空っぽの客席もう あの駅で君を二度と待てないの 雨に濡れた君の髪を拭けないの もうできないの 君を笑わせることも 眠れないの君のあのぬくもりで 君のいない夜はまるで 空っぽの客席に唄うようで ぼくは君のこと 一所懸命 愛したよね ふたりのために吐いた 嘘は言えないの ふたりだけの秘密は 二度とつくれないの もう いらないよ 何も ひとり生きるなら 青空も雨の日も 春も夏も秋も冬も あの日の鎖につながれたまま 心はどこにも逃げ出せない ぼくは君のこと 一所懸命 愛したよね 毎日 ふたりだけなのに 毎日が新しかった 君のいない夜はまるで 空っぽの客席に唄うようで ぼくは君のこと 一所懸命 愛したよね こたえてください ぼくからの愛を感じていたと | さだまさし | 財津和夫 | 財津和夫 | 倉田信雄 | もう あの駅で君を二度と待てないの 雨に濡れた君の髪を拭けないの もうできないの 君を笑わせることも 眠れないの君のあのぬくもりで 君のいない夜はまるで 空っぽの客席に唄うようで ぼくは君のこと 一所懸命 愛したよね ふたりのために吐いた 嘘は言えないの ふたりだけの秘密は 二度とつくれないの もう いらないよ 何も ひとり生きるなら 青空も雨の日も 春も夏も秋も冬も あの日の鎖につながれたまま 心はどこにも逃げ出せない ぼくは君のこと 一所懸命 愛したよね 毎日 ふたりだけなのに 毎日が新しかった 君のいない夜はまるで 空っぽの客席に唄うようで ぼくは君のこと 一所懸命 愛したよね こたえてください ぼくからの愛を感じていたと |
JONAHこんなに長い間 唄いながら生きてきた 僕の作る歌は全て きみへの愛だった 今日も (JONAH) 旅から旅へと そうさ 夢から夢へと 愛の (JONAH) 歌しか歌えないし いつの日か僕の歌を 誰もがふと口ずさむ日が 必ず来るからね 信じているんだ もしも (JONAH) 叶わなくていい それでも 君を愛してる 愛の (JONAH) 辛いのは分かってる まず 明日まで生きよう 毎日 明日を信じて 唄おう いつまでも きみへの愛を 死ぬまで きみへの愛を | さだまさし | Paul Simon・日本語作詞:さだまさし | Paul Simon | 吉田弥生 | こんなに長い間 唄いながら生きてきた 僕の作る歌は全て きみへの愛だった 今日も (JONAH) 旅から旅へと そうさ 夢から夢へと 愛の (JONAH) 歌しか歌えないし いつの日か僕の歌を 誰もがふと口ずさむ日が 必ず来るからね 信じているんだ もしも (JONAH) 叶わなくていい それでも 君を愛してる 愛の (JONAH) 辛いのは分かってる まず 明日まで生きよう 毎日 明日を信じて 唄おう いつまでも きみへの愛を 死ぬまで きみへの愛を |
歌紡ぎの小夜曲(セレナーデ)愛の歌をあのひとに 届けたい 疲れ果て 笑顔さえ 忘れたひとに 鳥のように飛べたなら 小夜曲 満月の窓辺から あなたの夢に 言葉に出来ない 片思いを ささやかな 歌にして 紡いでいます どうかあなたの元気 明日の朝 生まれるよう 恋の夢をあのひとに 伝えたい 傷ついた 数だけ 強くなれると ギターのように 歌えたら 小夜曲 満月の窓辺まで 聴きに来てね 言葉にならない 片思いを 今日も又 歌にして 紡いでいます いつかあなたの胸に 届けと 小夜曲 言葉に出来ない この想いを いつの日も 歌にして 紡いでいます いつかあなたの胸で 眠れますように 小夜曲 | さだまさし | さだまさし | 南こうせつ | 渡辺俊幸 | 愛の歌をあのひとに 届けたい 疲れ果て 笑顔さえ 忘れたひとに 鳥のように飛べたなら 小夜曲 満月の窓辺から あなたの夢に 言葉に出来ない 片思いを ささやかな 歌にして 紡いでいます どうかあなたの元気 明日の朝 生まれるよう 恋の夢をあのひとに 伝えたい 傷ついた 数だけ 強くなれると ギターのように 歌えたら 小夜曲 満月の窓辺まで 聴きに来てね 言葉にならない 片思いを 今日も又 歌にして 紡いでいます いつかあなたの胸に 届けと 小夜曲 言葉に出来ない この想いを いつの日も 歌にして 紡いでいます いつかあなたの胸で 眠れますように 小夜曲 |
星座(ほし)の名前父さんは指さして 星座の名前を教えてくれた 大きな心を持つように 母さんは抱きしめて 花の名前を教えてくれた 優しい心を持つように 忘れない どんなに 遠く離れていても 僕を育てた 碧い海 緑豊かな 島影 ふるさと わらべうた歌うとき お下げ髪して 蓮華を摘んだ 幼なじみを 思い出す あの人も あの友も 祭囃子の あの音も 夕焼け空も そこに在る 忘れない どんなに 遠く離れていても 君を育てた 蒼い空 澄んだ川のせせらぎ ふるさと 忘れない どんなに 遠く離れていても 僕を育てた 碧い海 緑豊かな 島影 ふるさと ふるさと ふるさと | さだまさし | 三波春夫 | さだまさし | 山本直純 | 父さんは指さして 星座の名前を教えてくれた 大きな心を持つように 母さんは抱きしめて 花の名前を教えてくれた 優しい心を持つように 忘れない どんなに 遠く離れていても 僕を育てた 碧い海 緑豊かな 島影 ふるさと わらべうた歌うとき お下げ髪して 蓮華を摘んだ 幼なじみを 思い出す あの人も あの友も 祭囃子の あの音も 夕焼け空も そこに在る 忘れない どんなに 遠く離れていても 君を育てた 蒼い空 澄んだ川のせせらぎ ふるさと 忘れない どんなに 遠く離れていても 僕を育てた 碧い海 緑豊かな 島影 ふるさと ふるさと ふるさと |
ふしあわせだと思った人が ふしあわせ ふしあわせだと思った人が しあわせ そんなことってあるんだよね あの時は若かったのさ まじめだと思ったヤツが ふまじめ ふまじめだと思ったヤツが まじめ そんなことってあるんだよね あの時は若かったのさ どこかで しあわせ ふしあわせ だれかが しあわせ ふしあわせ あした しあわせみつけて育てよう 育てたしあわせ もう離さない 自由だと信じた日々が不自由 不自由だと信じた日々が自由 そんなことってあるんだよね あの時は若かったのさ しんせつだと思ったヒトが ふしんせつ ふしんせつだと思ったヒトが しんせつ そんなことってあるんだよね あの時は若かったのさ どこかで しんせつ ふしんせつ だれかが しんせつ ふしんせつ あした しあわせみつけて育てよう 育てたしあわせ もう離さない どこかで しあわせ ふしあわせ だれかが しあわせ ふしあわせ あした しあわせみつけて育てよう 育てたしあわせ もう離さない どこかで しあわせ ふしあわせ だれかが しあわせ ふしあわせ あした しあわせみつけて育てよう 育てたしあわせ もう離さない しあわせだと信じた時代が ふしあわせ ふしあわせだと信じた時代が しあわせ そんなことってあるんだよね あの時は若かったのさ そんなことってあるんだよね あの時は幼かったのさ | さだまさし | 永六輔 | さだまさし | 服部隆之 | しあわせだと思った人が ふしあわせ ふしあわせだと思った人が しあわせ そんなことってあるんだよね あの時は若かったのさ まじめだと思ったヤツが ふまじめ ふまじめだと思ったヤツが まじめ そんなことってあるんだよね あの時は若かったのさ どこかで しあわせ ふしあわせ だれかが しあわせ ふしあわせ あした しあわせみつけて育てよう 育てたしあわせ もう離さない 自由だと信じた日々が不自由 不自由だと信じた日々が自由 そんなことってあるんだよね あの時は若かったのさ しんせつだと思ったヒトが ふしんせつ ふしんせつだと思ったヒトが しんせつ そんなことってあるんだよね あの時は若かったのさ どこかで しんせつ ふしんせつ だれかが しんせつ ふしんせつ あした しあわせみつけて育てよう 育てたしあわせ もう離さない どこかで しあわせ ふしあわせ だれかが しあわせ ふしあわせ あした しあわせみつけて育てよう 育てたしあわせ もう離さない どこかで しあわせ ふしあわせ だれかが しあわせ ふしあわせ あした しあわせみつけて育てよう 育てたしあわせ もう離さない しあわせだと信じた時代が ふしあわせ ふしあわせだと信じた時代が しあわせ そんなことってあるんだよね あの時は若かったのさ そんなことってあるんだよね あの時は幼かったのさ |
なんということもなくなんという こともなく 行き過ぎて 行き戻り 懐かしさ 抱え込み ドアを押す 喫茶店 片隅の 昔のままの テーブルに 席をとる 気がつけば 昔のままの 傷と染み 遠い日の影 ここで 何人の 人を待ち 待たせたことか ここで どれほどの 語らいを 重ねたことか 不安と憧れ 期待と退屈 若さと混乱 いろんな 名前の 小舟たち そのコーヒーに 浮かべていたよ なんという こともなく 肩越しに 降りかかる 華やいだ 笑い声 楽しげに はしゃぐ声 若者は 昔のままに それぞれが 主役顔 或る者は 昔のままに 世の中を 一人で背負う そこで 君たちが 待ち潰す 時間の吐息 そこで 何時までも いつしかの 夢のため息 不満と傲慢 不遜と焦燥 甘さと危うさ 戸惑い 行き交う 小舟たち そのコーヒーに 遊んでいるね まるで 計画に 追われてる 暮らしの中に まるで 我知らず 開けられた 時の風穴 孤独と充実 ゆとりと不自由 疲れと戯れ いまだに 彷徨う 小舟たち このコーヒーを 飲み干しながら なんという こともなく 窓越しを 眺めれば 突然の 雨雲に 行き急ぐ 人の群れ | さだまさし | 小椋佳 | 小椋佳 | 石川鷹彦 | なんという こともなく 行き過ぎて 行き戻り 懐かしさ 抱え込み ドアを押す 喫茶店 片隅の 昔のままの テーブルに 席をとる 気がつけば 昔のままの 傷と染み 遠い日の影 ここで 何人の 人を待ち 待たせたことか ここで どれほどの 語らいを 重ねたことか 不安と憧れ 期待と退屈 若さと混乱 いろんな 名前の 小舟たち そのコーヒーに 浮かべていたよ なんという こともなく 肩越しに 降りかかる 華やいだ 笑い声 楽しげに はしゃぐ声 若者は 昔のままに それぞれが 主役顔 或る者は 昔のままに 世の中を 一人で背負う そこで 君たちが 待ち潰す 時間の吐息 そこで 何時までも いつしかの 夢のため息 不満と傲慢 不遜と焦燥 甘さと危うさ 戸惑い 行き交う 小舟たち そのコーヒーに 遊んでいるね まるで 計画に 追われてる 暮らしの中に まるで 我知らず 開けられた 時の風穴 孤独と充実 ゆとりと不自由 疲れと戯れ いまだに 彷徨う 小舟たち このコーヒーを 飲み干しながら なんという こともなく 窓越しを 眺めれば 突然の 雨雲に 行き急ぐ 人の群れ |
遠い海遠い海の記憶がある 美しいその人は 日傘さしていつも独り 寂しそうに海を見てた 遠い人を 来ない人を 待ち続ける黒い瞳や 透けるような白い肌は 少年達の憧れだった 君に出会ったとき その人を思いだした そしてきみはやはり あの海が見たいと言ったね すぐに来る あの夏の終わりの 悲しい予感は そのときにはまだ無かった 時間はまだあると そう、勝手に思っていた 海から吹く風や夢の音を 聴かせたかったね 海に連れて ゆけなくてごめんね 悲しい予感は あのときにはまだ無かった 遠い人を 来ない人を 待ちながら 一人きり 僕は君を 想って暮らすのだろう 遠い海で | さだまさし | さだまさし | 来生たかお | 服部克久 | 遠い海の記憶がある 美しいその人は 日傘さしていつも独り 寂しそうに海を見てた 遠い人を 来ない人を 待ち続ける黒い瞳や 透けるような白い肌は 少年達の憧れだった 君に出会ったとき その人を思いだした そしてきみはやはり あの海が見たいと言ったね すぐに来る あの夏の終わりの 悲しい予感は そのときにはまだ無かった 時間はまだあると そう、勝手に思っていた 海から吹く風や夢の音を 聴かせたかったね 海に連れて ゆけなくてごめんね 悲しい予感は あのときにはまだ無かった 遠い人を 来ない人を 待ちながら 一人きり 僕は君を 想って暮らすのだろう 遠い海で |
叛乱(クーデター)謝れば済むと思ってるでしょう そう思ううちは許さないわ いつも最後は私が折れて終わりなんて 多分ひどく慌ててるでしょう 手紙一つ残さず来たもの 覚悟を秘めて部屋を出た 一人きりのクーデター 戦え私 窓の外はラベンダー 空は青空 すぐに帰ると思ってるでしょう そう思ううちは帰らないわ いつもそう誓ってそのくせ折れて帰るけど 情けないけど今度も無理ね だって帰ろかやめよか考え中 ひとりきりでは寂しくて 一人きりのクーデター 今度も地味ね 丸をつけたカレンダー もう二日もひとり 一人きりのクーデター 迎えに来てよ 勝てないよサレンダー あなたは強い 一人きりのクーデター がんばれ私 窓の外はラベンダー 空は青空 | さだまさし | さだまさし | 服部克久 | 服部克久 | 謝れば済むと思ってるでしょう そう思ううちは許さないわ いつも最後は私が折れて終わりなんて 多分ひどく慌ててるでしょう 手紙一つ残さず来たもの 覚悟を秘めて部屋を出た 一人きりのクーデター 戦え私 窓の外はラベンダー 空は青空 すぐに帰ると思ってるでしょう そう思ううちは帰らないわ いつもそう誓ってそのくせ折れて帰るけど 情けないけど今度も無理ね だって帰ろかやめよか考え中 ひとりきりでは寂しくて 一人きりのクーデター 今度も地味ね 丸をつけたカレンダー もう二日もひとり 一人きりのクーデター 迎えに来てよ 勝てないよサレンダー あなたは強い 一人きりのクーデター がんばれ私 窓の外はラベンダー 空は青空 |
ムギムギという少女がいた 背は高いけど 細く白い腕が はかなげだった 誰も彼女を認識せず 風より淡く 遠い視線のふち よぎらせただけ まばゆい夏の空の下 つらそうな瞳で ムギは校庭を横切る なぜだか僕は予感した この地球という星に 似合っていない ムギのこと いつでも僕は眺めていた いつしかそれは 恋心に近く あわてさせた 誰もムギには声をかけず 風より淡く 遠い存在だと 忘れられた まばゆい夏の終わる頃 僕にだけ彼女は とても 優しい目を向けた なぜだかとてもつらかった 愛してるのにきっと 結ばれないと わかったから 鋭い緑の葉先が 黄金色に染まり とても 優しい風景に 僕だけ一人淋しくて 夕焼け空を見上げた ムギが光に なったあと | さだまさし | 来生えつこ | さだまさし | 石川鷹彦 | ムギという少女がいた 背は高いけど 細く白い腕が はかなげだった 誰も彼女を認識せず 風より淡く 遠い視線のふち よぎらせただけ まばゆい夏の空の下 つらそうな瞳で ムギは校庭を横切る なぜだか僕は予感した この地球という星に 似合っていない ムギのこと いつでも僕は眺めていた いつしかそれは 恋心に近く あわてさせた 誰もムギには声をかけず 風より淡く 遠い存在だと 忘れられた まばゆい夏の終わる頃 僕にだけ彼女は とても 優しい目を向けた なぜだかとてもつらかった 愛してるのにきっと 結ばれないと わかったから 鋭い緑の葉先が 黄金色に染まり とても 優しい風景に 僕だけ一人淋しくて 夕焼け空を見上げた ムギが光に なったあと |
佐世保この頃 近くなった 気がする 父と母の 置いてきた町が 生まれた場所 大切だけど そう ふるさとは 他にもあった 小さい頃は いつも 聞いてた 父の話す あの町のことを ごめんね あまり 憶えてなくて 目に浮かぶのは 笑って 話す姿 寂しくはなかった? ふるさと そのままで 帰りたくはなかった? それから 離れたきり ふたりは 出逢い 町を逃げ出す どんな理由か 人から聞いた 強がりだった 母親からは ふるさとのこと 一度も聞かなかった 坂道多く 海はすぐそば 異国のひと すれ違うところ 暮らせないけど 私の町が もひとつあると 嬉しく思うのです どの道を歩けば 出会えるその頃の 誰からも聞けない ふたりの心の中に 寂しくはなかった? ふるさと そのままで 帰りたくはなかった? それから 離れたきり | さだまさし | 藤田恵美 | さだまさし | 倉田信雄 | この頃 近くなった 気がする 父と母の 置いてきた町が 生まれた場所 大切だけど そう ふるさとは 他にもあった 小さい頃は いつも 聞いてた 父の話す あの町のことを ごめんね あまり 憶えてなくて 目に浮かぶのは 笑って 話す姿 寂しくはなかった? ふるさと そのままで 帰りたくはなかった? それから 離れたきり ふたりは 出逢い 町を逃げ出す どんな理由か 人から聞いた 強がりだった 母親からは ふるさとのこと 一度も聞かなかった 坂道多く 海はすぐそば 異国のひと すれ違うところ 暮らせないけど 私の町が もひとつあると 嬉しく思うのです どの道を歩けば 出会えるその頃の 誰からも聞けない ふたりの心の中に 寂しくはなかった? ふるさと そのままで 帰りたくはなかった? それから 離れたきり |
夢の夢あなたとふたりきりで どこかの町で暮らしてる そんな嬉しい夢を見た そして少し悲しかった 夢から覚めてみれば まるで子供じみていると 自分を嗤ったら切なくて 少し涙が出た 気づかれず咲いて散る花もあるように 咲かないままで散る恋もある 夢の夢だと わかってる けれど 逢いたい いきさつはそれぞれあるし 生き方もそれぞれあって 誰もが思いがけずに暮らしたり はからずも生きていたり 夢を見るくらいは 多分許されると思う けれど見るなら見るほどに つのる痛みもある 嘘と識って聴く言葉があるように 夢と知って見る夢もある 嘘の嘘だと わかっても 愛を 聴きたい 気づかれず咲いて散る花もあるように 咲かないままで散る恋もある 夢の夢だと わかってる けれど 逢いたい | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | あなたとふたりきりで どこかの町で暮らしてる そんな嬉しい夢を見た そして少し悲しかった 夢から覚めてみれば まるで子供じみていると 自分を嗤ったら切なくて 少し涙が出た 気づかれず咲いて散る花もあるように 咲かないままで散る恋もある 夢の夢だと わかってる けれど 逢いたい いきさつはそれぞれあるし 生き方もそれぞれあって 誰もが思いがけずに暮らしたり はからずも生きていたり 夢を見るくらいは 多分許されると思う けれど見るなら見るほどに つのる痛みもある 嘘と識って聴く言葉があるように 夢と知って見る夢もある 嘘の嘘だと わかっても 愛を 聴きたい 気づかれず咲いて散る花もあるように 咲かないままで散る恋もある 夢の夢だと わかってる けれど 逢いたい |
星座の名前父さんは指さして 星座の名前を教えてくれた 大きな心を持つように 母さんは抱きしめて 花の名前を教えてくれた 優しい心を持つように 忘れない どんなに 遠く離れていても 僕を育てた 碧い海 緑豊かな 島影 ふるさと わらべうた歌うとき お下げ髪して 蓮華を摘んだ 幼なじみを 思い出す あの人も あの友も 祭囃子の あの音も 夕焼け空も そこに在る 忘れない どんなに 遠く離れていても 君を育てた 蒼い空 澄んだ川のせせらぎ ふるさと 忘れない どんなに 遠く離れていても 僕を育てた 碧い海 緑豊かな 島影 ふるさと ふるさと ふるさと | さだまさし | 三波春夫 | さだまさし | 山本直純 | 父さんは指さして 星座の名前を教えてくれた 大きな心を持つように 母さんは抱きしめて 花の名前を教えてくれた 優しい心を持つように 忘れない どんなに 遠く離れていても 僕を育てた 碧い海 緑豊かな 島影 ふるさと わらべうた歌うとき お下げ髪して 蓮華を摘んだ 幼なじみを 思い出す あの人も あの友も 祭囃子の あの音も 夕焼け空も そこに在る 忘れない どんなに 遠く離れていても 君を育てた 蒼い空 澄んだ川のせせらぎ ふるさと 忘れない どんなに 遠く離れていても 僕を育てた 碧い海 緑豊かな 島影 ふるさと ふるさと ふるさと |
夢唄夢の在所を 尋ね訪ねてゆく子らに 親はあれども 親は無し 寂し寂しや 肩に降り積む冬紅葉 友はあれども 友は無し 抱きしめて 暖めてやりたいよ 夢の在所に 迷い迷って散る花に 恋はあれども 愛は無し こころころころ 吹き抜けてゆく虎落笛 愛はあれども 情は無し 泣きながら 慰めてやりたいよ 夢の在所に 辿り疲れた指の皺 日暮れ眺めて 道遠し 哀し哀しや 言葉木枯らし鎌鼬 吾が育てた 子に伐られ あはれあはれと 哭く鳥は あはれあはれと 哭くばかり 生きて生きてと 歌うなら 生きて生きて生きて歌え 夢唄 夢唄 負けてたまるかと 夢唄 歌い続けるよ 夢唄 聞こえるか 夢唄 | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 石川鷹彦 | 夢の在所を 尋ね訪ねてゆく子らに 親はあれども 親は無し 寂し寂しや 肩に降り積む冬紅葉 友はあれども 友は無し 抱きしめて 暖めてやりたいよ 夢の在所に 迷い迷って散る花に 恋はあれども 愛は無し こころころころ 吹き抜けてゆく虎落笛 愛はあれども 情は無し 泣きながら 慰めてやりたいよ 夢の在所に 辿り疲れた指の皺 日暮れ眺めて 道遠し 哀し哀しや 言葉木枯らし鎌鼬 吾が育てた 子に伐られ あはれあはれと 哭く鳥は あはれあはれと 哭くばかり 生きて生きてと 歌うなら 生きて生きて生きて歌え 夢唄 夢唄 負けてたまるかと 夢唄 歌い続けるよ 夢唄 聞こえるか 夢唄 |
ゆ・ら・ぎ夢が破れても 夢をうらまない 夢のせいではなく 僕のせいだから 愛が壊れても 愛をうらまない 愛のせいではなく 僕のせいだから 強い夢が欲しい 壊れないように 強い愛が欲しい 壊れないように 花が散っても 花をうらまない 花のせいではなく 僕のせいだから 君と別れても 君をうらまない 君のせいではなく 僕のせいだから 強い花が欲しい 散らないように 強い君が欲しい 忘れないように 心乱れても 心うらまない 心のせいではなく 僕のせいだから 生命なくしても 生命うらまない 生命のせいではなく 僕のせいだから 強い心が欲しい 乱れないように 強い生命が欲しい 消えないように 消えないように | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 石川鷹彦 | 夢が破れても 夢をうらまない 夢のせいではなく 僕のせいだから 愛が壊れても 愛をうらまない 愛のせいではなく 僕のせいだから 強い夢が欲しい 壊れないように 強い愛が欲しい 壊れないように 花が散っても 花をうらまない 花のせいではなく 僕のせいだから 君と別れても 君をうらまない 君のせいではなく 僕のせいだから 強い花が欲しい 散らないように 強い君が欲しい 忘れないように 心乱れても 心うらまない 心のせいではなく 僕のせいだから 生命なくしても 生命うらまない 生命のせいではなく 僕のせいだから 強い心が欲しい 乱れないように 強い生命が欲しい 消えないように 消えないように |
若葉は限りなく生まれつづけて愛の言葉ならば いくつも知っている けれどこの愛だけは 言葉にはならない 若葉は限りなく 生まれつづけてゆく そんなふうに君への 愛はあふれてくる いつでも君をみつめている 辛いときこそ 必ずそばにいるから 忘れないで 信じること 君らしく 輝くように なにも恐れず いくつも夢を見て 幾度も傷ついて けれどもあきらめずに 生きてゆけるように 若葉は限りなく 生まれつづけてゆく そんなふうに希望も 生まれつづけている いつでも君を支えている ふりむけばすぐ 必ずそこにいるから 鳥のように まだ見ぬ空へ 羽ばたいて 陽射しの中に きっと 忘れないで 信じること 君らしく 輝くように なにも恐れず 若葉は限りなく 生まれつづけてゆく 若葉は限りなく… | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 吉田弥生 | 愛の言葉ならば いくつも知っている けれどこの愛だけは 言葉にはならない 若葉は限りなく 生まれつづけてゆく そんなふうに君への 愛はあふれてくる いつでも君をみつめている 辛いときこそ 必ずそばにいるから 忘れないで 信じること 君らしく 輝くように なにも恐れず いくつも夢を見て 幾度も傷ついて けれどもあきらめずに 生きてゆけるように 若葉は限りなく 生まれつづけてゆく そんなふうに希望も 生まれつづけている いつでも君を支えている ふりむけばすぐ 必ずそこにいるから 鳥のように まだ見ぬ空へ 羽ばたいて 陽射しの中に きっと 忘れないで 信じること 君らしく 輝くように なにも恐れず 若葉は限りなく 生まれつづけてゆく 若葉は限りなく… |
やすらぎ橋やすらぎ橋を覚えてますか むかしあなたの手を引いて歩いた道を 悲しみはすべて川に流してきた わたしがいつも笑っていられた理由 生きるということは そういうことのよう 気まぐれな風の吹きようで 泣いたり笑ったり 川のほとりに咲いた名もない花は いつも風をうらまずに ゆらりゆらり揺れてた 疲れたときに さがしてごらん しあわせならいつも あなたのポケットにある 切ないときも あきらめないで みつけておくれ あなたのやすらぎ橋 生きるということは そういうことのよう 気まぐれな日差しの照りようで 晴れたり曇ったり 街のほとりに咲いた名もないひとは 今日も風をうらまずに ゆらりゆらり揺れるよ 今日も風をうらまずに ゆらりゆらり揺れるよ | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 石川鷹彦・さだまさし | やすらぎ橋を覚えてますか むかしあなたの手を引いて歩いた道を 悲しみはすべて川に流してきた わたしがいつも笑っていられた理由 生きるということは そういうことのよう 気まぐれな風の吹きようで 泣いたり笑ったり 川のほとりに咲いた名もない花は いつも風をうらまずに ゆらりゆらり揺れてた 疲れたときに さがしてごらん しあわせならいつも あなたのポケットにある 切ないときも あきらめないで みつけておくれ あなたのやすらぎ橋 生きるということは そういうことのよう 気まぐれな日差しの照りようで 晴れたり曇ったり 街のほとりに咲いた名もないひとは 今日も風をうらまずに ゆらりゆらり揺れるよ 今日も風をうらまずに ゆらりゆらり揺れるよ |
幸せブギなんともヤな 世の中でもめげずに生きて行こう そのうち何とかなる とも思えないけど 何とかしよう 男の子ったら工ッチばかりで頭はスカスカ 女の子ったらかっこばかりで中身はハレホレ おやじは疲れはててる おばさん傍若無人 なんてこったいこのままじゃこの国は終わる それでも一生懸命生きている奴いるいる そういうお前が報われないで世の中たまるか いつか本当の時代が 来るから必ず来るから こんな馬鹿げた世界が続く訳がない 幸せプギウギ お前の為に歌う さあさ 手を取り踊って 悪魔祓いさ 幸せプギウギ なめんじゃねえって言ってやれ いつまでも やさしい俺だと 思うなよ なんともヤな 世の中でもめげずに生きて行こう そのうち何とかなる とも思えないけど 何とかしよう 「やさしさ」なんて口に出したらみんなでゲラゲラ 「正義」と言おうもんならよってたかってボロボ口 「夢」も「希望」も糞味噌これじゃ ワルがのびのびするはず こんなおかしな時代に誰がした 真面目にやるのが確かに虚しくなってイライラ イジメに襲われ金に使われ心はへ口へ口 みんな悔しいはずだよ だからこそ負けちゃいけない パッとここらで 革命起こすか 幸せプギウギ お前の為に歌う さあさ 手を取り踊って悪魔祓いさ 幸せプギウギ 俺の為にも歌う さあさ 手を取り歌って幸せ呼び込め なんともヤな 世の中でもめげずに生きて行こう そのうち何とかなる とも思えないけど 何とかしよう 幸せプギウギ みんなの為に歌う さあさ 手を取り踊って悪魔祓いさ 幸せプギウギ 世界の為に歌う さあさ 手を取り歌って 幸せ呼び込め | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 倉田信雄 | なんともヤな 世の中でもめげずに生きて行こう そのうち何とかなる とも思えないけど 何とかしよう 男の子ったら工ッチばかりで頭はスカスカ 女の子ったらかっこばかりで中身はハレホレ おやじは疲れはててる おばさん傍若無人 なんてこったいこのままじゃこの国は終わる それでも一生懸命生きている奴いるいる そういうお前が報われないで世の中たまるか いつか本当の時代が 来るから必ず来るから こんな馬鹿げた世界が続く訳がない 幸せプギウギ お前の為に歌う さあさ 手を取り踊って 悪魔祓いさ 幸せプギウギ なめんじゃねえって言ってやれ いつまでも やさしい俺だと 思うなよ なんともヤな 世の中でもめげずに生きて行こう そのうち何とかなる とも思えないけど 何とかしよう 「やさしさ」なんて口に出したらみんなでゲラゲラ 「正義」と言おうもんならよってたかってボロボ口 「夢」も「希望」も糞味噌これじゃ ワルがのびのびするはず こんなおかしな時代に誰がした 真面目にやるのが確かに虚しくなってイライラ イジメに襲われ金に使われ心はへ口へ口 みんな悔しいはずだよ だからこそ負けちゃいけない パッとここらで 革命起こすか 幸せプギウギ お前の為に歌う さあさ 手を取り踊って悪魔祓いさ 幸せプギウギ 俺の為にも歌う さあさ 手を取り歌って幸せ呼び込め なんともヤな 世の中でもめげずに生きて行こう そのうち何とかなる とも思えないけど 何とかしよう 幸せプギウギ みんなの為に歌う さあさ 手を取り踊って悪魔祓いさ 幸せプギウギ 世界の為に歌う さあさ 手を取り歌って 幸せ呼び込め |
煌めいてときめいて ときめいて 待っていた 君の笑顔 煌めいて 煌めいて はばたいて 時は今 君の夢は 僕の夢 君が切る風の音が 聞こえる 夢よ もっともっと高く 夢よ もっともっと速く 夢よ もっともっと強く 美しく 明日咲く華よ 君の名を 憧れと呼ぶよ ひたすらに ひたすらに 沸きあがる 君の力 輝いて 輝いて いつまでも 時は今 君の愛は 僕の愛 君が信じた歌が 聴こえる 愛よ もっともっと高く 愛よ もっともっと速く 愛よ もっともっと強く 美しく 夢よ もっともっと高く 夢よ もっともっと速く 夢よ もっともっと強く 美しく 明日咲く華よ 君の名を 永遠と呼ぶよ 憧れと呼ぶよ 永遠と呼ぶよ ときめいて ときめいて 煌めいて 煌めいて | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | ときめいて ときめいて 待っていた 君の笑顔 煌めいて 煌めいて はばたいて 時は今 君の夢は 僕の夢 君が切る風の音が 聞こえる 夢よ もっともっと高く 夢よ もっともっと速く 夢よ もっともっと強く 美しく 明日咲く華よ 君の名を 憧れと呼ぶよ ひたすらに ひたすらに 沸きあがる 君の力 輝いて 輝いて いつまでも 時は今 君の愛は 僕の愛 君が信じた歌が 聴こえる 愛よ もっともっと高く 愛よ もっともっと速く 愛よ もっともっと強く 美しく 夢よ もっともっと高く 夢よ もっともっと速く 夢よ もっともっと強く 美しく 明日咲く華よ 君の名を 永遠と呼ぶよ 憧れと呼ぶよ 永遠と呼ぶよ ときめいて ときめいて 煌めいて 煌めいて |
教室のドン・キホーテ今年も卒業の季節になりましたね お元気ですか 忘れ雪の舞う空を 見る度あの頃荒れていた自分を思い出す 耐えきれずに羊の群れを 飛び出して迷っていた頃 先生から届いた手書きの 卒業証書抱きしめて泣いた沈丁花の頃 僕は与えることを知らず ただ求めてばかりいたようだ わけもなく人を傷つけ わけもなく自分も傷つき それが生きることだと あきらめていた 世の中は少しずつの 勘違いで成り立っている 噛み合えば愛し合い 噛み合わずに憎み合う そんな風に少しずつわかってきた それはそれで悲しいけれど 去年の夏 蝉時雨に 背中を押されて先生に 会いにいった時 「あの頃の忘れ物を取りに来たか」と言ったね 僕にも気づいたよ今 学校はあの頃よりも もっとずっと沢山の 悲しい忘れ物に満ちていて自信を失くしてる 「時代はいつも生け贅として 弱いものに襲いかかるもの」 つぶやきながらあなたは それとまだ戦っていた ドン・キホーテのようだよと 笑いながら 世の中は善と悪とのすれ違いでできている いい人が罪を犯したり悪い人がいいことをすることも あるということがわかった そう言ったらあなたは泣きながら笑った | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 石川鷹彦 | 今年も卒業の季節になりましたね お元気ですか 忘れ雪の舞う空を 見る度あの頃荒れていた自分を思い出す 耐えきれずに羊の群れを 飛び出して迷っていた頃 先生から届いた手書きの 卒業証書抱きしめて泣いた沈丁花の頃 僕は与えることを知らず ただ求めてばかりいたようだ わけもなく人を傷つけ わけもなく自分も傷つき それが生きることだと あきらめていた 世の中は少しずつの 勘違いで成り立っている 噛み合えば愛し合い 噛み合わずに憎み合う そんな風に少しずつわかってきた それはそれで悲しいけれど 去年の夏 蝉時雨に 背中を押されて先生に 会いにいった時 「あの頃の忘れ物を取りに来たか」と言ったね 僕にも気づいたよ今 学校はあの頃よりも もっとずっと沢山の 悲しい忘れ物に満ちていて自信を失くしてる 「時代はいつも生け贅として 弱いものに襲いかかるもの」 つぶやきながらあなたは それとまだ戦っていた ドン・キホーテのようだよと 笑いながら 世の中は善と悪とのすれ違いでできている いい人が罪を犯したり悪い人がいいことをすることも あるということがわかった そう言ったらあなたは泣きながら笑った |
君は穏やかに春を語れ君はうたぐることなく穏やかに 君の新しい春を語れ 僕は悲しむことなくゆるやかに 僕のなつかしい秋を歌う ふと垣間みた 淡い恋は 君の背中越しの 僕の指の隙間の 丁度なだらかな 夢の斜面を 滑るように落ちて行く いま君は春をめぐり 僕は秋をたどる 遠く海の向こうに日が沈む音が聞こえて 少女は大人になる 君はふりむくことなくさわやかに 君の美しい春を歩め 僕は慈しみながら君の背を 僕の新しい秋に刻む あの日 君の手のストローは 煌めきながら 日差しに透けた 丁度初めて咲く口紅の 紅い花の散るあたり いま君は愛を上り 僕は愛を下る 遠く空の彼方にかささぎの羽音聞こえて 少女は大人になる 君は春をめぐり 僕は秋をたどる 遠く海の向こうに日が沈む音が聞こえて 少女は大人になる | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 石川鷹彦 | 君はうたぐることなく穏やかに 君の新しい春を語れ 僕は悲しむことなくゆるやかに 僕のなつかしい秋を歌う ふと垣間みた 淡い恋は 君の背中越しの 僕の指の隙間の 丁度なだらかな 夢の斜面を 滑るように落ちて行く いま君は春をめぐり 僕は秋をたどる 遠く海の向こうに日が沈む音が聞こえて 少女は大人になる 君はふりむくことなくさわやかに 君の美しい春を歩め 僕は慈しみながら君の背を 僕の新しい秋に刻む あの日 君の手のストローは 煌めきながら 日差しに透けた 丁度初めて咲く口紅の 紅い花の散るあたり いま君は愛を上り 僕は愛を下る 遠く空の彼方にかささぎの羽音聞こえて 少女は大人になる 君は春をめぐり 僕は秋をたどる 遠く海の向こうに日が沈む音が聞こえて 少女は大人になる |
夢街道遠すぎる人を 愛し続けるように 追い続けて来た 夢がある 不器用だよねと 自分にあきれ乍ら それが少し嬉しい 旅の途中 この夢 にがいか しょっぱいか 瓢々と空行く 雲のように ただまっしぐら 駆け抜けてみるさ 夢街道 遥かなり 信じていいのか 道はこれでいいのか 問い続けて来た 夢がある ひとに傷ついて またひとに救われて それが生きることか 日はまた昇る この夢 叶うか はじけるか 滔々と流れる 水のように 海に届かぬ 河などないさ 夢街道 一途なり 夢街道 果てしなく 永遠につらぬく 愛のように 道の途中で 倒れて悔いなし 夢街道 遥かなり | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 倉田信雄 | 遠すぎる人を 愛し続けるように 追い続けて来た 夢がある 不器用だよねと 自分にあきれ乍ら それが少し嬉しい 旅の途中 この夢 にがいか しょっぱいか 瓢々と空行く 雲のように ただまっしぐら 駆け抜けてみるさ 夢街道 遥かなり 信じていいのか 道はこれでいいのか 問い続けて来た 夢がある ひとに傷ついて またひとに救われて それが生きることか 日はまた昇る この夢 叶うか はじけるか 滔々と流れる 水のように 海に届かぬ 河などないさ 夢街道 一途なり 夢街道 果てしなく 永遠につらぬく 愛のように 道の途中で 倒れて悔いなし 夢街道 遥かなり |
いつも君の味方ありがとう 巡り会ってくれて ありがとう 元気でいてくれて ありがとう 支えていてくれて ありがとう 愛してくれて たった一人で生まれてきて それから たった一度の人生 不安だらけで歩いてた 独りきりじゃないよって君の笑顔が 孤独から僕を救い出してくれた あの空の高さ海の青さに初めて 気づいたときに 僕は自分が生まれてきたことに 初めて感謝を捧げた 忘れないで 僕はいつも君の味方 ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう もしも生まれた意味があるというなら きっと誰かを支えるため生まれてきた もっと強くもっと優しくなりたい 君を守って僕が生きてゆくために この夢の高さ愛の広さに初めて 気づいたときに 人は心で生きると言うことに 初めて感謝を捧げた 忘れないで 僕はいつも君の味方 ありがとう 巡り会ってくれて ありがとう 元気でいてくれて ありがとう 忘れないで 僕はいつも君の味方 ありがとう ありがとう ありがとう 忘れないで 僕はいつも君の味方 | さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | ありがとう 巡り会ってくれて ありがとう 元気でいてくれて ありがとう 支えていてくれて ありがとう 愛してくれて たった一人で生まれてきて それから たった一度の人生 不安だらけで歩いてた 独りきりじゃないよって君の笑顔が 孤独から僕を救い出してくれた あの空の高さ海の青さに初めて 気づいたときに 僕は自分が生まれてきたことに 初めて感謝を捧げた 忘れないで 僕はいつも君の味方 ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう もしも生まれた意味があるというなら きっと誰かを支えるため生まれてきた もっと強くもっと優しくなりたい 君を守って僕が生きてゆくために この夢の高さ愛の広さに初めて 気づいたときに 人は心で生きると言うことに 初めて感謝を捧げた 忘れないで 僕はいつも君の味方 ありがとう 巡り会ってくれて ありがとう 元気でいてくれて ありがとう 忘れないで 僕はいつも君の味方 ありがとう ありがとう ありがとう 忘れないで 僕はいつも君の味方 |
人生の贈り物~他に望むものはない~季節の花がこれほど美しいことに 歳を取るまで少しも気づかなかった 美しく老いてゆくことがどれ程に 難しいかということさえ気づかなかった もしももう一度だけ若さを くれると言われても おそらく 私はそっと断るだろう 若き日のときめきや迷いをもう一度 繰り返すなんてそれはもう望むものではない それが人生の秘密 それが人生の贈り物 季節の花や人の生命の短さに 歳を取るまで少しも気づかなかった 人は憎み諍いそして傷つけて いつか許し愛し合う日が来るのだろう そして言葉も要らない友に なってゆくのだろう 迷った分だけ 深く慈しみ 並んで座って沈む夕日を一緒に眺めてくれる 友が居れば 他に望むものはない それが人生の秘密 それが人生の贈り物 季節の花がこれほど美しいことに 歳を取るまで少しも気づかなかった 私の人生の花が 散ってしまう頃 やっと花は私の心に咲いた 並んで座って沈む夕日を一緒に眺めてくれる 友が居れば 他に望むものはない 他になにも望むものはない 他になにも望むものはない それが人生の秘密 それが人生の贈り物 | さだまさし | 楊姫銀・さだまさし | さだまさし | 金義徹・さだまさし | 季節の花がこれほど美しいことに 歳を取るまで少しも気づかなかった 美しく老いてゆくことがどれ程に 難しいかということさえ気づかなかった もしももう一度だけ若さを くれると言われても おそらく 私はそっと断るだろう 若き日のときめきや迷いをもう一度 繰り返すなんてそれはもう望むものではない それが人生の秘密 それが人生の贈り物 季節の花や人の生命の短さに 歳を取るまで少しも気づかなかった 人は憎み諍いそして傷つけて いつか許し愛し合う日が来るのだろう そして言葉も要らない友に なってゆくのだろう 迷った分だけ 深く慈しみ 並んで座って沈む夕日を一緒に眺めてくれる 友が居れば 他に望むものはない それが人生の秘密 それが人生の贈り物 季節の花がこれほど美しいことに 歳を取るまで少しも気づかなかった 私の人生の花が 散ってしまう頃 やっと花は私の心に咲いた 並んで座って沈む夕日を一緒に眺めてくれる 友が居れば 他に望むものはない 他になにも望むものはない 他になにも望むものはない それが人生の秘密 それが人生の贈り物 |
百日紅(ひゃくじつこう)ひらいたひらいた 何の花がひらいた れんげの花がひらいた ひらいたと思ったら いつのまにかつぼんだ つぼんだつぼんだ 何の花がつぼんだ れんげの花がつぼんだ つぼんだと思ったら いつのまにかひらいた ひらいたひらいた 何の花がひらいた れんげの花がひらいた ひらいたと思ったら いつのまにかつぼんだ あなたの瞳に映る 真白な百日紅 遙かな青空の 遠くに白い雲 去ってゆく季節に 取り残されるより いっそ季節ごと 消してしまえたら 心の色も 想い出色も 咲いては散ってゆく 風が吹く 百日紅の花 あなたの瞳に映る 夾竹桃の白 坂の上の空に 白く残る月 散ってゆく花より これから咲く花を 数える方がいい 数え切れなくとも 近くて遠い 遠くて近い ふたりの坂道に 雨が降る 夾竹桃の花 心の色も 想い出色も 明日を染めてゆく あきらめない 百日紅の花 | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | ひらいたひらいた 何の花がひらいた れんげの花がひらいた ひらいたと思ったら いつのまにかつぼんだ つぼんだつぼんだ 何の花がつぼんだ れんげの花がつぼんだ つぼんだと思ったら いつのまにかひらいた ひらいたひらいた 何の花がひらいた れんげの花がひらいた ひらいたと思ったら いつのまにかつぼんだ あなたの瞳に映る 真白な百日紅 遙かな青空の 遠くに白い雲 去ってゆく季節に 取り残されるより いっそ季節ごと 消してしまえたら 心の色も 想い出色も 咲いては散ってゆく 風が吹く 百日紅の花 あなたの瞳に映る 夾竹桃の白 坂の上の空に 白く残る月 散ってゆく花より これから咲く花を 数える方がいい 数え切れなくとも 近くて遠い 遠くて近い ふたりの坂道に 雨が降る 夾竹桃の花 心の色も 想い出色も 明日を染めてゆく あきらめない 百日紅の花 |
八月のガーデニア八月の朝靄に 香り立つ白い花 君かと目を凝らせば 既にもう君はなく 梔子ゆらり揺れて 忘れ花 君を慕うよ あの海へ帰りたい あの風に吹かれたい 約束を忘れないのに 約束を果たせない まさか君が想い出に なるとは思わなかった 八月のガーデニア I MISS YOU 花茶(ジャスミン)のアイスティー ストローを持つ君の 指先を覚えている 今も側にいるように 想い出は少しずつ 成長してゆくもののようだ あの夏に帰りたい あの笑顔抱きしめたい 約束を忘れないのに 約束を果たせない 八月の朝靄に 一輪の白い花 君かと目を凝らせば 君を慕う梔子の花 あの海へ帰りたい あの風に吹かれたい 約束を忘れないのに 約束を果たせない まさか君が想い出に なるとは思わなかった 八月のガーデニア I MISS YOU | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 萩田光雄 | 八月の朝靄に 香り立つ白い花 君かと目を凝らせば 既にもう君はなく 梔子ゆらり揺れて 忘れ花 君を慕うよ あの海へ帰りたい あの風に吹かれたい 約束を忘れないのに 約束を果たせない まさか君が想い出に なるとは思わなかった 八月のガーデニア I MISS YOU 花茶(ジャスミン)のアイスティー ストローを持つ君の 指先を覚えている 今も側にいるように 想い出は少しずつ 成長してゆくもののようだ あの夏に帰りたい あの笑顔抱きしめたい 約束を忘れないのに 約束を果たせない 八月の朝靄に 一輪の白い花 君かと目を凝らせば 君を慕う梔子の花 あの海へ帰りたい あの風に吹かれたい 約束を忘れないのに 約束を果たせない まさか君が想い出に なるとは思わなかった 八月のガーデニア I MISS YOU |
南風に吹かれて次の「のぞみ」で君は故郷に帰る 南風が君の髪を揺らした まだ想い出にするには重すぎる恋を 君一人で抱えながら さよならが言葉にならない 行き違う恋が遠ざかる 梅雨明けの青空が眩しい 扉が閉まるまで 君の目を見つめてた あんなに見つめあったのは 初めてだったね 最初から別のホームで 僕らは違う列車を 待っていたことに気づかず 僅かな 同じ夢を信じて 歩幅を合わせてたね 疲れてもしあわせだった 別れ際何故ありがとうと 手を握り言えなかっただろう 本当のしあわせになってと 窓辺に君が残した 名も知らぬ赤い花 南風に吹かれて さよならが言葉にならない 行き違う恋が遠ざかる 梅雨明けの青空が眩しい 扉が閉まるまで 君の目を見つめていた あんなに見つめあったのは 初めてだったね | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 萩田光雄 | 次の「のぞみ」で君は故郷に帰る 南風が君の髪を揺らした まだ想い出にするには重すぎる恋を 君一人で抱えながら さよならが言葉にならない 行き違う恋が遠ざかる 梅雨明けの青空が眩しい 扉が閉まるまで 君の目を見つめてた あんなに見つめあったのは 初めてだったね 最初から別のホームで 僕らは違う列車を 待っていたことに気づかず 僅かな 同じ夢を信じて 歩幅を合わせてたね 疲れてもしあわせだった 別れ際何故ありがとうと 手を握り言えなかっただろう 本当のしあわせになってと 窓辺に君が残した 名も知らぬ赤い花 南風に吹かれて さよならが言葉にならない 行き違う恋が遠ざかる 梅雨明けの青空が眩しい 扉が閉まるまで 君の目を見つめていた あんなに見つめあったのは 初めてだったね |
どんぐり通信あいつに会ったら伝えてよ それぞれ苦労はあるけれど みんななんとか暮らしてる どうにか生きてると 校舎の隅のどんぐりの木の下に埋めたはずで みつからなかった俺たちのタイムカプセルが ようやく今年四年も遅れてみつかって やっと仲間たちで開けてみた お袋に書いた手紙が間に合わなかったあいつ 自分に書いた手紙が間に合わなかったあのこ みんなの写真はそれでも無邪気に笑ってる 確かに我らが生きた証 悲しむのはやめようじゃないか 肩抱いて笑おうよ いずれ必ず別れるその日まで ともだちでいよう あいつに会ったら伝えてよ それぞれ苦労はあるけれど みんななんとか暮らしてる どうにか生きてると この歳になれば色々と物語には事欠かぬ 子供がぐれた親がぼけたリストラされた毛が抜けた 良いことばかりは続かぬが悪いことばかりでもない 半分ずつだと気が付いた きっと俺たちはドミノ倒しの大事なひと駒 俺で止めてもお前で止めても駄目なのだ みんな懸かりで俺たちにしか残せない 俺たちの絵を描くのだ 次にみんなで集まるチケットは どんぐり三つずつにしよう どこかできっと拾って駆けつけろ ともだちでいよう あいつに会ったら伝えてよ それぞれ苦労はあるけれど みんななんとか暮らしてる どうにか生きてると あいつに会ったら伝えてよ… | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 石川鷹彦 | あいつに会ったら伝えてよ それぞれ苦労はあるけれど みんななんとか暮らしてる どうにか生きてると 校舎の隅のどんぐりの木の下に埋めたはずで みつからなかった俺たちのタイムカプセルが ようやく今年四年も遅れてみつかって やっと仲間たちで開けてみた お袋に書いた手紙が間に合わなかったあいつ 自分に書いた手紙が間に合わなかったあのこ みんなの写真はそれでも無邪気に笑ってる 確かに我らが生きた証 悲しむのはやめようじゃないか 肩抱いて笑おうよ いずれ必ず別れるその日まで ともだちでいよう あいつに会ったら伝えてよ それぞれ苦労はあるけれど みんななんとか暮らしてる どうにか生きてると この歳になれば色々と物語には事欠かぬ 子供がぐれた親がぼけたリストラされた毛が抜けた 良いことばかりは続かぬが悪いことばかりでもない 半分ずつだと気が付いた きっと俺たちはドミノ倒しの大事なひと駒 俺で止めてもお前で止めても駄目なのだ みんな懸かりで俺たちにしか残せない 俺たちの絵を描くのだ 次にみんなで集まるチケットは どんぐり三つずつにしよう どこかできっと拾って駆けつけろ ともだちでいよう あいつに会ったら伝えてよ それぞれ苦労はあるけれど みんななんとか暮らしてる どうにか生きてると あいつに会ったら伝えてよ… |
しあわせの星この海は誰の物? この大地は誰の物? この空は この星は 私の命は誰の物? 空を飛ぶ鳥や 海で暮らす魚たち 森の中のけものたちも 私のように 生きることが悲しいと思う日があるだろうか たまには楽しい日もあるだろうか 勝手に気ままにこの木 そしてこの森を 切り倒して切り開いて燃やし尽くして 勝手気ままな私たちをうらんでるだろうか それとも許してくれるだろうか ああ、みんなが仲良くなれたら ああ、少しずつ譲り合って ああ、みんなが仲良くなれたら ああ、みんな幸せになれたら けものも鳥も魚も森も空も海も風も雲も人もみんな… 空をゆく白い雲や 海をゆく鯨 森の中のウサギたちも私のように 暮らすことが辛いと思う日があるだろうか たまには嬉しい日もあるだろうか 勝手気ままにこの星を そしてこの海を つくりかえて仲間同士でも戦って 勝手気ままな私たちを笑うだろうか それとも許してくれるだろうか ああ、みんなが仲良くなれたら ああ、少しずつ譲り合って ああ、みんなが仲良くなれたら ああ、みんな幸せになれたら けものも鳥も魚も森も空も海も風も雲も人もみんな… ああ、みんなが仲良くなれたら ああ、少しずつ譲り合って ああ、みんなが仲良くなれたら ああ、みんな幸せになれたら ああ、みんなが仲良くなれたら ああ、少しずつ譲り合って ああ、みんなが仲良くなれたら ああ、みんな幸せになれたら | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 石川鷹彦 | この海は誰の物? この大地は誰の物? この空は この星は 私の命は誰の物? 空を飛ぶ鳥や 海で暮らす魚たち 森の中のけものたちも 私のように 生きることが悲しいと思う日があるだろうか たまには楽しい日もあるだろうか 勝手に気ままにこの木 そしてこの森を 切り倒して切り開いて燃やし尽くして 勝手気ままな私たちをうらんでるだろうか それとも許してくれるだろうか ああ、みんなが仲良くなれたら ああ、少しずつ譲り合って ああ、みんなが仲良くなれたら ああ、みんな幸せになれたら けものも鳥も魚も森も空も海も風も雲も人もみんな… 空をゆく白い雲や 海をゆく鯨 森の中のウサギたちも私のように 暮らすことが辛いと思う日があるだろうか たまには嬉しい日もあるだろうか 勝手気ままにこの星を そしてこの海を つくりかえて仲間同士でも戦って 勝手気ままな私たちを笑うだろうか それとも許してくれるだろうか ああ、みんなが仲良くなれたら ああ、少しずつ譲り合って ああ、みんなが仲良くなれたら ああ、みんな幸せになれたら けものも鳥も魚も森も空も海も風も雲も人もみんな… ああ、みんなが仲良くなれたら ああ、少しずつ譲り合って ああ、みんなが仲良くなれたら ああ、みんな幸せになれたら ああ、みんなが仲良くなれたら ああ、少しずつ譲り合って ああ、みんなが仲良くなれたら ああ、みんな幸せになれたら |
風を見た人風を見たことはないけど 風の音なら聞く事ができる 心を見たことなどないのだけれど 心は伝えられる あの子が生まれ変わるなら 何がいいかと聞いてみたい もう一度人に生まれたいだなんて 本当にそう思うだろうか あんな目に遭ったというのに 決してては届かないけど 全ての青空は繋がっている 写真に写すことは出来ないけれど 誰にも愛はある チグリス川の空と 長崎の空 そして ニューヨークの空と 広島の空 もしも生まれ変われるなら ほんの一粒の麦だといいね 悲しみを痛む心も要らないし 誰かのために死ねるし ヨルダン川の空と エルサレムの空 そして バグダッドの空と きみの故郷 もしも生まれ変われるなら ほんの一粒の麦だといいね 時を超えて地上に満ちていつか きみの生命に替わる きみのために生きる | さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 風を見たことはないけど 風の音なら聞く事ができる 心を見たことなどないのだけれど 心は伝えられる あの子が生まれ変わるなら 何がいいかと聞いてみたい もう一度人に生まれたいだなんて 本当にそう思うだろうか あんな目に遭ったというのに 決してては届かないけど 全ての青空は繋がっている 写真に写すことは出来ないけれど 誰にも愛はある チグリス川の空と 長崎の空 そして ニューヨークの空と 広島の空 もしも生まれ変われるなら ほんの一粒の麦だといいね 悲しみを痛む心も要らないし 誰かのために死ねるし ヨルダン川の空と エルサレムの空 そして バグダッドの空と きみの故郷 もしも生まれ変われるなら ほんの一粒の麦だといいね 時を超えて地上に満ちていつか きみの生命に替わる きみのために生きる |
すろうらいふすとーりーふいにあなたと知り合えて 思いがけないことなので 急いであなたを詰め込みすぎて こころが少し過熱気味 もっとあなたが知りたくて どうしても早口になるようで もどかしくて切なくてだから いわゆるこれは 恋なので でも慌てない 慌てない 慌てない 急がない 急がない 急がない ゆっくり長く遠くまで すろうらいふすとーりー 旅をしよう あなたのすべてが珍しくて あなたのすべてが愛おしくて こっそりこころが爆発するけど 内緒にしとこ 自分にも 恥ずかしいほど純情で 笑っちゃうほど臆病で 苦しくて嬉しくてだから 見事にこれは 恋なので でも慌てない 慌てない 慌てない 急がない 急がない 急がない ゆっくり長く遠くまで すろうらいふすとーりー 恋をしよう ふいにあなたと知り合えて 思いがけないことなので 急いであなたを詰め込みすぎて こころが少し過熱気味 | さだまさし | さだまさし | さだまさし | さだまさし | ふいにあなたと知り合えて 思いがけないことなので 急いであなたを詰め込みすぎて こころが少し過熱気味 もっとあなたが知りたくて どうしても早口になるようで もどかしくて切なくてだから いわゆるこれは 恋なので でも慌てない 慌てない 慌てない 急がない 急がない 急がない ゆっくり長く遠くまで すろうらいふすとーりー 旅をしよう あなたのすべてが珍しくて あなたのすべてが愛おしくて こっそりこころが爆発するけど 内緒にしとこ 自分にも 恥ずかしいほど純情で 笑っちゃうほど臆病で 苦しくて嬉しくてだから 見事にこれは 恋なので でも慌てない 慌てない 慌てない 急がない 急がない 急がない ゆっくり長く遠くまで すろうらいふすとーりー 恋をしよう ふいにあなたと知り合えて 思いがけないことなので 急いであなたを詰め込みすぎて こころが少し過熱気味 |
Birthday幸せをありがとう ぬくもり届きました なによりあなたが元気でよかった 宝物をありがとう 思い出届きました 生まれてきてよかった 誕生祝いをありがとう 忘れずにいてくれてありがとう 古い時計が時を刻むように 緩やかに年老いてゆけたらいいなどと この頃思うようになりました 誕生祝いをありがとう 忘れずにいてくれてありがとう 誰かが私の生まれ日のこと 憶えていてくれると 独りきりではないと とても勇気が湧いてくるのです 幸せをありがとう ぬくもり届きました なによりあなたが元気でよかった 宝物をありがとう 思い出届きました 生まれてきてよかった やさしい手紙をありがとう 気にかけてくれていてありがとう 下書きの跡が胸に沁みます こんなわたしの為に こんなに沢山の あなたの時間をくれたのですね 心からどうもありがとう 忘れずにいてくれてありがとう 季節の花を少し送ります あなたのあの笑顔を 飾るには足りないけど せめて私の心を添えて 幸せをありがとう ぬくもり届きました なによりあなたが元気でよかった 宝物をありがとう 思い出届きました 生まれてきてよかった | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 石川鷹彦 | 幸せをありがとう ぬくもり届きました なによりあなたが元気でよかった 宝物をありがとう 思い出届きました 生まれてきてよかった 誕生祝いをありがとう 忘れずにいてくれてありがとう 古い時計が時を刻むように 緩やかに年老いてゆけたらいいなどと この頃思うようになりました 誕生祝いをありがとう 忘れずにいてくれてありがとう 誰かが私の生まれ日のこと 憶えていてくれると 独りきりではないと とても勇気が湧いてくるのです 幸せをありがとう ぬくもり届きました なによりあなたが元気でよかった 宝物をありがとう 思い出届きました 生まれてきてよかった やさしい手紙をありがとう 気にかけてくれていてありがとう 下書きの跡が胸に沁みます こんなわたしの為に こんなに沢山の あなたの時間をくれたのですね 心からどうもありがとう 忘れずにいてくれてありがとう 季節の花を少し送ります あなたのあの笑顔を 飾るには足りないけど せめて私の心を添えて 幸せをありがとう ぬくもり届きました なによりあなたが元気でよかった 宝物をありがとう 思い出届きました 生まれてきてよかった |
軽井沢ホテル誰もいなくなった テニスコートにひとつ 忘れ去られたテニスボールひとつ まるであの日二人が置き去りにした 愛の様に折からの雨に打たれてた 部屋のぬくもりで曇った窓ガラスに ありもしない家の間取りを書いた 無邪気なあなたが あの日静かに ふと曇った僕の胸にサヨナラと書いた 軽井沢ホテルで別れた 白樺が霧に滲んで消えた 失くしてから気付くものたちは かえらない分だけ悲しい あゝ忘れられないのではなくて あなたを 忘れたくないのだ あなたは今頃 何処でこの歌を 聴いていてくれるだろうか あるいはそれとも 思い出すのも 辛くて耳を塞いでいるかしら 女は自分が不幸だと思った時に 別れた人を思い出すと聞いた それならばずっと あの愛のことは 思い出さずに居ることを 遠くで祈ってる 軽井沢ホテルの空から 雨の日は思い出が見える どれ程深く刻んだ恋も 時のしずくに けずられてゆく あゝ愛が哀しいのではなくて 自分の こころが哀しいのだ 軽井沢ホテルで別れた 白樺が霧に滲んで消えた あゝ忘れられないのではなくて あなたを 忘れたくないのだ | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 誰もいなくなった テニスコートにひとつ 忘れ去られたテニスボールひとつ まるであの日二人が置き去りにした 愛の様に折からの雨に打たれてた 部屋のぬくもりで曇った窓ガラスに ありもしない家の間取りを書いた 無邪気なあなたが あの日静かに ふと曇った僕の胸にサヨナラと書いた 軽井沢ホテルで別れた 白樺が霧に滲んで消えた 失くしてから気付くものたちは かえらない分だけ悲しい あゝ忘れられないのではなくて あなたを 忘れたくないのだ あなたは今頃 何処でこの歌を 聴いていてくれるだろうか あるいはそれとも 思い出すのも 辛くて耳を塞いでいるかしら 女は自分が不幸だと思った時に 別れた人を思い出すと聞いた それならばずっと あの愛のことは 思い出さずに居ることを 遠くで祈ってる 軽井沢ホテルの空から 雨の日は思い出が見える どれ程深く刻んだ恋も 時のしずくに けずられてゆく あゝ愛が哀しいのではなくて 自分の こころが哀しいのだ 軽井沢ホテルで別れた 白樺が霧に滲んで消えた あゝ忘れられないのではなくて あなたを 忘れたくないのだ |
冬の蝉時として人は 季節を違えて 生まれることがある 冬の蝉のように けれど短い時代(とき)を 悲しみもせずに 鳴き尽くせたら誰も 嘘と呼びはしない せめて 枯野を駆け巡る 夢と呼んでも いつか 時の流れを越えて 真実(ほんとう)になる日が来る あゝ生命は生命 夢は夢 何処で咲くかは 風に訊け 時として花は 季節を違えて 咲き匂うことがある 早い春のように 迷い咲きと呼ばれて 疑いもせずに 咲き尽くしたら誰も 嘘と呼びはしない せめて蒼い空を埋める 風の色になれ いつか時の流れを越えて 実を結ぶ日も来る あゝ心は心 花は花 何処で散るかは 風に訊け せめて 枯野を駆け巡る 夢と呼んでも いつか 時の流れを越えて 真実(ほんとう)になる日が来る あゝ生命は生命 夢は夢 何処で咲くかは 風に訊け | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 服部隆之 | 時として人は 季節を違えて 生まれることがある 冬の蝉のように けれど短い時代(とき)を 悲しみもせずに 鳴き尽くせたら誰も 嘘と呼びはしない せめて 枯野を駆け巡る 夢と呼んでも いつか 時の流れを越えて 真実(ほんとう)になる日が来る あゝ生命は生命 夢は夢 何処で咲くかは 風に訊け 時として花は 季節を違えて 咲き匂うことがある 早い春のように 迷い咲きと呼ばれて 疑いもせずに 咲き尽くしたら誰も 嘘と呼びはしない せめて蒼い空を埋める 風の色になれ いつか時の流れを越えて 実を結ぶ日も来る あゝ心は心 花は花 何処で散るかは 風に訊け せめて 枯野を駆け巡る 夢と呼んでも いつか 時の流れを越えて 真実(ほんとう)になる日が来る あゝ生命は生命 夢は夢 何処で咲くかは 風に訊け |
寒北斗幾つになっても郷土へ帰るのはいいもんだ 照れ臭くってあたたかくっていいもんだ 土産といってもこの躰 折りから郷土は煤払い ひと息ついたら親父は美味そうに煮凝を喰う お袋は炊事場で酒を煮る 子供の頃から動いてる 柱時計が時を打つ 昔晦日に餅もなく 子供の顔をみつめてた あなたの気持わかる程 大人になって去年今年 親父は時計に向ってひとり言 此頃合わないぞとひとり言 知ってか知らずかまな板の 遠くで葱切る音がする 幾つになってお袋には子供は子供 酒飲むなの躰こわすなの小言いう 小言といってもこの耳に 何故か今夜は心地よい 二本目の徳利を差出せば お袋は座ったまま眠ってる 胸をつかれて不覚にも 涙ひとつこぼれました ふと仰ぎ見る古里の 窓に横たう天の川 お前の意志を曲ぐるなと はげますごとき寒北斗 たった今決心がつきました 年があけたら嫁をもらいます 知ってか知らずか床の間で ゆらりと揺れた福寿草 | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 幾つになっても郷土へ帰るのはいいもんだ 照れ臭くってあたたかくっていいもんだ 土産といってもこの躰 折りから郷土は煤払い ひと息ついたら親父は美味そうに煮凝を喰う お袋は炊事場で酒を煮る 子供の頃から動いてる 柱時計が時を打つ 昔晦日に餅もなく 子供の顔をみつめてた あなたの気持わかる程 大人になって去年今年 親父は時計に向ってひとり言 此頃合わないぞとひとり言 知ってか知らずかまな板の 遠くで葱切る音がする 幾つになってお袋には子供は子供 酒飲むなの躰こわすなの小言いう 小言といってもこの耳に 何故か今夜は心地よい 二本目の徳利を差出せば お袋は座ったまま眠ってる 胸をつかれて不覚にも 涙ひとつこぼれました ふと仰ぎ見る古里の 窓に横たう天の川 お前の意志を曲ぐるなと はげますごとき寒北斗 たった今決心がつきました 年があけたら嫁をもらいます 知ってか知らずか床の間で ゆらりと揺れた福寿草 |
ヴァージン・ロード待ち続けて 待ち続けた君の夢が 今 叶う ヴァージン・ロード もう道の途中で 迷っちゃいけないよ まっすぐまっすぐ信じた人の 瞳めざし 胸を張って 幸せの重さを 喜びの涙を ゆっくりゆっくり 歩き乍ら 抱きしめて 強く (花吹雪) おりから花吹雪 (花吹雪) 君だけの為に (花吹雪) ステンドグラスから (花吹雪) 君の陽射し 君 綺麗だ 君 とても 綺麗だ 待ち続けて 待ち続けた君の夢が 今 叶う ヴァージン・ロード ああ いつの日か 振り返る時 いつも微笑みが そばに居ますよう 今 花吹雪 舞い散る中で 誓う この愛は とこしえに咲く もう道の途中で迷っちゃいけないよ ああ いつの日か 振り返る時 いつも微笑みが そばに居ますよう 今 花吹雪 舞い散る中で 誓う この愛は とこしえに咲く もう道の途中で迷っちゃいけないよ ララ ラララララ ラララララララ… 待ち続けて 待ち続けた君の夢が 今 叶う ヴァージン・ロード | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 待ち続けて 待ち続けた君の夢が 今 叶う ヴァージン・ロード もう道の途中で 迷っちゃいけないよ まっすぐまっすぐ信じた人の 瞳めざし 胸を張って 幸せの重さを 喜びの涙を ゆっくりゆっくり 歩き乍ら 抱きしめて 強く (花吹雪) おりから花吹雪 (花吹雪) 君だけの為に (花吹雪) ステンドグラスから (花吹雪) 君の陽射し 君 綺麗だ 君 とても 綺麗だ 待ち続けて 待ち続けた君の夢が 今 叶う ヴァージン・ロード ああ いつの日か 振り返る時 いつも微笑みが そばに居ますよう 今 花吹雪 舞い散る中で 誓う この愛は とこしえに咲く もう道の途中で迷っちゃいけないよ ああ いつの日か 振り返る時 いつも微笑みが そばに居ますよう 今 花吹雪 舞い散る中で 誓う この愛は とこしえに咲く もう道の途中で迷っちゃいけないよ ララ ラララララ ラララララララ… 待ち続けて 待ち続けた君の夢が 今 叶う ヴァージン・ロード |
烈遠過ぎて 遠過ぎて 届かない恋 近過ぎて 近過ぎて 聞こえない愛 滅びない恋を 捜しています 掌で包む程 小さくて良いのです 朽ち果てぬ夢を 知りませんか ため息で融ける程 短くて良いのです 私がこわれても あなただけ守りたい それは正しいことじゃ ないのですか 忘れても 忘れても 覚えてる恋 祈っても 祈っても 叶わない愛 傷つかぬ心 捜しています 悲しみに苦しみに ひるまない心 やさしい人を 知りませんか 奇跡でも嘘でもない ほんとうの人を 私がこわれても あなただけ守りたい それは正しいことと 思う 私がこわれても あなただけ守りたい それは正しいことじゃ ないのですか 遠過ぎて 遠過ぎて 届かない恋 遠過ぎて 遠過ぎて | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 遠過ぎて 遠過ぎて 届かない恋 近過ぎて 近過ぎて 聞こえない愛 滅びない恋を 捜しています 掌で包む程 小さくて良いのです 朽ち果てぬ夢を 知りませんか ため息で融ける程 短くて良いのです 私がこわれても あなただけ守りたい それは正しいことじゃ ないのですか 忘れても 忘れても 覚えてる恋 祈っても 祈っても 叶わない愛 傷つかぬ心 捜しています 悲しみに苦しみに ひるまない心 やさしい人を 知りませんか 奇跡でも嘘でもない ほんとうの人を 私がこわれても あなただけ守りたい それは正しいことと 思う 私がこわれても あなただけ守りたい それは正しいことじゃ ないのですか 遠過ぎて 遠過ぎて 届かない恋 遠過ぎて 遠過ぎて |
名刺たかが50平方センチの 名前を書いた白い紙切れに 振り廻されて何だろね されど四角いその紙切れを とりあえず俺の顔と信じて 誰もが疑わないんだもんね 強い名刺で張られてごらんよ どうもどうものあとが出ない 今にみてろ 今にみてろ 今にみてろっても 誰も見てない 手前に下げた頭じゃねえぞ 手前の名刺に下げたんだと 負け惜しみと愚痴が悲しいぜ生ビール あ、またポケベル 電話どこ 嫌な野郎ってホントにいるよね それが自分の上司と来てみろ いっそ 刺し違えたろか あ、でも家族が… たかが一枚1gの 名刺ごときに振り廻されてる 今日でも明日でも辞めたる! あ、でも思うツボかも… 弱い名刺を出されてごらんよ 抱きしめたくって仕方ない がんばろうね がんばろうね がんばろうねってば 天下取るまで あ、流れ星 俺らに下げた頭じゃねえだろ 俺らの名刺に下げたんだろ わかるから飲め いいから飲め ほら熱燗 あ、またポケベル いいや切っちゃえ 赤坂見附の交番前で 独り相撲をとってみる 負けるもんか 負けるもんか 負けるもんかったら 絶対 負けない クリスマス模様の歩道橋の上 車のライトがきれいだね ありったけの名刺細かくちぎって パッとまけば ほら ぼたん雪 メリークリスマス そしてよい年を ベリー メリークリスマス ほんとによい年を 白い雪 この町を染めろ 白い白い白い雪が降る この町を染めろ メリークリスマス どうぞよい年を ハッピー ハッピークリスマス ほんとによい年を | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | たかが50平方センチの 名前を書いた白い紙切れに 振り廻されて何だろね されど四角いその紙切れを とりあえず俺の顔と信じて 誰もが疑わないんだもんね 強い名刺で張られてごらんよ どうもどうものあとが出ない 今にみてろ 今にみてろ 今にみてろっても 誰も見てない 手前に下げた頭じゃねえぞ 手前の名刺に下げたんだと 負け惜しみと愚痴が悲しいぜ生ビール あ、またポケベル 電話どこ 嫌な野郎ってホントにいるよね それが自分の上司と来てみろ いっそ 刺し違えたろか あ、でも家族が… たかが一枚1gの 名刺ごときに振り廻されてる 今日でも明日でも辞めたる! あ、でも思うツボかも… 弱い名刺を出されてごらんよ 抱きしめたくって仕方ない がんばろうね がんばろうね がんばろうねってば 天下取るまで あ、流れ星 俺らに下げた頭じゃねえだろ 俺らの名刺に下げたんだろ わかるから飲め いいから飲め ほら熱燗 あ、またポケベル いいや切っちゃえ 赤坂見附の交番前で 独り相撲をとってみる 負けるもんか 負けるもんか 負けるもんかったら 絶対 負けない クリスマス模様の歩道橋の上 車のライトがきれいだね ありったけの名刺細かくちぎって パッとまけば ほら ぼたん雪 メリークリスマス そしてよい年を ベリー メリークリスマス ほんとによい年を 白い雪 この町を染めろ 白い白い白い雪が降る この町を染めろ メリークリスマス どうぞよい年を ハッピー ハッピークリスマス ほんとによい年を |
あなた三昧頑張りすぎないでね 何もいらないから あなたが元気でいたなら 何もいらないから お仕事大変でしょうけど 無理し過ぎないでね 離れて暮らしているから いつも気になっています 時々ゆっくりしてますか ちゃんとごはんたべてますか 少し淋しいけれど私は元気でいます この間おくってくれたお土産おいしかったわ 友達に分けてあげたら皆喜んでくれた たまにはお母さんにも電話をしてあげますか かっこつけて飲み過ぎたりしていては駄目よ ああ あなた三昧でずっと暮らせたら あなたが疲れてしまうかしら ああ あなた三昧で 三日くらいなら あなたもしあわせでいてくれるかしら 頑張りすぎないでね 何もいらないから あなたが元気でいたなら 何もいらないから この次の週末には 私が行くから 最終便にはどうにか 間に合うと思う だから土曜日はきっと 早く帰って来ててね 勿論おつきあいのあとで構わないから お願いがひとつあります 日曜日には どこへも行かなくていいから 私に下さいね ゆっくりお洗濯して じっくりお掃除をして あなた気が向いたら笑ってくれたらいい ああ あなた三昧で ずっと暮らせたら しあわせまみれで死んでしまうわ ああ あなた三昧で四日くらいなら かろうじて生きていられるかしら 頑張りすぎないでね 何もいらないから あなたが元気でいたなら 何もいらないから 頑張りすぎないでね 何もいらないから あなたが元気でいたなら 何もいらないから | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 石川鷹彦 | 頑張りすぎないでね 何もいらないから あなたが元気でいたなら 何もいらないから お仕事大変でしょうけど 無理し過ぎないでね 離れて暮らしているから いつも気になっています 時々ゆっくりしてますか ちゃんとごはんたべてますか 少し淋しいけれど私は元気でいます この間おくってくれたお土産おいしかったわ 友達に分けてあげたら皆喜んでくれた たまにはお母さんにも電話をしてあげますか かっこつけて飲み過ぎたりしていては駄目よ ああ あなた三昧でずっと暮らせたら あなたが疲れてしまうかしら ああ あなた三昧で 三日くらいなら あなたもしあわせでいてくれるかしら 頑張りすぎないでね 何もいらないから あなたが元気でいたなら 何もいらないから この次の週末には 私が行くから 最終便にはどうにか 間に合うと思う だから土曜日はきっと 早く帰って来ててね 勿論おつきあいのあとで構わないから お願いがひとつあります 日曜日には どこへも行かなくていいから 私に下さいね ゆっくりお洗濯して じっくりお掃除をして あなた気が向いたら笑ってくれたらいい ああ あなた三昧で ずっと暮らせたら しあわせまみれで死んでしまうわ ああ あなた三昧で四日くらいなら かろうじて生きていられるかしら 頑張りすぎないでね 何もいらないから あなたが元気でいたなら 何もいらないから 頑張りすぎないでね 何もいらないから あなたが元気でいたなら 何もいらないから |
奇跡~大きな愛のように~どんなにせつなくても 必ず明日は来る ながいながい坂道のぼるのは あなた独りじゃない 僕は神様でないから 本当の愛は多分知らない けれどあなたを想う心なら 神様に負けない たった一度の人生に あなたとめぐりあえたこと 偶然を 装いながら奇跡は いつも近くに居る ああ大きな愛になりたい あなたを守ってあげたい あなたは気付かなくても いつでも隣を歩いていたい どんなにせつなくても 必ず明日は来る ながいながい坂道のぼるのは あなた独りじゃない 今日と未来の間に 流れる河を夢と言うなら あなたと同じ夢を見ることが 出来たならそれでいい 僕は神様でないから 奇跡を創ることは出来ない けれどあなたを想う奇跡なら 神様に負けない ああ大きな愛になりたい あなたを守ってあげたい あなたは気付かなくても いつでも隣を歩いていたい ああ大きな夢になりたい あなたを包んであげたい あなたの笑顔を守る為に多分僕は生まれて来た どんなにせつなくても 必ず明日は来る ながいながい坂道のぼるのは あなた独りじゃない | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | どんなにせつなくても 必ず明日は来る ながいながい坂道のぼるのは あなた独りじゃない 僕は神様でないから 本当の愛は多分知らない けれどあなたを想う心なら 神様に負けない たった一度の人生に あなたとめぐりあえたこと 偶然を 装いながら奇跡は いつも近くに居る ああ大きな愛になりたい あなたを守ってあげたい あなたは気付かなくても いつでも隣を歩いていたい どんなにせつなくても 必ず明日は来る ながいながい坂道のぼるのは あなた独りじゃない 今日と未来の間に 流れる河を夢と言うなら あなたと同じ夢を見ることが 出来たならそれでいい 僕は神様でないから 奇跡を創ることは出来ない けれどあなたを想う奇跡なら 神様に負けない ああ大きな愛になりたい あなたを守ってあげたい あなたは気付かなくても いつでも隣を歩いていたい ああ大きな夢になりたい あなたを包んであげたい あなたの笑顔を守る為に多分僕は生まれて来た どんなにせつなくても 必ず明日は来る ながいながい坂道のぼるのは あなた独りじゃない |
東京物語ロードショウで 憶えたての メインテーマ 口ずさんで 二人肩を並べたまま 夕暮れの迫る街を そぞろ歩けば 銀座の町も ちらほら 灯ともし頃 東京 東京 君はつぶやいた 本当のこの町の 姿なんて 誰も知らない 晴海通り 数寄屋橋へ 皇居前の広場あたり 議事堂にかかる 夕陽みつめ この町で 生まれた君と 東京 東京 確かに僕は 本当のこの町の 姿なんて 何も知らない 何もかもすべて 包み込んで わがままさえも 包み込んで まるで母の愛のように 東京 東京 君の横顔に 誓っている いつか 東京 東京 すばらしき人と すばらしきこの町 みつめ乍ら ここで暮らそう | さだまさし | さだまさし | 服部隆之 | 服部隆之 | ロードショウで 憶えたての メインテーマ 口ずさんで 二人肩を並べたまま 夕暮れの迫る街を そぞろ歩けば 銀座の町も ちらほら 灯ともし頃 東京 東京 君はつぶやいた 本当のこの町の 姿なんて 誰も知らない 晴海通り 数寄屋橋へ 皇居前の広場あたり 議事堂にかかる 夕陽みつめ この町で 生まれた君と 東京 東京 確かに僕は 本当のこの町の 姿なんて 何も知らない 何もかもすべて 包み込んで わがままさえも 包み込んで まるで母の愛のように 東京 東京 君の横顔に 誓っている いつか 東京 東京 すばらしき人と すばらしきこの町 みつめ乍ら ここで暮らそう |
償い月末になるとゆうちゃんは薄い給料袋の封も切らずに 必ず横町の角にある郵便局へとび込んでゆくのだった 仲間はそんな彼をみてみんな貯金が趣味のしみったれた奴だと 飲んだ勢いで嘲笑ってもゆうちゃんはニコニコ笑うばかり 僕だけが知っているのだ彼はここへ来る前にたった一度だけ たった一度だけ哀しい誤ちを犯してしまったのだ 配達帰りの雨の夜横断歩道の人影に ブレーキが間にあわなかった彼はその日とても疲れてた 人殺しあんたを許さないと彼をののしった 被害者の奥さんの涙の足元で 彼はひたすら大声で泣き乍ら ただ頭を床にこすりつけるだけだった それから彼は人が変わった何もかも 忘れて働いて働いて 償いきれるはずもないがせめてもと 毎月あの人に仕送りをしている 今日ゆうちゃんが僕の部屋へ泣き乍ら走り込んで来た しゃくりあげ乍ら彼は一通の手紙を抱きしめていた それは事件から数えてようやく七年目に初めて あの奥さんから初めて彼宛に届いた便り 「ありがとうあなたの優しい気持ちはとてもよくわかりました だからどうぞ送金はやめて下さいあなたの文字を見る度に 主人を思い出して辛いのですあなたの気持ちはわかるけど それよりどうかもうあなたご自身の人生をもとに戻してあげて欲しい」 手紙の中身はどうでもよかったそれよりも 償いきれるはずもないあの人から 返事が来たのがありがたくてありがたくて ありがたくて ありがたくて ありがたくて 神様って思わず僕は叫んでいた 彼は許されたと思っていいのですか 来月も郵便局へ通うはずの やさしい人を許してくれてありがとう 人間って哀しいねだってみんなやさしい それが傷つけあってかばいあって 何だかもらい泣きの涙がとまらなくて とまらなくて とまらなくて とまらなくて | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 月末になるとゆうちゃんは薄い給料袋の封も切らずに 必ず横町の角にある郵便局へとび込んでゆくのだった 仲間はそんな彼をみてみんな貯金が趣味のしみったれた奴だと 飲んだ勢いで嘲笑ってもゆうちゃんはニコニコ笑うばかり 僕だけが知っているのだ彼はここへ来る前にたった一度だけ たった一度だけ哀しい誤ちを犯してしまったのだ 配達帰りの雨の夜横断歩道の人影に ブレーキが間にあわなかった彼はその日とても疲れてた 人殺しあんたを許さないと彼をののしった 被害者の奥さんの涙の足元で 彼はひたすら大声で泣き乍ら ただ頭を床にこすりつけるだけだった それから彼は人が変わった何もかも 忘れて働いて働いて 償いきれるはずもないがせめてもと 毎月あの人に仕送りをしている 今日ゆうちゃんが僕の部屋へ泣き乍ら走り込んで来た しゃくりあげ乍ら彼は一通の手紙を抱きしめていた それは事件から数えてようやく七年目に初めて あの奥さんから初めて彼宛に届いた便り 「ありがとうあなたの優しい気持ちはとてもよくわかりました だからどうぞ送金はやめて下さいあなたの文字を見る度に 主人を思い出して辛いのですあなたの気持ちはわかるけど それよりどうかもうあなたご自身の人生をもとに戻してあげて欲しい」 手紙の中身はどうでもよかったそれよりも 償いきれるはずもないあの人から 返事が来たのがありがたくてありがたくて ありがたくて ありがたくて ありがたくて 神様って思わず僕は叫んでいた 彼は許されたと思っていいのですか 来月も郵便局へ通うはずの やさしい人を許してくれてありがとう 人間って哀しいねだってみんなやさしい それが傷つけあってかばいあって 何だかもらい泣きの涙がとまらなくて とまらなくて とまらなくて とまらなくて |
未来僕はよく峠道で迷うことがある そんな時 いつも峠は深い霧で これからゆく道はもとより 今来た道さえ見失ってしまう もしもあの時 君にめぐり逢えなかったなら僕は きっとあの峠道で 生命を落としていただろう 人を愛すること それさえも知らず 君は今僕の腕の中で やわらかな光を放つ 軽々しく言いたくはないが 今君を生きがいと呼ぶよ 多分僕等は超高速の乗り物にうしろ向きに座らされ 過去という名の風景と うしろから来る未来と呼ばれる 希望との間でうろたえている 陽は昇りまた陽は沈み 長い長い道のりは続いても これから来る峠道で もう迷うことはないだろう 君の手のぬくもり それさえあるなら 僕は今君の瞳に映る 全てのものを信じられる 君の生命が愛おしい 僕と一緒に暮らさないか 君は今僕の腕の中で やわらかな光を放つ 軽々しく言いたくはないが 今君を生きがいと呼ぶよ | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 石川鷹彦 | 僕はよく峠道で迷うことがある そんな時 いつも峠は深い霧で これからゆく道はもとより 今来た道さえ見失ってしまう もしもあの時 君にめぐり逢えなかったなら僕は きっとあの峠道で 生命を落としていただろう 人を愛すること それさえも知らず 君は今僕の腕の中で やわらかな光を放つ 軽々しく言いたくはないが 今君を生きがいと呼ぶよ 多分僕等は超高速の乗り物にうしろ向きに座らされ 過去という名の風景と うしろから来る未来と呼ばれる 希望との間でうろたえている 陽は昇りまた陽は沈み 長い長い道のりは続いても これから来る峠道で もう迷うことはないだろう 君の手のぬくもり それさえあるなら 僕は今君の瞳に映る 全てのものを信じられる 君の生命が愛おしい 僕と一緒に暮らさないか 君は今僕の腕の中で やわらかな光を放つ 軽々しく言いたくはないが 今君を生きがいと呼ぶよ |
療養所(サナトリウム)病室を出てゆくというのに こんなに心が重いとは思わなかった きっとそれは 雑居病棟のベージュの壁の隅に居た あのおばあさんが気がかりなせい たった今飲んだ薬の数さえ すぐに忘れてしまう彼女は しかし 夜中に僕の毛布をなおす事だけは 必ず忘れないでくれた 歳と共に誰もが子供に帰ってゆくと 人は云うけれどそれは多分嘘だ 思い通りにとべない心と動かぬ手足 抱きしめて燃え残る夢達 さまざまな人生を抱いた療養所は やわらかな陽溜りと かなしい静けさの中 病室での話題と云えば 自分の病気の重さと人生の重さ それから とるに足らない噂話をあの人は いつも黙って笑顔で聴くばかり ふた月もの長い間に 彼女を訪れる人が誰もなかった それは事実 けれど人を憐れみや同情で 語れば それは嘘になる まぎれもなく人生そのものが病室で 僕より先にきっと彼女は出てゆく 幸せ 不幸せ それは別にしても 真実は冷やかに過ぎてゆく さまざまな人生を抱いた療養所は やわらかな陽溜りと かなしい静けさの中 たったひとつ僕にも出来る ほんのささやかな真実がある それは わずか一人だが 彼女への見舞客に 来週からなれること | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 病室を出てゆくというのに こんなに心が重いとは思わなかった きっとそれは 雑居病棟のベージュの壁の隅に居た あのおばあさんが気がかりなせい たった今飲んだ薬の数さえ すぐに忘れてしまう彼女は しかし 夜中に僕の毛布をなおす事だけは 必ず忘れないでくれた 歳と共に誰もが子供に帰ってゆくと 人は云うけれどそれは多分嘘だ 思い通りにとべない心と動かぬ手足 抱きしめて燃え残る夢達 さまざまな人生を抱いた療養所は やわらかな陽溜りと かなしい静けさの中 病室での話題と云えば 自分の病気の重さと人生の重さ それから とるに足らない噂話をあの人は いつも黙って笑顔で聴くばかり ふた月もの長い間に 彼女を訪れる人が誰もなかった それは事実 けれど人を憐れみや同情で 語れば それは嘘になる まぎれもなく人生そのものが病室で 僕より先にきっと彼女は出てゆく 幸せ 不幸せ それは別にしても 真実は冷やかに過ぎてゆく さまざまな人生を抱いた療養所は やわらかな陽溜りと かなしい静けさの中 たったひとつ僕にも出来る ほんのささやかな真実がある それは わずか一人だが 彼女への見舞客に 来週からなれること |
Wonderful Love風は東へ 東へと吹き抜けてゆく 僕独り西へ 西へ向い風の中をゆく 迷ってもいい 間違えていい そう言いきかせながら 走り疲れて 立ち止まった日 その季節に 君がいた 笑ってもっと強く 抱きしめて ひるまないように 勇気を失くさないように What a Wonderful Wonderful Wonderful Love いつも そばにいる 愛は君へ 君へと吹き抜けてゆく つないだ指を 指を 見失わないよう 泣いてもいい 傷ついていい 誰もが揺れる道を ゆっくりでいい 明日になれば 明日の花が咲く 道はひとつだけじゃない 自分らしく 信じればいつか 必ず 咲く日が来るよ What a Wonderful Wonderful Wonderful Love ずっと そばにいる What a Wonderful Wonderful Wonderful Love いつも そばにいる What a Wonderful Wonderful Wonderful Love ずっとそばにいる What a Wonderful Wonderful Wonderful Wonderful Love | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 風は東へ 東へと吹き抜けてゆく 僕独り西へ 西へ向い風の中をゆく 迷ってもいい 間違えていい そう言いきかせながら 走り疲れて 立ち止まった日 その季節に 君がいた 笑ってもっと強く 抱きしめて ひるまないように 勇気を失くさないように What a Wonderful Wonderful Wonderful Love いつも そばにいる 愛は君へ 君へと吹き抜けてゆく つないだ指を 指を 見失わないよう 泣いてもいい 傷ついていい 誰もが揺れる道を ゆっくりでいい 明日になれば 明日の花が咲く 道はひとつだけじゃない 自分らしく 信じればいつか 必ず 咲く日が来るよ What a Wonderful Wonderful Wonderful Love ずっと そばにいる What a Wonderful Wonderful Wonderful Love いつも そばにいる What a Wonderful Wonderful Wonderful Love ずっとそばにいる What a Wonderful Wonderful Wonderful Wonderful Love |
好敵手子供の頃のお前と俺は 何ともキラキラした目をしてる 二人並んだ古いアルバムで エースと四番を争っていた 大人になって照れていたよ ときめくことや 夢見ることを も一度泥にまみれてみるか 疲れたなんて お前に恥ずかしい 負けるもんか 笑いとばせ 八番ライトもいなけりゃ困る 精一杯だ いいじゃないか 辛いってなんて 楽しいんだろう 辛いってなんて 楽しいんだろう 学生時代のお前と俺は 何だかドキドキした目をしてる 女なんてと粋がりながら あの娘の恋を争っていた 忘れていたよ幸せの 形なんて無いってことを 誰にも知れず ひと泣きしたら あとは野となれ山となれ 負けるもんか 笑いとばせ 元気でいるだけ立派なもんだ 一生懸命何が悪い 苦しいって なんて面白いんだろう 苦しいって なんて面白いんだろう 負けるもんか 笑いとばせ ありがとう 友よライバルよ 明日は明日の風よ吹け 辛いって なんて楽しいんだろう 辛いって なんて楽しいんだろう | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 石川鷹彦 | 子供の頃のお前と俺は 何ともキラキラした目をしてる 二人並んだ古いアルバムで エースと四番を争っていた 大人になって照れていたよ ときめくことや 夢見ることを も一度泥にまみれてみるか 疲れたなんて お前に恥ずかしい 負けるもんか 笑いとばせ 八番ライトもいなけりゃ困る 精一杯だ いいじゃないか 辛いってなんて 楽しいんだろう 辛いってなんて 楽しいんだろう 学生時代のお前と俺は 何だかドキドキした目をしてる 女なんてと粋がりながら あの娘の恋を争っていた 忘れていたよ幸せの 形なんて無いってことを 誰にも知れず ひと泣きしたら あとは野となれ山となれ 負けるもんか 笑いとばせ 元気でいるだけ立派なもんだ 一生懸命何が悪い 苦しいって なんて面白いんだろう 苦しいって なんて面白いんだろう 負けるもんか 笑いとばせ ありがとう 友よライバルよ 明日は明日の風よ吹け 辛いって なんて楽しいんだろう 辛いって なんて楽しいんだろう |
天然色の化石今 都会ではビルに敷き詰めた石の間から 化石を見つけ出す遊びがあると聞いた そういえばデパートの恐竜展で この間不思議に思ったことがあった 何故恐竜たちはみんな同じ様に 淋しそうに緑や黒に塗られているのだろう ピンクや赤や黄色やトカゲのように 虹色に光ったっていいと思わないか あなたが永遠にしあわせでありますように あなたが永遠にしあわせでありますように ふと思うのは今から5億年ほどが過ぎて 地球に次の人類が生まれていたなら ライオンの雄だけにたてがみがあることや 馬には縞や白があると気付くだろうか たとえば小鳥が人間の言葉を真似て 犬が愛らしく尻尾を振ってなついたことや 空も海も森もみんな僕たちが 壊してしまったことに気付くだろうか あなたが永遠にしあわせでありますように あなたが永遠にしあわせでありますように もしも僕が化石になって見つかったときに 僕の肌が黄色だったことに気付くだろうか 彼の肌が黒いというそれだけで 傷つけられた時代があったと気付くだろうか あなたと僕が並んで化石になったとしたら 二人がこんなに深く愛し合っていたことに 誰か気付いてくれるだろうか 切ない生命のいとなみについて あなたが永遠にしあわせでありますように あなたが永遠にしあわせでありますように あなたが永遠にしあわせでありますように あなたが永遠にしあわせでありますように | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 亀山社中 | 今 都会ではビルに敷き詰めた石の間から 化石を見つけ出す遊びがあると聞いた そういえばデパートの恐竜展で この間不思議に思ったことがあった 何故恐竜たちはみんな同じ様に 淋しそうに緑や黒に塗られているのだろう ピンクや赤や黄色やトカゲのように 虹色に光ったっていいと思わないか あなたが永遠にしあわせでありますように あなたが永遠にしあわせでありますように ふと思うのは今から5億年ほどが過ぎて 地球に次の人類が生まれていたなら ライオンの雄だけにたてがみがあることや 馬には縞や白があると気付くだろうか たとえば小鳥が人間の言葉を真似て 犬が愛らしく尻尾を振ってなついたことや 空も海も森もみんな僕たちが 壊してしまったことに気付くだろうか あなたが永遠にしあわせでありますように あなたが永遠にしあわせでありますように もしも僕が化石になって見つかったときに 僕の肌が黄色だったことに気付くだろうか 彼の肌が黒いというそれだけで 傷つけられた時代があったと気付くだろうか あなたと僕が並んで化石になったとしたら 二人がこんなに深く愛し合っていたことに 誰か気付いてくれるだろうか 切ない生命のいとなみについて あなたが永遠にしあわせでありますように あなたが永遠にしあわせでありますように あなたが永遠にしあわせでありますように あなたが永遠にしあわせでありますように |
祈り悲しい蒼さの 広い大空を 小さな鳥が一羽 海を目指してる 鳥を撃たないで 約束の町へ ひたむきに羽ばたく夢を消さないで 誰もが時の流れに 傷つき疲れ あきらめそして いつしか生まれた時の 溢れる程の愛を見失う この町がかつて 燃(も)え尽きた季節(とき)に 私達は誓った 繰りかえすまじと 生命を心を 奪い去ってゆく ちからも言い訳も総て許せない 私は祈る以外に 知恵も力も 持たないけれど 短い花の生命を ささやかなこの愛で染めたい | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 悲しい蒼さの 広い大空を 小さな鳥が一羽 海を目指してる 鳥を撃たないで 約束の町へ ひたむきに羽ばたく夢を消さないで 誰もが時の流れに 傷つき疲れ あきらめそして いつしか生まれた時の 溢れる程の愛を見失う この町がかつて 燃(も)え尽きた季節(とき)に 私達は誓った 繰りかえすまじと 生命を心を 奪い去ってゆく ちからも言い訳も総て許せない 私は祈る以外に 知恵も力も 持たないけれど 短い花の生命を ささやかなこの愛で染めたい |
落日夕日が沈んでく 君の瞳の中に 浮浪雲が朱鷺色に そう悲し気な朱鷺の羽根の色に 染まり乍ら風に流れてゆく 少し風が出て来た 君の肩を抱いた 生命は何処から来てどこへ行きたいのだろう 真実が知りたい 僕らの愛のことも しあわせになろう いつかかならず 約束をしよう しあわせになろう 明日もまた陽は昇る それを疑いもせず 君と僕だけのことを考えればいいのなら それはそれでとてもしあわせに違いないけど うまく言えないけれど 心のどこかが 不安と恥ずかしさでいつも少し汚れてる 真実が知りたい 人の「こころ」のことも しあわせになろう いつかかならず 約束をしよう しあわせになろう しあわせになろう いつかかならず 約束をしよう しあわせになろう しあわせになろう いつかかならず 約束をしよう しあわせになろう | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 石川鷹彦 | 夕日が沈んでく 君の瞳の中に 浮浪雲が朱鷺色に そう悲し気な朱鷺の羽根の色に 染まり乍ら風に流れてゆく 少し風が出て来た 君の肩を抱いた 生命は何処から来てどこへ行きたいのだろう 真実が知りたい 僕らの愛のことも しあわせになろう いつかかならず 約束をしよう しあわせになろう 明日もまた陽は昇る それを疑いもせず 君と僕だけのことを考えればいいのなら それはそれでとてもしあわせに違いないけど うまく言えないけれど 心のどこかが 不安と恥ずかしさでいつも少し汚れてる 真実が知りたい 人の「こころ」のことも しあわせになろう いつかかならず 約束をしよう しあわせになろう しあわせになろう いつかかならず 約束をしよう しあわせになろう しあわせになろう いつかかならず 約束をしよう しあわせになろう |
ソフィアの鐘遠くでクリスマス・キャロルが聞こえる 君の涙に気付かないふりをしている 四谷見附橋 街路樹の枯れ葉 君は上手に 嘘をつけない 夕陽が眩しくて信号の青に しばらく気付かなかったね 二人共 神宮へ帰る 鴉が二羽三羽 黄昏ゆく師走の闇を往く ソフィアの鐘が 凩に乗って僕等を追い越してゆく 折から牡丹雪が 街灯の周りで冬の蛍になる 言葉が足りなくて君を傷つけ 言葉が過ぎて また僕も傷つき 逢魔が辻の角を曲がれば 遥か遠く君の手には届かない 春には桜吹雪の舞うはずの道で今 ミサへ向かうキャンドルの列とすれ違う 四谷見附橋 名も知らぬビルの 屋上でクレーンが揺れてる 水のない橋の底を快速電車がゆく パンタグラフの蒼い火が きれいだね 冬の花火だね きっと沢山の 悲しみをのせながら闇に咲く ソフィアの鐘が 思い出伝いに僕等を追い越してゆく 折から救急車が サイレンを鳴らしながら 赤い風になる 遠くでクリスマス・キャロルが聞こえる 君の涙に気付かないふりをしている 思い出通りの 向こう岸で ほら サヨナラが手を振る ソフィアの鐘が 凩に乗って僕等を追い越してゆく 折から牡丹雪が 街灯の周りで冬の蛍になる 遠くでクリスマス・キャロルが聞こえる 君の涙に気付かないふりをしている | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | 遠くでクリスマス・キャロルが聞こえる 君の涙に気付かないふりをしている 四谷見附橋 街路樹の枯れ葉 君は上手に 嘘をつけない 夕陽が眩しくて信号の青に しばらく気付かなかったね 二人共 神宮へ帰る 鴉が二羽三羽 黄昏ゆく師走の闇を往く ソフィアの鐘が 凩に乗って僕等を追い越してゆく 折から牡丹雪が 街灯の周りで冬の蛍になる 言葉が足りなくて君を傷つけ 言葉が過ぎて また僕も傷つき 逢魔が辻の角を曲がれば 遥か遠く君の手には届かない 春には桜吹雪の舞うはずの道で今 ミサへ向かうキャンドルの列とすれ違う 四谷見附橋 名も知らぬビルの 屋上でクレーンが揺れてる 水のない橋の底を快速電車がゆく パンタグラフの蒼い火が きれいだね 冬の花火だね きっと沢山の 悲しみをのせながら闇に咲く ソフィアの鐘が 思い出伝いに僕等を追い越してゆく 折から救急車が サイレンを鳴らしながら 赤い風になる 遠くでクリスマス・キャロルが聞こえる 君の涙に気付かないふりをしている 思い出通りの 向こう岸で ほら サヨナラが手を振る ソフィアの鐘が 凩に乗って僕等を追い越してゆく 折から牡丹雪が 街灯の周りで冬の蛍になる 遠くでクリスマス・キャロルが聞こえる 君の涙に気付かないふりをしている |
地平線ひとしずくの雨が いつか海になる そんな風に愛を育ててゆけ 地平線から朝日が昇るように 君は しあわせになれ 言葉少なに 君は大切な恋を語る 君のその唇は つつましく紅に染まる どこか眩しそうに まばたいた黒い瞳は 不安と喜びと とまどいの重なり合う色 君に贈るのは 君の中の勇気 いいかい答は いつも心の中にある はばたく鳥が蒼空に消えてゆく そんな風に君は旅立ってゆく 季節の花が静かに薫るように 君は大人になる 君はいくつかの傷を隠して強く笑う 後れ毛は風に揺れてそっと痛みをかばう どこか遠くへと耳を澄ます君に聴こえる 過去と未来とがきしむ刹那の現在そのもの 君に贈るのは 君の中の勇気 いいかい答は いつも心の中にある 山で生まれた霧がほら雲になる 悲しみもいつの日か雲になる 吹き抜ける風が季節を運ぶように 君は笑顔になれ ひとしずくの雨が いつか海になる そんな風に愛を育ててゆけ 地平線から朝日が昇るように 君は しあわせになれ | さだまさし | さだまさし | さだまさし | 渡辺俊幸 | ひとしずくの雨が いつか海になる そんな風に愛を育ててゆけ 地平線から朝日が昇るように 君は しあわせになれ 言葉少なに 君は大切な恋を語る 君のその唇は つつましく紅に染まる どこか眩しそうに まばたいた黒い瞳は 不安と喜びと とまどいの重なり合う色 君に贈るのは 君の中の勇気 いいかい答は いつも心の中にある はばたく鳥が蒼空に消えてゆく そんな風に君は旅立ってゆく 季節の花が静かに薫るように 君は大人になる 君はいくつかの傷を隠して強く笑う 後れ毛は風に揺れてそっと痛みをかばう どこか遠くへと耳を澄ます君に聴こえる 過去と未来とがきしむ刹那の現在そのもの 君に贈るのは 君の中の勇気 いいかい答は いつも心の中にある 山で生まれた霧がほら雲になる 悲しみもいつの日か雲になる 吹き抜ける風が季節を運ぶように 君は笑顔になれ ひとしずくの雨が いつか海になる そんな風に愛を育ててゆけ 地平線から朝日が昇るように 君は しあわせになれ |