に ララ ララ 生きられそうもないちあきなおみ関口誠人関口誠人だったら何なのよ ウソが真っ赤に 燃えている だったら何なのよ あなたの背中は 見飽きたわ 髪型も 白ワインも 同じオシャレ 同じ香り 美容院とレストラン 言い訳 屈理屈なんか ビデオにでもとっておきなさいよ 男と女は みんな いつまでも同じ愛じゃないのよ ララ 曖昧に ララ ララ あなたは言うけど ララ 曖昧に ララ ララ 生きられそうもない  だったら何なのよ 夢は覚める ものなのよ だったら何なのよ 女も本当は 揺れている 言いたいこと 言いそびれて 同じ想い 同じ吐息 口紅とサングラス 涙と浮かんだ氷 胸の奥で 溶けだしてきたから わたしもう 気付いてるけど 止まれずに 遠い夜を見てるわ  ララ 曖昧ME ララ ララ 行ったり来たりで ララ 曖昧ME ララ ララ また切なくなる  言い訳 屈理屈なんか ビデオにでもとっておきなさいよ 男と女は みんな いつまでも同じ愛じゃないのよ ララ 曖昧に ララ ララ あなたは言うけど ララ 曖昧に ララ ララ 生きられそうもない
五分前あと五分で バスが来るわ 笑いましょ 素敵に ちゃんと立って 顔を見せて それなら街でも もてる 嘘みたいね 五年前の 少年の あなたが 私もしも 若い時なら ついて行く どこまでも  春めく葡萄の下で くちづけして 笑ってた なにもかもが 華やいでた 時間を 時間を 止めて あなたのためなら 私 どんなことだってできた いやな歌も 歌えたのは あなただけを 見ていたから いつでも  腕時計を 見つめている 横顔が 素敵よ きっと街で 若い子たち あなたに 夢中になるわ 口にすると ふるえそうで さよならが 言えない 私 もしも 次に生まれて 出逢えたら はなさない  そよ吹く葡萄の下で 名前呼んで 抱き合った せつないほど 愛していた 時間を 時間を 止めて あなたと私の夢が もうすぐ扉を閉じる バスが出たら 何も言わず あなたのこと 想いながら 歩くわちあきなおみ伊集院静筒美京平あと五分で バスが来るわ 笑いましょ 素敵に ちゃんと立って 顔を見せて それなら街でも もてる 嘘みたいね 五年前の 少年の あなたが 私もしも 若い時なら ついて行く どこまでも  春めく葡萄の下で くちづけして 笑ってた なにもかもが 華やいでた 時間を 時間を 止めて あなたのためなら 私 どんなことだってできた いやな歌も 歌えたのは あなただけを 見ていたから いつでも  腕時計を 見つめている 横顔が 素敵よ きっと街で 若い子たち あなたに 夢中になるわ 口にすると ふるえそうで さよならが 言えない 私 もしも 次に生まれて 出逢えたら はなさない  そよ吹く葡萄の下で 名前呼んで 抱き合った せつないほど 愛していた 時間を 時間を 止めて あなたと私の夢が もうすぐ扉を閉じる バスが出たら 何も言わず あなたのこと 想いながら 歩くわ
いかないであぁ、いかないで あぁ、消えないで あぁ、美しい 思い出よ、恋よ  誰が奪うのか 何が悪いのか 揺れる水の都 汽笛響かせる  甘い夜を 重ね燃えた夏よ 脆く崩れさったら 胸に風が‥  いわないで あぁ、それ以上 あぁ、目を閉じる 面影よ、夢よ  霧の桟橋で 爪先を波に浸す  愛に堕ちて 背中向けた人よ 罪も罰もすべてを 知りつくして‥  いわないで あぁ、それ以上 あぁ、まどろみの 悲しみも 面影よ、夢よ このまま‥  いかないで あぁ、消えないで あぁ、美しい 思い出よ、恋よちあきなおみ森浩美筒美京平あぁ、いかないで あぁ、消えないで あぁ、美しい 思い出よ、恋よ  誰が奪うのか 何が悪いのか 揺れる水の都 汽笛響かせる  甘い夜を 重ね燃えた夏よ 脆く崩れさったら 胸に風が‥  いわないで あぁ、それ以上 あぁ、目を閉じる 面影よ、夢よ  霧の桟橋で 爪先を波に浸す  愛に堕ちて 背中向けた人よ 罪も罰もすべてを 知りつくして‥  いわないで あぁ、それ以上 あぁ、まどろみの 悲しみも 面影よ、夢よ このまま‥  いかないで あぁ、消えないで あぁ、美しい 思い出よ、恋よ
スタコイ東京ハア おらが東京サ 来る時に 故郷(くに)の おっ母の 言う事にゃ 東京ッて言うとか スタコイとこだで あっちぁさ 行ったら 気をつけろ  「電車ッコサ 乗るにも ぼやぼやこいでて ドアコのあいだコサ はさまるな ドアコがひとりで パシャランとくれば 骨こは ポキリで 体は ペシャンコ それだば おめえは パアだべさ」  せがれや せがれや わかったな  ハア おらが東京サ 来る時に 故郷の おっ母の 言う事にゃ 東京って言うとか スタコイとこだで あっちぁさ 行ったら 気をつけろ  「きれいな おなごは 沢山いるはんで まなこさ すっくるかえして たまげるな あんまりきょろきょろ やってれば あにさま ちょっと ちょっと こっちゃこうなんて 持ってる ゼゼコは パアだべさ」  せがれや せがれや わかったな  ハア おらが東京サ 来る時に 故郷の おっ母の 言う事にゃ 東京って言うとか スタコイとこだで あっちぁさ 行ったら 気をつけろ  「スリも多いし 泥棒も多い おまえみたいな 田舎者あ えさコにゃ ちょうどエエ ええとこ 来たなと パックリ来れば 財布もパアー 着物もパアー それだば おめえは アッパッパー」  せがれや せがれや わかったな  ハア スタコイ スタコイ スタコイナ スタコイ スタコイ スタコイナちあきなおみ北原じゅん北原じゅんハア おらが東京サ 来る時に 故郷(くに)の おっ母の 言う事にゃ 東京ッて言うとか スタコイとこだで あっちぁさ 行ったら 気をつけろ  「電車ッコサ 乗るにも ぼやぼやこいでて ドアコのあいだコサ はさまるな ドアコがひとりで パシャランとくれば 骨こは ポキリで 体は ペシャンコ それだば おめえは パアだべさ」  せがれや せがれや わかったな  ハア おらが東京サ 来る時に 故郷の おっ母の 言う事にゃ 東京って言うとか スタコイとこだで あっちぁさ 行ったら 気をつけろ  「きれいな おなごは 沢山いるはんで まなこさ すっくるかえして たまげるな あんまりきょろきょろ やってれば あにさま ちょっと ちょっと こっちゃこうなんて 持ってる ゼゼコは パアだべさ」  せがれや せがれや わかったな  ハア おらが東京サ 来る時に 故郷の おっ母の 言う事にゃ 東京って言うとか スタコイとこだで あっちぁさ 行ったら 気をつけろ  「スリも多いし 泥棒も多い おまえみたいな 田舎者あ えさコにゃ ちょうどエエ ええとこ 来たなと パックリ来れば 財布もパアー 着物もパアー それだば おめえは アッパッパー」  せがれや せがれや わかったな  ハア スタコイ スタコイ スタコイナ スタコイ スタコイ スタコイナ
ほうずきの町若い二人がひっそりと 2年暮らした 下町は 心細さを 人の情けが かばってくれた吾妻橋  打ち水、簾(すだれ)、竹しょうぎ 風鈴チリリン 宵の風 そぞろ歩いた ほうずき市の 浴衣姿がうれしくて  隅田川(おおかわ)あたりでお酒を飲んだわね ほんのり薄紅色の 私の手を取って歩く あなたの横顔に 風を感じていた  夕げの支度する音が トントントンと響いたら 鉢植え並ぶ路地の奥へと 子供の下駄が駆けていく  低い家並み ビルになり そんな景色もないけれど あの時買った ほおずきの実が 今でもそこにあるようで  仲見世あたりで おみくじ引いたわね 当てにならないんだと 言い聞かせて 枝に結ぶ 私の胸の中 風を感じていた  隅田川あたりでお酒を飲んだわね ほんのり薄紅色の 私の手を取って歩く あなたの横顔に 風を感じていたちあきなおみ水谷啓二服部隆之若い二人がひっそりと 2年暮らした 下町は 心細さを 人の情けが かばってくれた吾妻橋  打ち水、簾(すだれ)、竹しょうぎ 風鈴チリリン 宵の風 そぞろ歩いた ほうずき市の 浴衣姿がうれしくて  隅田川(おおかわ)あたりでお酒を飲んだわね ほんのり薄紅色の 私の手を取って歩く あなたの横顔に 風を感じていた  夕げの支度する音が トントントンと響いたら 鉢植え並ぶ路地の奥へと 子供の下駄が駆けていく  低い家並み ビルになり そんな景色もないけれど あの時買った ほおずきの実が 今でもそこにあるようで  仲見世あたりで おみくじ引いたわね 当てにならないんだと 言い聞かせて 枝に結ぶ 私の胸の中 風を感じていた  隅田川あたりでお酒を飲んだわね ほんのり薄紅色の 私の手を取って歩く あなたの横顔に 風を感じていた
キリがないね「やり直そう…」「いつものこと…」 言葉は便利だね 「今度こそは…」「だけど同じ…」 くりかえすだけだね  会話もせず食事をして ただ抱きあうだけじゃ 年端もない娘のようには 生きられないしね  ふたり愛した日々が長くて 無性にいとしくさせるけど まだあきらめが あぁわるいよね 心のなかに渦をまく 都市の灯がなんて悲しい この胸の炎吹き消して もうどこまでも あぁこのままじゃ とてもキリがないね  遠回りになるけれども 送ってよ 最後にね 西から来る空車ランプ 何台か見過ごして…  こんなときも 妙にやさしい 顔ができるなんて 騙されても それでもいい そんな頃もあった  痩せた背中を思いだしたら ひとりでどこかで何をする もう終わったと あぁしみじみと つぶやきながら泣けばいい いつか忘れて全部忘れて 新しい恋に出逢うなら もうそのしぐさ あぁその声も すべて昔になる  ふたり愛した日々が長くて 無性にいとしくさせるけど もうどこまでも あぁこのままじゃ とてもキリがないねちあきなおみ森浩美中崎英也「やり直そう…」「いつものこと…」 言葉は便利だね 「今度こそは…」「だけど同じ…」 くりかえすだけだね  会話もせず食事をして ただ抱きあうだけじゃ 年端もない娘のようには 生きられないしね  ふたり愛した日々が長くて 無性にいとしくさせるけど まだあきらめが あぁわるいよね 心のなかに渦をまく 都市の灯がなんて悲しい この胸の炎吹き消して もうどこまでも あぁこのままじゃ とてもキリがないね  遠回りになるけれども 送ってよ 最後にね 西から来る空車ランプ 何台か見過ごして…  こんなときも 妙にやさしい 顔ができるなんて 騙されても それでもいい そんな頃もあった  痩せた背中を思いだしたら ひとりでどこかで何をする もう終わったと あぁしみじみと つぶやきながら泣けばいい いつか忘れて全部忘れて 新しい恋に出逢うなら もうそのしぐさ あぁその声も すべて昔になる  ふたり愛した日々が長くて 無性にいとしくさせるけど もうどこまでも あぁこのままじゃ とてもキリがないね
部屋野あざみの夢を 見続け過ぎたわ 真夜中にベルが鳴る いそいそ迎えに出る 別れの言葉を 恐れる心を 小走りで打ち消して いつもの笑顔見せる 少し疲れているようだけど 楽しいことだけ 話しましょう 美味しいお酒に なるように  野あざみの夢を 一人咲く強さよ 風に揺れ風に折れ 枯れずまた花抱く 出逢いの嬉しさ 別れの空しさ 知りながら知らぬ気な 部屋の優しさが好き あなたが部屋を 出て行く時は 扉も 出窓も 開けとくの 淋しい 思いも 逃げ出すように  私の部屋に紅紫の 野あざみの花びらが 恋の祭りを 恋の宴を 飾って飛んで舞うように あなたにまた逢いたい  野あざみの夢を 見続け過ぎたわ よくないわ よくないわ 忘れることに慣れて この部屋に漂う 諦めや愁いを 捨てましょう 捨てましょう せめてあなたのために 私の部屋に紅紫の 野あざみの花びらが 恋の祭りを 恋の宴を 飾って飛んで舞うように あなたにまた逢いたいちあきなおみ小椋佳小椋佳野あざみの夢を 見続け過ぎたわ 真夜中にベルが鳴る いそいそ迎えに出る 別れの言葉を 恐れる心を 小走りで打ち消して いつもの笑顔見せる 少し疲れているようだけど 楽しいことだけ 話しましょう 美味しいお酒に なるように  野あざみの夢を 一人咲く強さよ 風に揺れ風に折れ 枯れずまた花抱く 出逢いの嬉しさ 別れの空しさ 知りながら知らぬ気な 部屋の優しさが好き あなたが部屋を 出て行く時は 扉も 出窓も 開けとくの 淋しい 思いも 逃げ出すように  私の部屋に紅紫の 野あざみの花びらが 恋の祭りを 恋の宴を 飾って飛んで舞うように あなたにまた逢いたい  野あざみの夢を 見続け過ぎたわ よくないわ よくないわ 忘れることに慣れて この部屋に漂う 諦めや愁いを 捨てましょう 捨てましょう せめてあなたのために 私の部屋に紅紫の 野あざみの花びらが 恋の祭りを 恋の宴を 飾って飛んで舞うように あなたにまた逢いたい
時の流れに時の流れに 流され流れ 気づけばつかれた おんながひとり いのちまでもと 溺れた恋も 今では遥かな 雨降り映画  あゝあの激しさは あゝあの輝きは どこへ失くして… 失くしてきたの  時の流れに 愛も憎しみも みんな一色(ひといろ) 風になるばかり  時の流れに 流され流れ そろそろ人生 まんなかあたり 化粧おとせば 鏡のむこう 素顔に重なる あなたが叱る  あゝあの一途さは あゝあの輝きは どこへ忘れて… 忘れてきたの  時の流れに 夢も傷あとも みんな一色 風になって逝く  時の流れに 愛も憎しみも みんな一色 風になるばかりちあきなおみ吉田旺倉田信雄時の流れに 流され流れ 気づけばつかれた おんながひとり いのちまでもと 溺れた恋も 今では遥かな 雨降り映画  あゝあの激しさは あゝあの輝きは どこへ失くして… 失くしてきたの  時の流れに 愛も憎しみも みんな一色(ひといろ) 風になるばかり  時の流れに 流され流れ そろそろ人生 まんなかあたり 化粧おとせば 鏡のむこう 素顔に重なる あなたが叱る  あゝあの一途さは あゝあの輝きは どこへ忘れて… 忘れてきたの  時の流れに 夢も傷あとも みんな一色 風になって逝く  時の流れに 愛も憎しみも みんな一色 風になるばかり
嘘は罪あなたの心が 離れてくのを 手に取るようにわかるのも 二人の時間(とき)がきっとそれだけ 意味を持ってた…そうでしょう? 愛は愛 変わらない 深けりゃ深いほど 意地張って強がって はじけ合ってる心はガラス玉 それでもつらいわ 明日を想うと 今夜を限りになくなる何かが  あなたの言葉が いくら私の心の傷にさわっても できはしないわ 恨むことなど まして許せるはずもない 嘘は嘘 罪は罪 深けりゃ深いほど 悲しさは後で来る 今は痛みも何だかボヤけてる それでもつらいわ 明日を想うと 今夜を限りにはじまる何かが  愛は愛 変わらない 深けりゃ深いほど 嘘は嘘 罪は罪 ひとつふたつ 憎まれ口言って それでも元気で 時々 想って 今夜を限りになくした何かをちあきなおみ水谷啓二杉田眞人あなたの心が 離れてくのを 手に取るようにわかるのも 二人の時間(とき)がきっとそれだけ 意味を持ってた…そうでしょう? 愛は愛 変わらない 深けりゃ深いほど 意地張って強がって はじけ合ってる心はガラス玉 それでもつらいわ 明日を想うと 今夜を限りになくなる何かが  あなたの言葉が いくら私の心の傷にさわっても できはしないわ 恨むことなど まして許せるはずもない 嘘は嘘 罪は罪 深けりゃ深いほど 悲しさは後で来る 今は痛みも何だかボヤけてる それでもつらいわ 明日を想うと 今夜を限りにはじまる何かが  愛は愛 変わらない 深けりゃ深いほど 嘘は嘘 罪は罪 ひとつふたつ 憎まれ口言って それでも元気で 時々 想って 今夜を限りになくした何かを
そ・れ・じゃ・ネそれじゃネ 別れの乾杯しましょう ばかだネ 毒など入っちゃいないよ よそうよ よしてよいたわり芝居は おねがい 見ないでつよがり泣き笑顔  独りの晩秋(あき)は 寒いでしょうが なんとかなるでしょ あたしは極楽トンボ おとこは渡り鳥 自由を欲しがる浮気鳥 しゃあないね  それじゃネ お行きよあの娘(こ)が待ってる いまさら あたしに遠慮はいらないよ  それじゃネ 元気で見送らないけれど ほらほら ネクタイ曲がっているよわよ 今日まで ありがとう出逢えてよかった さよなら あんまり呑みすぎないでよね  独りの人生(たび)は 馴れっこだもの あんたの想い出 喰べ喰べ歩いてみるわ おとこは明日鳥(あしたどり) 見果てぬ夢追う漂(ながれ)鳥 飛んでゆけ  それじゃネ あの娘に逃げられたときは いつでも いいから戻っておいでよねちあきなおみ吉田旺倉田信雄それじゃネ 別れの乾杯しましょう ばかだネ 毒など入っちゃいないよ よそうよ よしてよいたわり芝居は おねがい 見ないでつよがり泣き笑顔  独りの晩秋(あき)は 寒いでしょうが なんとかなるでしょ あたしは極楽トンボ おとこは渡り鳥 自由を欲しがる浮気鳥 しゃあないね  それじゃネ お行きよあの娘(こ)が待ってる いまさら あたしに遠慮はいらないよ  それじゃネ 元気で見送らないけれど ほらほら ネクタイ曲がっているよわよ 今日まで ありがとう出逢えてよかった さよなら あんまり呑みすぎないでよね  独りの人生(たび)は 馴れっこだもの あんたの想い出 喰べ喰べ歩いてみるわ おとこは明日鳥(あしたどり) 見果てぬ夢追う漂(ながれ)鳥 飛んでゆけ  それじゃネ あの娘に逃げられたときは いつでも いいから戻っておいでよね
赤と黒のブルース夢をなくした 奈落の底で 何をあえぐか 影法師 カルタと酒に ただれた胸に なんで住めよか なんで住めよか ああ あのひとが  赤と黒との ドレスの渦に ナイトクラブの 夜は更ける 妖しく燃える 地獄の花に 暗いこころが 暗いこころが ああ またうずく  月も疲れた 小窓の空に 見るは涯ない 闇ばかり 倒れて眠る モロッコ椅子に 落ちた涙を 落ちた涙を ああ 誰が知ろちあきなおみ宮川哲夫吉田正夢をなくした 奈落の底で 何をあえぐか 影法師 カルタと酒に ただれた胸に なんで住めよか なんで住めよか ああ あのひとが  赤と黒との ドレスの渦に ナイトクラブの 夜は更ける 妖しく燃える 地獄の花に 暗いこころが 暗いこころが ああ またうずく  月も疲れた 小窓の空に 見るは涯ない 闇ばかり 倒れて眠る モロッコ椅子に 落ちた涙を 落ちた涙を ああ 誰が知ろ
色は匂へどひと目で惚れちゃった その日に“あいうえお” 夜明けの海を見てる 私は阿呆鳥 これでいいの 淋しかない 私 気ままに 飛んで行くわ  娘の時代なんて“おんな”に比べれば しょせん子供だから 泣けばすむ恋でしょ だからおいで 哀しいなら 遊ぼよ 朝まで  どうせあんたは しょうがない人 夢ばかりの 恋しがり屋さん どうせ私は しょうがないもの 色は匂へど 散りぬる女よ  大事な人なのに 笑って別れちゃう どうして 無器用なの みんな阿呆鳥 それでいいの ここにおいで 遊ぼよ 一緒に  どうせあんたは しょうがない人 恋のカルタ こぼしてばかり そうよ私も しょうがないもの 色は匂へど 散ってしまえ  どうせあんたは しょうがない人 恋ばかりの 淋しがり屋さん そうよ私も しょうがないもの 色は匂へど 散りぬる女よ  どうせどうせどうせ しょうがない人 夢ばかりの 恋しがり屋さん そうよ私も しょうがないもの 色は匂へど 散りぬる女よちあきなおみ伊集院静筒美京平ひと目で惚れちゃった その日に“あいうえお” 夜明けの海を見てる 私は阿呆鳥 これでいいの 淋しかない 私 気ままに 飛んで行くわ  娘の時代なんて“おんな”に比べれば しょせん子供だから 泣けばすむ恋でしょ だからおいで 哀しいなら 遊ぼよ 朝まで  どうせあんたは しょうがない人 夢ばかりの 恋しがり屋さん どうせ私は しょうがないもの 色は匂へど 散りぬる女よ  大事な人なのに 笑って別れちゃう どうして 無器用なの みんな阿呆鳥 それでいいの ここにおいで 遊ぼよ 一緒に  どうせあんたは しょうがない人 恋のカルタ こぼしてばかり そうよ私も しょうがないもの 色は匂へど 散ってしまえ  どうせあんたは しょうがない人 恋ばかりの 淋しがり屋さん そうよ私も しょうがないもの 色は匂へど 散りぬる女よ  どうせどうせどうせ しょうがない人 夢ばかりの 恋しがり屋さん そうよ私も しょうがないもの 色は匂へど 散りぬる女よ
涙の酒男一途の 火の恋を 何んで涙で けされよう 未練ばかりが ただつのる 夜の暗さを はしご酒  浴びておぼれて なお酔えぬ 酒のにがさを かみしめる 露地の屋台の 灯にさえも 男心が 泣ける夜  涙ぐんでた あの顔に なんで嘘など あるもんか 噂なんだぜ 噂だと 胸にきかせる はしご酒ちあきなおみ伊吹とおる小池青磁男一途の 火の恋を 何んで涙で けされよう 未練ばかりが ただつのる 夜の暗さを はしご酒  浴びておぼれて なお酔えぬ 酒のにがさを かみしめる 露地の屋台の 灯にさえも 男心が 泣ける夜  涙ぐんでた あの顔に なんで嘘など あるもんか 噂なんだぜ 噂だと 胸にきかせる はしご酒
玄海ブルース情け知らずと わらわば笑え ひとにゃ見せない 男の泪 どうせ俺らは 玄海灘の 波に浮寝の かもめ鳥  紅い灯(ほ)かげの グラスに浮ぶ 影が切ない 夜更けのキャバレー 酔うて歌えど 晴れない胸は ドラよお前が 知るばかり  嵐吹きまく 玄海越えて 男船乗り 往く道ゃひとつ 雲の切れ間に キラリと光る 星がたよりの 人生さちあきなおみ大高ひさを長津義司情け知らずと わらわば笑え ひとにゃ見せない 男の泪 どうせ俺らは 玄海灘の 波に浮寝の かもめ鳥  紅い灯(ほ)かげの グラスに浮ぶ 影が切ない 夜更けのキャバレー 酔うて歌えど 晴れない胸は ドラよお前が 知るばかり  嵐吹きまく 玄海越えて 男船乗り 往く道ゃひとつ 雲の切れ間に キラリと光る 星がたよりの 人生さ
TOKYO挽歌溜息まじりの 夕日の朱(あか)が あんたの横顔 かすめて堕(お)ちる あたいもばかだね 後先(あとさ)き見ずに 心底あんたに 惚れてたなんて TOKYO…TOKYO…あんたは ろくでなしだよ ウブな娘の 夢踏みにじり TOKYO…TOKYO…あんたは 飽きもしないで 人間(ひと)のこころに 風穴(かざあな)あける街 ああ…TOKYO…  酔いどれピエロを 色目(いろめ)で誘い 今夜もあんたは お祭り騒ぎ 決めたよいますぐ あんたと別(き)れて あたいも一から 出直さなくちゃ  TOKYO…TOKYO…あんたにゃ 呆(あき)れはてたよ くやし涙も 残っちゃいない TOKYO…TOKYO…最後に ひとつ言わせて 二度とあんたの 顔などみたくない ああ…TOKYO…  TOKYO…TOKYO…あんたにゃ 呆(あき)れはてたよ くやし涙も 残っちゃいない TOKYO…TOKYO…最後に ひとつ言わせて 二度とあんたの 顔などみたくない ああ…TOKYO…  TOKYO…ちあきなおみ吉田旺杉本眞人倉田信雄溜息まじりの 夕日の朱(あか)が あんたの横顔 かすめて堕(お)ちる あたいもばかだね 後先(あとさ)き見ずに 心底あんたに 惚れてたなんて TOKYO…TOKYO…あんたは ろくでなしだよ ウブな娘の 夢踏みにじり TOKYO…TOKYO…あんたは 飽きもしないで 人間(ひと)のこころに 風穴(かざあな)あける街 ああ…TOKYO…  酔いどれピエロを 色目(いろめ)で誘い 今夜もあんたは お祭り騒ぎ 決めたよいますぐ あんたと別(き)れて あたいも一から 出直さなくちゃ  TOKYO…TOKYO…あんたにゃ 呆(あき)れはてたよ くやし涙も 残っちゃいない TOKYO…TOKYO…最後に ひとつ言わせて 二度とあんたの 顔などみたくない ああ…TOKYO…  TOKYO…TOKYO…あんたにゃ 呆(あき)れはてたよ くやし涙も 残っちゃいない TOKYO…TOKYO…最後に ひとつ言わせて 二度とあんたの 顔などみたくない ああ…TOKYO…  TOKYO…
男駅・女駅窓ぎわの席だから 私の姿に気づくはず 遅れてもチケットは あなたのぶんまで買ってある いっしょに暮らすしあわせと はなれて暮らすふしあわせ いずれのあなたあなたしだいです 男駅 女駅 明日と今日の境目で 私がひとり外を見る  人の目がこわいから 装いふだん着化粧せず 新しいスカーフに せめても気持ちをあらわして 他人のままで終わるのか いちずに愛をつらぬくか いずれもあなたあなたしだいです 男駅 女駅 みだれる胸に手をあてて 私がひとり目をとじる  ふたりで落ちるそれもいい これきりわかれそれもいい いずれもあなたあなたしだいです 男駅 女駅 ほほえみながら泣きながら 私がひとりベルを聞くちあきなおみ千家和也伊藤薫倉田信雄窓ぎわの席だから 私の姿に気づくはず 遅れてもチケットは あなたのぶんまで買ってある いっしょに暮らすしあわせと はなれて暮らすふしあわせ いずれのあなたあなたしだいです 男駅 女駅 明日と今日の境目で 私がひとり外を見る  人の目がこわいから 装いふだん着化粧せず 新しいスカーフに せめても気持ちをあらわして 他人のままで終わるのか いちずに愛をつらぬくか いずれもあなたあなたしだいです 男駅 女駅 みだれる胸に手をあてて 私がひとり目をとじる  ふたりで落ちるそれもいい これきりわかれそれもいい いずれもあなたあなたしだいです 男駅 女駅 ほほえみながら泣きながら 私がひとりベルを聞く
都の雨に故里を 想いださせて 降りしきる 雨は絹糸 帰ろうと おもいながらも いたずらに 時を見送り 待つ母に わびる明け暮れ  追いすがる 母をふりきり 若さゆえ 棄てた故里 人の世の 夢にやぶれて ふりむけば 胸にやさしく 草笛の 歌はよぎるよ  まごころも うすい都に 降りつづく 雨は溜め息 ひびわれた 心ひき摺り うつむいて 生きる夜更けに ひとり聞く 雨のわびしさちあきなおみ吉田旺船村徹南郷達也故里を 想いださせて 降りしきる 雨は絹糸 帰ろうと おもいながらも いたずらに 時を見送り 待つ母に わびる明け暮れ  追いすがる 母をふりきり 若さゆえ 棄てた故里 人の世の 夢にやぶれて ふりむけば 胸にやさしく 草笛の 歌はよぎるよ  まごころも うすい都に 降りつづく 雨は溜め息 ひびわれた 心ひき摺り うつむいて 生きる夜更けに ひとり聞く 雨のわびしさ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
君知らずあて名は書けど 一文字も わが名を書けぬ 恋文よ 紅を落とした くちびるで 閉じる悲しさ 君知らず  つかの間触れた 指先に 思いの丈が ほとばしる 柔肌焦がす 女火の 炎とどくか 男火に  まことの愛に 生きようか かなわぬ夢と 捨てようか 迷えば曇る 手鏡を 伏せて泣くのを 君知らずちあきなおみ千家和也船村徹南郷達也あて名は書けど 一文字も わが名を書けぬ 恋文よ 紅を落とした くちびるで 閉じる悲しさ 君知らず  つかの間触れた 指先に 思いの丈が ほとばしる 柔肌焦がす 女火の 炎とどくか 男火に  まことの愛に 生きようか かなわぬ夢と 捨てようか 迷えば曇る 手鏡を 伏せて泣くのを 君知らず
ひとりしずか湖は 青い香炉よ たちのぼる 霧のなかから あなたの思いが こぼれて匂う そんな気がして 手にとれば ひとりしずかの 白い花  白樺の 幹にもたれて 草笛を 吹いてくれたね あなたのしぐさを 恋とも知らず 遠く別れた あのときも ここに咲いてた 想い花  すき通る 水に透かせば 今でこそ 見える昔も 元には戻せず 指輪の跡も 消えて淋しく 首を振る ひとりしずかの 白い花ちあきなおみ星野哲郎船村徹前田俊明湖は 青い香炉よ たちのぼる 霧のなかから あなたの思いが こぼれて匂う そんな気がして 手にとれば ひとりしずかの 白い花  白樺の 幹にもたれて 草笛を 吹いてくれたね あなたのしぐさを 恋とも知らず 遠く別れた あのときも ここに咲いてた 想い花  すき通る 水に透かせば 今でこそ 見える昔も 元には戻せず 指輪の跡も 消えて淋しく 首を振る ひとりしずかの 白い花
片情あきらめて……来たはずなのに 燃え残る燃えつのる みれん蛍火 消したくて 消せなくて 雨の止り木  ひりひりと……乳房をはしる 淋しさを恋しさを 抱きよせれば 死にたいと ふと想う 夜の長さよ  ほつれ髪……手櫛でとけば 嘘つきなあのひとの 指のぬくもり 怨んでも 怨めない 愛がかなしい  泣かないで……わたしのこころ 忘れなきゃにくまなきゃ つらい縁を 涙ごと 流しこむ 酒のにがさよちあきなおみ吉田旺船村徹蔦将包あきらめて……来たはずなのに 燃え残る燃えつのる みれん蛍火 消したくて 消せなくて 雨の止り木  ひりひりと……乳房をはしる 淋しさを恋しさを 抱きよせれば 死にたいと ふと想う 夜の長さよ  ほつれ髪……手櫛でとけば 嘘つきなあのひとの 指のぬくもり 怨んでも 怨めない 愛がかなしい  泣かないで……わたしのこころ 忘れなきゃにくまなきゃ つらい縁を 涙ごと 流しこむ 酒のにがさよ
悲しみを拾って悲しみを拾って あなたが最後になるように 心が折れるほどに その手で…抱いて 耳元でつぶやいた 言葉はいつでも裏切るわ あなたの胸の中に わたしを住まわせて 愛されて 身も心も あなたの色に 染っても 悔いのない生き方が 出来ればいい 捨てないで 捨てないで 捨てないで この生命いらないから  泣き疲れて眠っても わたしをひとりにさせないで 心の約束より 触れてて…いたい 平凡な幸福は わたしに似合っていないけど あなたに逢えただけで 生きてた甲斐がある 愛されて 身も心も 想い出だけで 終わっても 悔いのない生き方が 出来ればいい そばにいて そばにいて そばにいて この生命いらないから  愛されて 身も心も あなたの色に 染っても 悔いのない生き方が 出来ればいい 捨てないで 捨てないで 捨てないで この生命いらないから 捨てないで 捨てないで 捨てないで この生命いらないからちあきなおみ荒木とよひさ浜圭介川口真悲しみを拾って あなたが最後になるように 心が折れるほどに その手で…抱いて 耳元でつぶやいた 言葉はいつでも裏切るわ あなたの胸の中に わたしを住まわせて 愛されて 身も心も あなたの色に 染っても 悔いのない生き方が 出来ればいい 捨てないで 捨てないで 捨てないで この生命いらないから  泣き疲れて眠っても わたしをひとりにさせないで 心の約束より 触れてて…いたい 平凡な幸福は わたしに似合っていないけど あなたに逢えただけで 生きてた甲斐がある 愛されて 身も心も 想い出だけで 終わっても 悔いのない生き方が 出来ればいい そばにいて そばにいて そばにいて この生命いらないから  愛されて 身も心も あなたの色に 染っても 悔いのない生き方が 出来ればいい 捨てないで 捨てないで 捨てないで この生命いらないから 捨てないで 捨てないで 捨てないで この生命いらないから
嘆歌(えれじい)あなた聴こえますか 港(ちまた)に流れる歌 あの頃あなたがかいた恋歌 誰も俺の歌の良さなどわからないと つかれた眸(め)をしてこの世を捨てたあなた 皮肉すぎます人の世なんて 人の世なんて 今頃あなたの遺(のこ)した歌が ひとり歩き はじめるなんて……  あなた聴こえますか あんなに夢見た日が そこまできたのにあなたがいないなんて 悲しすぎます人の世なんて 人の世なんて あなたは燃えつき恋歌だけが 日毎夜毎 燥(はしゃ)いでいます あなた聴こえますか 港(ちまた)に流れる歌 私の胸にはむなしくひびくばかり あなた聴こえますか……ちあきなおみ吉田旺曽根幸明倉田信雄あなた聴こえますか 港(ちまた)に流れる歌 あの頃あなたがかいた恋歌 誰も俺の歌の良さなどわからないと つかれた眸(め)をしてこの世を捨てたあなた 皮肉すぎます人の世なんて 人の世なんて 今頃あなたの遺(のこ)した歌が ひとり歩き はじめるなんて……  あなた聴こえますか あんなに夢見た日が そこまできたのにあなたがいないなんて 悲しすぎます人の世なんて 人の世なんて あなたは燃えつき恋歌だけが 日毎夜毎 燥(はしゃ)いでいます あなた聴こえますか 港(ちまた)に流れる歌 私の胸にはむなしくひびくばかり あなた聴こえますか……
プラットホームベルが鳴る… 発車のベルが 雪が舞う…さむいこころに 何かいってよ 黙ってると みじめになる 涙になる あやまらないで そんな眸をして あなただけの せいじゃないわ  「忘れない… あなたとのこと…」 忘れないで… 忘れてしまわないで!」  汽車が出る… あなたを乗せて 雪が飛ぶ… 流れる窓に なにか叫んだ あなたの目に 光るものが 見えたような あなたのあとを 追って行きたい 涙ちらし 雪が吹雪く 行かないで 行かないで 行かないでちあきなおみ吉田旺曽根幸明倉田信雄ベルが鳴る… 発車のベルが 雪が舞う…さむいこころに 何かいってよ 黙ってると みじめになる 涙になる あやまらないで そんな眸をして あなただけの せいじゃないわ  「忘れない… あなたとのこと…」 忘れないで… 忘れてしまわないで!」  汽車が出る… あなたを乗せて 雪が飛ぶ… 流れる窓に なにか叫んだ あなたの目に 光るものが 見えたような あなたのあとを 追って行きたい 涙ちらし 雪が吹雪く 行かないで 行かないで 行かないで
イマージュがらんどうな心には 何も溜らない ささやかな幸福も 覗いて行くだけ  焼けた空の色に染まり 鳥は何を見てる 恋の痛み覚えたなら 空の嘘さえわかる  描くものは イマージュ 終わりのない イマージュ はぐれた愛を数えて  描くものは イマージュ 終わりのない イマージュ  どんなに叫んでも 空は壊れない  夢の夢の端まで 歩いて行きたい 季節を運ぶ人を 訪ねてみたいの  咲かないような心の中 蝶は羽根を広げ 恋は夢を浮かべながら また朝に帰される  駆け寄るのは イマージュ 終わりのない イマージュ 移ろう春をほどいて  駆け寄るのは イマージュ 終わりのない イマージュ  両手を まるめて 夢を溜めてる  描くものは イマージュ 終わりのない イマージュ  両手を まるめて 夢を溜めてるちあきなおみ飛鳥涼飛鳥涼瀬尾一三がらんどうな心には 何も溜らない ささやかな幸福も 覗いて行くだけ  焼けた空の色に染まり 鳥は何を見てる 恋の痛み覚えたなら 空の嘘さえわかる  描くものは イマージュ 終わりのない イマージュ はぐれた愛を数えて  描くものは イマージュ 終わりのない イマージュ  どんなに叫んでも 空は壊れない  夢の夢の端まで 歩いて行きたい 季節を運ぶ人を 訪ねてみたいの  咲かないような心の中 蝶は羽根を広げ 恋は夢を浮かべながら また朝に帰される  駆け寄るのは イマージュ 終わりのない イマージュ 移ろう春をほどいて  駆け寄るのは イマージュ 終わりのない イマージュ  両手を まるめて 夢を溜めてる  描くものは イマージュ 終わりのない イマージュ  両手を まるめて 夢を溜めてる
冬隣PLATINA LYLICあなたの真似して お湯割りの 焼酎のんでは むせてます つよくもないのに やめろよと 叱りにおいでよ 来れるなら 地球の夜更けは 淋しいよ…… そこからわたしが 見えますか この世にわたしを 置いてった あなたを怨んで 呑んでます  写真のあなたは 若いまま きれいな笑顔が にくらしい あれからわたしは 冬隣 微笑むことさえ 忘れそう 地球の夜更けは せつないよ…… そこからわたしが 見えますか 見えたら今すぐ すぐにでも わたしを迎えに きてほしい  地球の夜更けは 淋しいよ…… そこからわたしが 見えますか この世にわたしを 置いてった あなたを怨んで 呑んでますPLATINA LYLICちあきなおみ吉田旺杉本眞人倉田信雄あなたの真似して お湯割りの 焼酎のんでは むせてます つよくもないのに やめろよと 叱りにおいでよ 来れるなら 地球の夜更けは 淋しいよ…… そこからわたしが 見えますか この世にわたしを 置いてった あなたを怨んで 呑んでます  写真のあなたは 若いまま きれいな笑顔が にくらしい あれからわたしは 冬隣 微笑むことさえ 忘れそう 地球の夜更けは せつないよ…… そこからわたしが 見えますか 見えたら今すぐ すぐにでも わたしを迎えに きてほしい  地球の夜更けは 淋しいよ…… そこからわたしが 見えますか この世にわたしを 置いてった あなたを怨んで 呑んでます
歳月河昔のままに お前を抱けば 白い花びら 散らすだろ 別れて流れた 春・夏・秋・冬 雁も通わぬ 歳月河に 愛を愛をかき消す 風が吹く  女は今の暮らしに 馴染み 可愛いがられりゃ それでいい 男はさすらい 春・夏・秋・冬 酒の河だよ 歳月河は 飲んで飲んで忘れる 事ばかり  襟元合わせ うつ向きながら 誰のものでも ないと泣く お前は命さ 春・夏・秋・冬 橋を探そう 歳月河に 愛の愛の名残りの 月が出る  ちあきなおみ新本創子船村徹南郷達也昔のままに お前を抱けば 白い花びら 散らすだろ 別れて流れた 春・夏・秋・冬 雁も通わぬ 歳月河に 愛を愛をかき消す 風が吹く  女は今の暮らしに 馴染み 可愛いがられりゃ それでいい 男はさすらい 春・夏・秋・冬 酒の河だよ 歳月河は 飲んで飲んで忘れる 事ばかり  襟元合わせ うつ向きながら 誰のものでも ないと泣く お前は命さ 春・夏・秋・冬 橋を探そう 歳月河に 愛の愛の名残りの 月が出る  
紅とんぼPLATINA LYLIC空(から)にしてって 酒も肴も 今日でおしまい 店仕舞 五年ありがとう 楽しかったわ いろいろお世話に なりました しんみり しないでよ…ケンさん 新宿駅裏 紅とんぼ 想い出してね…時々は  いいのいいから ツケは帳消し みつぐ相手もいないもの だけどみなさん 飽きもしないで よくよく通って くれました 唄ってよ 騒いでよ…しんちゃん 新宿駅裏 紅とんぼ 想い出してね…時々は  だからほんとよ 故里(くに)へ帰るの 誰も貰っちゃ くれないし みんなありがとう うれしかったわ あふれてきちゃった 想い出が 笑ってよ なかないで…チーちゃん 新宿駅裏 紅とんぼ 想い出してね…時々はPLATINA LYLICちあきなおみ吉田旺船村徹南郷達也空(から)にしてって 酒も肴も 今日でおしまい 店仕舞 五年ありがとう 楽しかったわ いろいろお世話に なりました しんみり しないでよ…ケンさん 新宿駅裏 紅とんぼ 想い出してね…時々は  いいのいいから ツケは帳消し みつぐ相手もいないもの だけどみなさん 飽きもしないで よくよく通って くれました 唄ってよ 騒いでよ…しんちゃん 新宿駅裏 紅とんぼ 想い出してね…時々は  だからほんとよ 故里(くに)へ帰るの 誰も貰っちゃ くれないし みんなありがとう うれしかったわ あふれてきちゃった 想い出が 笑ってよ なかないで…チーちゃん 新宿駅裏 紅とんぼ 想い出してね…時々は
ハンブルグにてハンブルグでも サンチャゴの街も 世界の港は 何処でも同じさ  Hello boy! You come with me? Amigo! Te quiero mucho! Liebling! Kom dort mit mir!  ハンブルグの港に 降りしきる雨は 疲れたはしけを 岸辺に運んだ 男は誰でも 愛にうえていた 私の心は 夢に満ちていた  ハンブルグでも サンチャゴの街も 世界の港は どこでも同じさ  ハンブルグの波止場で 一人の男が やさしい言葉で 私を泣かせた お前が好きだよ 倖せにするよ 何もかも捨てて 一緒においでよ  …………いい男(やつ)だった…………  ハンブルグの街では 私は今でも 舟乗り相手の しがない暮らしさ 悲しい時には いつも思い出す あれっきり逢えない あの人のことを  ハンブルグでも サンチャゴの街も  A dios, amigo... Nacher, Schalz... Aur'voir. p'tite gueule!... ...So long, boy...ちあきなおみClaude Delecluse & Michele Senlis-Marguerite Monnot・訳詞:永田文夫Claude Delecluse & Michele Senlis-Marguerite Monnotハンブルグでも サンチャゴの街も 世界の港は 何処でも同じさ  Hello boy! You come with me? Amigo! Te quiero mucho! Liebling! Kom dort mit mir!  ハンブルグの港に 降りしきる雨は 疲れたはしけを 岸辺に運んだ 男は誰でも 愛にうえていた 私の心は 夢に満ちていた  ハンブルグでも サンチャゴの街も 世界の港は どこでも同じさ  ハンブルグの波止場で 一人の男が やさしい言葉で 私を泣かせた お前が好きだよ 倖せにするよ 何もかも捨てて 一緒においでよ  …………いい男(やつ)だった…………  ハンブルグの街では 私は今でも 舟乗り相手の しがない暮らしさ 悲しい時には いつも思い出す あれっきり逢えない あの人のことを  ハンブルグでも サンチャゴの街も  A dios, amigo... Nacher, Schalz... Aur'voir. p'tite gueule!... ...So long, boy...
愛のために死す2本目の煙草に あなたは火をつける それを喫ったなら 行くのね ほんの少しの時間(とき) それはあなたの為? いいえ 私への優しさ? いいのよ 気をつかわなくても どうぞ お行きなさい あの女(ひと)の待つ処(ところ)へと 今夜かぎりだけど 特別な言葉は かけずに 送るわ あなたを  別離(わかれ)を美しく 飾り立てるほどに 若い心など 無いのよ あなたと暮らし出す 遠の昔にもう そんな幼さは 捨てたわ いいのよ 全て捨ててしまう だから 忘れた頃 電話かけたりしないでね 今夜一晩だけ 昨日(きのう)をそのままに 主人(あるじ)を失くした 愛さえ  いいのよ 何も残さないで だけど この心は 持ち去らないで出て行って 明日の今頃は きれいに忘れるわ きっと忘れるわ 忘れてみせるわ あなたをちあきなおみCharles Aznavour・訳詞:水谷啓二Charles Aznavour2本目の煙草に あなたは火をつける それを喫ったなら 行くのね ほんの少しの時間(とき) それはあなたの為? いいえ 私への優しさ? いいのよ 気をつかわなくても どうぞ お行きなさい あの女(ひと)の待つ処(ところ)へと 今夜かぎりだけど 特別な言葉は かけずに 送るわ あなたを  別離(わかれ)を美しく 飾り立てるほどに 若い心など 無いのよ あなたと暮らし出す 遠の昔にもう そんな幼さは 捨てたわ いいのよ 全て捨ててしまう だから 忘れた頃 電話かけたりしないでね 今夜一晩だけ 昨日(きのう)をそのままに 主人(あるじ)を失くした 愛さえ  いいのよ 何も残さないで だけど この心は 持ち去らないで出て行って 明日の今頃は きれいに忘れるわ きっと忘れるわ 忘れてみせるわ あなたを
ちあきの夢は夜ひらく恋の遊びの 夜が明けて 白い車は 消えたけど 消えぬ あなたの おもかげに 夢は夜ひらく  来ないあなたと 知りながら 二つコーヒー とりました 雨の夜更けの 喫茶店 夢は夜ひらく  髪を染めても ただうつろ 爪を染めても ただうつろ 夜の鏡に 涙ぐむ 夢は夜ひらく  愛を知らない 女より たとえ泣いても 悔んでも ひとを愛した 思い出に 夢は夜ひらく  きっとなれます しあわせに そんなカードの 占いの 嘘を信じて 待ちましょう 夢は夜ひらく 夢は夜ひらくちあきなおみ西沢爽曾根幸明田辺信一恋の遊びの 夜が明けて 白い車は 消えたけど 消えぬ あなたの おもかげに 夢は夜ひらく  来ないあなたと 知りながら 二つコーヒー とりました 雨の夜更けの 喫茶店 夢は夜ひらく  髪を染めても ただうつろ 爪を染めても ただうつろ 夜の鏡に 涙ぐむ 夢は夜ひらく  愛を知らない 女より たとえ泣いても 悔んでも ひとを愛した 思い出に 夢は夜ひらく  きっとなれます しあわせに そんなカードの 占いの 嘘を信じて 待ちましょう 夢は夜ひらく 夢は夜ひらく
アカシヤの雨がやむときアカシヤの雨に打たれて このまま死んでしまいたい 夜が明ける 日がのぼる 朝の光のその中で 冷たくなった私を見つけて あのひとは 涙を流してくれるでしょうか  アカシヤの雨に泣いてる 切ない胸はわかるまい 想い出の ペンダント 白い真珠のこの肌で 淋しく今日も暖めてるのに あのひとは 冷たい眼をして何処かへ消えた  アカシヤの雨がやむとき 青空さして鳩がとぶ むらさきの はねのいろ それはベンチの片隅で 冷たくなった私の脱けがら あのひとを 探して遙かに飛び立つ影よちあきなおみ水木かおる藤原秀行アカシヤの雨に打たれて このまま死んでしまいたい 夜が明ける 日がのぼる 朝の光のその中で 冷たくなった私を見つけて あのひとは 涙を流してくれるでしょうか  アカシヤの雨に泣いてる 切ない胸はわかるまい 想い出の ペンダント 白い真珠のこの肌で 淋しく今日も暖めてるのに あのひとは 冷たい眼をして何処かへ消えた  アカシヤの雨がやむとき 青空さして鳩がとぶ むらさきの はねのいろ それはベンチの片隅で 冷たくなった私の脱けがら あのひとを 探して遙かに飛び立つ影よ
星の流れに星の流れに 身を占って どこをねぐらの 今日の宿 すさむ心で 枯れはてた こんな女に 誰がした  煙草ふかして 口笛ふいて あてもない夜の さすらいに 人は見返る わが身は細る 町の灯影の わびしさよ こんな女に 誰がした  飢えて今ごろ 妹はどこに 一目逢いたい お母さん ルージュ哀しや 唇かめば 闇の夜風も 泣いて吹く こんな女に 誰がしたちあきなおみ清水みのる利根一郎高田弘星の流れに 身を占って どこをねぐらの 今日の宿 すさむ心で 枯れはてた こんな女に 誰がした  煙草ふかして 口笛ふいて あてもない夜の さすらいに 人は見返る わが身は細る 町の灯影の わびしさよ こんな女に 誰がした  飢えて今ごろ 妹はどこに 一目逢いたい お母さん ルージュ哀しや 唇かめば 闇の夜風も 泣いて吹く こんな女に 誰がした
カスバの女GOLD LYLIC涙じゃないのよ 浮気な雨に ちょっぴり この頬 ぬらしただけさ ここは地の果て アルジェリア どうせカスバの夜に咲く 酒場の女の うす情け  唄ってあげましょ わたしでよけりゃ セーヌのたそがれ まぶたの都 花はマロニエ シャンゼリゼ 赤い風車の 踊り子の 今更かえらぬ 身の上を  あなたもわたしも 買われた命 恋してみたとて 一夜の火花 明日はチュニスか モロッコか 泣いて手を振る うしろかげ 外人部隊の 白い服GOLD LYLICちあきなおみ大高ひさを久我山明高田弘涙じゃないのよ 浮気な雨に ちょっぴり この頬 ぬらしただけさ ここは地の果て アルジェリア どうせカスバの夜に咲く 酒場の女の うす情け  唄ってあげましょ わたしでよけりゃ セーヌのたそがれ まぶたの都 花はマロニエ シャンゼリゼ 赤い風車の 踊り子の 今更かえらぬ 身の上を  あなたもわたしも 買われた命 恋してみたとて 一夜の火花 明日はチュニスか モロッコか 泣いて手を振る うしろかげ 外人部隊の 白い服
愛の旅路を死ぬも生きるも あなたひとりと 恋に賭けたい 命ひとすじ 砂を噛むよに暮した 悲しい過去を いとしその手で 暖めてほしい だから待つの 愛の旅路を あなたとあなたと歩く  とげにさされて 傷に哭(な)いても なんで捨てよう 愛のこの夢 たとえ戯れの恋でも 信じていたい 抜けがらのあなたを 抱きしめてつよく いまはいいの 愛の旅路を あなたとあなたと歩く  暗い夜空に 星がまたたく 朝がくるまで 愛をともして いつかわたしの胸にも あなたが燃えて 星空あおいで 幸せを唄う 夢をみるの 愛の旅路を あなたとあなたと歩くちあきなおみ山口あかり藤本卓也森岡賢一郎死ぬも生きるも あなたひとりと 恋に賭けたい 命ひとすじ 砂を噛むよに暮した 悲しい過去を いとしその手で 暖めてほしい だから待つの 愛の旅路を あなたとあなたと歩く  とげにさされて 傷に哭(な)いても なんで捨てよう 愛のこの夢 たとえ戯れの恋でも 信じていたい 抜けがらのあなたを 抱きしめてつよく いまはいいの 愛の旅路を あなたとあなたと歩く  暗い夜空に 星がまたたく 朝がくるまで 愛をともして いつかわたしの胸にも あなたが燃えて 星空あおいで 幸せを唄う 夢をみるの 愛の旅路を あなたとあなたと歩く
花と蝶花が女か 男が蝶か 蝶のくちづけ うけながら 花が散るとき 蝶が死ぬ そんな恋する 女になりたい  花が咲くとき 蝶が飛ぶ 蝶が死ぬとき 花が散る 春を競って あでやかに どちらも どちらも 命を賭ける  花のいのちは 短いけれど 蝶のいのちも はかなくて 花が散るとき 蝶が死ぬ そんな恋する 二人になりたいちあきなおみ川内康範彩木雅夫森岡賢一郎花が女か 男が蝶か 蝶のくちづけ うけながら 花が散るとき 蝶が死ぬ そんな恋する 女になりたい  花が咲くとき 蝶が飛ぶ 蝶が死ぬとき 花が散る 春を競って あでやかに どちらも どちらも 命を賭ける  花のいのちは 短いけれど 蝶のいのちも はかなくて 花が散るとき 蝶が死ぬ そんな恋する 二人になりたい
逢わずに愛して涙枯れても 夢よ枯れるな 二度と咲かない 花だけど 夢の 夢のかけらを せめて せめてこころに あゝ永久に ちりばめ 逢わずに愛して いついつまでも  逢えば別れが つらくて泣ける 恋のねぐらは どこにある 鳥に 鳥になりたい そっと そっとこころで あゝ 紅の命を 逢わずに愛して いついつまでも  はなればなれの 運命におかれ 愛がなおさら つよくなる 何が 何があっても すがり すがり生きぬく あゝ 死にはしないわ 逢わずに愛して いついつまでもちあきなおみ川内康範彩木雅夫森岡賢一郎涙枯れても 夢よ枯れるな 二度と咲かない 花だけど 夢の 夢のかけらを せめて せめてこころに あゝ永久に ちりばめ 逢わずに愛して いついつまでも  逢えば別れが つらくて泣ける 恋のねぐらは どこにある 鳥に 鳥になりたい そっと そっとこころで あゝ 紅の命を 逢わずに愛して いついつまでも  はなればなれの 運命におかれ 愛がなおさら つよくなる 何が 何があっても すがり すがり生きぬく あゝ 死にはしないわ 逢わずに愛して いついつまでも
ゴンドラの唄いのち短し 恋せよ乙女 紅き唇 あせぬ間に 熱き血潮の 冷えぬ間に 明日の明日は 無いものを  いのち短し 恋せよ乙女 いざ手をとりて かの船に いざ燃ゆる頬を 君が頬に ここには誰も 来ぬものを  いのち短し 恋せよ乙女 黒髪の色 あせぬ間に 心の炎 消えぬ間に 今日はふたたび 来ぬものをちあきなおみ吉井勇中山晋平佐伯亮いのち短し 恋せよ乙女 紅き唇 あせぬ間に 熱き血潮の 冷えぬ間に 明日の明日は 無いものを  いのち短し 恋せよ乙女 いざ手をとりて かの船に いざ燃ゆる頬を 君が頬に ここには誰も 来ぬものを  いのち短し 恋せよ乙女 黒髪の色 あせぬ間に 心の炎 消えぬ間に 今日はふたたび 来ぬものを
北帰行窓は 夜露に濡れて 都 すでに遠のく 北へ帰る 旅人ひとり 涙 流れてやまず  夢は むなしく消えて 今日も 闇をさすろう 遠き想い はかなき希望(のぞみ) 恩愛(おんあい) 我を去りぬ  今は黙(もく)して行かん なにを 又語るべき さらば祖国 愛(いと)しき人よ 明日は いずこの町かちあきなおみ宇多博宇多博栗田俊夫窓は 夜露に濡れて 都 すでに遠のく 北へ帰る 旅人ひとり 涙 流れてやまず  夢は むなしく消えて 今日も 闇をさすろう 遠き想い はかなき希望(のぞみ) 恩愛(おんあい) 我を去りぬ  今は黙(もく)して行かん なにを 又語るべき さらば祖国 愛(いと)しき人よ 明日は いずこの町か
惜別の唄遠き別れに たえかねて この高殿に 登るかな 悲しむなかれ 我が友よ 旅の衣を ととのえよ  別れといえば 昔より この人の世の 常なるを 流るる水を 眺むれば 夢恥かしき 涙かな  君がさやけき 瞳(め)のいろも 君紅(くれない)の 唇も 君が緑の 黒髪も またいつか見ん この別れちあきなおみ島崎藤村藤江英輔栗田俊夫遠き別れに たえかねて この高殿に 登るかな 悲しむなかれ 我が友よ 旅の衣を ととのえよ  別れといえば 昔より この人の世の 常なるを 流るる水を 眺むれば 夢恥かしき 涙かな  君がさやけき 瞳(め)のいろも 君紅(くれない)の 唇も 君が緑の 黒髪も またいつか見ん この別れ
新宿情話新宿は 西口の 間口五尺の ぽん太の店が とうとうつぶれて 泣いてるヒロ子 三畳一間で よかったら ついておいでよ ぼくんちに  東京は 広いから 親も故郷も 知らない人が ヒロ子の他にも いっぱいいるさ 泣くのはいいけど 泣いたなら ぼくの笑顔が 見えなかろ  これからは どうなるの 赤いランプの 最終電車 しょんぼり見送る ヒロ子の涙 風呂敷包を 中にして つなぐ手と手に 霧がふるちあきなおみ猪又良船村徹船村徹新宿は 西口の 間口五尺の ぽん太の店が とうとうつぶれて 泣いてるヒロ子 三畳一間で よかったら ついておいでよ ぼくんちに  東京は 広いから 親も故郷も 知らない人が ヒロ子の他にも いっぱいいるさ 泣くのはいいけど 泣いたなら ぼくの笑顔が 見えなかろ  これからは どうなるの 赤いランプの 最終電車 しょんぼり見送る ヒロ子の涙 風呂敷包を 中にして つなぐ手と手に 霧がふる
柿の木坂の家春には 柿の花が咲き 秋には 柿の実が熟れる 柿の木坂は 駅まで三里 思いだすなァ ふる里のヨ 乗合バスの 悲しい別れ  春には 青いめじろ追い 秋には 赤いとんぼとり 柿の木坂で 遊んだ昔 懐しいなア しみじみとヨ こころに返る 幼い夢が  春くりゃ 偲ぶ馬の市 秋くりゃ 恋し村祭り 柿の木坂の あの娘の家よ 逢ってみたいなァ 今も尚ヨ 機織りながら 暮していてかちあきなおみ石本美由起船村徹船村徹春には 柿の花が咲き 秋には 柿の実が熟れる 柿の木坂は 駅まで三里 思いだすなァ ふる里のヨ 乗合バスの 悲しい別れ  春には 青いめじろ追い 秋には 赤いとんぼとり 柿の木坂で 遊んだ昔 懐しいなア しみじみとヨ こころに返る 幼い夢が  春くりゃ 偲ぶ馬の市 秋くりゃ 恋し村祭り 柿の木坂の あの娘の家よ 逢ってみたいなァ 今も尚ヨ 機織りながら 暮していてか
王将吹けば飛ぶよな 将棋の駒に 賭けた命を 笑わば笑え うまれ浪花の 八百八橋 月も知ってる 俺らの意気地  あの手この手の 思案を胸に やぶれ長屋で 今年も暮れた 愚痴も言わずに 女房の小春 つくる笑顔が いじらしい  明日は東京に 出て行くからは なにがなんでも 勝たねばならぬ 空に灯がつく 通天閣に おれの闘志が また燃えるちあきなおみ西條八十船村徹船村徹吹けば飛ぶよな 将棋の駒に 賭けた命を 笑わば笑え うまれ浪花の 八百八橋 月も知ってる 俺らの意気地  あの手この手の 思案を胸に やぶれ長屋で 今年も暮れた 愚痴も言わずに 女房の小春 つくる笑顔が いじらしい  明日は東京に 出て行くからは なにがなんでも 勝たねばならぬ 空に灯がつく 通天閣に おれの闘志が また燃える
別れの一本杉泣けた 泣けた こらえきれずに 泣けたっけ あの娘と別れた 哀しさに 山のかけすも 鳴いていた 一本杉の 石の地蔵さんのよ 村はずれ  遠い 遠い 想い出しても 遠い空 必ず東京へ ついたなら 便りおくれと 云った娘 りんごのような 赤い頬っぺたのよ あの泪  呼んで 呼んで そっと月夜にゃ 呼んでみた 嫁にもゆかずに この俺の 帰りひたすら 待っている あの娘はいくつ とうに二十はよ 過ぎたろにちあきなおみ高野公男船村徹船村徹泣けた 泣けた こらえきれずに 泣けたっけ あの娘と別れた 哀しさに 山のかけすも 鳴いていた 一本杉の 石の地蔵さんのよ 村はずれ  遠い 遠い 想い出しても 遠い空 必ず東京へ ついたなら 便りおくれと 云った娘 りんごのような 赤い頬っぺたのよ あの泪  呼んで 呼んで そっと月夜にゃ 呼んでみた 嫁にもゆかずに この俺の 帰りひたすら 待っている あの娘はいくつ とうに二十はよ 過ぎたろに
五番街のマリーへ五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街は古い町で 昔からの人が きっと住んでいると思う たずねてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが気がかり 五番街でうわさをきいて もしも嫁に行って 今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい  五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街で住んだ頃は 長い髪をしてた 可愛いマリー 今はどうかしらせてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが気がかり 五番街は近いけれど とても遠いところ 悪いけれどそんな思い 察してほしいちあきなおみ阿久悠都倉俊一高田弘五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街は古い町で 昔からの人が きっと住んでいると思う たずねてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが気がかり 五番街でうわさをきいて もしも嫁に行って 今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい  五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街で住んだ頃は 長い髪をしてた 可愛いマリー 今はどうかしらせてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが気がかり 五番街は近いけれど とても遠いところ 悪いけれどそんな思い 察してほしい
愛のくらしこの両手に 花をかかえて あの日あなたの部屋を たずねた 窓をあけた 日ざしの中で あなたは 笑って迎えた 手をつなぎ ほほ寄せて くり返す 愛のくらし 花は枯れて 冬がきても すてきな日々は 続いていた 愛をかたる 言葉よりも 吹き過ぎる風の中で 求めあう ぬくもりが 愛の変らぬしるし  人は幾度も 愛に出遇い 終りのない愛を 信じた ある日気がつく 愛の終りに 人は幾度も 泣いた 手をつなぎ ほほ寄せて くり返す 愛のくらし 花は咲いて 春がきても すてきな日々は 戻ってこない 愛をかたる 言葉よりも 風にこごえた この両手に あなたのからだの ぬくもりが 今も消えずに残るちあきなおみトミー・チルドレン・アルフレッド・ハウゼ・加藤登紀子トミー・チルドレン・アルフレッド・ハウゼ・加藤登紀子高田弘この両手に 花をかかえて あの日あなたの部屋を たずねた 窓をあけた 日ざしの中で あなたは 笑って迎えた 手をつなぎ ほほ寄せて くり返す 愛のくらし 花は枯れて 冬がきても すてきな日々は 続いていた 愛をかたる 言葉よりも 吹き過ぎる風の中で 求めあう ぬくもりが 愛の変らぬしるし  人は幾度も 愛に出遇い 終りのない愛を 信じた ある日気がつく 愛の終りに 人は幾度も 泣いた 手をつなぎ ほほ寄せて くり返す 愛のくらし 花は咲いて 春がきても すてきな日々は 戻ってこない 愛をかたる 言葉よりも 風にこごえた この両手に あなたのからだの ぬくもりが 今も消えずに残る
あなたのすべてを名前も知らない 貴方と私 だのに不思議ね 胸がときめく 恋はこうして 生まれるものなのね おしえて欲しい 貴方のすべてを 今宵一人で歌う 貴方への歌  初めて会った あの日から 私の心を はなれない これが本当の 恋というものかしら おしえて欲しい 貴方のすべてを 今宵一人で想う 貴方だけのこと  今度逢えるのは いつの日かしら あなたと会った この店で 明日も私は そっとあなたを待つの おしえて欲しい 貴方のすべてを 今宵一人で歌う 貴方への歌  貴方への愛 貴方への愛……ちあきなおみ佐々木勉佐々木勉川口真名前も知らない 貴方と私 だのに不思議ね 胸がときめく 恋はこうして 生まれるものなのね おしえて欲しい 貴方のすべてを 今宵一人で歌う 貴方への歌  初めて会った あの日から 私の心を はなれない これが本当の 恋というものかしら おしえて欲しい 貴方のすべてを 今宵一人で想う 貴方だけのこと  今度逢えるのは いつの日かしら あなたと会った この店で 明日も私は そっとあなたを待つの おしえて欲しい 貴方のすべてを 今宵一人で歌う 貴方への歌  貴方への愛 貴方への愛……
花吹雪明日あなたは 卒業してひとり 遠くの町へ 帰ってしまう 駅うらの小さな店 わたしもこの店をしめて 生まれた町へ 戻って行くわ 花吹雪が風に……風に踊る…… わたしのことなんか 忘れるのよ どうかそんな風に見ないで 笑い顔をみせて  いつかあなたに ぶたれたこの頬の きれいな痛み 大事にします この町に来てよかった いやなこともあったけれど あなたとのこと しあわせだった 花吹雪が風に……風に踊る…… わたしのことなんか 忘れるのよ そしていつも話してくれた 夢を追いかけてちあきなおみ吉田旺都倉俊一都倉俊一明日あなたは 卒業してひとり 遠くの町へ 帰ってしまう 駅うらの小さな店 わたしもこの店をしめて 生まれた町へ 戻って行くわ 花吹雪が風に……風に踊る…… わたしのことなんか 忘れるのよ どうかそんな風に見ないで 笑い顔をみせて  いつかあなたに ぶたれたこの頬の きれいな痛み 大事にします この町に来てよかった いやなこともあったけれど あなたとのこと しあわせだった 花吹雪が風に……風に踊る…… わたしのことなんか 忘れるのよ そしていつも話してくれた 夢を追いかけて
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
無駄な抵抗やめましょう嘘をついても だめなのね 下手なごまかし 効かないわ 無駄な抵抗 やめましょう あなたに身柄を 預けましょう そうよ あなたの勝ちよ 負けて私は 幸せよ 意地をはってた 今日までが 私はとっても 恥ずかしい  顔を伏せても もうおそい 何処へ逃げても つかまるわ 無駄な抵抗 やめましょう あなたに運命 任せましょう そうよ あなたのものよ 爪の先から 心まで あなたの自由に されるのが 私はほんとに 嬉しいの  どうぞあなたの すきに 恋の戦さの 捕虜だから 左目ひらいて 右とじて 私はひそかに 待っているちあきなおみなかにし礼鈴木淳小谷充嘘をついても だめなのね 下手なごまかし 効かないわ 無駄な抵抗 やめましょう あなたに身柄を 預けましょう そうよ あなたの勝ちよ 負けて私は 幸せよ 意地をはってた 今日までが 私はとっても 恥ずかしい  顔を伏せても もうおそい 何処へ逃げても つかまるわ 無駄な抵抗 やめましょう あなたに運命 任せましょう そうよ あなたのものよ 爪の先から 心まで あなたの自由に されるのが 私はほんとに 嬉しいの  どうぞあなたの すきに 恋の戦さの 捕虜だから 左目ひらいて 右とじて 私はひそかに 待っている
あまぐも雨雲がとんでゆくわと 女はつぶやいた 窓辺にもたれかかって もう不幸じゃないと 言いたかったのさ ふり向けない できれば少しほほえんで もっとよく あなたを見たかったのに ふり向けない あなたにだけは 見られたくない この涙を  男は引き寄せる くちびるあわせたい だけど そんな自分の ずるさに気づき おびえてしまった 立ちつくす やさしい言葉のひとつも かけるつもりでいたのに 立ちつくす 男はその胸に 言いようのない にがさだきしめて  女は愛にきずついた心 男は愛をきずつけた心 胸にだきしめ 悲しい雨雲は 風にちぎれて とんでゆくちあきなおみ河島英五河島英五ミッキー吉野雨雲がとんでゆくわと 女はつぶやいた 窓辺にもたれかかって もう不幸じゃないと 言いたかったのさ ふり向けない できれば少しほほえんで もっとよく あなたを見たかったのに ふり向けない あなたにだけは 見られたくない この涙を  男は引き寄せる くちびるあわせたい だけど そんな自分の ずるさに気づき おびえてしまった 立ちつくす やさしい言葉のひとつも かけるつもりでいたのに 立ちつくす 男はその胸に 言いようのない にがさだきしめて  女は愛にきずついた心 男は愛をきずつけた心 胸にだきしめ 悲しい雨雲は 風にちぎれて とんでゆく
夜へ急ぐ人GOLD LYLIC夜へ急ぐ人が居りゃ その肩 止める人も居る 黙って 過ぎる人が居りゃ 笑って 見てる人も居る かんかん照りの昼は怖い 正体あらわす夜も怖い 燃える恋程 脆(もろ)い恋 あたしの心の深い闇の中から おいで おいで おいでをする人 あんた誰  『ネオンの海に目を凝(こ)らしていたら 波間にうごめく影があった 小舟のように あっけないそれらの影は やがて哀しい女の群と重なり 無数の故郷(ふるさと)と言う 涙をはらんで 逝(い)った』  にぎやかな 夜の街角で かなわぬ夢の別れいくつ 勇気で終わる 恋もありゃ 臆病で始まる恋もある かんかん照りの昼は怖い 正体あらわす夜も怖い 燃える恋程 脆(もろ)い恋 あたしの心の深い闇の中から おいで おいで おいでをする人 あんた誰GOLD LYLICちあきなおみ友川かずき友川かずき宮川泰夜へ急ぐ人が居りゃ その肩 止める人も居る 黙って 過ぎる人が居りゃ 笑って 見てる人も居る かんかん照りの昼は怖い 正体あらわす夜も怖い 燃える恋程 脆(もろ)い恋 あたしの心の深い闇の中から おいで おいで おいでをする人 あんた誰  『ネオンの海に目を凝(こ)らしていたら 波間にうごめく影があった 小舟のように あっけないそれらの影は やがて哀しい女の群と重なり 無数の故郷(ふるさと)と言う 涙をはらんで 逝(い)った』  にぎやかな 夜の街角で かなわぬ夢の別れいくつ 勇気で終わる 恋もありゃ 臆病で始まる恋もある かんかん照りの昼は怖い 正体あらわす夜も怖い 燃える恋程 脆(もろ)い恋 あたしの心の深い闇の中から おいで おいで おいでをする人 あんた誰
ルージュ口をきくのが 上手(うま)くなりました どんな 酔いしれた人にでも 口をきくのが うまくなりました ルージュ ひくたびにわかります あの人追いかけて この町へ着いた頃は まだ ルージュは ただひとつ うす桜 あの人追いかけてくり返す人違い いつか泣き慣れて 口をきくのが 上手(うま)くなりました ルージュ ひくたびにわかります  つくり笑いが 上手(うま)くなりました 心 なじめない人にでも つくり笑いが うまくなりました ルージュ ひくたびにわかります 生まれた時から 渡り鳥も渡る気で 翼をつくろうことも しるまいに 気がつきゃ鏡も 忘れかけたうす桜 おかしな色と笑う つくり笑いが 上手(うま)くなりました ルージュ ひくたびにわかります 生まれた時から 渡り鳥も渡る気で 翼をつくろうことも しるまいに 気がつきゃ鏡も 忘れかけたうす桜 おかしな色と笑う 口をきくのが 上手(うま)くなりました ルージュ ひくたびにわかりますちあきなおみ中島みゆき中島みゆきチト河内口をきくのが 上手(うま)くなりました どんな 酔いしれた人にでも 口をきくのが うまくなりました ルージュ ひくたびにわかります あの人追いかけて この町へ着いた頃は まだ ルージュは ただひとつ うす桜 あの人追いかけてくり返す人違い いつか泣き慣れて 口をきくのが 上手(うま)くなりました ルージュ ひくたびにわかります  つくり笑いが 上手(うま)くなりました 心 なじめない人にでも つくり笑いが うまくなりました ルージュ ひくたびにわかります 生まれた時から 渡り鳥も渡る気で 翼をつくろうことも しるまいに 気がつきゃ鏡も 忘れかけたうす桜 おかしな色と笑う つくり笑いが 上手(うま)くなりました ルージュ ひくたびにわかります 生まれた時から 渡り鳥も渡る気で 翼をつくろうことも しるまいに 気がつきゃ鏡も 忘れかけたうす桜 おかしな色と笑う 口をきくのが 上手(うま)くなりました ルージュ ひくたびにわかります
喝采PLATINA LYLICいつものように幕が開き 恋の歌うたうわたしに 届いた報らせは 黒いふちどりがありました あれは三年前 止めるアナタ駅に残し 動き始めた汽車に ひとり飛び乗った ひなびた町の昼下がり 教会のまえにたたずみ 喪服のわたしは 祈る言葉さえ 失くしてた  つたがからまる白い壁 細いかげ長く落として ひとりのわたしは こぼす涙さえ忘れてた 暗い待合室 話すひともないわたしの 耳に私のうたが 通りすぎてゆく いつものように幕が開く 降りそそぐライトのその中 それでもわたしは 今日も恋の歌 うたってるPLATINA LYLICちあきなおみ吉田旺中村泰士高田弘いつものように幕が開き 恋の歌うたうわたしに 届いた報らせは 黒いふちどりがありました あれは三年前 止めるアナタ駅に残し 動き始めた汽車に ひとり飛び乗った ひなびた町の昼下がり 教会のまえにたたずみ 喪服のわたしは 祈る言葉さえ 失くしてた  つたがからまる白い壁 細いかげ長く落として ひとりのわたしは こぼす涙さえ忘れてた 暗い待合室 話すひともないわたしの 耳に私のうたが 通りすぎてゆく いつものように幕が開く 降りそそぐライトのその中 それでもわたしは 今日も恋の歌 うたってる
かなしい唇今夜もかわくの 悲しい唇 あなたを忘れぬ 悲しい唇 別れのキッスを 濡らした雨が ひとりぼっちの 窓に降る あゝ…… 私の愛はどこへいったの  今夜もかわくの 悲しい唇 あなた一人の 悲しい唇 雨より冷たい 涙の粒が カットグラスの 灯にもえる あゝ…… 私の夢はどこへいったの  今夜もかわくの 悲しい唇 あなたを求める 悲しい唇 こわれたライター ならしてみても 雨の音しか きこえない あゝ…… 私の夜はどこへいったのちあきなおみ丹古晴己鈴木淳竹村次郎今夜もかわくの 悲しい唇 あなたを忘れぬ 悲しい唇 別れのキッスを 濡らした雨が ひとりぼっちの 窓に降る あゝ…… 私の愛はどこへいったの  今夜もかわくの 悲しい唇 あなた一人の 悲しい唇 雨より冷たい 涙の粒が カットグラスの 灯にもえる あゝ…… 私の夢はどこへいったの  今夜もかわくの 悲しい唇 あなたを求める 悲しい唇 こわれたライター ならしてみても 雨の音しか きこえない あゝ…… 私の夜はどこへいったの
港が見える丘あなたと二人で 来た丘は 港が見える丘 色褪せた桜 唯一つ 淋しく 咲いていた 船の汽笛 咽(むせ)び泣けば チラリホラリと 花片(はなびら) あなたと私に 降りかかる 春の午後でした  あなたと別れた あの夜は 港が暗い夜 青白い灯り 唯一つ 桜を照らしてた 船の汽笛 消えて行けば チラリチラリと 花片 涙の雫で きらめいた 霧の夜でした  あなたを想うて 来る丘は 港がみえる丘 葉桜をソヨロ 訪ずねる 潮風 浜の風 船の汽笛 遠く聞いて ウツラトロリと 見る夢 あなたの口許 あの笑顔 遠い夢でした  遠い夢でしたちあきなおみ東辰三東辰三あなたと二人で 来た丘は 港が見える丘 色褪せた桜 唯一つ 淋しく 咲いていた 船の汽笛 咽(むせ)び泣けば チラリホラリと 花片(はなびら) あなたと私に 降りかかる 春の午後でした  あなたと別れた あの夜は 港が暗い夜 青白い灯り 唯一つ 桜を照らしてた 船の汽笛 消えて行けば チラリチラリと 花片 涙の雫で きらめいた 霧の夜でした  あなたを想うて 来る丘は 港がみえる丘 葉桜をソヨロ 訪ずねる 潮風 浜の風 船の汽笛 遠く聞いて ウツラトロリと 見る夢 あなたの口許 あの笑顔 遠い夢でした  遠い夢でした
かもめの街GOLD LYLICやっと店が終わって ほろ酔いで坂を下りる頃 白茶けたお天道が 浜辺を染め始めるのさ そんなやりきれなさは 夜眠る人にゃ分らないさ 波止場に出れば カモメがブイに2、3羽 一服しながら ぼんやり潮風に吹かれてみるのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 淋しかないか 帰る故郷があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ ドンブラコ  いろんな人が居たし いろんな人が居なくなった 泣いてくれるのは カモメと霧笛ばかり 一服しながら あれこれ取り止めなく懐かしむのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 風邪などひくな 絹の寝床があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ ドンブラコ カモメよ カモメよ あ~あ~GOLD LYLICちあきなおみちあき哲也杉本眞人倉田信雄やっと店が終わって ほろ酔いで坂を下りる頃 白茶けたお天道が 浜辺を染め始めるのさ そんなやりきれなさは 夜眠る人にゃ分らないさ 波止場に出れば カモメがブイに2、3羽 一服しながら ぼんやり潮風に吹かれてみるのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 淋しかないか 帰る故郷があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ ドンブラコ  いろんな人が居たし いろんな人が居なくなった 泣いてくれるのは カモメと霧笛ばかり 一服しながら あれこれ取り止めなく懐かしむのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 風邪などひくな 絹の寝床があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ ドンブラコ カモメよ カモメよ あ~あ~
雨に濡れた慕情GOLD LYLIC雨の降る夜は 何故か逢いたくて 濡れた舗道をひとり あてもなく歩く すきでわかれた あの人の 胸でもう一度 甘えてみたい 行きすぎる傘に あの人の影を 知らず知らずにさがす 雨の街角  ひえたくちびるが 想い出させるの 傘にかくした夜の 別れのくちづけ 今は涙も かれはてた 頬に黒髪 からみつくだけ ふりしきる雨に このまま抱かれて あゝ死んでしまいたい 落葉のように  すきでわかれた あの人の 胸でもう一度 甘えてみたい 行きすぎる傘に あの人の影を 知らず知らずにさがす 雨の街角 知らず知らずにさがす 雨の街角GOLD LYLICちあきなおみ吉田旺鈴木淳倉田信雄雨の降る夜は 何故か逢いたくて 濡れた舗道をひとり あてもなく歩く すきでわかれた あの人の 胸でもう一度 甘えてみたい 行きすぎる傘に あの人の影を 知らず知らずにさがす 雨の街角  ひえたくちびるが 想い出させるの 傘にかくした夜の 別れのくちづけ 今は涙も かれはてた 頬に黒髪 からみつくだけ ふりしきる雨に このまま抱かれて あゝ死んでしまいたい 落葉のように  すきでわかれた あの人の 胸でもう一度 甘えてみたい 行きすぎる傘に あの人の影を 知らず知らずにさがす 雨の街角 知らず知らずにさがす 雨の街角
ベッドで煙草を吸わないでベッドで煙草を 吸わないで 私を好きなら 火を消して 瞳をとじて やさしい夢を 甘いシャネルの ためいきが 今夜も貴方を まっているのよ ベッドで煙草を 吸わないでね  ベッドで煙草を 吸わないで ゆうべの約束 わすれたの こっちを向いて 愛の言葉を 髪をほどいた 首すじに なぜか煙が くすぐったいわ ベッドで煙草を 吸わないでね  こっちを向いて 愛の言葉を 髪をほどいた 首すじに なぜか煙が くすぐったいわ ベッドで煙草を 吸わないでねちあきなおみ岩谷時子いずみたく川口真ベッドで煙草を 吸わないで 私を好きなら 火を消して 瞳をとじて やさしい夢を 甘いシャネルの ためいきが 今夜も貴方を まっているのよ ベッドで煙草を 吸わないでね  ベッドで煙草を 吸わないで ゆうべの約束 わすれたの こっちを向いて 愛の言葉を 髪をほどいた 首すじに なぜか煙が くすぐったいわ ベッドで煙草を 吸わないでね  こっちを向いて 愛の言葉を 髪をほどいた 首すじに なぜか煙が くすぐったいわ ベッドで煙草を 吸わないでね
つめ二人暮らした アパートを 一人一人で 出て行くの すんだ事なの 今はもう とてもきれいな 夢なのよ 貴方でなくて できはしない すてきな夢を 持つことよ もう よしなさい 悪い癖 爪を噛むのは よくないわ  若かったのね お互いに あの頃のこと うそみたい もうしばらくは この道も 歩きたくない 何となく 私のことは 大丈夫よ そんな顔して どうしたの 直しなさいね 悪い癖 爪を噛むのは よくないわ 爪を噛むのは よくないわちあきなおみ平岡精二平岡精二川口真二人暮らした アパートを 一人一人で 出て行くの すんだ事なの 今はもう とてもきれいな 夢なのよ 貴方でなくて できはしない すてきな夢を 持つことよ もう よしなさい 悪い癖 爪を噛むのは よくないわ  若かったのね お互いに あの頃のこと うそみたい もうしばらくは この道も 歩きたくない 何となく 私のことは 大丈夫よ そんな顔して どうしたの 直しなさいね 悪い癖 爪を噛むのは よくないわ 爪を噛むのは よくないわ
酔いしれて恋に苦しみ 恋に泣いて 恋に狂った 私なのに  恋のせつなさ 恋の甘さが 今夜も私を 酔わせるの  忘れられるものなら こんなに飲みはしない 愛した私が悪い 熱い口づけに 酔いしれながら いつか眠った すぎし夜よ  忘れられるものなら こんなに飲みはしない 愛した私が悪い 熱い口づけに 酔いしれながら 何時か眠った すぎし夜よちあきなおみ音羽たかし高寄潤川口真恋に苦しみ 恋に泣いて 恋に狂った 私なのに  恋のせつなさ 恋の甘さが 今夜も私を 酔わせるの  忘れられるものなら こんなに飲みはしない 愛した私が悪い 熱い口づけに 酔いしれながら いつか眠った すぎし夜よ  忘れられるものなら こんなに飲みはしない 愛した私が悪い 熱い口づけに 酔いしれながら 何時か眠った すぎし夜よ
あいつゆうべあいつに聞いたけど あれから君は独りきり 悪かったのは僕だけど 君のためだとあきらめた だからあいつに言ったんだ もしも今でも僕だけを 想ってくれているならば 僕に教えてほしいんだ  どんなに君に逢いたくて 眠れぬ夜も幾度か 逢いに行けない今の僕 思い浮かべる君の顔 あいつもゆうべ言っていた 悪かったのはお前だと あいつに言ってもらいたい 僕を許すとそれだけを 僕を許すとそれだけをちあきなおみ平岡精二平岡精二川口真ゆうべあいつに聞いたけど あれから君は独りきり 悪かったのは僕だけど 君のためだとあきらめた だからあいつに言ったんだ もしも今でも僕だけを 想ってくれているならば 僕に教えてほしいんだ  どんなに君に逢いたくて 眠れぬ夜も幾度か 逢いに行けない今の僕 思い浮かべる君の顔 あいつもゆうべ言っていた 悪かったのはお前だと あいつに言ってもらいたい 僕を許すとそれだけを 僕を許すとそれだけを
暗い港のブルースいとしいひと あなたは今 名前さえ告げずに 海にかえるの 白い霧に 目かくしされ 遠い船の汽笛 ぼくは聴いてる かりそめの恋を 叫んだけれど あふれくる涙 涙 涙 切れたテープ 足にからめ あなたの影を追う 暗い港  さよならは 死ねというも同じ 枯れはてた涙 涙 涙 不幸色した ランプゆれて あなたを今日も待つ 暗い港ちあきなおみなかにし礼早川博二川口真いとしいひと あなたは今 名前さえ告げずに 海にかえるの 白い霧に 目かくしされ 遠い船の汽笛 ぼくは聴いてる かりそめの恋を 叫んだけれど あふれくる涙 涙 涙 切れたテープ 足にからめ あなたの影を追う 暗い港  さよならは 死ねというも同じ 枯れはてた涙 涙 涙 不幸色した ランプゆれて あなたを今日も待つ 暗い港
たばこのけむり「ちょっと火をかして頂けません?…… 有難う……」  煙草のけむりが紫色だった 恋を知った夜 その次の朝はけむりは青かった 私は泣いていた 煙草のけむりはやがて赤く映えた 暖炉の火のそばで はげしくふるえてあの人を求めた 私のくちびる  煙草のけむりが想い出をさそう 心の傷痕 色あせたけむり煙草の吸殻 私のなきがら むなしく求めるゆきずりの恋に 破れゆく夢 この世の片隅で小さな火が消えた 煙草の火が消えたちあきなおみ平岡精二平岡精二川口真「ちょっと火をかして頂けません?…… 有難う……」  煙草のけむりが紫色だった 恋を知った夜 その次の朝はけむりは青かった 私は泣いていた 煙草のけむりはやがて赤く映えた 暖炉の火のそばで はげしくふるえてあの人を求めた 私のくちびる  煙草のけむりが想い出をさそう 心の傷痕 色あせたけむり煙草の吸殻 私のなきがら むなしく求めるゆきずりの恋に 破れゆく夢 この世の片隅で小さな火が消えた 煙草の火が消えた
つかれたわけじゃないわつかれたわけじゃないわ わすれたわけじゃない これ以上できることは なんにもないの みんなあげたわ あなたにだけは 裸になれた わたしのこころ そむいたのはあなたね 傷ついたのは私 一人で散ってゆくわ 花びらみたい  つかれたわけじゃないわ わすれたわけじゃない これ以上できることは なんにもないの せめて最後の さよならだけは うそでつくった 想い出に言うの 貴方のせいじゃないわ わたしはだいじょうぶ 泣けるだけ 泣いてみるわ 振りむかないでちあきなおみどいあきら中村泰士川口真つかれたわけじゃないわ わすれたわけじゃない これ以上できることは なんにもないの みんなあげたわ あなたにだけは 裸になれた わたしのこころ そむいたのはあなたね 傷ついたのは私 一人で散ってゆくわ 花びらみたい  つかれたわけじゃないわ わすれたわけじゃない これ以上できることは なんにもないの せめて最後の さよならだけは うそでつくった 想い出に言うの 貴方のせいじゃないわ わたしはだいじょうぶ 泣けるだけ 泣いてみるわ 振りむかないで
芽生えてそしてあなたのまつ毛が ふるえて閉じて 涙のしずくが伝って落ちて 私に芽生えた あなたへの愛 芽生えてひ弱な愛の心を やさしくやさしく 育てる月日 やがては私を抱きしめる愛  その愛が 私を育てた愛が 今は私を苦しめ 悲しませるの あなたのまつ毛が ふるえて閉じて 涙のしずくが伝って落ちて それが終わりの あなたへの愛  その愛が 私を育てた愛が 今は私を苦しめ 悲しませるの あなたのまつ毛が ふるえて閉じて 涙のしずくが伝って落ちて それが終わりの あなたへの愛ちあきなおみ永六輔中村八大川口真あなたのまつ毛が ふるえて閉じて 涙のしずくが伝って落ちて 私に芽生えた あなたへの愛 芽生えてひ弱な愛の心を やさしくやさしく 育てる月日 やがては私を抱きしめる愛  その愛が 私を育てた愛が 今は私を苦しめ 悲しませるの あなたのまつ毛が ふるえて閉じて 涙のしずくが伝って落ちて それが終わりの あなたへの愛  その愛が 私を育てた愛が 今は私を苦しめ 悲しませるの あなたのまつ毛が ふるえて閉じて 涙のしずくが伝って落ちて それが終わりの あなたへの愛
知りたくないのあなたの過去など 知りたくないの 済んでしまったことは 仕方ないじゃないの あの人のことは 忘れてほしい たとえこの私が 聞いても言わないで あなたの愛が 真実(まこと)なら ただそれだけで うれしいの ああ 愛しているから 知りたくないの 早く昔の恋を 忘れてほしいのちあきなおみなかにし礼ドン・ロバートソン川口真あなたの過去など 知りたくないの 済んでしまったことは 仕方ないじゃないの あの人のことは 忘れてほしい たとえこの私が 聞いても言わないで あなたの愛が 真実(まこと)なら ただそれだけで うれしいの ああ 愛しているから 知りたくないの 早く昔の恋を 忘れてほしいの
愛のフィナーレ恋の終わりは 涙じゃないの それは思い出の 始まりなのよ 知っていました 別れはくると だからいいのよ いいわけなんか 誰にも負けずに 貴方を愛した 私なの 今ではひたすら 貴方の幸せ祈るだけ 恋は消えても 残る思い出 指でかぞえて 私は生きる 思えばはかなく短い月日の 恋でした くやんでないから 私は言えるのさよならを 愛の思い出 貴方はくれた ひとりぼっちの 私のためにちあきなおみなかにし礼宮川泰川口真恋の終わりは 涙じゃないの それは思い出の 始まりなのよ 知っていました 別れはくると だからいいのよ いいわけなんか 誰にも負けずに 貴方を愛した 私なの 今ではひたすら 貴方の幸せ祈るだけ 恋は消えても 残る思い出 指でかぞえて 私は生きる 思えばはかなく短い月日の 恋でした くやんでないから 私は言えるのさよならを 愛の思い出 貴方はくれた ひとりぼっちの 私のために
そっとおやすみ化粧のあとの 鏡のまえで いつもあなたの手をかりた 背中のボタンが止めにくい  ひとりぼっちの 部屋で 今はいない あなたにそっと そっと お休みなさい  もう陽にやけた 畳のにおい 白い襖も 傷ついた けんかの名残りも 悲しそう ひとりぼっちの 部屋で 今はいない あなたにそっと そっと おやすみなさい  別れの夜の 涙のしずく 星も流れて 散ってゆく 今夜のベッドも 冷たそう ひとりぼっちの 部屋で 今はいない あなたにそっと そっと おやすみなさい そっとそっと おやすみなさいちあきなおみクニ河内クニ河内川口真化粧のあとの 鏡のまえで いつもあなたの手をかりた 背中のボタンが止めにくい  ひとりぼっちの 部屋で 今はいない あなたにそっと そっと お休みなさい  もう陽にやけた 畳のにおい 白い襖も 傷ついた けんかの名残りも 悲しそう ひとりぼっちの 部屋で 今はいない あなたにそっと そっと おやすみなさい  別れの夜の 涙のしずく 星も流れて 散ってゆく 今夜のベッドも 冷たそう ひとりぼっちの 部屋で 今はいない あなたにそっと そっと おやすみなさい そっとそっと おやすみなさい
泣かせるぜ離さない もう離さない すがりつく あの娘の 長いまつげが 濡れている それ程までに 愛してくれる 初心(うぶ)なあの娘の 純情が ああ 俺を泣かせるぜ  貴方だけ ただ貴方だけ なにもかも 貴方に 云ってはじらう 白い顔 夜更けの星が 見つめていても 抱いてやりたい いじらしさ ああ 俺を泣かせるぜ  帰さない もう帰さない いつまでも このまま 胸に抱かれて いたいのに 無情の風が 別れの時刻(とき)を 告げるせつない 夜の道 ああ 俺を泣かせるぜちあきなおみ滝田順鶴岡雅義離さない もう離さない すがりつく あの娘の 長いまつげが 濡れている それ程までに 愛してくれる 初心(うぶ)なあの娘の 純情が ああ 俺を泣かせるぜ  貴方だけ ただ貴方だけ なにもかも 貴方に 云ってはじらう 白い顔 夜更けの星が 見つめていても 抱いてやりたい いじらしさ ああ 俺を泣かせるぜ  帰さない もう帰さない いつまでも このまま 胸に抱かれて いたいのに 無情の風が 別れの時刻(とき)を 告げるせつない 夜の道 ああ 俺を泣かせるぜ
帰れないんだよGOLD LYLICそりゃ死ぬほど 恋しくて とんで行きたい 俺だけど 秋田へ帰る 汽車賃が あれば一月 生きられる だからよだからよ 帰れないんだよ  こんな姿を 初恋の 君に見せたく ないんだよ 男の胸に だきしめた 夢が泣いてる 裏通り だからよだからよ 帰れないんだよ  今日も屋台の やきそばを 俺におごって くれた奴 あいつも楽じゃ なかろうに 友の情が 身にしみる だからよだからよ 帰れないんだよGOLD LYLICちあきなおみ星野哲郎臼井孝次そりゃ死ぬほど 恋しくて とんで行きたい 俺だけど 秋田へ帰る 汽車賃が あれば一月 生きられる だからよだからよ 帰れないんだよ  こんな姿を 初恋の 君に見せたく ないんだよ 男の胸に だきしめた 夢が泣いてる 裏通り だからよだからよ 帰れないんだよ  今日も屋台の やきそばを 俺におごって くれた奴 あいつも楽じゃ なかろうに 友の情が 身にしみる だからよだからよ 帰れないんだよ
やくざ若衆祭り唄これはお楽しみ 江戸は神田の 若い衆 喧嘩買おうか 目にもの見せようか 祭りなら着ておいで 派手な元禄 大たもと アーレーサー 花が散るような 神田明神 スチャラカチャン チャンチキおかめの 笛太鼓 花にもまれて エー山車(だし)が行く それ ワッショイワッショイ  チョイト待ちなせえ 粋でいなせな 若い衆 腕がみたけりゃ ずんと 抜いて見せようか みこしなら 肌ぬいで 向う鉢巻 紅だすき アー レー サー 酒が降るような 神田明神 スチャラカチャン チャンチキおかめの 笛太鼓 花にもまれて エー山車(だし)が行く それ ワッショイワッショイちあきなおみ米山正夫米山正夫これはお楽しみ 江戸は神田の 若い衆 喧嘩買おうか 目にもの見せようか 祭りなら着ておいで 派手な元禄 大たもと アーレーサー 花が散るような 神田明神 スチャラカチャン チャンチキおかめの 笛太鼓 花にもまれて エー山車(だし)が行く それ ワッショイワッショイ  チョイト待ちなせえ 粋でいなせな 若い衆 腕がみたけりゃ ずんと 抜いて見せようか みこしなら 肌ぬいで 向う鉢巻 紅だすき アー レー サー 酒が降るような 神田明神 スチャラカチャン チャンチキおかめの 笛太鼓 花にもまれて エー山車(だし)が行く それ ワッショイワッショイ
なみだ船なみだの 終りのひと滴 ゴムのかっぱに しみとおる どうせおいらは ヤン衆かもめ 泣くな怨むな 北海の 海に芽をふく 恋の花  クルクル 帆綱を巻きあげて 暁の千島を 忍び立ち あてにゃすまいぞ ヤン衆かもめ 舵であやつる 船のよに 女心は ままならぬ  惚れたら 遠慮はできまいが いやというなら ぜひもない 夢をみるなよ ヤン衆かもめ にしん枕に 北海の 月に哀しや なみだ船ちあきなおみ星野哲郎船村徹小杉仁三なみだの 終りのひと滴 ゴムのかっぱに しみとおる どうせおいらは ヤン衆かもめ 泣くな怨むな 北海の 海に芽をふく 恋の花  クルクル 帆綱を巻きあげて 暁の千島を 忍び立ち あてにゃすまいぞ ヤン衆かもめ 舵であやつる 船のよに 女心は ままならぬ  惚れたら 遠慮はできまいが いやというなら ぜひもない 夢をみるなよ ヤン衆かもめ にしん枕に 北海の 月に哀しや なみだ船
夜が笑ってる酒があたいに 惚れたのさ ふられたあたいに 惚れたのさ きらいさ きらいさ 酒なんて 大きらいさ 夜がクスクス 笑うから 飲めるふりして 飲んでるだけさ  愚痴があたいを 責めるのさ 昔の約束ァ どうするッてさ きらいさ きらいさ 愚痴なんて 消えちゃいな 夜がジロジロ 見てるから ちょっとしんみり してみただけさ  夢があたいに からむのさ まことの心を きかせろってさ きらいさ きらいさ 恋なんて まツぴらだ 夜がゲラゲラ 笑うから 口惜し涙が こぼれるだけさちあきなおみ星野哲郎船村徹田辺信一酒があたいに 惚れたのさ ふられたあたいに 惚れたのさ きらいさ きらいさ 酒なんて 大きらいさ 夜がクスクス 笑うから 飲めるふりして 飲んでるだけさ  愚痴があたいを 責めるのさ 昔の約束ァ どうするッてさ きらいさ きらいさ 愚痴なんて 消えちゃいな 夜がジロジロ 見てるから ちょっとしんみり してみただけさ  夢があたいに からむのさ まことの心を きかせろってさ きらいさ きらいさ 恋なんて まツぴらだ 夜がゲラゲラ 笑うから 口惜し涙が こぼれるだけさ
おんなの宿想い出に降る 雨もある 恋にぬれゆく 傘もあろ 伊豆の夜雨を 湯舟できけば 明日の別れが つらくなる  たとえひと汽車 おくれても すぐに別れは くるものを わざとおくらす 時計の針は おんなごころの かなしさよ  もえて火となれ 灰になれ 添えぬ恋なら さだめなら 浮いてさわいだ 夜の明け方は 箸を持つ手が 重くなるちあきなおみ星野哲郎船村徹船村徹想い出に降る 雨もある 恋にぬれゆく 傘もあろ 伊豆の夜雨を 湯舟できけば 明日の別れが つらくなる  たとえひと汽車 おくれても すぐに別れは くるものを わざとおくらす 時計の針は おんなごころの かなしさよ  もえて火となれ 灰になれ 添えぬ恋なら さだめなら 浮いてさわいだ 夜の明け方は 箸を持つ手が 重くなる
雨の夜あなたは帰る雨の夜に あなたは帰る そんな気がして ならないの すがりついたら 離さないわ 濡れたあなたの カルダンコート これもかなしい 夢かしら  雨の夜に あなたは帰る まるでなんでも ないように いいのあなたは だまってて すぐにいれるわ ブラックコーヒー ひとり芝居を するわたし  雨の夜に あなたは帰る いつも信じて 待ってるわ 泣いて甘えた 遠い日の 夜をおもえば また燃えてくる それがせつない しのび雨ちあきなおみ吉岡治船村徹田辺信一雨の夜に あなたは帰る そんな気がして ならないの すがりついたら 離さないわ 濡れたあなたの カルダンコート これもかなしい 夢かしら  雨の夜に あなたは帰る まるでなんでも ないように いいのあなたは だまってて すぐにいれるわ ブラックコーヒー ひとり芝居を するわたし  雨の夜に あなたは帰る いつも信じて 待ってるわ 泣いて甘えた 遠い日の 夜をおもえば また燃えてくる それがせつない しのび雨
あの娘が泣いてる波止場思い 出したんだとさ 逢いたく なったんだとさ いくらすれても 女はおんな 男心にゃ 分かるもんかと 沖の煙を 見ながら ああ あの娘が泣いてる 波止場  呼んで みたんだとさ 淋しく なったんだとさ どうせカーゴの マドロスさんは 一夜どまりの 旅の鴎と 遠い汽笛を しょんぼり ああ あの娘が聞いてる 波止場  なみだ 捨てたんだとさ 待つ気に なったんだとさ 海の鳥でも 月夜にゃきっと 飛んでくるだろ 夢ではるばる それを頼りに いつまで ああ あの娘がたたずむ 波止場ちあきなおみ高野公男船村徹小杉仁三思い 出したんだとさ 逢いたく なったんだとさ いくらすれても 女はおんな 男心にゃ 分かるもんかと 沖の煙を 見ながら ああ あの娘が泣いてる 波止場  呼んで みたんだとさ 淋しく なったんだとさ どうせカーゴの マドロスさんは 一夜どまりの 旅の鴎と 遠い汽笛を しょんぼり ああ あの娘が聞いてる 波止場  なみだ 捨てたんだとさ 待つ気に なったんだとさ 海の鳥でも 月夜にゃきっと 飛んでくるだろ 夢ではるばる それを頼りに いつまで ああ あの娘がたたずむ 波止場
わが恋春が来て 花が咲き 秋を実らぬ 恋の花 あ……変り行く 人の心か 水の面に うつる面影  秋が来て ゆるやかに 雲は流れて 変わる町 あ……想い出を 今日もしのびて 城跡の 丘にたたずむ  春が来て 秋が来て 今も変らぬ この心 あ……夢に見た 花のしあわせ ほろほろと むせぶわが恋ちあきなおみ浦辺清史船村徹船村徹春が来て 花が咲き 秋を実らぬ 恋の花 あ……変り行く 人の心か 水の面に うつる面影  秋が来て ゆるやかに 雲は流れて 変わる町 あ……想い出を 今日もしのびて 城跡の 丘にたたずむ  春が来て 秋が来て 今も変らぬ この心 あ……夢に見た 花のしあわせ ほろほろと むせぶわが恋
どうせ拾った恋だもの矢ッ張りあンたも おんなじ男 あたしはあたしで 生きてゆく 今更なにを 言ってるのさ 気まぐれ夜風に 誠なんかあるものか 捨てちゃえ 捨てちゃえ どうせひろった 恋だもの  飲もうと酔おうと あたしの勝手 余計なお世話だ よしとくれ 愚痴ってみても 仕方ないさ 女のこころを あんたなんか知るものか 捨てちゃえ 捨てちゃえ どうせひろった 恋だもの  笑っているのに 涙がにじむ 並木の夜星よ 見るじゃない 泣かなきゃすまぬ 年じゃないさ 気まぐれ男に 未練なンかあるものか 捨てちゃえ 捨てちゃえ どうせひろった 恋だものちあきなおみ野村俊夫船村徹小杉仁三矢ッ張りあンたも おんなじ男 あたしはあたしで 生きてゆく 今更なにを 言ってるのさ 気まぐれ夜風に 誠なんかあるものか 捨てちゃえ 捨てちゃえ どうせひろった 恋だもの  飲もうと酔おうと あたしの勝手 余計なお世話だ よしとくれ 愚痴ってみても 仕方ないさ 女のこころを あんたなんか知るものか 捨てちゃえ 捨てちゃえ どうせひろった 恋だもの  笑っているのに 涙がにじむ 並木の夜星よ 見るじゃない 泣かなきゃすまぬ 年じゃないさ 気まぐれ男に 未練なンかあるものか 捨てちゃえ 捨てちゃえ どうせひろった 恋だもの
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
志津子志津子と呼べば 霧が流れる 俺の心に からみつく 霧は志津子の 溜息か 俺はお前が 好きだった  志津子と呼べば 霧が流れる ヘッド・ライトの 束の間に 白いうなじが またうかぶ 消えておくれよ なにもかも  志津子と呼べば 霧が流れる 未練ごころに つまづいて 泣いた男が ここにいる きっとしあわせ なっとくれちあきなおみ吉岡治船村徹田辺信一志津子と呼べば 霧が流れる 俺の心に からみつく 霧は志津子の 溜息か 俺はお前が 好きだった  志津子と呼べば 霧が流れる ヘッド・ライトの 束の間に 白いうなじが またうかぶ 消えておくれよ なにもかも  志津子と呼べば 霧が流れる 未練ごころに つまづいて 泣いた男が ここにいる きっとしあわせ なっとくれ
夕笛故郷の蒼い月夜に 流れくる 笛の音きいて 君泣けば 私も泣いた 初恋の 夢のふるさと  おさげ髪 君は十三 春くれば 乙女椿を 君摘んで 浮かべた小川 思い出は 花の横顔  故郷へ いつの日帰る 屋敷町 古いあの町 月の夜を 流れる笛に 君泣くや 妻となりても ああ 花も恋も帰らず 流れゆく 君の夕笛ちあきなおみ西條八十船村徹粟田俊夫故郷の蒼い月夜に 流れくる 笛の音きいて 君泣けば 私も泣いた 初恋の 夢のふるさと  おさげ髪 君は十三 春くれば 乙女椿を 君摘んで 浮かべた小川 思い出は 花の横顔  故郷へ いつの日帰る 屋敷町 古いあの町 月の夜を 流れる笛に 君泣くや 妻となりても ああ 花も恋も帰らず 流れゆく 君の夕笛
汽笛のあなた汽笛がなるの ポーってなるの それであなたが イカリを巻くの 今度こそはと 思ったけれど けれどやっぱり 振り向かないで 涙ばかりを 置いてゆくの  みんながいうの 馬鹿だっていうの あんな男は ダメっていうの のめば殊更 くだまくけれど けれどその眼の 淋しさだけは 好きでなければ わからない  カモメが泣くの 辛いって泣くの それで波止場に 夜霧がふるの いつもだまして 出てゆくけれど けれどやっぱり 信じて待つわ あたしひとりの ひとだものちあきなおみ横井弘船村徹船村徹汽笛がなるの ポーってなるの それであなたが イカリを巻くの 今度こそはと 思ったけれど けれどやっぱり 振り向かないで 涙ばかりを 置いてゆくの  みんながいうの 馬鹿だっていうの あんな男は ダメっていうの のめば殊更 くだまくけれど けれどその眼の 淋しさだけは 好きでなければ わからない  カモメが泣くの 辛いって泣くの それで波止場に 夜霧がふるの いつもだまして 出てゆくけれど けれどやっぱり 信じて待つわ あたしひとりの ひとだもの
なみだの宿思い出の 思い出の 湯の町あかり 女ゆえ 女ゆえ 涙に濡れて さよならを さよならを 告げたあの夜  汽車がくる 汽車がくる 別れを連れて 海沿いの 海沿いの さびれた宿に 泣き虫の 泣き虫の 影がくずれる  いやだよと いやだよと 泣いてたあの娘 いやだって いやだって 行かなきゃならぬ 湯の町に 湯の町に 咲いた恋花  矢絣の 矢絣の 似合う細い娘 おまえには おまえには 母の田舎で 針仕事 針仕事 させておきたいちあきなおみ古木花江船村徹粟田俊夫思い出の 思い出の 湯の町あかり 女ゆえ 女ゆえ 涙に濡れて さよならを さよならを 告げたあの夜  汽車がくる 汽車がくる 別れを連れて 海沿いの 海沿いの さびれた宿に 泣き虫の 泣き虫の 影がくずれる  いやだよと いやだよと 泣いてたあの娘 いやだって いやだって 行かなきゃならぬ 湯の町に 湯の町に 咲いた恋花  矢絣の 矢絣の 似合う細い娘 おまえには おまえには 母の田舎で 針仕事 針仕事 させておきたい
悦楽のブルース泣いちゃ 泣いちゃ 泣いちゃ 泣いちゃいないわ カクテルの 青い 青い 青い 青い グラスが 目にうつる 甘い甘いと つい酔って さめりゃ心が ほろにがい  どうせ どうせ どうせ どうせ 男の 薄情け 知って 知って 知って 知って いながら 何故惚れた 惚れりゃ泣くのは 女だけ 憎みながらも また燃える  咲いて 咲いて 咲いて 咲いて みたとて 明日は散る 今夜 今夜 今夜 今夜 かぎりの 狂い花 せめて今夜は 悦楽の 酒にしみじみ 酔いたいの  あんた あんた あんた あんた かえる日 信じつつ 涙 涙 涙 涙 こらえて 今日もまつ すがる想いで 振りかえりゃ しのび泣くよな こぬか雨ちあきなおみ吉岡治船村徹粟田俊夫泣いちゃ 泣いちゃ 泣いちゃ 泣いちゃいないわ カクテルの 青い 青い 青い 青い グラスが 目にうつる 甘い甘いと つい酔って さめりゃ心が ほろにがい  どうせ どうせ どうせ どうせ 男の 薄情け 知って 知って 知って 知って いながら 何故惚れた 惚れりゃ泣くのは 女だけ 憎みながらも また燃える  咲いて 咲いて 咲いて 咲いて みたとて 明日は散る 今夜 今夜 今夜 今夜 かぎりの 狂い花 せめて今夜は 悦楽の 酒にしみじみ 酔いたいの  あんた あんた あんた あんた かえる日 信じつつ 涙 涙 涙 涙 こらえて 今日もまつ すがる想いで 振りかえりゃ しのび泣くよな こぬか雨
涙にぬれた窓雨のしずくを 手に受けて あの人の名を書く ガラス窓 ああ 日が暮れる 夜がくる 涙にぬれた あたしのあたしの心にも  波止場通りに ともる灯が いとしい面影 偲ばせる ああ 汽笛(ふえ)が鳴る 船が出る 場末の酒場に あたしをあたしを捨てといて  強い酒でも のんだなら 忘れてしまえる あの人か ああ 雨がふる 夢が散る うつろになった あたしのあたしのこの心ちあきなおみ野村俊夫船村徹船村徹雨のしずくを 手に受けて あの人の名を書く ガラス窓 ああ 日が暮れる 夜がくる 涙にぬれた あたしのあたしの心にも  波止場通りに ともる灯が いとしい面影 偲ばせる ああ 汽笛(ふえ)が鳴る 船が出る 場末の酒場に あたしをあたしを捨てといて  強い酒でも のんだなら 忘れてしまえる あの人か ああ 雨がふる 夢が散る うつろになった あたしのあたしのこの心
吹きだまりの女お客が忘れた 東京の マッチに頬ずり する女 誰にも甘える あの娘にも やっぱり悲しい 恋がある  嫌いな男を 好きになる さみしい町だよ 酒場だよ 風吹く夜更けの 波止場から こぼれて来た娘は 京なまり  びっしょり涙の 初恋を 赤毛の女が 捨てにくる さいはて酒場の ボックスは よく似た女の ふきだまりちあきなおみ早野哲郎船村徹船村徹お客が忘れた 東京の マッチに頬ずり する女 誰にも甘える あの娘にも やっぱり悲しい 恋がある  嫌いな男を 好きになる さみしい町だよ 酒場だよ 風吹く夜更けの 波止場から こぼれて来た娘は 京なまり  びっしょり涙の 初恋を 赤毛の女が 捨てにくる さいはて酒場の ボックスは よく似た女の ふきだまり
口紅えれじい生まれた星が 悪いのか すねてるあたしが 悪いのか いのちまでもと 溺れた恋も みんなみんな陽炎 水の泡沫  つくせるかぎり つくしても おんなのしあわせ なぜうすい 化粧おとした 目尻に二つ 取って取って捨てたい 泣きぼくろ  信じることの むなしさを 知らずにいた日が なつかしい 想いだすまい 昔のことは どうせどうせ夜空の 遠花火  淋しさだけで 抱かれても 心は通わぬ 仮の宿 なんでおんなに おんなになんか 生んで生んでくれたの お母さんちあきなおみ吉田旺浜圭介馬飼野俊一生まれた星が 悪いのか すねてるあたしが 悪いのか いのちまでもと 溺れた恋も みんなみんな陽炎 水の泡沫  つくせるかぎり つくしても おんなのしあわせ なぜうすい 化粧おとした 目尻に二つ 取って取って捨てたい 泣きぼくろ  信じることの むなしさを 知らずにいた日が なつかしい 想いだすまい 昔のことは どうせどうせ夜空の 遠花火  淋しさだけで 抱かれても 心は通わぬ 仮の宿 なんでおんなに おんなになんか 生んで生んでくれたの お母さん
女の旅お別れをいうため 泣きながら来ました 幸せに背を向け 愛を捨てるのです 愚かな道だと いわれるでしょうが 女でも旅に 出たいことがあるのです わかって下さい 私はひとり 傷つくために 歩きはじめます  ボロボロになるのも 考えた上です 生きている証が とても欲しいのです 悲しいやつだと いわれるでしょうが 女でも旅に 出たいことがあるのです 今日からこうして 私はひとり 傷つくために 歩きはじめますちあきなおみ阿久悠川口真川口真お別れをいうため 泣きながら来ました 幸せに背を向け 愛を捨てるのです 愚かな道だと いわれるでしょうが 女でも旅に 出たいことがあるのです わかって下さい 私はひとり 傷つくために 歩きはじめます  ボロボロになるのも 考えた上です 生きている証が とても欲しいのです 悲しいやつだと いわれるでしょうが 女でも旅に 出たいことがあるのです 今日からこうして 私はひとり 傷つくために 歩きはじめます
しゃれた生活あなたの嘘は 嘘で楽しいわ 今日も何度か笑ってしまったわ しゃれた人生は宝石にうもれ くらしてるようで 私は好きよ 愛してると口ぐせみたいに いうひとに抱かれてくらす しゃれた私の生活 ああ だけど本当を誰が知る 誰が知る  あなたのしゃれが通じなくなって 妙に本気になったら困るのよ 出来るものならば 昼顔のように はかなげに咲いてみたいと思う 愛してるとよそ見しながら いえたなら楽しいはずよ しゃれた私の生活 ああ だけど本当を誰が知る 誰が知るちあきなおみ阿久悠川口真川口真あなたの嘘は 嘘で楽しいわ 今日も何度か笑ってしまったわ しゃれた人生は宝石にうもれ くらしてるようで 私は好きよ 愛してると口ぐせみたいに いうひとに抱かれてくらす しゃれた私の生活 ああ だけど本当を誰が知る 誰が知る  あなたのしゃれが通じなくなって 妙に本気になったら困るのよ 出来るものならば 昼顔のように はかなげに咲いてみたいと思う 愛してるとよそ見しながら いえたなら楽しいはずよ しゃれた私の生活 ああ だけど本当を誰が知る 誰が知る
真夜中ム…… …… ム…… ……  通いなれた店の とまり木で独り 好きじゃない煙草くわえて 泣いてる どうかあれをかけて いつものあのうた ブルースに今はおぼれていたいのよ そう……彼とは一昨日 別れたわ あのひと今ごろ ハネムーンの汽車の中  今夜 店がはねて おひまならどうぞ 皆なして私の部屋で のみましょう 町中の花屋の くちなし買いしめ 葬うの終った恋のなきがらを そう……どうにか笑って 別れたわ あのひと今ごろ ハネムーンの汽車の中ちあきなおみ吉田旺都倉俊一都倉俊一ム…… …… ム…… ……  通いなれた店の とまり木で独り 好きじゃない煙草くわえて 泣いてる どうかあれをかけて いつものあのうた ブルースに今はおぼれていたいのよ そう……彼とは一昨日 別れたわ あのひと今ごろ ハネムーンの汽車の中  今夜 店がはねて おひまならどうぞ 皆なして私の部屋で のみましょう 町中の花屋の くちなし買いしめ 葬うの終った恋のなきがらを そう……どうにか笑って 別れたわ あのひと今ごろ ハネムーンの汽車の中
誘い水人が遠くに見える日は 酒に抱かれてみたくなる 嘘…… 呑めもしないのに…… ひとりですかと 聞かないで それを忘れに それを忘れに来たわたし  ふたり通ったこの店が 今は吐息のつきどころ 嘘…… 憂さの捨てどころ…… 見ないふりして ほしいのよ 溶けためばりの 溶けためばりの汚点のあと  雨がパラつく夜更け頃 生きているのもつらくなる 嘘…… 誰がこうさせた…… 淋しがり屋が 呑む酒は しょせんなみだの しょせんなみだのさそい水ちあきなおみ吉田旺浜圭介馬飼野俊一人が遠くに見える日は 酒に抱かれてみたくなる 嘘…… 呑めもしないのに…… ひとりですかと 聞かないで それを忘れに それを忘れに来たわたし  ふたり通ったこの店が 今は吐息のつきどころ 嘘…… 憂さの捨てどころ…… 見ないふりして ほしいのよ 溶けためばりの 溶けためばりの汚点のあと  雨がパラつく夜更け頃 生きているのもつらくなる 嘘…… 誰がこうさせた…… 淋しがり屋が 呑む酒は しょせんなみだの しょせんなみだのさそい水
雨の日ぐらしかもめが暗く啼いている そんなレコード買いました あなたのせいじゃないけれど お酒もつよくなりました なんだか死にたくなりそうで こんな雨の日はアパートに 帰れない帰れない! 朝までやってるスナックで ひとりゆらゆらのんでます  からだの芯が疼くよで 逃げて出ました映画館 無口なくせに喋るのは 酔ってるだけじゃないのです なんだか死にたくなりそうで こんな雨の日はアパートに 帰れない帰れない! ふるびてひしゃげた止り木で その日暮しの心です なんだか死にたくなりそうで こんな雨の日はアパートに 帰れない帰れない! 朝までやってるスナックで ひとりゆらゆらのんでますちあきなおみ吉岡治川口真高田弘かもめが暗く啼いている そんなレコード買いました あなたのせいじゃないけれど お酒もつよくなりました なんだか死にたくなりそうで こんな雨の日はアパートに 帰れない帰れない! 朝までやってるスナックで ひとりゆらゆらのんでます  からだの芯が疼くよで 逃げて出ました映画館 無口なくせに喋るのは 酔ってるだけじゃないのです なんだか死にたくなりそうで こんな雨の日はアパートに 帰れない帰れない! ふるびてひしゃげた止り木で その日暮しの心です なんだか死にたくなりそうで こんな雨の日はアパートに 帰れない帰れない! 朝までやってるスナックで ひとりゆらゆらのんでます
あいつと私電車通りよろめいたら 靴のかかとがとれた あなたと喧嘩して ひとり帰る道 さよならの ひらがな意味があるの 許してと あなたに読んでほしい 口惜しいわ 私駄目な女ね―― 柄じゃないけど 泪もろいの 手をかしてあなた  袋小路立ち停まれば 長い私の影を あなたと似ていない 人が踏んでゆく 愛してる のどまで言葉出ても 言えないの あなたの答恐い 口惜しいわ 私駄目な女ね―― 柄じゃないけど 心細いの 手をかしてあなたちあきなおみ千家和也中村泰士高田弘電車通りよろめいたら 靴のかかとがとれた あなたと喧嘩して ひとり帰る道 さよならの ひらがな意味があるの 許してと あなたに読んでほしい 口惜しいわ 私駄目な女ね―― 柄じゃないけど 泪もろいの 手をかしてあなた  袋小路立ち停まれば 長い私の影を あなたと似ていない 人が踏んでゆく 愛してる のどまで言葉出ても 言えないの あなたの答恐い 口惜しいわ 私駄目な女ね―― 柄じゃないけど 心細いの 手をかしてあなた
恋慕夜曲ひとりぼっちでのむ酒は 他人の情が欲しくなる 未練ごころぬぐって のむ酒は 流しギターが よく似合う あんな男となじっても なじるそばから恋しくて 褪せたルージュかみしめ のむ酒は 知らず知らずに 目が濡れる  のめるふりしてのむ酒は 持ったグラスが重くなる 背の人目気にして のむ酒は 砂をかむよな 味気なさ 二度と夢など見ないよと うそぶきながらせつなくて 無理に笑顔つくって のむ酒は 落ちる雫で 薄れがち  恋にはぐれてのむ酒は 逢えぬつらさがまたつのる 酒に酒におぼれていなければ 冷たすぎます世の中はちあきなおみ吉田旺浜圭介馬飼野俊一ひとりぼっちでのむ酒は 他人の情が欲しくなる 未練ごころぬぐって のむ酒は 流しギターが よく似合う あんな男となじっても なじるそばから恋しくて 褪せたルージュかみしめ のむ酒は 知らず知らずに 目が濡れる  のめるふりしてのむ酒は 持ったグラスが重くなる 背の人目気にして のむ酒は 砂をかむよな 味気なさ 二度と夢など見ないよと うそぶきながらせつなくて 無理に笑顔つくって のむ酒は 落ちる雫で 薄れがち  恋にはぐれてのむ酒は 逢えぬつらさがまたつのる 酒に酒におぼれていなければ 冷たすぎます世の中は
恋挽歌弥生 夜桜 紅させど ふたりの春は かくれんぼ 背中あわせの 春ならば 背中あわせの 春ならば せめて咲かそか 水中花  広い世間を せまくして 袂ぬらすも 恋のため ふたりいてさえ うら悲し ふたりいてさえ うら悲し 暗い都の 夜半の雨  たどる恋路に 吹く風は 憂き世木枯し うす情け いっそふたりで あの世へと いっそふたりで あの世へと 堕ちてゆこうか 恋挽歌ちあきなおみ吉田旺浜圭介馬飼野俊一弥生 夜桜 紅させど ふたりの春は かくれんぼ 背中あわせの 春ならば 背中あわせの 春ならば せめて咲かそか 水中花  広い世間を せまくして 袂ぬらすも 恋のため ふたりいてさえ うら悲し ふたりいてさえ うら悲し 暗い都の 夜半の雨  たどる恋路に 吹く風は 憂き世木枯し うす情け いっそふたりで あの世へと いっそふたりで あの世へと 堕ちてゆこうか 恋挽歌
女どうし淋しくないとか 男のように あの娘はローゼの ワインをついだ わたしはわたしで ベッドの上に からだを投げだし 泣き真似をした おんな同士の おどけた芝居 いつかほんとに 悲しくなって ばかねばかなの 忘れたはずの あなたを想って 泣くなんて  ほろ酔いきぶんで 帰ってみると 旅でもするわと あの娘の手紙 オニオン・スープを あたためなおし 裏切り者めと ため息ついた おんな同士の 気ままな暮らし いまはとっても 気に入ってるの いいのいいのよ 明日のことは わかっちゃいないわ わたしにも  おんな同士の 気ままな暮らし 心細くて 気に入ってるの そうよそうなの そのうち慣れて 笑ってあなたに 逢えるでしょうちあきなおみ吉岡治川口真竜崎孝路淋しくないとか 男のように あの娘はローゼの ワインをついだ わたしはわたしで ベッドの上に からだを投げだし 泣き真似をした おんな同士の おどけた芝居 いつかほんとに 悲しくなって ばかねばかなの 忘れたはずの あなたを想って 泣くなんて  ほろ酔いきぶんで 帰ってみると 旅でもするわと あの娘の手紙 オニオン・スープを あたためなおし 裏切り者めと ため息ついた おんな同士の 気ままな暮らし いまはとっても 気に入ってるの いいのいいのよ 明日のことは わかっちゃいないわ わたしにも  おんな同士の 気ままな暮らし 心細くて 気に入ってるの そうよそうなの そのうち慣れて 笑ってあなたに 逢えるでしょう
二年前の秋とても恥ずかしいの 誰にも黙っててね あの人を忘れかね 私はまだひとりきり 今は楽しそうに 暮らしているようだと 私の名前でたら よろしく伝えて あ……狭い部屋に友達あつめ 祝ってもらった 二年前の秋が 遠いゆめになった とてもかなしいわ  ひとつだけおしえて 二人が居たアパート こわされずあるかしら 一度みに行きたいけど きっともどることもないでしょう あの町には 心のくもりいつかぬぐえる時まで あ……一つのリンゴ分けて食べた ささいな倖せ ふっと想い出すの ばかね今になって とてもかなしいわちあきなおみ吉田旺中村泰士高田弘とても恥ずかしいの 誰にも黙っててね あの人を忘れかね 私はまだひとりきり 今は楽しそうに 暮らしているようだと 私の名前でたら よろしく伝えて あ……狭い部屋に友達あつめ 祝ってもらった 二年前の秋が 遠いゆめになった とてもかなしいわ  ひとつだけおしえて 二人が居たアパート こわされずあるかしら 一度みに行きたいけど きっともどることもないでしょう あの町には 心のくもりいつかぬぐえる時まで あ……一つのリンゴ分けて食べた ささいな倖せ ふっと想い出すの ばかね今になって とてもかなしいわ
雨の日にきた別離女物の傘さして 濡れて部屋を出るあなた 口もつけずに残した ワイングラスを手のひらに 愛のために私は ひとり乾杯するわ―― あなたは大人でありすぎていた 私を子供のまんまでおいた なおさら辛い よけいに辛い こんな形の別離  雨に瞳さえぎらせ 姿かすませるあなた うすい匂いのしみつく 洗いざらしのハンカチで 愛のあとに私は ひとりお化粧落とす―― あなたは大人でありすぎていた 私を子供のまんまでおいた なおさら辛い よけいに辛い こんな形の別離ちあきなおみ千家和也中村泰士高田弘女物の傘さして 濡れて部屋を出るあなた 口もつけずに残した ワイングラスを手のひらに 愛のために私は ひとり乾杯するわ―― あなたは大人でありすぎていた 私を子供のまんまでおいた なおさら辛い よけいに辛い こんな形の別離  雨に瞳さえぎらせ 姿かすませるあなた うすい匂いのしみつく 洗いざらしのハンカチで 愛のあとに私は ひとりお化粧落とす―― あなたは大人でありすぎていた 私を子供のまんまでおいた なおさら辛い よけいに辛い こんな形の別離
私をもう一度離しはしないと 背中を抱いた 貴方の右手は 今じゃ他人のもの 淋しがりやを 直してくれず 弱い女に 育てておいて 何故すてる 何故すてる 意地悪は やめて 貴方はそんな人じゃないはずね 私をもう一度 燃えさせて  嬉し涙の まつげを拭いた 貴方のその胸 今じゃ他人のもの 待つことだけを 教えておいて 好きな通りに 仕上げておいて 何故すてる 何故すてる たわむれは やめて 貴方はそんな人じゃないはずね 私をもう一度 見なおして  はかない夢を 見させておいて 女の望み もたせたまゝで 何故すてる 何故すてる 泣かすのは やめて 貴方はそんな人じゃないはずね 私をもう一度 抱きしめてちあきなおみなかにし礼鈴木淳離しはしないと 背中を抱いた 貴方の右手は 今じゃ他人のもの 淋しがりやを 直してくれず 弱い女に 育てておいて 何故すてる 何故すてる 意地悪は やめて 貴方はそんな人じゃないはずね 私をもう一度 燃えさせて  嬉し涙の まつげを拭いた 貴方のその胸 今じゃ他人のもの 待つことだけを 教えておいて 好きな通りに 仕上げておいて 何故すてる 何故すてる たわむれは やめて 貴方はそんな人じゃないはずね 私をもう一度 見なおして  はかない夢を 見させておいて 女の望み もたせたまゝで 何故すてる 何故すてる 泣かすのは やめて 貴方はそんな人じゃないはずね 私をもう一度 抱きしめて
モア・モア・ラヴモアモア ためらわないで おしゃれな恋で わたしのくちびる ぬすんで下さい わたしが貴方になるまで どうぞわたしを ささやきで つつんで下さい  モアモア ためらわないで おしゃれな嘘で わたしの涙を ぬすんで下さい 貴方がわたしになるまで どうぞ背中に 好だって おしえて下さい  モアモア ためらわないで おしゃれな夜に わたしの秘密を ぬすんで下さい この世が二人になるまで どうぞわたしを 幸福で 泣かせて下さいちあきなおみ吉田央鈴木淳森岡賢一郎モアモア ためらわないで おしゃれな恋で わたしのくちびる ぬすんで下さい わたしが貴方になるまで どうぞわたしを ささやきで つつんで下さい  モアモア ためらわないで おしゃれな嘘で わたしの涙を ぬすんで下さい 貴方がわたしになるまで どうぞ背中に 好だって おしえて下さい  モアモア ためらわないで おしゃれな夜に わたしの秘密を ぬすんで下さい この世が二人になるまで どうぞわたしを 幸福で 泣かせて下さい
しのび逢う恋あの日の偶然が 彼とめぐり逢い 愛しあう今は 人目避けてしのび逢う 恋のはじめは 悩み 恋の終わりは 涙 だけど二人の心は 激しく燃えて求めあい いつまでも離れずに 愛しあいしのび逢う  あの夜のくちづけが 二人を結びあい 今宵また深く 愛を誓いしのび逢う 恋の掟は 秘密 恋の運命は 別れ だけど二人の心は 別れられずに 求めあい 幸せの夢を見て いくたびもしのび逢う  恋の掟は 秘密 恋の運命は 別れ だけど二人の心は 別れられずに 求めあい 幸せの夢を見て いくたびもしのび逢うちあきなおみ白鳥朝詠浜口庫之助小杉仁三あの日の偶然が 彼とめぐり逢い 愛しあう今は 人目避けてしのび逢う 恋のはじめは 悩み 恋の終わりは 涙 だけど二人の心は 激しく燃えて求めあい いつまでも離れずに 愛しあいしのび逢う  あの夜のくちづけが 二人を結びあい 今宵また深く 愛を誓いしのび逢う 恋の掟は 秘密 恋の運命は 別れ だけど二人の心は 別れられずに 求めあい 幸せの夢を見て いくたびもしのび逢う  恋の掟は 秘密 恋の運命は 別れ だけど二人の心は 別れられずに 求めあい 幸せの夢を見て いくたびもしのび逢う
今日で終ってさよならが終ったら うらむのはやめましょう そんな寒いことしたくないしたくない いい人はいい人よどうなって別れても 愛されたあの頃のあなたがほんとなのよ やせがまんしなくても しあわせが祈れそう 二度とこんな恋しないでねしないでね しないでね  さよならが終ったら 何もかも捨てましょう いやなことならばなおのことなおのこと いい人はいい人よどうなって別れても 愛されたあの頃のあなたがほんとなのよ 男なら似たあなた 女なら似た私 いつかそんな人見つけそう見つけそう 見つけそうちあきなおみ阿久悠彩木雅夫小杉仁三さよならが終ったら うらむのはやめましょう そんな寒いことしたくないしたくない いい人はいい人よどうなって別れても 愛されたあの頃のあなたがほんとなのよ やせがまんしなくても しあわせが祈れそう 二度とこんな恋しないでねしないでね しないでね  さよならが終ったら 何もかも捨てましょう いやなことならばなおのことなおのこと いい人はいい人よどうなって別れても 愛されたあの頃のあなたがほんとなのよ 男なら似たあなた 女なら似た私 いつかそんな人見つけそう見つけそう 見つけそう
恋した女恋した女が 悪いと言うのなら 抱いたあなたは どうなるの うらみじゃないけど 教えてほしい あれはあなたにとっては ささいな気まぐれ 今は遠い昔の話 消えそうな想い出なのね どうにもならない 想いを抱きしめて ひとり泣いてる 女なの 明日まで生きてる 値打ちもないわ  恋した女が ためいきつく時に 消えたあなたは どうするの 未練じゃないけど 教えてほしい しゃれた言葉を並べて 誰かを抱きしめ 罪な恋のある夜の秘密 気軽に重ねているの 窓辺にもたれて せつなくあきらめて 飲めぬお酒を飲んでいる 明日まで生きてる 値打ちもないわちあきなおみ阿久悠彩木雅夫小杉仁三恋した女が 悪いと言うのなら 抱いたあなたは どうなるの うらみじゃないけど 教えてほしい あれはあなたにとっては ささいな気まぐれ 今は遠い昔の話 消えそうな想い出なのね どうにもならない 想いを抱きしめて ひとり泣いてる 女なの 明日まで生きてる 値打ちもないわ  恋した女が ためいきつく時に 消えたあなたは どうするの 未練じゃないけど 教えてほしい しゃれた言葉を並べて 誰かを抱きしめ 罪な恋のある夜の秘密 気軽に重ねているの 窓辺にもたれて せつなくあきらめて 飲めぬお酒を飲んでいる 明日まで生きてる 値打ちもないわ
禁じられた恋の島約束の時間に 紙のフクロぶらさげ 桟橋にきたけど あなたはまだこない 潮騒を遠ざけ ドラが鳴るわ出船の この旅に私は かけてきたのいのちも もう…もどれないわ あ…あの町には いまさらナミダつれて ナミダつれて もう…もどれないわ あ…あの家には 手紙を残してきたから 残してきたから  霧のような小雨に さむいこころぬらして こないわけ知ったの 来月結婚するのね 電話さえできない 禁じられたしあわせ どうしろというの ここまできた私に もう…もどれないわ あ…あの町には いまさらこんな気持ちで こんな気持ちで もう…もどれないわ あ…あの家には みんなに背いてきたから 背いてきたからちあきなおみ吉田旺中村泰士馬飼野俊一約束の時間に 紙のフクロぶらさげ 桟橋にきたけど あなたはまだこない 潮騒を遠ざけ ドラが鳴るわ出船の この旅に私は かけてきたのいのちも もう…もどれないわ あ…あの町には いまさらナミダつれて ナミダつれて もう…もどれないわ あ…あの家には 手紙を残してきたから 残してきたから  霧のような小雨に さむいこころぬらして こないわけ知ったの 来月結婚するのね 電話さえできない 禁じられたしあわせ どうしろというの ここまできた私に もう…もどれないわ あ…あの町には いまさらこんな気持ちで こんな気持ちで もう…もどれないわ あ…あの家には みんなに背いてきたから 背いてきたから
夜は誰にもあげないで夜は誰にも あげないで あなたの腕を どうぞ私に 昨日より今日 今日よりあした 深まる想いが 私こわいの 夜は誰にも あげないで あなたの夜を どうぞ私に  夜は誰にも あげないで 私の髪を どうぞあなたに 昨日より今日 今日よりあした もとめるこころが とてもこわいの 夜は誰にも あげないで 私の夜を どうぞあなたに 私の夜を どうぞあなたにちあきなおみ吉田央鈴木淳川口真夜は誰にも あげないで あなたの腕を どうぞ私に 昨日より今日 今日よりあした 深まる想いが 私こわいの 夜は誰にも あげないで あなたの夜を どうぞ私に  夜は誰にも あげないで 私の髪を どうぞあなたに 昨日より今日 今日よりあした もとめるこころが とてもこわいの 夜は誰にも あげないで 私の夜を どうぞあなたに 私の夜を どうぞあなたに
想い出なんて欲しくないある日突然 あなたを知って 何も知らずに 恋によったの ある日突然 愛が消えたの だから一人で 旅に出たのよ あの日の愛は 嘘ではないわ 誰も信じて くれないけれど 思い出なんて 欲しくないから だから一人で 旅に出たの  ある日突然 あなたに会って 通りすがりの 他人を感じ ある日突然 死にたくなって だから一人で 旅に出たのよ 何も告げずに 何も残さず めぐり会う日が 死んでも来ないように 思い出なんて 欲しくないから だから一人で 旅に出たの  愛のよろこび 愛のむなしさ すべてを何処かへ 捨てゝしまいたい 思い出なんて 欲しくないから だから一人で 旅に出たのちあきなおみ悠木圭子鈴木淳小谷充ある日突然 あなたを知って 何も知らずに 恋によったの ある日突然 愛が消えたの だから一人で 旅に出たのよ あの日の愛は 嘘ではないわ 誰も信じて くれないけれど 思い出なんて 欲しくないから だから一人で 旅に出たの  ある日突然 あなたに会って 通りすがりの 他人を感じ ある日突然 死にたくなって だから一人で 旅に出たのよ 何も告げずに 何も残さず めぐり会う日が 死んでも来ないように 思い出なんて 欲しくないから だから一人で 旅に出たの  愛のよろこび 愛のむなしさ すべてを何処かへ 捨てゝしまいたい 思い出なんて 欲しくないから だから一人で 旅に出たの
変身あなたにくちづけ されたくて わたしは花に なりました あなたに甘えて みたくって わたしは仔猫に なりました だからいつでも だからいつでも わたしをやさしく 愛してね わたしのほかには どなたへも あなたの愛を あげないで 姿を変えても 恋をする わたしを愛して くださいね  あなたの心が ほしくって わたしは涙に なりました あなたに抱かれて いたくって わたしは人形に なりました だからいつでも だからいつでも わたしをやさしく 愛してね わたしのほかには どなたへも あなたの愛を あげないで 姿を変えても つくします わたしを愛して くださいね  だからいつでも だからいつでも わたしをやさしく 愛してね あなたのためなら なんにでも 姿をかえます このわたし 恋する女の まごころを お願いわかって くださいねちあきなおみ白鳥朝詠鈴木淳船木謙一あなたにくちづけ されたくて わたしは花に なりました あなたに甘えて みたくって わたしは仔猫に なりました だからいつでも だからいつでも わたしをやさしく 愛してね わたしのほかには どなたへも あなたの愛を あげないで 姿を変えても 恋をする わたしを愛して くださいね  あなたの心が ほしくって わたしは涙に なりました あなたに抱かれて いたくって わたしは人形に なりました だからいつでも だからいつでも わたしをやさしく 愛してね わたしのほかには どなたへも あなたの愛を あげないで 姿を変えても つくします わたしを愛して くださいね  だからいつでも だからいつでも わたしをやさしく 愛してね あなたのためなら なんにでも 姿をかえます このわたし 恋する女の まごころを お願いわかって くださいね
たそがれの海辺美しい瞳が 燃えて 歌う歌う たそがれの海辺 馬に乗り遥かな 渚 走る走る 波に濡れながら シャルラララ……… 歌う乙女の 花のかおりが シャルラララ……… はじめて恋を 教えてくれた  美しい黒髪 ゆれて 歌う歌う たそがれの海辺 目を閉じて静かに ひとり 甘い甘い 恋の夢を見る シャルラララ……… 歌う乙女の 白い小指が シャルラララ……… いつしかそっと やさしく触れた  シャルラララ……… 歌う乙女の 白い小指が シャルラララ……… いつしかそっと やさしく触れた いつしかそっと やさしく触れたちあきなおみ白鳥朝詠浜口庫之助小杉仁三美しい瞳が 燃えて 歌う歌う たそがれの海辺 馬に乗り遥かな 渚 走る走る 波に濡れながら シャルラララ……… 歌う乙女の 花のかおりが シャルラララ……… はじめて恋を 教えてくれた  美しい黒髪 ゆれて 歌う歌う たそがれの海辺 目を閉じて静かに ひとり 甘い甘い 恋の夢を見る シャルラララ……… 歌う乙女の 白い小指が シャルラララ……… いつしかそっと やさしく触れた  シャルラララ……… 歌う乙女の 白い小指が シャルラララ……… いつしかそっと やさしく触れた いつしかそっと やさしく触れた
もう忘れましょう今さら 今さら何さ こぼれた酒はそのまま 昔よ昨日も昔 楽しい夢も終りよ たがいに忘れましょう 忘れましょうよ 東と西へ 消えて消えて行きましょう 未練はきらいなはずよ 涙じゃないわ違うわ  たがいに忘れましょう 忘れましょうよ 東と西へ 消えて消えて行きましょう さようならくちづけさえも しないでおくわさようならちあきなおみ阿久悠彩木雅夫小杉仁三今さら 今さら何さ こぼれた酒はそのまま 昔よ昨日も昔 楽しい夢も終りよ たがいに忘れましょう 忘れましょうよ 東と西へ 消えて消えて行きましょう 未練はきらいなはずよ 涙じゃないわ違うわ  たがいに忘れましょう 忘れましょうよ 東と西へ 消えて消えて行きましょう さようならくちづけさえも しないでおくわさようなら
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
マニキュアがかわくまでマニキュアが かわくまで こたえをだすのは 待ってて このモヤモヤが 晴れるまで でて行くそぶりは みせないで 今日がふたりの 最後の朝になるなんて 信じられないの 信じられないの マニキュアが かわくまで こたえをだすのは 待ってて このモヤモヤが 晴れるまで でて行くそぶりは みせないで  マニキュアが かわくまで 時計をみはるのは やめて あゝほゝえみが できるまで 私をのこして 行かないで これが最初で 最後の恋になるでしょう 私きめたのよ 私きめたの マニキュアが かわくまで 時計をみるのは やめて あゝほゝえみが できるまで 私をのこして 行かないでちあきなおみ吉田旺中村泰士馬飼野俊一マニキュアが かわくまで こたえをだすのは 待ってて このモヤモヤが 晴れるまで でて行くそぶりは みせないで 今日がふたりの 最後の朝になるなんて 信じられないの 信じられないの マニキュアが かわくまで こたえをだすのは 待ってて このモヤモヤが 晴れるまで でて行くそぶりは みせないで  マニキュアが かわくまで 時計をみはるのは やめて あゝほゝえみが できるまで 私をのこして 行かないで これが最初で 最後の恋になるでしょう 私きめたのよ 私きめたの マニキュアが かわくまで 時計をみるのは やめて あゝほゝえみが できるまで 私をのこして 行かないで
最后の電話あなた 私がいなくても 花に水を忘れないで あなた 私がいなくても 外でばかり食事しないで それからあなた あの頃みたいに 酔って車を 走らせないでね コドモみたいなひとだから…… 気がかりなのよ トビラのなまえは 消してください おわかれですね…………あなた  あなた 私はいないのよ 小鳥の餌絶やさないで あなた 私はいないのよ シャツはいつもとり変えてね それからあなた 体に毒だわ あまり煙草は すごさないでね 何もできないひとだから 心配なのよ 忘れた荷物は 捨ててください おわかれですね…………あなたちあきなおみ吉田旺中村泰士高田弘あなた 私がいなくても 花に水を忘れないで あなた 私がいなくても 外でばかり食事しないで それからあなた あの頃みたいに 酔って車を 走らせないでね コドモみたいなひとだから…… 気がかりなのよ トビラのなまえは 消してください おわかれですね…………あなた  あなた 私はいないのよ 小鳥の餌絶やさないで あなた 私はいないのよ シャツはいつもとり変えてね それからあなた 体に毒だわ あまり煙草は すごさないでね 何もできないひとだから 心配なのよ 忘れた荷物は 捨ててください おわかれですね…………あなた
くせ背中のボタンを止める時にいつも 知らず知らず彼の名前を呼んでしまうの 昨日も友達にやくざな男なんて 忘れておしまいって言われたけれど きっときっときっと無理だわ 破いた写真をつなぎ合わせるように 想い出がソファの上で煙草ふかすわ  ベッドが広いわまるで空家のよう 窓をたたく風に背を向けまつ毛とじましょう 今夜は友達に見かけのいい男を 紹介されたけど帰ってきたわ きっときっときっと駄目だわ 破いた写真をつなぎ合わせるように 悲しみがランプのそばで ギターはじくわちあきなおみ吉田旺中村泰士高田弘背中のボタンを止める時にいつも 知らず知らず彼の名前を呼んでしまうの 昨日も友達にやくざな男なんて 忘れておしまいって言われたけれど きっときっときっと無理だわ 破いた写真をつなぎ合わせるように 想い出がソファの上で煙草ふかすわ  ベッドが広いわまるで空家のよう 窓をたたく風に背を向けまつ毛とじましょう 今夜は友達に見かけのいい男を 紹介されたけど帰ってきたわ きっときっときっと駄目だわ 破いた写真をつなぎ合わせるように 悲しみがランプのそばで ギターはじくわ
あなたならどうする嫌われてしまったの 愛する人に 捨てられてしまったの 紙クズみたいに 私のどこがいけないの それともあの人が変ったの 残されてしまったの 雨降る町に 悲しみの眼の中を あの人が逃げる  あなたならどうする あなたならどうする 泣くの歩くの 死んじゃうの あなたなら あなたなら  私のどこがいけないの それとも誰かを愛したの 忘れられてしまったの 愛した人に 何が出来るというの 女がひとりで  あなたならどうする あなたならどうする 泣くの歩くの 死んじゃうの あなたなら あなたならちあきなおみなかにし礼筒美京平森岡賢一郎嫌われてしまったの 愛する人に 捨てられてしまったの 紙クズみたいに 私のどこがいけないの それともあの人が変ったの 残されてしまったの 雨降る町に 悲しみの眼の中を あの人が逃げる  あなたならどうする あなたならどうする 泣くの歩くの 死んじゃうの あなたなら あなたなら  私のどこがいけないの それとも誰かを愛したの 忘れられてしまったの 愛した人に 何が出来るというの 女がひとりで  あなたならどうする あなたならどうする 泣くの歩くの 死んじゃうの あなたなら あなたなら
ダンチョネ節沖の鴎と 飛行機乗りはヨ どこで散るやらネ 果てるやら ダンチョネ  俺が死ぬ時 ハンカチふって 友よあの娘よネ さようなら ダンチョネ  俺が死んだら 三途の川で 鬼を相手にネ 相撲をとる ダンチョネちあきなおみ日本民謡日本民謡スクランブル沖の鴎と 飛行機乗りはヨ どこで散るやらネ 果てるやら ダンチョネ  俺が死ぬ時 ハンカチふって 友よあの娘よネ さようなら ダンチョネ  俺が死んだら 三途の川で 鬼を相手にネ 相撲をとる ダンチョネ
東京の花売娘青い芽をふく 柳の辻に 花を召しませ 召しませ花を どこか寂しい 愁いを含む 瞳いじらし あの笑くぼ ああ東京の 花売娘  ジャズが流れる ホールの灯影 花を召しませ 召しませ花を 粋なジャンバー アメリカ兵の 影を追うよな 甘い風 ああ東京の 花売娘 ああ東京の 花売娘ちあきなおみ佐々詩生上原げんと服部隆之青い芽をふく 柳の辻に 花を召しませ 召しませ花を どこか寂しい 愁いを含む 瞳いじらし あの笑くぼ ああ東京の 花売娘  ジャズが流れる ホールの灯影 花を召しませ 召しませ花を 粋なジャンバー アメリカ兵の 影を追うよな 甘い風 ああ東京の 花売娘 ああ東京の 花売娘
ひとりぼっちの青春あの女(ひと)が 泣いたって いゝや俺らの せいぢゃない 重ねたグラスに 訊(き)いてみな 窓に光る あの星かげより 冷めたく 生きてく 俺らのこれが 青春さ  恋をして 夢をみて あまい口づけ しただけで 別れてゆく夜の 憎い影 俺は嫌だ 真実ひとつに 命を 賭けても 生きたいように 生きるんだちあきなおみ大高ひさを上條たけし倉田信雄あの女(ひと)が 泣いたって いゝや俺らの せいぢゃない 重ねたグラスに 訊(き)いてみな 窓に光る あの星かげより 冷めたく 生きてく 俺らのこれが 青春さ  恋をして 夢をみて あまい口づけ しただけで 別れてゆく夜の 憎い影 俺は嫌だ 真実ひとつに 命を 賭けても 生きたいように 生きるんだ
百花繚乱覚えてますか 初めて誰かを 愛した頃の 春の日差しを 生まれたことの 喜びに似た 胸のときめき そして切なさ スミレ 撫子 人知れず つのる想い艶やかに  しとしと雨が 続くこともある 思い通りに 雲が晴れずに だけど時には それもいいかと 縁側に立ち ため息ついた アヤメ シャクナゲ くよくよと 悩むよりもしっとりと  (あ…) 四季それぞれに華があり 愛それぞれに人がいる 人それぞれに恋をして 百花繚乱 したたかに  桔梗 コスモス 振り返る 路に揺れてひっそりと  枯れ葉を叱る 木枯らしを過ぎて ひとりぽっちの 雪に埋もれる だけど時には それもいいかと 両手に息を 吹きかけてみる 椿 ツワ蕗 寒々と また来る春 待ちながら  (あ…) 四季それぞれに華があり 愛それぞれに人がいる 人それぞれに恋をして 百花繚乱  (あ…) 四季それぞれに華があり 愛それぞれに人がいる 人それぞれに恋をして 百花繚乱 したたかに 百花繚乱 したたかにちあきなおみ水谷啓二倉田信雄倉田信雄覚えてますか 初めて誰かを 愛した頃の 春の日差しを 生まれたことの 喜びに似た 胸のときめき そして切なさ スミレ 撫子 人知れず つのる想い艶やかに  しとしと雨が 続くこともある 思い通りに 雲が晴れずに だけど時には それもいいかと 縁側に立ち ため息ついた アヤメ シャクナゲ くよくよと 悩むよりもしっとりと  (あ…) 四季それぞれに華があり 愛それぞれに人がいる 人それぞれに恋をして 百花繚乱 したたかに  桔梗 コスモス 振り返る 路に揺れてひっそりと  枯れ葉を叱る 木枯らしを過ぎて ひとりぽっちの 雪に埋もれる だけど時には それもいいかと 両手に息を 吹きかけてみる 椿 ツワ蕗 寒々と また来る春 待ちながら  (あ…) 四季それぞれに華があり 愛それぞれに人がいる 人それぞれに恋をして 百花繚乱  (あ…) 四季それぞれに華があり 愛それぞれに人がいる 人それぞれに恋をして 百花繚乱 したたかに 百花繚乱 したたかに
祭りの花を買いに行く祭りの花を買いに行く 村の鈴木商店へ 木々はさえざえと 天にあり 祭りの花を買いに行く  いつもの顔 いつもじゃない顔 子供もよそゆきおべべ着て かごめかごめを唄ってる 祭りの花を買いに行く  上の姉やには ブルースター チーの姉やには 山ききょう 祖母のミヤには 夏小菊 祭りの花を買いに行く  年に一度の無礼講 たいこや笛も鳴りやまず いずれも浮かれて あから顔 祭りの花を買いに行くちあきなおみ友川かずき友川かずき倉田信雄祭りの花を買いに行く 村の鈴木商店へ 木々はさえざえと 天にあり 祭りの花を買いに行く  いつもの顔 いつもじゃない顔 子供もよそゆきおべべ着て かごめかごめを唄ってる 祭りの花を買いに行く  上の姉やには ブルースター チーの姉やには 山ききょう 祖母のミヤには 夏小菊 祭りの花を買いに行く  年に一度の無礼講 たいこや笛も鳴りやまず いずれも浮かれて あから顔 祭りの花を買いに行く
酒と泪と男と女忘れてしまいたい事や どうしようもない寂しさに 包まれた時に男は酒を飲むのでしょう 飲んで飲んで飲まれて飲んで 飲んで飲み潰れて寝むるまで飲んで やがて男は静かに寝むるのでしょう  忘れてしまいたい事や どうしようもない悲しさに 包まれた時に女は泪みせるのでしょう 泣いて泣いてひとり泣いて 泣いて泣きつかれて寝むるまで泣いて やがて女は静かに寝むるのでしょう  又ひとつ女の方が偉く思えてきた 又ひとつ男のずるさが見えてきた おれは男 泣きとおすなんて出来ないよ 今夜も酒を煽って寝むってしまうのさ おれは男 泪は見せられないもの  飲んで飲んで飲まれて飲んで 飲んで飲み潰れて寝むるまで飲んで やがて男は静かに寝むるのでしょうちあきなおみ河島英五河島英五溝淵新一郎忘れてしまいたい事や どうしようもない寂しさに 包まれた時に男は酒を飲むのでしょう 飲んで飲んで飲まれて飲んで 飲んで飲み潰れて寝むるまで飲んで やがて男は静かに寝むるのでしょう  忘れてしまいたい事や どうしようもない悲しさに 包まれた時に女は泪みせるのでしょう 泣いて泣いてひとり泣いて 泣いて泣きつかれて寝むるまで泣いて やがて女は静かに寝むるのでしょう  又ひとつ女の方が偉く思えてきた 又ひとつ男のずるさが見えてきた おれは男 泣きとおすなんて出来ないよ 今夜も酒を煽って寝むってしまうのさ おれは男 泪は見せられないもの  飲んで飲んで飲まれて飲んで 飲んで飲み潰れて寝むるまで飲んで やがて男は静かに寝むるのでしょう
ラ・ボエームモンマルトルの アパルトマンの 窓辺に開く リラの花よ 愛の部屋よ あなたはいつも 絵を描いてた いとしいひと 私をモデルに 愛しあった あなたと私は 20歳の頃 ラ・ボエーム ラ・ボエーム しあわせの夢を ラ・ボエーム ラ・ボエーム 根のない草花  貧しかった 私達は 虹のおとずれ 夢みていた 仲間たちと カフェの隅で ボードレールや ベルレーヌの詩を読んでた 愛しあった あなたと私の 20歳の頃 ラ・ボエーム ラ・ボエーム きれいだったあの頃 ラ・ボエーム ラ・ボエーム 夢みるさすらい  夜更けに帰り あなたはむかう キャンバスの前に 夜をあかし 朝になれば コーヒーなど飲んで 夢をかたり 夢をみたの 愛のねむりの 愛し合えば 感じなかった その寒さを ラ・ボエーム ラ・ボエーム 若さと夢 ラ・ボエーム ラ・ボエーム はかなくうるわし  あの日のこと 私達の 愛の街角 訪ねてみた リラも枯れて アパルトマンの 影さえなく 歩きなれた道も 消えてた 若き日々の 靴の音は 聞こえなかった ラ・ボエーム ラ・ボエーム 帰らない夢 ラ・ボエーム ラ・ボエーム 一抹の夢をちあきなおみJacques Plante・Charles Aznavour・訳詞:なかにし礼Jacques Plante・Charles Aznavour服部隆之モンマルトルの アパルトマンの 窓辺に開く リラの花よ 愛の部屋よ あなたはいつも 絵を描いてた いとしいひと 私をモデルに 愛しあった あなたと私は 20歳の頃 ラ・ボエーム ラ・ボエーム しあわせの夢を ラ・ボエーム ラ・ボエーム 根のない草花  貧しかった 私達は 虹のおとずれ 夢みていた 仲間たちと カフェの隅で ボードレールや ベルレーヌの詩を読んでた 愛しあった あなたと私の 20歳の頃 ラ・ボエーム ラ・ボエーム きれいだったあの頃 ラ・ボエーム ラ・ボエーム 夢みるさすらい  夜更けに帰り あなたはむかう キャンバスの前に 夜をあかし 朝になれば コーヒーなど飲んで 夢をかたり 夢をみたの 愛のねむりの 愛し合えば 感じなかった その寒さを ラ・ボエーム ラ・ボエーム 若さと夢 ラ・ボエーム ラ・ボエーム はかなくうるわし  あの日のこと 私達の 愛の街角 訪ねてみた リラも枯れて アパルトマンの 影さえなく 歩きなれた道も 消えてた 若き日々の 靴の音は 聞こえなかった ラ・ボエーム ラ・ボエーム 帰らない夢 ラ・ボエーム ラ・ボエーム 一抹の夢を
アコーディオン弾き街の女のマリーは 美人だった お得意の客もいて 貢いでくれた 客が帰ったあとは 今度はマリーが 遊びに行く番さ 彼のところへ 場末のホールへ 出掛けて行く 小柄な男で アコーディオン弾き  彼が弾くジャバに 耳を傾け 踊り場には 目もくれないで 情をこめて その目はみつめる 彼が熱演する姿 彼の素敵な指の動きに 胸も手も足も 体もしびれて 歌いたくなる まったくこのジャバときたら  街の女のマリーは 寂しかった アコーディオン弾きは 兵隊に行った 彼が帰ってきたら お店を持とう…と 二人っきりで働く かわいい店を 毎晩彼は 微笑みながら マリーのために ジャバを弾くのさ  そっとジャバを 口ずさめば 彼が目にうかぶ 情をこめて その目はみつめる 彼が熱演する姿 彼の素敵な指の動きに 胸も手も足も 体もしびれて 歌いたくなる まったくこのジャバときたら  街の女のマリーは ひとりぼっち 若い女たちは ジロリとにらむし 男は誰も 声もかけない あせればあせるほど 悪くなるだけ 死んでしまった アコーディオン弾き それでもくたびれた足は あのホールへ  別の男が ジャバを弾いてる 目を閉じて聞く 彼が帰ってきた 彼の素敵な指の動きに 胸も手も足も 体もしびれて 歌いたくなる まったくこのジャバときたら  「やめて」 そのジャバはやめてちあきなおみMichel Emer・訳詞:美輪明宏Michel Emer服部隆之街の女のマリーは 美人だった お得意の客もいて 貢いでくれた 客が帰ったあとは 今度はマリーが 遊びに行く番さ 彼のところへ 場末のホールへ 出掛けて行く 小柄な男で アコーディオン弾き  彼が弾くジャバに 耳を傾け 踊り場には 目もくれないで 情をこめて その目はみつめる 彼が熱演する姿 彼の素敵な指の動きに 胸も手も足も 体もしびれて 歌いたくなる まったくこのジャバときたら  街の女のマリーは 寂しかった アコーディオン弾きは 兵隊に行った 彼が帰ってきたら お店を持とう…と 二人っきりで働く かわいい店を 毎晩彼は 微笑みながら マリーのために ジャバを弾くのさ  そっとジャバを 口ずさめば 彼が目にうかぶ 情をこめて その目はみつめる 彼が熱演する姿 彼の素敵な指の動きに 胸も手も足も 体もしびれて 歌いたくなる まったくこのジャバときたら  街の女のマリーは ひとりぼっち 若い女たちは ジロリとにらむし 男は誰も 声もかけない あせればあせるほど 悪くなるだけ 死んでしまった アコーディオン弾き それでもくたびれた足は あのホールへ  別の男が ジャバを弾いてる 目を閉じて聞く 彼が帰ってきた 彼の素敵な指の動きに 胸も手も足も 体もしびれて 歌いたくなる まったくこのジャバときたら  「やめて」 そのジャバはやめて
朝日のあたる家 (朝日楼)GOLD LYLIC私が着いたのは ニューオリンズの 朝日楼という名の 女郎屋だった  愛した男が 帰らなかった あの時私は 故郷(くに)を出たのさ 汽車に乗って また汽車に乗って 貧しい私に 変わりはないが 時々想うのは ふるさとの あのプラットホームの薄暗さ  誰か言っとくれ 妹に こんなになったら おしまいだってね 私が着いたのは ニューオリンズの 朝日楼という名の 女郎屋だったGOLD LYLICちあきなおみアメリカ民謡・訳詞:浅川マキアメリカ民謡私が着いたのは ニューオリンズの 朝日楼という名の 女郎屋だった  愛した男が 帰らなかった あの時私は 故郷(くに)を出たのさ 汽車に乗って また汽車に乗って 貧しい私に 変わりはないが 時々想うのは ふるさとの あのプラットホームの薄暗さ  誰か言っとくれ 妹に こんなになったら おしまいだってね 私が着いたのは ニューオリンズの 朝日楼という名の 女郎屋だった
放されて水に七色 ネオンの花は 夢がありそに 浮かれてるけど 私(うち)はあんたに 放されたまま ひとり曽根崎 はぐれ鳥 忘れなあかん…忘れなあかん あんたなしでは よう生きられん 忘れなあかん…忘れなあかん おんなやもん 洒落た女で いたいのやけど 私(うち)はやっぱり 演歌です  あいつばかりが 男やないと グラス片手に 気取ってみても ゆうべ大阪 捨てたと聞けば 知らず知らずに 目が濡れる 泣いたらあかん… 泣いたらあかん 泪ぼろぼろ よう止められん 泣いたらあかん… 泣いたらあかん おんなやもん いっそ放そか 大淀川へ あんた恋しと 哭くこころ  忘れなあかん…忘れなあかん あんたなしでは よう生きられん 泣いたらあかん… 泣いたらあかん おんなやもん いっそ放そか 大淀川へ あんた恋しと 哭くこころちあきなおみ吉田旺徳久広司奥慶一水に七色 ネオンの花は 夢がありそに 浮かれてるけど 私(うち)はあんたに 放されたまま ひとり曽根崎 はぐれ鳥 忘れなあかん…忘れなあかん あんたなしでは よう生きられん 忘れなあかん…忘れなあかん おんなやもん 洒落た女で いたいのやけど 私(うち)はやっぱり 演歌です  あいつばかりが 男やないと グラス片手に 気取ってみても ゆうべ大阪 捨てたと聞けば 知らず知らずに 目が濡れる 泣いたらあかん… 泣いたらあかん 泪ぼろぼろ よう止められん 泣いたらあかん… 泣いたらあかん おんなやもん いっそ放そか 大淀川へ あんた恋しと 哭くこころ  忘れなあかん…忘れなあかん あんたなしでは よう生きられん 泣いたらあかん… 泣いたらあかん おんなやもん いっそ放そか 大淀川へ あんた恋しと 哭くこころ
あなたのための微笑みふとしたはずみに ふたりしか知らないことを 言いそうになって 口をつぐむ 他の人と一緒の中で あなたといるのがつらい  ふたりだけならば 肩を抱くはずの時に 煙草を吹かして 遠くを見る 他の人と一緒の中で あなたといるのがつらい  それはいいとして 大切なあなたのための 微笑み つい浮かべたりする 他の人に そんな微笑み あげたりするのがつらいちあきなおみ小椋佳小椋佳ふとしたはずみに ふたりしか知らないことを 言いそうになって 口をつぐむ 他の人と一緒の中で あなたといるのがつらい  ふたりだけならば 肩を抱くはずの時に 煙草を吹かして 遠くを見る 他の人と一緒の中で あなたといるのがつらい  それはいいとして 大切なあなたのための 微笑み つい浮かべたりする 他の人に そんな微笑み あげたりするのがつらい
東京砂漠空が哭いてる 煤(すす)け汚されて ひとはやさしさを どこに捨ててきたの だけどわたしは 好きよこの都会(まち)が 肩を寄せあえる あなた…あなたがいる あなたの傍で あゝ暮らせるならば つらくはないわ この東京砂漠 あなたがいれば あゝうつむかないで 歩いて行ける この東京砂漠  ビルの谷間の 川は流れない 人の波だけが 黒く流れて行く あなた…あなたに めぐり逢うまでは そうよこの都会(まち)を 逃げていきたかった あなたの愛に あゝつかまりながら しあわせなのよ この東京砂漠 あなたがいれば あゝあなたがいれば 陽はまた昇る この東京砂漠  あなたがいれば あゝあなたがいれば 陽はまた昇る この東京砂漠 あなたがいれば あゝあなたがいれば 陽はまた昇る この東京砂漠ちあきなおみ吉田旺内山田洋空が哭いてる 煤(すす)け汚されて ひとはやさしさを どこに捨ててきたの だけどわたしは 好きよこの都会(まち)が 肩を寄せあえる あなた…あなたがいる あなたの傍で あゝ暮らせるならば つらくはないわ この東京砂漠 あなたがいれば あゝうつむかないで 歩いて行ける この東京砂漠  ビルの谷間の 川は流れない 人の波だけが 黒く流れて行く あなた…あなたに めぐり逢うまでは そうよこの都会(まち)を 逃げていきたかった あなたの愛に あゝつかまりながら しあわせなのよ この東京砂漠 あなたがいれば あゝあなたがいれば 陽はまた昇る この東京砂漠  あなたがいれば あゝあなたがいれば 陽はまた昇る この東京砂漠 あなたがいれば あゝあなたがいれば 陽はまた昇る この東京砂漠
黄昏のビギンPLATINA LYLIC雨に濡れてた たそがれの街 あなたと逢った 初めての夜 ふたりの肩に 銀色の雨 あなたの唇 濡れていたっけ 傘もささずに 僕達は 歩きつづけた 雨の中 あのネオンが ぼやけてた 雨がやんでた たそがれの街 あなたの瞳うるむ星影  夕空晴れた たそがれの街 あなたの瞳 夜にうるんで 濡れたブラウス 胸元に 雨のしずくか ネックレス こきざみに ふるえてた  ふたりだけの たそがれの街 並木の陰(かげ)の初めてのキス 初めてのキスPLATINA LYLICちあきなおみ永六輔中村八大雨に濡れてた たそがれの街 あなたと逢った 初めての夜 ふたりの肩に 銀色の雨 あなたの唇 濡れていたっけ 傘もささずに 僕達は 歩きつづけた 雨の中 あのネオンが ぼやけてた 雨がやんでた たそがれの街 あなたの瞳うるむ星影  夕空晴れた たそがれの街 あなたの瞳 夜にうるんで 濡れたブラウス 胸元に 雨のしずくか ネックレス こきざみに ふるえてた  ふたりだけの たそがれの街 並木の陰(かげ)の初めてのキス 初めてのキス
船頭小唄おれは河原の 枯れすゝき おなじおまえも 枯れすゝき どうせふたりは この世では 花の咲かない 枯れすゝき  死ぬも生きるも ねえおまえ 水の流れに なに変わる 俺もおまえも 利根川の 船の船頭で 暮らそうよ  枯れた真菰に 照らしてる 潮来出島の お月さん わたしゃこれから 利根川の 船の船頭で 暮らすのよ  なぜに冷たい 吹く風が 枯れたすゝきの ふたりゆえ 熱い涙の出た時は 汲んでおくれよ お月さんちあきなおみ野口雨情中山晋平おれは河原の 枯れすゝき おなじおまえも 枯れすゝき どうせふたりは この世では 花の咲かない 枯れすゝき  死ぬも生きるも ねえおまえ 水の流れに なに変わる 俺もおまえも 利根川の 船の船頭で 暮らそうよ  枯れた真菰に 照らしてる 潮来出島の お月さん わたしゃこれから 利根川の 船の船頭で 暮らすのよ  なぜに冷たい 吹く風が 枯れたすゝきの ふたりゆえ 熱い涙の出た時は 汲んでおくれよ お月さん
無情の夢あきらめましょうと 別れてみたが 何で忘りょう 忘らりょか 命をかけた 恋じゃもの 燃えて身をやく 恋ごころ  喜び去りて 残るは涙 何で生きよう 生きらりょか 身も世も捨てた 恋じゃもの 花にそむいて 男泣きちあきなおみ佐伯孝夫佐々木俊一あきらめましょうと 別れてみたが 何で忘りょう 忘らりょか 命をかけた 恋じゃもの 燃えて身をやく 恋ごころ  喜び去りて 残るは涙 何で生きよう 生きらりょか 身も世も捨てた 恋じゃもの 花にそむいて 男泣き
流浪の旅流れ流れて、落ち行く先は 北はシベリヤ 南はジャバよ いずこの土地を 墓場と定めん いずこの土地の 土と終らん  昨日は東、今日は西と 流浪の旅は 何時までつづく 果なき海の 沖の中なる 島にでもよし 永住の地欲し  思えば哀れ、二十八の春に 親の御胸を 離れ来てより 過ぎ来し方を 思いて我は 遠き故郷の み空ぞ恋しちあきなおみ後藤紫雲宮島啓二流れ流れて、落ち行く先は 北はシベリヤ 南はジャバよ いずこの土地を 墓場と定めん いずこの土地の 土と終らん  昨日は東、今日は西と 流浪の旅は 何時までつづく 果なき海の 沖の中なる 島にでもよし 永住の地欲し  思えば哀れ、二十八の春に 親の御胸を 離れ来てより 過ぎ来し方を 思いて我は 遠き故郷の み空ぞ恋し
枯れ葦小唄風にさらさら 葦が鳴る ともに俺らも 枯れる葦 なまじ情に 棹さして 泣いて流れるヨ これが運命か 川育ち  水に写した 角かくし それが別れの しるしかよ どうせ嫁いで 行くのなら なぜに俺らのヨ 舟に涙を 置いて行く  月にしょんぼり 枯れ落ちる 葦も俺らも 捨たれもの せめてあの娘の 便りなど 棹にたぐってヨ 舟を支えに 生きるのさちあきなおみ横井弘細川潤一風にさらさら 葦が鳴る ともに俺らも 枯れる葦 なまじ情に 棹さして 泣いて流れるヨ これが運命か 川育ち  水に写した 角かくし それが別れの しるしかよ どうせ嫁いで 行くのなら なぜに俺らのヨ 舟に涙を 置いて行く  月にしょんぼり 枯れ落ちる 葦も俺らも 捨たれもの せめてあの娘の 便りなど 棹にたぐってヨ 舟を支えに 生きるのさ
赤色エレジー愛は愛とて 何になる 男一郎 まこととて 幸子の幸は どこにある 男一郎 ままよとて 昭和余年は 春の宵 桜吹雪けば 蝶も舞う  さみしかったわ どうしたの お母さまの 夢みたね オフトンもひとつ ほしいよね いえいえこうして いられたら あなたの口から サヨナラは 言えないことと 思ってた 裸電灯 舞踏会 踊りし日々は 走馬灯  幸子の幸は どこにある 愛は愛とて 何になる 男一郎 まこととて 幸子の幸は どこにある 男一郎 ままよとて 幸子と一郎の 物語 お涙ちょうだい ありがとうちあきなおみあがた森魚八洲秀章愛は愛とて 何になる 男一郎 まこととて 幸子の幸は どこにある 男一郎 ままよとて 昭和余年は 春の宵 桜吹雪けば 蝶も舞う  さみしかったわ どうしたの お母さまの 夢みたね オフトンもひとつ ほしいよね いえいえこうして いられたら あなたの口から サヨナラは 言えないことと 思ってた 裸電灯 舞踏会 踊りし日々は 走馬灯  幸子の幸は どこにある 愛は愛とて 何になる 男一郎 まこととて 幸子の幸は どこにある 男一郎 ままよとて 幸子と一郎の 物語 お涙ちょうだい ありがとう
昭和枯れすゝき貧しさに負けた いえ世間に負けた この街も追われた いっそきれいに 死のうか 力のかぎり生きたから 未練などないワ 花さえも咲かぬ 二人は枯れすゝき  踏まれても耐えた そう傷つきながら 淋しさをかみしめ 夢を持とうと 話した 幸せなんて望まぬが 人並みでいたい 流れ星みつめ 二人は枯れすゝき  この俺を捨てろ なぜこんなに好きよ 死ぬ時は一緒と あの日決めたじゃ ないのよ 世間の風の冷たさに こみあげる涙 苦しみに耐える 二人は枯れすすきちあきなおみ山田孝雄むつひろし貧しさに負けた いえ世間に負けた この街も追われた いっそきれいに 死のうか 力のかぎり生きたから 未練などないワ 花さえも咲かぬ 二人は枯れすゝき  踏まれても耐えた そう傷つきながら 淋しさをかみしめ 夢を持とうと 話した 幸せなんて望まぬが 人並みでいたい 流れ星みつめ 二人は枯れすゝき  この俺を捨てろ なぜこんなに好きよ 死ぬ時は一緒と あの日決めたじゃ ないのよ 世間の風の冷たさに こみあげる涙 苦しみに耐える 二人は枯れすすき
ふたり自身朝のコーヒーは にがい悲しみが そしてたばこは 白いはかなさが 窓の外には 細い雨が降り ぬれた小鳥が 迷いこんで来る ふたりはだまって たがいの肩を抱き そんな景色に 心をひたしてる 逢えば同じ数だけ 別れを味う ふたり自身  好きなポピュラーを そっとくちずさみ 胸の思いを 伝えているけど 白いYシャツ 黒いタイをしめ そしてスーツを 肩にかけている ふたりはそれぞれ 思いをしのばせて そんな時間を 静かに見つめてる 逢えば同じ数だけ 別れを味う ふたり自身ちあきなおみ阿久悠筒美京平朝のコーヒーは にがい悲しみが そしてたばこは 白いはかなさが 窓の外には 細い雨が降り ぬれた小鳥が 迷いこんで来る ふたりはだまって たがいの肩を抱き そんな景色に 心をひたしてる 逢えば同じ数だけ 別れを味う ふたり自身  好きなポピュラーを そっとくちずさみ 胸の思いを 伝えているけど 白いYシャツ 黒いタイをしめ そしてスーツを 肩にかけている ふたりはそれぞれ 思いをしのばせて そんな時間を 静かに見つめてる 逢えば同じ数だけ 別れを味う ふたり自身
ひき語り外は雨ですか 土砂降りですか 妙に気分が 沈んで来ます こんな夜には 身の上話を 問わず語りに したくなります 半分はつくり話と思って下さい おひまなら 真実を見つけて下さい 真夜中に 女ひとり 目をとじて しみじみ歌う ひき語り  雨はやみますか 長雨ですか ぬれて帰れば 風邪をひきます こんな機会は めったにないから 朝が来るまで 歌いましょうか 半分はつくり話と思って下さい おひまなら 真実を見つけて下さい 暗がりに 女ひとり ギター抱き しみじみ歌う ひき語りちあきなおみ阿久悠及川恒平外は雨ですか 土砂降りですか 妙に気分が 沈んで来ます こんな夜には 身の上話を 問わず語りに したくなります 半分はつくり話と思って下さい おひまなら 真実を見つけて下さい 真夜中に 女ひとり 目をとじて しみじみ歌う ひき語り  雨はやみますか 長雨ですか ぬれて帰れば 風邪をひきます こんな機会は めったにないから 朝が来るまで 歌いましょうか 半分はつくり話と思って下さい おひまなら 真実を見つけて下さい 暗がりに 女ひとり ギター抱き しみじみ歌う ひき語り
二泊三日永過ぎる春に 終りを告げるため 私はあなたと 旅に出ました 何ごともなくて 毎日過ぎて行き ふたりの心は 死んでいたから 二泊三日の旅に すべてを 賭けるつもりで やって来ました あなたはまるで 子供のように 景色見つめて はしゃいでいるけど  旅の宿へ着き ゆかたに着がえたら なぜだか 涙があふれ出ました 悲しみじゃないと わかっているけれど よろこびでもない 涙だったわ 二泊三日の旅は ふたりを どんなふたりに 変えて行くでしょう あなたはずっと 煙草をふかし 妙に無口で すわっているけどちあきなおみ阿久悠小林亜星永過ぎる春に 終りを告げるため 私はあなたと 旅に出ました 何ごともなくて 毎日過ぎて行き ふたりの心は 死んでいたから 二泊三日の旅に すべてを 賭けるつもりで やって来ました あなたはまるで 子供のように 景色見つめて はしゃいでいるけど  旅の宿へ着き ゆかたに着がえたら なぜだか 涙があふれ出ました 悲しみじゃないと わかっているけれど よろこびでもない 涙だったわ 二泊三日の旅は ふたりを どんなふたりに 変えて行くでしょう あなたはずっと 煙草をふかし 妙に無口で すわっているけど
雪の宿しんと沈まる 雪の夜 腕を枕に 泣く女 今夜かぎりの 恋の旅 かわす言葉も とぎれがち  ほんのつかのま まどろんで 肩を押されて めざめたら 窓にとどいた 大雪で 帰るバスさえ ないという  どうせ降るなら うまるほど 降ってほしいと 駄々をこね 指のつめたさ 口にして 頬に涙の 雪の宿ちあきなおみ阿久悠猪俣公章しんと沈まる 雪の夜 腕を枕に 泣く女 今夜かぎりの 恋の旅 かわす言葉も とぎれがち  ほんのつかのま まどろんで 肩を押されて めざめたら 窓にとどいた 大雪で 帰るバスさえ ないという  どうせ降るなら うまるほど 降ってほしいと 駄々をこね 指のつめたさ 口にして 頬に涙の 雪の宿
風の吹く日と一日は風の吹く日と 一日(ついたち)は なぜか心が ゆれ動く 遠い昔に 別れたひとを 思い出したり しのんだり このままで のんびりいることが 女にとって しあわせでしょうか そんなつぶやき くり返す 私は女 ゆれる女  風の吹く日と 一日(ついたち)は 肌が乾いた 気がするの ひとり鏡に 顔をうつして 長い時間を 過してる 何ごとも起きない 毎日が 女にとって しあわせでしょうか そんなつぶやき くり返す 私は女 ゆれる女ちあきなおみ阿久悠川口真風の吹く日と 一日(ついたち)は なぜか心が ゆれ動く 遠い昔に 別れたひとを 思い出したり しのんだり このままで のんびりいることが 女にとって しあわせでしょうか そんなつぶやき くり返す 私は女 ゆれる女  風の吹く日と 一日(ついたち)は 肌が乾いた 気がするの ひとり鏡に 顔をうつして 長い時間を 過してる 何ごとも起きない 毎日が 女にとって しあわせでしょうか そんなつぶやき くり返す 私は女 ゆれる女
お別れ記念出来るなら 三日後の午後七時 坂上のレストランで お逢いしたいのです お別れしてちょうど二年 その時間 同じ場所同じように お逢いしたいのです なぜかしら 理由がなければ 声がかけられません お別れ記念というのは 変ですか 正直にいえば 愛してるのです  お天気は当分は くずれません そのように天気予報 今朝もいってました あなたはまだ 雨が降れば怒りっぽく 傘をさし出かけるなど きっとしないでしょう なぜかしら 理由がなければ 声がかけられません お別れ記念というのは 変ですか 正直にいえば 愛してるのですちあきなおみ阿久悠及川恒平出来るなら 三日後の午後七時 坂上のレストランで お逢いしたいのです お別れしてちょうど二年 その時間 同じ場所同じように お逢いしたいのです なぜかしら 理由がなければ 声がかけられません お別れ記念というのは 変ですか 正直にいえば 愛してるのです  お天気は当分は くずれません そのように天気予報 今朝もいってました あなたはまだ 雨が降れば怒りっぽく 傘をさし出かけるなど きっとしないでしょう なぜかしら 理由がなければ 声がかけられません お別れ記念というのは 変ですか 正直にいえば 愛してるのです
波止場通り波止場通りの朝 流れる白い霧 よろめくように急ぐ あなた 私 好きにならなきゃいい 最初はそう思い 重ねた愛がいつか 傷をつける もっとゆっくり歩いて 別れ道だから からだから逃げて行く しあわせのぬくもり 誰も乗らない船 あなたがひとりだけ 悲しいドラマみたい あなた 私  波止場通りの朝 まばらな人の影 鼻唄まじり帰る つらい私 どうせいつものよう 終りが来ただけと 強がる頬をぬらす 白い涙 もっとしっかり歩いて みじめ過ぎるから 燃えるだけ燃えたから 後悔はないはず 船の汽笛が鳴る 鴎がとんでいる 波止場の朝があけて それで終りちあきなおみ阿久悠川口真波止場通りの朝 流れる白い霧 よろめくように急ぐ あなた 私 好きにならなきゃいい 最初はそう思い 重ねた愛がいつか 傷をつける もっとゆっくり歩いて 別れ道だから からだから逃げて行く しあわせのぬくもり 誰も乗らない船 あなたがひとりだけ 悲しいドラマみたい あなた 私  波止場通りの朝 まばらな人の影 鼻唄まじり帰る つらい私 どうせいつものよう 終りが来ただけと 強がる頬をぬらす 白い涙 もっとしっかり歩いて みじめ過ぎるから 燃えるだけ燃えたから 後悔はないはず 船の汽笛が鳴る 鴎がとんでいる 波止場の朝があけて それで終り
お酒の味来るか来ないか半々の 賭けにあずけたしのび逢い そっとホテルの窓をあけ 山の音きく夜ふけ頃 ……ひとり慣れない酒をのむ  きっと来るわといいきかせ 来ない時にも嘆くなと 胸をおさえてつぶやいて 過ぎる時間を見つめてる ……ひとりうつろに酒をのむ  冬が静かにしのび寄る 不意にみぞれの音がする これではかない夢も消え 後は未練を捨てるだけ ……ひとりふるえて酒をのむちあきなおみ阿久悠小林亜星来るか来ないか半々の 賭けにあずけたしのび逢い そっとホテルの窓をあけ 山の音きく夜ふけ頃 ……ひとり慣れない酒をのむ  きっと来るわといいきかせ 来ない時にも嘆くなと 胸をおさえてつぶやいて 過ぎる時間を見つめてる ……ひとりうつろに酒をのむ  冬が静かにしのび寄る 不意にみぞれの音がする これではかない夢も消え 後は未練を捨てるだけ ……ひとりふるえて酒をのむ
私は死にたい涙がかわきません 三日も過ぎて あれからぬれたまま 私の頬は あなたが背中でしめたドアの音が 今でも耳の底に のこっています 抱かれたベッドで こんなに泣くなんて 皮肉なことだと うらんでいます 明日の朝には 笑えるかしら いえいえやっぱり 駄目でしょう  電話がかかりません あなたの部屋へ 何度もかけたけど お話し中で モンローみたいに 死んでみたい気持 別れのことばを 伝えたいのよ それでも結局 死んだりはしないで いつもと同じに ふるまうでしょう あなたに戻って もらえるかしら いえいえやっぱり 駄目でしょうちあきなおみ阿久悠筒美京平涙がかわきません 三日も過ぎて あれからぬれたまま 私の頬は あなたが背中でしめたドアの音が 今でも耳の底に のこっています 抱かれたベッドで こんなに泣くなんて 皮肉なことだと うらんでいます 明日の朝には 笑えるかしら いえいえやっぱり 駄目でしょう  電話がかかりません あなたの部屋へ 何度もかけたけど お話し中で モンローみたいに 死んでみたい気持 別れのことばを 伝えたいのよ それでも結局 死んだりはしないで いつもと同じに ふるまうでしょう あなたに戻って もらえるかしら いえいえやっぱり 駄目でしょう
流転の詩若い男に 惚れたら駄目と 貢ぐ気持に なったら駄目と あれほどみんなに いわれていたのに あなたは こうしてここにいる 私にもたれて ここにいる  馬鹿な女と いわれる前に そっとどこかへ 流れて行くわ やっぱり裸に むかれてしまって 私は手荷物 一つだけ 涙のたまった 一つだけ  風のうわさは よくないうわさ 死んだ話しも 一つや二つ 時々お酒の さかなにされてる だけども 私は生きている 流転の巷で 生きているちあきなおみ阿久悠猪俣公章若い男に 惚れたら駄目と 貢ぐ気持に なったら駄目と あれほどみんなに いわれていたのに あなたは こうしてここにいる 私にもたれて ここにいる  馬鹿な女と いわれる前に そっとどこかへ 流れて行くわ やっぱり裸に むかれてしまって 私は手荷物 一つだけ 涙のたまった 一つだけ  風のうわさは よくないうわさ 死んだ話しも 一つや二つ 時々お酒の さかなにされてる だけども 私は生きている 流転の巷で 生きている
普通じゃないあたしに こどもを うませた人 長距離トラックの運転手 ア―― ア―― あの時私も 酔っていたしね 男の淋しさも すこしほしかったしね どうせみんなもう あきらめ顔さ 普通じゃない 普通じゃない  やたらとあいさつ くださった人 陰口たたいた 張本人 ア―― ア―― いちいちかみついても 始まらないしね この子を抱きしめて 生きてゆくだけさ どうせみんなは 善人面さ 普通じゃない 普通じゃない 普通じゃない 普通じゃない ア―― ア――ちあきなおみ友川かずき友川かずきあたしに こどもを うませた人 長距離トラックの運転手 ア―― ア―― あの時私も 酔っていたしね 男の淋しさも すこしほしかったしね どうせみんなもう あきらめ顔さ 普通じゃない 普通じゃない  やたらとあいさつ くださった人 陰口たたいた 張本人 ア―― ア―― いちいちかみついても 始まらないしね この子を抱きしめて 生きてゆくだけさ どうせみんなは 善人面さ 普通じゃない 普通じゃない 普通じゃない 普通じゃない ア―― ア――
秘恋GOLD LYLICいいの私 このままで ひどい女と いわれても 人目さけて 忍び逢う あなただけしか見えない 春の雪が 舞い散る 髪に指に はらはら… より添う愛 白くかくして 降りつづけ いつまでも あなたそんなに つらい眸をして 自分だけ 責めないで  いいの私 このままで けして悔やみは しないけど あなたを待つ あのかたの 涙おもうと苦しい 雪の花が 舞い飛ぶ 暗い空に はらはら… こごえそうな 夢をつつんで 降りつもれ どこまでも あなた私を離さないで この命つきるまで あなただけが 生きがい…GOLD LYLICちあきなおみポルトガル民謡・日本語詞:吉田旺ポルトガル民謡いいの私 このままで ひどい女と いわれても 人目さけて 忍び逢う あなただけしか見えない 春の雪が 舞い散る 髪に指に はらはら… より添う愛 白くかくして 降りつづけ いつまでも あなたそんなに つらい眸をして 自分だけ 責めないで  いいの私 このままで けして悔やみは しないけど あなたを待つ あのかたの 涙おもうと苦しい 雪の花が 舞い飛ぶ 暗い空に はらはら… こごえそうな 夢をつつんで 降りつもれ どこまでも あなた私を離さないで この命つきるまで あなただけが 生きがい…
夜霧よ今夜も有難うしのび会う恋を つつむ夜霧よ 知っているのか ふたりの仲を 晴れて会える その日まで かくしておくれ 夜霧 夜霧 僕等はいつも そっと云うのさ 夜霧よ今夜も有難う  夜更けの街に うるむ夜霧よ 知っているのか 別れのつらさ いつか二人で つかむ幸せ 祈っておくれ 夜霧 夜霧 僕等はいつも そっと云うのさ 夜霧よ今夜も有難う 夜霧よ今夜も有難うちあきなおみ浜口庫之助浜口庫之助しのび会う恋を つつむ夜霧よ 知っているのか ふたりの仲を 晴れて会える その日まで かくしておくれ 夜霧 夜霧 僕等はいつも そっと云うのさ 夜霧よ今夜も有難う  夜更けの街に うるむ夜霧よ 知っているのか 別れのつらさ いつか二人で つかむ幸せ 祈っておくれ 夜霧 夜霧 僕等はいつも そっと云うのさ 夜霧よ今夜も有難う 夜霧よ今夜も有難う
ダンスパーティの夜赤いドレスが よくにあう 君と初めて 会ったのは ダンスパーティーの 夜だった 踊りつかれて 二人で ビルにテラスに 出てみたら 星がきれいな 夜だった  燃える想いを 秘めながら そっと唇 ふれたのも ダンスパーティーの夜だった 甘くせつない ブルースよ 何んにも言わずに 頬よせて 二人いつまでも 踊ったね  熱い泪を ためながら 君が別れを 告げたのも ダンスパーティーの 夜だった はかない夢と あきらめて 忘れましょうと 言った君 星がつめたい 夜だったちあきなおみ和田隆夫林伊佐緒赤いドレスが よくにあう 君と初めて 会ったのは ダンスパーティーの 夜だった 踊りつかれて 二人で ビルにテラスに 出てみたら 星がきれいな 夜だった  燃える想いを 秘めながら そっと唇 ふれたのも ダンスパーティーの夜だった 甘くせつない ブルースよ 何んにも言わずに 頬よせて 二人いつまでも 踊ったね  熱い泪を ためながら 君が別れを 告げたのも ダンスパーティーの 夜だった はかない夢と あきらめて 忘れましょうと 言った君 星がつめたい 夜だった
ルイ並木通りにある 小さな画廊の飾り窓 やせた女のデッサンが 朝の銀座をみつめてる  その娘の名前はルイと言い 酒場につとめていた 気だてのいい娘で 浮いた噂の 一つも聞かない 娘(こ)だったが ある日絵描きの タマゴと恋に 恋に落ちたよ  はたで見るのも いじらしく オトコにつくしていた きっとあのひとは 偉くなるわと くちぐせみたいに くりかえし 飲めぬお酒をむりやり飲んで みつぎ続けた  オトコは間もなくフランスへ ひとりで旅立った あとに残されたルイはそのうち 深酒かさねる 日がつづき 彼の帰りを 待たずにひとり 死んでしまった  やつれた瞳をして三月あと 戻った恋びとは お金かき集め ルイという名の 小さな画廊を 開いたよ いつもあの娘が どこより好きと 言ってた銀座に  並木通りにある 小さな画廊の飾り窓 やせた女のデッサンが 雨の銀座をみつめてるちあきなおみ吉田旺みなみらんぼう並木通りにある 小さな画廊の飾り窓 やせた女のデッサンが 朝の銀座をみつめてる  その娘の名前はルイと言い 酒場につとめていた 気だてのいい娘で 浮いた噂の 一つも聞かない 娘(こ)だったが ある日絵描きの タマゴと恋に 恋に落ちたよ  はたで見るのも いじらしく オトコにつくしていた きっとあのひとは 偉くなるわと くちぐせみたいに くりかえし 飲めぬお酒をむりやり飲んで みつぎ続けた  オトコは間もなくフランスへ ひとりで旅立った あとに残されたルイはそのうち 深酒かさねる 日がつづき 彼の帰りを 待たずにひとり 死んでしまった  やつれた瞳をして三月あと 戻った恋びとは お金かき集め ルイという名の 小さな画廊を 開いたよ いつもあの娘が どこより好きと 言ってた銀座に  並木通りにある 小さな画廊の飾り窓 やせた女のデッサンが 雨の銀座をみつめてる
噂たぐって 北港(きたみなと) 消息(ゆくへ)つきとめ うれしやと あなたのアパート 訪ねれば 「どなた?」と女が 顔をだす  古いともだち 友達ですと つくる笑顔に 雪…雪…雪… 雪…雪…雪…  「すぐにあのヒト 戻ります」 「どうぞ上って ください」と 微笑む真赤な その頬に 負けたとなぜだか そう思う  「汽車の時間が ありますから」と 頭さげれば 雪…雪…雪… 雪…雪…雪…  吹雪(ふぶ)く坂道 ヨロヨロと ヒールひきずる もどり道 子供の手をひき あのひとが 私に気づかず 行き過ぎる  あなたさよなら さよならあなた 踵(きびす)かえせば 雪…雪…雪… 雪…雪…雪…ちあきなおみ吉田旺池毅噂たぐって 北港(きたみなと) 消息(ゆくへ)つきとめ うれしやと あなたのアパート 訪ねれば 「どなた?」と女が 顔をだす  古いともだち 友達ですと つくる笑顔に 雪…雪…雪… 雪…雪…雪…  「すぐにあのヒト 戻ります」 「どうぞ上って ください」と 微笑む真赤な その頬に 負けたとなぜだか そう思う  「汽車の時間が ありますから」と 頭さげれば 雪…雪…雪… 雪…雪…雪…  吹雪(ふぶ)く坂道 ヨロヨロと ヒールひきずる もどり道 子供の手をひき あのひとが 私に気づかず 行き過ぎる  あなたさよなら さよならあなた 踵(きびす)かえせば 雪…雪…雪… 雪…雪…雪…
粋な別れ生命に終りがある 恋にも終りがくる 秋には枯葉が 小枝と別れ 夕べには太陽が 空と別れる 誰も涙なんか 流しはしない 泣かないで 泣かないで 粋な別れをしようぜ  生命に終りがある 恋にも終りがくる はかない生命は 切なくもえて どこか消えてゆく 煙草の煙 恋の行方なんか わかりはしない 追わないで 追わないで 粋な別れをしようぜちあきなおみ浜口庫之助浜口庫之助生命に終りがある 恋にも終りがくる 秋には枯葉が 小枝と別れ 夕べには太陽が 空と別れる 誰も涙なんか 流しはしない 泣かないで 泣かないで 粋な別れをしようぜ  生命に終りがある 恋にも終りがくる はかない生命は 切なくもえて どこか消えてゆく 煙草の煙 恋の行方なんか わかりはしない 追わないで 追わないで 粋な別れをしようぜ
さだめ川GOLD LYLIC明日のゆくえ さがしても この眼に見えぬ さだめ川 あなたの愛の 流れるままに ゆるした夜は 雨でした  二人の恋を 憎むよな うわさが辛い さだめ川 故郷の町を 逃れる旅は いずこの山が また海か  すべてを水に ながしては 生きて行けない さだめ川 あなたの愛に 次ぎの世までも ついて行きたい 私ですGOLD LYLICちあきなおみ石本美由起船村徹明日のゆくえ さがしても この眼に見えぬ さだめ川 あなたの愛の 流れるままに ゆるした夜は 雨でした  二人の恋を 憎むよな うわさが辛い さだめ川 故郷の町を 逃れる旅は いずこの山が また海か  すべてを水に ながしては 生きて行けない さだめ川 あなたの愛に 次ぎの世までも ついて行きたい 私です
アゲイン迷いながら 愛をくちずさめてた 痛い日々でも足を運びたくて… もいちど  馬車道ににじむ夕陽が 愁いのドレス 掃ってくれるわ 貴方という名のぬくもりに 今なら 甘えられるでしょう 無邪気に  古い駅に そっと降り立つように 熱い涙を 胸で止めて歩き出したい  傷つきあう度あの頃 まどろんでいた さびれたカフェが 懐しい灯りともしてる 逃げだすように去った 街なのに  馬車道ににじむ夕陽が 私の涙を急がせる 今なら 甘えられるでしょう 無邪気に  震えながら 愛にもたれていたわ 痛い日々でも 生きて歩きたくて… もいちどちあきなおみ大津あきら木森敏之大森敏之迷いながら 愛をくちずさめてた 痛い日々でも足を運びたくて… もいちど  馬車道ににじむ夕陽が 愁いのドレス 掃ってくれるわ 貴方という名のぬくもりに 今なら 甘えられるでしょう 無邪気に  古い駅に そっと降り立つように 熱い涙を 胸で止めて歩き出したい  傷つきあう度あの頃 まどろんでいた さびれたカフェが 懐しい灯りともしてる 逃げだすように去った 街なのに  馬車道ににじむ夕陽が 私の涙を急がせる 今なら 甘えられるでしょう 無邪気に  震えながら 愛にもたれていたわ 痛い日々でも 生きて歩きたくて… もいちど
愛して愛して愛しちゃったのよ愛しちゃったのよ 愛しちゃったのよ あなただけを 死ぬ程に 愛しちゃったのよ 愛しちゃったのよ ねてもさめても ただあなただけ 生きているのが つらくなるような 長い夜 こんな気持ちは 誰もわかっちゃくれない 愛しちゃったのよ 愛しちゃったのよ あなただけを 生命をかけて  いつからこんなに いつからこんなに あなたを好きに なったのか どうしてこんなに どうしてこんなに あなたの為に 苦しいのかしら もしもあなたが 居なくなったら どうしよう 私一人じゃ とても生きちゃゆけない 愛しちゃったのよ 愛しちゃったのよ あなただけを 生命をかけて 生命をかけて…ちあきなおみ浜口庫之助浜口庫之助愛しちゃったのよ 愛しちゃったのよ あなただけを 死ぬ程に 愛しちゃったのよ 愛しちゃったのよ ねてもさめても ただあなただけ 生きているのが つらくなるような 長い夜 こんな気持ちは 誰もわかっちゃくれない 愛しちゃったのよ 愛しちゃったのよ あなただけを 生命をかけて  いつからこんなに いつからこんなに あなたを好きに なったのか どうしてこんなに どうしてこんなに あなたの為に 苦しいのかしら もしもあなたが 居なくなったら どうしよう 私一人じゃ とても生きちゃゆけない 愛しちゃったのよ 愛しちゃったのよ あなただけを 生命をかけて 生命をかけて…
かなしみ模様あなたがそこに その場所にいるなら ただそれだけで 悲しみは消える…… フランス映画 真似ているみたいな 小粋な別れしたけれど 悔やんでいる 一人が似合う人もいるけど 私には似合いそうもない ゆらゆらゆれる こころの中に 涙が描くかなしみ模様  あれからわずか 幾日もたたずに このさびしさは 闇のようにつつんでいる 明日が好きな人もいるけど 私には今日しかわからない ゆらゆらゆれる こころの中に 涙が描くかなしみ模様  あなたはどこに あなたはどこに 涙が描くかなしみ模様ちあきなおみ阿久悠川口真あなたがそこに その場所にいるなら ただそれだけで 悲しみは消える…… フランス映画 真似ているみたいな 小粋な別れしたけれど 悔やんでいる 一人が似合う人もいるけど 私には似合いそうもない ゆらゆらゆれる こころの中に 涙が描くかなしみ模様  あれからわずか 幾日もたたずに このさびしさは 闇のようにつつんでいる 明日が好きな人もいるけど 私には今日しかわからない ゆらゆらゆれる こころの中に 涙が描くかなしみ模様  あなたはどこに あなたはどこに 涙が描くかなしみ模様
夜間飛行GOLD LYLIC最後の最後まで 恋は私を苦しめた 指をつきぬけ涙が あふれそうよ そして 今…… 翼に身をゆだね 私は旅立つ 遥か雲の下に 広がる街あかり あそこで愛されて あそこで別れた このままずっと どこへもおりず この夜の果て 二度と帰らないの そして帰らないの  あなたは気付くでしょう いつか私のまごころに だけど哀しい目をして 探さないで もういいの…… 不幸を身にまとい 異国へ旅立つ 女のかなしみは 夜空の星になり きらきら消えてゆく 私は泣かない このままずっと どこへもおりず この空の果て 二度と帰らないの そして帰らないのGOLD LYLICちあきなおみ吉田旺中村泰士最後の最後まで 恋は私を苦しめた 指をつきぬけ涙が あふれそうよ そして 今…… 翼に身をゆだね 私は旅立つ 遥か雲の下に 広がる街あかり あそこで愛されて あそこで別れた このままずっと どこへもおりず この夜の果て 二度と帰らないの そして帰らないの  あなたは気付くでしょう いつか私のまごころに だけど哀しい目をして 探さないで もういいの…… 不幸を身にまとい 異国へ旅立つ 女のかなしみは 夜空の星になり きらきら消えてゆく 私は泣かない このままずっと どこへもおりず この空の果て 二度と帰らないの そして帰らないの
別れたあとで「あそびにしよう」と あなたが言った 「そうね」と私も 笑って別れた それで終った 恋なのに なんで今更 涙が出るの 愛していると わかったことが 遅すぎたのね 別れたあとじゃ  「浮気でいいね」と あなたが言った 「いいわ」と私は 抱かれて燃えた それで終った 夜なのに なんで今更 悩んで泣くの 死ぬほど好きと わかったことが 遅すぎたのね 別れたあとじゃ  「逢うのはよそう」と あなたが言った だまって私は 涙を拭いた それで終った 朝なのに なんで今更 あきらめないの 命をかけて 愛することが 遅すぎたのね 別れたあとじゃちあきなおみ白鳥朝詠鈴木淳「あそびにしよう」と あなたが言った 「そうね」と私も 笑って別れた それで終った 恋なのに なんで今更 涙が出るの 愛していると わかったことが 遅すぎたのね 別れたあとじゃ  「浮気でいいね」と あなたが言った 「いいわ」と私は 抱かれて燃えた それで終った 夜なのに なんで今更 悩んで泣くの 死ぬほど好きと わかったことが 遅すぎたのね 別れたあとじゃ  「逢うのはよそう」と あなたが言った だまって私は 涙を拭いた それで終った 朝なのに なんで今更 あきらめないの 命をかけて 愛することが 遅すぎたのね 別れたあとじゃ
私という女こぬか雨に 芯まで濡れて 消えたあなたは 何処にいるの ああ 心変りさえ ああ 愛のひとつなの 信じていいなら 待てと教えて 私という女に  膝を重ね 坐った椅子が ひとり揺れてる 影をのせて ああ 忘れるためには ああ 何をすればいい 愛していたなら せめて教えて 私という女に  似合いすぎる 最後のルージュ ぬればあなたの 匂いがする ああ 泣いてくらすのが ああ 女のつとめか 情があるなら 死ねと教えて 私という女にちあきなおみなかにし礼鈴木淳こぬか雨に 芯まで濡れて 消えたあなたは 何処にいるの ああ 心変りさえ ああ 愛のひとつなの 信じていいなら 待てと教えて 私という女に  膝を重ね 坐った椅子が ひとり揺れてる 影をのせて ああ 忘れるためには ああ 何をすればいい 愛していたなら せめて教えて 私という女に  似合いすぎる 最後のルージュ ぬればあなたの 匂いがする ああ 泣いてくらすのが ああ 女のつとめか 情があるなら 死ねと教えて 私という女に
劇場昨日 あの町はなれてきた 明日は どこへ行くのやら そして船からバスに乗りかえて 私は夢を追いかける サイン求める声は 私をよけて スターのもとへ 走ってゆく どさ回りと 人に呼ばれる 旅は 続くの  風に 私の顔がなびく 二色刷りのポスター そしてバスから汽車に乗りついで 二度目の春が過ぎました スターめざした人の涙が床に 黒くしみつく ああステージ きっとあける 私の名前 飾った 劇場をちあきなおみ吉田旺中村泰士昨日 あの町はなれてきた 明日は どこへ行くのやら そして船からバスに乗りかえて 私は夢を追いかける サイン求める声は 私をよけて スターのもとへ 走ってゆく どさ回りと 人に呼ばれる 旅は 続くの  風に 私の顔がなびく 二色刷りのポスター そしてバスから汽車に乗りついで 二度目の春が過ぎました スターめざした人の涙が床に 黒くしみつく ああステージ きっとあける 私の名前 飾った 劇場を
円舞曲誰かが 円舞曲(わるつ)を 踊っています 幸せあふれた 二人です 私は飲めない お酒を飲んで 泣きたい気持ちを おさえます 海鳴り 漁火 海辺のホテル 一人に悲しい ワルツの調べ  別れの手紙を 綴っています 乱れた文字です ごめんなさい あれこれ理由を 並べてみても 切ない心は 変わりません 海鳴り 漁火 海辺のホテル 一人に悲しい ワルツの調べ  明日もこうして 泊まっています 涙が枯れたら 帰ります 知らない誰かと 踊ってみたり 楽しくなるよう 努めます 海鳴り 漁火 海辺のホテル 一人に悲しい ワルツの調べちあきなおみ阿久悠川口真誰かが 円舞曲(わるつ)を 踊っています 幸せあふれた 二人です 私は飲めない お酒を飲んで 泣きたい気持ちを おさえます 海鳴り 漁火 海辺のホテル 一人に悲しい ワルツの調べ  別れの手紙を 綴っています 乱れた文字です ごめんなさい あれこれ理由を 並べてみても 切ない心は 変わりません 海鳴り 漁火 海辺のホテル 一人に悲しい ワルツの調べ  明日もこうして 泊まっています 涙が枯れたら 帰ります 知らない誰かと 踊ってみたり 楽しくなるよう 努めます 海鳴り 漁火 海辺のホテル 一人に悲しい ワルツの調べ
四つのお願いGOLD LYLICたとえば私が 恋を 恋をするなら 四つのお願い 聞いて 聞いてほしいの 一つ やさしく 愛して 二つ わがまま 言わせて 三つ さみしく させないで 四つ 誰にも 秘密にしてネ 四つのお願い 聞いて 聞いてくれたら あなたに私は 夢中 恋をしちゃうわ  それからあなたが 恋を 恋をするなら 四つのお願い 聞いて 聞いてほしいの 一つ やさしく キスして 二つ こっそり 教えて 三つ あなたの 好きなこと 四つ そのあと わたしにしてネ 四つのお願い 聞いて 聞いてくれたら あなたに私は 夢中 恋をしちゃうわ  一つ やさしく いつでも 二つ ふたりは しあわせ 三つ いつしか 結ばれて 四つ あなたと わたしは一つ 四つのお願い 聞いて 聞いてくれたら あなたに私は 夢中 恋をしちゃうわGOLD LYLICちあきなおみ白鳥朝詠鈴木淳たとえば私が 恋を 恋をするなら 四つのお願い 聞いて 聞いてほしいの 一つ やさしく 愛して 二つ わがまま 言わせて 三つ さみしく させないで 四つ 誰にも 秘密にしてネ 四つのお願い 聞いて 聞いてくれたら あなたに私は 夢中 恋をしちゃうわ  それからあなたが 恋を 恋をするなら 四つのお願い 聞いて 聞いてほしいの 一つ やさしく キスして 二つ こっそり 教えて 三つ あなたの 好きなこと 四つ そのあと わたしにしてネ 四つのお願い 聞いて 聞いてくれたら あなたに私は 夢中 恋をしちゃうわ  一つ やさしく いつでも 二つ ふたりは しあわせ 三つ いつしか 結ばれて 四つ あなたと わたしは一つ 四つのお願い 聞いて 聞いてくれたら あなたに私は 夢中 恋をしちゃうわ
酒場川GOLD LYLICあなたの憎くさと いとしさが からだのなかを 流れます 子犬のように 捨てられた 女の恋の みじめさを 酒と泣きたい 酒場川  男のこころも 読めないで おぼれるだけの 恋でした 死ぬより辛い 裏切りを 怨んでみても 無駄なのね 涙こぼれる 酒場川  私と暮らした アパートで あなたは誰と いるのでしょう グラスの酒に 酔いしれて 心の傷を 洗いたい ネオン悲しい 酒場川GOLD LYLICちあきなおみ石本美由起船村徹あなたの憎くさと いとしさが からだのなかを 流れます 子犬のように 捨てられた 女の恋の みじめさを 酒と泣きたい 酒場川  男のこころも 読めないで おぼれるだけの 恋でした 死ぬより辛い 裏切りを 怨んでみても 無駄なのね 涙こぼれる 酒場川  私と暮らした アパートで あなたは誰と いるのでしょう グラスの酒に 酔いしれて 心の傷を 洗いたい ネオン悲しい 酒場川
X+Y=LOVEX それはあなた Y それは私 プラス イコール ラヴ ラヴ ラヴ アイ ラヴ ユー 愛しあっていれば 二人はいつもプラス お別れなんて いやよ マイナスは いらないわ XプラスY XプラスY イコール ラヴ イコール ラヴ ラヴ ラヴ アイ ラヴ ユー  X それはあなた Y それは私 プラス イコール ラヴ ラヴ ラヴ アイ ラヴ ユー 信じあっていれば 二人はいつもプラス 嘘をついたら いやよ さみしくて 泣いちゃうわ XプラスY XプラスY イコール ラヴ イコール ラヴ ラヴ ラヴ アイ ラヴ ユー  恋の夢があれば 二人はいつもプラス キッスを忘れちゃ いやよ いつまでも 甘えたい XプラスY XプラスY イコール ラヴ イコール ラヴ ラヴ ラヴ アイ ラヴ ユーちあきなおみ白鳥朝詠鈴木淳X それはあなた Y それは私 プラス イコール ラヴ ラヴ ラヴ アイ ラヴ ユー 愛しあっていれば 二人はいつもプラス お別れなんて いやよ マイナスは いらないわ XプラスY XプラスY イコール ラヴ イコール ラヴ ラヴ ラヴ アイ ラヴ ユー  X それはあなた Y それは私 プラス イコール ラヴ ラヴ ラヴ アイ ラヴ ユー 信じあっていれば 二人はいつもプラス 嘘をついたら いやよ さみしくて 泣いちゃうわ XプラスY XプラスY イコール ラヴ イコール ラヴ ラヴ ラヴ アイ ラヴ ユー  恋の夢があれば 二人はいつもプラス キッスを忘れちゃ いやよ いつまでも 甘えたい XプラスY XプラスY イコール ラヴ イコール ラヴ ラヴ ラヴ アイ ラヴ ユー
役者愛の幕切れは 涙の数だけ あんたの背中に 子守歌 芝居がかった ひとりよがりの ふられ役なら 慣っこだから  あ~ 女も淋しい 男も淋しい 抱かれて 抱いて 別れを重ねたら 幸福を想い出と いつも引き換えに 泣くしか出来ない わたし役者だね  生きるだけならば カスミを食べて 明日もどうにか なるけれど 綺麗な時代は きっと短く 失すものだけ 多くなるから  あ~ 女も淋しい 男も淋しい 心の傷を お酒で洗っても 悲しみを ため息で いつも塗り換えて 泣くしか出来ない わたし役者だね  あ~ 女も淋しい 男も淋しい 心の傷を お酒で洗っても 悲しみを ため息で いつも塗り換えて 泣くしか出来ない わたし役者だねちあきなおみ荒木とよひさ浜圭介愛の幕切れは 涙の数だけ あんたの背中に 子守歌 芝居がかった ひとりよがりの ふられ役なら 慣っこだから  あ~ 女も淋しい 男も淋しい 抱かれて 抱いて 別れを重ねたら 幸福を想い出と いつも引き換えに 泣くしか出来ない わたし役者だね  生きるだけならば カスミを食べて 明日もどうにか なるけれど 綺麗な時代は きっと短く 失すものだけ 多くなるから  あ~ 女も淋しい 男も淋しい 心の傷を お酒で洗っても 悲しみを ため息で いつも塗り換えて 泣くしか出来ない わたし役者だね  あ~ 女も淋しい 男も淋しい 心の傷を お酒で洗っても 悲しみを ため息で いつも塗り換えて 泣くしか出来ない わたし役者だね
矢切の渡しGOLD LYLIC「つれて逃げてよ…」 「ついておいでよ…」 夕ぐれの雨が降る 矢切りの渡し 親のこころに そむいてまでも 恋に生きたい 二人です  「見すてないでね…」 「捨てはしないよ…」 北風が泣いて吹く 矢切りの渡し 噂かなしい 柴又すてて 舟にまかせる さだめです  「どこへ行くのよ…」 「知らぬ土地だよ…」 揺れながら艪が咽ぶ 矢切りの渡し 息を殺して 身を寄せながら 明日へ漕ぎだす 別れですGOLD LYLICちあきなおみ石本美由起船村徹「つれて逃げてよ…」 「ついておいでよ…」 夕ぐれの雨が降る 矢切りの渡し 親のこころに そむいてまでも 恋に生きたい 二人です  「見すてないでね…」 「捨てはしないよ…」 北風が泣いて吹く 矢切りの渡し 噂かなしい 柴又すてて 舟にまかせる さだめです  「どこへ行くのよ…」 「知らぬ土地だよ…」 揺れながら艪が咽ぶ 矢切りの渡し 息を殺して 身を寄せながら 明日へ漕ぎだす 別れです
紅い花PLATINA LYLIC昨日の夢を 追いかけて 今夜もひとり ざわめきに遊ぶ 昔の自分が なつかしくなり 酒をあおる 騒いで飲んで いるうちに こんなにはやく 時は過ぎるのか 琥珀のグラスに 浮かんで消える 虹色の夢 紅い花 想いを込めて ささげた恋唄 あの日あの頃は 今どこに いつか消えた 夢ひとつ  悩んだあとの 苦笑い くやんでみても 時は戻らない 疲れた自分が 愛しくなって 酒にうたう いつしか外は 雨の音 乾いた胸が 思い出に濡れて 灯りがチラチラ 歪んでうつる あの日のように 紅い花 踏みにじられて 流れた恋唄 あの日あの頃は 今どこに いつか消えた 影ひとつ  紅い花 暗闇の中 むなしい恋唄 あの日あの頃は 今どこに 今日も消える 夢ひとつ 今日も消える 夢ひとつPLATINA LYLICちあきなおみ松原史明杉本眞人倉田信雄昨日の夢を 追いかけて 今夜もひとり ざわめきに遊ぶ 昔の自分が なつかしくなり 酒をあおる 騒いで飲んで いるうちに こんなにはやく 時は過ぎるのか 琥珀のグラスに 浮かんで消える 虹色の夢 紅い花 想いを込めて ささげた恋唄 あの日あの頃は 今どこに いつか消えた 夢ひとつ  悩んだあとの 苦笑い くやんでみても 時は戻らない 疲れた自分が 愛しくなって 酒にうたう いつしか外は 雨の音 乾いた胸が 思い出に濡れて 灯りがチラチラ 歪んでうつる あの日のように 紅い花 踏みにじられて 流れた恋唄 あの日あの頃は 今どこに いつか消えた 影ひとつ  紅い花 暗闇の中 むなしい恋唄 あの日あの頃は 今どこに 今日も消える 夢ひとつ 今日も消える 夢ひとつ
朝がくるまえに夜更けの霧が 雨に変るとき あなたの吐息 肩に感じるの 泣いたりするの 明日にしよう あなたのすきな ながい黒髪を きってしまいたい 朝がくるまえに  夜霧のしずくが 忘れたはずの つれないあなたを おもいださせるの 今の私にゃ 広すぎる部屋に もどるはずもない あなたの足音が きこえる気がする 霧のガラス窓  他人じゃないよと 抱きしめてくれた あなたのいない 涙の町から 旅に出たいの 朝がくるまえにちあきなおみ吉田央鈴木淳夜更けの霧が 雨に変るとき あなたの吐息 肩に感じるの 泣いたりするの 明日にしよう あなたのすきな ながい黒髪を きってしまいたい 朝がくるまえに  夜霧のしずくが 忘れたはずの つれないあなたを おもいださせるの 今の私にゃ 広すぎる部屋に もどるはずもない あなたの足音が きこえる気がする 霧のガラス窓  他人じゃないよと 抱きしめてくれた あなたのいない 涙の町から 旅に出たいの 朝がくるまえに
星影の小径GOLD LYLIC静かに 静かに 手をとり 手をとり あなたの 囁やきは アカシヤの香りよ アイラブユー アイラブユー いつまでも いつまでも 夢うつつ さまよいましょう 星影の小径よ  静かに 静かに じっとして じっとして 私は散ってゆく アカシヤの花なの アイラブユー アイラブユー いつまでも いつまでも 抱かれて たたずみましょう 星影の小径よ  アイラブユー アイラブユー いつまでも いつまでも 抱かれて たたずみましょう 星影の小径よGOLD LYLICちあきなおみ矢野亮利根一郎静かに 静かに 手をとり 手をとり あなたの 囁やきは アカシヤの香りよ アイラブユー アイラブユー いつまでも いつまでも 夢うつつ さまよいましょう 星影の小径よ  静かに 静かに じっとして じっとして 私は散ってゆく アカシヤの花なの アイラブユー アイラブユー いつまでも いつまでも 抱かれて たたずみましょう 星影の小径よ  アイラブユー アイラブユー いつまでも いつまでも 抱かれて たたずみましょう 星影の小径よ
伝わりますかGOLD LYLIC淡い紅を かるくのせて 想い出追えば 娘にかえる  恋を知れば 夜が長く 街ち人の名を つぶやいた頃  一人のために女は 時を旅して 綺麗になる  あなたの腕のつよさは 消えない ぬくもり  今も たどれるものなら もう一度 もう一度 全てを無くす愛なら あなたしかない  愛するくらい 愛されたいと 願う心が 重荷でしたね  恋の色は 夕暮れの空 うす紅に はかなく落ちた  伝わりますか 今夜は 悪い女に なっています  あなたの守る倖せ 消えてくださいな  なりふりかまわぬ恋を もう一度 もう一度 全てを無くす愛なら あなたしかない  さびしい夜は 娘心が 悪戯します  今もたどれるものなら もう一度 もう一度 全てを無くす愛なら あなたしかない  さびしい夜は 娘心が 悪戯しますGOLD LYLICちあきなおみ飛鳥涼飛鳥涼淡い紅を かるくのせて 想い出追えば 娘にかえる  恋を知れば 夜が長く 街ち人の名を つぶやいた頃  一人のために女は 時を旅して 綺麗になる  あなたの腕のつよさは 消えない ぬくもり  今も たどれるものなら もう一度 もう一度 全てを無くす愛なら あなたしかない  愛するくらい 愛されたいと 願う心が 重荷でしたね  恋の色は 夕暮れの空 うす紅に はかなく落ちた  伝わりますか 今夜は 悪い女に なっています  あなたの守る倖せ 消えてくださいな  なりふりかまわぬ恋を もう一度 もう一度 全てを無くす愛なら あなたしかない  さびしい夜は 娘心が 悪戯します  今もたどれるものなら もう一度 もう一度 全てを無くす愛なら あなたしかない  さびしい夜は 娘心が 悪戯します
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